JPH11231909A - 協調作業支援装置 - Google Patents

協調作業支援装置

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JPH11231909A
JPH11231909A JP3252098A JP3252098A JPH11231909A JP H11231909 A JPH11231909 A JP H11231909A JP 3252098 A JP3252098 A JP 3252098A JP 3252098 A JP3252098 A JP 3252098A JP H11231909 A JPH11231909 A JP H11231909A
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JP3252098A
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Masahiro Imase
正博 今瀬
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Mitsubishi Electric Corp
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

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  • Testing And Monitoring For Control Systems (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 中央制御室と現場との間で協調して保守・調
整などの作業をする場合、ヒューマンエラーを防止して
確実に、効率的に実施する。 【解決手段】 協調作業対象の各機器毎にバーコード2
0を貼り付けておき、また、作業順序、作業項目、作業
対象機器、作業場所等の作業内容に関する情報を手順書
(チェックリスト)としてデータベースを作成してお
き、このデータベースから手順書30を計算機15と携
帯端末18の表示装置で表示すると共に、作業対象機器
のバーコード20をバーコードリーダ19で読み取り無
線基地局17からLAN16を介して計算機15へ伝送
し、手順書の当該機器の表示を反転表示して現在の作業
対象機器を明確にする。また、作業が完了すれば「作業
完了」を入力して携帯端末18と計算機15の両者で表
示し進捗状況が把握できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、原子力・火力発
電プラント等の各種プラントにおいて、中央制御室でプ
ラントが集中管理されていて、現場での保守作業・動作
確認作業等を実施する場合、中央制御室と分散した各現
場との間で互いに情報を交換して協調して作業を進める
よう支援する協調作業支援装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、特開平05―217091号公報
に示す「プラント情報表示システム及びそのポータブル
現場端末装置」がある。図1はこの公報の装置の構成を
示す図である。
【0003】動作について説明する。ホストコンピュー
タ5は、プロセス計算機2によりプロセス部1から収集
されて中央制御室3内に表示されるプラントデータをリ
アルタイムに収集すると共に、プロセスデータベース
4、設備データベース5Dの各データベースには、プロ
セスデータ、プラントの機器配置、機器外観等の画像情
報、及び機器検索ルールなどを保存する。
【0004】一方、プラントの現場における作業員は、
ポータブル現場端末装置6によって現場からホストコン
ピュータ5と無線交信し、中央制御室3にて表示中のデ
ータを、または、現場の機器情報を参照可能とする。こ
の現場機器の情報には映像情報、機器情報、メンテナン
ス情報を含む。また、データベース4、5Dを使用して
の現場機器の検索機能も、ポータブル端末装置6により
現場から可能としている。
【発明が解決しようとする課題】従来の「プラント情報
表示システム及びそのポータブル現場端末装置」は、現
場作業において、中央制御室で管理された各種情報の参
照を可能とするが、単なる情報表示のみであり、中央制
御室と現場で平行作業を行う際に情報を相互交換し、協
調作業を支援して全体作業の効率化を図ることができ
ず、また、作業を行う場合のヒューマンエラーに対して
の対策は無く、ヒューマンエラーの防止ができないとい
う問題点があった。
【0005】この発明は、上記のような課題を解決する
ためになされたものであり、中央制御室と現場で双方向
に情報を伝送し、中央制御室と現場で平行作業を行うよ
うなケースや、作業に先後関係(作業順序)があるケー
ス、また、両方のケースが混在した複雑なタスクの場合
に、作業の進行状況の管理データを中央制御室と現場で
共有し、作業可否等の支援情報を提供することにより、
作業を確実化、効率化するよう支援することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】(1)この発明に係わる
協調作業支援装置は、制御室の計算機と現場の携帯端末
との両者間を通信手段で接続し、上記制御室と現場間で
協調して作業を実施するに必要な情報を上記計算機と携
帯端末の両者で相互に授受して表示し、協調作業を支援
する協調作業支援装置において、作業順序、作業項目、
作業対象機器、作業場所等の作業内容に関する情報を作
業手順書としてデータベースにしておき、協調作業実施
の際、上記データベースから実施する作業に関連する作
業手順書を表示すると共に、作業の進捗に応じて作業項
目に対応した「完了」「未完」等の進捗状況を入力して
表示し、協調作業を支援するようにしたものである。
【0007】(2)また、上記(1)において、作業手
順書の作業項目、作業対象機器等を指定してその指定の
作業内容を確認しうるようにすると共に、指定した作業
内容の作業が正しい作業順序で行われる作業か否かをチ
ェックし、間違いであると作業実施不可の通報を行うよ
うにしたものである。
【0008】(3)また、上記(1)または(3)にお
いて、予め協調作業対象の各機器毎に機器を認識するた
めの識別コードを付与する共に、携帯端末には上記識別
コードを読み取るコードリーダーを設け、協調作業を実
施する際は、上記コードリーダーで作業対象の機器の識
別コードを読み取り作業手順書の対応箇所を強調表示さ
せ、誤作業を防止するようにしたものである。
【0009】(4)また、上記(1)〜(3)のいずれ
か1項において、データベースに作業対象機器の「開」
「閉」等の基準の機器状態を記録しておき、この基準の
機器状態と協調作業による実際の機器状態とを比較し、
両者の機器状態が異なると通報するようにしたものであ
る。
【0010】(5)また、上記(1)〜(4)のいずれ
か1項において、予め協調作業対象機器の現場写真の情
報をデータベースとしておき、上記データベースの情報
から作業対象機器の現場写真を表示させその作業対象の
機器を確認しうるようにしたものである。
【0011】(6)また、上記(1)〜(5)のいずれ
か1項において、協調作業を実施している作業者名を入
力して、実施中の作業項目と作業者名とを表示し、個人
の作業管理をしうるようにしたものである。
【0012】(7)また、上記(1)〜(6)のいずれ
か1項において、予め協調作業を行う場所の地図の情報
をデータベースとしておき、上記データベースの情報か
ら作業手順書に基づいた現在の作業場所と次の作業場所
とを示す地図を表示、または、次の作業場所のみを示す
地図を表示するようにしたものである。
【0013】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1に本発明に係
わる協調作業支援装置の全体構成を示す。図において、
10は中央制御室、11は大型表示装置、12はプラン
トを運転する運転コンソール、13はCRT、液晶パネ
ルなどの表示装置、14,15はそれぞれ運転コンソー
ル12と大型表示装置11へ情報を提供する計算機、1
6はプラント内の情報通信LAN、17は無線通信のた
めのアクセスポイント(事業所用PHSの基地局、無線
LANのアクセスポイントなど)である。
【0014】18は現場用の携帯端末、19はバーコー
ドリーダ、20は現場の各種機器や現場の操作器(操作
スイッチ)等に貼り付けられたバーコード、30は手順
書(またはチェックリスト)で、作業順序、作業項目、
作業対象機器、作業内容、作業の完了・未完等の進捗状
態などの協調作業を行うための作業内容に関する情報で
ある。なお、これらの情報はデータベースとして計算機
14,15等に格納されている。40は作業対象の現場
である。
【0015】次に動作につき説明する。現場作業員は、
携帯端末18により各種作業支援情報を参照でき、計算
機14,15から記録された各種のプラントデータ(オ
ンラインのプラント情報、オフラインのプラント設計図
書など)や各種作業支援情報を無線で伝送させ参照す
る。また、同様に携帯端末8で入力した情報を伝送して
中央制御室の大型表示装置1、およびCRT13などの
表示装置に表示する。
【0016】図2は手順書の画面表示例を示すものであ
る。図に示すように、手順書30は、作業順序を示す番
号(No.)31、手順32、操作場所(作業場所)3
3、実施状況34から構成されている。
【0017】中央制御室操作と現場操作が輻輳する時、
全体の作業手順を図示するように中央制御室10の表示
装置11,13で表示すると共に、現場端末18にも併
せて表示し、全体の作業状況を共有できるようにする。
ここで中央制御室、現場各々で操作を完了した時には、
各々「実施状況」欄に「操作完了」を入力することで、
共通の作業手順書にその状況が記載される。
【0018】このように中央制御室、現場各々の作業状
況進捗状況を共有することで、各々の作業が実施可能か
どうか、例えば、手順3までの現場操作が終了している
のを確認することで、中央制御室で手順Nが可能になる
などの判断を行うことができる。
【0019】以上のように、この実施の形態1は、機器
操作や確認作業等が輻輳する作業であっても、全体の作
業シーケンスを手順書(チェックリスト)の形態で表示
し、且つ、中央制御室、現場各々から入力される作業進
捗状況のデータを一元的に記録し、これらを併せて中央
制御室及び現場に提供することで、効率的で確実な協調
作業ができ、作業を確実化、迅速化することができる。
【0020】実施の形態2.図3に実施の形態2の手順
書の表示画面例を示す。実施の形態2では、実施の形態
1のように中央制御室・現場双方の作業情報が中央制御
室の計算機で一元的に管理するようし、更に、次の作業
ステップの操作(作業)が可能かどうかをガイドする機
能を実現するものである。
【0021】例えば、図3では、手順3が終了していな
いため、手順Nは「作業不可」というガイドを出力した
例である。また、操作対象選択時にチェックを行い、手
順が違っておればエラーメッセージ4を出力する。操作
対象の選択は、例えば手順Nをカーソル等で指示する
と、手順3の作業が完了していないので、「現場作業項
目3が完了していません」のエラーメッセージ35が表
示される。また、音声により伝達したり、外部信号とし
て必要な遠隔場所へエラーメッセージ信号を送出したり
してもよい。
【0022】なお、現場端末(または中央制御室)で手
順3が選択されたとき、現場端末、中央制御室とも手順
3の項目が反転表示(または他の強調表示)して現在作
業している作業項目を明示し、作業の進捗状況をより把
握するようにしてもよい。このようにすれば、手順Nを
選択することが少なくなり、手順Nによる選択エラーメ
ッセージの送出機会も減少できる。また、手順3の選択
は、実施の形態3で後述するバーコードで入力するよう
にしてもよい。なお、実施の形態1においても、上記の
反転表示や、バーコード入力を適用することができる。
【0023】このように作業間に前後関係の制約条件が
ある場合(例えば現場におけるある作業が終了しなけれ
ば、中央制御室における次の作業が実施できない場合な
ど)、現場あるいは中央制御室における作業進捗状況か
ら計算機が作業可否を判断して、次の作業の実施可否に
関する支援情報を提供する。
【0024】以上のようにこの実施の形態2は、中央制
御室と各現場において作業の手順が前後することによる
ヒューマンエラーが防止できる。
【0025】実施の形態3.図4に実施の形態4の手順
書の表示例を示し、実施の形態1,2の手順書とは異な
るフォーマットの例である。本実施の形態では作業を実
施する際、操作手順毎にバーコードを適用して、手順に
そった機器を確実に選択し、操作対象の選択ミス(操作
器の選択ミス、現場の弁などの選択ミス等)を防止する
ものである。
【0026】図1で図示したように、バーコード20は
予め各種機器や現場の操作器(操作スイッチ)等に貼り
付けておく。そして携帯端末18のバーコードリーダ1
9でバーコード20を読み取ることにより入力される。
例えば、図4の弁2V5252Vのバーコードを入力す
るとその表示が反転される。そして「開」「閉」などの
弁の状態を入力して、基準状態の弁の状態を参照するこ
とによりチェックを行う。これにより遠隔場所における
作業の実施状況をより確実、迅速に表示して把握すると
共に、計算機にも確実・迅速に入力できる。
【0027】「開」「閉」の入力は作業者が直接入力し
てもよく。また、開と閉の両バーコードを用意してい
て、バーコードリーダにより開または閉を読み取ること
で入力することができる。なお、弁を識別するバーコー
ドとは別に、弁が開閉した場合に開閉のバーコードが弁
の一部に表れるなバーコードを張り付けておき、これを
読み取ることにより更に入力ミスが低減できる。
【0028】以上のように、この実施の形態3は、現場
作業において数多くの弁の開閉状態を変更したりチェッ
クし、また、多数の機器の状態をチェックする場合のよ
うに、現場機器の識別ミスが発生しやすい作業に関して
は、手順書に沿った作業進捗状況の入力手段としてバー
コードによる対象機器の照合を行ない、この照合をしな
ければデータ入力が行えないようにしたので、現場機器
の選択ミス防止を図ることができる。
【0029】なお、上記では対象作業を反転表示した
が、フリッカ表示や色別表示してもよく、要するに強調
表示すればよい。
【0030】実施の形態4.図5に実施の形態5の手順
書の表示画面の例を示す。本実施の形態では、現場作業
が、現場の弁のラインナップのチェックなどの機器の状
態確認の時に、本来あるべき状態のデータを基準データ
として操作手順毎(対象機器毎)にデータベース化して
おき、これと入力された操作状態を照合することで、現
場における確認ミスを軽減する。
【0031】図5において、反転表示した弁「2V−5
252A」の機器状態(弁状態)の基準が「開」であ
り、実際の弁状態として「閉」を入力すると、図示のよ
うなエラーメッセージ「弁の状態が一致しません。よろ
しいですか?」が通報され「はい」「いいえ」を選択す
る。
【0032】以上のようにこの実施の形態4は、実際の
機器状態と基準の機器状態とを比較し、その比較結果が
合致しないと通報するようにしたので、より確実なチェ
ックを行うことができ作業の確実化が図れる。
【0033】実施の形態5.図6にこの実施の形態5の
現場写真の表示例を示す。図6では、現場作業時に、操
作対象を視覚的に早期に認識して作業効率化を図るた
め、作業手順書の順番と対応させて現場の写真を表示す
る機能を現場携帯端末に持たせたものである。
【0034】特に作業対象とする現場機器を特定するこ
とが負担となる場合、例えば、数多くの現場手動弁の状
態を確認する場合などにおいて、数多くある現場の弁か
ら、所定のものを特定するのが負担となる場合、作業手
順書と関連づけて該当する機器の現場写真を提示し、視
覚的に対象を特定することで、作業対象の特定を支援す
るものである。
【0035】予め作業対象の現場写真の情報をデータベ
ースとして作成しておき、現場作業をする際は、作業対
象の手順書を画面に表示させる。図5は手順書から作業
現場の地図(地図の表示に関しては後述する)を表示さ
せた状態から「現場写真」釦をクリックして対応する弁
の現場写真を表示させたものである。
【0036】以上のようにこの実施の形態5は、操作対
象機器や機器状態を確認する機器の識別をより迅速、確
実にすることができる。
【0037】なお、現場写真のデータベースは、計算機
に持たせて必要に応じて携帯端末18が必要な現場写真
を伝送させて表示する。また、このデータベースをCD
−ROM等で携帯端末に持たせてもよく。また、計算機
と携帯端末の両者に持たせてもよい。
【0038】実施の形態6.図7は実施の形態6の手順
書に基づく作業者毎の作業実施状況の表示例を示す図
で、原子炉補給水系の作業であれば右から左へ1行目か
ら2行目へと作業を進める場合を示し、図2の手順書の
No.1,2,3,・・・の順に表示される。そして、
原子炉補給水系と化学体積制御系とは作業順序は独立し
ている。図7では複数個の現場作業に対しこれらの各作
業を別々の人が作業を行う場合に特に有用であり、中央
制御室と各現場で同様に情報を共有し、作業進捗管理が
できるようにするものである。
【0039】図5のように、手順書に基づいてチェック
する作業対象の弁を表示させ、その表示された弁の内、
どの弁を誰が確認作業をしているかを氏名毎に色別表示
する。このように作業者毎に作業の状況を一元的に表示
することで、実施状況をチェックすることができる。
【0040】以上のようにこの実施の形態6は、現場作
業が複数人数で分散した作業を行う場合、各作業者の遠
隔場所における進捗状況を、作業担当者毎に色替えなど
の識別手段により表示し、作業担当者個人毎の作業進捗
管理を可能とする。
【0041】なお、図7では各作業者を色別表示した
が、直接、名前を弁の表示位置に表示するようにしても
よく。また、識別できれば他の表示方法でもよい。ま
た、一つの作業を複数の作業員で行う場合は、例えば、
図7右下の「宮地」の表示を「宮地、山田」等とする。
【0042】以上のようにこの実施の形態6は、作業項
目とその作業者名とを表示するようにしたので、個人毎
の作業管理を行うことができる。
【0043】実施の形態7.図8に実施の形態7の作業
現場の地図を表示した画面の例を示す。図8では、現場
作業を作業手順に沿って進めていく場合に、次の作業場
所への移動を容易とするため、作業対象の地図を表示
し、現在の作業場所と、手順書にそって次の移動先の作
業場所を併せて示すものである。これにより作業手順に
沿って必要な場所へ移動するのが容易となり、作業の効
率化を図ることができる。
【0044】予め作業現場の地図情報をデータベースと
して作成しておき、手順書表示の状態から地図表示を指
令すると、図示のような地図を表示すると共に、現在位
置(座標表示でE13)と移動先位置(E15)とを表
示する。このようにして作業対象とする現場作業位置ま
での移動が時間的な制約となる場合、建物内が複雑で作
業場所が分かり難い場合、作業者が新人などでその場所
の作業が未経験の場合などは特に有効である。
【0045】地図情報のデータベースとしては、ある作
業項目から次の作業項目への移動経路をあらかじめデー
タベースとして準備しておくと効率的なデータベースを
構築することができる。
【0046】また、地図情報のデータベースは、計算機
5に持たせて携帯端末18が必要な地図情報を伝送させ
て表示する。なお、このデータベースをCD−ROM等
で携帯端末に持たせてもよく。また、計算機と携帯端末
の両者に持たせてもよい。
【0047】また、図8では「現在位置」と「移動先位
置」とを示したが、この両位置が1階と2階のようにフ
ロアーが違ったり、場所が離れていて1枚の地図で表示
し難い場合には、複数のウインドウにして表示してもよ
い。また、地図は平面図でなく正面や側面の断面図で示
してもよい。また、現在位置と次の移動先位置との経路
(道順)を線で表示して、移動をより容易にしてもよ
い。また、現在位置がよく分かっている場合には、移動
先位置のみ表示するようにしてもよい。従って、この発
明の実施の形態では少なくとも移動先位置は表示する。
【0048】以上のようにこの実施の形態7は、現在の
作業場所と次の作業場所(または次の作業場所のみ)を
表示するようにしたので、作業者の移動を容易にし、ま
た、間違って移動先へ行くことがなく、作業の効率化が
図れる。
【0049】実施の形態8.実施の形態3では作業対象
機器にバーコードを付与してバーコードリーダで読み取
るようにしたが、バーコード以外の識別コードを用いて
もよい。また、文字情報を識別コードとしてもよい。文
字情報を識別コードとする場合は、例えば、弁の名称、
弁番号などを文字情報としてキャラクタリーダ(文字読
取器)で読み取るようにしてもよい。
【0050】また、バーコード等の識別コードを全ての
作業対象機器に付与せず、重要度の高い機器や間違いや
すい機器等に付与してもよい。
【0051】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、制御室
と現場との間で協調作業を行う場合、作業手順書に基づ
いて作業進捗状況等の作業管理情報を共有化したので、
作業をエラーなく高い信頼性で実施でき、また効率的に
実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による協調作業支援
装置の構成図である。
【図2】 この発明の実施の形態1による手順書の表示
画面の図である。
【図3】 この発明の実施の形態2による手順書とエラ
ーメッセージの表示画面の図である。
【図4】 この発明の実施の形態3による手順書でバー
コード利用した場合の表示画面の図である。
【図5】 この発明の実施の形態4による手順書で基準
の機器状態と実際の機器状態とを比較する表示画面の図
である。
【図6】 この発明の実施の形態5による現場写真を表
示した画面の図である。
【図7】 この発明の実施の形態6による作業内容と作
業者名とを表示した画面の図である。
【図8】 この発明の実施の形態7による作業現場の地
図の表示画面の図である。
【図9】 従来の協調作業支援装置の構成図である。
【符号の説明】
10 中央制御室 11 大型表示
装置 12 運転コンソール 13 CRT 14,15 計算機 16 LAN 17 無線基地局 18 携帯端末 19 バーコードリーダ 20 バーコー
ド 30 手順書(作業手順書) 40 現場
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04B 7/26 G21C 17/00 X H04L 12/28 H04B 7/26 K H04Q 9/00 321 H04L 11/00 310Z

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御室の計算機と現場の携帯端末との両
    者間を通信手段で接続し、上記制御室と現場間で協調し
    て作業を実施するに必要な情報を上記計算機と携帯端末
    の両者で相互に授受して表示し、協調作業を支援する協
    調作業支援装置において、作業順序、作業項目、作業対
    象機器、作業場所等の作業内容に関する情報を作業手順
    書としてデータベースにしておき、協調作業実施の際、
    上記データベースから実施する作業に関連する作業手順
    書を表示すると共に、作業の進捗に応じて作業項目に対
    応した「完了」「未完」等の進捗状況を入力して表示
    し、協調作業を支援するようにしたことを特徴とする協
    調作業支援装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の協調作業支援装置にお
    いて、作業手順書の作業項目、作業対象機器等を指定し
    てその指定の作業内容を確認しうるようにすると共に、
    指定した作業内容の作業が正しい作業順序で行われる作
    業か否かをチェックし、間違いであると作業実施不可の
    通報を行うようにしたことを特徴とする協調作業支援装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の協調作
    業支援装置おいて、予め協調作業対象の各機器毎に機器
    を認識するための識別コードを付与する共に、携帯端末
    には上記識別コードを読み取るコードリーダーを設け、
    協調作業を実施する際は、上記コードリーダーで作業対
    象の機器の識別コードを読み取り作業手順書の対応箇所
    を強調表示させ、誤作業を防止するようにしたことを特
    徴とする協調作業支援装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1項に記載の協
    調作業支援装置において、データベースに作業対象機器
    の「開」「閉」等の基準の機器状態を記録しておき、こ
    の基準の機器状態と協調作業による実際の機器状態とを
    比較し、両者の機器状態が異なると通報するようにした
    ことを特徴とする協調作業支援装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか1項に記載の協
    調作業支援装置において、予め協調作業対象機器の現場
    写真の情報をデータベースとしておき、上記データベー
    スの情報から作業対象機器の現場写真を表示させその作
    業対象の機器を確認しうるようにしたことを特徴とする
    協調作業支援装置。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれか1項に記載の協
    調作業支援装置において、協調作業を実施している作業
    者名を入力して、実施中の作業項目と作業者名とを表示
    し、個人の作業管理をしうるようにしたことを特徴とす
    る協調作業支援装置。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれか1項に記載の協
    調作業支援装置において、予め協調作業を行う場所の地
    図の情報をデータベースとしておき、上記データベース
    の情報から作業手順書に基づいた現在の作業場所と次の
    作業場所とを示す地図を表示、または、次の作業場所の
    みを示す地図を表示するようにしたことを特徴とする協
    調作業支援装置。
JP3252098A 1998-02-16 1998-02-16 協調作業支援装置 Pending JPH11231909A (ja)

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ID=12361248

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