JPH11252381A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JPH11252381A
JPH11252381A JP10050428A JP5042898A JPH11252381A JP H11252381 A JPH11252381 A JP H11252381A JP 10050428 A JP10050428 A JP 10050428A JP 5042898 A JP5042898 A JP 5042898A JP H11252381 A JPH11252381 A JP H11252381A
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祥二 今泉
Junji Nishigaki
順二 西垣
Kenichi Morita
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ブロックごとの属性判別結果に基づいて各画
像ブロックの可変長符号化をする画像処理装置におい
て、効率よく画像を圧縮する。 【解決手段】 入力された画像データを複数の領域に分
割し、領域ごとに属性を判別し、その判別結果を属性メ
モリに記憶する。符号化手段は、属性メモリに記憶され
た判別結果に基づいてデータの可変長符号化を行い、圧
縮メモリに記憶する。属性データは、属性判別結果に基
づく所定の条件により変換して、圧縮メモリに書き込
む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像データを圧縮
する画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】デジタル画像処理システムでは、画像デ
ータをページ単位でメモリにいったん格納する。そし
て、メモリからデータを読み出して、必要なら種々の処
理をした後で、印字などのために出力する。複数枚の画
像データを符号化し圧縮メモリ上に格納するシステムに
おいて、限られたメモリサイズの中になるべく多くの枚
数の画像データを格納するためには、データの圧縮率を
高める必要がある。圧縮方法として、画像データを複数
の画素ブロックに分割して符号化するブロックトランケ
ーション符号化などの固定長符号化が用いられるが、こ
の方法ではデータの圧縮率は大きくない。そこで、各ブ
ロックに対応した属性判別結果に基づいて、さらに各画
像ブロックのデータを可変長符号化して、データを2次
圧縮することが提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ここで、データをブロ
ックごとの属性判別結果に基づいて各ブロックのデータ
の2次圧縮をする場合、伸長に際して属性判別結果が用
いられるので、属性データを記憶しておく必要がある。
属性データの量は、原稿の内容によらず一定である。カ
ラー画像などでは2次圧縮データの量に対する属性デー
タの量の比率は十分小さい。しかし、モノクロ画像や白
下地の多い原稿では、属性データの量の比率が高く、圧
縮率を低下させるのが難しかった。
【0004】本発明の目的は、ブロックごとの属性判別
結果に基づいて各画像ブロックの可変長符号化方式を切
り換える画像処理装置において、効率よく画像圧縮をお
こなう画像処理装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る画像処理装
置は、入力された画像データを複数の領域に分割し、領
域ごとに属性を判別する属性判別手段と、属性判別手段
による判別結果を記憶する属性メモリと、前記属性メモ
リに記憶された判別結果に基づいて、データの可変長符
号化を行う符号化手段と、前記符号化手段により符号化
されたデータを記憶する圧縮メモリと、属性判別手段に
よる属性判別結果に基づく所定の条件により属性メモリ
のデータを変換し、圧縮メモリに書き込む属性データ書
き込み手段とを備える。たとえば、前記の属性データ書
き込み手段は、属性判別手段による判別結果により符号
化手段が可変長符号化を行わずに圧縮メモリにデータを
書き込む条件である場合、属性データを圧縮メモリに書
き込まない。圧縮を行わずに圧縮メモリに保存した場合
には、復号の際に属性データは必要でなく、2次圧縮を
行わなかったという情報のみをページ単位で記憶すれば
よいので、属性データは保存しない。これにより圧縮率
を向上させる。また、前記の属性データ書き込み手段
は、属性判別手段による判別結果によりカラー画像であ
ると判断する条件である場合、属性データを圧縮メモリ
に書き込まない。カラー画像である場合、可変長符号化
を行わないので、復号の際に属性データは必要でなく、
カラー画像であるとの情報をページ単位で記憶すればよ
いので、属性データは保存しない。これにより圧縮率を
向上させる。また、前記の属性判別手段は、判別対象の
原稿画像がモノクロであると判定する条件である場合、
モノクロか否かの属性データのみを圧縮メモリに書き込
む。モノクロの判定を原稿(ページ)単位でおこない、
モノクロか否かによって属性データの圧縮方式を切り換
える。これにより、文字画像や白下地の多い原稿(モノ
クロ原稿)に対しては、属性データの数を減らすことに
より、圧縮データ量に対する属性データの量の比率を低
くできる。ここで、たとえば、白下地属性のカウント値
が所定値を越える場合に、モノクロ原稿と判断して符号
化手段の動作を制御する。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照して本発
明の実施の形態を説明する。図1は、カラー複写機10
0の全体構成を示す。カラー複写機100は、カラー複
写機全体を制御する第1CPU101と、カラー画像を
読み取り、カラー画像データを生成するスキャナ102
と、カラー画像データを基にカラー画像を形成するプリ
ンタ103により構成される。またスキャナ102とプ
リンタ103は第1CPU101からの指示に基づい
て、インターフェース(I/F)220を介在してメモ
リユニット200などの外部機器との間で画像データの
授受を行う。
【0007】次に、メモリユニツト200について説明
する。メモリユニット200において、色変換部201
は、以下の数式(1)に基づいてインターフェース22
0を介在して入力されたRGBデータの線形変換をし
て、RGBデータを明度、色度データであるYCrCb
データに変換する。
【数1】 逆にインターフェース220を介在してカラー複写機1
00に出力する場合には、色変換部201は、以下の数
式(2)に基づいてYCrCbデータの線形変換をし、
YCrCbデータを明度、色度データであるRGBデー
タに変換する。
【数2】
【0008】下地除去部202は、色変換部201によ
り色変換されたYCrCbデータについて、下地除去テ
ーブル(図2参照)を用いて、Yデータのハイライト部
分の階調補正をし、ハイライト部分を白データに変換す
る。属性判別部203は、下地除去部202により下地
除去処理が行われたY'CrCbデータに対して原稿画
像の8画素×8画素のブロックの単位で属性を判別す
る。属性メモリ205は、属性判別部203による8画
素×8画素のブロックに対する属性判別結果を、2ビッ
トの属性データとして格納する。属性メモリ205は、
それぞれ独立してアクセスが可能な2バンクから構成さ
れており、どちらのバンクに書き込むかは第2CPU2
09から出力されるバンク信号1によって決定される。
また属性判別部203の内部には各属性に対応した属性
カウンタが備えられ、1ページあたりの各属性の数をカ
ウントし、その結果は、第2CPU209により読み出
せる。
【0009】判別される属性は、白下地属性、黒文字属
性、べた属性、モノクロ属性およびカラー属性である。
ただし、モノクロ属性とカラー属性とは、その他属性と
して記憶する。また、属性判別の誤判別を補うために、
周辺属性により注目属性を修正するマクロ判別処理を行
う。また、属性判別結果より1ページの原稿画像のほと
んどがカラー画像であると判断される場合に、2次圧縮
ONOFF信号はOFFと設定され、カラーモノクロ信
号は「カラー」と設定される。また、属性判別結果より
原稿画像のほとんどがカラー属性でないと判断される場
合に、2次圧縮ONOFF信号はONと設定され、カラ
ーモノクロ信号は「モノクロ」と設定される(図15参
照)。
【0010】GBTC符号化部204は、下地除去部2
02により下地除去処理が行われたY'CrCbデータ
に対して8画素×8画素単位でGBTC符号化方式で固
定長符号化を行う。GBTC符号化方式は基本的には4
×4画素の画像データ16バイトを6バイトに符号化す
る。従つて圧縮率は原稿画像の種類にかかわらず3/8
である。GBTC符号化部204では、Y'データはそ
のままの解像度で符号化を行い、CrCbデータはサブ
サンプリングした解像度で符号化を行うため、原画像
(8×8×3=192バイト)データが(6×4+6+
6=36バイト)となり、圧縮率は原稿画像の種類に関
わらず1/5.33である。符号化データは、GBTC
圧縮メモリ206に書き込まれる。逆にGBTC復号動
作を行う時にはGBTC圧縮メモリ206から符号デー
タを読みだし、復号処理を行い元のY'CrCbデータ
を生成する。またどちらのバンクから読み出すかは第2
CPU209から出力されるバンク信号3によって決定
する。GBTC復号動作を行う時にGBTC圧縮メモリ
206から符号データの読みだしアドレスを変更するこ
とにより、90°単位の画像回転が可能となる。
【0011】GBTC圧縮メモリ206は、GBTC符
号化部204により圧縮された符号データを格納するメ
モリである。GBTC圧縮メモリ部206は、それぞれ
独立してアクセスが可能な2バンクから構成されてお
り、どちらのバンクにアクセスするかは第2CPU20
9から出力されるバンク信号1、バンク信号2、バンク
信号3に基づいて行われる。2次圧縮部207は、属性
メモリ205から属性データを、GBTC圧縮メモリ2
06からGBTC符号データを読みだし、属性データと
第2CPU209から設定されるカラーモノクロ信号に
基づいて符号化方法を切り換え、GBTC符号データを
さらに圧縮し、2次圧縮メモリ208に書き込む。2次
圧縮メモリ208は、複数の半導体チップで構成される
メモリの集合体である。2次圧縮部207により符号化
されたデータは2次圧縮メモリ208に格納され、ペー
ジ単位でランダムに書き込みや読み出しが可能である。
データの格納位置は第2CPU209の指示に基づいて
行われ、2次圧縮メモリ208上のどのページのデータ
を読み出すかは第2CPU209または第1CPU10
1の指示に基づいて行われる。
【0012】第2CPU209は、メモリユニット20
0の全体制御を行う。具体的にはそれぞれの処理ブロッ
クに対して以下の処理を行う。下地除去部202に対し
て、下地除去テーブルを設定する。属性判別部203に
対して、属性カウント部2038の中の各属性カウンタ
(図3参照)をリセットし、各属性カウンタを読み込
み、書き込み対象となる属性メモリ205のバンク指定
(バンク信号1)をする。GBTC符号処理部204に
対して、GBTC圧縮伸長を指示し、画像回転を指示
し、書き込み、読み出しの対象となるGBTC圧縮メモ
リ206のバンク指定(バンク信号1、3)をする。2
次圧縮部207に対して、2次圧縮伸長を指示し、画像
データの読み出し及び書き込みをし、読み出し対象とな
る属性メモリ205のバンク指定(バンク信号2)を
し、書き込み、読み出しの対象となるGBTC圧縮メモ
リ206のバンク指定(バンク信号2)をし、2次圧縮
メモリ208へのデータ書き込み位置を指示し、2次圧
縮メモリ208からのデータ読み出し位置を指示し、動
作モードを指示し、各メモリ部の(2次圧縮部207を
介在する)リードライト、すなわち、属性メモリ205
のリードライト、GBTC圧縮メモリ206のリードラ
イトおよび2次圧縮メモリ208のリードライトをす
る。2次圧縮部207への動作モードの指示において、
2次圧縮ONOFF信号は、2次圧縮メモリ208へデ
ータを格納する際、2次圧縮を行うか否かを切り換え、
また、属性データを2次圧縮メモリ208に格納するか
を切り換える。また、カラーモノクロ信号は、2次圧縮
メモリ208へデータを格納する際の2次圧縮方法を切
り換え、また、属性データをコンパクトにするか否かを
切り換える。
【0013】作業RAM210は、第2CPU209が
演算を行う際の作業用RAMである。この作業用RAM
には2次圧縮メモリ208を有効に管理するために、2
種類の情報を保存する。(1)2次圧縮メモリ208に
保存されている原稿画像データに関する情報(この情報
を用いてGBTC符号化部204、2次圧縮部207、
の動作モードを決定する)。すなわち、画像サイズ、属
性データ書き込みアドレス、2次圧縮データ書き込みア
ドレス、カラー/モノクロ情報、2次圧縮したか否かの
情報、および、下地除去テーブル情報。(2)2次圧縮
メモリ208の書き込み可能領域情報(この情報を用い
て2次圧縮部207が2次圧縮メモリ208ヘデータを
書き込む際のアドレスを決定する)。すなわち、画像メ
モリを数KB単位に分割したときの各領域に対する1ビ
ットの書き込み可能/禁止フラグ。(書き込み可能領域
情報を用いて検索対象メモリサイズ容量を小さくできる
ため、空き領域を高速にサーチできる)。なお、インタ
ーフェース220は、カラー複写機100とメモリユニ
ット200の間で、画像バスを経由して画像デ―タの受
け渡しを行い、シリアル通信バスを経由して画像データ
の入出力に関するコマンドをやりとりする。
【0014】図2は、下地除去部202で用いられるル
ックアップテーブル形式の下地除去テーブルの3つの例
を示す。テーブルの内容は第2CPU209により書き
換え可能である。テーブルの内容が書き換え可能である
ため、下地除去を行わない設定も可能である。下地除去
処理が行われたY'CrCbデータは属性判別部203
とGBTC符号化部204に送られる。ルックアップテ
ーブルの中味は、入出力の関係が全く等しい「階調保持
領域」と、入力デ―タと出力データの関係が一次式で表
現可能な「階調補正領域」と、入力データが所定値を超
えたら全て白下地データとなる「下地除去領域」の3つ
の領域により構成される。(a)は下地除去を行わない
場合の、(b)は下地除去を行つた場合の、(c)は下
地除去量を増加させた場合の下地除去テーブルを示す。
下地除去テーブルは(a)を用いた場合が最も画質がよ
く圧縮率は低い。(c)を用いた場合が最も白下地と認
識される面積が大きくなり、圧縮率が最も高く画質は悪
くなる。すなわち下地除去テーブルにおいてハイライト
部分における除去量を制御することによって、圧縮率と
画質を選択的に変更することが可能となる。
【0015】図3は、属性判別部203と属性メモリ2
05の詳細を示す。属性判別部203において、ブロッ
ク切り出し部2031は、入力されたY'CrCbデー
タを8画素×8画素単位のブロックデータに切り出して
出力する。階調幅抽出部2032は、ブロック切り出し
部2031によりブロック化されたY'データ64画素
の画像データ内の最小値と最大値を求め、その差分デー
タを出力する。抽出された階調幅データにより、そのブ
ロック内にエッジ画像またはべた画像があるかないかを
判定できる。平均値抽出部2033は、ブロック切り出
し部2031によりブロック化されたY'データ64画
素の画像データ内の最小値と最大値を求め、その平均値
データを出力する。抽出された平均値データにより、そ
のブロック内の平均濃度が高濃度か低濃度かを判定でき
る。色度値抽出部2034は、ブロック切り出し部20
31によりブロック化されたCrデータ64画素とCb
データ64画素の画像データから色度データの最大値を
求め、出力する。抽出された色度値データにより、その
ブロック内のカラー画像の有無を判定することができ
る。
【0016】属性判定部2035は、階調幅抽出部20
32から抽出された階調幅データ、平均値抽出部203
3から抽出された平均値データ、色度値抽出部2034
から抽出された色度値データに基づいて、注目ブロック
の属性が何であるかを決定する。本実施形態では1例と
して以下のような判定条件を用いる。「白下地属性」と
判定されるのは、階調幅データが所定値以下(べた画
像)、かつ、平均値データが所定値以上(低濃度)、か
つ、色度値データは所定値以下(無彩色)であるもので
ある。「黒文字属性」と判定されるのは、階調幅データ
が所定値以上(エッジ画像)、かつ、色度値データが所
定値以下(無彩色)であるものである。「べた属性」と
判定されるのは、白下地属性でなく、かつ、階調幅デー
タが所定値以下(べた画像)であるものである。「モノ
クロ属性」と判定されるのは、色度値データは所定値以
下(無彩色)であり、かつ、上記の3属性のどれにも該
当しないものである。「カラー属性」と判定されるの
は、上記4つの属性のどれにも該当しないものである。
ただし、モノクロ属性とカラー属性とは、属性カウンタ
で数えるために区別しているが、属性メモリ205に書
き込む際にはいずれも「その他属性」として書き込む。
これにより属性の数が4になるので、属性データは2ビ
ットで表現できる。属性の数が5であれば、3ビットの
属性コードが必要であり、また、複雑なデータの並び変
え処理が必要になる。カラー/モノクロの判別はページ
単位で行っているので、属性の数を4にしても不具合は
生じない。ページ単位でのカラー/モノクロの判別結果
がカラーであれば、「その他」属性は「カラー」属性と
して取り扱い、モノクロであれば、「モノクロ」属性と
して取り扱う。
【0017】マクロ処理部2036は、属性判定部20
35による判定結果による注目ブロックの属性が周辺の
属性に対して不自然である場合、注目属性の属性を周辺
の属性に合わせて修正を行う。属性カウント部2038
は、マクロ処理部2036により修正された最終的な各
属性の数をカウントする。対象となる属性は、白下地属
性、黒文字属性、べた属性、モノクロ属性、カラー属性
の5種類であり、それぞれに対するカウンタが備えられ
る。各属性カウント値は第2CPU209から読み出し
可能である。原稿読み取りを開始する前に第2CPU2
09が属性カウンタをリセットし、原稿読み取り終了
後、各属性カウント値を読み出すことにより、読み取つ
た原稿における各属性の比率を知ることができる。ま
た、第2CPU209は、属性カウント値から演算をす
ることにより、2次圧縮部207による圧縮の効果を予
め知ることができる。さらに、2次圧縮部207による
2次圧縮後の符号サイズを知ることができるため、第2
CPU209は、2次圧縮メモリ208における最適な
書き込み開始アドレスを2次圧縮部207による圧縮を
行う前に算出することが可能となる。
【0018】属性メモリ制御部2037は、第2CPU
209から送られるバンク信号1に基づいて属性メモリ
の書き込み対象バンクを指示する。また各ブロックにお
ける属性2ビット属性メモリ205に書き込むのに有利
なデータ単位8ビットに変換する。
【0019】次に、属性メモリ部205について説明す
ると、属性メモリセレクタ2052は、属性メモリ制御
部2037を経由して送られてくるバンク信号1に基づ
いて、属性メモリ部205のバンクA(2051A)を
選ぶか、バンクB(2051B)のどちらを選ぶかを選
択する。バンクA(2051A)とバンクB(2051
B)は、それぞれ、lMbitのSRAMで構成され、
原稿画像1ページ分の属性データを格納することが可能
であり、それぞれ独立して属性データの読み出し、書き
込みが可能である。
【0020】次に、属性判別結果に基づく可変長圧縮方
式の切り換えについて説明する。属性判別結果に応じて
可変長符号化方式を切り換えて圧縮率を高めるが、必要
により、1ページの画像全体の属性を判断して可変長圧
縮方式を切り換える。たとえば、文字画像や白下地の多
い原稿に対しては、白下地に対するそれ以外の属性の比
率はきわめて低い。そこで、属性判別結果をページ単位
で判断して、全体に対して白下地の多い原稿であると判
断される場合は、カラーモノクロ信号をモノクロに設定
し、2次圧縮ONOFF信号をONに設定する。この場
合、属性は、白下地とその他の2つとし、1ビットの属
性データで表して、属性データの数を半減する。通常の
カラー画像の属性判別は、「白下地」、「黒文字」、
「べた画像」、「その他」という4属性に判別してい
る。ブロック単位について4属性を表現するためには、
2ビットの属性データが必要となる。1枚の原稿画像に
対して、各属性がどの程度の比率をもっているかどうか
は各属性についての属性カウンタにより知ることができ
る。文字画像や白下地の多い原稿であるかどうかは属性
カウンタにより知ることができる。文字画像や白下地の
多い原稿では、白下地に対するその他の属性の比率は極
めて低い。そこで、文字画像や白下地の多い原稿での属
性判別は、「白下地」と「その他」のみとすると1ビッ
トで表現できるため、属性メモリの容量を半減できる。
このとき、本来「黒文字」、「べた画像」として分類さ
れるべき領域も「その他」と判定されるため、2次圧縮
後のデータサイズは若干ながら増加する。しかし、そも
そも、「黒文字」と「べた画像」の領域は、原稿画像全
体に対して十分低い比率であるので、データサイズの増
加はわずかとなる。かりにデータサイズの増加量が半減
した属性データ量よりも多い場合は、あらかじめ属性カ
ウンタの値より知ることができるため、このようなとき
には属性データ半減処理をする必要はない。属性メモリ
の容量を半減することにより2次圧縮データに対する属
性メモリの比率を低くすることができ、結果的に高圧縮
率が達成できる。
【0021】同様に、カラー画像データの局所領域を他
の属性と誤判別する可能性がある場合には、可変長符号
化を行わない。すなわち、属性判別結果をページ単位で
判断して、各画素ブロックに対応した属性判別結果の属
性カウント値が所定の条件を満たした場合、1ページの
画像の全ブロックに対して第2符号化手段の動作モード
を切り換える。これにより、カラー画像データの局所領
域を他の属性と誤判別した場合においても画像ノイズが
発生しない。具体的には、属性判別部203により判別
された各属性の数をカウントする属性数カウンタ203
8により、1ページの原稿画像における各属性の個数が
わかる。そこで、各属性の個数が所定の条件を満たす場
合、たとえば、全体に対してカラー属性が占める割合が
50%以上である、全体に対して白下地属性が占める割
合が30%以下である、などのときには、原稿の大半が
カラー画像で占められていると判断する。このような場
合、カラーモノクロ信号をカラーに設定し、2次圧縮O
NOFF信号をOFFに設定する。これにより、わずか
な圧縮率の向上よりも画質劣化の防止を優先して、2次
圧縮部207の動作モードを第1の圧縮メモリ206か
ら第2の圧縮メモリ208への符号データ転送モードに
切り換え、可変長符号化による圧縮をしない。
【0022】図4は、GBTC符号化部204とGBT
C圧縮メモリ206の詳細を示す。GBTC符号化部2
04において、ラスタブロック変換部Y/Cr/Cb
(2041Y/2041Cr/2041Cb)は、圧縮
時には下地除去を行われたシリアルデータを4画素ライ
ンのブロックデータに変換する。伸長時には4画素ライ
ンのブロックデータをシリアルデータに変換する。GB
TC圧縮チップY/Cr/Cb(2042Y/2042
Cr/2042Cb)は、圧縮時には4画素ラインのブ
ロックデータを読み出し、GBTC圧縮方式にて符号化
を行い、GBTC圧縮メモリ206に書き込む。GBT
C圧縮メモリのどちらのバンクにアクセスするかは圧縮
時はバンク信号1によって制御される。伸長時には、G
BTC圧縮メモリ206のGBTC符号データを読み出
し、GBTC圧縮方式にて復号化し、4画素ラインのブ
ロックデータに変換する。GBTC圧縮メモリのどちら
のバンクにアクセスするかは伸長時はバンク信号3によ
って制御される。
【0023】解像度変換部Cr/Cb(2043Cr/
2043Cb)は、それぞれ、圧縮時には下地が除去さ
れたCr/Cbデータのサブサンプリングを行い、画像
データ量を1/4に削減してラスタブロック変換部20
41Cr/2041Cbにデータを供給する。伸長時に
はラスタデータに変換されたCrCbデータをそれぞれ
2倍の補間処理を行い、画像データ量を4倍にして色変
換部201にデータを供給する。GBTC圧縮メモリ2
06(2061YA/2061YB/2061CrA/
2061CrB/2061CbA/2061CbB)
は、GBTC符号化部204により圧縮された符号デー
タを格納する。GBTC圧縮メモリ部206は、それぞ
れ独立してアクセスが可能な2バンクから構成され、ど
ちらのバンクに符号データを格納するかは第2CPU2
09から出力されるバンク信号1に基づいて決定され
る。また、それぞれのバンクはさらにYデータを記憶す
るメモリと、Crデータを記憶するメモリと、Cbデー
タを記憶するメモリの3つにより構成され、合計6つの
メモリバンク(すなわちGBTC圧縮メモリ2061Y
A/2061YB/2061CrA/2061CrB/
2061CbA/2061CbB)として構成される。
【0024】GBTC圧縮メモリセレクタ2062は、
2次圧縮部207が、6つのメモリバンクで構成される
GBTC圧縮メモリ2061にアクセスを行う時に、ど
のメモリバンクにアクセスを行うかを切り換える。GB
TC圧縮メモリ2061のAバンクにアクセスするかB
バンクにアクセスするかは第2CPU209から送られ
るバンク信号2またはバンク信号3により決定し、Y/
Cr/Cbのどのメモリバンクにアクセスするかは2次
圧縮部207において予め決めらた順番(Y、Cr、C
bの順)にて行われる。
【0025】図5は2次圧縮部207の詳細を示す。符
号処理部2071は、GBTC圧縮データを2次圧縮デ
ータに圧縮し、また、逆に2次圧縮データをGBTC圧
縮データに伸長する。符号処理部2071の内部はさら
に6つのブロックにより構成される。第1符号セレクタ
20716は、属性メモリ制御部2075から供給され
る属性データと、第2CPU209から送られてくるカ
ラーモノクロ信号および2次圧縮ONOFF信号とに基
づいて、画像バスの切り換えを行う。圧縮時において
は、GBTC圧縮メモリ制御部2072を介在して送ら
れてくるGBTC圧縮データをどの符号処理部2071
1/20712/20713/20714/20715
に与えるかの切り換えを行う。伸長時においては各符号
処理部20711/20712/20713/2071
4/20715によって伸長されたGBTC圧縮データ
のどれを選択するかを切り換える。
【0026】第2CPU209から送られてくるカラー
モノクロ信号と2次圧縮ONOFF信号に対する各属性
と処理部との対応は次のとおりである。(a)2次圧縮
ONOFF信号=ON、カラーモノクロ信号=カラーで
あるとき、白下地属性は、白下地処理部20711に送
られ、黒文字属性は、黒文字処理部20712に送ら
れ、べた属性は、べた画像処理部20713に送られ、
その他属性は、カラー画像処理部20715に送られ
る。(b)2次圧縮ONOFF信号=ON、カラーモノ
クロ信号=カラーであるとき、白下地属性は、白下地処
理部20711に送られ、黒文字属性は、黒文字処理部
20712に送られ、べた属性は、べた画像処理部20
713に送られ、その他属性は、モノクロ画像処理部2
0715に送られる。(c)2次圧縮ONOFF信号=
OFFであるとき、白下地属性、黒文字属性、べた属
性、その他属性のいずれもカラー画像処理部20715
に送られる。
【0027】第2符号セレクタ20717は、属性メモ
リ制御部2075から供給される属性データと、第2C
PU209から送られて来るカラーモノクロ信号、2次
圧縮ONOFF信号とに基づいて、画像バスの切り換え
を行う。圧縮時においては各符号処理部20711/2
0712/20713/20714/20715によっ
て2次圧縮された2次圧縮データのどれを選択するかを
切り換える。伸長時においては2次圧縮メモリ制御部2
073を介在して送られてくる2次圧縮データをどの符
号処理部20711/20712/20713/207
14/20715に与えるかを切り換える。第2CPU
209から送られてくるカラーモノクロ信号、2次圧縮
ONOFF信号に対する各属性と処理部との対応は上述
の第1符号セレクタ20716の場合と同じ設定であ
る。
【0028】8画素×8画素のブロックの原画像データ
のGBTC圧縮により次の36バイトのデータが得られ
る。Yデータの平均値データ(4バイト)、Yデータの
階調幅データ(4バイト)、Yデータの符号データ(1
6バイト(2ビット/画素))、CrCbデータの平均
値データ(2バイト)、CrCbデータの階調幅データ
(2バイト)、CrCbデータの符号データ(8バイト
(2ビット/4画素))。各符号処理部20711/2
0712/20713/20714/20715は、以
下に説明するように、圧縮データについて異なった取り
扱いをする。白下地処理部20711は、GBTC圧縮
データを全く保存しない(0/36バイト)。したがっ
て、原画像に対する圧縮比は0/(8×8×3)=0/
192=0である。黒文字処理部20712は、GBT
C圧縮データの内、下記データを保存する(16/36
バイト)。Yデータの平均値データ(4バイト)、Yデ
ータの階調幅データ(4バイト)、Yデータの符号デー
タ(8バイト(1ビット/画素))。符号データは上位
1ビットのみ保存する。したがって、原画像に対する圧
縮比は、16/(8×8×3)=1/12=0.083
3である。
【0029】べた画像処理部20713は、GBTC圧
縮データの内、下記データを保存する(6/36バイ
ト)。Yデータの平均値データ(lバイト)、CrCb
データの平均値データ(2バイト)。Yデータの平均値
データのさらに平均値を保存する。したがって、原画像
に対する圧縮比は、6/(8×8×3)=1/32=
0.03125である。モノクロ画像処理部20714
は、GBTC圧縮データの内、下記のYデータのみを保
存する(24/36バイト)。Yデータの平均値データ
(4バイト)、Yデータの階調幅データ(4バイト)、
Yデータの符号データ(16バイト(2ビット/画
素))。したがって、原画像に対する圧縮比は、24/
(8×8×3)=1/8=0.125である。
【0030】カラー画像処理部20715は、GBTC
圧縮データの内、全データを保存する(36/36バイ
ト)。したがって、原画像に対する圧縮比は、36/
(8×8×3)=3/16=0.1875である。GB
TC圧縮メモリ制御部2072は、GBTC圧縮メモリ
206のアドレス制御などを行い、符号処理部2071
とGBTC圧縮メモリ206の間のデータの受け渡しを
行う。2次圧縮メモリ制御部2073は、2次圧縮メモ
リ208のアドレス制御などを行い、符号処理部207
1と2次圧縮メモリ208の間のデータの受け渡しを行
う。レジスタ制御部2074は、第2CPU209から
の指示に基づいて2次圧縮部207全体の制御を行う。
属性メモリ制御部2075は、属性メモリ205のアド
レス制御などを行い、符号処理部2071と属性メモリ
205の間のデータの受け渡しを行う。
【0031】符号処理部2071の切り換えに用いた属
性メモリデータは2次圧縮データからGBTC圧縮デー
タに伸長を行う際に必要となるため、属性データ変換部
2076は、属性メモリ制御部2075を介在して得ら
れた属性データを所定の条件に基づいて変換し、2次圧
縮メモリ制御部2073を介在して、2次圧縮メモリ2
08へ保存しておく。この所定の条件は次のとおりであ
る。(a)第2CPU209から送られてくるカラーモ
ノクロ信号がモノクロを意味している場合、属性データ
を半減させる処理をおこなう。具体的には、白下地属性
を0とし、それ以外を1とすることにより、4属性を2
属性に単純化する。これにより、本来2ビット必要であ
った属性データを1ビットで表すので、属性データを半
減できる。また、(b)第2CPU209から送られて
くるカラーモノクロ信号がカラーを意味している場合、
属性データがカラー属性である場合、そのまま属性デー
タを書き込む。また、(c)第2CPU209から送ら
れてくる2次圧縮ONOFF信号がOFFである場合、
すなわち、2次圧縮を行わない場合には、伸長の際に属
性データが不必要であるので、属性データは書き込まな
い。
【0032】次に、図6〜図8を参照して、第2CPU
209とその作業RAM210による2次圧縮メモリ2
08の制御について説明する。図6に示すように、2次
圧縮メモリ208は、120MBのDRAMで構成され
ているものとする。120MBのメモリ空間は、64K
B単位で1920個の制御単位(以下ではルームとい
う)として制御される。1ページの原稿に対する2次圧
縮データおよび属性データは、データサイズに応じてア
ドレス上で連続して配置された複数のルームに分割して
保存される。1ルーム内に複数ページの2次圧縮データ
を混在させないように制御する。
【0033】図7は、作業RAM210における書き込
み可能領域情報を示す。ルーム管理テーブルは、192
0個のルームにデータが書き込まれているか否かを1ビ
ットの情報(合わせて1920ビットすなわち240バ
イトの情報)で示す。このルーム管理テーブルを用いて
2次圧縮メモリ208内の空き領域を高速に検索する。
そして1920個のルームに現在何ページ目の原稿が格
納されているかを2バイトのルーム情報として示す。こ
のルーム情報を用いて任意のページデータの格納位置を
知ることができる。図8は、作業RAM210における
原稿画像データ情報を示す。最大1024ページの画像
データを管理できるものとする。各ページ単位で、画像
サイズ、属性データ書き込みアドレス、2次圧縮データ
書き込みアドレス、カラーモノクロ情報、2次圧縮ON
OFF情報、下地除去テーブル情報などを記憶してい
る。
【0034】図9は、メモリユニット200を制御する
第2CPU209によるメモリユニット200のメイン
フローを示す。メモリユニット電源投入後、まず、メモ
リユニット200の初期設定を行う(ステップSl、以
下「ステップ」を省略する)。具体的には色変換部20
1の色変換係数の設定や、下地除去部202の下地除去
テ―ブルの設定、属性判別部203の属性判定条件の設
定、GBTC符号化部204の初期設定、および2次圧
縮部207の初期設定を行う。次に、メモリユニット内
部処理を行う(S2)。すなわち、メモリのリフレッシ
ュやアドレス管理などメモリユニット内の制御を行う。
【0035】次に、カラー複写機100本体を制御する
第1CPU101との間の通信制御を行う(S3)。こ
れにより、第1CPU101から発行される制御コマン
ドを受信し、制御コマンドに対応してメモリユニット全
体を制御できる。第1CPU101から制御コマンドが
受信されたか否かを判定する(S4)。制御コマンドが
発行されていない場合には、ステップS2〜S3の処理
を繰り返す。また、第1CPU101から制御コマンド
が発行された場合には、次に、必要に応じて下地除去部
202の下地除去テーブルを書き換える(S5)。変更
の必要がない場合には初期設定で設定された値を用い
る。
【0036】次に、必要に応じて属性判別部203の属
性判別条件やバンク信号1の設定を行う(S6)。変更
の必要がない場合には初期設定で設定された値を用い
る。バンク1信号は1ページの原稿画像に対して1回出
力される。次に、GBTC符号処理部204の設定を行
う(S7)。具体的には、必要に応じて、GBTC符号
処理部204の圧縮伸長条件や画像回転、バンク信号
1、バンク信号3の設定を行う。圧縮伸長条件や画像回
転、バンク信号1、バンク信号3は1ページの原稿画像
に対して1回出力される。
【0037】次に、2次圧縮処理部207の設定を行う
(S8)。すなわち、必要に応じて2次圧縮処理部20
7の圧縮伸長条件や画像データ格納位置制御やバンク信
号2の設定を行う。圧縮伸長条件や画像データ格納位置
制御やバンク信号2は、1ページの原稿画像に対して1
回出力される。そして、制御コマンドにより決定される
ページ分の処理が終了するまで、ステップS5〜S9の
処理を繰り返す。
【0038】図10は、下地除去テーブル設定処理(図
9、S5)のフローを示す。まず、下地除去テーブルの
設定に関するコマンドを受信したか否かをチェックする
(S51)。受信したコマンドがテーブル(a)の設定
コマンドであった場合には、下地除去部202に下地除
去テーブル(a)(図2参照)を設定する(S52)。
受信したコマンドがテーブル(b)の設定コマンドであ
った場合には下地除去部202に下地除去テーブル
(b)(図2参照)を設定する(S53)。受信したコ
マンドがテーブル(c)の設定コマンドであった場合に
は下地除去部202に下地除去テーブル(c)(図2参
照)を設定する(S54)。なお、本実施形態では下地
除去テーブルは3種類しか用意していないが、用途に合
わせて、多数の下地除去テーブルを切り換えてもよい。
また、下地除去テーブルの切り換えを複写機本体の第1
CPU101により行っているが、必要に応じてメモリ
ユニットを制御する第2CPU209が行つてもよい。
【0039】図11は属性判別部設定処理(図9、S
6)のフローを示す。まず、属性判別部203の設定に
関するコマンドを受信したか否かをチェックする(S6
l)。受信したコマンドがミクロ判別条件の設定であっ
た場合には、属性判別部203に対して白下地属性判別
条件設定(S62)、黒文字属性判別条件設定(S6
3)、べた属性判別条件設定(S64)を行う。受信し
たコマンドがマクロ判別条件の設定であった場合には、
属性判別部203に対してマクロ判別条件設定を行う
(S65)。受信したコマンドが属性判別制御コマンド
であった場合に、ページ単位でバンク信号1を制御し
(S66)、属性カウンタ2038をリセットし(S6
7)、属性判別を開始する(S68)。この処理は1連
の原稿枚数分行われる。バンク信号1の制御は奇数ペー
ジ目の処理を行う時にはAバンクを選択し、偶数ページ
目の処理を行う時にはBバンクを選択する。なお本実施
形態ではバンク信号1の設定をメモリユニットの第2C
PU209により行っているが、必要に応じて複写機本
体の第1CPU101が行ってもよい。
【0040】図12と図13は、GBTC符号処理部設
定処理(図9、S7)のフローを示す。まずGBTC符
号処理部204に関するコマンドを受信したか否かをチ
ェックする(S7l)。そして受信したコマンドと現在
処理を行っているページに対応したコマンド解析を行
い、第0から第6のGBTC動作モードのいずれかを選
択する(S72)。第0のGBTC動作モードでは、G
BTC符号処理部204は何も処理を行わない。第1の
GBTC動作モードでは、GBTC符号処理部204に
おいて、GBTC圧縮メモリ206のバンクAを選択す
るためにバンク信号1をバンクAに設定し(S73)、
GBTC圧縮を行い、GBTC圧縮メモリ206のバン
クAにGBTC圧縮データを書き込む(S74)。第2
のGBTC動作モードでは、GBTC符号処理部204
において、GBTC圧縮メモリ206のバンクBを選択
するためにバンク信号1をバンクBに設定し(S7
5)、GBTC圧縮を行い、GBTC圧縮メモリ206
のバンクBにGBTC圧縮データを書き込む(S7
6)。第3のGBTC動作モードでは、GBTC符号処
理部204において、GBTC圧縮メモリ206のバン
クAを選択するためにバンク信号3をバンクAに設定し
(S77)、必要に応じて出力画像の回転角を設定し
(S78)、GBTC圧縮メモリ206のバンクAから
GBTC符号データを読み出し、GBTC伸長を行う
(S79)。第4のGBTC動作モードでは、GBTC
符号処理部204において、GBTC圧縮メモリ206
のバンクBを選択するためにバンク信号3をバンクBに
設定し(S710)、必要に応じて出力画像の回転角を
設定し(S711)、GBTC圧縮メモリ206のバン
クBからGBTC符号データを読み出し、GBTC伸長
を行う(S712)。第5のGBTC動作モードでは、
第1の動作モード(S713〜S714)と第4の動作
モード(S715〜S717)の処理を連続して行うこ
とにより、同時圧縮伸長を行う。第6のGBTC動作モ
ードでは、第2の動作モード(S718〜S719)と
第3の動作モード(S720〜S722)の処理を連続
して行うことにより、同時圧縮伸長を行う。
【0041】図14は、2次圧縮部設定処理フロー(図
9、S8)を示す。まず2次圧縮部207に関するコマ
ンドを受信したか否かをチェックする(S8l)。そし
て受信したコマンドと現在処理を行っているページに対
応したコマンド解析を行い、第0から第4の2次圧縮動
作モードのいずれかを選択する(S82)。第0の2次
圧縮動作モードでは、2次圧縮部207は何も処理を行
わない。第1の2次圧縮動作モードでは、まず属性判別
部203の属性カウント部2038から各属性(白下地
/黒文字/モノクロ/カラー)のカウント値を読み込む
(S83)。属性メモリ205とGBTC圧縮メモリ2
06のバンクAにアクセスするためにバンク信号2をバ
ンクAに設定する(S84)。そして属性メモリ205
に書き込まれている属性データを2次圧縮部207を介
在して所定の条件に基づいて2次圧縮メモリ208へ書
き込む(S85)。そしてGBTC圧縮メモリ206に
書き込まれているGBTC圧縮データを2次圧縮部20
7で所定の条件に基づいて2次圧縮を行い、2次圧縮メ
モリ208へ書き込む(S86)。
【0042】第2の2次圧縮動作モードでは、まず属性
判別部203の属性カウント部2038から各属性(白
下地/黒文字/モノクロ/カラー)のカウント値を読み
込む(S87)。属性メモリ205とGBTC圧縮メモ
リ206のバンクBにアクセスするためにバンク信号2
をバンクBに設定する(S88)。そして属性メモリ2
05に書き込まれている属性データを2次圧縮部207
を介在して所定の条件に基づいて2次圧縮メモリ208
へ書き込む(S89)。そしてGBTC圧縮メモリ20
6に書き込まれているGBTC圧縮データを2次圧縮部
207で所定の条件に基づいて2次圧縮を行い、2次圧
縮メモリ208へ書き込む(S810)。
【0043】第3の2次圧縮動作モードでは、属性メモ
リ205とGBTC圧縮メモリ(206)のバンクAに
アクセスするためにバンク信号2をバンクAに設定する
(S8ll)。そして2次圧縮メモリ208に書き込ま
れている属性データを2次圧縮部207を介在して所定
の条件に基づいて属性メモリ205へ書き込む(S81
2)。そして2次圧縮メモリ208に書き込まれている
2次圧縮データを2次圧縮部207で所定の条件に基づ
いて2次伸張を行い、GBTC圧縮メモリ206ヘ書き
込む(S813)。
【0044】第4の2次圧縮動作モードでは、属性メモ
リ205とGBTC圧縮メモリ206のバンクBにアク
セスするためにバンク信号2をバンクBに設定する(S
814)。そして2次圧縮メモリ208に書き込まれて
いる属性データを2次圧縮部207を介在して所定の条
件に基づいて属性メモリ205へ書き込む(S81
5)。そして2次圧縮メモリ208に書き込まれている
2次圧縮データを2次圧縮部207で所定の条件に基づ
いて2次伸長を行い、GBTC圧縮メモリ206ヘ書き
込む(S816)。
【0045】図15は、属性データ書き込み処理フロー
(図14、S85、S89、S812、S815)を示
す。まず属性判別部203の属性カウンタ2038から
読み出した各属性のカウント値から全体に対するカラー
属性の比率を計算する。そして、以下の3つの場合に分
けて処理する。なお、属性情報半減処理を行ったか否か
は、対象のページがカラーかモノクロであるかというペ
ージ単位の情報として作業RAM210上に記憶されて
いる。また、2次圧縮部207において2次圧縮を行っ
たか否かも2次圧縮ONOFF信号としてページ単位で
作業RAM210上に記憶されている。 (a)計算されたカラー属性比率の結果が所定値(例え
ば50%)以上であった場合(S841でYES)、原
稿画像のほとんどがグラビアなどのカラー画像であると
判断し、いたずらに2次圧縮を行い画質を落とすより
は、画質を優先する。このため、2次圧縮部207にお
いて2次圧縮を行わずに2次圧縮メモリ208に書き込
むようにする。属性情報は不必要となり、属性データの
書き込みを行わずに処理を終了する。このときには、カ
ラーモノクロ信号をカラーとし、2次圧縮ONOFF信
号をOFFとする。
【0046】(b)属性カウント部2038から読み出
した各属性のカウント値から、カラー属性がないか、ま
たは、たとえば0.1%より小さくカラーがほとんどな
いに等しい程度であった場合(S842でYES)、原
稿画像のほとんどがモノクロ画像であると判断し、2次
圧縮のデータをコンパクトにするだけではなく、属性デ
ータそのものを半減させ(S843)、2次圧縮メモリ
208へ書き込む(S844)。具体的には通常は1つ
の属性領域に対し、(白下地/黒文字/モノクロ/カラ
ー)の4属性を表現するために2ビットの属性情報を必
要としたが、これを(白下地/それ以外)とし、属性情
報をlビット化する。この処理を行うことにより属性デ
ータそのものを半分に削減することができ、本方式にお
いてさらなる圧縮率の向上が期待できる。このときに
は、カラーモノクロ信号をモノクロとし、2次圧縮ON
OFF信号をONとする。
【0047】(c)カラー属性比率が所定の条件を満た
さない通常のビジネスカラー文書の場合(S842でN
O)、通常通りに1つの属性領域に対し、(白下地/黒
文字/モノクロ/カラー)の4属性を表現するために2
ビットの属性情報を2次圧縮メモリ208に書き込む
(S845)。ここで、カラーモノクロ信号をカラーと
し、2次圧縮ONOFF信号をONとする。なお、属性
カウント部2038のカウント値に基づいてページ単位
でカラー/モノクロの判別を行う場合を説明したが、た
とえば操作パネル(図示しない)によりモノクロモード
が設定されている場合には、カラー属性は存在し得ない
ため、属性データ半減処理(S843)と属性データ書
き込み処理(S844)を行うように制御する。
【0048】図16は、2次圧縮メモリ書き込み処理
(図14、S86,S810,S813,S816)の
フローを示す。図15の3つの場合に対応した以下の処
理が行われる。 (a)計算されたカラー属性比率の結果が所定値(例え
ば50%)以上であった場合、まず属性判別部203の
属性カウント部2036から読み出した各属性のカウン
ト値から全体に対するカラー属性の比率を計算する。計
算されたカラー属性比率の結果が所定値(例えば50
%)以上であった場合(S851)、原稿画像のほとん
どがグラビアなどのカラー画像であると判断し、いたず
らに2次圧縮を行い画質を落とすよりは、画質を優先す
る。また、下地除去が行われている場合にも同様のこと
が言えるため、現在の下地除去テーブルが(a)である
かすなわち下地除去を行っていないか否かをチェックす
る(S852)。そして下地除去テーブルが(a)でな
い、すなわち下地除去を行つている場合には下地除去テ
ーブルを(a)にセットしなおし、画像再スキャンの指
示を行う(S856)。画像再スキャンの指示は、カラ
ー複写機本体の第1CPU101に画像再送コマンドを
発行することにより行う。下地除去テーブルが(a)の
場合には、すなわち下地除去を行っていない場合には、
2次圧縮後のデータサイズを計算し(S853)(この
場合はGBTC圧縮データサイズに等しい)、画像デー
タサイズが連続して書き込み可能な2次圧縮メモリ20
8のアドレスを作業RAM210内のデータを元に計算
し(S854)、その書き込みアドレスから2次圧縮メ
モリ208への書き込みを開始する(S855)。
【0049】(b)属性判別部203の属性カウント部
2038から読み出した各属性のカウント値から、カラ
ー属性がない、またはほとんどないに等しい程度(0.
1%以下)であつた場合(S857でYES)、カラー
属性においてもモノクロ符号処理を行うため、2次圧縮
部207の動作モードをモノクロモードに設定する(S
858)。そして各属性カウンタの値からモノクロモー
ドにおける2次圧縮後のデータサイズを計算し(S85
9)、画像データサイズが連続して書き込み可能な2次
圧縮メモリ208のアドレスをCPU作業RAM210
内のデータを元に計算し(S860)、その書き込みア
ドレスから2次圧縮メモリ208への書き込みを開始す
る(S861)。 (c)カラー属性比率が所定の条件を満たさない通常の
ビジネスカラー文書の場合(S857でNO)、カラー
属性においてもカラー符号処理を行うため、2次圧縮部
207の動作モードをカラーモードに設定する(S86
2)。そして各属性カウンタの値からカラーモードにお
ける2次圧縮後のデータサイズを計算し(S863)、
画像データサイズが連続して書き込み可能な2次圧縮メ
モリ208のアドレスをCPU作業RAM210内のデ
ータを元に計算し(S864)、その書き込みアドレス
から2次圧縮メモリ208への書き込みを開始する(S
865)。
【0050】
【発明の効果】画像処理装置において、画像の複数の領
域について属性を判別した結果に基づいて属性メモリの
データを変換して属性データの量を低減するので、画像
データの圧縮率をさらに高めることができる。たとえ
ば、可変長符号化を行わずに圧縮メモリに保存した場合
には、復号の際に属性データは必要でないため属性デー
タは保存しないので、圧縮率を向上できる。また、カラ
ー画像であると判断される場合、属性データを保存しな
いので、これにより圧縮率を向上できる。また、文字画
像や白下地の多い原稿(モノクロ原稿)に対しては、属
性データの数を減らすことにより、圧縮データ量に対す
る属性データの量の比率を低くできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 複写機とメモリユニットのブロック図
【図2】 下地除去テーブルの図
【図3】 属性判別部と属性メモリ部のブロック図
【図4】 GBTC符号化部とGBTC圧縮メモリ部の
ブロック図
【図5】 2次圧縮部のブロック図
【図6】 2次圧縮メモリの図
【図7】 作業RAMに格納される書き込み可能情報の
【図8】 作業RAMに格納される原稿画像データ情報
の図
【図9】 メインフローチャート
【図10】 下地除去テーブル設定のフローチャート
【図11】 属性判別部設定のフローチャート
【図12】 GBTC符号処理部設定の一部のフローチ
ャート
【図13】 GBTC符号処理部設定の一部のフローチ
ャート
【図14】 2次圧縮処理部設定のフローチャート
【図15】 属性データ書き込み処理のフローチャート
【図16】 2次圧縮メモリ書き込み処理のフローチャ
ート
【符号の説明】
203 属性判別部、 205 属性メモリ、 206
GBTC圧縮メモリ、 207 2次圧縮部、 20
8 2次圧縮メモリ、 209 CPU、 2071
符号処理部、 2076 属性データ変換部。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力された画像データを複数の領域に分
    割し、領域ごとに属性を判別する属性判別手段と、 属性判別手段による判別結果を記憶する属性メモリと、 前記属性メモリに記憶された判別結果に基づいて、デー
    タの可変長符号化を行う符号化手段と、 前記符号化手段により符号化されたデータを記憶する圧
    縮メモリと、 属性判別手段による属性判別結果に基づく所定の条件に
    より、属性メモリのデータを変換し、圧縮メモリに書き
    込む属性データ書き込み手段とを備える画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記の属性データ書き込み手段は、属性
    判別手段による判別結果により符号化手段が可変長符号
    化を行わずに圧縮メモリにデータを書き込む条件である
    場合、属性データを圧縮メモリに書き込まないことを特
    徴とする請求項1に記載された画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記の属性データ書き込み手段は、属性
    判別手段による判別結果によりカラー画像であると判断
    する条件である場合、属性データを圧縮メモリに書き込
    まないことを特徴とする請求項1に記載された画像処理
    装置。
  4. 【請求項4】 前記の属性判別手段は、判別対象の原稿
    画像がモノクロであると判定する条件である場合、モノ
    クロか否かの属性データのみを圧縮メモリに書き込むこ
    とを特徴とする請求項1に記載された画像処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011171818A (ja) * 2010-02-16 2011-09-01 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像処理回路及び画像形成装置
JP2014072750A (ja) * 2012-09-28 2014-04-21 Brother Ind Ltd 画像処理装置およびコンピュータプログラム

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