JP2690292B2 - 空気調和機の運転制御装置及びその制御方法 - Google Patents
空気調和機の運転制御装置及びその制御方法Info
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、室内機を据付けた
位置により、室内に吐出される空気の風向と風量を調整
して室内温度を快適な状態に保持できる空気調和機の運
転制御装置およびその制御方法に関する。
位置により、室内に吐出される空気の風向と風量を調整
して室内温度を快適な状態に保持できる空気調和機の運
転制御装置およびその制御方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】一般に、従来の空気調和機においては、
ユーザー所望の温度を設定した後、動作スイッチをオン
させると、制御手段の制御の下に室内ファンが駆動され
る。これにより、室内温度が変化し、室内温度感知手段
は当該変化する室内温度を感知する。
ユーザー所望の温度を設定した後、動作スイッチをオン
させると、制御手段の制御の下に室内ファンが駆動され
る。これにより、室内温度が変化し、室内温度感知手段
は当該変化する室内温度を感知する。
【０００３】この際、制御手段は室内温度感知手段によ
り感知された室内温度データをユーザーの設定した所望
温度データと比較する。
り感知された室内温度データをユーザーの設定した所望
温度データと比較する。
【０００４】この比較の結果、制御手段は室内温度と所
望温度との差によって圧縮機の運転周波数と室外ファン
の回転数を決定して室外機（圧縮機、室外ファン）を駆
動させる。
望温度との差によって圧縮機の運転周波数と室外ファン
の回転数を決定して室外機（圧縮機、室外ファン）を駆
動させる。
【０００５】すなわち、空気調和機の暖房運転時におい
ては、室内温度が所望温度より低いときは、圧縮機と室
外ファンを駆動させて室内温度を高め、室内温度が所望
温度以上のときは圧縮機と室内ファンを停止させて室内
温度を下げることにより室内暖房を行っていた。
ては、室内温度が所望温度より低いときは、圧縮機と室
外ファンを駆動させて室内温度を高め、室内温度が所望
温度以上のときは圧縮機と室内ファンを停止させて室内
温度を下げることにより室内暖房を行っていた。
【０００６】一方、空気調和機の冷房運転時において
は、室内温度が所望温度より高いときは、圧縮機と室外
ファンを駆動させて室内温度を下げ、室内温度が所望温
度以下のときは、圧縮機と室外ファンを停止させ室内温
度を高めることにより室内冷房を行っていた。
は、室内温度が所望温度より高いときは、圧縮機と室外
ファンを駆動させて室内温度を下げ、室内温度が所望温
度以下のときは、圧縮機と室外ファンを停止させ室内温
度を高めることにより室内冷房を行っていた。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
方式においては、室内機が据付けられた位置は考慮に入
れられず、室内機の吸込口を通して吸入される空気の温
度だけを室内温度として感知するので、室内の所定区域
ごとの温度偏差により全体室内温度を正確に把握できな
い等により、結果的には室内温度を快適な状態に保持す
ることができないという問題点があった。
方式においては、室内機が据付けられた位置は考慮に入
れられず、室内機の吸込口を通して吸入される空気の温
度だけを室内温度として感知するので、室内の所定区域
ごとの温度偏差により全体室内温度を正確に把握できな
い等により、結果的には室内温度を快適な状態に保持す
ることができないという問題点があった。
【０００８】本発明は、上記のような問題点を解決する
ためになされたものであって、本発明の目的は、室内機
を据付けた位置とはかかわりなしに、室内の全温度を正
確に把持し、室内に吐出される空気の風向および風量を
調整することにより、室内温度を一様に保持でき快適な
室内環境が提供できる空気調和機の運転制御装置及びそ
の制御方法を提供することにある。
ためになされたものであって、本発明の目的は、室内機
を据付けた位置とはかかわりなしに、室内の全温度を正
確に把持し、室内に吐出される空気の風向および風量を
調整することにより、室内温度を一様に保持でき快適な
室内環境が提供できる空気調和機の運転制御装置及びそ
の制御方法を提供することにある。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本発明による空気調和機
は、室内機の床面からの離隔距離を感知する位置感知手
段と、室内温度を感知する室内温度感知手段と、室内に
吐出される空気の風向を調整するためにルバーを駆動す
るルバーモータ駆動手段と、室内に吐出される空気の風
量を調整するために室内ファンを駆動する室内ファンモ
ータ駆動手段と、前記位置感知手段により感知された離
間距離に基づいて前記ルーバを所定の角度に回転させる
ために前記ルバーモータ駆動手段を制御し、前記室内温
度感知手段により感知された室内温度を前記位置感知手
段により感知された離間距離に基づいて補正し、その補
正された温度と設定温度との差に応じて前記室内ファン
の回転速度を制御する制御手段とからなることを特徴と
する。
は、室内機の床面からの離隔距離を感知する位置感知手
段と、室内温度を感知する室内温度感知手段と、室内に
吐出される空気の風向を調整するためにルバーを駆動す
るルバーモータ駆動手段と、室内に吐出される空気の風
量を調整するために室内ファンを駆動する室内ファンモ
ータ駆動手段と、前記位置感知手段により感知された離
間距離に基づいて前記ルーバを所定の角度に回転させる
ために前記ルバーモータ駆動手段を制御し、前記室内温
度感知手段により感知された室内温度を前記位置感知手
段により感知された離間距離に基づいて補正し、その補
正された温度と設定温度との差に応じて前記室内ファン
の回転速度を制御する制御手段とからなることを特徴と
する。
【００１０】また、本発明による空気調和機の運転制御
方法は、室内機の床面からの離隔距離を感知する位置感
知ステップと、前記位置感知ステップで感知された離隔
距離に基づいて室内温度感知手段により感知された室内
温度を補正する温度補正ステップと、前記位置感知ステ
ップで感知された離隔距離に基づいてルバーの角度を制
御して室内に吐出される空気の風向を調整する風向調整
ステップと、前記温度補正ステップで補正された温度と
設定温度との差により室内ファンの回転速度を制御して
室内に吐出される空気の風量を調整する風量調整ステッ
プとからなることを特徴とする。
方法は、室内機の床面からの離隔距離を感知する位置感
知ステップと、前記位置感知ステップで感知された離隔
距離に基づいて室内温度感知手段により感知された室内
温度を補正する温度補正ステップと、前記位置感知ステ
ップで感知された離隔距離に基づいてルバーの角度を制
御して室内に吐出される空気の風向を調整する風向調整
ステップと、前記温度補正ステップで補正された温度と
設定温度との差により室内ファンの回転速度を制御して
室内に吐出される空気の風量を調整する風量調整ステッ
プとからなることを特徴とする。
【００１１】
【発明の実施の形態】以下、本発明による一実施形態に
ついて添付図面に沿って詳述する。
ついて添付図面に沿って詳述する。
【００１２】図１において、参照符号１は空気調和機の
室内機本体（以下、室内機という）を示し、室内機１の
前面上部には室内空気を吸入する吸入口２が形成されて
おり、室内機１の前面下部には後述する室内熱交換器に
より熱交換された空気（冷風或いは温風）を室内に吐出
する吐出口３が形成されている。
室内機本体（以下、室内機という）を示し、室内機１の
前面上部には室内空気を吸入する吸入口２が形成されて
おり、室内機１の前面下部には後述する室内熱交換器に
より熱交換された空気（冷風或いは温風）を室内に吐出
する吐出口３が形成されている。
【００１３】さらに、吐出口３には、吐出口３を通して
室内に吐出される空気の方向を調整するよう後述するル
バーモータにより駆動される風向調整羽根４（以下、ル
バーという）が装着されている。
室内に吐出される空気の方向を調整するよう後述するル
バーモータにより駆動される風向調整羽根４（以下、ル
バーという）が装着されている。
【００１４】また、室内機１内には、吸入口２を通して
吸入される室内空気を冷媒の蒸発潜熱により冷風或いは
温風に熱交換すべく吸入口２の後側に斜状の一字状に室
内熱交換器５が装着されており、室内熱交換器５の後側
下部には吸入口２を通じて室内空気を吸入するととも
に、室内熱交換器５により熱交換された空気を吐出口３
を通して室内に吐出させる室内ファン６が装着されてい
る。また、室内機１内には、吸入口２を通して吸入され
吐出口３へ吐出される空気の流れを案内するダクト部材
７が装着されている。
吸入される室内空気を冷媒の蒸発潜熱により冷風或いは
温風に熱交換すべく吸入口２の後側に斜状の一字状に室
内熱交換器５が装着されており、室内熱交換器５の後側
下部には吸入口２を通じて室内空気を吸入するととも
に、室内熱交換器５により熱交換された空気を吐出口３
を通して室内に吐出させる室内ファン６が装着されてい
る。また、室内機１内には、吸入口２を通して吸入され
吐出口３へ吐出される空気の流れを案内するダクト部材
７が装着されている。
【００１５】次に、このように構成された室内機を有し
た空気調和機における室内温度を制御する回路ブロック
図を図２を参照して説明する。
た空気調和機における室内温度を制御する回路ブロック
図を図２を参照して説明する。
【００１６】図２に示すように、直流電源手段２０は、
不図示の交流電源入力端から供給される商用交流電源の
電源電圧が入力され、空気調和機の動作に要する所定の
直流電圧に変換する。運転操作手段２５は、ユーザ所望
の空気調和機の運転条件（冷房、暖房、清浄、予約運
転、運転／停止等）及び所望温度Ｔｓ、時間、風量或い
は風向を設定するための多数の機能キーから構成された
ものであって、空気調和機のコントロールファンネルお
よびリモコンに備えられている。
不図示の交流電源入力端から供給される商用交流電源の
電源電圧が入力され、空気調和機の動作に要する所定の
直流電圧に変換する。運転操作手段２５は、ユーザ所望
の空気調和機の運転条件（冷房、暖房、清浄、予約運
転、運転／停止等）及び所望温度Ｔｓ、時間、風量或い
は風向を設定するための多数の機能キーから構成された
ものであって、空気調和機のコントロールファンネルお
よびリモコンに備えられている。
【００１７】制御手段３０は、直流電源手段２０から出
力される直流電圧が印加され、空気調和機を初期化させ
たり、ユーザが運転操作手段２５を通じて入力した運転
条件により空気調和機の全体動作を制御するマイクロコ
ンピュータである。
力される直流電圧が印加され、空気調和機を初期化させ
たり、ユーザが運転操作手段２５を通じて入力した運転
条件により空気調和機の全体動作を制御するマイクロコ
ンピュータである。
【００１８】室内温度感知手段４０は、吸入口２を通し
て吸入される室内空気の温度を感知し、その感知された
室内温度データＴｒを制御手段３０に出力することによ
り、室内温度Ｔｒが、運転操作手段２５を通してユーザ
ーが設定した設定温度Ｔｓに保持されるようにする。
て吸入される室内空気の温度を感知し、その感知された
室内温度データＴｒを制御手段３０に出力することによ
り、室内温度Ｔｒが、運転操作手段２５を通してユーザ
ーが設定した設定温度Ｔｓに保持されるようにする。
【００１９】また、位置感知手段５０は、室内機１を据
付けた位置（室内機の床面からの離隔距離、以下、離隔
距離という）を感知し、その感知された離隔距離データ
Ｌを制御手段３０に出力する超音波センサであって、室
内機１の所定位置に装着されている。位置感知手段５０
は、室内機１を据付けた下部床面に超音波を放射し、そ
の放射された超音波が下部床面にあたって戻ってくる反
射信号を感知する。
付けた位置（室内機の床面からの離隔距離、以下、離隔
距離という）を感知し、その感知された離隔距離データ
Ｌを制御手段３０に出力する超音波センサであって、室
内機１の所定位置に装着されている。位置感知手段５０
は、室内機１を据付けた下部床面に超音波を放射し、そ
の放射された超音波が下部床面にあたって戻ってくる反
射信号を感知する。
【００２０】圧縮機駆動手段６０は、運転操作手段２５
を通じてユーザーの設定した温度Ｔｓと、室内温度感知
手段４０により感知された室内温度Ｔｒとの差に基づい
て生成される制御手段３０の制御信号により圧縮機６１
を駆動制御する。
を通じてユーザーの設定した温度Ｔｓと、室内温度感知
手段４０により感知された室内温度Ｔｒとの差に基づい
て生成される制御手段３０の制御信号により圧縮機６１
を駆動制御する。
【００２１】また、ルバーモータ駆動手段７０は、運転
操作手段２５を通じてユーザーの設定した風向にかなう
ように吐出口３を通して吐出される空気方向を調整する
とともに、位置感知手段５０により感知された離隔距離
Ｌに基づいて全体的な室内温度を一様に保持するよう、
制御手段３０からの制御信号によりルバーモータ７１を
駆動制御する。
操作手段２５を通じてユーザーの設定した風向にかなう
ように吐出口３を通して吐出される空気方向を調整する
とともに、位置感知手段５０により感知された離隔距離
Ｌに基づいて全体的な室内温度を一様に保持するよう、
制御手段３０からの制御信号によりルバーモータ７１を
駆動制御する。
【００２２】室内ファンモータ駆動手段８０は、運転操
作手段２５を通じてユーザーの設定した風量によって室
内熱交換器５で熱交換された空気（冷風あるいは温風）
を室内に送風すべく制御手段３０の制御信号により不図
示の室内ファンモータの回転数を制御して室内ファン６
を駆動制御するものである。室内ファンモータ駆動手段
８０は、位置感知手段５０により感知された離隔距離Ｌ
に基づいて室内の全体温度を一様に保持すべく制御手段
３０の制御信号により室内ファン６の回転速度を制御す
る。
作手段２５を通じてユーザーの設定した風量によって室
内熱交換器５で熱交換された空気（冷風あるいは温風）
を室内に送風すべく制御手段３０の制御信号により不図
示の室内ファンモータの回転数を制御して室内ファン６
を駆動制御するものである。室内ファンモータ駆動手段
８０は、位置感知手段５０により感知された離隔距離Ｌ
に基づいて室内の全体温度を一様に保持すべく制御手段
３０の制御信号により室内ファン６の回転速度を制御す
る。
【００２３】また、表示手段９０は、運転操作手段２５
を通じてユーザーが設定した運転条件や空気調和機の運
転状態を制御手段３０の制御の下、表示する。
を通じてユーザーが設定した運転条件や空気調和機の運
転状態を制御手段３０の制御の下、表示する。
【００２４】以下、このように構成された空気調和機の
運転制御装置およびその方法の動作について説明する。
運転制御装置およびその方法の動作について説明する。
【００２５】図３及び図４は、本発明による空気調和機
の運転制御動作を示すフローチャートであって、同図に
おいてＳはステップを表わす。
の運転制御動作を示すフローチャートであって、同図に
おいてＳはステップを表わす。
【００２６】まず、空気調和機に電源が印加されると、
直流電源手段２０は不図示の交流電源入力端から供給さ
れる商用交流電源の電源電圧を空気調和機の駆動に要す
る所定の直流電圧に変換し、それぞれの駆動回路および
制御手段３０に出力する。
直流電源手段２０は不図示の交流電源入力端から供給さ
れる商用交流電源の電源電圧を空気調和機の駆動に要す
る所定の直流電圧に変換し、それぞれの駆動回路および
制御手段３０に出力する。
【００２７】図３に示すステップＳ１では室内直流電源
手段２０から出力される直流電圧が制御手段３０に入力
され、空気調和機を初期化させる。ステップＳ２では運
転操作手段２５を通じてユーザー所望の空気調和機の運
転条件（冷房、暖房、清浄、除湿等）および設定温度Ｔ
ｓ、室内吐出風量を制御手段３０へ入力させる。
手段２０から出力される直流電圧が制御手段３０に入力
され、空気調和機を初期化させる。ステップＳ２では運
転操作手段２５を通じてユーザー所望の空気調和機の運
転条件（冷房、暖房、清浄、除湿等）および設定温度Ｔ
ｓ、室内吐出風量を制御手段３０へ入力させる。
【００２８】次に、ステップＳ３では運転スイッチがオ
ンされたか否かを判別する。その結果、運転スイッチが
オンになっていない場合（Ｓ３、ＮＯのとき）には、ス
テップＳ２に戻り、空気調和機を運転待ち状態に維持し
つつステップＳ２以下の動作を繰返し行う。
ンされたか否かを判別する。その結果、運転スイッチが
オンになっていない場合（Ｓ３、ＮＯのとき）には、ス
テップＳ２に戻り、空気調和機を運転待ち状態に維持し
つつステップＳ２以下の動作を繰返し行う。
【００２９】一方、ステップＳ３での判別の結果、運転
スイッチがオンになった場合（Ｓ３、ＹＥＳのとき）に
は運転操作手段２５を通じてユーザーの選択した運転条
件を実行するために、ステップＳ４へ進み、制御手段３
０は室内ファン６を駆動するための制御信号を室内ファ
ンモータ駆動手段８０へ出力する。
スイッチがオンになった場合（Ｓ３、ＹＥＳのとき）に
は運転操作手段２５を通じてユーザーの選択した運転条
件を実行するために、ステップＳ４へ進み、制御手段３
０は室内ファン６を駆動するための制御信号を室内ファ
ンモータ駆動手段８０へ出力する。
【００３０】これにより、室内ファンモータ駆動手段８
０は、運転操作手段２５により入力された設定風量に従
って不図示の室内ファンモータの回転数を制御して室内
ファン６を駆動させる。
０は、運転操作手段２５により入力された設定風量に従
って不図示の室内ファンモータの回転数を制御して室内
ファン６を駆動させる。
【００３１】室内ファン６が駆動されると、吸入口２を
通して室内空気が室内機１に吸入され始めるため、ステ
ップＳ５では吸入口２を通して吸入された外部空気の温
度を室内温度Ｔｒとして室内温度感知手段４０により感
知して制御手段３０に出力する。
通して室内空気が室内機１に吸入され始めるため、ステ
ップＳ５では吸入口２を通して吸入された外部空気の温
度を室内温度Ｔｒとして室内温度感知手段４０により感
知して制御手段３０に出力する。
【００３２】ついで、ステップＳ６で位置感知手段５０
は、室内機１を据付けた下部床面に超音波を放射し、そ
の放射された超音波が下部床面にあたって反射された信
号を受信することにより、室内機１の床面からの離隔距
離Ｌを感知し、それを制御手段３０に出力する。
は、室内機１を据付けた下部床面に超音波を放射し、そ
の放射された超音波が下部床面にあたって反射された信
号を受信することにより、室内機１の床面からの離隔距
離Ｌを感知し、それを制御手段３０に出力する。
【００３３】ステップＳ７で、制御手段３０は位置感知
手段５０により感知された離隔距離Ｌが制御手段３０に
あらかじめ設定されている所定距離Ｌ１（約１ｍ）以下
であるか否かを判別する。その結果、離隔距離Ｌが所定
距離Ｌ１以下でない場合（Ｓ７、ＮＯのとき）には、ス
テップＳ８に進み、離隔距離Ｌが制御手段３０にあらか
じめ設定されている所定距離Ｌ２（約２ｍ）より小さい
か否かを判別する。
手段５０により感知された離隔距離Ｌが制御手段３０に
あらかじめ設定されている所定距離Ｌ１（約１ｍ）以下
であるか否かを判別する。その結果、離隔距離Ｌが所定
距離Ｌ１以下でない場合（Ｓ７、ＮＯのとき）には、ス
テップＳ８に進み、離隔距離Ｌが制御手段３０にあらか
じめ設定されている所定距離Ｌ２（約２ｍ）より小さい
か否かを判別する。
【００３４】ステップＳ８での判別の結果、離隔距離Ｌ
が所定距離Ｌ２より小さい場合（Ｓ８、ＹＥＳのとき）
は、室内機が床面から１〜２ｍ離れた位置に据付けられ
た状態を意味する。この場合、ステップＳ９で、制御手
段３０は室内温度感知手段４０により感知された室内温
度Ｔｒから２を減算した値を室内温度Ｔｒにセッティン
グする。
が所定距離Ｌ２より小さい場合（Ｓ８、ＹＥＳのとき）
は、室内機が床面から１〜２ｍ離れた位置に据付けられ
た状態を意味する。この場合、ステップＳ９で、制御手
段３０は室内温度感知手段４０により感知された室内温
度Ｔｒから２を減算した値を室内温度Ｔｒにセッティン
グする。
【００３５】ついで、ステップＳ１０でルバーモータ駆
動手段７０は、制御手段３０の制御の下、ルバーモータ
７１を駆動させてルバー４の角度を９０°方向に固定さ
せる。ステップＳ１１でルバーモータ駆動手段７０は、
制御手段３０の制御の下、ルバーモータ７１を駆動さ
せ、ルバー４が±１５°の角度でスイングを開始する。
動手段７０は、制御手段３０の制御の下、ルバーモータ
７１を駆動させてルバー４の角度を９０°方向に固定さ
せる。ステップＳ１１でルバーモータ駆動手段７０は、
制御手段３０の制御の下、ルバーモータ７１を駆動さ
せ、ルバー４が±１５°の角度でスイングを開始する。
【００３６】さらに、図４に示すように、ステップＳ１
２で制御手段３０は、室内機の据付けられた位置に応じ
て補正された室内温度Ｔｒと、運転操作手段２５を通じ
てユーザーが設定した温度Ｔｓとが同一か否かを判別す
る。その結果、室内温度Ｔｒが設定温度Ｔｓと同一でな
い場合（Ｓ１２、ＮＯのとき）には、ステップＳ１３へ
進み、室内温度Ｔｒと設定温度Ｔｓとの差が１〜２℃の
間にあるか否かを判別する。
２で制御手段３０は、室内機の据付けられた位置に応じ
て補正された室内温度Ｔｒと、運転操作手段２５を通じ
てユーザーが設定した温度Ｔｓとが同一か否かを判別す
る。その結果、室内温度Ｔｒが設定温度Ｔｓと同一でな
い場合（Ｓ１２、ＮＯのとき）には、ステップＳ１３へ
進み、室内温度Ｔｒと設定温度Ｔｓとの差が１〜２℃の
間にあるか否かを判別する。
【００３７】ステップＳ１３での判別の結果、室内温度
Ｔｒと設定温度Ｔｓとの差が１〜２℃の間にない場合
（Ｓ１３、ＮＯのとき）には、ステップＳ１４へ進み、
室内温度Ｔｒと設定温度Ｔｓとの差が３〜４℃の間にあ
るか否かを判別する。その結果、室内温度Ｔｒと設定温
度Ｔｓとの差が３〜４℃の間にある場合（Ｓ１４、ＹＥ
Ｓのとき）は、室内温度Ｔｒと設定温度Ｔｓとの差が小
の状態を意味するので、ステップＳ１５で制御手段３０
は、室内ファン６を「中」の速度で駆動制御するための
制御信号を室内ファンモータ駆動手段８０に出力する。
Ｔｒと設定温度Ｔｓとの差が１〜２℃の間にない場合
（Ｓ１３、ＮＯのとき）には、ステップＳ１４へ進み、
室内温度Ｔｒと設定温度Ｔｓとの差が３〜４℃の間にあ
るか否かを判別する。その結果、室内温度Ｔｒと設定温
度Ｔｓとの差が３〜４℃の間にある場合（Ｓ１４、ＹＥ
Ｓのとき）は、室内温度Ｔｒと設定温度Ｔｓとの差が小
の状態を意味するので、ステップＳ１５で制御手段３０
は、室内ファン６を「中」の速度で駆動制御するための
制御信号を室内ファンモータ駆動手段８０に出力する。
【００３８】これにより、室内ファンモータ駆動手段８
０は、制御手段３０の制御により室内ファンモータの回
転速度を制御して室内ファン６を「中」の速度に回転さ
せる。
０は、制御手段３０の制御により室内ファンモータの回
転速度を制御して室内ファン６を「中」の速度に回転さ
せる。
【００３９】ついで、ステップＳ１６で制御手段３０
は、室内温度Ｔｒと設定温度Ｔｓとの差に基づいて圧縮
機６１の運転周波数を決定し、圧縮機６１を駆動するた
めの制御信号を圧縮機駆動手段６０に出力する。
は、室内温度Ｔｒと設定温度Ｔｓとの差に基づいて圧縮
機６１の運転周波数を決定し、圧縮機６１を駆動するた
めの制御信号を圧縮機駆動手段６０に出力する。
【００４０】これにより、圧縮機駆動手段６０は、制御
手段３０で決定された運転周波数にしたがって圧縮機６
１を駆動させる。圧縮機６１が駆動されると、室内空気
が室内ファン６の回転力により吸入口２を介して室内機
１内に吸入され、室内熱交換器５を通過しつつ熱交換さ
れる。室内熱交換器５により熱交換された空気は、ダク
ト部材に案内されて吐出口３を通して室内へ吐出され始
める。
手段３０で決定された運転周波数にしたがって圧縮機６
１を駆動させる。圧縮機６１が駆動されると、室内空気
が室内ファン６の回転力により吸入口２を介して室内機
１内に吸入され、室内熱交換器５を通過しつつ熱交換さ
れる。室内熱交換器５により熱交換された空気は、ダク
ト部材に案内されて吐出口３を通して室内へ吐出され始
める。
【００４１】この際、吐出口３を通して吐出される空気
の方向は、制御手段３０の制御により決定された固定角
度でルバー４が１５°スイングされることにより、空気
の流れが調整され、室内の全温度を一様に維持する。
の方向は、制御手段３０の制御により決定された固定角
度でルバー４が１５°スイングされることにより、空気
の流れが調整され、室内の全温度を一様に維持する。
【００４２】一方、図３に示したステップＳ７の判別の
結果、離隔距離Ｌが所定距離Ｌ１以下の場合（Ｓ７、Ｙ
ＥＳのとき）は、室内機が床面から１ｍ以内の位置に据
付けられた状態を意味する。この場合は、ステップＳ２
０へ進み、ルバーモータ駆動手段７０は制御手段３０の
制御によりルバー４の角度を１２０°方向へ固定させ、
ステップＳ１１以下の動作を行う。
結果、離隔距離Ｌが所定距離Ｌ１以下の場合（Ｓ７、Ｙ
ＥＳのとき）は、室内機が床面から１ｍ以内の位置に据
付けられた状態を意味する。この場合は、ステップＳ２
０へ進み、ルバーモータ駆動手段７０は制御手段３０の
制御によりルバー４の角度を１２０°方向へ固定させ、
ステップＳ１１以下の動作を行う。
【００４３】また、ステップＳ８での判別の結果、離隔
距離Ｌが所定距離Ｌ２より小さくない場合（Ｓ８、ＮＯ
のとき）は、室内機が床面から２ｍ以上離れた位置に据
付けられた状態を意味する。この場合、ステップＳ２２
へ進み、制御手段３０は、室内温度感知４０により感知
された室内温度Ｔｒから３を減算した値を室内温度Ｔｒ
にセッティングする。
距離Ｌが所定距離Ｌ２より小さくない場合（Ｓ８、ＮＯ
のとき）は、室内機が床面から２ｍ以上離れた位置に据
付けられた状態を意味する。この場合、ステップＳ２２
へ進み、制御手段３０は、室内温度感知４０により感知
された室内温度Ｔｒから３を減算した値を室内温度Ｔｒ
にセッティングする。
【００４４】ついで、ステップＳ２３でルバーモータ駆
動手段７０は、制御手段３０の制御の下、ルバーモータ
７１を駆動させることにより、ルバー４の角度を４５°
方向に固定させ、ステップＳ１１以下の動作を行う。
動手段７０は、制御手段３０の制御の下、ルバーモータ
７１を駆動させることにより、ルバー４の角度を４５°
方向に固定させ、ステップＳ１１以下の動作を行う。
【００４５】また、図４に示したステップＳ１２の判別
の結果、室内温度Ｔｒが設定温度Ｔｓと同一の場合（Ｓ
１２、ＹＥＳのとき）には、空気調和機の冷暖房運転を
行う必要がないため、ステップＳ２５へ進み、圧縮機駆
動手段６０は、制御手段３０の制御により圧縮機６１を
停止させる。
の結果、室内温度Ｔｒが設定温度Ｔｓと同一の場合（Ｓ
１２、ＹＥＳのとき）には、空気調和機の冷暖房運転を
行う必要がないため、ステップＳ２５へ進み、圧縮機駆
動手段６０は、制御手段３０の制御により圧縮機６１を
停止させる。
【００４６】一方、ステップＳ１３の判別の結果、室内
温度Ｔｒと設定温度Ｔｓとの差が１〜２℃の間にある場
合（Ｓ１３、ＹＥＳのとき）は、室内温度Ｔｒと設定温
度Ｔｓとの差が極めて小の状態を意味する。この場合、
ステップＳ２７へ進み、制御手段３０は室内ファン６を
「弱」の速度で制御するための制御信号を室内ファンモ
ータ駆動手段８０に出力する。
温度Ｔｒと設定温度Ｔｓとの差が１〜２℃の間にある場
合（Ｓ１３、ＹＥＳのとき）は、室内温度Ｔｒと設定温
度Ｔｓとの差が極めて小の状態を意味する。この場合、
ステップＳ２７へ進み、制御手段３０は室内ファン６を
「弱」の速度で制御するための制御信号を室内ファンモ
ータ駆動手段８０に出力する。
【００４７】これにより、室内ファンモータ駆動手段８
０は、制御手段３０の制御により室内ファンモータの回
転速度を制御して室内ファン６を「弱」の速度で回転さ
せ、ステップＳ１６以下の動作を行う。
０は、制御手段３０の制御により室内ファンモータの回
転速度を制御して室内ファン６を「弱」の速度で回転さ
せ、ステップＳ１６以下の動作を行う。
【００４８】また、ステップＳ１４の判別の結果、室内
温度Ｔｒと設定温度Ｔｓとの差が３〜４℃の間にない場
合（Ｓ１４、ＮＯのとき）は、室内温度Ｔｒと設定温度
Ｔｓとの差が大きい状態を意味する。この場合、ステッ
プ２９へ進み、制御手段３０は室内ファン６を「強」の
速度で制御するための制御信号を室内ファンモータ駆動
手段８０に出力する。
温度Ｔｒと設定温度Ｔｓとの差が３〜４℃の間にない場
合（Ｓ１４、ＮＯのとき）は、室内温度Ｔｒと設定温度
Ｔｓとの差が大きい状態を意味する。この場合、ステッ
プ２９へ進み、制御手段３０は室内ファン６を「強」の
速度で制御するための制御信号を室内ファンモータ駆動
手段８０に出力する。
【００４９】これにより、室内ファンモータ駆動手段８
０は、制御手段３０の制御により室内ファンモータの回
転速度を制御して室内ファン６を「強」の速度で回転さ
せ、ステップＳ１６以下の動作を行う。
０は、制御手段３０の制御により室内ファンモータの回
転速度を制御して室内ファン６を「強」の速度で回転さ
せ、ステップＳ１６以下の動作を行う。
【００５０】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よる空気調和機の運転制御装置及びその制御方法によれ
ば、室内機を据付けられた位置によって室内の全体温度
を正確に把握し、室内へ吐出される空気の風向と風量を
調整することによって、室内温度を一様に保持でき、快
適な室内環境が提供できる。
よる空気調和機の運転制御装置及びその制御方法によれ
ば、室内機を据付けられた位置によって室内の全体温度
を正確に把握し、室内へ吐出される空気の風向と風量を
調整することによって、室内温度を一様に保持でき、快
適な室内環境が提供できる。
【図１】本発明による空気調和機の室内機を示す概略断
面図である。
面図である。
【図２】本発明による空気調和機の運転制御装置の制御
ブロック図である。
ブロック図である。
【図３】本発明による空気調和機の運転制御動作を示す
フローチャート（その１）である。
フローチャート（その１）である。
【図４】本発明による空気調和機の運転制御動作を示す
フローチャート（その２）である。
フローチャート（その２）である。
２０ 直流電源手段 ２５ 運転操作手順 ３０ 制御手段 ４０ 室内温度感知手段 ５０ 位置感知手段 ６０ 圧縮駆動手段 ６１ 圧縮機 ７０ ルバーモータ駆動手段 ７１ ルバーモータ ８０ 室内ファンモータ駆動手段 ９０ 表示手段
Claims (6)
- 【請求項１】 室内機の床面からの離隔距離を感知する
位置感知手段と、 室内温度を感知する室内温度感知手段と、 室内に吐出される空気の風向を調整するためにルバーを
駆動するルバーモータ駆動手段と、 室内に吐出される空気の風量を調整するために室内ファ
ンを駆動する室内ファンモータ駆動手段と、 前記位置感知手段により感知された離間距離に基づいて
前記ルーバを所定の角度に回転させるために前記ルバー
モータ駆動手段を制御し、前記室内温度感知手段により
感知された室内温度を前記位置感知手段により感知され
た離間距離に基づいて補正し、その補正された温度と設
定温度との差に応じて前記室内ファンの回転速度を制御
する制御手段と、 からなることを特徴とする空気調和機。 - 【請求項２】 前記制御手段は、前記離間距離が所定の
距離範囲内にある場合には、前記ルバーが第１の角度範
囲に位置するように前記ルーバモータ駆動手段を制御
し、前記離間距離が前記所定の距離範囲に満たない場合
には、前記ルバーが前記第１の角度範囲より鋭角である
第２の角度範囲に位置するように前記ルーバモータ駆動
手段を制御し、前記離間距離が前記所定の距離範囲を超
える場合には、前記ルバーが前記第１の角度範囲より鈍
角である第３の角度範囲に位置するように前記ルーバモ
ータ駆動手段を制御することを特徴とする請求項１に記
載の空気調和機。 - 【請求項３】 前記制御手段は、前記補正された温度と
設定温度との差が所定の範囲内にある場合には、前記室
内ファンが弱く回転するように前記室内ファンモータ駆
動手段を制御し、前記補正された温度と設定温度との差
が前記所定の範囲を超える場合には、前記室内ファンが
強く回転するように前記室内ファンモータ駆動手段を制
御することを特徴とする請求項１または請求項２に記載
の空気調和機。 - 【請求項４】 室内機の床面からの離隔距離を感知する
位置感知ステップと、 前記位置感知ステップで感知された離隔距離に基づいて
室内温度感知手段により感知された室内温度を補正する
温度補正ステップと、 前記位置感知ステップで感知された離隔距離に基づいて
ルバーの角度を制御して室内に吐出される空気の風向を
調整する風向調整ステップと、 前記温度補正ステップで補正された温度と設定温度との
差により室内ファンの回転速度を制御して室内に吐出さ
れる空気の風量を調整する風量調整ステップと、からな
る空気調和機の運転制御方法。 - 【請求項５】 前記風向調整ステップは、前記離間距離
が所定の距離範囲内にある場合には、前記ルバーを第１
の角度範囲に位置させ、前記離間距離が前記所定の距離
範囲に満たない場合には、前記ルバーを前記第１の角度
範囲より鋭角である第２の角度範囲に位置させ、前記離
間距離が前記所定の距離範囲を超える場合には、前記ル
バーを前記第１の角度範囲より鈍角である第３の角度範
囲に位置させることを特徴とする請求項４に記載の空気
調和機の運転制御方法。 - 【請求項６】 前記風量調整ステップは、前記温度補正
ステップで補正された温度と設定温度との差が所定の範
囲内にある場合には、前記室内ファンを弱く回転させ、
前記温度補正ステップで補正された温度と設定温度との
差が前記所定の範囲を超える場合には、前記室内ファン
を強く回転させることを特徴とする請求項４または請求
項５に記載の空気調和機の運転制御方法。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| KR1019940036491A KR100187217B1 (ko) | 1994-12-23 | 1994-12-23 | 공기조화기의 운전제어장치 및 그 방법 |
| KR1994-36491 | 1994-12-23 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08226694A JPH08226694A (ja) | 1996-09-03 |
| JP2690292B2 true JP2690292B2 (ja) | 1997-12-10 |
Family
ID=19403303
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7335438A Expired - Fee Related JP2690292B2 (ja) | 1994-12-23 | 1995-12-22 | 空気調和機の運転制御装置及びその制御方法 |
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| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2690292B2 (ja) |
| KR (1) | KR100187217B1 (ja) |
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|---|---|---|---|---|
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| CN100554800C (zh) * | 2006-02-06 | 2009-10-28 | 珠海格力电器股份有限公司 | 空调器个性化送风方法 |
| KR20090081919A (ko) * | 2008-01-25 | 2009-07-29 | 엘지전자 주식회사 | 공기조화기 및 그 제어방법 |
| KR101165067B1 (ko) * | 2008-12-10 | 2012-07-12 | 한국전자통신연구원 | 냉난방 시스템 및 온습도 조절 방법 |
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| KR102243828B1 (ko) * | 2014-06-03 | 2021-04-23 | 삼성전자주식회사 | 공기조화기의 제어 방법 |
| CN104279716A (zh) * | 2014-10-29 | 2015-01-14 | 珠海格力电器股份有限公司 | 空调及其控制方法和装置 |
| KR102557652B1 (ko) * | 2016-08-22 | 2023-07-19 | 엘지전자 주식회사 | 공기조화기 및 그 제어방법 |
| KR102346657B1 (ko) * | 2017-01-25 | 2022-01-04 | 삼성전자주식회사 | 공기 조화 시스템, 공기 조화 시스템의 실내기 및 이의 제어 방법 |
| CN111207493A (zh) * | 2018-11-22 | 2020-05-29 | 青岛海尔空调电子有限公司 | 空调控制的方法、装置及计算机存储介质 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63271052A (ja) * | 1987-04-30 | 1988-11-08 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 空気調和機の送風制御装置 |
| JPH0195243A (ja) * | 1987-10-06 | 1989-04-13 | Mitsubishi Electric Corp | 空気調和機 |
| JPH062922A (ja) * | 1992-06-19 | 1994-01-11 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 空気調和システム |
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1994
- 1994-12-23 KR KR1019940036491A patent/KR100187217B1/ko not_active IP Right Cessation
-
1995
- 1995-12-22 JP JP7335438A patent/JP2690292B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 1995-12-22 CN CN95120151A patent/CN1080859C/zh not_active Expired - Fee Related
Also Published As
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|---|---|
| CN1080859C (zh) | 2002-03-13 |
| KR100187217B1 (ko) | 1999-05-01 |
| CN1132844A (zh) | 1996-10-09 |
| JPH08226694A (ja) | 1996-09-03 |
| KR960024090A (ko) | 1996-07-20 |
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