JPH11252239A - 電話装置 - Google Patents

電話装置

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Publication number
JPH11252239A
JPH11252239A JP4833398A JP4833398A JPH11252239A JP H11252239 A JPH11252239 A JP H11252239A JP 4833398 A JP4833398 A JP 4833398A JP 4833398 A JP4833398 A JP 4833398A JP H11252239 A JPH11252239 A JP H11252239A
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JP
Japan
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unit
voice
output
signal
recording
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Application number
JP4833398A
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English (en)
Inventor
Hajime Omori
肇 大森
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 拡声モードにおいて録音を行った場合に、適
切に相手の音声を再生できるようにする。 【解決手段】 音声を出力するスピーカ43と、音声入
力するマイクロホン44と、音声信号を録音する録再F
ROM58とを備え、音声信号を録音するときに、前記
スピーカ43から音声を拡声出力することが指示されて
いるか否か検出して、音声を拡声出力する指示が出され
ていることを検出すると、受信音声信号のみが前記録再
FROM58に録音されるように録音制御を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ハンズフリーや
スピーカ拡声と称される音声の拡声モードを備える電話
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電話装置における拡声モードの1
つの手段として、送話レベルと受話レベルとを比較して
レベルの大きい音声信号をスピーカに送出する手法が知
られてている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記方法による拡声モ
ードを実行しているときに、録音を行うと、スピーカに
与えられている音声信号が録音され、送話音声と受話音
声とが混ざってしまい、再生すると受話音声が聞き取り
難くなり、例えば相手の要件を聞き取りたいときに、聞
き取りづらいという問題があった。
【0004】本発明は上記のような従来の電話装置が有
する問題点を解決せんとしてなされたもので、その目的
は、拡声モードにおいて録音を行った場合に、相手側か
ら送られた受話音声を適切に記録し、再生時に適切に相
手の音声を再生できるようにした電話装置を提供するこ
とである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載
の電話装置は、音声を出力する出力手段と、音声を入力
する入力手段と、音声信号を録音する録音手段と、前記
録音手段に音声信号を録音するときに、前記出力手段か
ら音声を拡声出力することが指示されているか否か検出
する拡声指示検出手段と、この拡声指示検出手段が、音
声を拡声出力する指示が出されていることを検出する
と、電話回線を介して受信した受信音声のみが前記録音
手段に録音されるように録音制御を行う録音制御手段と
を具備することを特徴とする。これによって、音声信号
を録音するときに、拡声出力することが指示されている
か否か検出し、音声を拡声出力する指示が出されている
ことを検出すると、受信音声信号のみ録音される。
【0006】本発明の請求項2に記載の電話装置では、
録音制御手段は、音声を拡声出力する指示が出されてい
ることを検出すると、入力手段からの音声信号の回込経
路を遮断することを特徴とする。これにより、相手側か
ら到来した音声信号のみを拡声することができる。
【0007】本発明の請求項3に記載の電話装置は、音
声を出力する出力手段と、音声を入力する入力手段と、
少なくとも第1の識別色と第2の識別色とを用いて発光
を行う発光手段と、前記出力手段に電話回線を介して受
信した受信音声が与えられているときには、前記発光手
段が第1の識別色を用いて発光する制御を行い、前記入
力手段から入力されているときには、前記発光手段が第
2の識別色を用いて発光する制御を行う発光制御手段と
を具備することを特徴とする。これにより、電話回線を
介して受信した受信音声が与えられているときには、第
1の識別色を用いて発光し、入力手段から音声が入力さ
れているときには、第2の識別色を用いて発光すること
になる。
【0008】本発明の請求項4に記載の電話装置では、
発光制御手段は、音声信号のレベルに応じて発光の強度
を変化させることを特徴とする。これにより、送受話の
音声レベルを知ることができ、会話における話すタイミ
ングの切り換えを行い易くする。
【0009】本発明の請求項5に記載の電話装置は、音
声を出力する出力手段と、音声を出力する入力手段と、
第1の色を発光する第1の発光手段と、第2の色を発光
する第2の発光手段と、前記出力手段に電話回線を介し
て受信した受話音声が与えられているときには、前記第
1の発光手段による第1の色を発光するように制御し、
前記入力手段に送話音声が入力されているときには、前
記第2の発光手段による第2の色を発光するように制御
を行う発光制御手段とを具備することを特徴とする。こ
れにより、受話音声信号が与えられているときには、第
1の発光手段による第1の色が発光し、入力手段に送話
音声が入力されているときには、第2の発光手段による
第2の色が発光する。
【0010】本発明の請求項6に記載の電話装置では、
発光制御手段は、音声信号のレベルに応じて発光の強度
を変化させることを特徴とする。これにより、送受話の
音声レベルを知ることができ、会話における話すタイミ
ングの切り換えを行い易くする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下添付図面を参照して本発明の
実施の形態に係る電話装置を説明する。各図において、
同一の構成要素には同一の符号を付して重複する説明を
省略する。この例では、PHS(パーソナル・ハンディ
ーホン・システム)端末装置を説明するが、本発明はこ
れに限らず、携帯電話機、有線回線に接続される電子電
話機、構内交換機のシステム等として実現可能である。
【0012】図1には、本発明の実施の形態に係るPH
S端末装置の構成図が示されている。PHS端末装置
は、無線部1、モデム部2、TDMA部3、通話部4、
制御部5、電源部6を備えている。無線部1にはアンテ
ナ11が接続され、通話部4にはマイクロホン44とゲ
インコントローラ46とが接続されている。ゲインコン
トローラ46には、増幅器45を介してスピーカ43が
接続されている。また、制御部5には、キー入力部5
1、表示部52、計時回路53、サウンダ54、バイブ
レータユニット55、RAM56、プログラムFROM
57、録再FROM58、EEPROM59、LED7
1が接続されている。
【0013】上記無線部1には、信号を受信しダウンコ
ンバートする受信部13、信号を送信の周波数へアップ
コンバートする送信部15、これら受信部13及び送信
部15に対しダウンとアップのコンバート用の周波数を
与えるシンセサイザ14、受信部13と送信部15を切
り換えてアンテナ11に接続するスイッチ12、受信電
界の強度を検出する受信電界強度検出部16が設けられ
ている。
【0014】モデム部2には、信号を復調する復調部2
1と、信号を変調する変調部22とが設けられている。
TDMA部3には、タイムスロットから信号を取り出す
TDMAデコ−ド部31と、所定のタイムスロットに信
号を挿入するTDMAエンコード部32とが備えられて
いる。また、通話部4には適応差分によるPCMコード
化及びデコードを行う適応差分PCMコーデック41、
PCMによるコード化及びデコードを行うPCMコーデ
ック42が設けられている。
【0015】制御部5は、プロセッサ等により構成さ
れ、プログラムFROM57に記憶されているプログラ
ムにより各部を制御する。キー入力部51は、ダイヤル
キーや各種の機能キーを有する。表示部52は、例え
ば、ドット表示可能なLCDにより構成されている。計
時回路53は、制御部5が参照する時間を提供する。サ
ウンダ54は、着信音を発生するために用いられる。バ
イブレータユニット55は、振動により着信を知らせ
る。RAM56は、制御部5がワーキング領域として用
いる。プログラムFROM57は書き換え可能なROM
であり、制御部5が用いるプログラムが記憶されてい
る。録再FROM58は書き換え可能なROMであり、
通話時の音声データ等が記憶される。EEPROM59
は、電話帳データや発呼と着呼のカウント値等が記憶さ
れる。
【0016】電源部6には、二次電池からなるバッテリ
61と、このバッテリ61の電圧を所定電圧Vccとして
各部に与える電源回路62とが備えられている。LED
71は、着呼を受け取ると発光されて着信を報知するた
めのものである。本実施の形態では、このLED71が
2種類の色(例えば、赤色と緑色)で発光する。サウン
ダ54からの着信報知と共に、上記LED71の発光に
よってユーザは着信を知ることができる。
【0017】以上の構成のPHS端末装置において、公
衆基地局または家庭用基地局から到来する無線周波信号
は、アンテナ11で受信される。受信信号はスイッチ1
2を介して受信部13に到り、シンセサイザ14から出
力される信号とミキシングされてダウンコンバートされ
る。このとき、シンセサイザ14の発振周波数は制御部
5からの制御により無線チャネル周波数に応じて変更さ
れている。ダウンコンバートされた信号は、復調部21
へ送られてディジタル復調されTDMAデコード部31
へ送られる。TDMAデコード部31は、制御部5の制
御下において、自装置に割り当てられたタイムスロット
から信号を取り出し、制御信号の場合は制御部5へ送
り、また、通話信号の場合には適応差分PCMコーデッ
ク41へ送る。適応差分PCMコーデック41では、通
話信号の適応差分によるPCMデコードが行われ、この
信号はPCMコーデック42においてPCMデコードが
行われアナログ信号に変換される。アナログ化された通
話信号は、ゲインコントローラ46、増幅器45にて増
幅されスピーカ43から音声とされて出力される。
【0018】なお、無線部1に設けられている受信電界
強度検出部16は、受信に係る無線周波信号の電界強度
を検出し、検出値を制御部5に通知している。
【0019】一方、マイクロホン44から入力された音
声は、音声信号とされてPCMコーデック42及び適応
差分PCMコーデックにより順次にディジタル化され、
TDMAエンコード部32へ送られて自装置に割り当て
られたタイムスロットに挿入される。この信号は、変調
部22へ送られて変調され、送信部15へ送られてシン
セサイザ14から出力される信号とミキシングされてア
ップコンバートされる。送信部15の出力信号はスイッ
チ12を介してアンテナ11から無線送信される。
【0020】また、制御部5が送信する制御信号は、T
DMAエンコード部32へ送られて自装置が確保したチ
ャネルのタイムスロットに挿入されて、上記通話信号と
同一の経路を介して送信される。
【0021】以上のように構成されたPHS端末装置
は、発呼時に図2に示すシーケンスにより発呼動作を行
う。この図において、PSは、PHS端末装置を示し、
CSは、基地局を示す。先ず、キー入力部51のオフフ
ックボタン等が操作され、オフフックを検出すると、制
御部5は制御チャネルを介して基地局へリンクチャネル
確立メッセージ101を送出する。基地局は、これを受
取り、空いているリンク(通話)チャネルを検出して、
当該リンクチャネルの割当メッセージ102を制御チャ
ネルを介して送ってくる。これに応えて、制御部5は割
当てられたリンクチャネルを使用して同期バースト10
3を送信し、同期が確立すると、逆に基地局から同期バ
ースト104を送信する。
【0022】同期が確立すると、制御部5は確認型情報
転送動作モードの設定開始をSABM信号105により
通知し、これを受けた基地局は初期設定の確認をUA信
号106により返送する。これを受けた制御部5は、呼
設定メッセージ107を送信する。この呼設定メッセー
ジ107は、基地局から網へ送信され、網が呼が正当な
ものであることを検出すると、呼設定受付メッセージ1
08を返送してくる。PHS端末装置に通知情報受信指
示が設定されている場合、制御部5は、定義情報要求メ
ッセージ109を送信する。これを受けた網は、定義情
報応答110により通知情報を返送する。RT(無線管
理)機能要求の指示が設定されている場合、制御部5は
機能要求メッセージ111を送信する。それを受けた網
は、機能要求応答メッセージ112によりRT機能を返
送する。
【0023】更に、制御部5は、秘匿鍵設定メッセージ
113により秘匿鍵を網に通知する。MM(移動管理)
機能要求の指示が設定されている場合、制御部5は機能
要求メッセージ114を送信する。これを受けた網は、
機能要求応答メッセージ115によりMM機能を返送す
る。次に、網は認証乱数を発生し、乱数を認証要求メッ
セージ116を通知する。制御部5はこれを受け取り、
自身が有している認証鍵を用いて乱数を暗号化し、認証
応答メッセージ117により網に送信する。この暗号を
受け取った網は、PHS端末装置と同一の認証鍵を用い
て送った乱数を暗号化し、これと受信した暗号が一致す
るかどうかを判断する。判断の結果、不一致となると、
呼切断復旧の規則に従って呼解放手順を開始する。判断
の結果、一致となると、呼接続を継続する。
【0024】網は、確認型情報転送動作モードの解除を
DISC信号118により通知する。これを受けた制御
部5は、解除の確認をUA信号119により返送する。
着ユーザ呼出しが開始されたことの表示を網が受信する
と、網は呼出メッセージ120により通知する。また、
リングバックトーン121が送られてくるので、これは
受信通話信号と同様にスピーカ43から出力する。網
は、着ユーザが応答したことを検出すると、応答メッセ
ージ122を通知してくる。これにより、着ユーザ側と
の通話123が開始される。
【0025】一方、着呼の場合には、図3に示すように
網から着呼メッセージ201が送られてくるので、制御
部5は制御チャネルを介して基地局へリンクチャネル確
立メッセージ202を送出する。基地局は、これを受取
り、空いているリンク(通話)チャネルを検出して、当
該リンクチャネルの割当メッセージ203を制御チャネ
ルを介して送ってくる。これに応えて、制御部5は割当
てられたリンクチャネルを使用して同期バースト204
を送信し、同期が確立すると、逆に基地局から同期バー
スト205を送信する。
【0026】同期が確立すると、制御部5は確認型情報
転送動作モードの設定開始をSABM信号206により
通知し、これを受けた基地局は初期設定の確認をUA信
号207により返送する。これを受けた制御部5は、着
呼応答メッセージ208を網に対して送信する。着呼応
答メッセージ208を受信した網は、呼設定メッセージ
209を送信してくる。これを受けた制御部5は、呼設
定受付メッセージ210を返送する。
【0027】PHS端末装置に通知情報受信指示が設定
されている場合、制御部5は、定義情報要求メッセージ
211を送信する。これを受けた網は、定義情報応答2
12により通知情報を返送する。RT(無線管理)機能
要求の指示が設定されている場合、制御部5は機能要求
メッセージ213を送信する。それを受けた網は、機能
要求応答メッセージ214によりRT機能を返送する。
【0028】更に、制御部5は、秘匿鍵設定メッセージ
215により秘匿鍵を網に通知する。MM(移動管理)
機能要求の指示が設定されている場合、制御部5は機能
要求メッセージ216を送信する。これを受けた網は、
機能要求応答メッセージ217によりMM機能を返送す
る。次に、網は認証乱数を発生し、乱数を認証要求メッ
セージ218を通知する。制御部5はこれを受け取り、
自身が有している認証鍵を用いて乱数を暗号化し、認証
応答メッセージ219により網に送信する。この暗号を
受け取った網は、PHS端末装置と同一の認証鍵を用い
て送った乱数を暗号化し、これと受信した暗号が一致す
るかどうかを判断する。判断の結果、不一致となると、
呼切断復旧の規則に従って呼解放手順を開始する。判断
の結果、一致となると、呼接続を継続する。
【0029】制御部5はサウンダ54により呼出音を発
生して着信を表示し、呼出中を示す呼出メッセージ22
0を網に送信する。そして、制御部5はオフフックされ
るのを検出し、オフフックがあると、応答メッセージ2
21を網に対して送る。応答を確認した網は応答確認メ
ッセージ222を返送し、確認型情報転送動作モードの
解除をDISC信号223により通知する。これを受け
た制御部5は、解除の確認をUA信号224により返送
する。そして、発ユーザ側との通話225が開始され
る。
【0030】以上のように構成されたPHS端末装置で
は、録音モードを指示するためのキーが設けられるか、
所定のキー操作により録音モードを指示可能に構成さ
れ、更に、受話音声の拡声モードを指示するためのキー
が設けられるか、所定のキー操作により拡声モードを指
示可能に構成されている。
【0031】そして、録音モードが指示されると、制御
部5は図4に示されるフローチャートのプログラムを実
行するので、これを説明する。即ち、録音モードとな
り、受話音声の拡声モードが指示されているかを検出す
る(S1(拡声指示検出手段))。つまり、制御部5
は、キー操作に応じてモードが指示された場合には、R
AM56に該当モードに対応してフラグをセットし、現
在どのようなモードが設定されているかを検出してい
る。ここで、拡声モードが設定されていることが検出さ
れると、送話信号の回込経路を遮断する(S2(録音制
御手段))。つまり、通話部4の回込経路部47に制御
信号を与えて、マイクロホン44(入力手段)から到来
する送話音声信号がゲインコントローラ46に回り込ま
ぬようにする。そして、TDMAデコード部31の出力
のみを取り込み、受話音声信号のみを録再FROM57
に記憶する(S3(録音制御手段))。この時、受話音
声信号は拡声モードの音量でスピーカ43(出力手段)
から出力される。
【0032】一方、拡声モードの設定がない場合には、
TDMAデコード部31の出力と適応差分PCMコーデ
ック41の出力を取り込み、送受話音声信号を録再FR
OM57に記憶する(S4)。上記ステップS3、S4
のいずれの場合にあっても、終話か否かの検出を、例え
ば、切断信号到来監視により行い(S5)、終話でなけ
れば録音を継続する(S6)。そして、終話となると、
通話部4の回込経路部47に制御信号を与えて、マイク
ロホン44から到来する送話音声信号がゲインコントロ
ーラ46に回り込むように必要な復旧制御を行い(S
7)、動作を終了する。
【0033】以上のようにして、受話音声の拡声時には
スピーカ43からは受話音声のみが出力され、相手の要
件のみが聞き取れると共に、相手からの音声信号のみが
録音されるので、再生したときには、相手の要件のみを
聞き取ることができる。
【0034】更に、本実施の形態に係るPHS端末装置
の制御部5は、拡声モードの場合に、LED71の点灯
制御を図5に示されるフローチャートのプログラムによ
り行うので、これを説明する。つまり、拡声モードにお
いて、制御部5は、通話部4の回込経路部47から、マ
イクロホン44(入力手段)より到来する送話音声信号
を取り込み、その信号の有無(もしくは、所定レベル以
上の信号の有無)を検出する(S11)。そして、送話
音声信号が検出されると、LED71を赤色に点灯させ
る(S12(発光制御手段))。また、制御部5は、P
CMコーデック42から出力された受話音声信号とを取
り込み、その信号の有無(もしくは、所定レベル以上の
信号の有無)を検出する(S13)。そして、受話音声
信号が検出されると、LED71を緑色に点灯させる
(S14(発光制御手段))。更に、終話か否かの検出
を、例えば、切断信号到来監視により行い(S15)、
終話でなければステップS11へ戻って処理を継続し、
終話を検出すると、このフローチャートのプログラムを
終了する。
【0035】上記のように、ステップS11からステッ
プS15の処理が連続的に行われるので、送話音声信号
が入力されているときには、LED71が赤色で点灯さ
れ、受話音声信号が入力されているときには、LED7
1が緑色で点灯される。そして、制御部5は、点灯に際
しては、音声信号のレベルに対応してLED71の発光
強度制御する。つまり、音声信号のレベルが大きくなる
につれて発光強度を強くし、音声信号のレベルが小さく
なるにつれて発光強度を弱める。
【0036】このように、通話時に受話音声信号の到来
と送話音声信号の送出とがモニタでき、双方向の通話が
なされていることを目視確認できる。なお、上記におい
ては、拡声モードの場合に、送話音声信号が入力されて
いるときには、LED71が赤色で点灯するようにした
が、拡声モードにおいて録音モードとなると、受話音声
信号のみを録音していることに鑑み、LED71の点灯
を行わなくとも良い。このようにすると、相手の音声が
到来するタイミングのみが表示されるので、応答をタイ
ミングよく返すことが可能である。また、本実施の形態
では、異なる2色で発光するLED71を用いて受話信
号到来と、マイクロホン44からの音声の入力とを峻別
して表示したが、赤色LEDと緑色LEDなどの複数の
LEDを設け、受話信号到来とマイクロホン44からの
音声の入力とを峻別して表示する構成を採用できる。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
電話装置によれば、音声信号を録音するときに、拡声出
力することが指示されているか否か検出し、音声を拡声
出力する指示が出されていることを検出すると、受信音
声信号のみ録音するようにしているので、再生時に相手
の要件のみを聞くことができ、相手の要件を適切に受け
取ることができる。
【0038】以上説明したように、請求項2に記載の電
話装置によれば、音声を拡声出力する指示が出されてい
ることを検出すると、入力手段からの音声信号の回込経
路を遮断するので、相手側から到来した音声信号のみを
拡声することができ、相手の要件を適切に聞くことがで
きる。
【0039】以上説明したように、請求項3に記載の電
話装置によれば、電話回線を介して受信した受信音声が
与えられているときには、第1の識別色を用いて発光
し、入力手段から音声が入力されているときには、第2
の識別色を用いて発光するように制御を行うので、受話
信号の到来状況と送話信号の入力状況とが判り、会話に
おける話すタイミングの切り換えを行い易くする効果が
ある。
【0040】以上説明したように、請求項4に記載の電
話装置によれば、音声信号のレベルに応じて発光の強度
を変化させるので、送受話の音声レベルを知ることがで
き、会話における話すタイミングの切り換えを行い易く
する効果がある。
【0041】以上説明したように、請求項5に記載の電
話装置によれば、出力手段に受話音声信号が与えられて
いるときには、第1の発光手段による第1の色を発光す
るように制御し、入力手段に送話音声が入力されている
ときには、第2の発光手段による第2の色を発光するよ
うに制御を行うので、受話信号の到来状況と送話信号の
入力状況とが判り、会話における話すタイミングの切り
換えを行い易くする効果がある。
【0042】以上説明したように、請求項6に記載の電
話装置によれば、音声信号のレベルに応じて発光の強度
を変化させるので、送受話の音声レベルを知ることがで
き、会話における話すタイミングの切り換えを行い易く
する効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る電話装置の構成図。
【図2】PHS端末装置による発呼時のシーケンスを示
す図。
【図3】PHS端末装置による着呼時のシーケンスを示
す図。
【図4】本発明の実施の形態に係るPHS端末装置によ
る録音モード時の録音動作を示すフローチャート。
【図5】本発明の実施の形態に係るPHS端末装置によ
る拡声モード時の送受話モニタ動作を示すフローチャー
ト。
【符号の説明】
1 無線部 2 モデム部 3 TDMA部 4 通話部 5 制御部 6 電源部 51 キー入力部 52 表示部 53 計時回路 54 サウンダ 55 バイブレータユニット 56 RAM 57 プログラムFROM 58 録再FR
OM 59 EEPROM

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音声を出力する出力手段と、 音声を入力する入力手段と、 音声信号を録音する録音手段と、 前記録音手段に音声信号を録音するときに、前記出力手
    段から音声を拡声出力することが指示されているか否か
    検出する拡声指示検出手段と、 この拡声指示検出手段が、音声を拡声出力する指示が出
    されていることを検出すると、電話回線を介して受信し
    た受信音声のみが前記録音手段に録音されるように録音
    制御を行う録音制御手段とを具備することを特徴とする
    電話装置。
  2. 【請求項2】 録音制御手段は、音声を拡声出力する指
    示が出されていることを検出すると、前記入力手段から
    の音声信号の回込経路を遮断することを特徴とする請求
    項1に記載の電話装置。
  3. 【請求項3】 音声を出力する出力手段と、 音声を入力する入力手段と、 少なくとも第1の識別色と第2の識別色とを用いて発光
    を行う発光手段と、 前記出力手段に電話回線を介して受信した受信音声が与
    えられているときには、前記発光手段が第1の識別色を
    用いて発光する制御を行い、前記入力手段から音声が入
    力されているときには、前記発光手段が第2の識別色を
    用いて発光する制御を行う発光制御手段とを具備するこ
    とを特徴とする電話装置。
  4. 【請求項4】 発光制御手段は、 音声信号のレベルに応じて発光の強度を変化させること
    を特徴とする請求項3に記載の電話装置。
  5. 【請求項5】 音声を出力する出力手段と、 音声を入力する入力手段と、 第1の色を発光する第1の発光手段と、 第2の色を発光する第2の発光手段と、 前記出力手段に電話回線を介して受信した受信音声が与
    えられているときには、前記第1の発光手段による第1
    の色を発光するように制御し、前記入力手段に送話音声
    が入力されているときには、前記第2の発光手段による
    第2の色を発光するように制御を行う発光制御手段とを
    具備することを特徴とする電話装置。
  6. 【請求項6】 発光制御手段は、 音声信号のレベルに応じて発光の強度を変化させること
    を特徴とする請求項5に記載の電話装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012524444A (ja) * 2009-04-17 2012-10-11 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ アンビエント通信システム、当該システムを作動する方法、及び計算機で読み取り可能な媒体

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JP2012524444A (ja) * 2009-04-17 2012-10-11 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ アンビエント通信システム、当該システムを作動する方法、及び計算機で読み取り可能な媒体

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