JPH11232055A - プリントシステム - Google Patents

プリントシステム

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JPH11232055A
JPH11232055A JP10035038A JP3503898A JPH11232055A JP H11232055 A JPH11232055 A JP H11232055A JP 10035038 A JP10035038 A JP 10035038A JP 3503898 A JP3503898 A JP 3503898A JP H11232055 A JPH11232055 A JP H11232055A
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JP
Japan
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image forming
print data
forming apparatus
image
print
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JP10035038A
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English (en)
Inventor
Jirou Gotou
自朗 後藤
Akio Nakajima
昭夫 中島
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ネットワーク接続された画像形成装置のメモ
リを増やすことなくメモリリコールを可能とし、また、
複数の画像形成装置がネットワーク上で接続されている
場合に合理的にメモリリコール動作を管理する。 【解決手段】 ネットワーク上においてクライアント装
置からのプリントデータを受け付けて、画像形成装置に
対して当該プリントデータに関する画像形成を行わせる
プリンタサーバ装置において、プリントデータ蓄積手段
により画像形成装置による画像形成後のプリントデータ
を蓄積し、再プリントデータ送信手段により前記画像形
成装置からの要求に応じて、前記プリントデータ蓄積手
段に蓄積されたプリントデータを当該画像形成装置に送
信するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワーク上で
クライアント装置の指示によってプリンタサーバ装置を
介して画像形成装置により画像形成を行うプリントシス
テムに関し、特に、画像形成装置からのメモリリコール
プリントを行うことのできるプリントシステムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、デジタル複写機やプリンタ等の画
像形成装置にはメモリリコールプリント機能を有するも
のがあった。メモリリコールプリントでは、画像形成が
既に行われた画像データを複写機等に設けた画像メモリ
に蓄積しておき、使用者がこの蓄積された画像データに
ついてさらに画像形成を要求したときに、当該画像メモ
リから画像データと読みだして画像形成を行う。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
にメモリリコールプリントを行うにはメモリリコール用
に過去の画像データを記憶する画像メモリを設ける必要
があるが、コスト等の理由によりこの画像メモリを大き
くすることは困難である。そして、このようにメモリリ
コール用の画像メモリに制限があることにより、メモリ
リコールできる画像データ量を多くすることができな
い。
【0004】一方、近年、複数のクライアント装置によ
りプリンタを共用するために、各クライアント装置とプ
リンタサーバとデジタル複写機やプリンタをネットワー
クで接続したプリンタシステムを形成することが行われ
ている。かかるプリンタシステムではクライアント装置
からプリンタサーバに印刷するデータを送信し、プリン
タサーバは送られてきたプリントデータをデジタル複写
機等に送信して印刷させる。
【0005】このようなプリンタシステムに接続される
画像形成装置がメモリリコールを行う場合には、画像形
成装置自体にメモリリコール用の画像メモリを設けずと
も、ネットワーク上のいずれかに画像データが存在すれ
ばよい。また、ネットワーク上に複数の画像形成装置が
接続されている場合には、個々の画像形成装置にメモリ
リコール用の画像メモリを設けるよりも、ネットワーク
上の一カ所に画像メモリを設けて集中的に管理した方が
合理的である。
【0006】そこで、本発明はネットワーク接続された
画像形成装置のメモリを増やすことなくメモリリコール
を可能とし、また、複数の画像形成装置がネットワーク
上で接続されている場合に合理的にメモリリコール動作
を管理することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、ネットワーク上においてクライアント装置
からのプリントデータを受け付けて、画像形成装置に対
して当該プリントデータに関する画像形成を行わせるプ
リンタサーバ装置において、画像形成装置による画像形
成後のプリントデータを蓄積するプリントデータ蓄積手
段と、前記画像形成装置からの要求に応じて、前記プリ
ントデータ蓄積手段に蓄積されたプリントデータを当該
画像形成装置に送信する再プリントデータ送信手段とを
設けたものである。なお、プリントデータには画像その
もののデータの他、キャラクタコードにより表されるテ
キストデータ等も含む。
【0008】また、前記ネットワーク上に複数の画像形
成装置が接続される場合においては、前記プリントデー
タ蓄積手段は各画像形成装置により画像形成された後の
プリントデータを各画像形成装置と関連づけて蓄積し、
前記再プリントデータ送信手段は一の画像形成装置から
の要求に応じて、前記プリントデータ蓄積手段に蓄積さ
れた、他の画像形成装置により形成されたプリントデー
タを、前記一の画像形成装置に送信するようにすること
が効果的である。
【0009】このようにする場合さらに、各画像形成装
置によるプリントデータの画像形成履歴を各画像形成装
置ごとに記憶する全画像形成履歴記憶手段と、一の画像
形成装置からの要求に応じて、前記全画像形成履歴記憶
手段が記憶している他の画像形成装置によるプリントデ
ータの画像形成履歴を前記一の画像形成装置に送信する
画像形成履歴送信手段とを設けることが望ましい。
【0010】また、上記課題を解決するために、本発明
はネットワーク上において上記のプリンタサーバに接続
される画像形成装置において、プリントデータの画像形
成履歴を記憶する画像形成履歴記憶手段と、記憶したプ
リントデータの画像形成履歴を表示する画像形成履歴表
示手段と、使用者の指示により表示されたプリントデー
タの画像形成履歴から1以上のプリントデータを選択す
る選択手段と、前記プリンタサーバ装置に対して選択さ
れたプリントデータの再送信を要求するデータ要求手段
とを設けたものである。
【0011】上記画像生成装置は、前記プリンタサーバ
から再送信されてくるプリントデータの画像形成を、少
なくとも当該プリントデータの全てを受信する前に開始
するようにすることが望ましい。さらに、上記画像形成
装置において、前記プリントデータには画像形成の際に
行うべき特定の処理を指定する情報が含まれている場合
に、再送信されて来たプリントデータに含まれる前記特
定の処理を指定する情報を使用者の指示により変更する
処理変更手段を設けることができる。
【0012】このような構成において前記ネットワーク
上には1以上の他の画像形成装置が接続されている場合
には、さらに、送信されてきた他の画像形成装置により
画像形成されたプリントデータにより指定される特定の
処理を自己の画像形成装置で行えない場合に、使用者に
当該特定の処理の変更を要求する処理変更要求手段を設
けると好適である。
【0013】また、上記課題を解決するために本発明は
ネットワーク上においてクライアント装置が送信したプ
リントデータを受け付けるプリンタサーバ装置と、当該
プリンタサーバ装置の指示に従って前記プリントデータ
に関する画像形成を行う画像形成装置とからなるプリン
トシステムにおいて、前記プリンタサーバ装置には前記
画像形成装置により画像形成された後のプリントデータ
を蓄積するプリントデータ蓄積手段と、前記画像形成装
置からの要求に応じて、前記プリントデータ蓄積手段に
蓄積されたプリントデータを当該画像形成装置に送信す
る再プリントデータ送信手段を設け、前記画像形成装置
には使用者の指示を受け付けて、前記プリンタサーバ装
置に対して既に画像形成を行ったプリントデータの再送
信を要求する再送信要求手段を設けたものである。
【0014】このプリントシステムにおいて前記再送信
要求手段は、プリントデータの画像形成履歴を記憶する
画像形成履歴記憶手段と、記憶したプリントデータの画
像形成履歴を表示する画像形成履歴表示手段と、使用者
の指示により表示されたプリントデータの画像形成履歴
から1以上のプリントデータを選択する選択手段と、前
記プリンタサーバ装置に対して選択されたプリントデー
タの再送信を要求する要求手段とより構成することが望
ましい。
【0015】
【発明の実施の形態】(1)プリンタシステムの構成 以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態について
説明する。図1に本実施の形態に係るプリンタシステム
の構成を表す図を示す。このプリンタシステムは、LA
N(ローカルエリアネットワーク)を通じて接続される
複数のクライアント装置(クライアントPC(パーソナ
ルコンピュータ))1000、1000、・・・および
プリンタサーバ1100、プリンタサーバ1100に接
続される2台のデジタル複写機1200、1200によ
り構成される。なお、ここではプリンタとしてデジタル
複写機を用いているが、これは、プリンタ専用機を用い
ることもでき、また、接続台数も任意に設定してよい。
【0016】(2−1)デジタル複写機の構成 図2にデジタル複写機1200の構成を示す概略断面図
を示す。なお、2台のデジタル複写機1200はともに
ほぼ同様の構成を有する。デジタル複写機1200は原
稿を読み取って画像信号に変換する走査系10、走査系
10から送られる画像信号を処理する画像信号処理部2
0、画像信号処理部20から入力される画像データをそ
のままプリントさせたりメモリに記憶したりするメモリ
ユニット部30、メモリユニット部30から入力される
画像データに基づいて半導体レーザ62を駆動する印字
処理部40、ネットワーク信号の変換を行い、メモリユ
ニット部30とデータの授受を行う外部インタフェース
部50、半導体レーザ62からのレーザ光を感光体ドラ
ム71上の露光位置に導く光学系60、露光により形成
された潜像を現像し、記録シートに転写しかつ定着して
画像を形成する作像系70、本体上面に設けられた操作
パネルOP、原稿を搬送し必要に応じて表裏の反転を行
う原稿搬送部500により構成される。
【0017】プリンタサーバ1100からデジタル複写
機1200へ送信される画像データは上記外部インタフ
ェース部50が受け付けてメモリユニット部30へ送
る。また、外部インタフェース部50はプリンタサーバ
1100との制御信号および画像データの授受の制御も
行う。画像データはメモリユニット部30から印字処理
部40へ送られ、この画像データに従って半導体レーザ
62が駆動される。半導体レーザ62より発生したレー
ザー光は光学系60により偏光され、作像系70へ導か
れる。
【0018】作像系70では、帯電チャージャ72aに
より帯電された感光体ドラム71に上記レーザ光が照射
されることにより感光体ドラム71に静電潜像が形成さ
れ、この静電潜像は現像器73によりトナーにより現像
される。このトナー像は転写チャージャー74により給
紙トレイ80a、80bから搬送されてくる記録シート
に転写され、このトナー像が転写された記録シートは定
着ローラ84の位置まで搬送され、定着ローラ84が当
該トナー像を記録シートに定着することで最終的に画像
が記録シートに形成されることとなる。
【0019】また、デジタル複写機1200は図3に示
すような操作パネルOPにより使用者の指示を受け付け
る。操作パネルOPは液晶タッチパネル91、複写枚数
などの置数や複写倍率などを入力するテンキー92、置
数などを標準値に戻すクリアキー93、すべての設定値
を標準値に戻すパネルリセットキー94、動作を中止さ
せるストップキー95、動作を開始させるスタートキー
96、動作中に別の動作を割り込ませるための割込キー
97、コピーやファクシミリ等のアプリケーションによ
って液晶タッチパネル91の表示を切り換えるアプリケ
ーション切り換えキー98、ネットワーク接続された装
置の機能を利用したり、ネットワークに装置を登録する
ためのネットワークキー99、処置中か処理待ちのジョ
ブを管理するためのジョブ管理キー90が設けられてい
る。
【0020】また、液晶タッチパネル91は、複写倍
率、記録紙サイズ、ファクシミリ送信先等のコピー動作
状態やファクシミリ動作状態等の情報を表示するととも
に、動作モードの指定を行うことができる。そして、タ
ッチパネルキーTP1〜TP4を押下することで、他の
画面を開くことができる。この他の画面による動作につ
いては後に詳述する。
【0021】(2−2)デジタル複写機の制御部 図4にデジタル複写機1200の制御部100のハード
ウエア構成を示すブロック図を示す。制御部100は主
として6個のCPU1〜6により制御される。これらの
CPU1〜6にはプログラムを格納したROM111〜
ROM116及び各CPUのワークエリアとなるRAM
121〜126がそれぞれ設けられている。
【0022】CPU5は、各CPUに指示を出して制御
部100の全体的なタイミング調整を行い、さらに動作
モードの設定のための処理を行う。図5にCPU5の動
作を表すフローチャートを示す。CPU5では、まず、
初期設定を行った後(S101)、内部タイマにより計
時を開始する(S102)。それから、割り込みで入力
された各種データの内容を解析し(S103)、動作モ
ードの変更があった場合はモード設定処理を行う(S1
04)。さらに、複写モードに応じたメモリへの書き込
みを行った後(S105)、割り込み処理で出力するデ
ータをセットし(S106)、その他の処理を行う(S
107)。そして、以上のS102〜S107の動作を
内部タイマ時間経過ごととに行う(S108)。
【0023】CPU1は、前述した操作パネルOPの各
種操作キーからの入力及び液晶タッチパネル91への表
示出力の制御を行う。なお、操作パネルの初期モード、
各種カウンタ、電話帳情報等がCPU1を介してNVR
AM127に保存されるようになっている。図6にCP
U1の動作を示すフローチャートを示す。CPU1で
は、まず、初期設定を行い(S201)、内部タイマの
計時を開始する(S202)。それから、操作パネルO
Pからの入力操作および装置内部の各種センサ等からの
入力信号の制御処理(S203)、操作パネルOP上の
液晶表示パネル、LED等の表示制御処理(S20
4)、その他の装置内部機構の制御処理(S205)を
行う。CPU1は以上のS202〜S205までの動作
を内部タイマ計時終了ごとに繰り返す(S206)。こ
のCPU1の動作については後にさらに詳述する。
【0024】CPU6は原稿読み取り原稿搬送部500
を制御し、原稿トレイ上に載置された複数枚の原稿をプ
ラテン上の原稿読み取り位置に搬送させ、また、画像の
読み取りが終わった原稿を排出させる。図7にCPU6
の動作を示すフローチャートを示す。CPU6は、ま
ず、初期設定を行った後(S301)、内部タイマの計
時時間経過ごとに、通常の走査制御を繰り返す(S30
2〜S304)。
【0025】CPU3は、外部I/F処理およびメモリ
ユニット部30の制御を行う。このメモリユニット部3
0の構成動作については後にさらに詳述する。図8にC
PU3の動作の概要を表すフローチャートを示す。CP
U3は、初期設定を行った後(S401)、外部I/F
処理(S402)を行う。それから、画像メモリへの書
き込み制御(S403)、圧縮制御処理(S404)、
伸長制御処理(S405)、画像メモリからの読み出し
処理(S406)、その他の処理(S407)を行う。
そして、CPU3は以上のS402〜S407の処理を
繰り返す。
【0026】図9にS402の外部I/F処理の動作を
より詳細に表すフローチャートを示す。外部I/F処理
では、他のCPUからの通信要求をチェックし、要求が
ある場合はネットワークの送受信制御を行い(S41
1)、他のCPUからのコマンド受信処理(S41
2)、ステータスの送信処理(S413)、レポートの
送信処理(S414)を行う。それから、後述するプリ
ンタジョブ管理テーブルPJTの作成制御を行い(S4
16)、その後、その他の処理を行い(S417)、外
部I/F処理を終了する。
【0027】CPU2は、画像信号処理部20および走
査系10の制御を行う。画像信号処理部20では、CP
U2の制御を受けてA/D変換、シェーディング補正、
変倍処理、画質補正等を行う。図10にCPU2の動作
を表すフローチャートを示す。CPU2は、まず初期設
定を行った後(S501)、内部タイマをセットして計
時を開始する(S502)。それから、画像データの入
力処理(S503)、画像処理(S504)、画像デー
タの出力処理(S505)、その他の処理を行う(S5
06)。CPU2は以上のS502〜S506の処理を
内部タイマ計時終了ごとに繰り返す。
【0028】CPU4は、印字処理部40、光学系6
0、作像系70の制御を行い、画像データに対応して半
導体レーザを駆動して、作像系によりトナー像を形成し
て記録シートに転写し定着させる。図11にCPU4の
動作を表すフローチャートを示す。CPU4では、まず
初期設定を行った後に(S601)、内部タイマの計時
を開始する(S602)。それから、現像転写系の制御
処理(S603)、搬送系の制御処理(S604)、定
着系の制御処理(S605)、印字処理部の制御処理
(S606)、その他の処理(S607)を行う。そし
て、CPU4では内部タイマの計時終了ごとに上記S6
02〜S608までの処理を繰り返す。
【0029】(2−2−1)メモリユニット部の構成 図12にCPU3に制御されるメモリユニット部30の
詳細なブロック図を示す。メモリユニット部30では、
プリンタサーバ1100から外部インタフェース部50
を介して画像データD2が送られてきた場合もしくは画
像処理部20から画像データD2が送られて来た場合
に、この画像データD2を切り換え部301を介して、
2値化処理部302で2値化し、画像メモリに書き込
む。画像メモリに書き込まれた画像データはさらに、符
号処理部305の圧縮器311により圧縮されて符号メ
モリ306に蓄積される。
【0030】画像を印字する際には、逆に、符号メモリ
306に記憶されたデータを伸長器312で伸長し、編
集処理部310で編集処理を行い、変倍処理部309で
変倍して画像メモリの所定位置に書き込んで1ページ分
のデータを生成する。それから、多値化処理部308に
より多値の画像データが生成され、これが画像データD
3として印字処理部40に出力される。
【0031】また、上記符号化された画像データを格納
する符号メモリ306は、メモリ管理テーブルMTによ
り管理される。図13(a)にメモリ管理テーブルMT
の例を示し、図13(b)に符号メモリ306のデータ
領域を概念的に示す。符号メモリ306は32Kバイト
を1単位としてメモリ領域を区分されており、各領域ご
とに符号化された画像データの全てもしくは一部が記憶
されている。
【0032】メモリ管理テーブルMTは符号メモリ30
6の領域の何番目かを示す番号、当該領域に記憶されて
いるデータのジョブ番号とページ番号、各領域間の連結
を示す前連結および後連結を表す番号、データの付加情
報により構成される。前連結を表す番号は、当該データ
の前につながる領域の番号が記録され、当該データが一
番目であるときは「00」が記録される。後連結を示す
番号には当該データの後ろにつながる領域の番号が記録
され、当該データが一番最後であるときは「FF」が記
録される。
【0033】CPU3は、符号メモリ306にデータを
格納する際にメモリ管理テーブルMTに新たな情報を加
えていく。また、符号メモリ306からデータが読み出
されて、画像が正常に形成されるとCPU3は当該デー
タに関する情報をメモリ管理テーブルMTから削除す
る。 (2−2−2)プリンタジョブ管理テーブル CPU3はさらに、プリンタジョブ管理テーブルPJT
を作成して、プリンタサーバ1100から送信されて画
像形成を行う画像データ又は画像形成を行った後の画像
データを管理する。図14にプリンタジョブ管理テーブ
ルPJTの例を示す。プリンタジョブ管理テーブルPJ
TはRAM123に記憶される。
【0034】プリンタジョブ管理テーブルPJTはプリ
ンタサーバ1100から要求されたプリント先のデジタ
ル複写機1200の選択情報、即ち自己のデジタル複写
機1200を示すプリント先マシンID、プリント時の
モードを示すプリント動作指示情報、デジタル複写機1
200自身におけるジョブの識別番号であるプリント先
ジョブID、プリンタサーバ1100からプリント要求
を受信して受け付けたプリント要求受付時刻、プリンタ
サーバ1100におけるプリントジョブの識別番号であ
るサーバジョブIDにより構成される。
【0035】このプリンタジョブ管理テーブルPJT
は、通常プリンタサーバ1100からのプリント要求と
共に後述するサーバジョブ管理テーブルSJTが送られ
た来たときにCPU3により生成される。 (3−1)プリンタサーバの構成 図15にプリンタサーバ1100のハードウエア構成を
表すブロック図を示す。プリンタサーバ1100は、主
としてCPUにより動作する全体制御部1101、初期
プログラムやデータが格納されるROM1102、全体
制御部1101のワークスペースとなるRAM110
3、外部接続された十分に容量の大きなハードディスク
1105およびこれを制御するハードディスク制御部1
104、サーバの管理者からの指示を受け付けるキーボ
ード1106およびマウス1107、これらを制御する
指示入力制御部1108、サーバの情報を表示するため
のディスプレイ1109およびVRAM1110、これ
らを制御するための表示制御部1111、ネットワーク
上のプロトコル処理を制御するネットワーク制御部11
12、プロトコルに従ってネットワークから取り出した
パケットの内容を解析し、画像データやコマンドデータ
の分離等の制御を行うデータ解析部1113、分離され
た画像データをハードディスクに記憶させるように処理
を行う画像記憶処理部1114、ハードディスクに記憶
された画像データを管理し制御するジョブ管理制御部1
115、デジタル複写機1200とデータのやりとりを
行ったり、複数のデジタル複写機1200の切り換えを
行うインターフェイス部1116より構成される。
【0036】かかる構成によりプリンタサーバ1100
は、各クライアント装置1000から要求されるプリン
トジョブを一時的に蓄積し、デジタル複写機1200の
動作状況等を確認した後にデジタル複写機1200に画
像データを送信してプリント動作を行わせる。また、デ
ジタル複写機1200からの要求に応じて、メモリリコ
ールのために蓄積してある画像データの送信をおこな
う。
【0037】(3−2)サーバジョブ管理テーブル プリンタサーバ1100では、各デジタル複写機120
0に対して要求を行ったプリントジョブをサーバジョブ
管理テーブルSJTにより管理している。図16にサー
バジョブ管理テーブルSJTの例を示す。サーバジョブ
管理テーブルSJTは、プリンタサーバ1100におけ
るプリントジョブの識別番号であるサーバジョブID、
要求元のクライアント装置1000を示すクライアント
装置のネットワークID、プリント先でのデジタル複写
機1200の選択情報を示すプリント先マシンID、要
求されたプリントジョブ中のプリントモードを示すプリ
ント動作指示情報、さらに、付加情報としてプリント先
のデジタル複写機1200におけるプリントジョブI
D、および、プリント際のデジタル複写機1200がプ
リント要求を受け付けた時刻により構成される。
【0038】このサーバジョブ管理テーブルSJTのう
ち、付加情報を除く部分はクライアント装置1000か
らのプリント要求を受け付けたときにジョブ管理制御部
1115により生成され、ハードディスク1105に記
録される。付加情報部分は、プリント要求を行ったデジ
タル複写機1200から送信されてくる前述したプリン
タジョブ管理テーブルPJTを元に生成される。
【0039】また、ハードディスク1105に蓄積され
る画像データはサーバジョブ管理テーブルSJTに記録
されたサーバジョブIDとリンクして保存されており、
サーバジョブ管理テーブルに基づいて直ぐに呼び出され
るようになっている。 (4)クライアント装置の構成 図17にクライアント装置1000のハードウエア構成
を表すブロック図を示す。クライアント装置1000
は、装置全体を制御するCPU1001、初期プログラ
ムやデータが格納されるROM1002、CPUのワー
クスペースとなるRAM1003、外部接続されたハー
ドディスク1005と当該ハードディスクを制御するハ
ードディスク制御部1004、操作者からの指示を受け
付けるキーボード1006およびマウス1007、これ
らの入力デバイスを制御するための指示入力制御部10
08、クライアント装置の情報を表示するためのディス
プレ1009及びVRAM1010、これらを制御する
ための表示制御部1011、プリンタサーバ1100と
のネットワーク上のプロトコルを制御するためのネット
ワーク制御部1012とから構成される。
【0040】かかる構成により、クライアント装置10
00は操作者の指示に従ってプリンタサーバ1100に
対して画像データを送信し当該画像データについてプリ
ントを要求する。また、クライアント装置1000はプ
リンタサーバ1100に対してパケットを送信すること
によりプリント要求を行う。図18にパケットの構造を
示す。パケットは、送信先のネットワークアドレス、送
信元のネットワークアドレス、当該パケットフレームの
データ長情報、パケットデータ部、エラーチェック情報
が含まれるパケットエンド部より構成される。このう
ち、パケットデータ部はさらに、データの種別等を示す
パケットデータヘッダ部と実際のデータであるパケット
データコア部から構成される。
【0041】パケットデータヘッダ部はさらにジョブの
種別を示すジョブタイプID、当該ジョブが実行される
べき画像形成装置を示すマシンID、実行されるジョブ
を識別するPCジョブIDより構成されるファンクショ
ンコード部と、パケットが連続した場合の順番を示すシ
リアルナンバ部と、パケットデータ部のデータ長を示す
データ長部とから構成される。
【0042】パケットデータコア部は、ジョブタイプI
Dの内容に基づいたコマンドブロック部、ステイタスブ
ロック部、プリントを要求する画像データを格納した画
像データブロック部とから構成される。このような構成
を有するパケットがクライアント装置1000から送信
されると、プリンタサーバ1100ではデータ解析部1
113によりパケットを解析して、前記サーバジョブ管
理テーブルSJTを作成した後、画像データをサーバジ
ョブIDに関連づけてハードディスク1105に格納す
る。
【0043】(5)プリンタシステムの動作 次に、以上説明した構成を有するクライアント装置10
00、プリンタサーバ1100、デジタル複写機120
0により構成されるプリンタシステム全体の動作につい
て説明する。 (5−1)通常のプリント動作 まず、クライアント装置1000からプリントジョブを
発行してデジタル複写機1200に画像形成を行わせる
場合の動作について説明する。図19にかかる場合のプ
リントシステムの動作を表すシーケンス図を示す。ま
ず、クライアント装置(PC)1000の操作者がプリ
ント要求を行う旨の指示を行うと、クライアント装置1
000はプリンタサーバ1100に対して”接続要求”
を送信する(seq1)。これを受け取ったプリンタサ
ーバ1100は接続可能であれば”接続要求”を送信し
てきたクライアント装置1000に対して、肯定的な応
答を意味する制御キャラクタである”ACK”を返す
(seq2)。”ACK”を受信したクライアント装置
1000は、今度はプリンタサーバ1100対して”プ
リント要求”を送信する(seq3)。この要求に対し
てプリンタサーバ1100が”ACK”を返すと(se
q4)、クライアント装置1000は、プリント動作指
示及び画像データをプリンタサーバ1100に対して送
信する(seq5)。さらに、クライアント装置100
0は送信を終了した時点で”送信終了通知”をプリンタ
サーバ1100に送信する(seq6)。これを受けた
プリンタサーバ1100は”ACK”をクライアント装
置1000に返す(seq7)。なお、クライアント装
置1000及びプリンタサーバ1100との通信は全て
図18に示すようなパケットにより行われる。以上によ
りクライアント装置1000からプリンタサーバ110
0との通信は終了する。
【0044】クライアント装置1000から必要なデー
タを受信したプリンタサーバ1100は、まず、当該デ
ータを解析して図16に示すようなサーバジョブ管理テ
ーブルSJTを作成する(seq8)。但し、この時点
ではプリント先であるデジタル複写機1200における
プリントジョブID及びデジタル複写機1200がプリ
ント要求を受け付けた時刻は未定であるので、この部分
の作成は保留される。サーバジョブ管理テーブルSJT
が作成されると、プリンタサーバ1100はサーバジョ
ブ管理テーブルSJTのプリント先マシンIDからクラ
イアント装置1000が指定するプリント先のデジタル
複写機(PPC)1200を特定し、このデジタル複写
機1200に対して”接続要求”を発信する(seq
9)。これを受けたデジタル複写機1200は接続可能
であれば”ACK”を返し(seq10)、プリンタサ
ーバ1100は、さらに、”プリント要求”を発信する
(seq11)。さらに、デジタル複写機1200はプ
リント可能であれば、”ACK”を返し(seq1
1)、これを受けたプリンタサーバ1100はサーバジ
ョブ管理テーブルSJTを送信する(seq13)。
【0045】デジタル複写機1200は、受け取ったサ
ーバジョブ管理テーブルを用い、また、自身におけるプ
リントジョブIDおよびプリント要求受付時間を確定し
て、図14に示すようなプリンタジョブ管理テーブルP
JTを作成して記憶する(seq14)。それから、サ
ーバジョブ管理テーブルSJTのうち未定であったデジ
タル複写機1200におけるプリントジョブID及びデ
ジタル複写機1200がプリント要求を受け付けた時刻
をプリンタサーバ1100に送信する(seq16)。
これによりプリンタサーバ1100は、サーバジョブ管
理テーブルSJTを完成させる(seq16)。
【0046】サーバジョブ管理テーブルSJTが完成す
ると、プリンタサーバ1100はデジタル複写機120
0に対して”ACK”を送る(seq17)。これを受
けたデジタル複写機1200は、プリンタサーバ110
0に画像データを要求し(seq18)、プリンタサー
バ1100はこれに答えて画像データを送信する(se
q19)。但し、画像データはプリンタサーバ1100
のハードディスクから消去されずに残される。プリンタ
サーバ1100は画像データを全て送信し終わると”送
信終了”を送り(seq20)、これを受けたデジタル
複写機1200は”ACK”を返して、プリンタジョブ
管理テーブルPJTに基づいてプリント処理を行う(s
eq22)。以上説明したseq1〜seq22までの
動作がクライアント装置1000がプリント要求を発す
るごとに繰り返される。
【0047】(5−2)メモリリコールモード時の動作 次に、メモリリコールモード時における動作について説
明する。図20にかかる動作を表すシーケンス図を示
す。メモリリコールモード時においては、まず、使用者
がデジタル複写機1200からメモリリコール処理を要
求する(seq23)。具体的には、使用者が操作パネ
ルOPのメモリリコール画面を操作してメモリリコール
したいプリントジョブを選択し確定する。この時のデジ
タル複写機1200の動作については後にさらに詳述す
る。この要求があるとデジタル複写機1200は、この
メモリリコール要求があったプリントジョブを新たに行
うプリントジョブとしてプリンタジョブ管理テーブルP
JTを新たに作成する(seq24)。
【0048】プリンタジョブ管理テーブルPJTの作成
が終わると、デジタル複写機1200は、プリンタサー
バ1100に対して”接続要求”を送信し(seq2
5)、これを受けたプリンタサーバ1100は接続可能
であれば”ACK”を返す(seq26)。”ACK”
を受け取るとデジタル複写機1200は新たに作成した
プリンタジョブ管理テーブルPJTをプリンタサーバ1
100に送信する(seq27)。プリンタサーバ11
00は送信されてきたプリンタジョブ管理テーブルPJ
Tを用いて、新たなサーバジョブ管理テーブルSJTを
作成する(seq28)。
【0049】サーバジョブ管理テーブルSJTを作成し
終わるとプリンタサーバ1100は”ACK”をデジタ
ル複写機1200に送信する(seq29)。これを受
け取ったデジタル複写機1200はプリンタサーバ11
00に対して画像データを要求し(seq30)、プリ
ンタサーバ1100は新たなサーバジョブ管理テーブル
SJTに従って画像データをデジタル複写機1200に
送信する(seq31)。画像データを全て送信し終わ
るとプリンタサーバ1100は、”送信終了”を送信し
(seq32)、これを受け取ったデジタル複写機12
00は”ACK”を返して送られて来た画像データにつ
いてプリント処理を行う(seq33)。なお、デジタ
ル複写機1200のプリント処理は、デジタル複写機1
200でのメモリの使用を少なくするために画像データ
の受信完了のタイミングで開始するようにしている。も
っとも、プリント処理は画像データを全て受信する前に
開始するようにしてもよい。以上でメモリリコールモー
ド処理が終了する。
【0050】(5−3)メモリリコールモードにおける
検索処理 本プリンタシステムにおいては、一つのデジタル複写機
1200は、プリンタサーバ1100に照会することに
より他のデジタル複写機1200の画像形成履歴を検索
することができるようになっている。以下、この場合の
動作を説明する。図21にかかる動作を表すシーケンス
図を示す。まず、デジタル複写機(PPC)1200の
使用者が、後に詳述するように操作パネルOPから検索
したい他のデジタル複写機(PPC)1200を指定し
て当該デジタル複写機1200のプリントジョブの履歴
の検索を要求する(seq35)。これによりデジタル
複写機1200はプリンタサーバ1100に対して”接
続要求”を送信し(seq36)、プリンタサーバ11
00は接続可能であれば”ACK”を返す(seq3
7)。これを受けたデジタル複写機1200は、使用者
が指定した他のデジタル複写機1200のサーバジョブ
管理テーブルSJTの送信要求を行う(seq38)。
この要求に応じてプリンタサーバ1100はサーバジョ
ブ管理テーブルSJTの該当部分をデジタル複写機12
00へ送信する(seq39)。これを元にデジタル複
写機1200は後に説明するように、検索結果を操作パ
ネルOPの液晶タッチパネル91に表示する。
【0051】(6)デジタル複写機の動作 上述したように、デジタル複写機1200はクライアン
ト装置1000からのプリント要求に応じて、クライア
ント装置1000から送られてくるプリントデータの画
像形成を行う他、プリンタサーバ1100に蓄積された
プリントデータを用いてメモリリコールプリントを行う
ことができる。また、メモリリコールプリントにおいて
は、デジタル複写機1200は自己が形成したプリント
データのメモリリコールだけでなく、他のデジタル複写
機1200が形成したプリントデータについてもメモリ
リコールプリントが可能である。
【0052】以下、かかるメモリリコール時のデジタル
複写機1200(デジタル複写機)の動作について、
使用者による操作パネルOPの操作を追いながら詳述す
る。まず、デジタル複写機1200の操作パネルOPは
初期状態においては図3に示すような状態にある。図2
2に操作パネルOPのCPU1による入力制御を示すフ
ローチャートを示す。このフローチャートは図6に示す
フローチャートのS203に該当する。
【0053】ここで使用者がTP1〜TP4のキー操作
により、押下されたキーの判断がなされ当該キー操作に
応じて、基本画面表示処理、仕上げ画面表示処理、コピ
ー形式画面表示処理、メモリリコール画面表示処理のい
ずれかの処理がなされる(S701〜S706)。それ
から、複写開始を指示するスタートキー906が押下さ
れたか否かがスタートキーのオンエッジで判断され(S
707)、スタートキーが押下されている場合はスキャ
ンスタート要求を出力させる(S708)。
【0054】ところで、メモリリコールモードに移行す
るのはTP4が押下され、メモリリコール画面表示処理
が行われた場合である。図23にメモリリコール画面表
示処理の動作を示すフローチャートを示す。メモリリコ
ール画面表示処理では、まず、プリンタジョブ管理テー
ブルPJTを読み出して(S801)、液晶タッチパネ
ル91に図24(a)に示すようなメモリリコールモー
ド設定画面を表示させる(S802)。メモリリコール
モード設定画面には、プリントジョブ履歴を表示し、こ
こからジョブを直接選択するための選択キーTP7、表
示されたプリントジョブをスクロールするためのスクロ
ールキーTP5、6、選択したジョブのプリントモード
を確認するためのモード確認キーTP8、選択したジョ
ブのメモリリコールプリントの実行を確定するためのジ
ョブ確定キーTP10、他のデジタル複写機1200に
ジョブ履歴を検索するモードへ移行するためのジョブ検
索キーTP9が設けられている。
【0055】メモリリコールモード設定画面が表示され
ると、使用者のキー操作によりいくつかの処理に分岐す
る(S803)。ここで、表示されているプリントジョ
ブ履歴の中からTP7により1つのプリントジョブが選
択されるとプリントモード判定処理へ移行する(S80
4)。なお、選択されたプリントジョブは図24(b)
のように白黒反転表示され、この状態で初めてモード確
認キーTP8、ジョブ確定キーTP10が有効となる。
プリントモード判定処理のフローチャートを図25示
す。
【0056】プリントモード判定処理では、実現できな
い動作(モード)の指示がなされているかどうかを判断
する。自己のプリントジョブ管理テーブルPJTに記録
されている自己が画像形成したジョブをそのまま要求し
た場合は、一度画像形成を行っているのでそのまま画像
形成を行うことができるが、他のデジタル複写機120
0が画像形成したプリントジョブや、モードを変更した
後にはそのまま画像形成を行えない場合がある。そこ
で、プリントモード判定処理を行う必要がある。
【0057】まず、プリンタジョブ管理テーブルPJT
を参照して(S901)、選択されたジョブに判定対象
となるモードが存在しているかどうかが判断される(S
902)。ここで判定対象となるモードが存在する場合
は、当該デジタル複写機で実現できるモードを記録した
図示しない実現可能モードテーブルに、当該モードが記
録されているかどうを検索する(S903)。そして、
当該モードが実現可能モードテーブルに記録されている
場合は、さらに、既に判定されたモードがあれば、判定
されたモードとの組み合わせが禁止されているものかど
うかをチェックする(S905)。ここで、組み合わせ
が禁止されているものでなければ(S904)、モード
の実現の可否を記録する図示しない判定テーブルに判定
としてOKを記録する(S907)。一方、S903で
モードが実現可能モードテーブルに記録されていない場
合、もしくは、S905で組み合わせが禁止されている
ものである場合には判定テーブルに判定としてNGを記
録する(S908)。
【0058】それから、S902において、判定対象と
なるモードが存在していない場合、又は、すべてのモー
ドが判定し終わっている場合には、判定テーブルの内容
を確認し全てOKであれば、”OK”を返し、一つでも
NGがあれば”NG”を返す。プリントモード判定処理
が終わると、判定された結果に応じて処理の分岐が行わ
れる(図23のS807)。ここで、判定テーブルに”
OK”が記録されている場合は、モード確認キーTP
8、ジョブ確定キーTP10を表示して、これらのキー
を有効にする。ここで、使用者がモード確認キーTP8
とジョブ確定キーTP10のいずれを押下したかが判断
され(TP809)、ジョブ確定キーTP10が押下さ
れた場合は、新たなプリントのためにプリンタジョブ管
理テーブルPJTをCPU3に再構築させる(S81
0)。その後、この新たなプリンタジョブ管理テーブル
PJTに基づいてプリンタサーバ1100から画像デー
タを取得し、当該画像データについてプリント処理がな
されメモリリコールプリントが完了する。なお、プリン
ト処理の実行中は液晶タッチパネル91には図26のよ
うなプリント中を示す画面が表示される。
【0059】一方、S808でモード確認キーTP8が
押下された場合は図27に示すようなモード確認画面が
表示される(S811)。メモリリコールモード確認画
面は、選択されたプリントジョブがどのようなモードを
指示されているかを示す画面である。このメモリリコー
ルモード確認画面には、確認画面を承認するOKキーT
P11とモードを変更するためのモード変更キーTP1
2が設けられている。モード確認画面が表示されると使
用者がいずれのキーを押下したかが判断され(S81
2)、OKキーが押下されると図24(a)に示すメモ
リリコールモード設定画面が表示されて(S816)、
S808に戻り、モード変更キーTP12が押下された
場合はモード変更処理へ移行する(S815)。
【0060】図28にモード変更処理の動作を示すフロ
ーチャートを示す。モード変更処理では、まず、S80
4で得られた判定テーブルを読み込み(S1001)、
それから図29(a)(b)に示すようなメモリリコー
ルモード変更画面を表示する(S1002)。メモリリ
コールモード変更画面には、選択されたプリントジョブ
において指示されている全てのモードを表示して選択さ
せる選択キーTP13と、選択キーTP13により選択
されたモードに対して、変更可能なモードを表示して選
択させる変更選択キーTP14と、変更選択キーTP1
4により選択されたモードへの変更を確定するための変
更確定キーTP15が設けられている。なお、図29
(a)と(b)はそれぞれ異なるモードを選択キーTP
13により選択したときの、変更選択キーの内容が変更
する様子を示している。また、選択キーTP13で選択
されたモードが自己のデジタル複写機1200で実現可
能か否かが前記判定テーブルに基づいて表示される。
【0061】ここで、使用者によるキー入力が待たれ
(S1003)、使用者が選択キーTP13を押下して
モードを選択すると、当該モードが反転表示され(S1
005)、さらに、当該モードに対する変更可能モード
が表示され(S1006)て、S1003に戻る。ま
た、使用者が変更選択キーTP14を押下して変更しよ
うとするモードを選択すると、当該モードが反転表示さ
れ(S1007)、S1003に戻る。さらに、使用者
が変更確定キーTP15を押下するとモードの変更を確
定してモード変更処理を終了する(S1004)。モー
ド変更処理が終了すると再びメモリリコールモード設定
画面を表示し(図23のS816)、S808に戻る。
なお、変更選択キーTP14は変更可能モードが表示さ
れていない間は押下できず、変更確定キーTP15は変
更するモードが選択されていない間は押下できないよう
に設定してある。
【0062】それから、図23のS807のプリントモ
ードの実現可否の判別において、判定テーブルに”N
G”が記録してある場合は、そのままではプリントを行
うことができないので、図30に示すプリントモード変
更要求画面を表示させる(S813)。プリントモード
変更要求画面には選択したプリントジョブをキャンセル
するためのキャンセルキーTP18と、選択したプリン
トジョブのモードを変更するためのモード変更キーTP
19が設けてある。
【0063】ここで、いずれかのキー入力が待たれ(S
814)、キャンセルキーTP18が押下されると、使
用者に再設定をさせるべくS802に戻りメモリリコー
ルモード設定画面が表示される。また、モード変更キー
TP19が押下されると、S815のモード変更処理へ
移行し、上述した処理を行う。図23のS803で、メ
モリリコールモード設定画面からジョブ検索キーTP9
が押下されると、ジョブ検索処理へ移行する(S80
5)。図31にジョブ検索処理を表すフローチャートを
示す。ジョブ検索処理では、まず、CPU3にプリンタ
サーバ1100に接続しているプリンタのリストを要求
し(S1101)、これを用いて、図32に示すような
ジョブ検索画面を表示させる(S1102)。なお、C
PU3はプリンタサーバ1100と通信することにより
プリンタサーバ1100に接続しているプリンタを取得
することができる。ジョブ検索画面には、プリンタサー
バ1100に接続されている全てのプリンタ(デジタル
複写機1200)を表示して選択させるためのプリンタ
選択キーTP16と、選択したプリンタを確定するため
の選択確定キーTP17が設けられている。
【0064】ここで、使用者によりいずれのキーが押下
されるかが判断される(S1103)。プリンタ選択キ
ーTP16が押下された場合は、選択されたプリンタを
白黒反転表示させ、S1103に戻る。一方、選択確定
キーTP17が押下されると、ジョブ検索要求がCPU
3に対してなされる(S1105)。これにより、図2
1に示すようなシーケンスにより、プリンタサーバ11
00に対して、選択を確定されたプリンタに関するサー
バジョブ管理テーブルを要求し、これを取得する。
【0065】以上のジョブ検索処理(図23のS80
5)が終了すると、再びS802に戻り、メモリリコー
ルモード設定画面が表示される。但し、ここで表示され
るメモリリコールモード設定画面は図33に示すよう
に、自己のプリントジョブの履歴が表示されるのではな
く、ジョブ検索処理で検索された他のプリンタ(ここで
は、デジタル複写機)のプリントジョブ履歴が表示さ
れる。以下、この検索された他のプリンタジョブに対し
て、S803以下の動作が行われることになる。
【0066】なお、かかるジョブ検索処理におけるCP
U1とCPU3との間のデータの授受を示すシーケンス
図を図34に示しておく。図に示すように、操作パネル
OPからCPU1に対して特定のプリンタ(デジタル複
写機)が選択され、当該プリンタについてのジョブ検索
要求がなされると(seq51)、CPU3に対してジ
ョブ検索要求を行う(seq52)。CPU3は図20
に示すジョブ検索シーケンスによりジョブの検索を行い
選択されたプリンタに関するサーバジョブ管理テーブル
SJTを取得し(seq53)、これをCPU1へ送信
する(seq54)。これを受けたCPU1は、メモリ
リコールモード設定画面において、選択されたプリンタ
のジョブの履歴を表示する(seq55)。その後、使
用者が表示されたジョブのうちの一つを選択して特定す
ると(seq56)、CPU1はCPU3に対して新た
なプリンタジョブ管理テーブルPJTの作成を要求する
(seq59)。これを受けてCPU3はプリンタジョ
ブ管理テーブルPJTを作成し(seq58)、以下、
図19に示す手順と同様に、これをプリンタサーバ11
00に送信した後(seq59)、画像データを要求
し、CPU5を通じてプリント処理を行わせる(seq
60)。
【0067】(7)その他 上記の実施の形態では、クライアント装置1000から
プリント要求された画像のみをプリンタサーバ1100
に蓄積して、これをメモリリコールプリントに供するよ
うにしたが、さらに、デジタル複写機1200のスキャ
ナを用いて複写を行った画像データをプリンタサーバ1
100に送信し、これもプリンタサーバ1100で蓄積
してメモリリコールプリントに用いるようにすることも
可能である。
【0068】また、上記実施の形態のメモリリコールモ
ードにおけるジョブ検索処理では、プリンタサーバ11
00に記録されたサーバジョブ管理テーブルSJTを参
照して、他のデジタル複写機のプリントジョブの履歴を
表示するようにしたが、これは、直接他のデジタル複写
機のプリンタジョブ管理テーブルPJTを要求して、こ
れから他のデジタル複写機のプリントジョブの履歴を表
示するようにしてもよい。
【0069】さらに、上記実施の形態では各デジタル複
写機が自己のプリント履歴をプリンタジョブ管理テーブ
ルPJTに記録し、メモリリコールモード時にこれを用
いてプリント履歴を表示するようにしたが、プリンタジ
ョブ管理テーブルPJTにプリント履歴を記録せずに、
メモリリコールモード時にはプリンタサーバのサーバジ
ョブ管理テーブルSJTにアクセスすることによりプリ
ント履歴を取得するようにすることもできる。
【0070】
【発明の効果】以上の説明より本発明は以下のような効
果を奏する。即ち、本発明に係るプリンタサーバ装置で
は、プリントデータ蓄積手段がネットワーク上において
クライアント装置から送信されてきたプリントデータに
関する画像形成を画像形成装置に行わせた後のプリント
データを蓄積し、再プリントデータ送信手段により前記
画像形成装置からの要求に応じて、前記プリントデータ
蓄積手段に蓄積されたプリントデータを当該画像形成装
置に送信する。このような動作により、画像形成装置が
過去に行った画像形成をもう一度行うメモリリコールプ
リントを行う際に、画像形成装置自体にプリントデータ
を蓄積するメモリを設ける必要がなくなり、また、複数
の画像形成装置を接続する場合に合理的にメモリリコー
ルプリントを管理することができる。
【0071】上記プリンタサーバ装置において、前記ネ
ットワーク上に複数の画像形成装置が接続し、前記プリ
ントデータ蓄積手段に各画像形成装置により画像形成さ
れた後のプリントデータを各画像形成装置と関連づけて
蓄積させ、前記再プリントデータ送信手段に一の画像形
成装置からの要求に応じて、前記プリントデータ蓄積手
段に蓄積された他の画像形成装置により形成されたプリ
ントデータを前記一の画像形成装置に送信するようにす
れば、各画像形成装置は自己の行った画像形成に関する
メモリリコールプリントだけでなく、ネットワークに接
続される他の画像形成装置が行った画像形成に関するメ
モリリコールプリントも行えるようになる。
【0072】上記プリンタサーバ装置において、さら
に、全画像形成履歴記憶手段により各画像形成装置によ
るプリントデータの画像形成履歴を各画像形成装置ごと
に記憶させ、画像形成履歴送信手段により一の画像形成
装置からの要求に応じて、前記全画像形成履歴記憶手段
が記憶している他の画像形成装置によるプリントデータ
の画像形成履歴を前記一の画像形成装置に送信させるよ
うにすると、画像形成装置がネットワーク上の他の画像
形成装置が行った画像形成に関するメモリリコールプリ
ントを行おうとする際に、他の画像形成装置による画像
形成の履歴を容易に取得することができ、他の画像形成
装置の画像形成に対するメモリリコールプリントをより
簡便にすることができる。
【0073】また、本発明に係る画像形成装置では、上
記プリンタサーバにネットワーク上で接続して使用する
場合に、画像形成履歴記憶手段がプリントデータの画像
形成履歴を記憶し、画像形成履歴表示手段が記憶したプ
リントデータの画像形成履歴を表示し、選択手段が使用
者の指示により表示されたプリントデータの画像形成履
歴から1以上のプリントデータを選択し、データ要求手
段が前記プリンタサーバ装置に対して選択されたプリン
トデータの再送信を要求する。かかる動作により、メモ
リリコールプリントを行う際に、容易に自己の行った画
像形成履歴のうちから必要なプリントデータを前記プリ
ンタサーバに要求することができるようになる。
【0074】上記画像形成装置において、前記プリンタ
サーバから再送信されてくるプリントデータの画像形成
を、少なくとも当該プリントデータの全てを受信する前
に開始するようにすると、画像形成装置が受信するプリ
ントデータを全て蓄積する必要がなくなり、メモリ容量
を減らすことができる。さらに、上記画像形成装置にお
いて、前記プリントデータには画像形成の際に行うべき
特定の処理を指定する情報が含まれている場合に、さら
に、処理変更手段により、再送信されて来たプリントデ
ータに含まれる前記特定の処理を指定する情報を使用者
の指示により変更するようにすれば、メモリリコールプ
リントを行う際の画像形成をより柔軟に行うことが可能
となる。
【0075】そして、上記画像形成装置において、前記
ネットワーク上には1以上の他の画像形成装置が接続さ
れている場合に、処理変更要求手段により送信されてき
た他の画像形成装置により画像形成されたプリントデー
タにより指定される特定の処理を自己の画像形成装置で
行えない場合に、使用者に当該特定の処理の変更を要求
するようにすれば、ネットワーク上の他の画像形成装置
が行った画像形成に関するメモリリコールプリントを特
定の処理ができないためそのままでは行えない場合で
も、これを使用者に知らせて処理を変更させることでメ
モリリコールプリントを行えるようにすることができ
る。
【0076】さらに、本発明に係るプリンタシステムで
は、プリンタサーバ装置において、プリントデータ蓄積
手段が前記画像形成装置により画像形成された後のプリ
ントデータを蓄積し、再プリントデータ送信手段が前記
画像形成装置からの要求に応じて、前記プリントデータ
蓄積手段に蓄積されたプリントデータを当該画像形成装
置に送信する。一方、画像形成装置において、再送信要
求手段が使用者の指示を受け付けて、前記プリンタサー
バ装置に対して既に画像形成を行ったプリントデータの
再送信を要求する。かかる動作により、ネットワーク上
に接続される画像形成装置にメモリを設けることなくメ
モリリコールプリントを行えるようにすることができ、
また、複数台の画像形成装置が接続されている場合に
は、これらの画像形成装置によるメモリリコールプリン
トをプリンタサーバ装置により合理的に管理することが
できる。
【0077】上記プリントシステムの前記再送信要求手
段において、画像形成履歴記憶手段でプリントデータの
画像形成履歴を記憶し、画像形成履歴表示手段で記憶し
たプリントデータの画像形成履歴を表示し、選択手段で
使用者の指示により表示されたプリントデータの画像形
成履歴から1以上のプリントデータを選択し、要求手段
で前記プリンタサーバ装置に対して選択されたプリント
データの再送信を要求するように構成すると、画像形成
装置から使用者がメモリリコールプリントを行う際に、
表示された画像形成履歴を見ながら容易に必要なプリン
トデータをプリンタサーバに要求することができるよう
になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態に係るプリントシステムの構成を示
す図である。
【図2】実施の形態に係るデジタル複写機の構成を示す
概略断面図である。
【図3】デジタル複写機の操作パネルを示す平面図であ
る。
【図4】デジタル複写機の制御部のハードウエア構成を
示すブロック図である。
【図5】図4のCPU5の動作を示すフローチャートで
ある。
【図6】図4のCPU1の動作を示すフローチャートで
ある。
【図7】図4のCPU6の動作を示すフローチャートで
ある。
【図8】図4のCPU3の動作を示すフローチャートで
ある。
【図9】図8の外部I/F処理を示すフローチャートで
ある。
【図10】図4のCPU2の動作を示すフローチャート
である。
【図11】図4のCPU4の動作を示すフローチャート
である。
【図12】図4のメモリユニット部の構成を示すブロッ
ク図である。
【図13】(a)はメモリ管理テーブルの一例を示す図
であり、(b)は符号メモリのデータ領域を概念的に示
す図である。
【図14】プリンタジョブ管理テーブルの一例を示す図
である。
【図15】プリンタサーバのハードウエア構成を示すブ
ロック図である。
【図16】サーバジョブ管理テーブルの一例を示す図で
ある。
【図17】クライアント装置のハードウエア構成を示す
ブロック図である。
【図18】通信パケットの構成を示す概念図である。
【図19】通常のプリント動作におけるプリントシステ
ムの動作を示すシーケンス図である。
【図20】メモリリコールモード時におけるプリントシ
ステムの動作を示すシーケンス図である。
【図21】メモリリコールモード時における検索処理動
作を示すシーケンス図である。
【図22】操作パネルの入力制御動作を示すフローチャ
ートである。
【図23】メモリリコール画面表示処理の動作を示すフ
ローチャートである。
【図24】(a)はメモリリコールモード設定画面の初
期状態の例を示す図であり、(b)はメモリリコールモ
ード設定画面においてプリントジョブが選択された状態
の例を示す図である。
【図25】プリントモード判定処理の動作を示すフロー
チャートである。
【図26】プリント中を示す画面の例を示す図である。
【図27】メモリリコールモード確認画面の例を示す図
である。
【図28】モード変更処理の動作を示すフローチャート
である。
【図29】(a)(b)ともにメモリリコールモード変
更画面の例を示す図である。
【図30】プリントモード変更要求画面の例を示す図で
ある。
【図31】ジョブ検索処理を示すフローチャートであ
る。
【図32】ジョブ検索画面の例を示す図である。
【図33】ジョブ検索後のメモリリコールモード設定画
面の例を示す図である。
【図34】ジョブ検索処理におけるCPU1とCPU3
の動作を示すシーケンス図である。
【符号の説明】
30 メモリユニット部 40 印字処理部 50 外部インタフェース部 60 光学系 70 作像系 91 液晶タッチパネル 100 制御部 1000 クライアント装置 1100 プリンタサーバ 1101 全体制御部 1104 ハードディスク制御部 1105 ハードディスク 1112 ネットワーク制御部 1113 データ解析部 1114 画像記憶処理部 1115 ジョブ管理制御部 1116 インターフェイス部 1200 デジタル複写機

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワーク上においてクライアント装
    置からのプリントデータを受け付けて、画像形成装置に
    対して当該プリントデータに関する画像形成を行わせる
    プリンタサーバ装置であって、 画像形成装置による画像形成後のプリントデータを蓄積
    するプリントデータ蓄積手段と、 前記画像形成装置からの要求に応じて、前記プリントデ
    ータ蓄積手段に蓄積されたプリントデータを当該画像形
    成装置に送信する再プリントデータ送信手段とを有する
    プリンタサーバ装置。
  2. 【請求項2】 前記ネットワーク上に複数の画像形成装
    置が接続され、 前記プリントデータ蓄積手段は各画像形成装置により画
    像形成された後のプリントデータを各画像形成装置と関
    連づけて蓄積し、 前記再プリントデータ送信手段は一の画像形成装置から
    の要求に応じて、前記プリントデータ蓄積手段に蓄積さ
    れた、他の画像形成装置により形成されたプリントデー
    タを、前記一の画像形成装置に送信する請求項1に記載
    のプリンタサーバ装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のプリンタサーバ装置
    に、さらに、 各画像形成装置によるプリントデータの画像形成履歴を
    各画像形成装置ごとに記憶する全画像形成履歴記憶手段
    と、 一の画像形成装置からの要求に応じて、前記全画像形成
    履歴記憶手段が記憶している他の画像形成装置によるプ
    リントデータの画像形成履歴を前記一の画像形成装置に
    送信する画像形成履歴送信手段とを有するプリンタサー
    バ装置。
  4. 【請求項4】 ネットワーク上において請求項1〜3の
    いずれか1項に記載のプリンタサーバに接続される画像
    形成装置であって、 プリントデータの画像形成履歴を記憶する画像形成履歴
    記憶手段と、 記憶したプリントデータの画像形成履歴を表示する画像
    形成履歴表示手段と、 使用者の指示により表示されたプリントデータの画像形
    成履歴から1以上のプリントデータを選択する選択手段
    と、 前記プリンタサーバ装置に対して選択されたプリントデ
    ータの再送信を要求するデータ要求手段と、 を有する画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記プリンタサーバから再送信されてく
    るプリントデータの画像形成を、少なくとも当該プリン
    トデータの全てを受信する前に開始する請求項4に記載
    の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 請求項4又は5に記載の画像形成装置に
    おいて、前記プリントデータには画像形成の際に行うべ
    き特定の処理を指定する情報が含まれている場合に、さ
    らに、 再送信されて来たプリントデータに含まれる前記特定の
    処理を指定する情報を使用者の指示により変更する処理
    変更手段を設けた画像形成装置。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の画像形成装置におい
    て、前記ネットワーク上には請求項2又は3に記載のプ
    リンタサーバおよび1以上の他の画像形成装置が接続さ
    れており、さらに、 送信されてきた他の画像形成装置により画像形成された
    プリントデータにより指定される特定の処理を自己の画
    像形成装置で行えない場合に、使用者に当該特定の処理
    の変更を要求する処理変更要求手段を有する画像形成装
    置。
  8. 【請求項8】 ネットワーク上においてクライアント装
    置が送信したプリントデータを受け付けるプリンタサー
    バ装置と、当該プリンタサーバ装置の指示に従って前記
    プリントデータに関する画像形成を行う画像形成装置と
    からなるプリントシステムであって、 前記プリンタサーバ装置は、 前記画像形成装置により画像形成された後のプリントデ
    ータを蓄積するプリントデータ蓄積手段と、 前記画像形成装置からの要求に応じて、前記プリントデ
    ータ蓄積手段に蓄積されたプリントデータを当該画像形
    成装置に送信する再プリントデータ送信手段を有し、 前記画像形成装置は、 使用者の指示を受け付けて、前記プリンタサーバ装置に
    対して既に画像形成を行ったプリントデータの再送信を
    要求する再送信要求手段を有するプリントシステム。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載のプリントシステムにお
    いて前記再送信要求手段は、 プリントデータの画像形成履歴を記憶する画像形成履歴
    記憶手段と、 記憶したプリントデータの画像形成履歴を表示する画像
    形成履歴表示手段と、 使用者の指示により表示されたプリントデータの画像形
    成履歴から1以上のプリントデータを選択する選択手段
    と、 前記プリンタサーバ装置に対して選択されたプリントデ
    ータの再送信を要求する要求手段と、 よりなるプリントシステム。
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