JPH11241848A - 空気調和機の運転制御装置およびその方法 - Google Patents

空気調和機の運転制御装置およびその方法

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JPH11241848A
JPH11241848A JP10334789A JP33478998A JPH11241848A JP H11241848 A JPH11241848 A JP H11241848A JP 10334789 A JP10334789 A JP 10334789A JP 33478998 A JP33478998 A JP 33478998A JP H11241848 A JPH11241848 A JP H11241848A
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temperature
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room
wind direction
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JP10334789A
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Inventor
Lee Seung-Kwan
承寛 李
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Samsung Electronics Co Ltd
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    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F11/00Control or safety arrangements
    • F24F11/70Control systems characterised by their outputs; Constructional details thereof
    • F24F11/80Control systems characterised by their outputs; Constructional details thereof for controlling the temperature of the supplied air
    • F24F11/86Control systems characterised by their outputs; Constructional details thereof for controlling the temperature of the supplied air by controlling compressors within refrigeration or heat pump circuits
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
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    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 冷暖房効率を高める空気調和機の運転制御装
置およびその方法を提供する。 【解決手段】 風向調整装置110は、空気が室内の遠
距離域に吐出されるようにする遠距離モードと、空気が
室内の全域にわたって吐出されるようにするワイドモー
ドとを含む運転モードの作動中に前記吐出口に吐出され
る空気の方向を調整し、入力装置103は、ユーザーが
前記運転モードを選択でき、かつ、室内の設定温度Ts
を選択できる。制御装置104は、熱交換器、ファン、
入力装置および前記風向調整装置110にそれぞれ連結
され、前記遠距離またはワイドモードが選択された状態
で、暖房運転モード時には設定温度Tsを所定の増加量
だけ上昇させる反面、冷房運転モード時には設定温度T
sを所定の増加量だけ減少させた温度Trsで室内温度
を再設定するように作動される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、吐出される空気
の風向を調整して遠距離とワイドの空気調和を実現する
空気調和機に係り、より詳しくは、遠距離なりワイド運
転時に設定温度を冷房運転時と暖房運転時とに仕分けて
設定するため、冷暖房効率を高める空気調和機の運転制
御装置およびその方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、空気調和機は室内の冷たい空気
を暖めて室内に供給する暖房装置と、室内の熱い空気を
冷やして室内に供給する冷房装置がある。さらに、前記
の冷房機能と暖房機能を兼ねた冷暖房装置もあり、汚染
された室内空気を清浄させる清浄機能も含まれる状況で
ある。
【0003】図1には、前記空気調和機中、冷暖房機能
をする冷暖房装置(通常、エアコンという)の室内ユニ
ットが図示されている。前記冷暖房装置は、図示のない
室外ユニットが含まれるのはもとよりである。
【0004】図1に示すように、参照符号1は、空気調
和機の室内機本体(以下、室内機という)であり、前記
室内機(1)の前面上部には室内空気を吸入する吸入口
(3)が形成されており、前記室内機(1)の前面下部
には後述する熱交換機により熱交換された空気(冷風ま
たは温風)を室内に吐出する吐出口(5)が形成されて
いる。
【0005】さらに、前記吐出口(5)の右側には、リ
モートコントローラ9(以下、リモコンという)から送
信される遠隔制御信号を受信するリモコン信号受信部
(7)が具備されており、前記吐出口(5)には前記吐
出口(5)を通して室内に吐出される空気の方向を上下
に調整する上下風向羽根(11)と左右に調整する左右
風向羽根(13)が設置されている。
【0006】一方、前記リモコン(9)には、空気調和
機の運転/停止、運転選択(自動、冷房、除湿、送風、
暖房など)、風量選択(強風、弱風、微風など)、ター
ボ、マイルド、温度調整などを入力する複数の運転モー
ドキーと、現在の時刻、簡便予約、開始/終了予約など
を入力する複数のタイマモードキーが具備されている。
【0007】図2は、図1の室内機を壁面に設置した状
態の側断面図であって、図1と同一部分にたいしては同
一名称および符号を付してそれにつく詳述は省くことに
する。
【0008】図2に示すように、室内機(1)の内部に
は、前記吸入口(3)を通して吸入される室内空気を冷
媒の蒸発潜熱により冷風または温風に熱交換するように
前記吸入口(3)の後側に一字形状の熱交換機(15)
が設置されており、前記熱交換機(15)の後側下部に
は前記吸入口(3)を通して室内空気を吸入するととも
に、前記熱交換機(15)で熱交換された空気を前記吐
出口(5)を通して室内に吐出させる室内ファン(1
7)が設置されている。
【0009】さらに、前記室内機(1)の内部には、前
記吸入口(3)を通して吸入されて前記吐出口(5)に
吐出される空気の流れをガイドするダクト部材(19)
が設置されている。一方、未説明符号21は、蒸発水皿
である。
【0010】前記のように構成された空気調和機におい
て、ユーザーがリモコン(9)を操作して運転/停止キ
ー(以下、運転キーという)を押圧してから所望の運転
モード(例えば、冷房または暖房)と設定温度を入力す
ると、キー入力に該当する遠隔制御信号を所定のプロト
コルにより符号化し、このように符号化された信号を変
調して赤外線信号を送信する。
【0011】前記リモコン(9)から赤外線信号が送信
されると、室内機(1)のリモコン信号受信部(7)で
はこれを受信して電気信号に変換し、変換された電気信
号を復調して室内機(1)の運転を開始する。
【0012】この際、前記室内機(1)内の図示のない
温度センサで室内機(1)のある位置の室内温度を感知
すると、室内機(1)ではリモコン(9)から伝送され
た設定温度および室内温度との差に伴って圧縮機の運転
周波数を決定して圧縮機を駆動させる。
【0013】前記圧縮機が駆動されると、冷媒の循環に
伴って熱交換機(15)が熱交換されるため、室内機
(1)内に吸入された室内空気は熱交換機(15)を通
過しつつ熱交換機(15)内を流れる冷媒の蒸発潜熱に
より冷風または温風に熱交換されつつダクト部材(1
9)にガイドされて吐出口(5)を通して室内に吐出さ
れるが、前記吐出口(5)を通して吐出される空気は上
下風向羽根(11)および左右風向羽根(13)の風向
角度にしたがって上下または左右に風向が調整されつつ
室内冷房または室内暖房を行う。
【0014】前記のような空気調和機の通常の運転(自
動、冷房、暖房、除湿、送風モード中の1つ)中のリモ
コン(9)の遠距離キーなりワイドキーを押圧すると、
空気調和機の制御部は空気調和機の製造時に既設定され
た標準温度(Tf)から1゜Cを差引いた温度で室内温
度を再設定する。例えば、標準温度(Tf)が25゜C
であれば、制御手段は室内温度を24゜Cに再設定す
る。
【0015】前記リモコン(9)から赤外線信号が送信
されると、室内機(1)ではリモコン信号受信部(7)
を通じてこれを受信してリモコン(9)から伝送された
設定温度(標準温度−1゜C)および室内温度との差に
伴って圧縮機を駆動させつつ上下および左右風向羽根
(11,13)の風向角度を調整して遠距離運転時に吐
出気流が遠距離まで到達するようにして、ワイド運転時
に吐出気流が上下左右に広く拡散されるようにして室内
機(1)からの遠距離と室内全体(ワイド)の冷暖房空
気調和を行う。前記の遠距離またはワイド運転時に遠距
離キーなりワイドキーを再度押圧すると、元の設定モー
ドに再度戻り通常の運転を行う。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のごと
く構成された従来の空気調和機では、遠距離またはワイ
ド運転時に図3に示すように、室内温度(Trs)は標
準温度(Tf)から1゜Cを差引いた温度に設定された
状態で冷房または暖房運転が行われるため、冷房運転が
暖房運転より一段と強い空調能力を出すようになる。
【0017】例えば、標準温度が25゜Cに定められて
おり、設定温度が20゜C、室内温度が22゜Cの状態
で冷房運転中に遠距離なりワイド信号が入力されると、
設定温度は標準温度−1゜Cである24゜Cに再設定さ
れて室内温度が設定温度より低くなるため、圧縮機がオ
フされて冷房運転を停止するため、冷房能力が低下され
るという問題点があった。
【0018】同様に、標準温度が25゜Cに定られてお
り、設定温度が27゜C、室内温度が25゜Cの状態で
暖房運転中に遠距離なりワイド信号が入力されると、設
定温度は標準温度−1゜Cである24゜Cに再設定され
て室内温度が設定温度より高くなるため、圧縮機がオフ
されて暖房運転を停止するため、暖房能力が低下される
という問題点があった。
【0019】そこで、本発明は上記種々の問題点を解決
するためになされたものであつて、本発明の目的は、ワ
イドなり遠距離運転時に設定温度を冷房運転時と暖房運
転時とに区分して標準温度より低く、または高く設定す
るため、冷暖房効率を高める空気調和機の運転制御装置
およびその方法を提供することにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記のような目的を達成
するためになされた本発明による空気調和機の運転制御
装置は、室内空気を吸入する吸入口と、吸入された空気
を選択的に加熱および冷却する熱交換器と、加熱される
か冷却された空気を吐出する吐出口と、前記吸入口、熱
交換器および吐出口を通して空気を順次循環させるファ
ンと、空気が室内の遠距離域に吐出されるようにする遠
距離モードと、空気が室内の全域にわたって吐出される
ようにするワイドモードを含む空気調和機の運転モード
の作動中に前記吐出口に吐出される空気の方向を調整す
る風向調整装置と、ユーザーが前記運転モードを選択で
きるばかりか、室内の設定温度(Ts)を選択できるよ
うになっている入力装置と、前記熱交換器、ファン、入
力装置および風向調整装置にそれぞれ連結され、前記遠
距離なりワイドモードが選択された状態で暖房運転モー
ド時には設定温度(Ts)を所定の増加量だけ上昇させ
る反面、冷房運転モード時には設定温度(Ts)を所定
の増加量だけ減少させた温度(Trs)で室内温度を再
設定するように作動される制御装置とからなることを特
徴とする。
【0021】さらに、本発明による空気調和機の運転制
御方法は、吸入口、吐出口、熱交換器、空気循環ファン
および前記吐出口に設けられた風向調整装置を備えられ
て、冷房運転あるいは暖房運転を選択するととともに、
空気が室内の遠距離域に吐出されるよう前記風向調整装
置を調整する遠距離モードと、空気が室内の全域にわた
って吐出されるよう前記風向調整装置を調整するワイド
モードを含む運転モード中のいずれかの一つを選択する
段階(A)と、室内温度を感知する段階(B)と、室内
の設定温度を選択する段階(C)と、前記遠距離あるい
はワイドモードを選択された状態で暖房運転モード時に
は設定温度(Ts)を所定の増加量だけ上昇させる反
面、冷房運転モード時には設定温度(Ts)を所定の増
加量だけ減少させた温度(Trs)で室内温度を再設定
する段階(D)と、前記再設定温度(Trs)と感知さ
れた室内温度(Tr)の差につれて室内空気の温度を変
化させるために、前記熱交換器によって室内空気を通過
させる段階(E)と、感知された室内温度(Tr)が前
記再設定温度(Trs)と一致するときまで前記吐出口
を通して空気を吐出させる段階(F)とからなることを
特徴とする。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明による一実施形態に
ついて添付図面に沿つて詳述する。本発明による空気調
和機は、図1および図2に示す従来の構成と同一である
ため、同一名称および符号を付してそれについての詳述
は省くことにする。
【0023】図4に示すように、電源手段(100)
は、図示のない交流電源端から供給される商用交流電圧
を前記空気調和機の動作に必要な所定の直流電圧に変換
して出力し、運転操作手段(102)は空気調和機の運
転モード(自動、冷房、暖房、除湿、送風など)と設定
風量、設定風向、設定温度(Ts)、空気調和機の運転
/停止を入力する複数の機能キーと、吐出空気が遠距離
と室内全体に供給されるよう吐出空気の風向を自動調整
する遠距離キーおよびワイドキーを具備するものであっ
て、運転操作手段(102)は、室内機(1)のコント
ロールパネル上に具備されたキー入力部(103)と、
リモコン(9)のキー操作に伴ってリモコン(9)から
送信される赤外線信号を受信するリモコン信号受信部
(7)とから構成されている。
【0024】さらに、制御手段(104)は、前記電源
手段(100)から出力される直流電圧を印加されて前
記空気調和機を初期化させることはもとより、前記運転
操作手段(102)により入力された運転選択信号およ
び運転開始/運転停止信号に伴って前記空気調和機の全
体動作を制御するマイクロコンピュータであって、制御
手段(104)は前記リモコン(9)の遠距離キーなり
ワイドキーのオン動作時に設定温度を冷房運転時と暖房
運転時とに区分して既設定された標準温度より低く、ま
たは高く制御する。
【0025】室内温度感知手段(106)は、室内機
(1)を設置された位置の室内温度を感知するように吸
入口(3)を通して吸入される室内空気の温度(Tr)
を感知し、圧縮機駆動手段(108)は前記運転操作手
段(102)によりユーザーの設定温度(Ts)および
前記室内温度感知手段(106)により感知された室内
温度(Tr)との差に伴って前記制御手段(104)か
ら出力される制御信号を受信して圧縮機(109)を駆
動制御する。
【0026】さらに、風向調整手段(110)は、吐出
口(5)を通して吐出される空気の方向を上下および左
右に調整するものであって、風向調整手段(110)は
前記制御手段(104)から出力されるパルス信号を入
力されて上下風向羽根(11)が移動するように上下ス
テップインモータ(113)を駆動する上下風向調整部
(112)と、前記制御手段(104)から出力される
パルス信号を入力されて左右風向羽根(13)が移動す
るように左右ステップインモータ(115)を駆動する
左右風向調整部(114)とから構成されている。
【0027】また、ファンモータ駆動手段(116)
は、前記運転操作手段(102)によりユーザーの設定
した風量に伴って熱交換された空気(冷風または温風)
を室内に送風するように前記制御手段(104)から出
力される制御信号を入力されて室内ファンモータ(11
7)の回転数を制御して室内ファン(17)を駆動制御
し、表示手段(118)は前記制御手段(104)の制
御に伴って前記運転操作手段(102)により入力され
た運転選択モード(自動、冷房、暖房、除湿、送風な
ど)と温度および時間を表示する。
【0028】以下、前記のように構成された空気調和機
の運転制御装置およびその方法の作用、効果について説
明する。図7は、本発明による空気調和機の運転制御動
作順を示すフローチャートであって、図7でSはステッ
プを表す。
【0029】まず、空気調和機に電源が印加されると、
電源手段(100)では図示のない交流電源端から供給
される商用交流電圧を前記空気調和機の駆動に必要な所
定の直流電圧に変換してそれぞれ駆動回路および制御手
段(104)に出力する。したがって、ステップS1で
は前記電源手段(100)から出力される直流電圧を制
御手段(104)から入力されて空気調和機を初期化さ
せる。
【0030】この際、ユーザーがキー入力部(103)
またはリモコン(9)を操作して運転キーを押圧してか
ら所望の空気調和機の運転モード(例えば、冷房または
暖房)と設定温度(Ts)、設定風量および設定風向を
入力すると、前記リモコン(9)ではキー入力にへ該当
する遠隔制御信号を所定のプロトコルにより符号化し、
このように符号化された信号を変調して赤外線信号を送
信する。
【0031】前記リモコン(9)から赤外線信号が送信
されると、室内機(1)のリモコン信号受信部(7)で
はこれを受信して電気信号に変換し、変換された電気信
号を復調して室内機(1)の運転を開始する。
【0032】これにより、ステップS2で制御手段(1
04)は、リモコン(9)の運転キーがオンされている
かを判別して、運転キーがオンされていない場合(NO
の場合)には空気調和機を運転待期状態に維持しつつス
テップS2以下の動作を繰り返し行う。
【0033】前記ステップS2での判別結果、運転キー
がオンされた場合(YESの場合)には、ステップS3
に進んで制御手段(104)は設定温度(Ts)と室内
温度(Tr)との差に伴って圧縮機(109)の運転周
波数を決定して圧縮機(109)を駆動させる。
【0034】前記圧縮機(109)が駆動されると、冷
媒の循環にしたがって熱交換機(15)が熱交換される
ため、室内機(1)内に吸入された室内空気は熱交換機
(15)を通過しつつ熱交換機(15)内を流れる冷媒
の蒸発潜熱により冷風または温風に熱交換される。
【0035】前記熱交換機(15)で熱交換された空気
は、ダクト部材(19)にガイドされて吐出口(5)に
回動可能に設置された上下風向羽根(11)および左右
風向羽根(13)の風向角度にしたがって上下または左
右へ風向が調整されつつ室内冷房または室内暖房を行
う。
【0036】前記のような空気調和機の通常の運転(自
動、冷房、暖房、除湿、送風モード中の1つ)時に、ス
テップS4ではリモコン(9)の遠距離キーがオンされ
ているかを判別して、遠距離キーがオンされていない場
合(NOの場合)には、ステップS5に進んでリモコン
(9)のワイドキーがオンされているかを判別する。
【0037】前記ステップS5での判別結果、ワイドキ
ーがオンされていない場合(NOの場合)には、前記ス
テップS3に戻り空気調和機の通常の運転を行いつつス
テップS3以下の動作を繰り返し行い、ワイドキーがオ
ンされた場合(YESの場合)には、ステップS6に進
んで空気調和機の現在の運転モードが自動運転モードか
を判別する。
【0038】前記ステップS6での判別結果、自動運転
モードでない場合(NOの場合)には、ステップS7に
進んで現在の運転モードが暖房運転モードかを判別し
て、暖房運転モードの場合(YESの場合)には、ステ
ップS8に進んで前記制御手段(104)では設定温度
(Ts)に所定の増加量(I)を加えた再設定温度(T
rs)で室内温度を設定する。前記所定の増加量(I)
は空気調和機の製造時に前記制御手段(104)に設定
された値であって、その所定の増加量は1゜Cである。
【0039】前記リモコン(9)から赤外線信号が送信
されると、ステップS9で室内機(1)ではリモコン信
号受信部(7)を通じてこれを受信してリモコン(9)
から伝送された設定温度(現在設定温度+1゜C)およ
び室内温度との差に伴って圧縮機(109)を駆動させ
つつ上下および左右風向羽根(11,13)の風向角度
を調整して遠距離運転時に吐出気流が遠距離まで到達す
るようにして、ワイド運転時に吐出気流が上下左右に広
く拡散されるようにして室内機(1)からの遠距離と室
内全体(ワイド)の暖房空気調和を行う。
【0040】一方、前記ステップS6での判別結果、自
動運転モードの場合(YESの場合)には、ステップS
10に進んで前記制御手段(104)では室内温度を設
定温度(Ts)にそのまま再設定し(すなわち、Trs
=Ts)、前記設定温度Ts)と感知された室内温度
(Tr)との差につれて冷房または暖房モードを選択す
るようになる。
【0041】前記リモコン(9)から赤外線信号が送信
されると、ステップS9で室内機(1)ではリモコン信
号受信部(7)を通じてこれを受信してリモコン(9)
から伝送された設定温度(現在設定温度)および室内温
度との差に伴って圧縮機(109)を駆動させつつ上下
および左右風向羽根(11,13)の風向角度を調整し
て遠距離運転時に吐出気流が遠距離まで到達するように
して、ワイド運転時に吐出気流が上下左右に広く拡散さ
れるようにして室内機(1)からの遠距離と室内全体
(ワイド)の自動空気調和を行う。
【0042】前記ステップS7での判別結果、暖房運転
モードでない場合(NOの場合)には、ステップS11
に進んで室内温度は前記設定温度(Ts)から所定の増
加量(1゜C)を差引いた温度に再設定される。ステッ
プS9において前記圧縮機(109)は感知された室内
温度(Tr)と再設定温度(Trs)(すなわち、暖房
時にはTs+1、冷房時にはTs−1、自動運転モード
時にはTs)との差につれて駆動される。
【0043】同時に、上下および左右風向羽根(11,
13)の風向角度を調整して遠距離運転時に吐出気流が
遠距離まで到達するようにして、ワイド運転時に吐出気
流が上下左右に広く拡散されるようにして室内機(1)
からの遠距離と室内全体(ワイド)の冷房空気調和を行
う。
【0044】前記のような空気調和機の遠距離またはワ
イド運転時に、ステップS12ではリモコン(9)の遠
距離キーまたはワイドキーがオフ(再度オン)されてい
るかを判別して、遠距離キーまたはワイドキーがオフさ
れていない場合(NOの場合)には、前記ステップS9
にへ戻り空気調和機の遠距離またはワイド運転を行いし
つつステップS9以下の動作を繰り返し行う。
【0045】前記ステップS12での判別結果、遠距離
キーまたはワイドキーがオフされた場合(YESの場
合)には、ステップS13に進んで遠距離またはワイド
運転以前の通常の運転モードに戻りつつ動作を終了す
る。
【0046】
【発明の効果】上述のように、本発明による空気調和機
の運転制御装置およびその方法によれば、ワイドなり遠
距離運転時に設定温度を冷房運転時と暖房運転時とに区
分して現在設定温度より低く、または高く設定するため
冷暖房効率を高め得る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 一般の空気調和機の室内機を示す斜視図であ
る。
【図2】 図1の室内機を壁面に設置した状態の側断面
図である。
【図3】 従来のリモコン表示図である。
【図4】 本発明の一実施形態による空気調和機の運転
制御装置の制御ブロック図である。
【図5】 本発明による冷房運転時のリモコン表示図で
ある。
【図6】 本発明による暖房運転時のリモコン表示図で
ある。
【図7】 本発明による空気調和機の運転制御動作順を
示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 室内機 5 吐出口 7 リモコン信号受信部 9 リモコン 11 上下風向羽根 13 左右風向羽根 15 熱交換機 17 室内ファン 102 運転操作手段 104 制御手段 110 風向調整手段 112 上下風向調整部 114 左右風向調整部 116 ファンモータ駆動手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室内空気を吸入する吸入口と、 吸入された空気を選択的に加熱および冷却する熱交換器
    と、 加熱されるか冷却された空気を吐出する吐出口と、前記
    吸入口、熱交換器および吐出口を通して空気を順次循環
    させるファンと、空気が室内の遠距離域に吐出されるよ
    うにする遠距離モードと、空気が室内の全域にわたって
    吐出されるようにするワイドモードを含む空気調和機の
    運転モードの作動中に前記吐出口に吐出される空気の方
    向を調整する風向調整装置と、 ユーザーが前記運転モードを選択できるばかりか、室内
    の設定温度(Ts)を選択できるようになっている入力
    装置と、 前記熱交換器、ファン、入力装置および風向調整装置に
    それぞれ連結され、前記遠距離なりワイドモードが選択
    された状態で暖房運転モード時には設定温度(Ts)を
    所定の増加量だけ上昇させる反面、冷房運転モード時に
    は設定温度(Ts)を所定の増加量だけ減少させた温度
    (Trs)で室内温度を再設定するように作動される制
    御装置とからなることを特徴とする空気調和機の運転制
    御装置。
  2. 【請求項2】 吸入口、吐出口、熱交換器、空気循環フ
    ァンおよび前記吐出口に設けられた風向調整装置を備え
    られて、冷房運転あるいは暖房運転を選択するとととも
    に、空気が室内の遠距離域に吐出されるよう前記風向調
    整装置を調整する遠距離モードと、空気が室内の全域に
    わたって吐出されるよう前記風向調整装置を調整するワ
    イドモードを含む運転モード中のいずれかの一つを選択
    する段階(A)と、 室内温度を感知する段階(B)と、 室内の設定温度を選択する段階(C)と、 前記遠距離あるいはワイドモードを選択された状態で暖
    房運転モード時には設定温度(Ts)を所定の増加量だ
    け上昇させる反面、冷房運転モード時には設定温度(T
    s)を所定の増加量だけ減少させた温度(Trs)で室
    内温度を再設定する段階(D)と、 前記再設定温度(Trs)と感知された室内温度(T
    r)の差につれて室内空気の温度を変化させるために、
    前記熱交換器によって室内空気を通過させる段階(E)
    と、 感知された室内温度(Tr)が前記再設定温度(Tr
    s)と一致するときまで前記吐出口を通して空気を吐出
    させる段階(F)とからなることを特徴とする空気調和
    機の運転制御方法。
  3. 【請求項3】 前記設定温度(Ts)は暖房作動時には
    所定の増加量だけ上昇され、冷房作動時には所定の増加
    量だけ減少されることを特徴とする請求項2に記載の空
    気調和機の運転制御方法。
  4. 【請求項4】 前記所定の増加量は1゜Cなることを特
    徴とする請求項3に記載の空気調和機の運転制御方法。
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