JPH11252813A - 無線通信端末装置 - Google Patents

無線通信端末装置

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JPH11252813A
JPH11252813A JP4833598A JP4833598A JPH11252813A JP H11252813 A JPH11252813 A JP H11252813A JP 4833598 A JP4833598 A JP 4833598A JP 4833598 A JP4833598 A JP 4833598A JP H11252813 A JPH11252813 A JP H11252813A
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JP
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charging
terminal device
communication terminal
wireless communication
battery
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JP4833598A
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Tsutomu Tanaka
田中  勉
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Toshiba Corp
Toshiba Telecommunication System Engineering Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Telecommunication System Engineering Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 無線通信端末装置が稼働状態にあって充電が
開始されたとしても適切に満充電とすることが可能な無
線通信端末装置の充電制御装置を提供する。 【解決手段】 充電されるバッテリ61を備える無線通
信端末装置が充電器80にセットされてから第1の時間
が経過すると充電をオフとする第1の充電制御手段92
と、前記バッテリ61の電圧が所定電圧に充電されてか
ら第2の時間が経過すると充電をオフとする第2の充電
制御手段93との少なくとも一方を備え、前記充電器8
0に無線通信端末装置がセットされると、前記無線通信
端末装置の状態を検出する検出手段94と、この検出手
段94が検出した前記無線通信端末装置の状態に基づい
て、前記第1、第2の充電制御手段92、93による制
御の開始を管理する制御手段95とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、充電され得る電
池を具備した無線通信端末装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、端末装置に備えられる充電される
電池は、リチウム電池などであり、過電圧(過充電)、
過放電、過電流に対する保護が必要である。そのため、
通信端末装置の充電制御装置は、通信端末装置が充電器
にセットされてから所定時間後に充電をオフとする第1
の充電制御と、更に、電池電圧を監視して所定の電圧に
電池電圧が達してから所定時間後に充電をオフとする第
2の充電制御とを行っている。
【0003】しかしながら、無線通信端末装置にあって
は、充電しているときに通信が可能となっており、上記
のように二重のタイマによる充電のオフを行うと、実際
には満充電になっていないにも拘らず、充電がオフされ
る可能性があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】例えば、PHS端末装
置や携帯電話機において、充電状態においてスピーカ拡
声を行った場合には、充電しているにも拘らず、電力消
費が大きくなり、タイマによる充電のオフを行うと、実
際には満充電になっていないにも拘らず、充電がオフさ
れる可能性があった。
【0005】本発明は上記のような従来の無線通信端末
装置の充電制御装置が有する問題点を解決せんとしてな
されたもので、その目的は、無線通信端末装置が稼働状
態にあって充電が開始されたとしても適切に満充電とす
ることが可能な無線通信端末装置の充電制御装置を提供
することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載
の無線通信端末装置は、充電器にセットし、第1の時間
が経過すると電池の充電を停止する第1の充電制御手段
と、充電器にセットし、電池の電圧が所定電圧に達して
から第2の時間が経過すると充電を停止する第2の充電
制御手段との少なくとも1つを具備する無線通信端末装
置に、無線通信端末装置の状態を検出する検出手段と、
この検出手段が検出した無線通信端末装置の状態に基づ
いて、前記第1の充電制御手段及び前記第2の充電制御
手段による充電制御を制御する制御手段とを具備させた
ことを特徴とする。これにより、無線通信端末装置の状
態に基づいて、第1、第2の充電制御手段による充電制
御が制御されて、適切に充電がなされる。
【0007】本発明の請求項2に記載の無線通信端末装
置では、検出手段は、無線通信端末装置が送受話音声の
拡声モード状態であるか否かを検出することを特徴とす
る。これにより、充電中に拡声モードであるか否かによ
り、第1、第2の充電制御手段による充電制御が制御さ
れて、適切に充電がなされる。
【0008】本発明の請求項3に記載の無線通信端末装
置では、制御手段は、検出手段が無線通信端末装置が拡
声モード状態であることを検出する場合、この拡声モー
ドが検出されなくなるまで、第1の充電制御手段及び第
2の充電制御手段による充電制御を停止することを特徴
とする。これにより、無線通信端末装置が拡声モード状
態である場合、この拡声モードが終了するまで、第1の
充電制御手段及び第2の充電制御手段による充電制御が
停止される。
【0009】本発明の請求項4に記載の無線通信端末装
置では、電池の充電電圧を常に監視する監視手段を具備
し、制御手段は、検出手段が無線通信端末装置が拡声モ
ード状態であることを検出する場合、前記監視手段によ
り電池の充電電圧が充電開始電圧になることがわかる
と、前記電池の充電を開始することを特徴とする。これ
により、充電中に拡声モードによる動作が行われて電池
の充電電圧が充電開始電圧になると、適切に充電がなさ
れている。
【0010】本発明の請求項5に記載の無線通信端末装
置では、検出手段は、無線通信端末装置がデータ通信を
行っている状態であるか否かを検出することを特徴とす
る。これにより、充電中にデータ通信による動作が行わ
れても、適切に充電がなされていることを保証する。
【0011】本発明の請求項6に記載の無線通信端末装
置では、制御手段は、検出手段が無線通信端末装置がデ
ータ通信を行っている状態であることを検出する場合、
このデータ通信を行っている状態が検出されなくなるま
で、第1の充電制御手段及び第2の充電制御手段による
充電制御を停止することを特徴とする。これにより、無
線通信端末装置がデータ通信を行っている状態である場
合、このデータ通信が終了するまで、第1の充電制御手
段及び第2の充電制御手段による充電制御が停止され
る。
【0012】本発明の請求項7に記載の無線通信端末装
置では、電池の充電電圧を常に監視する監視手段を具備
し、制御手段は、検出手段が無線通信端末がデータ通信
を行っている状態であることを検出する場合、前記監視
手段により電池の充電電圧が充電開始電圧になることが
わかると、前記電池の充電を開始することを特徴とす
る。これにより、充電中にデータ通信による動作が行わ
れて電池の充電電圧が充電開始電圧になると、適切に充
電がなされている。
【0013】
【発明の実施の形態】以下添付図面を参照して本発明の
実施の形態に係る電話装置を説明する。各図において、
同一の構成要素には同一の符号を付して重複する説明を
省略する。この例では、PHS(パーソナル・ハンディ
ーホン・システム)端末装置を説明するが、本発明はこ
れに限らず、携帯電話機、有線回線に接続される電子電
話機、構内交換機のシステム等として実現可能である。
【0014】図1には、本発明の実施の形態に係るPH
S端末装置の構成図が示されている。PHS端末装置
は、無線部1、モデム部2、TDMA部3、通話部4、
制御部5、電源部6を備えている。無線部1にはアンテ
ナ11が接続され、通話部4にはマイクロホン44とゲ
インコントローラ46とが接続されている。ゲインコン
トローラ46には、増幅器45を介してスピーカ43が
接続されている。また、制御部5には、キー入力部5
1、表示部52、計時回路53、サウンダ54、バイブ
レータユニット55、RAM56、プログラムFROM
57、録再FROM58、EEPROM59、LED7
1が接続されている。
【0015】上記無線部1には、信号を受信しダウンコ
ンバートする受信部13、信号を送信の周波数へアップ
コンバートする送信部15、これら受信部13及び送信
部15に対しダウンとアップのコンバート用の周波数を
与えるシンセサイザ14、受信部13と送信部15を切
り換えてアンテナ11に接続するスイッチ12、受信電
界の強度を検出する受信電界強度検出部16が設けられ
ている。
【0016】モデム部2には、信号を復調する復調部2
1と、信号を変調する変調部22とが設けられている。
TDMA部3には、タイムスロットから信号を取り出す
TDMAデコ−ド部31と、所定のタイムスロットに信
号を挿入するTDMAエンコード部32とが備えられて
いる。また、通話部4には適応差分によるPCMコード
化及びデコードを行う適応差分PCMコーデック41、
PCMによるコード化及びデコードを行うPCMコーデ
ック42が設けられている。
【0017】制御部5は、プロセッサ等により構成さ
れ、プログラムFROM57に記憶されているプログラ
ムにより各部を制御する。キー入力部51は、ダイヤル
キーや各種の機能キーを有する。表示部52は、例え
ば、ドット表示可能なLCDにより構成されている。計
時回路53は、制御部5が参照する時間を提供する。サ
ウンダ54は、着信音を発生するために用いられる。バ
イブレータユニット55は、振動により着信を知らせ
る。RAM56は、制御部5がワーキング領域として用
いる。プログラムFROM57は書き換え可能なROM
であり、制御部5が用いるプログラムが記憶されてい
る。録再FROM58は書き換え可能なROMであり、
通話時の音声データ等が記憶される。EEPROM59
は、電話帳データや発呼と着呼のカウント値等が記憶さ
れる。
【0018】電源部6には、二次電池からなるバッテリ
61と、このバッテリ61の電圧を所定電圧Vccとして
各部に与える電源回路62とが備えられている。LED
71は、着呼を受け取ると発光されて着信を報知するた
めのものである。本実施の形態では、このLED71が
2種類の色(例えば、赤色と緑色)で発光する。サウン
ダ54からの着信報知と共に、上記LED71の発光に
よってユーザは着信を知ることができる。電源部6にあ
っては、リチウム電池がバッテリ61として備えられ、
電源回路62がシステム電源ICにより構成されてい
る。更に、この電源部6には、充電制御回路63、充電
器80に接続される充電端子64、満充電を表示するL
ED65が備えられている。
【0019】以上の構成のPHS端末装置において、公
衆基地局または家庭用基地局から到来する無線周波信号
は、アンテナ11で受信される。受信信号はスイッチ1
2を介して受信部13に到り、シンセサイザ14から出
力される信号とミキシングされてダウンコンバートされ
る。このとき、シンセサイザ14の発振周波数は制御部
5からの制御により無線チャネル周波数に応じて変更さ
れている。ダウンコンバートされた信号は、復調部21
へ送られてディジタル復調されTDMAデコード部31
へ送られる。TDMAデコード部31は、制御部5の制
御下において、自装置に割り当てられたタイムスロット
から信号を取り出し、制御信号の場合は制御部5へ送
り、また、通話信号の場合には適応差分PCMコーデッ
ク41へ送る。適応差分PCMコーデック41では、通
話信号の適応差分によるPCMデコードが行われ、この
信号はPCMコーデック42においてPCMデコードが
行われアナログ信号に変換される。アナログ化された通
話信号は、ゲインコントローラ46、増幅器45にて増
幅されスピーカ43から音声とされて出力される。
【0020】なお、無線部1に設けられている受信電界
強度検出部16は、受信に係る無線周波信号の電界強度
を検出し、検出値を制御部5に通知している。
【0021】一方、マイクロホン44から入力された音
声は、音声信号とされてPCMコーデック42及び適応
差分PCMコーデックにより順次にディジタル化され、
TDMAエンコード部32へ送られて自装置に割り当て
られたタイムスロットに挿入される。この信号は、変調
部22へ送られて変調され、送信部15へ送られてシン
セサイザ14から出力される信号とミキシングされてア
ップコンバートされる。送信部15の出力信号はスイッ
チ12を介してアンテナ11から無線送信される。
【0022】また、制御部5が送信する制御信号は、T
DMAエンコード部32へ送られて自装置が確保したチ
ャネルのタイムスロットに挿入されて、上記通話信号と
同一の経路を介して送信される。
【0023】以上のように構成されたPHS端末装置
は、発呼時に図2に示すシーケンスにより発呼動作を行
う。この図において、PSは、PHS端末装置を示し、
CSは、基地局を示す。先ず、キー入力部51のオフフ
ックボタン等が操作され、オフフックを検出すると、制
御部5は制御チャネルを介して基地局へリンクチャネル
確立メッセージ101を送出する。基地局は、これを受
取り、空いているリンク(通話)チャネルを検出して、
当該リンクチャネルの割当メッセージ102を制御チャ
ネルを介して送ってくる。これに応えて、制御部5は割
当てられたリンクチャネルを使用して同期バースト10
3を送信し、同期が確立すると、逆に基地局から同期バ
ースト104を送信する。
【0024】同期が確立すると、制御部5は確認型情報
転送動作モードの設定開始をSABM信号105により
通知し、これを受けた基地局は初期設定の確認をUA信
号106により返送する。これを受けた制御部5は、呼
設定メッセージ107を送信する。この呼設定メッセー
ジ107は、基地局から網へ送信され、網が呼が正当な
ものであることを検出すると、呼設定受付メッセージ1
08を返送してくる。PHS端末装置に通知情報受信指
示が設定されている場合、制御部5は、定義情報要求メ
ッセージ109を送信する。これを受けた網は、定義情
報応答110により通知情報を返送する。RT(無線管
理)機能要求の指示が設定されている場合、制御部5は
機能要求メッセージ111を送信する。それを受けた網
は、機能要求応答メッセージ112によりRT機能を返
送する。
【0025】更に、制御部5は、秘匿鍵設定メッセージ
113により秘匿鍵を網に通知する。MM(移動管理)
機能要求の指示が設定されている場合、制御部5は機能
要求メッセージ114を送信する。これを受けた網は、
機能要求応答メッセージ115によりMM機能を返送す
る。次に、網は認証乱数を発生し、乱数を認証要求メッ
セージ116を通知する。制御部5はこれを受け取り、
自身が有している認証鍵を用いて乱数を暗号化し、認証
応答メッセージ117により網に送信する。この暗号を
受け取った網は、PHS端末装置と同一の認証鍵を用い
て送った乱数を暗号化し、これと受信した暗号が一致す
るかどうかを判断する。判断の結果、不一致となると、
呼切断復旧の規則に従って呼解放手順を開始する。判断
の結果、一致となると、呼接続を継続する。
【0026】網は、確認型情報転送動作モードの解除を
DISC信号118により通知する。これを受けた制御
部5は、解除の確認をUA信号119により返送する。
着ユーザ呼出しが開始されたことの表示を網が受信する
と、網は呼出メッセージ120により通知する。また、
リングバックトーン121が送られてくるので、これは
受信通話信号と同様にスピーカ43から出力する。網
は、着ユーザが応答したことを検出すると、応答メッセ
ージ122を通知してくる。これにより、着ユーザ側と
の通話123が開始される。
【0027】一方、着呼の場合には、図3に示されるよ
うに、網から着呼メッセージ201が送られてくるの
で、制御部5は制御チャネルを介して基地局へリンクチ
ャネル確立メッセージ202を送出する。基地局は、こ
れを受取り、空いているリンク(通話)チャネルを検出
して、当該リンクチャネルの割当メッセージ203を制
御チャネルを介して送ってくる。これに応えて、制御部
5は割当てられたリンクチャネルを使用して同期バース
ト204を送信し、同期が確立すると、逆に基地局から
同期バースト205を送信する。
【0028】同期が確立すると、制御部5は確認型情報
転送動作モードの設定開始をSABM信号206により
通知し、これを受けた基地局は初期設定の確認をUA信
号207により返送する。これを受けた制御部5は、着
呼応答メッセージ208を網に対して送信する。着呼応
答メッセージ208を受信した網は、呼設定メッセージ
209を送信してくる。これを受けた制御部5は、呼設
定受付メッセージ210を返送する。
【0029】PHS端末装置に通知情報受信指示が設定
されている場合、制御部5は、定義情報要求メッセージ
211を送信する。これを受けた網は、定義情報応答2
12により通知情報を返送する。RT(無線管理)機能
要求の指示が設定されている場合、制御部5は機能要求
メッセージ213を送信する。それを受けた網は、機能
要求応答メッセージ214によりRT機能を返送する。
【0030】更に、制御部5は、秘匿鍵設定メッセージ
215により秘匿鍵を網に通知する。MM(移動管理)
機能要求の指示が設定されている場合、制御部5は機能
要求メッセージ216を送信する。これを受けた網は、
機能要求応答メッセージ217によりMM機能を返送す
る。次に、網は認証乱数を発生し、乱数を認証要求メッ
セージ218を通知する。制御部5はこれを受け取り、
自身が有している認証鍵を用いて乱数を暗号化し、認証
応答メッセージ219により網に送信する。この暗号を
受け取った網は、PHS端末装置と同一の認証鍵を用い
て送った乱数を暗号化し、これと受信した暗号が一致す
るかどうかを判断する。判断の結果、不一致となると、
呼切断復旧の規則に従って呼解放手順を開始する。判断
の結果、一致となると、呼接続を継続する。
【0031】制御部5はサウンダ54により呼出音を発
生して着信を表示し、呼出中を示す呼出メッセージ22
0を網に送信する。そして、制御部5はオフフックされ
るのを検出し、オフフックがあると、応答メッセージ2
21を網に対して送る。応答を確認した網は応答確認メ
ッセージ222を返送し、確認型情報転送動作モードの
解除をDISC信号223により通知する。これを受け
た制御部5は、解除の確認をUA信号224により返送
する。そして、発ユーザ側との通話225が開始され
る。
【0032】以上のように構成されたPHS端末装置で
は、受話音声の拡声モードを指示するためのキーが設け
られるか、所定のキー操作により拡声モードを指示可能
に構成されている。
【0033】図4には、充電制御回路63の機能ブロッ
ク図が示されている。充電制御回路63には、充電器8
0に充電端子64が接続されたときに、充電器80から
の電圧を得て充電器80に接続されたことを検出する接
続検出部91と、第1の充電制御手段92、第2の充電
制御手段93、検出手段94、制御手段95、バッテリ
61への充電経路をオンオフするスイッチ96とが設け
られている。
【0034】第1の充電制御手段92は、充電器80に
充電端子64が接続されてから第1の時間t1が経過す
ると充電をオフとするものであり、第2の充電制御手段
93は、バッテリ(電池)61の電圧が所定電圧に充電
されてから第2の時間t2が経過すると充電をオフとす
るものである。また、検出手段94は、充電器80に充
電端子64が接続されると、PHS端末装置の状態を信
号線66を介して検出する。具体的には、本PHS端末
装置では、充電状態においてスピーカ拡声モードを許容
するので、スピーカ拡声モードであるかを検出する。更
に、制御手段95は、上記検出手段94が検出したPH
S端末装置の状態に基づいて、第1の充電制御手段9
2、第2の充電制御手段93による制御の開始を管理す
るものである。
【0035】上記の充電制御回路63の各手段は、実際
上は例えばマイクロプロセッサ等により構成され、図
5、図6に示されるフローチャートのプログラムを実行
することにより実現されるので、図5、図6に示される
フローチャートに従って動作を説明する。充電器80に
充電端子64が接続されると、接続検出部91が接続を
検出し、充電制御回路63の各手段に充電開始を通知す
る。そこで、プロセッサは、信号線66を介して、PH
S端末装置がスピーカ拡声による通話中であるかを検出
する(S1)。ここで、PHS端末装置がスピーカ拡声
による通話中でないことが検出された場合には、図6に
示すフローチャートの処理へ進み、PHS端末装置がス
ピーカ拡声による通話中であることが検出されると、ス
テップS2へ進む。
【0036】ステップS2において、バッテリ61の電
圧を検出して満充電電圧か否かを検出する。満充電でな
ければ、ステップS1へ戻って動作を継続し、満充電で
あることが検出されると、バッテリ61の充電をオフと
する(スイッチ96をオフとする。)。そして、バッテ
リ61の電圧を検出して再充電電圧か否かを検出する
(S4)。再充電電圧まで電圧の低下がなければ、バッ
テリ61の充電オフを継続し(S5)、信号線66を介
して、PHS端末装置がスピーカ拡声による通話中であ
るかを検出する(S6)。ここで、PHS端末装置がス
ピーカ拡声による通話中であることが検出された場合に
は、ステップS4へ戻って動作を継続し、PHS端末装
置がスピーカ拡声による通話中でなくなると、図6に示
すフローチャートの処理へ進む。また、ステップS4に
おいて、バッテリ61の電圧が再充電電圧まで電圧の低
下した場合には、充電を開始し(S7)、ステップS1
へ戻って処理を継続する。このように、スピーカ拡声に
よる通話が行われている場合には、バッテリ61の電圧
を監視して必要に応じて充電を行うので、一度充電され
た後に電力消費により満充電状態でなくなり、その後に
通常より早くバッテリ切れとなる不具合を防止する。
【0037】一方、当初から、または、スピーカ拡声に
よる通話終了により、スピーカ拡声による通話が行われ
ていないときには、図6に示されるように、第1のタイ
マt1をスタートさせ(S8)、バッテリ61の電圧を
監視して満充電電圧となったかを監視する(S9)。そ
して、満充電電圧となっていなければ、第1のタイマt
1がタイムアップしたかを検出し(S10)、タイムア
ップとなっていなければステップS9へ戻ってバッテリ
61の電圧を監視して満充電電圧となったかを監視す
る。
【0038】上記において、第1のタイマt1がタイム
アップすると、LED65により満充電表示を行い(S
11)、ステップS14へと進む。また、ステップS9
におけるバッテリ61の電圧を監視において、満充電電
圧となったことが検出されると、第2のタイマt2をス
タートさせ(S12)、当該第2のタイマt2のタイム
アップによりLED65により満充電表示を行い(S1
3)、ステップS14へと進む。ここに、LED65
は、例えば、赤色及び緑色を発光するLEDであり、充
電の当初は赤色に発光され、満充電表示は緑色発光によ
り行う。
【0039】満充電表示を行った後には、充電オフを実
行し(S14)、バッテリ61の電圧を検出して再充電
電圧か否かを検出する(S15)。再充電電圧まで電圧
の低下がなければ、バッテリ61の充電オフを継続し
(S16)、ステップS15へ戻って処理を継続する。
また、ステップS15において、バッテリ61の電圧が
再充電電圧まで電圧の低下した場合には、充電を開始し
(S17)、ステップS8へ戻って処理を継続する。こ
のようにして、スピーカ拡声による通話がなされていな
ければ、2つのタイマを用いて過電圧(過充電)、過放
電、過電流に対する保護が図られる。
【0040】以上の説明では、スピーカ拡声の場合につ
いて説明したが、他の例としては、データ端子74にパ
ーソナルコンピュータ等が接続され、データ通信が充電
中に行われている場合を挙げることができる。制御部5
は、通話中となってから非音声通信の旨を通知し(また
は、通知があると)、TDMAデコード部31の出力を
通話部4に送出することなく、制御部5に取り込み、ま
た、通話部4の出力ではなく、制御部5の出力(データ
端子74に接続されたパーソナルコンピュータからのデ
ータ)をTDMAエンコード部32へ送出するように切
り換えを行う。この場合には、制御部5はデータ通信中
を検出できるので、信号線66を介してデータ通信中が
通知される。この場合にも、図5、図6のフローチャー
トのプログラムによる処理が行われる。ただし、スピー
カ拡声による通話中の検出に代えてデータ通信中の検出
が行われる。なお、第1の充電制御手段92と第2の充
電制御手段93は、その少なくとも一方を備えさせて、
無線通信端末装置の充電制御装置を構成することがで
き、このように構成しても、前述の実施の形態と同様の
効果を奏することができる。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
無線通信端末装置によれば、無線通信端末装置の状態に
基づいて、第1の充電制御手段と第2の充電制御手段に
よる充電制御に対する制御がされるので、無線通信端末
装置の状態に応じて適切に充電がなされるという効果が
ある。
【0042】以上説明したように、請求項2に記載の無
線通信端末装置によれば、充電中に拡声モードであるか
否かにより、第1、第2の充電制御手段による充電制御
が制御されるので、拡声モードである場合にも適切に充
電がなされるという効果がある。
【0043】以上説明したように、請求項3に記載の無
線通信端末装置によれば、無線通信端末装置が拡声モー
ド状態である場合、この拡声モードが終了するまで、第
1の充電制御手段及び第2の充電制御手段による充電制
御、つまり時間経過による充電制御が停止されるので、
適切に充電がなされるという効果がある。
【0044】以上説明したように、請求項4に記載の無
線通信端末装置によれば、充電中に拡声モードによる動
作が行われて電池の充電電圧が充電開始電圧になると、
充電を行うので、適切に充電がなされる。
【0045】以上説明したように、請求項5に記載の無
線通信端末装置によれば、無線通信端末装置がデータ通
信を行っている状態であるか否かを検出して、充電の制
御を行うので、充電中にデータ通信による動作が行われ
ても、適切に充電がなされる効果がある。
【0046】以上説明したように、請求項6に記載の無
線通信端末装置によれば、無線通信端末装置がデータ通
信状態である場合、このデータ通信が終了するまで、第
1の充電制御手段及び第2の充電制御手段による充電制
御、つまり時間経過による充電制御が停止されるので、
適切に充電がなされるという効果がある。
【0047】以上説明したように、請求項7に記載の無
線通信端末装置によれば、充電中にデータ通信による動
作が行われて電池の充電電圧が充電開始電圧になると、
充電を行うので、適切に充電がなされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る無線通信端末装置の
充電制御装置を含む電話装置の構成図。
【図2】PHS端末装置による発呼時のシーケンスを示
す図。
【図3】PHS端末装置による着呼時のシーケンスを示
す図。
【図4】本発明の実施の形態に係る無線通信端末装置の
要部の機能ブロック図。
【図5】本発明の実施の形態に係る無線通信端末装置の
充電制御動作を示すフローチャート。
【図6】本発明の実施の形態に係る無線通信端末装置の
充電制御動作を示すフローチャート。
【符号の説明】 1 無線部 2 モデム部 3 TDMA部 4 通話部 5 制御部 6 電源部 51 キー入力部 52 表示部 53 計時回路 54 サウンダ 55 バイブレータユニット 56 RAM 57 プログラムFROM 58 録再FR
OM 59 EEPROM 61 バッテリ 63 充電制御回路 64 充電端子 65 LED 91 接続検出
部 92 第1の充電制御手段 93 第2の電
源制御手段 94 検出手段 95 制御手段

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 充電器にセットし、第1の時間が経過す
    ると電池の充電を停止する第1の充電制御手段と、充電
    器にセットし、電池の電圧が所定電圧に達してから第2
    の時間が経過すると充電を停止する第2の充電制御手段
    との少なくとも1つを具備する無線通信端末装置におい
    て、 無線通信端末装置の状態を検出する検出手段と、 この検出手段が検出した無線通信端末装置の状態に基づ
    いて、前記第1の充電制御手段及び前記第2の充電制御
    手段による充電制御を制御する制御手段とを具備するこ
    とを特徴とする無線通信端末装置。
  2. 【請求項2】 検出手段は、無線通信端末装置が送受話
    音声の拡声モード状態であるか否かを検出することを特
    徴とする講求項1に記載の無線通信端末装置。
  3. 【請求項3】 制御手段は、検出手段が無線通信端末装
    置が拡声モード状態であることを検出する場合、この拡
    声モードが検出されなくなるまで、第1の充電制御手段
    及び第2の充電制御手段による充電制御を停止すること
    を特徴とする請求項1に記載の無線通信端末装置。
  4. 【請求項4】 電池の充電電圧を常に監視する監視手段
    を具備し、 制御手段は、検出手段が無線通信端末装置が拡声モード
    状態であることを検出する場合、前記監視手段により電
    池の充電電圧が充電開始電圧になることがわかると、前
    記電池の充電を開始することを特徴とする請求項2記載
    の無線通信端末装置。
  5. 【請求項5】検出手段は、無線通信端末装置がデータ通
    信を行っている状態であるか否かを検出することを特徴
    とする請求項1に記載の無線通信端末装置。
  6. 【請求項6】制御手段は、検出手段が無線通信端末装置
    がデータ通信を行っている状態であることを検出する場
    合、このデータ通信を行っている状態が検出されなくな
    るまで、第1の充電制御手段及び第2の充電制御手段に
    よる充電制御を停止することを特徴とする請求項5に記
    載の無練通信端末装置。
  7. 【請求項7】電池の充電電圧を常に監視する監視手段を
    具備し、制御手段は、検出手段が無線通信端末がデータ
    通信を行っている状態であることを検出する場合、前記
    監視手段により電池の充電電圧が充電開始電圧になるこ
    とがわかると、前記電池の充電を開始することを特徴と
    する請求項5記載の無線通信端末装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004025930A1 (ja) * 2002-09-12 2004-03-25 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. マルチモード通信端末
WO2012153399A1 (ja) * 2011-05-11 2012-11-15 トヨタ自動車株式会社 充電制御装置およびそれを備える車両ならびに充電制御方法

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