JPH11253864A - 走行する材料ウェブに液状又はペ―スト状のコ―ティング媒体を直接又は間接的に塗被する装置及び該装置を運転する方法 - Google Patents

走行する材料ウェブに液状又はペ―スト状のコ―ティング媒体を直接又は間接的に塗被する装置及び該装置を運転する方法

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JPH11253864A
JPH11253864A JP11007935A JP793599A JPH11253864A JP H11253864 A JPH11253864 A JP H11253864A JP 11007935 A JP11007935 A JP 11007935A JP 793599 A JP793599 A JP 793599A JP H11253864 A JPH11253864 A JP H11253864A
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JP11007935A
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Martin Dr Kustermann
クスターマン マーティン
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Voith Sulzer Papiertechnik Patent GmbH
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    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
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    • D21H23/00Processes or apparatus for adding material to the pulp or to the paper
    • D21H23/78Controlling or regulating not limited to any particular process or apparatus
    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21HPULP COMPOSITIONS; PREPARATION THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASSES D21C OR D21D; IMPREGNATING OR COATING OF PAPER; TREATMENT OF FINISHED PAPER NOT COVERED BY CLASS B31 OR SUBCLASS D21G; PAPER NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • D21H23/02Processes or apparatus for adding material to the pulp or to the paper characterised by the manner in which substances are added
    • D21H23/22Addition to the formed paper
    • D21H23/32Addition to the formed paper by contacting paper with an excess of material, e.g. from a reservoir or in a manner necessitating removal of applied excess material from the paper

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  • Paper (AREA)
  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 走行する材料ウェブに液状又はペースト状の
コーティング媒体を直接又は間接的に塗被する装置を運
転する方法を改良して、障害ファクタが発生した場合で
も、コーティング結果におけるエラーの迅速な修正を可
能にし、ひいては使用不能な材料をわずかで済ますこと
ができるようにする。 【解決手段】 実際のコーティング結果と所望のコーテ
ィング結果との間における偏差を修正するために、アプ
リケータユニット10の少なくとも1つの運転パラメー
タを、材料ウェブ14を走行させながら、偏差確認前に
運転パラメータが有していたパラメータ出力値から、短
時間かつ所望とあらば繰り返し調節して、次いで少なく
ともほぼ再び前記パラメータ出力値に戻す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、走行する材料ウェ
ブ、特にペーパ又はボール紙もしくは厚紙に液状又はペ
ースト状のコーティング媒体を直接又は間接的に塗被す
る装置を運転する方法であって、アプリケータユニット
を用いて材料ウェブにコーティング媒体の層をコーティ
ングし、次いでコーティング結果を所望のコーティング
結果からの偏差に関して検査し、偏差が確認された場合
には偏差を修正するために、アプリケータユニットの少
なくとも1つの運転パラメータに影響を与える形式の方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】紙製造工業において、未加工のペーパウ
ェブにコーティング又はにかわを施す場合、コーティン
グ媒体はマイクロメータ領域における層厚で塗被され
る。コーティング媒体はにかわ、でんぷん物質、顔料媒
体又は適正なコーティングインキである。この場合、紙
製造者の顧客及びエンドユーザが紙に対して望む要求を
満たすためには、ペーパウェブにコーティングされる層
が横方向においても縦方向においても均一なプロフィー
ルを有していることが極めて重要である。コーティング
される層の厚さや品質に対しては、多くのファクタが影
響を与える。したがって当然、10mまで又はそれ以上
の製造されるペーパウェブの通常の幅では、2000m
/minまでの又はそれ以上の通常の機械速度におい
て、ひいては大型のペーパ製造機械において、コーティ
ング結果に不都合な影響を及ぼす数多くの障害ファクタ
の発生することがある。このような障害ファクタとして
は例えば、機械構成成分の温度に起因する変形、ドクタ
エレメントの機械的な摩耗、トーコーティング媒体の粘
稠性の変動、汚染などが挙げられる。これらの障害ファ
クタをコントロールできるようにするために、今日のペ
ーパ製造設備には洗練されたセンサ装置が設けられてお
り、これらのセンサ装置は、製造経路の複数箇所におい
て測定値を取り出し、これらの測定値に基づいて、制御
センタ通常はプロセス計算機が、適宜な調節部材を制御
し、これらの調節部材を介して機械の個々の運転パラメ
ータに所望の影響を与えることができるようになってい
る。例えばこの場合通常は、コーティングされた材料ウ
ェブにおいてコーティング層の実際横方向プロフィール
(Ist-Querprofil)が測定技術的に検出され、コーティ
ング横方向プロフィールに不均一性がある場合には、ド
クタエレメントの圧着圧及び/又は当付け角度が、調節
ねじ又はハイドロリック式のアクチュエータを介して調
整される。
【0003】コーティング結果におけるエラーつまり所
望のコーティング結果からの偏差を排除するための従来
のすべての解決策において、以下のことが共通である。
すなわち従来の解決策では、調整の形式に応じて単数又
は複数の運転パラメータが、確認されたエラーに関連し
て、エラーを連続的に減じるように次第に調節され、つ
まりコーティング結果におけるエラーがもはや観察され
なくなるまでの間、調節される。この場合単数又は複数
の運転パラメータはその新たに調節された値に留まり、
この調節された値は、場合によっては新たに別のエラー
が観察されてこのエラーが運転パラメータのさらなる調
節を強いるまで、維持される。このような動作形式は有
利であり、かつ調整技術のよく知られている原理に相当
する。
【0004】しかしながら製造経過においては時々、コ
ーティング結果に対する不都合な影響を、単数又は複数
の運転パラメータを連続的に後調整することによっては
排除することができないような障害ファクタが発生す
る。例えば汚れ粒子、使用されたコーティング媒体の凝
固物、糸屑、塵埃粒子、又はペーパウェブから剥がれた
パルプ繊維が、ペーパ製造器のアプリケータユニットに
おける露出箇所、例えばフリージェット式アプリケータ
のノズル間隙又はドクタブレードに固着した場合に、こ
れに起因する、コーティング結果における損傷は、相応
なパラメータを徐々に調節することによって簡単に修正
することができない。特に、このような損傷もしくは不
都合を短時間で修正することは、しばしば不可能であ
り、したがって使用不能なペーパが大量に無駄になるこ
とを計算に入れねばならない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ゆえに本発明の課題
は、冒頭に述べた形式の方法を改良して、上に述べたよ
うに障害ファクタが発生した場合でも、コーティング結
果におけるエラーの迅速な修正を可能にし、ひいては使
用不能な材料をわずかで済ますことができるようにする
ことである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、本発明の方法では、偏差を修正するためにアプリケ
ータユニットの少なくとも1つの運転パラメータを、材
料ウェブを走行させながら、偏差確認前に運転パラメー
タが有していたパラメータ出力値から、短時間かつ所望
とあらば繰り返し調節して、次いで少なくともほぼ再び
前記パラメータ出力値に戻すようにした。
【0007】
【発明の効果】本発明による解決策では、運転パラメー
タがそのパラメータ出力値から調節される場合に、修正
されるエラーに対して著しく増大されたエラーを短時間
甘受することになる。この場合このパラメータ出力値か
らの調節自体は、確認された偏差を減じるため及び目標
状態に接近させるために働くものではなく、単に障害フ
ァクタの除去を可能にしようとするものであり、その結
果、次いで運転パラメータが本来の値に戻った場合に、
このような障害ファクタによって生ぜしめられたコーテ
ィング結果におけるエラー箇所はもはや観察することが
できない。適宜な運転パラメータ、例えばドクタエレメ
ントの圧着圧、コーティングされる媒体の流れ圧、コー
ティング媒体のための流出開口の開口横断面等を、十分
に強く調節することによって、例えば汚れ粒子、糸屑又
は凝固物を押し流すことができ、そしてコーティング媒
体は再び材料ウェブの全幅にわたって障害なしにコーテ
ィング媒体に塗被されることができる。確かに、運転パ
ラメータの短時間の調節によって生ぜしめられる材料ウ
ェブのエラーコーティングは、ある程度の欠陥品を生ぜ
しめる。しかしながらこれによって迅速なエラー解消が
可能であるので、生じる欠陥品の量は、徐々に運転パラ
メータを目標状態に集中させるように調整される調整方
法に比べて、明らかに少ない。所望の運転パラメータの
短時間の調節というのは、例えば十分の数秒の調節時間
や、数秒間の調節時間と見なすことができる。特に頑固
な汚れの場合には、相応に長い調節時間の必要になるこ
とがある。いずれにせよ運転パラメータは次いで再び実
質的にその本来の値に戻され、このことは本発明による
方法を従来公知の方法から際だたせている。偏差の修正
は材料ウェブを走行させながら行われるので、製造コス
トの高騰につながる運転停止は必要ない。
【0008】運転パラメータをそのパラメータ出力値に
戻すと共に、所望のコーティング結果が調節されるま
で、待つことも可能である。したがって本発明による運
転方法の別の構成では、運転パラメータをその調節後
に、少なくとも減じられた偏差の確認に関連して再びパ
ラメータ出力値に戻すようにした。このようにすると、
コーティング結果において確認された偏差の原因を完全
かつ確実に排除することができる。
【0009】本発明の択一的な別の方法では、運転パラ
メータをその調節後に、少なくとも減じられた偏差の確
認とは無関係に再びパラメータ出力値に戻すようにし
た。この場合特に、運転パラメータをその調節後に、所
定の時間経過後に再びパラメータ出力値に戻すことが可
能である。この方法では、運転パラメータが再び戻され
る前に、運転パラメータの調節によって既に所望の結果
が得られるのか否かは、検査されない。必要とあらば、
1回の調節によって所望の結果が得られなかった場合に
は、運転パラメータの調節を繰り返す必要がある。
【0010】本発明による運転方法の別の有利な構成で
は、コーティング結果を検査するために材料ウェブを、
コーティングされた層におけるコーティングエラーゾー
ン、つまりコーティング媒体がまったくか又は不十分な
量しかコーティングされていないゾーンの有無に関して
検査するようにした。このようなコーティングエラーゾ
ーンは、例えばフリージェット式アプリケータにおい
て、該アプリケータの噴射ノズルが固い粒子によって局
部的に閉塞された場合に、材料ウェブの走行方向に沿っ
て延びる縞模様として発生する。このような縞状のゾー
ンにおいては、材料ウェブにほとんどインキが塗被され
ておらず、したがって縞模様の長さに相当する材料ウェ
ブ部分は使用不能であり、不良品として扱わねばならな
い。また、このような縞状のコーティングエラーゾーン
によって、材料ウェブの走行方向において後置されたド
クタ装置例えばドクタブレードは、コーティングされて
いない乾燥した地に基づいて、過剰に熱くなり、いわば
局部的に燃え尽きて、早期に摩耗してしまう。このよう
な理由から、コーティングされた材料ウェブにおいて縞
模様を迅速に確認することは極めて重要である。
【0011】コーティングされた材料ウェブを検査する
ためには、種々異なった動作形式が考えられる。多くの
コーティング形式において、コーティング結果は、例え
ばベータビームような放射線源を用いて作業を行うセン
サ装置を用いて検出される。このような測定装置を用い
て、コーティング結果のわずかな不均一性をも測定技術
的に検出することができる。しかしながら、特に縞模様
を認識するため、つまり、コーティング媒体がまったく
又は極めてわずかしか塗被されなかった材料ウェブにお
ける縞状の縦長ゾーンを検出するためには、本発明によ
る運転方法では、材料ウェブを光学式にもしくは視覚的
に検査することが有利である。そこで本発明による有利
な運転方法では、材料ウェブを操作員が視覚的に検査
し、コーティングされた層においてコーティングエラー
ゾーンが確認された場合には、操作員が調節を行い、か
つ所望とあらば次いで少なくとも1つの運転パラメータ
を戻すようにした。縞状のコーティングエラーゾーンを
肉眼で検出することは特に次の場合、すなわち、地の色
つまり未加工の材料ウェブの色とコーティング媒体の色
とが互いに異なっている場合、つまり例えば使用される
色が坦体ペーパよりも白い場合に、可能である。この場
合、ペーパのエラーコーティングを迅速に肉眼で認識し
て修正を施すことは、操作員にとっても難なく可能であ
る。しかしながらまた、色の似た又はほぼ無色のコーテ
ィング媒体によって材料ウェブをコーティングする場合
にも、注意深くかつ正確に観察する場合には、コーティ
ングプロフィールにおける縞模様を同様に肉眼で認識す
ることができる。
【0012】操作員がエラーを含むコーティングを確認
すると、操作員は少なくとも1つの運転パラメータを手
によって調節し、この際に操作員はアプリケータユニッ
トの機械的な成分に直接修正を加え、例えば調節ねじを
回転させたり又は噴射ノズルの壁を開放旋回及び閉鎖旋
回させることができる。しかしながらまた、監視兼制御
センタから、ボタンを押すこと又はスライドコントロー
ラ又は回転コントローラを調節することによって、アプ
リケータユニットの個々の運転パラメータに影響を与え
ることも可能であり、この場合には例えばマイクロプロ
セッサである制御ユニットは相応な調節信号をアプリケ
ータユニットの調節部材に送る。このようにして例えば
ハイドロリック式のアクチュエータのようなアクチュエ
ータによって、フリージェット式アプリケータのノズル
間隙の開口幅は、局部的に及び/又は統一的に変化させ
ることができる。
【0013】エラー認識が操作員に任されている場合に
は、使用不能な材料の量は、どれだけ早く操作員がエラ
ーに気づいてそれに反応するかによって、左右される。
つまりこの場合作業時における操作員の注意深さが基準
であり、したがって注意深さは集中力が弱まることによ
って低下してしまうので、場合によってはエラー回避ま
でに長い時間が経過することがある。したがって操作員
の負荷を軽減するために、本発明の別の有利な方法で
は、材料ウェブを光学式の測定装置を用いて検査し、次
いで該測定装置の測定データをコーティングエラーゾー
ンの有無に関して評価するようにした。有利な測定原理
としては、コーティングされた材料ウェブにおける不透
明度測定及び反射測定が挙げられる。透明度検査とも呼
ぶことができる不透明度測定の場合には、コーティング
された材料の光に対する透過性がどれだけ高いが、確認
される。これによって、コーティング媒体がまったく又
は極めてわずかしか塗被されていない箇所における材料
ウェブの光透過性が、適正にコーティングされた箇所に
おける光透過性と異なっていることが、簡単に分かる。
不透明度の違いは、センサ装置を用いて、材料ウェブの
片側における送光器と材料ウェブの他方の側における受
光器とによって測定技術的に検出することができる。反
射測定の場合には、材料ウェブの適正に塗被された領域
は、コーティングされた層におけるエラー箇所とは異な
った光反射特性を示す。この場合測定装置は、材料ウェ
ブの同じ側における送光エレメントと受光エレメントと
によって検出される。
【0014】本発明の別の方法では、測定装置において
準備された測定データを、所望とあらば適宜な処理を行
った後で、表示装置によって表示し、次いで操作員によ
って評価させ、コーティングされた層においてコーティ
ングエラーゾーンが確認された場合には操作員自身が、
調節を行い、かつ所望とあらば次いで少なくとも1つの
運転パラメータを戻すようにした。例えば、得られた測
定データを、グラフィックの形で制御センタのモニタに
表示することが可能である。操作員が、モニタに表示さ
れた測定結果を、コーティングされた層に不都合なコー
ティングエラーゾーンが存在すると解釈すると、操作員
は必要な修正処置を導入し、これらの修正処置は、アプ
リケータユニットの機械的な構成成分に対する手による
直接的な操作であってもよいし、又は制御センタからの
操作動作であってもよい。本発明による運転方法のこの
構成において既に、コーティングされた材料ウェブの、
肉眼による間違いの起こりやすい面倒な検査から、操作
員を解放することができ、しかも効果を高めることがで
きるが、しかしながらこの場合エラー排除までの時間
は、表示された測定結果が操作員によってどれだけ注意
深くかつ科学的に解釈され、かつ操作員がそれに対して
どのように反応するかによって、左右される。操作員の
活動をさらに容易にし、かつ作業経過を自動化するため
に、本発明の別の方法では、測定装置によって準備され
た測定データを、有利にはマイクロプロセッサによって
サポートされた評価装置によって、コーティングエラー
ゾーンの有無に関して評価するようにした。
【0015】この場合、評価装置の評価結果を操作員に
知らせ、コーティングされた層においてコーティングエ
ラーゾーンが確認された場合には、操作員が調節を行
い、かつ所望とあらば次いで少なくとも1つの運転パラ
メータを戻すことが可能である。例えば、コーティング
された層においてコーティングエラーゾーンが確認され
た場合に、光学的及び/又は音響的な警報を操作員に与
えることが可能である。これによって、縞状のエラーゾ
ーンの発生に関して材料ウェブを絶えず監視する操作員
は、不要になる。このようになっていると、警報を感知
した場合に、その他の制御任務に従事する操作員が、相
応なエラー修正作業を果たすだけで十分である。そし
て、自動式の測定及び評価は人為的な監視を行うことな
しに実行することができるので、このことは人の負担や
人件費を節減するために役立つ。
【0016】エラー認識及びエラー排除を完全に自動化
するために、本発明の別の有利な方法では、評価装置が
制御装置と接続されており、該制御装置が、コーティン
グされた層においてコーティングエラーゾーンが確認さ
れた場合に、調節を行い、かつ所望とあらば少なくとも
1つの運転パラメータを戻すようにした。例えばホスト
プロセッサの形でインプリメンテーションされた制御装
置は、単数又は複数の調節すべき運転パラメータに影響
を与えることができる相応な調節部材を制御する。ホス
トプロセッサは同時に評価装置を形成することができ、
このようになっていると、測定データの評価と修正の実
行とをハードウエア的にまとめることができる。このよ
うに形成された調整回路は、迅速かつ確実に行うことが
できる自動化されたエラー処理を可能にする。このよう
にすると、最高度の効果を得ることができ、コーティン
グエラーゾーンの発生時に極めてわずかな量の材料無駄
つまり使用不能なペーパしか生じなくなる。
【0017】本発明の別の有利な方法では、アプリケー
タユニットがフリージェット式アプリケータとして構成
されていて、材料ウェブをコーティングするためにコー
ティング媒体を噴流として、アプリケータユニットの噴
流流出開口を通して、直接的なコーティング時には材料
ウェブに向け、間接的なコーティング時には走行する転
写面に向け、該転写面から次いで材料ウェブに移し、偏
差を修正するためには、噴流形状のような噴流特性に影
響を与える少なくとも1つの運転パラメータを調節する
ようにした。既に述べたように、このようなフリージェ
ット式アプリケータでは、噴流流出開口を形成する噴射
ノズル内にコーティング媒体の凝固物又は汚れ粒子が付
着した場合に、噴流流出開口が局部的に閉塞することが
ある。このような閉塞を回避するために、噴流圧を短時
間高めて、閉塞物を噴流流出開口から押し出すことが可
能である。また、噴流を脈動させて圧力衝撃によって閉
塞物を引き離すことも可能である。さらにまた、コーテ
ィング媒体の貫流量を短時間変化させて、これによって
閉塞物に対する遊離効果を得ることも可能である。これ
らの可能性とは異なり、本発明の別の有利な方法では、
偏差を修正するために噴流流出開口の開口横断面を増大
させ、次いでその増大された値から再び減少させるよう
にした。噴流流出開口のおうだんめんを増大させること
によって、閉塞物は、引き続き噴流流出開口を貫流する
コーティング媒体によって噴流流出開口から流れ出すこ
とができ、その結果、噴流流出開口の開口横断面が次い
で再び本来の値に調節されると、エラーのないコーティ
ングのための作業が再び生ぜしめられる。
【0018】たいていの場合は、噴流流出開口の開口横
断面を増大させるために、該噴流流出開口の開口幅を、
材料ウェブもしくは転写面の走行方向に対して直角な方
向で見て、所望のコーティング結果からの偏差の確認さ
れた領域において局部的に増大させるだけで、十分であ
る。そのための前提条件としては、噴流流出開口を局部
的にその開口側において、例えば調節ねじによって又は
ハイドロリック式のアクチュエータの操作によって、調
節できることが、必要である。しかしながらまた、噴流
流出開口の開口横断面を増大させるために、該噴流流出
開口の開口幅を、材料ウェブもしくは転写面の走行方向
に対して直角な方向で測定した、噴流流出開口の実質的
に全長にわたって、増大させることも可能である。その
ためには例えば、噴流流出開口を有する噴射ノズルを短
時間その全長にわたって開放旋回させ、次いで再び閉鎖
することができる。
【0019】本発明はまた、走行する材料ウェブ、特に
ペーパ又はボール紙もしくは厚紙に液状又はペースト状
のコーティング媒体を直接又は間接的に塗被する装置、
特に上に述べた運転方法を実施するのに適した装置であ
って、コーティング媒体の層を材料ウェブに塗被するた
めのアプリケータユニットと、コーティングされた材料
ウェブのコーティング結果に関する測定データを得るた
めの測定装置と、所望のコーティング結果からの測定さ
れたコーティング結果の偏差に関する、得られた測定デ
ータを評価するための、所望とあらばマイクロプロセッ
サにサポートされた評価装置とが、設けられている形式
の装置に関する。
【0020】本発明によればこのような形式の装置にお
いて、イ)評価装置が制御装置と接続されており、該制
御装置が、測定されたコーティング結果と所望のコーテ
ィング結果との間における偏差の確認された場合に、該
偏差を修正するために、材料ウェブを走行させながら、
偏差確認前に運転パラメータが有していたパラメータ出
力値から、短時間かつ所望とあらば繰り返し、アプリケ
ータユニットの少なくとも1つの運転パラメータの調節
を行い、次いで運転パラメータを、少なくともほぼ再び
前記パラメータ出力値に戻し、かつロ)評価装置が警報
装置と接続されており、該警報装置が、測定されたコー
ティング結果と所望のコーティング結果との間における
偏差の確認された場合に、光学的及び/又は音響的な警
報を発するようになっているか、又は前記イ)及びロ)
のいずれか一方のように構成されているようにした。
【0021】有利には、測定装置は少なくとも部分的に
光学式の測定装置として形成されており、該測定装置は
コーティング結果を測定技術的に検出するためにコーテ
ィングされた材料ウェブにおける光学式の測定を実施す
るようになっている。この場合測定装置は、コーティン
グされた材料ウェブの不透明特性及び/又は反射特性を
測定するように構成されていることができる。
【0022】本発明の別の有利な構成では、評価装置
が、コーティングされた層においてコーティング媒体の
欠如したゾーン又はコーティングされたコーティング媒
体の量が不十分なゾーンの有無に関して、測定データを
評価するために構成されている。
【0023】本発明の別の有利な構成では、アプリケー
タユニットがフリージェット式アプリケータとして構成
されていて、直接的なコーティング時には材料ウェブに
向けられかつ間接的なコーティング時には走行する転写
面に向けられるコーティング媒体の噴流を流出させるた
めの噴流流出開口が設けられている。この転写面、有利
には転写ローラの周面から、コーティング媒体はコーテ
ィング媒体に転写可能であり、この場合コーティング媒
体の過剰分の掻き落とし及び最終調量は、通常のよう
に、転写面において材料ウェブへのコーティング媒体の
塗被の前に行われる。
【0024】アプリケータユニットがフリージェット式
アプリケータとして構成されている場合には、制御装置
が、測定されたコーティング結果と所望のコーティング
結果との間における偏差の確認された場合に、噴流形状
のような噴流特性に影響を与える、アプリケータユニッ
トの少なくとも1つの運転パラメータを調節するように
なっていると、有利である。この場合、制御装置が、測
定されたコーティング結果と所望のコーティング結果と
の間における偏差の確認された場合に、噴流流出開口の
開口横断面を短時間増大させるようになっていると、有
利である。このことを行うために、本発明の有利な構成
では、制御装置が、測定されたコーティング結果と所望
のコーティング結果との間における偏差の確認された場
合に、噴流流出開口の開口幅を、材料ウェブもしくは転
写面の走行方向に対して直角な方向で見て、測定された
コーティング結果と所望のコーティング結果との間にお
ける偏差の確認された領域において、短時間局部的に増
大させるようになっている。この構成とは択一的な別の
有利な構成では、制御装置が、測定されたコーティング
結果と所望のコーティング結果との間における偏差の確
認された場合に、噴流流出開口の開口幅を、材料ウェブ
もしくは転写面の走行方向に対して直角な方向で見て、
該材料ウェブもしくは転写面の全長にわたって、短時間
増大させるようになっている。
【0025】
【発明の実施の形態】次に図面につき本発明の実施の形
態を説明する。
【0026】図1には、オープンジェット式コータとも
呼ばれるフリージェット式アプリケータとして構成され
た本発明によるアプリケータユニットの1実施例が示さ
れている。このフリージェット式アプリケータつまりア
プリケータユニットは符号10で示されている。コーテ
ィングインキ又はにかわのような液状又はペースト状の
媒体が、オープンジェットの形で流出開口12から直接
的に材料ウェブ14に噴出される。ジェットつまり噴流
は符号16で示されている。噴流16は、実質的に材料
ウェブ14の全幅にわたって該材料ウェブの走行方向
(矢印18参照)に対して直角に中断されることなく連
続している。有利にはペーパ、厚紙又はボール紙から成
る材料ウェブ14は、アプリケータユニット10の領域
において対応ローラ20を介して案内されている。材料
ウェブは、材料ウェブが繰り出される図示されていない
材料ロールからか又は、材料ウェブが製造される前置さ
れた製造ステーションから供給され、この場合材料ウェ
ブ14はアプリケータユニット10の前及び/又は後ろ
において、所望の場合には少なくとも1つの別のアプリ
ケータステーションを貫通することができ、この別のア
プリケータステーションにおいて、コーティングされる
媒体の少なくとも1つの別の均一な層が材料ウェブ14
に塗被される。材料ウェブ14がアプリケータユニット
10の領域において、噴流16によって形成されたコー
ティング媒体のベールもしくは霧を貫いて走行させら
れ、かつ媒体によって湿らされた後で、後置されたドク
タ領域22において余剰の媒体分が材料ウェブ14から
掻き取られる。そのために図示の実施例では、ドクタビ
ーム24に保持されたドクタブレード26が設けられて
おり、このドクタブレード26は適宜な当付け角度と適
宜な圧着圧で、通過走行する材料ウェブ14に接触して
いる。ドクタブレード26の圧着圧は、単数又は複数の
調節部材28(ここでは調節ねじ)を用いて変化させる
ことができる。ドクタ領域22において、あらかじめ過
剰に塗被されてかつ大まかにしか前調量されていない媒
体が、所望のコーティング厚さに精密調量される。
【0027】ドクタ領域22の通過後に、コーティング
された材料ウェブ14はガイド変向ローラ30,32を
介して上方に向かって図示されていない乾燥領域へと案
内され、この乾燥領域において塗被された媒体の層は例
えば赤外線乾燥を用いて乾燥させられる。コーティング
された材料ウェブ14は次いで所望とあらば別の加工ス
テーションに供給される。
【0028】アプリケータユニット10は縦長の保持体
34を有しており、この保持体34はケーシング36内
に設けられている。保持体34にはインキ分配管38が
保持されており、このインキ分配管38内にはコーティ
ング媒体が片側からポンプによって圧送される。インキ
分配管38は、材料ウェブ14の走行方向18に対して
直角方向に測定された長さに沿って、多数のインキ貫通
開口40を有しており、これらのインキ貫通開口40を
通してコーティング媒体はインキ分配管38から前室4
2内に達する。インキ分配管38に沿った圧力降下に基
づいて、コーティング媒体は、インキ分配管38の反対
側の端部においてコーティング媒体の残量が使用される
ことなしに流出するような圧力で、インキ分配管38内
に圧送される。これによって反対側の端部においても、
新鮮なコーティング媒体の連続的な補給を確実に行うこ
とができ、そこにおけるインキ貫流開口を通して常に新
鮮なコーティング媒体を、十分な圧力で前室42内に確
実に流入させることができる。
【0029】前室42からコーティング媒体は、流出開
口12を有していて全体を符号44で示された噴射ノズ
ル内に達する。この噴射ノズル44はノズル前壁46と
ノズル背壁48とによって制限されている。ノズル背壁
48は噴流流出開口12の領域に湾曲したノズルリップ
50を有しており、このノズルリップ50は、噴射ノズ
ル44から流出する噴流16を適宜な角度で材料ウェブ
14に向かって変向させる。単数又は複数の調節部材5
2を用いて、噴射ノズル44の幅、特にノズルリップ5
0とノズル前壁46の先端との間における間隔を調整す
ることが可能である。これによって噴流横断面ひいては
噴射される媒体の量を所望のように調節することができ
る。有利には材料ウェブ14の幅にわたって分配されて
複数の調節部材52が設けられており、このようになっ
ていると、噴射ノズル44の幅を局部的に異ならせて調
節することが可能である。調節部材52のためには、手
によって調整可能な調節ねじ又はハイドロリック式又は
ニューマチック式に操作可能なアクチュエータを使用す
ることができる。後者の場合これらのアクチュエータは
略示された圧力媒体供給装置54に接続されている。そ
のためには破線で示された圧力導管56が使用される。
【0030】ノズル前壁46はレバーアーム58に固定
されており、このレバーアーム58は軸線Aを中心にし
て旋回可能にケーシング36の支承付加部60に支承さ
れている。支承付加部60はストッパノーズ62を有し
ており、このストッパノーズ62はノズル前壁46のス
トッパ突出部64に対向して位置している。図1に示さ
れた運転状態ではレバーアーム58はその運転位置に旋
回させられており、この運転位置においてノズル前壁4
6はそのストッパ突出部64で、支承付加部60のスト
ッパノーズ62に接触している。このようにしてストッ
パノーズ62によって、噴射ノズル44の規定された開
口幅が決定され、この開口幅は調節部材52の操作によ
って精密調整され得る。
【0031】レバーアーム58の、ノズル前壁46から
離れている方の端部には、ピストンシリンダユニット6
8のピストンロッド66が枢着係合しており、このピス
トンシリンダユニットのシリンダ70は、固定フランジ
72を用いてケーシング36に保持されている。ピスト
ンシリンダユニット68は圧力導管74を介して圧力媒
体供給装置54に接続されている。別の圧力導管76が
圧力媒体供給装置54から圧力チューブ78に延びてお
り、この圧力チューブ78はレバーアーム58とケーシ
ング36との間に配置されている。もちろん、圧力導管
74,76は場合によっては圧力導管束であってもよ
い。
【0032】ピストンロッド66がシリンダ70内に進
入させられる方向におけるピストンシリンダユニット6
8の操作によって、ノズル前壁46はノズル背壁48か
ら運転停止位置に離反旋回させられることができ、この
運転停止位置において噴射ノズル48は洗浄作業又は保
守作業のために接近可能である。ノズル前壁46を再び
閉鎖するために、圧力チューブ78は圧力下にもたらさ
れ、その結果ノズル前壁46は軸線Aを中心にして再び
運転位置に戻り旋回する。
【0033】ドクタビーム24に取り付けられた排出金
属薄板80とノズル前壁46に保持された戻しトラフ8
2とは、ドクタ領域22において掻き取られた過剰の媒
体を捕捉して、図示されていないコーティング媒体のた
めの調整ステーションに導く。
【0034】噴流流出開口12と、該流出開口の直前に
位置していて前室42に接続しているインキ流入通路8
4とにおいて、汚れ粒子又はその他の固体が付着して溜
まることがあり、その結果これらの汚染物質の領域にお
いて、噴射ノズル44から流出する噴流16は程度の差
こそあれ中断されていまい、材料ウェブ14はまったく
又は不十分にしかコーティングされなくなってしまう。
このようなエラー源はそれが存在し続ける限り、塗被さ
れる層のコーティングプロフィールにおいて縞模様とし
て現れ、このような縞模様は時として肉眼でも認識する
ことができる。このような縞模様を認識するために、図
1に示された実施例では測定センサ装置86が設けられ
ており、この測定センサ装置86はコーティングされた
材料ウェブ14をその乾燥の前又は後で、このような縞
模様の存在の有無に関して調べる。そのために測定セン
サ装置86は、コーティングされた材料ウェブにおいて
反射測定及び/又は不透明度測定を実施し、そのため測
定センサ装置86は、材料ウェブ14の両側に配置され
ていてブロックで略示されたオプトセンサを有してい
る。測定センサ装置86のセンサ信号は測定信号導体8
8,90を介して制御センタ92に送られ、この制御セ
ンタ92は測定信号を、制御センタ92内にブロックで
略示された評価ロジック94において評価する。制御セ
ンタ92が、コーティングされた材料ウェブ14におい
てコーティングの欠如した縞状のゾーンを確認すると、
制御センタ92は、相応な修正処置を導入するか、又は
検査結果を光学的又は音響的な手段で操作員に信号化
し、これによって操作員自身がエラー解消のための適宜
な処置を導入する。警報信号を発するために制御センタ
92は例えば警報ランプ96又は信号音発生器98を操
作することができる。
【0035】修正処置又は警報信号の導入は、制御セン
タ92内に別のブロックとして略示された制御ロジック
100によって行われ、この制御ロジック100は評価
ロジック94と接続されている。評価ロジック94及び
制御ロジック100は、1つの共通のプロセス計算機に
よって形成されていてもよいし、しかしながらまた別個
の機能ユニットとして構成されていてもよい。
【0036】材料ウェブ14にコーティングされた層に
おけるエラーのある縞模様を解消するために、制御セン
タ92は噴射ノズル44を短時間開放し、つまり噴流流
出開口12を短時間増大させる。そのために制御センタ
92は、制御導体(又は制御導体束)102を介して圧
力媒体供給装置54と制御接続されている。圧力媒体供
給装置54への相応な制御信号の送信時には、ノズル前
壁46を開放旋回させるために、ピストンシリンダユニ
ット68が操作されるか、又は噴流流出開口12の開放
幅を増大させるために、調節部材52のうちの1つ又は
複数が圧力媒体供給装置54によって操作される。後者
の場合には単に局部的な修正処置を行うことができる。
それというのはこの場合、特定の調節部材、つまり塗被
された層のコーティングプロフィールにエラーのある縞
模様が確認された領域における調節部材だけを操作する
ことが可能であり、かつそれだけで十分だからである。
噴流流出開口12の増大によって、縞模様の原因となる
障害を噴射ノズル44から排除すること、つまり汚染物
質を排出することができ、その結果次いで再び本来の運
転状態の回復時には、完璧なコーティング結果を得るこ
とができる。制御センタ92におけるアルゴリズムは次
のように、すなわち該アルゴリズムに応じてノズル前壁
46の開放後又は調節部材52の操作後に本来の運転状
態が回復されるように、つまり改善されたコーティング
結果をその間に観察するか否かを配慮することなしに、
本来の運転状態が回復されるように、インプリメンテー
ションされていることができる。しかしながらまた本来
の運転状態の回復を、コーティング結果における改善が
行われたか否かに関連させることも可能である。このよ
うになっていると、ノズル前壁46又は調節部材52を
戻すまでの時間を相応に大きくすることができる。特
に、取れにくい汚れの場合には、ノズル前壁46を複数
回開閉すること又は調節部材52を複数回操作すること
によって、噴流流出開口12を複数回繰り返し増大させ
ることが必要なこともある。ノズル前壁46は圧力チュ
ーブ78における圧力を高めることによって閉鎖され
る。しかしながらまたピストンシリンダユニット68を
用いてノズル前壁46の開閉が可能であるような構成も
可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による装置の1実施例を示す概略図であ
る。
【符号の説明】
10 アプリケータユニット、 12 流出開口、 1
4 材料ウェブ、 16 噴流、 18 矢印、 20
対応ローラ、 22 ドクタ領域、 24ドクタビー
ム、 26 ドクタブレード、 28 調節部材、 3
0,32 ガイド変向ローラ、 34 保持体、 36
ケーシング、 38 インキ分配管、 40 インキ
貫通開口、 42 前室、 44 噴射ノズル、 46
ノズル前壁、 48 ノズル背壁、 50 ノズルリ
ップ、 52 調節部材、 54 圧力媒体供給装置、
56 圧力導管、 58 レバーアーム、 60 支
承付加部、 62 ストッパノーズ、 64 ストッパ
突出部、 66 ピストンロッド、 68 ピストンシ
リンダユニット、 70 シリンダ、 72 固定フラ
ンジ、 74,76 圧力導管、 78 圧力チュー
ブ、 80 排出金属薄板、 82 戻しトラフ、 8
4 インキ流入通路、 86 測定センサ装置、 8
8,90 測定信号導体、 92 制御センタ、 94
評価ロジック、 96 警報ランプ、 98 信号音
発生器、 100 制御ロジック、 102 制御導体

Claims (29)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行する材料ウェブ(14)に液状又は
    ペースト状のコーティング媒体を直接又は間接的に塗被
    する装置を運転する方法であって、アプリケータユニッ
    ト(10)を用いて材料ウェブ(14)にコーティング
    媒体の層をコーティングし、次いでコーティング結果を
    所望のコーティング結果からの偏差を検査し、偏差が確
    認された場合には偏差を修正するために、アプリケータ
    ユニット(10)の少なくとも1つの運転パラメータに
    影響を与える形式の方法において、 偏差を修正するためにアプリケータユニット(10)の
    少なくとも1つの運転パラメータを、材料ウェブ(1
    4)を走行させながら、偏差確認前に運転パラメータが
    有していたパラメータ出力値から、短時間かつ所望とあ
    らば繰り返し調節して、次いで少なくともほぼ再び前記
    パラメータ出力値に戻すことを特徴とする、走行する材
    料ウェブに液状又はペースト状のコーティング媒体を直
    接又は間接的に塗被する装置を運転する方法。
  2. 【請求項2】 運転パラメータをその調節後に、少なく
    とも減じられた偏差の確認に関連して再びパラメータ出
    力値に戻す、請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 運転パラメータをその調節後に、少なく
    とも減じられた偏差の確認とは無関係に再びパラメータ
    出力値に戻す、請求項1記載の方法。
  4. 【請求項4】 運転パラメータをその調節後に、所定の
    時間経過後に再びパラメータ出力値に戻す、請求項3記
    載の方法。
  5. 【請求項5】 コーティング結果を検査するために材料
    ウェブ(14)を、コーティングされた層におけるコー
    ティングエラーゾーン、つまりコーティング媒体がまっ
    たくか又は不十分な量しかコーティングされていないゾ
    ーンの有無に関して検査する、請求項1から4までのい
    ずれか1項記載の方法。
  6. 【請求項6】 材料ウェブ(14)を光学的にもしくは
    視覚的に検査する、請求項5記載の方法。
  7. 【請求項7】 材料ウェブ(14)を操作員が視覚的に
    検査し、コーティングされた層においてコーティングエ
    ラーゾーンが確認された場合には、操作員が調節を行
    い、かつ所望とあらば次いで少なくとも1つの運転パラ
    メータを戻す、請求項6記載の方法。
  8. 【請求項8】 材料ウェブ(14)を光学式の測定装置
    (86)を用いて検査し、次いで該測定装置(86)の
    測定データをコーティングエラーゾーンの有無に関して
    評価する、請求項6記載の方法。
  9. 【請求項9】 測定装置(86)が材料ウェブ(14)
    を検査するために、コーティングされた材料ウェブ(1
    4)における不透明度測定を実施する、請求項8記載の
    方法。
  10. 【請求項10】 測定装置(86)が材料ウェブ(1
    4)を検査するために、コーティングされた材料ウェブ
    (14)における反射測定を実施する、請求項8又は9
    記載の方法。
  11. 【請求項11】 測定装置(86)において準備された
    測定データを、所望とあらば適宜な処理を行った後で、
    表示装置によって表示し、次いで操作員によって評価さ
    せ、コーティングされた層においてコーティングエラー
    ゾーンが確認された場合には操作員自身が、調節を行
    い、かつ所望とあらば次いで少なくとも1つの運転パラ
    メータを戻す、請求項8から10までのいずれか1項記
    載の方法。
  12. 【請求項12】 測定装置(86)によって準備された
    測定データを、有利にはマイクロプロセッサによってサ
    ポートされた評価装置(94)によって、コーティング
    エラーゾーンの有無に関して評価する、請求項8から1
    0までのいずれか1項記載の方法。
  13. 【請求項13】 評価装置(94)の評価結果を操作員
    に知らせ、コーティングされた層においてコーティング
    エラーゾーンが確認された場合には、操作員が調節を行
    い、かつ所望とあらば次いで少なくとも1つの運転パラ
    メータを戻す、請求項12項記載の方法。
  14. 【請求項14】 コーティングされた層においてコーテ
    ィングエラーゾーンが確認された場合に、光学的及び/
    又は音響的な警報を操作員に与える、請求項13項記載
    の方法。
  15. 【請求項15】 評価装置(94)が制御装置(10
    0)と接続されており、該制御装置が、コーティングさ
    れた層においてコーティングエラーゾーンが確認された
    場合に、調節を行い、かつ所望とあらば少なくとも1つ
    の運転パラメータを戻す、請求項12項記載の方法。
  16. 【請求項16】 アプリケータユニット(10)がフリ
    ージェット式アプリケータとして構成されていて、材料
    ウェブ(14)をコーティングするためにコーティング
    媒体を噴流(16)として、アプリケータユニット(1
    0)の噴流流出開口(12)を通して、直接的なコーテ
    ィング時には材料ウェブ(14)に向け、間接的なコー
    ティング時には走行する転写面に向け、該転写面から次
    いで材料ウェブに移し、偏差を修正するためには、噴流
    形状のような噴流特性に影響を与える少なくとも1つの
    運転パラメータを調節する、請求項1から15までのい
    ずれか1項記載の方法。
  17. 【請求項17】 偏差を修正するために噴流流出開口
    (12)の開口横断面を増大させ、次いでその増大され
    た値から再び減少させる、請求項16記載の方法。
  18. 【請求項18】 噴流流出開口(12)の開口横断面を
    増大させるために、該噴流流出開口(12)の開口幅
    を、材料ウェブ(14)もしくは転写面の走行方向(1
    8)に対して直角な方向で見て、所望のコーティング結
    果からの偏差の確認された領域において局部的に増大さ
    せる、請求項17記載の方法。
  19. 【請求項19】 噴流流出開口(12)の開口横断面を
    増大させるために、該噴流流出開口(12)の開口幅
    を、材料ウェブ(14)もしくは転写面の走行方向(1
    8)に対して直角な方向で測定した、噴流流出開口(1
    2)の実質的に全長にわたって、増大させる、請求項1
    7記載の方法。
  20. 【請求項20】 走行する材料ウェブ(14)に液状又
    はペースト状のコーティング媒体を直接又は間接的に塗
    被する装置であって、 コーティング媒体の層を材料ウェブ(14)に塗被する
    ためのアプリケータユニット(10)と、コーティング
    された材料ウェブ(14)のコーティング結果に関する
    測定データを得るための測定装置(86)と、所望のコ
    ーティング結果からの測定されたコーティング結果の偏
    差に関する、得られた測定データを評価するための、所
    望とあらばマイクロプロセッサにサポートされた評価装
    置(94)とが、設けられている形式の装置において、 イ)評価装置(94)が制御装置(100)と接続され
    ており、該制御装置(100)が、測定されたコーティ
    ング結果と所望のコーティング結果との間における偏差
    の確認された場合に、該偏差を修正するために、材料ウ
    ェブ(14)を走行させながら、偏差確認前に運転パラ
    メータが有していたパラメータ出力値から、短時間かつ
    所望とあらば繰り返し、アプリケータユニット(10)
    の少なくとも1つの運転パラメータの調節を行い、次い
    で運転パラメータを、少なくともほぼ再び前記パラメー
    タ出力値に戻し、かつ ロ)評価装置(94)が警報装置(96,98)と接続
    されており、該警報装置(96,98)が、測定された
    コーティング結果と所望のコーティング結果との間にお
    ける偏差の確認された場合に、光学的及び/又は音響的
    な警報を発するようになっているか、又は前記イ)及び
    ロ)のいずれか一方のように構成されていることを特徴
    とする、走行する材料ウェブに液状又はペースト状のコ
    ーティング媒体を直接又は間接的に塗被する装置。
  21. 【請求項21】 測定装置(86)が少なくとも部分的
    に光学式の測定装置として形成されており、該測定装置
    が、コーティング結果を測定技術的に検出するために、
    コーティングされた材料ウェブ(14)において光学式
    の測定を実施する、請求項20記載の装置。
  22. 【請求項22】 測定装置(86)が、コーティングさ
    れた材料ウェブ(14)の不透明度特性を測定するため
    に構成されている、請求項21記載の装置。
  23. 【請求項23】 測定装置(86)が、コーティングさ
    れた材料ウェブ(14)の反射特性を測定するために構
    成されている、請求項21又は22記載の装置。
  24. 【請求項24】 評価装置(86)が、コーティングさ
    れた層においてコーティング媒体の欠如したゾーン又は
    コーティングされたコーティング媒体の量が不十分なゾ
    ーンの有無に関して、測定データを評価するために構成
    されている、請求項20から23までのいずれか1項記
    載の装置。
  25. 【請求項25】 アプリケータユニット(10)がフリ
    ージェット式アプリケータとして構成されていて、直接
    的なコーティング時には材料ウェブ(14)に向けられ
    かつ間接的なコーティング時には走行する転写面に向け
    られるコーティング媒体の噴流(16)を流出させるた
    めの噴流流出開口(12)が設けられており、前記転写
    面からは材料ウェブ(14)にコーティング媒体が転写
    可能である、請求項20から24までのいずれか1項記
    載の装置。
  26. 【請求項26】 制御装置(100)が、測定されたコ
    ーティング結果と所望のコーティング結果との間におけ
    る偏差の確認された場合に、噴流形状のような噴流特性
    に影響を与える、アプリケータユニット(10)の少な
    くとも1つの運転パラメータを調節するようになってい
    る、請求項25記載の装置。
  27. 【請求項27】 制御装置(100)が、測定されたコ
    ーティング結果と所望のコーティング結果との間におけ
    る偏差の確認された場合に、噴流流出開口(12)の開
    口横断面を短時間増大させるようになっている、請求項
    25記載の装置。
  28. 【請求項28】 制御装置(100)が、測定されたコ
    ーティング結果と所望のコーティング結果との間におけ
    る偏差の確認された場合に、噴流流出開口(12)の開
    口幅を、材料ウェブ(14)もしくは転写面の走行方向
    (18)に対して直角な方向で見て、測定されたコーテ
    ィング結果と所望のコーティング結果との間における偏
    差の確認された領域において、短時間局部的に増大させ
    るようになっている、請求項27記載の装置。
  29. 【請求項29】 制御装置(100)が、測定されたコ
    ーティング結果と所望のコーティング結果との間におけ
    る偏差の確認された場合に、噴流流出開口(12)の開
    口幅を、材料ウェブ(14)もしくは転写面の走行方向
    (18)に対して直角な方向で見て、該材料ウェブ(1
    4)もしくは転写面の全長にわたって、短時間増大させ
    るようになっている、請求項27記載の装置。
JP11007935A 1998-01-14 1999-01-14 走行する材料ウェブに液状又はペ―スト状のコ―ティング媒体を直接又は間接的に塗被する装置及び該装置を運転する方法 Pending JPH11253864A (ja)

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