JPH11252673A - 音響再生装置 - Google Patents

音響再生装置

Info

Publication number
JPH11252673A
JPH11252673A JP10363335A JP36333598A JPH11252673A JP H11252673 A JPH11252673 A JP H11252673A JP 10363335 A JP10363335 A JP 10363335A JP 36333598 A JP36333598 A JP 36333598A JP H11252673 A JPH11252673 A JP H11252673A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cavity
panel
central layer
sound reproducing
honeycomb
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10363335A
Other languages
English (en)
Inventor
Wolfgang Bachmann
ボルフガング・バッハマン
Gerhard Dr Krump
ゲルハルト・クルンプ
Hans-Juergen Regl
ハンス−ユルゲン・レーグル
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nokia Technology GmbH
Original Assignee
Nokia Technology GmbH
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nokia Technology GmbH filed Critical Nokia Technology GmbH
Publication of JPH11252673A publication Critical patent/JPH11252673A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R7/00Diaphragms for electromechanical transducers; Cones
    • H04R7/02Diaphragms for electromechanical transducers; Cones characterised by the construction
    • H04R7/04Plane diaphragms
    • H04R7/045Plane diaphragms using the distributed mode principle, i.e. whereby the acoustic radiation is emanated from uniformly distributed free bending wave vibration induced in a stiff panel and not from pistonic motion
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R9/00Transducers of moving-coil, moving-strip, or moving-wire type
    • H04R9/02Details
    • H04R9/04Construction, mounting, or centering of coil
    • H04R9/045Mounting
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R2440/00Bending wave transducers covered by H04R, not provided for in its groups
    • H04R2440/01Acoustic transducers using travelling bending waves to generate or detect sound
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R9/00Transducers of moving-coil, moving-strip, or moving-wire type
    • H04R9/02Details
    • H04R9/025Magnetic circuit
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R9/00Transducers of moving-coil, moving-strip, or moving-wire type
    • H04R9/06Loudspeakers
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R9/00Transducers of moving-coil, moving-strip, or moving-wire type
    • H04R9/06Loudspeakers
    • H04R9/063Loudspeakers using a plurality of acoustic drivers

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Acoustics & Sound (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Diaphragms For Electromechanical Transducers (AREA)
  • Audible-Bandwidth Dynamoelectric Transducers Other Than Pickups (AREA)
  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】屈曲波原理に基づいて作動する音響再生装置を
提供する。中央層は空洞部を有し、この空洞部において
のみ駆動装置(16)が一体化される音響再生装置を提
供する。 【解決手段】実質的に中央層(11)並びに上下表層
(12.1,12.2)によって形成され、両表層(1
2)により中央層(11)の相対する表面が覆われてい
るパネル(10)と、このパネル(10)と結合され、
パネル(10)を音響信号の影響下で振動させる駆動装
置(16)とにより構成され、中央層(11)は空洞部
(15)を有し、この空洞部(15)においてのみ駆動
装置(16)が一体化される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、屈曲波原理(Biege
wellenprinzip)に基づいて作動する音響再生装置の駆動
系の配置に関する。
【0002】
【従来技術】従来技術では、屈曲波原理に基づいて作動
する音響再生装置が知られている。このような装置は、
実質的に、パネルと、少なくとも1つの駆動系統とによ
って構成されている。1つ又は複数の駆動系統に音響信
号が供給されると、パネルが振動される。このような音
響再生装置の特徴は、低域の臨界周波数から“屈曲波放
射”が可能となり、その時々のパネルの平面に沿った屈
曲波は、周波数依存方向を有する音響放射をもたらす。
換言すれば、形成された指向性パターンの断面は、周波
数依存方向を有する主ローブを示すのである。このよう
な状況は無限に伸ばされたプレート及び吸収プレートに
完全に当て嵌まるが、該状況は本願において扱われた多
重共振プレートにとって、強いエッジ反射の故に、一層
複雑になる。多重共振プレートにおけるこのような複雑
さは、周波数依存方向を有する前記主ローブに、複数の
このような広い主ローブを重ねて、更に非常な周波数依
存性を有する強く扇状に広がった指向性パターンを発生
させることである。しかし乍ら、ここで扱われた多重共
振プレートと、吸収プレートとに共通するのは、両者の
指向性パターンが中心においてむしろ中央垂直線から離
れて指向していることである。このような性能によっ
て、空間がより強く音波の投射に含まれることになる。
【0003】パネルは、サンドイッチ原理に基づき、つ
まりは、非常に軽い中央層の2つの相対する表面が、常
に、薄い表層と例えば貼着により結合されていることに
よって、構成されている。パネルが良好な音響再生特性
を有するためには、表層用の材料は特に高い圧縮波速度
を有しなくてはならない。適切な表層材料は例えば薄い
金属箔又は繊維強化合成樹脂箔である。
【0004】中央層に対しても特別な要求がなされる。
かくして、使用可能な材料がまず僅かな密度及び僅かな
減衰を有しなくてはならない。更に、中央層用の材料
は、表層を有する表面に対し直角に出来る限り高い捩り
剛性率を有しなくてはならない。最後に、主な要求のい
う意味で、中央層用に使用可能な材料が、常にこの材料
から形成される中央層が後に最大の伸びを有してなる方
向に、非常に僅かな弾性係数を有することが必要であ
る。2つの今挙げられた要求に関して一目で矛盾してい
るこれらの前提は、被覆のために表層を有する2つの表
面の間を通りかつ横断面が好ましくは僅かである貫通孔
を備えた穴空き構造を有する中央層によって、最も容易
に満たされる。穴空き構造を有する中央層の他に、中央
層材料として硬質フォームも用いられる。何故ならば、
これらの中央層材料がその異方性材料特性にも拘らず依
然として適切な捩り剛性率及び弾性係数を有するからで
ある。このような関連で、中央層用の材料として硬質フ
ォームを用いる際には、表層が、パネルの要求される異
方性挙動を形成する課題を有することも言及しておく。
【0005】上記パネルによって音波を放射するため
に、パネルを駆動系統に結合させて、次に、駆動系統が
パネルを表層の平面に対し直角方向に波状に変形するこ
とが必要である。このことを実現するために、従来技術
では、一般に、従来のラウドスピーカの駆動のためにも
用いられる磁石系が用いられる。これらの駆動系統が屈
曲波の放射のために必要なパネルの変形を引き起こすた
めには、駆動系統は、通常、対応の受面を有する。この
受面は、例えば、2つの被覆箔のうちの1個と間隔をあ
けて設けられており、かつ駆動系統を収容する支持構造
体によって形成されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の支持構造体では
装置の構造深さ(Bautiefe)のみならず重量をも増大させ
ること以外にも、このような支持構造体がかなりの製造
コストをも生み出してしまう。従って、駆動系統用の受
面として作用する支持構造体をパネルに直接結合するよ
うになる。しかし乍ら、この場合、欠点は、パネルと結
合した支持構造体がパネル内での屈曲波の発生を妨げ
て、歪んだ音の再生を引き起こすことである。これの原
因は、駆動系統のみと比較して、このような支持構造体
が、パネルとの必要な固定の故に、パネルの最大の延在
の方向に延びるより大きな領域を硬化することに帰せら
れる。更に、このような支持構造体の欠点は、これらの
支持構造体が、表層及び中央層に適正な特性を満たさな
いことにある。
【0007】本発明は、従来技術の上記欠点を解消した
音響再生装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、中央層が空洞
部を有し、この空洞部においてのみ駆動装置が一体化さ
れる音響再生装置を提供する。
【0009】本発明の基本的思想は、パネルに空洞部を
備え、この空洞部に駆動系統を設けることである。音響
再生装置がこのように構成されると、中央層自体を駆動
系統の諸部分用の受面として用いることができる。この
ことは、重量及び構造の奥行きの節約という利点の他
に、パネル内部での駆動系統の完全な統合によって、表
層を有する2つの表面を一体的に構成することができる
という利点をも有する。更に、駆動系統が完全に統合さ
れており、1つ又は複数の表層によって外界から分離さ
れているパネルを、汚れ又は湿気のある場所においても
問題なく用いることができる。最後に、空洞部によって
生じるパネルの弱体化により、屈曲波をパネルへ特に良
好に導入することができるので、屈曲波の発生に必要な
能力を低下させるか、能力が同じ場合には、低音再生に
必要なパネルの振動特性を引き起こすことができる。
【0010】請求項2に従った駆動系統は少なくとも1
つの永久磁石と、振動コイルホルダと、振動コイルとに
よって形成されているときに、低音及び中音の範囲での
特に良好な伝達能力が達成される。
【0011】請求項3に記載のように、中央層がハニカ
ム構造を有し、このハニカム構造では各ハニカムが、側
方で互いに結合し、両表層の間に延びている複数の壁部
によって構成されていると、音響再生装置の構造は特に
簡単である。この場合、中央層に空洞部を形成すること
によって露出された、1つ又は複数のハニカムの壁部を
振動コイルホルダとして用いることができる。ここで
も、中央層を振動コイルホルダとして活用することがハ
ニカム構造のみに限定されるのではないことを指摘して
おく。むしろ、中央層を形成する円形構造又は多角構造
の壁部、及び硬質フォーム製の中央層に空洞部を形成す
ることによって形成される壁部も同様に利用可能であ
る。
【0012】請求項4に記載のように、1つ又は複数の
永久磁石が直接か又は保持手段によって中央層と結合さ
れているとき、並びに1つ又複数の永久磁石及び保持手
段と直接的に物理的に結合をしている、中央層の領域
が、振動コイルの直径D2よりも大きい直径D1を有す
るときに、構造は一層簡略化される。ここでも、2つの
直径D1とD2の間の関係がパネルの調整にとって決定
的な意味を有することを指摘しておく。特に、この場
合、直径D2の変更は注目すべきである。何故ならば、
これらの変更が結果としてインピーダンスの変化従って
またモジアル振幅(Modialampulituden) の影響を伴うか
らである。
【0013】請求項5に記載のように、本発明は、電磁
式の駆動系統の使用にのみ限定されない。むしろ、より
高い周波数の音響信号を伝送したいときは、圧電式の駆
動系統も使用可能である。圧電式の駆動系統を実現する
ためには、空洞部の底部が1つの圧電式のディスクのみ
を有すれば、充分である。
【0014】駆動系統が圧電材料製のディスクによって
実現されるときは、反力を吸収するために、底部から離
隔した圧電材料製のデイスクの側が、請求項7に記載の
ように、震動性体を有するほうがよい。
【0015】パネルへの特に良好な加圧を達成するため
には、請求項7に記載のように、空洞部の底部が圧力プ
レートを設ける方がよい。
【0016】パネルへの加圧を改善するために、請求項
8に記載のように、軸方向及び半径方向に空洞部に直接
隣り合う、中央層の少なくともハニカムが、合成樹脂材
料で発泡埋め込みされる方がよい。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面を参照して詳
述する。図1にはパネル10の1部分が側断面で示され
ている。このパネル10は中央層11と、上方の表層1
2.1と、下方の表層12.2とによって形成される。
この場合、2つの表層12は中央層11の相対する側で
結合されている。他の実施の形態すべてと同様に、この
実施の形態においても、中央層11はハニカム構造を有
し、これらのハニカム13のいずれもが六角形の横断面
を有する。ハニカム13を形成し、かつ側方で互いに結
合している各壁部14は2つの中央層12の間を延びて
いる。念のために、本願に示されるすべての実施の形態
が、硬質フォームから形成されている中央層11に対し
ても該当することを指摘したい。
【0018】下方の表層12.2と結合している中央層
11の側面には、空洞部15が削られている。この空洞
部15には駆動系統16が嵌め込まれている。この駆動
系統16は、いわゆる復帰装置(Rueckschlussanordnun
g) 17.1乃至17.4と、永久磁石18と、振動コ
イル19を有する振動コイルホルダ20とによって構成
される。この場合、復帰装置17.1乃至17.3の諸
部分は復帰装置ポット(Rueckschlusstopf)を形成してい
る。永久磁石18と復帰装置の部分17.4とは、復帰
装置17.1乃至17.3により構成される復帰装置ポ
ットに入れられている。更に、永久磁石18と復帰装置
17.1乃至17.4の諸部分とからなるユニットに
は、隙間21があいており、振動コイル19を有する振
動コイルホルダ20は隙間21へ降下する。その上、復
帰装置のうちの部分17.2及び中央層11に結合され
ている保持手段22が設けられている。
【0019】図1に示すように、保持手段22は下方の
表層12.2で覆われていることは、音響再生装置すな
わちパネル10の機能にとって必要でない。下方の表層
12.2が、図示されない他の実施の形態で、保持手段
22の領域において除かれるときは、保持手段22は、
良好な熱伝導性を有するならば、駆動系統16用の冷却
プレートとしても用いることができる。この目的のため
に、冷却プレートとして作用する保持手段22は冷却リ
ブ(図示せず)を有してもよい。
【0020】図1に点線で示されるように、軸方向及び
半径方向に空洞部15に直接接続するハニカム13.1
乃至13.5は合成樹脂材料で発泡埋め込みされる。こ
のことによって、駆動系統16の領域における配置の安
定性が改善される。更に、ハニカム13.2及び13.
4の発泡埋め込みによって、良好な力の導入が保証され
る。何故ならば、振動コイルホルダ20はこれらのハニ
カム13.2及び13.4の領域で中央層11に接続さ
れているからである。ただ念のために、ハニカム13.
2及び13.4が発泡埋め込みされても、空洞部15の
底部23が、他の図示しない実施の形態では、圧力プレ
ート25を有することもできることを指摘したい。
【0021】図2は、音響再生装置10の、図1に比べ
て一層単純化された構造を示している。この実施の形態
では、空洞部15に嵌め込まれた駆動系統16が、円形
の永久磁石18及び振動コイル19のみによって構成さ
れている。図1に示した永久磁石18と逆に図示の中心
線に対し半径方向に磁化されている永久磁石18は、直
接中央層11と結合されている。振動コイル19は、振
動コイルホルダ20の節約のために、空洞部21の形成
の際に削られないハニカム13.3の(外)壁14と、
直接に結合されており、ハニカム13.3の壁部14と
共に、環状の永久磁石18の空洞部21.1へ垂下す
る。この実施の形態でも、安定性の理由から、ハニカム
13.2乃至13.4に合成樹脂材料(一点鎖線で図
示)が発泡埋め込みされる。パネル10の作動中に下方
の表層12.2の損傷を防ぐために、更に、空洞部15
の底部23に対して、下方の表層12.2を、中間部材
11´によって支持することができる。この中間部材1
1´は中央層11によって形成されていてもよい。
【0022】中央層11又はパネル10へ特に良好な加
圧を得るために、中央層11の、振動コイルホルダ20
に半径方向に最も近接し、かつ永久磁石18と結合した
領域は、この実施の形態では振動コイルホルダ20の又
は振動コイル19の直径D2の2倍に対応している、直
径D1を有している。
【0023】図3には、空洞部15に圧電式の駆動系統
16´が設けられてなる音響再生装置10が示されてい
る。駆動系統16´は、圧電材料製のディスク24と、
圧力プレート25と、震動性体(seismische Masse) 2
6とによって構成される。この場合、圧力プレー ト2
5は直接空洞部15の底部25と結合されている。上方
の表層12.1と離隔した圧力プレート25の側に、圧
電材料製のディスク24が接続されている。震動性体2
6は、圧力プレート25に離隔したディスク24の側に
結合されている。
【0024】ディスク24がいわゆる曲げ振動器として
形成されているか、厚さ方向振動器として形成されてい
るかは、いわゆる曲げ振動器が、より少ない重量及びよ
り大きな振幅の他に、インピーダンスの点でも一層良好
に、ここで標準的な用途に適合されているとしても、こ
こで記述している音響再生装置にとって重要でない。
【0025】他の実施の形態とは異なり、図3に示した
実施の形態では、ハニカム13.2のみが発泡埋め込み
されている(点線で示す)。
【0026】ただ念のために、図3に示した装置を使用
する場合、中央層11及び/又は用いられたフォームが
十分な安定性を有するときは、圧力プレート25を中間
に設置せずとも、圧電材料製のディスク24を中央層1
1と結合することができることを指摘したい。
【0027】図3に示した駆動系統16´の幅の広さを
犠牲にしても音量の増大が望ましい限りは、ディスク2
4は震動性体26なしにも用いることができる。
【0028】図4には、図1に類似の実施の形態が示さ
れている。図1と異なり、空洞部15に嵌め込まれた駆
動系統16のみが構成されている。この駆動系統16
は、2つの永久磁石18.1,18.2と、リターンプ
レート(Rueckplatte) 17.5と、振動コイル19とに
より構成されている。図1に示した永久磁石18と同様
に図示の中心線の方向に磁化されている2つの永久磁石
18.1,18.2は、リターンプレート17.5の対
向側で、リターンプレート17.5と結合されている。
永久磁石18.1は空洞部15の底部23に固定されて
いる。
【0029】2つの永久磁石18.1及び18.2の同
様な極(N及びS)が中心線に対して互いに逆の方向に
向いているが、半径方向に磁化された永久磁石18を有
する図2に示す駆動系統に対応する磁性の駆動系統16
がシミュレートされる。
【0030】しかし乍ら、図1及び2に示した実施の形
態とは逆に、図4では、振動コイル19は空洞部15の
底部23と結合されているのでなくて、空洞部15を半
径方向に区画する側面28、つまり、点で示されたフォ
ームよって形成される側面28と結合されている。
【0031】必要な限り、図示しない他の実施の形態で
は、側面28と振動コイル19との間に、別個の振動コ
イルホルダ20も設けられていることができる。前述の
ことは、このよ うな振動コイルホルダ20が、図2の
ように、ハニカム13を形成する壁部14により直接に
構成されていることをも含む。
【0032】特に図2及び4が明示するように、空洞部
15が対応の段17を有するとき、空洞部15を、振動
コイル19と磁石系17;18とを互いに心合わせする
ためにも用いることができる。図2に示した実施の形態
では、振動コイルホルダ20がハニカム13.3の壁部
14によって形成され、しかも、空洞部の削りの際にこ
のハニカム13.3をそのままにすることによって、形
成されるので、永久磁石18が、図2に示すように、空
洞部15に形成された段27において最終位置を占めた
後に、振動コイルホルダ20又は振動コイル19の永久
磁石18への正しい相互の配置が自動的に発生する。図
4に示す実施の形態では、同様に、振動コイル19と磁
石系17;18とを心合わせするために、空洞部15を
用いようとすならば、底部23は、磁石系17;18が
空洞部15に形成された段27において最終位置を占め
た後に、永久磁石18.1が係合する先である段27´
(実線で示す)を有する。
【0033】
【発明の効果】本発明の音響再生装置によると、中央層
自体を駆動系統の諸部分用の受面として用いることがで
きるので、重量及び構造の奥行きの節約という利点の他
に、パネル内部での駆動系統の完全な統合によって、表
層を有する2つの表面を一体的に構成することができ
る。また、駆動系統が完全に統合されており、1つ又は
複数の表層によって外界から分離されているパネルを、
汚れ又は湿気のある場所においても問題なく用いること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に従った一実施形態のパネルの断面図
である。
【図2】この発明に従った他の実施形態のパネルの断面
図である。
【図3】この発明に従った他の実施形態のパネルの断面
図である。
【図4】この発明に従った他の実施形態のパネルの断面
図である。
【符号の説明】
10…パネル 11…中央層 12…表層 12.1…表層 12.2…表層 13…ハニカム 14…壁部 15…空洞部 16…駆動系統 18…永久磁石 19…振動コイル 20…振動コイルホルダ 22…保持手段 23…底部 24…ディスク 25…圧力プレート D1…直径 D2…直径。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ゲルハルト・クルンプ ドイツ連邦共和国、デー−94374 シュバ ルツァッハ、ローゼンガッセ 19 (72)発明者 ハンス−ユルゲン・レーグル ドイツ連邦共和国、デー−40477 デュッ セルドルフ、ノルトシュトラーセ 88

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 実質的に、中央層(11)並びに上下表
    層(12.1,12.2)によって形成され、前記両表
    層(12)が前記中央層(11)の相対する表面を覆っ
    ているパネル(10)と、 このパネル(10)と結合され、該パネル(10)を音
    響信号の影響下で振動させる駆動装置(16)とを具備
    する音響再生装置において、 前記中央層(11)は空洞部(15)を有し、この空洞
    部(15)においてのみ前記駆動装置(16)が一体化
    されることを特徴とする音響再生装置。
  2. 【請求項2】 前記駆動装置(16)は、少なくとも1
    つの永久磁石(18)と、振動コイルホルダ(20)
    と、振動コイル(19)とによって構成されることを特
    徴とする請求項1に記載の音響再生装置。
  3. 【請求項3】 前記中央層(11)はハニカム構造を有
    し、このハニカム構造の各ハニカム(13)は、側方で
    互いに結合しており、かつ両表層(12)の間に延びて
    いる複数の壁部(14)によって形成され、前記振動コ
    イルホルダ(20)は、前記中央層(11)を形成する
    ハニカム(13)の壁部(14)によって形成されてい
    ることを特徴とする請求項2に記載の音響再生装置。
  4. 【請求項4】 1つ又は複数の永久磁石(18)は直接
    か又は保持手段(22)によって前記中央層(11)と
    結合され、1つ又は複数の永久磁石(18)及び前記保
    持手段(22)と直接的に物理的に結合をしている、前
    記中央層(11)の領域は、前記振動コイル(19)の
    直径(D2)よりも大きい直径(D1)を有することを
    特徴とする請求項2又は3に記載の音響再生装置。
  5. 【請求項5】 前記駆動装置(16)は圧電式のディス
    ク(24)によって形成され、このディスク(24)は
    前記空洞部(15)の底部(23)と結合されているこ
    とを特徴とする請求項1に記載の音響再生装置。
  6. 【請求項6】 前記空洞部(15)の前記底部(23)
    と反対の側において圧電材料製の前記ディスク(24)
    は、震動性体(26)を有することを特徴とする請求項
    5に記載の音響再生装置。
  7. 【請求項7】 前記空洞部(15)の前記底部(23)
    は圧力プレート(25)を有することを特徴とする請求
    項1乃至6のいずれか1に記載の音響再生装置。
  8. 【請求項8】 軸方向及び半径方向に前記空洞部(1
    5)に直接隣り合う、前記中央層(11)の少なくとも
    前記ハニカム(13)は、合成樹脂材料で発泡埋め込み
    されていることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか
    1に記載の音響再生装置。
JP10363335A 1997-12-20 1998-12-21 音響再生装置 Pending JPH11252673A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE19757097A DE19757097B4 (de) 1997-12-20 1997-12-20 Schallwiedergabeanordnung
DE19757097.6 1997-12-20

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11252673A true JPH11252673A (ja) 1999-09-17

Family

ID=7852891

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10363335A Pending JPH11252673A (ja) 1997-12-20 1998-12-21 音響再生装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US6275598B1 (ja)
EP (1) EP0924959B1 (ja)
JP (1) JPH11252673A (ja)
DE (2) DE19757097B4 (ja)

Families Citing this family (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19821862A1 (de) 1998-05-15 1999-11-18 Nokia Deutschland Gmbh Schallwiedergabeanordnung
DE19821860A1 (de) 1998-05-15 1999-11-18 Nokia Deutschland Gmbh Treiber für flaches Klangpaneel
DE19821855A1 (de) 1998-05-15 1999-11-18 Nokia Deutschland Gmbh Plattenlautsprecher
DE19825866A1 (de) 1998-06-10 1999-12-16 Nokia Deutschland Gmbh Plattenlautsprecher
DE19840375C2 (de) 1998-09-04 2003-08-28 Harman Audio Electronic Sys Schallwand
DE19843079A1 (de) 1998-09-19 2000-03-23 Nokia Deutschland Gmbh Multiresonanzplatte
DE10001410C2 (de) * 2000-01-14 2001-12-06 Harman Audio Electronic Sys Flachlautsprecheranordnung
DE10025460B4 (de) * 2000-05-23 2004-03-18 Harman Audio Electronic Systems Gmbh Hochtonlautsprecher
DE10058104C2 (de) 2000-11-23 2003-10-30 Harman Audio Electronic Sys Elektromagnetischer Treiber für einen Plattenlautsprecher
DE10058102C2 (de) * 2000-11-23 2003-07-03 Harman Audio Electronic Sys Elektrodynamischer Biegemomententreiber
EP1410680B1 (de) * 2001-07-13 2010-12-15 Harman Becker Automotive Systems GmbH Plattenlautsprecher
US7180489B2 (en) * 2002-02-06 2007-02-20 Andersen Corporation Automated multi-task window assembly
US7109959B2 (en) 2002-02-06 2006-09-19 Andersen Corporation Multi-task window
GB0221503D0 (en) * 2002-09-17 2002-10-23 1 Ltd Loudspeaker
DE102007035189A1 (de) * 2007-07-25 2009-02-05 Siemens Ag Vorrichtung zum Einkoppeln mechanischer Schwingungen in ein flächiges, biegesteifes Schallabgabeelement und Flächenlautsprecher
DE102008027385B4 (de) * 2008-06-09 2019-04-25 Fischer Profil Gmbh Sandwichelement für die Erstellung von Wänden und Dächern
NL1038214C2 (nl) * 2010-09-01 2012-03-05 Verburg Audio B V Meubel met geintegreerde luidspreker en werkwijzen voor het integreren van een luidspreker in een m eubel.
US9154862B2 (en) * 2013-06-27 2015-10-06 The Boeing Company Flat panel loudspeaker system
DE102021124624A1 (de) 2021-09-23 2023-03-23 LiMES - Immersive Solutions GmbH Schallwand

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE2112516B1 (de) * 1971-03-16 1972-10-19 Kurtze Guenther Dipl Phys Prof Richtlautsprecher
JPS5568795A (en) * 1978-11-20 1980-05-23 Sony Corp Speaker
DE3024729C2 (de) * 1979-06-30 1982-11-18 Pioneer Electronic Corp., Tokyo Schwingspulenkörper für eine planare Membran
JPS57113697A (en) * 1981-01-05 1982-07-15 Murata Mfg Co Ltd Piezoelectric type speaker
JPS59210791A (ja) * 1984-04-17 1984-11-29 Matsushita Electric Ind Co Ltd スピ−カ用振動板
JPS60185498A (ja) * 1984-12-24 1985-09-20 Sony Corp スピ−カ
US4969197A (en) * 1988-06-10 1990-11-06 Murata Manufacturing Piezoelectric speaker
US5031222A (en) * 1988-07-22 1991-07-09 Murata Manufacturing Co., Ltd. Piezoelectric speaker
US5007707A (en) * 1989-10-30 1991-04-16 Bertagni Jose J Integrated sound and video screen
US5445861A (en) * 1992-09-04 1995-08-29 The Boeing Company Lightweight honeycomb panel structure
DE69602101T2 (de) * 1995-09-02 1999-09-16 New Transducers Ltd Inertial-schwingungswandler
EA000858B1 (ru) * 1995-09-02 2000-06-26 Нью Трэнсдьюсерз Лимитед Инерционный преобразователь колебаний
EP0847678B1 (en) * 1995-09-02 1999-04-21 New Transducers Limited Panel-form microphones
US5702230A (en) * 1996-01-29 1997-12-30 General Electric Company Actively controlled acoustic treatment panel

Also Published As

Publication number Publication date
EP0924959A3 (de) 2005-04-20
DE19757097B4 (de) 2004-04-15
DE59814415D1 (de) 2010-01-07
EP0924959A2 (de) 1999-06-23
DE19757097A1 (de) 1999-06-24
EP0924959B1 (de) 2009-11-25
US6275598B1 (en) 2001-08-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH11252673A (ja) 音響再生装置
US4997058A (en) Sound transducer
US5425107A (en) Planar-type loudspeaker with dual density diaphragm
JP3542136B2 (ja) 慣性振動トランスジューサ
US6687381B2 (en) Planar loudspeaker
EP1101387B1 (en) Acoustic device using bending wave modes
KR100783248B1 (ko) 음향 패널 및 전기 드라이버가 있는 확성기
EA000376B1 (ru) Преобразователь колебаний
JPH11512256A (ja) 慣性振動トランスジューサ
KR19990044030A (ko) 라우드스피커를 구비하는 악기
WO1995001080A1 (en) Planar diaphragm loudspeaker with counteractive weights
JPH11252684A (ja) 屈曲波原理に基づく音響再生装置用の懸架装置
US6282298B1 (en) Acoustic device
JPH11514509A (ja) パネル形状音響放射エレメントからなるラウドスピーカ
AU9548498A (en) Resonant mode panel-loudspeakers
US6606390B2 (en) Loudspeakers
US6494289B1 (en) Device for dynamic excitation of panel loudspeakers
AU6213999A (en) Loudspeakers
US6888946B2 (en) High frequency loudspeaker
US20030081799A1 (en) Flat panel sound radiator with enhanced audio performance
US20080232635A1 (en) Loudspeaker with an Acoustic Membrane
US20060153406A1 (en) Bending wave loudspeaker
JPH11308691A (ja) スピーカ装置
JP2002135892A (ja) スピーカユニット
JP3924777B2 (ja) フラットスピーカ