JPH11235641A - 工作機械の主軸装置 - Google Patents

工作機械の主軸装置

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JPH11235641A
JPH11235641A JP5577598A JP5577598A JPH11235641A JP H11235641 A JPH11235641 A JP H11235641A JP 5577598 A JP5577598 A JP 5577598A JP 5577598 A JP5577598 A JP 5577598A JP H11235641 A JPH11235641 A JP H11235641A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回転継手を使用することなく、主軸3内に圧
縮空気及び切削液を供給し主軸3内で霧状切削液を生成
させ、この霧状切削液により、ワークwの比較的深い個
所を加工している刃具30の先部を均等、確実且つ安定
的に潤滑する。 【解決手段】 先端に工具ホルダ8や刃具30を備えた
主軸3の中心部に対し、主軸3外端から先端部に向かう
軸方向の孔3bを形成し、この孔3b内に、主軸3が回
転されても非回転状態に保持される切削剤供給管25を
挿設し、この供給管25は内部長手方向に液通路aと気
体通路bとを形成されると共に先端には液通路aから供
給された切削液を気体通路bから供給された気体により
霧化させるものとした霧化手段27を工具ホルダ8近傍
に形成され、この霧化手段27により生成された霧状切
削液が工具ホルダ8や刃具30内の通路32、30aを
経て刃具30先端から噴出される構成となす。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、深い部位を加工し
ている刃具の先端部の潤滑に特に適した工作機械の主軸
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】工作機械による加工では被加工物や刃具
の冷却及び潤滑、又は切屑の除去などのため加工部に切
削油を多量に供給しているが、これによるときは切削油
による環境汚染や人体の健康への悪影響、切削油の廃油
処理に伴う大きなコスト、被加工物の過冷却による刃具
寿命の低下、又は切削油過多による刃具の微細切込み加
工時の滑り磨耗などの問題があるほか、加工時に多量の
切削油が切屑に付着するため、切屑の処理や再利用のさ
い、これに付着した切削油を分離することが必要とな
る。
【0003】これらの問題を解決するため、近年では極
微量の切削油を霧状にして切削加工部へ供給することが
行われているのであり、このような処理はドライ切削な
どと称されている。
【0004】ドライ切削を行う上で、被加工物の比較的
浅い部分を加工している刃具先端部に霧状の切削油を供
給することは簡易な手段により行えるのであるが、被加
工物の比較的深い部分を加工している刃具先端部にそれ
を供給することは実際上困難を伴うのである。本出願人
はこれを解決するための手段として特許第268711
0号を提案している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記特許第26871
10号の主軸装置によれば、被加工物の比較的深い部分
を加工している刃具の先端部に霧状の切削油を極めて効
果的に供給できるのであるが、回転される主軸の内方に
静止状態の外部から切削液を供給するさいに回転継手が
必要となり、その構造が複雑化する。本発明は、回転継
手を必要とすることなく上記実情に対処し得るものとし
た工作機械の主軸装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明では、先端に工具ホルダや刃具を備えた主軸
中心部に対し、主軸外端から先端部に向かう軸方向の孔
を形成し、この孔内に、主軸が回転されても非回転状態
に保持される切削剤供給管を挿設し、この供給管は内部
長手方向個所に液通路と気体通路とを形成されると共に
工具ホルダ近傍に位置された先端には液通路から供給さ
れた切削液を気体通路から供給された気体により霧化さ
せるものとした霧化手段を形成されてなり、この霧化手
段により生成された霧状切削液が工具ホルダや刃具内の
通路を経て刃具先端から噴出される構成となす。
【0007】被加工物の加工中は主軸が回転される。こ
の回転中、切削剤供給管は非回転状態に保持され、液通
路及び気体通路を通じて切削液及び気体が主軸内の霧化
手段に供給される。このさい、液通路内を流れる切削液
は主軸の回転による影響を全く受けず、円滑に流動する
ものとなる。霧化手段で生成された霧状切削液は刃具先
端から安定的且つ比較的均一分布状態で噴出され、非加
工物の深い個所に達した刃具先端を効果的に潤滑する。
【0008】
【発明の実施の形態】先ず本発明の第一実施例を説明す
ると、図1は本実施例に係る主軸装置を示す断面図、図
2は前記主軸装置の一部拡大断面図、図3は図1のx1
−x1部を示す部分拡大図である。
【0009】これらの図に於いて、1は主軸装置の本体
フレームで、2は本体フレーム1にボルト固定された筒
形支持フレームである。筒形支持フレーム2には主軸3
が軸受4a、4bを介して一定位置での回転自在に内挿
してある。
【0010】このさい、5a及び5bは筒形支持フレー
ム2の前端面と後端面に固定されたリング部材、6a及
び6bは軸受4a、4bの位置を規制するための筒形ス
ペーサ、7は軸受4bの内輪後面を押圧するための螺着
リング体である。
【0011】主軸3は先端中心部に工具ホルダ8のテー
パシャンク部8aを内嵌されるテーパ孔3aを有すると
共にこのテーパ孔3aに連続して直状の中心孔3bを形
成されている。
【0012】9は中心孔3bの前部に前方への移動を係
止された状態で内挿された案内筒部材で、これの内周面
9aは適宜形状の段部を形成されたものとなされてい
る。10はドローバーであって、先端には案内筒部材9
に密状に内挿される膨大部10aを、そして後端寄り位
置に中心孔3bの内周面に案内される鍔部10bを備え
ると共に、中心部に直状の孔10cを形成されたもので
ある。
【0013】11は皿バネであり、ドローバー10の長
さ途中個所でしかも案内筒部材9の後端と鍔部10bと
の間となる中心孔3b内に段重ね状且つ圧縮状に装設さ
れている。
【0014】12はクランプ部材13を開閉可能に保持
するための保持筒部材で、ドローバー10の先端部に螺
着されている。この保持筒部材12の周面にはクランプ
部材13の係合する凹み12aが形成されており、また
クランプ部材13は複数の係止片からなり、これら係止
片が凹み12aの周方向に配列され円筒状となされてい
る。
【0015】14は主軸3の後端外周に固定されたプー
リで、図示しないモータからベルトを介して回転を入力
されるものである。
【0016】15は主軸3の後端面にボルト固定された
端面カバー部材で、これの中心孔にはドローバー10の
後端部10cが前後方向f1、f2の変位可能に内挿さ
れている。
【0017】16は係止リング板で、主軸3の後端部に
外嵌され、端面カバー部材15に係止されて後方への抜
け出しを規制されるものである。この係止リング板16
の後面にはシリンダ部材17及びシリンダカバー18が
この順に配置されボルト固定されており、シリンダ部材
18の内方には段付きのピストン19が内挿されてい
る。
【0018】このピストン19は中心孔及び後部突起1
9aを有しており、後部突起19aはシリンダカバー1
8の中心孔に前後方向f1、f2の摺動変位可能に内挿
されている。このさい、20はピストン19の中心孔に
螺着されたネジ管部材で、これの回転操作により変位さ
れロックナット21によりその位置を締結される。シリ
ンダ部材18に設けた通路p1はピストン19の後側の
シリンダ室22内へ通じ、他方の通路p2はピストン1
9の前側のシリンダ室23に通じている。
【0019】24a及び24bは本体フレーム1に固定
された支持フレームで、25はこの支持フレーム24a
に結合部材26を介して固定された直状の潤滑剤供給管
である。支持フレーム24bはシリンダ部材17を若干
の前後移動可能に支持しており、またシリンダカバー1
8と支持フレーム24bとの間にはシリンダーカバー1
8を前方f1へ押圧するためのスプリングsが設けてあ
る。
【0020】潤滑剤供給管25は外管25aと内管25
bからなる二重管となしてあって、内管25bの内孔を
液通路aとなし、内管25bと外管25aの間を気体通
路bとなしてある。
【0021】そして潤滑剤供給管25の先端には、液通
路aを通じて供給された切削液を、気体通路bを通じて
供給された空気により霧状となすための霧化手段27が
形成してある。この霧化手段27は内管25bの先端を
絞って形成した液噴口cとこれを取り巻く気体噴口dと
を備えたものとなしてあるが、これに限定するものでは
ない。
【0022】このさい、液通路aには静止側に設けた図
示しない液供給装置から切削液が供給され、また気体通
路には静止側に設けた図示しない気体供給装置から適当
圧の空気が供給されるようになす。
【0023】またドローバー10の後端部及び保持筒部
材12の中心孔の内方には潤滑剤供給管25を主軸3の
一定位置で回転可能とするため、両者間にベアリング2
8a、28bを装着する。このベアリング28a、28
bは図示例ではボールベアリングとなしてあるが、ニー
ドルベアリングとなすこともできるのであり、ニードル
ベアリングになすと、ドローバー10の潤滑剤供給管2
5に対する前後方向f1、f2の若干の変位を可能とす
る上で寄与する。保持筒部材12とベアリング28aの
間にはシールリングSR1を設け、切削剤供給管25は
このシールリングSR1を介してドローバー10の孔1
0c内に回転可能且つ気体密状に貫通される。
【0024】工具ホルダ8はテーパシャンク部8a、鍔
部8b及びチャック部8cを備え、テーパシャンク部8
aが主軸3のテーパ孔3aに嵌入されるものとなされて
いる。
【0025】テーパシャンク部8aはこれの後端にクラ
ンプ部材13により係止されるプルスタッド29を備え
ており、鍔部8bは自動工具交換装置が工具交換のさい
把持するものとなる凹みmを形成されており、またチャ
ック部8cは刃具30を固定するためのものである。
【0026】工具ホルダ8は中心孔8dを形成され、こ
の中心孔8dの長さ途中に内嵌部材31を設け、この内
嵌部材31の中心孔とプルスタッド29の中心孔とを連
絡管32で結合したものとなされている。
【0027】刃具30はドリル、リーマ、タップ又はミ
ーリングなどその種類を限定するものではないが、後端
から先端部に渡る通路30aを備えたものとなすことが
必要である。
【0028】上記の如く構成した主軸装置の使用例及び
その作動を説明すると、以下のとおりである。即ち、図
1及び図2に示す如く装着された工具ホルダ8を主軸3
から抜き取るさいは、図示しない自動工具交換装置が工
具ホルダ8の鍔部8bを把握した後、シリンダ室22内
に圧力流体が供給される。これによりピストン19が前
方f1へ図示しないスプリングの弾力に抗して変位さ
れ、この変位量が一定大きさを超えたとき、係止リング
板16と端面カバー部材15とが圧接すると共に、ネジ
管部材19の前端がドローバー10の後端を押圧し、皿
バネ11の弾力に抗してドローバー10を前方f1へ変
位させる。
【0029】ドローバー10の前方変位は保持筒部材1
2及びクランプ部材13を前方f1へ変位させ、この変
位が一定大きさ以上になると、クランプ部材13の先端
が保持筒部材12の内周面の突部から外れて保持筒部材
12半径外方向への変位が可能となる。
【0030】この状態で、自動工具交換装置が工具ホル
ダ8を前方f1へ引抜き力を付与するのであり、このさ
いプルスタッド29はクランプ部材13の解放作動可能
状態の下、クランプ部材13に引っ掛かることなくクラ
ンプ部材13の内方から抜け出るため、工具ホルダ8は
主軸3から抜き取られるものとなる。
【0031】一方、工具ホルダ8を主軸3に装着するさ
いは、ドローバー10は工具ホルダ8を主軸3から抜き
取るときと同じ状態に保持され、この状態の下で自動工
具交換装置が工具ホルダ8のテーパーシャンク部8aを
主軸3のテーパ孔3aに挿入させる。このさい、プルス
タッド29はクランプ部材13が解放作動可能状態であ
るため引っ掛かることなくクランプ部材13の内方に挿
入されるものとなる。
【0032】この挿入の終了に関連してシリンダ室22
内の圧力流体は流出され、他方のシリンダ室23内に圧
力流体は供給される。これにより、ピストン19は後方
へ変位され、ネジ管部材21はドローバー10から離
れ、ドローバー10は皿バネ11の弾力で図1などに示
す元位置に後退する。
【0033】この後退により、クランプ部材13は先部
外周を案内筒部材9の内周面の突部で押されて縮径し、
その内周面先部の突部がプルスタッド29のくびれ部に
係止され、さらにプルスタッド29を皿バネ11の弾力
で引張するものとなる。これにより工具ホルダー8は主
軸3に密状に嵌着された状態となる。この嵌着状態では
プルスタッド29の後端と切削剤供給管25の先端との
間隙は一般に0.5〜1mm程度となされる。この後、
自動工具交換装置は工具ホルダ8を離して退避する。
【0034】ワークwを加工するさいは、図示しないモ
ータからプーリ14に回転を入力する。これにより主軸
3は軸受4a、4bに案内されて回転する。このさい、
シリンダ部材17やピストン19などは支持フレーム2
4bに支持されているため回転しないのであり、またシ
リンダ室23内に圧力流体が供給されると、係止板部材
16はスプリングsの弾力で前方f1へ変位されて端面
カバー部材15から離れた状態となり、主軸3に回転抵
抗を付与するものとならない。またピストン19も端面
カバー部材15とは離れているため主軸3の回転に支障
とならない。
【0035】一方、切削剤供給管25は支持フレーム2
4aと同体に固定されているため、主軸3の回転にも拘
わらず非回転状態に保持される。
【0036】この状態の下で、気体通路bに静止側の気
体供給装置から結合部材26を通じて圧縮空気を供給
し、この供給中に静止側の液供給装置から結合部材26
を通じて切削液を液通路aに供給する。これにより気体
通路bに供給された空気は霧化手段27の気体噴口dか
ら噴射され、また液通路aに供給された切削液は霧化手
段27の液噴口cから噴射される。
【0037】霧化手段27は液噴口aから噴射された液
体を、気体噴口dから噴射された圧縮空気により均一分
布の霧状となし、工具ホルダ8側へ向け噴き出す。この
ように噴き出された霧状切削液は工具ホルダ8の中心部
の連絡管32内を通じて刃具30の後端に達し、さらに
刃具30の通路30aを経てその先端から噴出される。
【0038】このさい、液通路a内を前方f1へ流れる
霧状切削液は主軸3の回転による遠心力の影響を受ける
ことがなく、切削液は液噴口cから安定的に噴射される
のであり、このことが均一分布の霧状切削液を生成する
上で寄与するものとなる。また霧化手段27から刃具3
0先端までの距離が小さいことが、霧化手段27から刃
具30先端へ移動する霧状切削液に主軸3の回転による
遠心力の影響を小さくなし、従って霧状切削液は切削液
成分の比重差による成分分離や液状化現象を生じること
なく工具ホルダ8近傍まで導かれ、比較的均等な分布状
態で刃具30先端から噴出されるものとなる。
【0039】また切削剤供給管25の先端から噴出され
た霧状切削液は切削剤供給管25の外周面に沿って逆流
しようとするが、シールリングSR1のシール作用で規
制され、またドローバー10の外周面に沿って逆流しよ
うとするものはドローバー10の先端膨大部10a個所
などのシール作用で規制される。
【0040】この状態の下で主軸装置をワークwに対し
変位させ、所要の加工を行うのである。このさい、刃具
30の先端部がワークwの比較的深い位置を加工する状
態となっても、刃具30は均等且つ効果的に潤滑され的
確な加工を行うものとなる。
【0041】次に本発明の第二実施例を説明すると、図
4は本実施例に係る主軸装置を示す断面図、図5は図4
のx2−x2部を示す部分拡大図である。図中、先の実
施例と実質的同一部位には同一の符号を付すものとす
る。
【0042】工具ホルダ8は主軸3の先端にボルト固定
してあり、また先部には刃具30がネジ止め固定してあ
る。
【0043】切削剤供給管25及び霧化手段27には基
本的な差違はない。また自動工具交換装置による工具ホ
ルダ8の自動脱着を考慮していないため、先の実施例に
於けるシリンダ部材17やピストン19などは設けられ
ていない。
【0044】切削剤供給管25の前端は工具ホルダ8の
中心孔8d内に望ませてあり、また主軸3の中心孔3b
と切削剤供給管25との間の空間を閉鎖するためのカバ
ー部材33がボルト固定してある。このさい、SR2は
シールリングであり、切削剤供給管27がこのシールリ
ングSR2を介してカバー部材33の中心個所を回転可
能且つ気体密状に貫通される。
【0045】この実施例の主軸装置では、工具の交換は
人手により行われる。ワークwを加工するさいは、プー
リ14を介して回転を入力するのであり、これにより主
軸3、工具ホルダ8、刃具30及びカバー部材33など
が回転される。
【0046】この後、霧化手段27に圧縮空気と切削液
を供給して霧状切削液を生成させ、これを刃具30先端
から噴出させ、ワークwの加工を実施する。
【0047】この実施例でも、切削剤供給管25は回転
しないため、これを通じて供給された切削液は安定的に
均一分布の霧状切削液となされ、またこの霧状切削液は
主軸3の回転による遠心力の影響を受けることなく刃具
30先端から均一分布状態のまま噴出され、ワークwの
比較的深い位置を加工している刃具30の先端部を先の
実勢例と同様に効果的に潤滑するものとなる。
【0048】
【発明の効果】以上の如く構成した本発明によれば、回
転継手を必要とすることなく、主軸内に圧縮空気と切削
液が供給され、主軸内で霧状切削液が生成されるものと
なり、この霧状切削液により、比較的深い個所を加工し
ている刃具先部を均等、確実且つ安定的に潤滑すること
ができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例に係る主軸装置を示す断面
図である。
【図2】前記主軸装置の一部拡大断面図である。
【図3】図1のx1−x1部を示す拡大図である。
【図4】本発明の第二実施例に係る主軸装置を示す断面
図である。
【図5】図4のx2−x2部を示す拡大図である。
【符号の説明】
3 主軸 3b 孔 8 工具ホルダ 25 切削剤供給管 27 霧化手段 30 刃具 30a 通路 32 通路 a 液通路 b 気体通路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端に工具ホルダや刃具を備えた主軸中
    心部に対し、主軸外端から先端部に向かう軸方向の孔を
    形成し、この孔内に、主軸が回転されても非回転状態に
    保持される切削剤供給管を挿設し、この供給管は内部長
    手方向個所に液通路と気体通路とを形成されると共に工
    具ホルダ近傍に位置された先端には液通路から供給され
    た切削液を気体通路から供給された気体により霧化させ
    るものとした霧化手段を形成されてなり、この霧化手段
    により生成された霧状切削液が工具ホルダや刃具内の通
    路を経て刃具先端から噴出されることを特徴とする工作
    機械の主軸装置。
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