JPH11254976A - 建設機械の騒音低減装置並びにこの装置に用いるカバー及び排気部 - Google Patents

建設機械の騒音低減装置並びにこの装置に用いるカバー及び排気部

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JPH11254976A
JPH11254976A JP5920798A JP5920798A JPH11254976A JP H11254976 A JPH11254976 A JP H11254976A JP 5920798 A JP5920798 A JP 5920798A JP 5920798 A JP5920798 A JP 5920798A JP H11254976 A JPH11254976 A JP H11254976A
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fan
engine
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exhaust
cover
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JP5920798A
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Seiichiro Takeshita
清一郎 竹下
Kazunori Nakamura
和則 中村
Koji Kawasaki
浩二 川崎
Yoichi Kayama
洋一 香山
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】建設機械における排気の騒音を低減させる。 【解決手段】ラジエータ、オイルクーラ等の熱交換器及
びエンジンを、ファンで生起する空気流で冷却し、前記
エンジン、熱交換器、及びファンをカバーで覆った建設
機械において、前記カバーの上面に、前記ファンの回転
軸の軸線に対し角度θをもって流出する空気流を許容し
つつ外部に排出する排気部を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建設機械の騒音低
減装置に関し、更に詳しくはラジエータ、オイルクーラ
等を冷却するファンからの排気に基づく騒音を低減する
ことができる建設機械の騒音低減装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】建設機械の旋回体後部に載置されたエン
ジン及びこのエンジンに関連する補機は、通常、エンジ
ンカバーによって覆われている。この種の建設機械のエ
ンジンカバーは、その一方に設けた吸気孔から吸気した
空気を、冷却ファンによりラジエータ、オイルクーラ等
の熱交換器に通過させた後、更にエンジンの側方を通過
させ、エンジンカバーの他方に設けた排気孔から外部に
排出しているため、前述した吸気孔から排気孔までの距
離が長くなり、空気の通過抵抗が大きいものであった。
この点を解決するために、特開平9−156384号公
報に記載されているように、エンジンカバーの上面に開
口部を設け、この開口部に排気ダクトの一端を固定し、
この排気ダクトの他端を冷却ファン後方に位置させ、ま
た前記エンジンの後方を隔壁で閉塞する構成が提案され
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来技術は、ラ
ジエータを通過した空気を、冷却ファン直後の排気ダク
トを介して外部に排出し、吸気から排気までの通過距離
を短くすることによって、空気の通過抵抗を小さくさせ
るものである。ここで、一般に、建設機械における冷却
ファンには、軸流ファンが用いられている。この軸流フ
ァンは、通常、上流側や下流側に通過抵抗となるものが
何もない状態では、上流側から下流側にファンの軸線方
向に空気流を生起するようになっている。ところが、建
設機械においては、この軸流ファンの上流側には大きな
通過抵抗となるラジエータ等が配置されまた下流側には
エンジンが配置されているため、これらが空気流入の障
害物、すなわち空気の通過抵抗体となる。その結果、こ
の軸流ファンを通過した空気は、軸流ファンの羽根の回
転に引きずられる形で、軸方向への成分のみならず遠心
方向への成分をも備えた斜流方向への流れとなり、ファ
ンの回転軸の軸線方向に対してファン回転方向にある角
度を持って流出する。しかし、上記従来技術は、この空
気流の流出角度に対する配慮が十分でなく、排気ダクト
は、その上面からみた場合、エンジンのクランク軸の軸
線と平行に配置されている。そのため、前述したファン
通過後の空気は、排気ダクトに角度を持って流入するこ
とになる。その結果、排気ダクトでの通過抵抗が大きく
なると共に、排気ダクトでの排気の衝突音・風切り音が
発生し、これらが大きな騒音となるという憾みがある。
このような騒音の発生は、近年の環境保全の観点からも
好ましいものではない。
【0004】また、上記従来技術では、ラジエータを通
過した空気はその全部が排気ダクトに流入せず、一部は
エンジンの側方から後方に流入する。このとき、エンジ
ンの後方は隔壁により閉塞されているので、その後方に
流入した流れはエンジン室内に捕捉される。その結果、
エンジン室内の温度上昇を十分に抑えることができない
という憾みがある。
【0005】本発明の第1の目的は、建設機械の排気騒
音を低減することができる建設機械の騒音低減装置並び
にこの装置に用いるカバー及び排気部を提供することに
ある。
【0006】本発明の第2の目的は、建設機械のエンジ
ン室内の温度上昇を十分に抑えることができる建設機械
の騒音低減装置並びにこの装置に用いるカバー及び排気
部を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記第1の目
的を達成するために、ラジエータ、オイルクーラ等の熱
交換器及びエンジンを、ファンで生起する空気流で冷却
し、前記エンジン、熱交換器、及びファンをカバーで覆
った建設機械において、前記カバーの上面に、前記ファ
ンの回転軸の軸線に対し角度θをもって流出する空気流
を許容しつつ外部に排出する排気部を設けたことを特徴
とする建設機械の騒音低減装置にある。建設機械におい
て、ファンの空気流でラジエータ・オイルクーラ等の熱
交換器及びエンジンを冷却する場合、これら熱交換器や
エンジンがファンの上流側又は下流側の比較的近接した
位置に配置されるため、これらがファンへの空気流入・
流出の障害物、すなわち空気の通過抵抗体となる。その
結果、ファンを通過した空気は、ファンの羽根の回転に
引きずられる形で、軸方向への成分と遠心方向への成分
を備えた斜流方向への流れとなり、ファンの回転軸の軸
線方向に対してファン回転方向にある角度θを持って流
出する。本発明においては、エンジン、熱交換器、ファ
ンを覆うカバーに排気部を設け、このような空気流を許
容しつつ外部に排出する。すなわち例えば、複数の排気
案内体で案内しつつ外部に排出したり、複数の開口で許
容しつつ外部に排出したり、開口で案内しつつ外部に排
出する。これにより、排気抵抗を小さくすることができ
るので、その排気騒音を低減することができる。
【0008】また、ラジエータ、オイルクーラ等の熱交
換器及びエンジンを、ファンで生起する空気流で冷却
し、前記エンジン、熱交換器、及びファンをカバーで覆
った建設機械において、前記カバーの上面に、前記ファ
ンの回転軸の軸線に対し角度θをもって流出する空気流
を案内しつつ外部に排出する複数の排気案内体を備えた
排気部を設けたことを特徴とする建設機械の騒音低減装
置にある。
【0009】さらに、ラジエータ、オイルクーラ等の熱
交換器及びエンジンを、ファンで生起する空気流で冷却
し、前記エンジン、熱交換器、及びファンをカバーで覆
った建設機械において、前記カバーの上面に、前記ファ
ンの回転軸の軸線に対し角度θをもって流出する空気流
を許容しつつ外部に排出する複数の開口を備えた排気部
を設けたことを特徴とする建設機械の騒音低減装置にあ
る。
【0010】また、ラジエータ、オイルクーラ等の熱交
換器及びエンジンを、ファンで生起する空気流で冷却
し、前記エンジン、熱交換器、及びファンをカバーで覆
った建設機械において、前記カバーの上面に、前記ファ
ンの回転軸の軸線に対し角度θをもって流出する空気流
を案内しつつ外部に排出する開口を備えた排気部を設け
たことを特徴とする建設機械の騒音低減装置にある。
【0011】さらに、ラジエータ、オイルクーラ等の熱
交換器及びエンジンを、ファンで生起する空気流で冷却
し、前記エンジン、熱交換器、及びファンをカバーで覆
った建設機械において、前記カバーの上面に、遠心方向
成分及び軸方向成分を備え前記ファンから斜流方向へ流
出する空気流を許容しつつ外部に排出する排気部を設け
たことを特徴とする建設機械の騒音低減装置にある。
【0012】好ましくは、上記建設機械の騒音低減装置
において、前記排気部は、前記ファンの回転軸の軸線に
対し該ファンの回転方向へ角度θをもって流出する空気
流を外部に排出する。
【0013】また好ましくは、上記建設機械の騒音低減
装置において、前記ファンは、前記エンジンのクランク
軸と略平行に配置された回転軸が、該クランク軸の動力
により駆動されるように構成されており、かつ、前記排
気部は、前記クランク軸の軸線に対し角度θをもって流
出する空気流を許容しつつ外部に排出する。
【0014】さらに好ましくは、上記建設機械の騒音低
減装置において、前記ファンは、軸流ファンである。建
設機械における冷却ファンには、軸流ファンが用いられ
ることが多く、この軸流ファンは、通常、上流側や下流
側に通過抵抗となるものが何もない状態では、上流側か
ら下流側にファンの軸線方向に空気流を生起するように
なっている。そのため、建設機械のカバーに設ける排気
孔を、主としてこの軸線方向への空気流に対応した位置
にのみ設ける場合がある。このような場合には、ファン
の回転軸の軸線方向に対して角度θを持って流出する実
際の空気流に対応できず、吸気孔から排気孔までの長い
距離によって空気通過抵抗が特に大きくなっているた
め、本発明の構成により空気通過抵抗を低減する効果を
得ることができる。
【0015】また好ましくは、上記第1及び第2の目的
を達成するために、上記建設機械の騒音低減装置におい
て、前記カバーの前記排気部以外の部分に、前記ファン
から流出する空気流の一部を外部に排出する排気孔を設
ける。ファンから流出する空気流の大部分は、ファンの
回転軸の軸線方向に対してある角度θを持って流出し、
排気部から外部に排出されるが、空気流の一部分は排気
部に流入せず、例えばエンジンの側方を通過して後方に
至る。そこで、カバーの排気部以外の部分に排気孔を設
けることにより、これを外部に排出することができる。
その結果、エンジン後方が隔壁で閉塞されている従来構
造と異なり、エンジン後方からも空気流が外部に流出す
るので、エンジン室内の温度上昇を十分に抑えることが
できる。
【0016】また本発明は、上記第1の目的を達成する
ために、ラジエータ、オイルクーラ等の熱交換器及びエ
ンジンを、ファンで生起する空気流で冷却し、前記エン
ジン、熱交換器、及びファンをカバーで覆った建設機械
において、前記カバーの上面に、前記ファンの回転軸の
軸線に対し角度θをもって流出する空気流を許容しつつ
外部に排出する排気部を設けたことを特徴とする建設機
械の騒音低減用のカバーにある。
【0017】さらに本発明は、上記第1の目的を達成す
るために、ラジエータ、オイルクーラ等の熱交換器及び
エンジンを、ファンで生起する空気流で冷却し、前記エ
ンジン、熱交換器、及びファンをカバーで覆った建設機
械において、前記カバーの上面に設けられ、前記ファン
の回転軸の軸線に対し角度θをもって流出する空気流を
案内しつつ外部に排出する複数の排気案内体を有するこ
とを特徴とする建設機械の騒音低減用の排気部にある。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明を油圧ショベルに適
用した場合の実施の形態を図面を用いて説明する。ま
ず、本発明の実施の形態を図1乃至図5により説明す
る。
【0019】図1は、本発明を適用する油圧ショベルを
示すもので、この図1において、1は走行体、2は走行
体1上に旋回可能に設けた旋回体、3は旋回体2の前方
左側に設けた運転室、4は前記旋回体2上に横置きに配
置したエンジン装置、5は前記旋回体2の後部に設けた
カウンタウェイト、6は前記旋回体2の前部に設けら
れ、ブーム6a、アーム6b及びバケット6cからなる
多関節型のフロント装置である。
【0020】前記の走行体1は、左右に無限軌道履帯1
aを備えている。この無限軌道履帯1aは、それぞれ走
行用のモータ1bの駆動力によって駆動される。前記運
転室3、エンジン装置4、カウンタウェイト5及び多関
節型のフロント装置6等を備えた旋回体2は、旋回体2
の中心部に設けた旋回用のモータ(図示せず)により前
記走行体1に対して旋回される。前記の多関節型のフロ
ント装置6を構成するブーム6a、アーム6b及びバケ
ット6cは、それらにそれぞれ付設した各シリンダ7
a、7b、7cによって駆動動作される。前述したシリ
ンダ7a、7b、7c、旋回モータ、走行用のモータ1
b等の駆動機器(アクチュエータ)は、公知の油圧駆動
装置と同様に、運転室3内の操作者によって操作される
操作レバーの操作に応動して、エンジン8(後述)で駆
動される油ポンプ18(後述)からの圧油を制御する制
御弁装置(図示せず)からの圧油により駆動される。
【0021】図2は本発明の騒音低減装置の一実施の形
態を備えたエンジン装置4の外観構造を表す拡大斜視図
であり、図3は本発明の騒音低減装置の一実施の形態を
備えたエンジン装置4の内部構造を表す図2中III−III
断面による縦断面図であり、これらの図2及び図3にお
いて、図1と同符号のものは同一部分を示す。
【0022】図2及び図3において、8は旋回体2の基
礎下部構造をなすメインフレーム9上に振動減衰装置1
0を介して設置されたエンジン、11はエンジン8のク
ランク軸、12はベルト13を介してクランク軸11に
連結された補助回転軸、14は補助回転軸12に設けた
冷却ファンで、この冷却ファン14には通常のこの種の
建設機械のエンジン装置と同様、軸流ファンが用いられ
ている。前述した補助回転軸12の他方には、後述する
ラジエータにエンジン冷却水を循環させる水ポンプ(図
示せず)が連結されている。15は前記冷却ファン14
の前段(上流側)に配置した熱交換器で、この熱交換器
15はエンジン8の冷却水が循環供給されているラジエ
ータ、油ポンプ18(後述)から前記アクチュエータに
供給された油を冷却するオイルクーラ、また必要に応じ
てエンジン8への燃焼用空気を予冷するために設置され
るインタークーラ、エアコンのコンデンサで構成され
る。16は熱交換器15の上方を塞ぐ仕切部材、17は
熱交換器15の下流側に固定されたシュラウド、18は
エンジン8に連結されその駆動力によって駆動される油
ポンプ、19はエンジン8の排気ガスが導かれてその消
音を行うマフラ、20はマフラ19の排気ガス管、21
はエンジンの上部に固定されたマフラカバーで、このマ
フラカバー21は油ポンプ18からエンジン8側への油
の飛散を防止するものである。
【0023】22は旋回体2に設けられた側面カバー、
23は側面カバー22上に開閉可能に設けたメンテナン
ス用の開閉カバーであり、これら側面カバー22及び開
閉カバー23が、エンジン8、冷却ファン14、熱交換
器15、油ポンプ18、マフラ19等を覆うためのカバ
ーを構成している。開閉カバー23の一方側には、図3
に示すようにヒンジ24によって側面カバー22に連結
され、開閉カバー23の他方にはその開閉側を側面カバ
ー22に掛け止めするための係止具25が設けられてい
る。前述した側面カバー22及び開閉カバー23の熱交
換器15側には、それぞれ吸気孔26、27が設けら
れ、また側面カバー22及び開閉カバー23の油ポンプ
18側には、冷却ファン14から流出する空気流のうち
排気部31(後述)から排気される以外の部分を外部に
排出する排気孔28、29がそれぞれ設けられている。
30は開閉カバー23の上面に設けた排気ガス管貫通孔
である。
【0024】31は、前記冷却ファン14から流出する
空気流を案内しつつ外部に排出するための排気部であ
る。図4はこの排気部31の詳細構造を表す図3中IV−
IV矢視上面図であり、図5は排気部31の詳細構造を表
す図4中V−V断面による横断面図である。これら図4
及び図5に示すように、排気部31は、前記冷却ファン
14の後端とエンジン8の前部との間に対応する開閉カ
バー23の上面に設けられており、開閉カバー23に形
成された略長方形の開口32と、この開口32に取り付
けられた固定用鍔33と、この固定用鍔33と一体的に
構成されている排気案内体取付枠34と、この排気案内
体取付枠34に取り付けた複数の排気案内体35とで構
成されている。前述した固定用鍔33は、溶接又はボル
ト等の手段によって開閉カバー23に接合されることに
より固定されている。
【0025】前記排気案内体35は、図4に示すよう
に、冷却ファン14の回転軸である補助回転軸12の軸
線(エンジン8のクランク軸11の軸線にも相当)Xに
対して角度θをもって流出する空気流E(後に詳述)と
ほぼ直交するように配置されている。なお、排気案内体
35は、図4及び図5に示すように略板状の部材である
が、比較的軽量の材料で構成することにより、作業中に
おいて比較的大きな振動にさらされた場合でも破損が防
止されるようになっている。
【0026】次に、前述した本発明の騒音低減装置の一
実施の形態の動作を説明する。エンジン8を駆動する
と、図3に示すようにエンジン8のクランク軸11の回
転がベルト13を介して補助回転軸12に伝達され、補
助回転軸12が回転する。この補助回転軸12の回転に
より、冷却ファン14が回転する。この冷却ファン14
の回転により、吸気孔26、27から空気が吸入され
て、熱交換器15を冷却する。そして、熱交換器15を
通過した空気は、冷却ファン14に流入する。
【0027】ここで、この冷却ファン14は前述のよう
に軸流ファンである。一般に、軸流ファンは、ファンの
前後に空気の通過抵抗となるものが何もない場合は、通
常の回転数(例えば定格回転数)で回転させると、空気
がファン回転軸の軸線と平行に流れるようになってい
る。しかし、本実施形態では、前述のように冷却ファン
14の前段に熱交換器15等が、また後段にエンジン8
等が比較的密接して配置されており、これらが空気の流
入・流出の障害物、すなわち空気の通過抵抗体となる。
その結果、冷却ファン14から流出する空気の大部分
は、エンジン8側からみて反時計まわり(図3の矢印参
照)へのファンの羽根の回転に引きずられる形で、軸方
向への成分と遠心方向への成分を備えた斜流方向への空
気流Eとなり、冷却ファン14の回転軸である補助回転
軸12の軸線Xに対しファン回転方向に角度θを持って
流出するという知見を本願発明者等は得た。またこのと
きの角度は、通常の油圧ショベルの掘削動作に対応する
エンジン回転数(例えば2000rpm程度)において
は、θ=30°〜45°程度であることも本願発明者等
は確認した。本実施形態においては、前述したように、
排気部31において、排気案内体35が空気流Eの方向
とほぼ直交するように配置されていることにより、この
ような斜流方向への空気流Eを案内しつつ積極的に排出
することができるので、少ない排気抵抗でこの空気流を
外部に排出することができる。その結果、排気騒音を低
減することができる。また、冷却ファン14へ余分な負
荷が加わらなくなるため、熱交換器15、エンジン8等
の機器の冷却効果も向上させることができる。さらに、
これによって冷却ファン14の回転数を低くしたり、あ
るいは冷却ファン14の直径を小さくしても同一の冷却
効果を確保できるので、冷却ファン14の回転騒音を小
さくすることもできる。
【0028】一方、冷却ファン14から流出する空気の
一部分は、空気流E以外の空気流Fとして、排気部31
へと向かうことなくエンジン8及び油ポンプ18等を冷
却して、排気孔28、29から外部に放出される。この
ように、排気部31以外に排気孔28、29を設けるこ
とにより、エンジン後方が隔壁で閉塞されている従来構
造と異なり、エンジン後方からも空気流Fを外部に放出
することができるので、側面カバー22、開閉カバー2
3内の空間(いわゆるエンジン室)内の温度上昇を十分
に抑制することができる。
【0029】図6は、本発明の騒音低減装置の他の実施
の形態を備えたエンジン装置4の外観構造を表す斜視図
を、図7は本発明の騒音低減装置の他の実施の形態に備
えられた排気部の構造を表す上面図を、図8は図7中VI
II−VIII断面による横断面図を示すものであり、これら
の図において図1乃至図5に示す符号と同符号のものは
同一部分または相当する部分を示す。この実施の形態に
おける排気部31では、図6及び図7に示すように、略
長方形の開口32が、その短辺が補助回転軸12の軸線
(エンジン8のクランク軸11の軸線)Xに対してファ
ン回転方向に角度θをなすように設けられ、この開口3
2に取り付けられた固定用鍔33及び排気案内体取付枠
34に対し、その長手方向に沿うように複数の排気案内
体35が並置されている。これにより、図1乃至図5の
実施形態と同様、排気案内体35は、冷却ファン14の
回転軸である補助回転軸12の軸線Xに対して角度θを
もって流出する空気流Eとほぼ直交するようになってい
る。
【0030】この実施の形態によれば、前述した本発明
の一実施の形態と同様に角度θをもって流出する空気の
排気抵抗を小さくすることができるので、その排気騒音
を低減できる効果を得る。また、本発明の一実施の形態
に比べて、複数の排気案内体35をすべて同一形状とで
きるるとともに、設置枚数を少なくすることができるの
で、コストダウンを図ることができ、排気案内体取付枠
34への取付作業が簡単であるという効果もある。
【0031】なお、前述した本発明の実施の形態では、
開閉カバー23の上面に設けた開口32に、固定用鍔3
3及び排気案内体取付枠34と、複数の排気案内体35
とを取り付けて排気部31を構成したが、これに限られ
ない。すなわち、開閉カバー23は通常、一枚板からプ
レス成形により形成されるが、この開閉カバー23のプ
レス成形時に固定用鍔33及び排気案内体取付枠34に
相当する部分を一体に形成しておき、この部分に複数の
排気案内体35を取り付けるようにしても良い。この場
合、排気部31の製作時間やコストを削減することがで
きる。
【0032】図9は、本発明の騒音低減装置のさらに他
の実施の形態を備えたエンジン装置4の斜視図を示すも
ので、この図9において図2乃至図6に示す符号と同符
号のものは同一部分または相当する部分を示す。この実
施の形態における排気部31は、前記冷却ファン14の
後端とエンジン8の前部との間に対応する開閉カバー2
3の上面に、冷却ファン14の回転軸である補助回転軸
12の軸線(エンジン8のクランク軸11の軸線)Xに
対してファン回転方向に角度θをもって流出する空気流
Eを許容する開口36を複数設けて構成している。すな
わち、比較的小さな略長方形形状の開口36の軸線の向
き(=長辺の向き)を、軸線Xに対してファン回転方向
に角度θをなす方向になるように形成している。ここ
で、開閉カバー23は、通常、一枚板からプレス成形に
より形成されるが、これら複数の開口36は、そのプレ
ス成形時に同時に形成することができる。
【0033】この実施の形態によれば、前述した本発明
の実施の形態と同様に角度θをもって流出する空気の排
気抵抗を小さくすることができるので、その排気騒音を
低減できる効果を得る。また、前述した本発明の実施の
形態では、排気部31設置のために排気案内体35や排
気案内体取付枠34といった部品が新たに必要であり部
品点数を増加させることとなっていたが、この実施形態
ではこのような部品点数の増加を招くことなく排気部3
1を構成できるという効果もある。
【0034】なお、この実施の形態においては、開口3
6の長方形長辺の向きを軸線Xに対してファン回転方向
に角度θをなす方向にしたが、これに限られず、軸線X
と平行に設けても良い。この場合も、図9のように例え
ば十分に小さい開口36を十分に多数設けることで、軸
線Xに対してファン回転方向に角度θをもって流出する
空気流Eを許容することができる。また、この実施の形
態においては、開口36を開閉カバー23の上面の横手
方向(油圧ショベルの前後方向、図9参照)略全長に亘
って設けたが、開閉カバー23の上面の横手方向半分、
すなわちカウンタウェイト5側の半分にのみ設けてもよ
い。さらにカウンタウェイト5側の半分に開口部を設け
られない場合には、開閉カバー23の上面の運転室3側
に設けてもよい。
【0035】図10及び図11は、本発明の騒音低減装
置の他の実施の形態を備えたエンジン装置4の内部構造
を表す縦断面図及び図10中XI−XI矢視上面図であり、
これら図10及び図11において図3に示す符号と同符
号のものは同一部分または相当する部分を示す。この実
施の形態における排気部31は、図10に示すように開
閉カバー23の上面に設けた開口37と、一端が冷却フ
ァン14の後方の上部に臨むように他端を前記開口37
に固定した排気ダクト38とで構成している。前記の開
口37は、図11に示すように、上部からみた形状が略
平行四辺形状であり、短辺の向きが、冷却ファン14の
回転軸である補助回転軸12の軸線(エンジン8のクラ
ンク軸11の軸線)Xに対してファン回転方向に角度θ
をなす方向になるように斜めに形成されているととも
に、その配置位置も、開閉カバー23の上面において軸
線Xよりもカウンタウェイト5側にずれている。これに
応じて、排気ダクト38も、その軸線が、軸線Xに対し
てファン回転方向に角度θをなすように配置されてい
る。その結果、これら排気ダクト38及び開口37はそ
れぞれ、軸線Xに対してファン回転方向に角度θをもっ
て流出する空気流Eを案内しつつ外部に排出するように
なっている。
【0036】この実施の形態によれば、前述した本発明
の実施の形態と同様に角度θをもって流出する空気の排
気抵抗を小さくすることができるので、その排気騒音を
低減できる効果を得る。また、1つの大きな開口部37
と排気ダクト38からなる簡素な構成であるので、排気
部31の製作性を著しく向上させることができる。
【0037】なお、上述の実施の形態においては、側面
カバー22上に開閉カバー23を備えた例について説明
したが、本発明は開閉カバー23を固定カバーに一体化
したカバー構造にも適用することができる。
【0038】
【発明の効果】本発明によれば、ファンによって生起さ
れた角度θをもって流出する空気の流れ、すなわち斜流
方向の流れを、カバー上面に設けた排気部によって排気
抵抗を小さくして外部に排出することができるので、そ
の騒音を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した油圧ショベルの外観を示す斜
視図である。
【図2】本発明の騒音低減装置の一実施の形態を備えた
エンジン装置の外観構造を表す拡大斜視図である。
【図3】図2に示す本発明の騒音低減装置の一実施の形
態を備えたエンジン装置の内部構造を表す図2中III−I
II断面による縦断面図である。
【図4】図3に示す本発明の騒音低減装置を構成する排
気部の詳細構造を表す図3中IV−IV矢視上面図である。
【図5】図4に示す本発明の騒音低減装置を構成する排
気部の詳細構造を表す図4中V−V断面による横断面図
である。
【図6】本発明の騒音低減装置の他の実施の形態を備え
たエンジン装置の外観構造を表す斜視図である。
【図7】図6に示す本発明の騒音低減装置を構成する排
気部の詳細構造を表す上面図である。
【図8】図7に示す本発明の騒音低減装置を構成する排
気部の詳細構造を表す図7中VIII−VIII断面による横断
面図である。
【図9】本発明の騒音低減装置のさらに他の実施の形態
を備えたエンジン装置の外観構造を表す斜視図である。
【図10】本発明の騒音低減装置の他の実施の形態を備
えたエンジン装置の内部構造を表す縦断面図である。
【図11】図10に示す本発明の騒音低減装置の他の実
施の形態を構成する排気部近傍の構造を表す図10中XI
−XI矢視上面図である。
【符号の説明】
15…熱交換器、8…エンジン、11…クランク軸、1
2…補助回転軸(ファンの回転軸)、14…冷却ファン
(ファン)、22…固定カバー(カバー)、23…開閉
カバー(カバー)、28…排気孔、29…排気孔、31
…排気部、32…開口、33…固定用鍔、34…排気案
内体取付枠、35…排気案内体、36…開口(複数の開
口)、37…開口、38…排気ダクト。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI F01P 11/10 F01P 11/12 J 11/12 B62D 25/10 L (72)発明者 香山 洋一 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機株 式会社土浦工場内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ラジエータ、オイルクーラ等の熱交換器及
    びエンジンを、ファンで生起する空気流で冷却し、前記
    エンジン、熱交換器、及びファンをカバーで覆った建設
    機械において、 前記カバーの上面に、前記ファンの回転軸の軸線に対し
    角度θをもって流出する空気流を許容しつつ外部に排出
    する排気部を設けたことを特徴とする建設機械の騒音低
    減装置。
  2. 【請求項2】ラジエータ、オイルクーラ等の熱交換器及
    びエンジンを、ファンで生起する空気流で冷却し、前記
    エンジン、熱交換器、及びファンをカバーで覆った建設
    機械において、 前記カバーの上面に、前記ファンの回転軸の軸線に対し
    角度θをもって流出する空気流を案内しつつ外部に排出
    する複数の排気案内体を備えた排気部を設けたことを特
    徴とする建設機械の騒音低減装置。
  3. 【請求項3】ラジエータ、オイルクーラ等の熱交換器及
    びエンジンを、ファンで生起する空気流で冷却し、前記
    エンジン、熱交換器、及びファンをカバーで覆った建設
    機械において、 前記カバーの上面に、前記ファンの回転軸の軸線に対し
    角度θをもって流出する空気流を許容しつつ外部に排出
    する複数の開口を備えた排気部を設けたことを特徴とす
    る建設機械の騒音低減装置。
  4. 【請求項4】ラジエータ、オイルクーラ等の熱交換器及
    びエンジンを、ファンで生起する空気流で冷却し、前記
    エンジン、熱交換器、及びファンをカバーで覆った建設
    機械において、 前記カバーの上面に、前記ファンの回転軸の軸線に対し
    角度θをもって流出する空気流を案内しつつ外部に排出
    する開口を備えた排気部を設けたことを特徴とする建設
    機械の騒音低減装置。
  5. 【請求項5】ラジエータ、オイルクーラ等の熱交換器及
    びエンジンを、ファンで生起する空気流で冷却し、前記
    エンジン、熱交換器、及びファンをカバーで覆った建設
    機械において、 前記カバーの上面に、遠心方向成分及び軸方向成分を備
    え前記ファンから斜流方向へ流出する空気流を許容しつ
    つ外部に排出する排気部を設けたことを特徴とする建設
    機械の騒音低減装置。
  6. 【請求項6】請求項1〜5のいずれか1項記載の建設機
    械の騒音低減装置において、前記排気部は、前記ファン
    の回転軸の軸線に対し該ファンの回転方向へ角度θをも
    って流出する空気流を外部に排出することを特徴とする
    建設機械の騒音低減装置。
  7. 【請求項7】請求項1〜5のいずれか1項記載の建設機
    械の騒音低減装置において、前記ファンは、前記エンジ
    ンのクランク軸と略平行に配置された回転軸が、該クラ
    ンク軸の動力により駆動されるように構成されており、
    かつ、前記排気部は、前記クランク軸の軸線に対し角度
    θをもって流出する空気流を許容しつつ外部に排出する
    ことを特徴とする建設機械の騒音低減装置。
  8. 【請求項8】請求項1〜5のいずれか1項記載の建設機
    械の騒音低減装置において、前記ファンは、軸流ファン
    であることを特徴とする建設機械の騒音低減装置。
  9. 【請求項9】請求項1〜5のいずれか1項記載の建設機
    械の騒音低減装置において、前記カバーの前記排気部以
    外の部分に、前記ファンから流出する空気流の一部を外
    部に排出する排気孔を設けたことを特徴とする建設機械
    の騒音低減装置。
  10. 【請求項10】ラジエータ、オイルクーラ等の熱交換器
    及びエンジンを、ファンで生起する空気流で冷却し、前
    記エンジン、熱交換器、及びファンをカバーで覆った建
    設機械において、 前記カバーの上面に、前記ファンの回転軸の軸線に対し
    角度θをもって流出する空気流を許容しつつ外部に排出
    する排気部を設けたことを特徴とする建設機械の騒音低
    減用のカバー。
  11. 【請求項11】ラジエータ、オイルクーラ等の熱交換器
    及びエンジンを、ファンで生起する空気流で冷却し、前
    記エンジン、熱交換器、及びファンをカバーで覆った建
    設機械において、 前記カバーの上面に設けられ、前記ファンの回転軸の軸
    線に対し角度θをもって流出する空気流を案内しつつ外
    部に排出する複数の排気案内体を有することを特徴とす
    る建設機械の騒音低減用の排気部。
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