JPH11238415A - 中継部材付き絶縁電線 - Google Patents

中継部材付き絶縁電線

Info

Publication number
JPH11238415A
JPH11238415A JP10164598A JP16459898A JPH11238415A JP H11238415 A JPH11238415 A JP H11238415A JP 10164598 A JP10164598 A JP 10164598A JP 16459898 A JP16459898 A JP 16459898A JP H11238415 A JPH11238415 A JP H11238415A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
insulated wire
relay member
metal foil
conductor
plastic film
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10164598A
Other languages
English (en)
Inventor
Keiichi Tanaka
啓一 田中
Yutaka Fukuda
豊 福田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Electric Industries Ltd filed Critical Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority to JP10164598A priority Critical patent/JPH11238415A/ja
Publication of JPH11238415A publication Critical patent/JPH11238415A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/30Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor
    • H05K3/32Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits
    • H05K3/34Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits by soldering
    • H05K3/3405Edge mounted components, e.g. terminals

Landscapes

  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
  • Insulated Conductors (AREA)
  • Multi-Conductor Connections (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 絶縁電線とプリント基板とをコネクタ接続す
る場合の接続部分の高さ、大きさを小さくする。 【解決手段】 プラスチックフィルム2とその上に一定
間隔をおいて平行に貼り付けられた複数の細長い金属箔
1からなる中継部材3と、導体上に被覆を有する絶縁電
線4の複数本とで構成されるものであって、中継部材3
の金属箔1の長手方向に対する片方の端部3aでは複数
の金属箔1とプラスチックフイルム2とは金属箔1の長
手方向と直角に切り揃えられており、中継部材3の他方
の端部3bの金属箔1には絶縁電線4の露出した導体5
の端末部がそれぞれ半田付け6又はかしめ、圧接等にて
接続固定され、その絶縁電線4は中継部材3から離れる
方向に向かって伸びている中継部材付き絶縁電線であ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、絶縁電線とプリン
ト基板との接続部を小さくすることが出来る中継部材付
き絶縁電線に関する。
【0002】
【従来の技術】単線又は撚り線からなる導体に塩化ビニ
ル樹脂等の被覆を施した横断面円形の絶縁電線とプリン
ト基板とのコネクタ接続においては、一般的に圧着コネ
クタあるいは圧接コネクタといったコネクタを使って接
続される。その圧接コネクタの一例を図8に示す。
【0003】図8(A)は接続部分の斜視図であって、
図8(B)はZ−Z’断面図である。まず、複数本の絶
縁電線32は圧接コネクタ33のコンタクト33aの溝
にそれぞれ絶縁電線の軸と垂直な方向に被覆を施したま
ま押し込むことによってコンタクト33aの溝によって
被覆を破り絶縁電線32の導体とコンタクト33aとの
導通を行う。その後、圧接コネクタ33をプリント基板
35と接続したアダプタ34に差し込むことによって、
絶縁電線32の導体とプリント基板35に形成された導
体との導通、即ち絶縁電線とプリント基板の接続を行
う。
【0004】圧着コネクタの場合は、絶縁電線の端末部
の被覆を剥ぎ取り、その上にコンタクトをかしめて取付
けるという点で圧接コネクタと少し異なるが、プリント
基板との接続はプリント基板に接続したアダプタに圧着
コネクタを差し込んで行うという点に関しては圧接コネ
クタの場合と変わらない。
【0005】これら圧着コネクタあるいは圧接コネクタ
の場合は、プリント基板の面に対して絶縁電線は垂直に
立ち上がるため、接続に要する場所が大きくなってい
る。また、アダプタをプリント基板に対して平行方向に
端子が向くように横付けすることも可能であるが、その
場合でも圧着コネクタあるいは圧接コネクタに使われる
コンタクトは、絶縁電線の導体を1本ずつ挟み込む大き
さが必要であるため大きくなり、絶縁電線として導体サ
イズAWG26〜36のものを使用した場合、圧着コネ
クタあるいは圧接コネクタのプリント基板からの高さは
約3.7mmと大きなものになる。また、圧着コネク
タ、圧接コネクタとも、コンタクトの配列ピッチも1.
5mm以上と大きいものになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】絶縁電線とプリント基
板とをコネクタ接続する場合、圧着コネクタあるいは圧
接コネクタを使用して接続すると、絶縁電線の導体が1
本ずつコンタクトによって挟み込まれるため、コンタク
ト自体が大きくなり、コンタクトの配列ピッチも1.5
mm以上と大きくなって、圧着コネクタ又は圧接コネク
タが大きくなってしまう。従って、プリント基板の面に
対する接続部分の高さも高くなり、幅も大きくなって接
続部がかさばる。本発明は、絶縁電線とプリント基板と
の接続部を小さくするために使用する中継部材付き絶縁
電線を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の中継部材付き絶
縁電線は、プラスチックフィルムとその上に一定ピッチ
で平行に貼り付けられた複数の細長い金属箔からなる中
継部材と、導体上に被覆を有する絶縁電線の複数本とで
構成されるものであって、中継部材の金属箔の長手方向
に対する片方の端部では複数の金属箔とプラスチックフ
イルムとは金属箔の長手方向と直角に切り揃えられてお
り、金属箔の他方の端部には絶縁電線の露出した導体の
端末部がそれぞれ接続固定され、その絶縁電線は中継部
材から離れる方向に向かって伸びているものである。
【0008】また、中継部材のプラスチックフイルムに
貼り付ける複数の細長い金属箔を、両端部ではそれぞれ
平行でかつ片方の端部と他方の端部では異なる一定ピッ
チであり中間部にピッチ変換部を有しているものとした
中継部材を使って、その一方の端部に絶縁電線を接続す
ることによって、絶縁電線側とコネクタ側との配列ピッ
チを変えることが出来る。
【0009】また、中継部材の金属箔と絶縁電線の導体
部分とは、半田付けにて接続固定するか、金属箔に導体
用かしめ突出部を設けておいて、その導体用かしめ突出
部を絶縁電線の端末にて露出した導体上にかしめること
によって金属箔と導体との接続固定をする。また、金属
箔に圧接部材を固着しておいて、その圧接部材の溝に絶
縁電線を軸と垂直方向に押し込むことによって圧接部材
によって絶縁電線の被覆を破り導体との接続固定を行う
ことも出来る。
【0010】また、プラスチックフィルムと金属箔を切
り揃えた端部の反対側の端部では、プラスチックフイル
ムに金属箔が貼り付けられていない接着しろ部を設け、
金属箔には絶縁電線の端末部分の導体を半田付けにて接
続固定すると共に、プラスチックの接着しろ部に絶縁電
線の被覆を接着剤で接着固定することによって、導体接
続部の応力が集中せず、中継部材と絶縁電線との固定を
より強固にすることが出来る。
【0011】また、金属箔にプラスチック面から突出す
る被覆用かしめ突出部を設けておいて、その被覆用かし
め突出部を絶縁電線の被覆上のかしめることによって、
絶縁電線と中継部材との固定強度を高めることも可能で
ある。
【0012】更に金属箔に、被覆用かしめ突出部と反対
方向に突出する基体用かしめ突出部を設けておいて、基
体用かしめ突出部をプラスチックフイルムに設けた穴を
通してプラスチックフイルムの金属箔を貼り付けた面の
裏側面にてかしめることによって、プラスチックフイル
ムと金属箔との接合強度を高めることも可能である。
【0013】以上説明した構成の中継部材付き絶縁電線
は、端末が中継部材で出来ており、プリント回路の端部
と同じように箔状の導体がプラスチックフィルムの端部
にそって一定のピッチでプラスチックフィルムの面上に
形成されているので、プリント回路の端部を差し込んで
接続するために使用されているプリント回路用コネクタ
がそのままで中継部材との接続に使用出来る。
【0014】また、プラスチックフイルムとしてポリエ
ステルフイルム又はポリイミドフイルムを用い、金属箔
として錫めっき軟銅箔を用いて、錫めっき軟銅箔をポリ
エステルフイルム又はポリイミドフイルムに接着剤を介
して熱圧着すれば、絶縁電線の導体と半田付けによる接
続も容易で、プリント回路用コネクタへ中継部材の挿抜
を繰り返しても、金属箔とプラスチックフイルムの剥が
れが起こらず、長期の信頼性を保つことが出来る。
【0015】また、プラスチックフイルムとしてポリエ
ステルフイルム又はポリイミドフイルムを用い、金属箔
として導体かしめ突出部又は圧接部材を備えた錫めっき
黄銅箔を用いて、錫めっき黄銅箔をポリエステルフイル
ム又はポリイミドフイルムに接着剤を介して熱圧着すれ
ば、絶縁電線の導体とのかしめ又は圧接による接続も容
易で、プリント回路用コネクタへ中継部材の挿抜を繰り
返しても、金属箔とプラスチックフイルムの剥がれが起
こらず、長期の信頼性を保つことが出来る。
【0016】
【発明の実施の形態】図1は本発明の中継部材付き絶縁
電線の実施形態を示す図であって、図1(A)はその斜
視図、図1(B)はその側面図である。図1において、
中継部材3は、ポリエステルフイルム等のプラスチック
フイルム2上に錫めっき軟銅箔等の細長い金属箔1が複
数枚平行に一定のピッチで配置して接着剤を介して熱圧
着にて貼り付けられたものである。
【0017】そして、その両方の端部3a、3bでは金
属箔1の長手方向と直角に金属箔1とプラスチックフイ
ルム2が切り揃えられており、その内片方の端部3bで
は、端末の被覆を除去して導体5を露出させた絶縁電線
4の端末部分の導体部分が金属箔1上に重ねられ、導体
5と金属箔1が半田付け6によって接続固定されてい
る。なお、絶縁電線は端末部分で金属箔と接続されるか
ら、当然のことではあるが絶縁電線4は中継部材3と離
れる方向に伸びている。
【0018】また、絶縁電線としては、一般に単線又は
撚り線の錫めっき軟銅線からなる導体の上に塩化ビニル
樹脂等の被覆を施したものが用いられるが、導体として
は錫めっき無しのもの、銀めっきを施したものも使用す
ることは可能である。
【0019】図2は本発明の中継部材付き絶縁電線の別
の実施形態を示す図であって、図2(A)はその中継部
材の斜視図、図2(B)は中継部材付き絶縁電線の斜視
図、図2(C)はその側面図である。図2において、中
継部材9は、ポリエステルフイルム、ポリイミドフイル
ム等のプラスチックフイルム8上に錫めっき軟銅箔等の
細長い金属箔7が複数枚平行に配置して接着剤を介して
熱圧着にて貼り付けられたものである。
【0020】そして、その片方の端部9aは金属箔の長
手方向と直角に金属箔7とプラスチックフイルム8が切
り揃えられており、その他方の端部9b側では、プラス
チックフイルム8の方が金属箔7よりも長くなって金属
箔の無い接着しろ部9cが設けられており、その金属箔
7の端部7b上に端末の被覆を除去して導体11を露出
させた絶縁電線10の導体部分が重ねられ、導体11と
金属箔7が半田付け12によって接続固定され、更に絶
縁電線10の被覆10aがプラスチックフイルム8の接
着しろ部9cと接着剤13で接着固定されている。な
お、絶縁電線10の被覆を有する長い部分は中継部材9
と離れる方向に伸びている。
【0021】図3(A)(B)は本発明の中継部材付き
絶縁電線の別の実施形態を示す斜視図であって、中継部
材の金属箔の配列ピッチを絶縁電線側とコネクタ側で変
えたものである。図3(A)の中継部材16において
は、プラスチックフイルム14に貼り付けた金属箔15
を、絶縁電線側部分15cの配列ピッチをコネクタ側部
分15aの配列ピッチよりも大きくし、絶縁電線側部分
15cとコネクタ側部分15aとの間をピッチ変換部1
5bで連結している。
【0022】また、図3(B)の中継部材19において
は、プラスチックフイルム17に貼り付けた金属箔18
を、絶縁電線部分18cの配列ピッチをコネクタ側部分
18aの配列ピッチよりも小さくし、絶縁電線側部分1
8cとコネクタ側部分18aとの間をピッチ変換部18
bで連結している。なお、中継部材16、19のプラス
チックフイルム、金属箔の材質、貼り付け方法は図1、
図2の場合と変わらない。
【0023】図4は本発明の中継部材付き絶縁電線の別
の実施形態を示す図であって、図4(A)は錫めっき黄
銅箔等の金属箔21をポリエステルフイルム、ポリイミ
ドフイルム等のプラスチックフイルム22に貼り付けた
中継部材の斜視図である。図4(A)では、金属箔21
は1本しか図示していないが、同じものが複数本平行に
配置されて接着剤を介して熱圧着にて貼り付けられてい
る。
【0024】また図4(B)はその中継部材を絶縁電線
に取り付けたところを示す側面図とX−X’断面拡大
図、Y−Y’断面拡大図である。金属箔21には導体用
かしめ突出部21aと被覆用かしめ突出部21bが設け
られており、導体用かしめ突出部21aは絶縁電線23
の導体23a上にかしめられ、被覆用かしめ突出部21
bは絶縁電線23の被覆23b上にかしめられる。 な
おX−X’断面拡大図で導体21aは、撚り線がかしめ
によって崩れて押え込まれているところを示す。またY
−Y’断面拡大図は、絶縁電線23の被覆23bが被覆
かしめ突出部21によってかしめられているところを示
す。
【0025】図5は本発明の中継部材付き絶縁電線の別
の実施形態を示す図であって、図5(A)は錫めっき黄
銅箔等の金属箔24をポリエステルフイルム、ポリイミ
ドフイルム等のプラスチックフイルム25に貼り付けた
中継部材の斜視図で、図5(B)は中継部材を絶縁電線
に接続したところを示す側面図である。この場合の金属
箔24には圧接部材24a、24bが固着されており、
更に被覆用かしめ突出部24cを有している。
【0026】絶縁電線は被覆を付けたままで、その端末
近くを軸と垂直方向に圧接部材の溝に押し込むことによ
って、圧接部材によって被覆を破り絶縁電線の導体と圧
接部材の接続固定を行う。なお、圧接部材24a、24
bは金属箔24の他の部分と別に製作して溶接等で固着
する方法、あるいは平板から一体で打ち抜き、圧接部材
24a、24bの部分及び被覆用かしめ突出部24cの
部分を起こして折り曲げることによっても製作すること
が出来る。
【0027】なお、図5の例では圧接部材を2個所に固
定した例を示しているが、1個所でも使用は可能であ
る。勿論その数を多くするほど導体との接続の信頼性が
向上することは言うまでもない。また、被覆用かしめ突
出部24cは図4の場合と同じように絶縁電線の被覆を
固定するために使用する。
【0028】図6は本発明の中継部材付き絶縁電線の別
の実施形態を示す図であって、図6(A)は錫めっき黄
銅箔等の金属箔27をポリエステルフイルム、ポリイミ
ドフイルム等のプラスチックフイルム28に貼り付けた
中継部材の斜視図、図6(B)はその中継部材に使用す
るプラスチックフイルムの平面図、図6(C)は金属箔
の展開図である。
【0029】金属箔27には圧接部材27a、27bを
有し、被覆用かしめ突出部27cを有する点では、図5
の中継部材と同じであるが、図6(A)の中継部材の金
属箔は更に基体用かしめ突出部27を備えている。この
基体かしめ突出部は被覆用かしめ突出部と突出方向が反
対であり、プラスチックフイルム28に設けた穴28a
に差し込まれて、プラスチックフイルムの金属箔を貼り
付ける面の裏側の面にてかしめられる。
【0030】なお、図6(B)の28bは金属箔を貼り
付ける個所を示す。また、図6(C)に示すように、金
属箔27の圧接部材27a、27bの部分は他の部分と
一体で金属の平板から打ち抜き、圧接部材27a、27
b、圧接部材固定部27e、被覆かしめ突出部27c、
基体かしめ突出部27dをそれぞれ直角に起こして金属
箔として使用することも出来るが、圧接部材を他の部材
と別に製作して溶接等で固着する方法によっても図6
(A)の形式の金属箔27の製作は可能である。
【0031】以上図4〜図6に示した中継部材付き絶縁
電線では、絶縁電線側とコネクタ側での配列ピッチが同
じものを図示しているが、金属箔21、24、27の中
間部にピッチ変換部を設けて、絶縁電線側とコネクタ側
で異なる配列ピッチとすることも可能である。
【0032】以上のように構成した中継部材付き絶縁電
線はいずれの場合も、図7に示すようにしてプリント基
板に接続固定したコネクタに接続する。図7において、
30はプリント基板、31は接続端子31aを備えたプ
リント回路用コネクタであって、形成された回路とプリ
ント回路用コネクタ31の接続端子31aは図示しない
回路によってプリント基板30の回路と接続されてい
る。
【0033】この接続端子31aは、プリント回路の端
部に形成された導体回路との接続に一般に用いられてい
るものであって、プリント回路用コネクタに導体回路を
成形したプリント回路の端部を差し込むことによって導
体回路と共にプリント回路を上下から挟み込んで接続を
行うものである。それゆえ、接続端子も小型で配列ピッ
チも小さく出来る。
【0034】本発明の中継部材付き絶縁電線において絶
縁電線の端末部分に取り付ける中継部材も、その端部は
プリント回路の端部と同じように箔状の導体がプラスチ
ックフィルムの端部にそって切り揃えられ一定のピッチ
でプラスチックフィルムの面上に形成されているので、
プリント回路の端部を差し込んで接続するために使用さ
れているプリント回路用コネクタがそのままで中継部材
との接続に使用出来る。
【0035】
【実施例】実施例として、厚さ0.188mmのポリエ
ステルフイルムにポリエステル系ホットメルト接着剤を
約30μmの厚さに塗布したものを6枚準備し、その上
に表1に示す6種類の金属箔を1種類ずつ熱圧着にて各
10本平行に貼り付け、金属箔とポリエステルフイルム
の片端を切り揃えて、中継部材とした。他端は実施例1
及び2の場合のみ切り揃えた。なお、金属箔は表1の材
質でそれぞれ錫めっきを施し、厚さは錫めっき軟銅箔の
場合0.05mm、錫めっき黄銅箔の場合0.12mm
のものを使用した。なお、実施例6の場合は基体用かし
め突出部をポリエステルフイルムの穴に通して裏側でか
しめた。
【0036】一方、絶縁電線として導体サイズAWG3
6及びAWG26の錫めっき軟銅撚り線に塩化ビニル樹
脂からなる被覆を施し、外径0.5mm、0.98mm
としたものを準備し、実施例1〜4のものは端末の被覆
を除去して導体を露出させた。このようにして準備した
絶縁電線を各中継部材の金属箔にそれぞれの図に示す方
法、即ち半田付け又はかしめ又は圧接によって、接続固
定した。また、被覆も固定方法が指定されたものは、接
着又はかしめによって固定した。
【0037】
【表1】
【0038】また、別の実施例として、厚さ0.188
mmのポリエステルフイルム又はポリイミドフイルムに
ポリエステル系ホットメルト接着剤を約30μmの厚さ
に塗布したものを3枚準備し、その上に表2に示す3種
類のピッチ変換部を有する金属箔を熱圧着にて各10本
平行に貼り付け、金属箔とポリエステルフイルム又はポ
リイミドフイルムの両端を切り揃えて、中継部材とし
た。なお、金属箔は厚さ0.05mmの錫めっき軟銅箔
を使用した。なお、絶縁電線の各導体は各中継部材の金
属箔に半田付けによって接続固定した。
【0039】
【表2】
【0040】以上にようにして製作した9種の中継部材
付き絶縁電線の中継部材の端末部を、プリント基板上に
接続固定した日本圧着端子製造(株)のプリント回路用
コネクタ(ピッチ1.25mm用:FFSコネクタ、ピ
ッチ0.5mm用:FLコネクタ、ピッチ1.0mm
用:FMSコネクタ)に差し込んだところ、問題無く接
続出来た。
【0041】なお、プリント基板からの高さは2.0〜
2.8mmで、従来の圧着コネクタ、圧接コネクタを使
用した場合に比較して小さくなっていることが確認され
た。また、絶縁電線のピッチも0.5〜1.25mmで
小型化することが出来た。また、熱圧着の場合、ポリエ
ステルフイルム又はポリイミドフイルムと金属箔の剥離
強度は約0.1Kgであったが、実施例6の基体かしめ
突出部をポリエステルフイルムの裏面でかしめたもの
は、剥離強度は約0.3Kgと強固に固着されているこ
とが確認出来た。
【0042】
【発明の効果】本発明の中継部材付き絶縁電線は、絶縁
電線の端末部にプラスチックフイルムに細長い金属箔を
複数枚一定のピッチで平行に貼り付けた中継部材を配し
絶縁電線の導体と金属箔とを半田付けにて固定したもの
なので、プリント回路の端部を差し込んで接続する時に
使用されるプリント回路用コネクタを使って、その接続
端子に中継部材の端部を差し込むことによって絶縁電線
とプリント回路の接続が可能で、接続部を小型化出来
る。
【0043】また中継部材として、その金属箔の配列ピ
ッチを片方の端部と他方の端部とで異なるものとし中間
部にピッチ変換部を設けたものを使用すれば、絶縁電線
側とコネクタ側とで配列ピッチの異なる中継部材付き絶
縁電線を構成することが出来るので、絶縁電線が太くて
もピッチの小さいプリント回路用コネクタへの接続を可
能ならしめることが出来る。
【0044】また、中継部材として金属箔の長さよりも
プラスチックフイルムの長さを大きくして接着しろ部を
設けた中継部材を用いて絶縁電線の導体と金属箔を半田
付けにて接続固定すると共に絶縁電線の被覆とプラスチ
ックフイルムの接着しろ部を接着剤で接着固定すれば、
絶縁電線の導体の露出部と被覆の境界部分に応力が集中
するのを避けることが出来、より強固に絶縁電線と中継
部材の接続を行うことが出来る。
【0045】また中継部材に用いる金属箔に導体用かし
め突出部あるいは被覆用かしめ突出部を設けて、絶縁電
線の露出した導体上及び被覆上にかしめたものも絶縁電
線と中継部材の接続、固着を確実にする上で効果があ
る。
【0046】また、金属箔の圧接部材を取り付けたもの
は、絶縁電線の端末部の導体を露出させなくとも圧接部
材に絶縁電線を押し込むだけで接続固着が出来るので、
中継部材と絶縁電線の接続作業が容易になる。更に金属
箔に基体用かしめ突出部を設けてプラスチックフイルム
の穴に通してその裏面でかしめれば、熱圧着だけの場合
より強固に金属箔をプラスチックフイルムに固着させる
ことが出来る。
【0047】また、金属箔として錫めっき軟銅箔または
錫めっき黄銅箔を用いプラスチックフイルムとしてポリ
エステルフイルム又はポリイミドフイルムを用いてホッ
トメルト接着剤を介して熱圧着によって金属箔をプラス
チックフイルムに貼り付ければ、プリント回路用コネク
タへの挿抜を繰り返しても、金属箔がプラスチックフイ
ルムから剥がれることは無い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の中継部材付き絶縁電線の実施形態を示
す図であって、(A)は斜視図、(B)は側面図であ
る。
【図2】(A)は本発明のかかる中継部材の別の実施形
態を示す斜視図で、(B)(C)はその中継部材を使っ
た中継部材付き絶縁電線の斜視図と側面図である。
【図3】(A)(B)は本発明のかかる中継部材の別の
実施形態を示す斜視図である。
【図4】(A)は本発明のかかる中継部材の別の実施形
態を示す斜視図で、(B)はその中継部材を使った中継
部材付き絶縁電線の側面図とX−X’断面拡大図とY−
Y’断面拡大図である。
【図5】(A)は本発明のかかる中継部材の別の実施形
態を示す斜視図で、(B)はその中継部材を使った中継
部材付き絶縁電線の側面図である。
【図6】(A)は本発明のかかる中継部材の別の実施形
態を示す斜視図で、(B)はそれに使用するプラスチッ
クフイルムの平面図、(C)は金属箔の展開図である。
【図7】中継部材付き絶縁電線とプリント回路用コネク
タとの接続を説明する側面図である。
【図8】(A)は従来技術による圧接コネクタを使用し
た絶縁電線とプリント回路との接続を示す斜視図であっ
て、(B)はZ−Z’断面図である。
【符号の説明】
1、7、15、18、21、24、27:金属箔 2、8、14、17、22、25、28:プラスチック
フイルム 3、9、16、19:中継部材 3a、3b:端部(プリント回路用コネクタ接続側) 4、10、23、26:絶縁電線 5、11、23a:導体 6、12:半田付け 9a、9b:端部(絶縁電線接続側) 9c:接着しろ部 10a、23b:被覆 13:接着剤 15a、18a:金属箔のコネクタ側部分 15b、18b:金属箔のピッチ変換部 15c、18c:金属箔の絶縁電線側部分 21a:導体かしめ突出部 21b、24c、27c:被覆かしめ突出部 27d:基体かしめ突出部 28a:穴

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラスチックフィルムとその上に一定ピ
    ッチで平行に貼り付けられた複数の細長い金属箔からな
    る中継部材と、導体上に被覆を有する絶縁電線の複数本
    とで構成される中継部材付き絶縁電線であって、該中継
    部材の金属箔の長手方向に対する片方の端部では複数の
    該金属箔と該プラスチックフイルムとは該金属箔の長手
    方向と直角に切り揃えられており、該中継部材の他方の
    端部では該金属箔にはそれぞれ絶縁電線の端末部分の導
    体が接続固定されていることを特徴とする中継部材付き
    絶縁電線。
  2. 【請求項2】 プラスチックフィルムとその上に貼り付
    けられた複数の細長い金属箔からなる中継部材と、導体
    上に被覆を有する絶縁電線の複数本とで構成される中継
    部材付き絶縁電線であって、該中継部材の複数の金属箔
    はそれぞれの両端部ではそれぞれ平行にかつ片方の端部
    と他方の端部では異なる一定ピッチで配置されて中間部
    にピッチ変換部を有しており、該中継部材の金属箔の長
    手方向に対する片方の端部では複数の該金属箔と該プラ
    スチックフイルムとは該金属箔の長手方向と直角に切り
    揃えられており、該中継部材の他方の端部では該金属箔
    にはそれぞれ絶縁電線の端末部分の導体が接続固定され
    ていることを特徴とする中継部材付き絶縁電線。
  3. 【請求項3】 前記中継部材の金属箔と共に切り揃えら
    れた端部と反対側の端部では、該中継部材のプラスチッ
    クフィルムは金属箔の長さよりも長く金属箔を設けない
    接着しろ部を有し、金属箔には前記絶縁電線の端末部分
    の導体が半田付けにて固定され、プラスチックフイルム
    の接着しろ部には該絶縁電線の被覆が接着剤にて接着固
    定されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に
    記載の中継部材付き絶縁電線。
  4. 【請求項4】 前記プラスチックフィルムはポリエステ
    ルフイルム又はポリイミドフイルムであって、前記金属
    箔は錫めっき軟銅箔であり、該錫めっき軟銅箔は該ポリ
    エステルフイルム又はポリイミドフイルムに熱圧着にて
    貼り付けられていることを特徴とする請求項1ないし請
    求項3のいずれか1項に記載の中継部材付き絶縁電線。
  5. 【請求項5】 前記中継部材の金属箔はプラスチックフ
    イルム面から突出する導体用かしめ突出部を有してお
    り、該導体用かしめ突出部を絶縁電線の露出した導体上
    にかしめることによって導体との接続固定を行うことを
    特徴とする請求項1又は請求項2に記載の中継部材付き
    絶縁電線。
  6. 【請求項6】 前記中継部材の金属箔には導体用圧接部
    材が固着されており、該導体用圧接部材の溝に絶縁電線
    を軸と垂直方向に押し込むことによって圧接部材によっ
    て絶縁電線の被覆を破り絶縁電線の導体との圧接接続を
    行うことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の中
    継部材付き絶縁電線。
  7. 【請求項7】 前記中継部材の金属箔はプラスチックフ
    イルム面から突出する被覆用かしめ突出部を有してお
    り、該被覆用かしめ突出部を絶縁電線の被覆上にかしめ
    ることによって絶縁電線と中継部材との固着を行うこと
    を特徴とする請求項5又は請求項6に記載の中継部材付
    き絶縁電線。
  8. 【請求項8】 前記プラスチックフィルムはポリエステ
    ルフイルム又はポリイミドフイルムであって、前記金属
    箔及び圧接部材は錫めっき黄銅箔であり、該錫めっき黄
    銅箔は該ポリエステルフイルム又はポリイミドフイルム
    に熱圧着にて貼り付けられていることを特徴とする請求
    項5又は請求項6に記載の中継部材付き絶縁電線。
  9. 【請求項9】 前記中継部材の金属箔は基材用かしめ突
    出部を有しており、基材用かしめ突出部を該中継部材の
    プラスチックフイルムに設けた穴に通して金属箔を接着
    する面の反対側の面にてかしめることによってプラスチ
    ックフイルムと金属箔との接合力を増大させることを特
    徴とする請求項1又は請求項2に記載の中継部材付き絶
    縁電線。
JP10164598A 1997-12-17 1998-06-12 中継部材付き絶縁電線 Pending JPH11238415A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10164598A JPH11238415A (ja) 1997-12-17 1998-06-12 中継部材付き絶縁電線

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34740097 1997-12-17
JP9-347400 1997-12-17
JP10164598A JPH11238415A (ja) 1997-12-17 1998-06-12 中継部材付き絶縁電線

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11238415A true JPH11238415A (ja) 1999-08-31

Family

ID=26489634

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10164598A Pending JPH11238415A (ja) 1997-12-17 1998-06-12 中継部材付き絶縁電線

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11238415A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009295558A (ja) * 2008-06-09 2009-12-17 Junkosha Co Ltd フラットケーブル
CN101969169A (zh) * 2009-07-27 2011-02-09 阿维科斯公司 线对板连接器
WO2011108292A1 (ja) * 2010-03-01 2011-09-09 株式会社フジクラ コネクタアッセンブリ
US20140073185A1 (en) * 2012-09-11 2014-03-13 Apple Inc. Assembly of a cable
JP2014212077A (ja) * 2013-04-19 2014-11-13 矢崎総業株式会社 端子部品
JP2015201280A (ja) * 2014-04-04 2015-11-12 住友電気工業株式会社 電気的接続方法、電気的接続構造、並びに絶縁電線及びプリント配線板の接続体
CN107275816A (zh) * 2016-03-30 2017-10-20 泰连公司 互联线缆连接器

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009295558A (ja) * 2008-06-09 2009-12-17 Junkosha Co Ltd フラットケーブル
CN101969169A (zh) * 2009-07-27 2011-02-09 阿维科斯公司 线对板连接器
JP2011029188A (ja) * 2009-07-27 2011-02-10 Avx Corp 電線基板コネクタ
WO2011108292A1 (ja) * 2010-03-01 2011-09-09 株式会社フジクラ コネクタアッセンブリ
JP2011181306A (ja) * 2010-03-01 2011-09-15 Fujikura Ltd コネクタアッセンブリ
CN102714383A (zh) * 2010-03-01 2012-10-03 株式会社藤仓 连接器组件
US8753144B2 (en) 2010-03-01 2014-06-17 Fujikura Ltd. Connector assembly having insulating material with different dielectric constant
US20140073185A1 (en) * 2012-09-11 2014-03-13 Apple Inc. Assembly of a cable
US9011179B2 (en) * 2012-09-11 2015-04-21 Apple Inc. Assembly of a cable
JP2014212077A (ja) * 2013-04-19 2014-11-13 矢崎総業株式会社 端子部品
JP2015201280A (ja) * 2014-04-04 2015-11-12 住友電気工業株式会社 電気的接続方法、電気的接続構造、並びに絶縁電線及びプリント配線板の接続体
CN107275816A (zh) * 2016-03-30 2017-10-20 泰连公司 互联线缆连接器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3140683B2 (ja) フラットケーブルの接続構造
US6931727B2 (en) Method of connecting multi conductor cable connector
EP0337400B1 (en) Apparatus for connecting sets of electric wires to lead wires
US20060169742A1 (en) Wire ultrasonic bonding method and wire ultrasonic bonding apparatus
EP0333039B1 (en) Connector terminal
JP2000077123A (ja) ケーブル接続用コネクタ
JPH11238415A (ja) 中継部材付き絶縁電線
US4302065A (en) Flat cable assembly and methods of terminating and connectorizing the cable of same
JP2009037748A (ja) ケーブルコネクタ及びケーブル接続方法
JP4258674B2 (ja) 同軸フラットケーブルおよびその製造方法
JPH087968A (ja) コネクタ及びその組立方法
JPH0561752B2 (ja)
JP5622051B2 (ja) 基板用端子およびそれを用いた基板用コネクタ
JP3064950B2 (ja) 圧着端子付きフラットケーブル
JP2005109428A (ja) Led灯具及びled灯具とフラットケーブルの接続構造
JPH09106710A (ja) テープ電線及びそれを用いた電気接続構造
JP3395868B2 (ja) テープ電線及びそれを用いた電気接続構造
JP2995966B2 (ja) ワイヤーハーネスの端末接続構造
JP2004134275A (ja) 接続端子およびその製造方法
CN113745862B (zh) 端子连接结构
JP4191128B2 (ja) フラットケーブルと電子部品との接続構造
JP2003009335A (ja) フラット電線の接続構造およびフラット電線の端末加工法
JP2002033156A (ja) ケーブルコネクタのケーブルクランプ
JP4949571B2 (ja) ワイヤハーネス
JPH0424832B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050412

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050412

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20050817

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080507

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080515

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080714

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080807

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080829

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110905

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120905

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130905

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130905

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130905

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250