JP2001188608A - 位置認識装置及びこの位置認識装置を備えた測定装置並びに測定システム - Google Patents

位置認識装置及びこの位置認識装置を備えた測定装置並びに測定システム

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JP2001188608A JP37443899A JP37443899A JP2001188608A JP 2001188608 A JP2001188608 A JP 2001188608A JP 37443899 A JP37443899 A JP 37443899A JP 37443899 A JP37443899 A JP 37443899A JP 2001188608 A JP2001188608 A JP 2001188608A
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16TSTEAM TRAPS OR LIKE APPARATUS FOR DRAINING-OFF LIQUIDS FROM ENCLOSURES PREDOMINANTLY CONTAINING GASES OR VAPOURS
    • F16T1/00Steam traps or like apparatus for draining-off liquids from enclosures predominantly containing gases or vapours, e.g. gas lines, steam lines, containers
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エリア内における自己の現在位置を直観的に
把握する。 【解決手段】 表示部24の画面上に、エリアの見取図
4を表示すると共に、この見取図4上に、各トラップに
それぞれ対応する表示子45、45、・・・を表示す
る。エリア内に配置された各トラップには、それぞれを
特定するための個別の識別データを有するバーコードが
付されており、いずれかのトラップに付されたバーコー
ドを読み取ると、そのトラップに対応する表示子45に
マーク46が付される。これにより、エリア内における
そのトラップの配置場所を表示画面上で認識でき、ひい
ては自己の現在位置を直観的に把握できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばプラントや
工場等の比較的に広い領域において、作業者等が自己の
現在位置を認識するのに利用可能な位置認識装置、及び
この位置認識装置を備えた測定装置、並びにこの測定装
置を統合的に管理運用する測定システムに関する。
【0002】
【従来の技術】上記のように比較的に広い領域に展開さ
れるプラントとして、例えば、蒸気プラントがある。こ
のような蒸気プラントにおいては、一般に、配管系に滞
留したドレインを自動的に排出するためのスチームトラ
ップが、数多く設けられる。このスチームトラップに、
例えば蒸気漏れ等の異常が発生すると、プラント全体の
生産効率が低下する。従って、各スチームトラップが正
常に動作しているか否かを、例えば定期的に測定し、か
つその結果を統合的に管理することが、プラントの運営
上、非常に重要となる。
【0003】上記トラップの測定には、通常、携帯型の
測定装置が用いられる。即ち、作業者がこの測定装置を
持って実際に各トラップの配置場所まで足を運び、各ト
ラップの動作状況、例えば蒸気漏れの有無及び蒸気漏洩
量を測定する。この測定して得たデータは、一旦、測定
装置内のメモリに保存される。各トラップについての測
定を終えた後、測定装置を例えば中央管理室等に持ち帰
り、そこに設置されたホストコンピュータに、上記メモ
リ内に保存された測定データを転送する。そして、この
ホストコンピュータにより各測定データを一括的に集計
及び解析することにより、各トラップを統合的に管理す
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たように、蒸気プラントは広大であり、かつ多数のトラ
ップを備えているため、上記各トラップの測定及び管理
上、従来、次のような問題がある。
【0005】即ち、各トラップの動作状況を測定する
際、作業者は、プラント内のどの場所にどのようなトラ
ップが設けられているかを認識する必要がある。そこ
で、従来は、プラント内における各トラップの配置関係
を表わした配管図や見取図といった図面を用意し、これ
を持ち歩き参照しながら各トラップの測定を実施してい
た。しかし、このように図面を持ち歩き参照しながら測
定作業を実施するのは、作業効率上、極めて不利である
という問題がある。また、上記配管図や見取図のみで
は、作業者自身、現在プラント内のどの場所に位置する
のかを直観的に認識し難く、これも作業効率の悪化に繋
がる。更に、トラップの測定作業は、一人ではなく、複
数人で個別かつ同時に実施することが多く、このような
場合、或る作業者が既に測定し終えたトラップを他の作
業者が再度測定することもあり、作業の無駄が生じる。
これらの問題は、プラントの規模が大きいほど、顕著に
なる。また、このような測定作業は、プラントの運営者
以外の外部の業者に依頼することもあり、この場合、プ
ラント内のレイアウトに不慣れな人間がトラップの測定
作業を実施することになるため、上記問題が更に顕著に
なる。
【0006】そして、上記測定装置により測定して得た
データは、リアルタイムでホストコンピュータに転送さ
れるのではなく、一通り各トラップの測定作業を終えた
後に纏めて転送される。従って、中央管理室(ホストコ
ンピュータ)側において、各トラップに係る測定作業の
進行状況や測定結果等をリアルタイムに把握することが
できず、統合的な管理に限界がある、という問題があ
る。
【0007】そこで、本発明は、上記蒸気プラント等の
ような広い領域において自己の現在位置を容易に認識で
きる位置認識装置を提供すると共に、この位置認識装置
を用いることにより上記トラップ測定等における作業効
率の向上を図る測定装置及び測定システムを提供するこ
とを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ために、本発明は、所定の領域内に適宜配置されそれぞ
れ独自の識別データを有する複数の識別子から、上記各
識別データを個別に取り込む識別データ取込手段と、上
記識別データを含む各識別子に係る情報が記憶された第
1の記憶手段と、表示画面を有する表示手段と、上記表
示画面に上記所定の領域を表わす領域図を表示させると
共に、上記所定の領域内における上記各識別子の各配置
場所にそれぞれ対応する上記領域図上の各位置に、上記
各識別子にそれぞれ対応する表示子を表示させる第1の
表示制御手段と、を具備し、上記第1の表示制御手段
は、上記識別データ取込手段により上記各識別子のいず
れかの識別データを取り込んだとき、この取り込んで得
た識別データと上記第1の記憶手段に記憶されている情
報とを照合して、該取り込んで得た識別データに対応す
る識別子を特定し、その識別子に対応する表示子を、他
の表示子と異なる形態で表示するよう構成されたもので
ある。
【0009】なお、上記識別子としては、例えばバーコ
ードを用いることができる。この場合、上記識別データ
取込手段は、上記バーコードをレーザ光等により光学的
に読み取る所謂バーコード読取装置(リーダ)によって
構成できる。これ以外にも、例えば半導体メモリを内蔵
した小型チップ(「タグ」と呼ばれる場合もある。)
と、このチップのメモリ内に記憶されたデータを電磁波
により読み取る電波式データ読取装置とによって、上記
識別子と識別データ読取手段とを、それぞれ構成しても
よい。
【0010】本発明によれば、表示手段の表示画面上
に、所定の領域を表わす領域図が表示されている。そし
て、この領域図上に、各識別子をそれぞれ表わす各表示
子が、実際の各識別子の各配置場所に対応して表示され
ている。ここで、或る識別子の識別データを識別データ
取込手段により取り込むと、その識別データに係る識別
子を表わす表示子のみが、他の表示子と異なる表示形
態、例えば異なる色や模様、或いは記号等を付した状態
で、表示される。即ち、この1つだけ表示形態の異なる
表示子の示す領域図上の位置が、本発明の位置認識装置
を使用している者(具体的には、識別データ取込手段に
より上記或る識別子の識別データを取り込んだ者)の現
在位置を示す。従って、表示画面上の表示から、現在位
置を直観的に把握できる。なお、ここで言う領域図とし
ては、例えば上記所定の領域を平面的に見た間取図や見
取図、或いは立体(所謂3D)的に見た立体地図等があ
る。
【0011】本発明においては、外部から情報表示指令
が与えられたとき、上記識別データ取込手段により取り
込んで得た上記識別データに係る識別子の上記第1の記
憶手段に記憶されている情報の一部または全部を、例え
ば文字により上記表示画面に表示させる第2の表示制御
手段、を設けてもよい。
【0012】このようにすれば、現在位置(各識別子の
位置情報)のみならず、各識別子に係る他の情報をも、
本発明の位置認識装置の表示画面上で確認できる。
【0013】また、上記第1の表示制御手段は、外部か
ら与えられる表示寸法変更指令に応じて、換言すれば本
発明の位置認識装置を使用する者による指令に応じて、
上記表示画面に表示する領域図の寸法を任意に変更する
よう構成してもよい。
【0014】このようにすれば、本発明の位置認識装置
を使用する者の希望に応じて、その者の現在位置を、領
域全体からマクロ的に見たり、或いは或る範囲内に絞っ
て見たりすることができ、より容易に現在位置を把握で
きる。
【0015】更に、位置認識の対象となる領域が複数あ
る場合、これら各領域にそれぞれ対応する領域図を複数
用意する。そして、上記識別データ取込手段によりいず
れかの領域内のいずれかの識別子の識別データを取り込
んだとき、この取り込んで得た識別データに係る識別子
が実際に配置されている領域に対応する領域図を、上記
表示画面に表示させるよう、第1の表示制御手段を構成
する。
【0016】このようにすれば、本発明の位置認識装置
を使用する者が、いずれの領域に居ようとも、識別デー
タ取込手段によりいずれかの(例えばその者の近くにあ
る)識別子の識別データを取り込みさえすれば、その識
別子が配置されている領域(即ちその者の現在位置)に
対応する領域図が表示画面に表示される。そして、この
領域図上の上記識別データを取り込んだ識別子に対応す
る表示子が、他の表示子と異なる形態で表示される。
【0017】そして、上記本発明の位置認識装置は、測
定対象物の所定の物理量を測定する測定手段を備えた測
定装置にも、適用できる。この場合、測定対象物自体ま
たはその近傍に、上記識別子を設ける。
【0018】即ち、本発明の測定装置によれば、表示手
段の表示画面上に表示された領域図と各表示子により、
所定の領域内における各測定対象物の配置場所を確認で
きる。そして、上記識別データ取り込み手段により、い
ずれかの測定対象物、例えばこれから測定しようとする
対象物、に設けられた識別子の識別データを取り込め
ば、その測定対象物に対応する表示子のみが、他の表示
子とは異なる形態で表示される。従って、本発明の測定
装置を使用する者、即ち測定作業者自身の、現在位置を
直観的に把握できる。
【0019】また、本発明の測定装置は、上記各識別子
が、上記識別データとして、それぞれが設けられている
上記測定対象物に係るデータを有し、上記第1の記憶手
段に記憶されている情報に、上記測定対象物の上記所定
の物理量を正確に測定するのに必要なパラメータが含ま
れており、上記識別データ取込手段により上記各識別子
のいずれかの識別データを取り込んだとき、この取り込
んで得た識別データに対応する測定対象物のパラメータ
を上記第1の記憶手段から呼び出して上記測定手段に自
動的に設定する設定手段、を設けたものであってもよ
い。
【0020】なお、ここで言う上記識別データとしての
測定対象物に係るデータとは、測定対象物を特定するた
めのデータであって、例えば、測定対象物の型式や任意
の管理番号、或いは測定対象物の仕様や取り付け場所等
を表わす情報等、を言う。
【0021】即ち、上記識別データ取込手段によりいず
れかの識別子の識別データ、例えばこれから測定しよう
とする測定対象物に設けられている識別子の識別データ
を取り込むと、その測定対象物に対応するパラメータ、
具体的にはその測定対象物を正確に測定するために必要
なパラメータが、第1の記憶手段から呼び出される。そ
して、この呼び出されたパラメータは、設定手段によ
り、自動的に測定手段に設定される。即ち、ここで言う
識別子は、測定対象物の配置場所を認識するための所謂
一種の指標として機能する他に、測定対象物を正確に測
定するために必要なパラメータを自動的に設定するため
の所謂一種のトリガ手段として機能する。このようにす
れば、測定対象物を実際に測定する際に、その測定に必
要なパラメータを手動で入力する手間が省け、作業効率
が向上する。
【0022】更に、本発明の測定装置においては、上記
測定手段により上記測定対象物の所定の物理量を測定し
て得た測定データを、上記第1の記憶手段に記憶する第
1の記憶制御手段と、この第1の記憶制御手段により上
記第1の記憶手段に記憶した内容に基づいて、具体的に
は各測定対象物についてそれぞれの測定データが第1の
記憶手段に記憶されているか否かに基づいて、上記各測
定対象物がそれぞれ測定済みであるか否かを判断し、測
定済みの測定対象物に対応する表示子と、未測定の測定
対象物に対応する表示子とを、それぞれ異なる形態で表
示するよう構成された第3の表示制御手段と、を設けて
もよい。
【0023】この構成によれば、測定済みの測定対象物
を表わす表示子と、未測定の測定対象物を表わす表示子
とは、それぞれ異なる表示形態、例えば異なる色や模
様、或いは異なる記号を付した状態で、表示画面に表示
される。従って、これら各表示子の表示形態により、既
に測定済みの測定対象物と、未測定の測定対象物とを、
直観的に把握できる。
【0024】また、本発明では、上記測定手段により上
記測定対象物の所定の物理量を測定して得た測定データ
を、上記第1の記憶手段に記憶する第1の記憶制御手段
と、この第1の記憶制御手段により上記第1の記憶手段
に記憶した内容に基づいて、具体的には各測定対象物に
係る上記測定結果に基づいて、正常な測定対象物に対応
する表示子と、不良な測定対象物に対応する表示子と
を、それぞれ異なる形態で表示するよう構成された第4
の表示制御手段と、を設けてもよい。
【0025】即ち、この構成によれば、特に測定済みの
測定対象物について、正常な測定対象物に対応する表示
子と、不良な測定対象物に対応する表示子とが、それぞ
れ異なる表示形態、例えば異なる色や模様、或いは異な
る記号を付した状態で、表示画面に表示される。従っ
て、これら各表示子の表示形態から、各測定対象物の良
否判別を、直観的に認識できる。
【0026】そして、本発明の測定装置において、上記
測定手段により上記測定対象物の所定の物理量を測定し
て得た測定データを送信する第1の送信手段を設け、こ
の測定装置と、この測定装置から送信される上記測定デ
ータを受信する第1の受信手段を備えたホスト装置と、
を組み合わせることにより、測定システムを構成しても
よい。この場合、ホスト装置側に、上記各測定対象物に
係る情報が記憶された第2の記憶手段と、上記第1の受
信手段により受信して得た測定データを上記第2の記憶
手段に記憶する第2の記憶制御手段と、を設ける。
【0027】このように、測定装置とホスト装置とを組
み合わせて、測定装置により測定して得た測定データを
ホスト装置側に送信して記憶させれば、ホスト装置側に
おいて、各測定対象物に係る測定データ(測定結果)を
一括して集計及び解析等することができ、統合的な測定
対象物の管理を実現できる。なお、上記測定装置側の第
1の送信手段とホスト装置側の第1の受信手段との間で
行うデータ通信手段として、例えば遠隔通信可能な無線
通信手段或いは有線通信手段を用いれば、測定装置をホ
スト装置の近傍にまで移動させる必要はなくなり、より
柔軟性の高い統合的管理を実現できる。
【0028】また、上記本発明の測定装置において、上
記測定手段により上記測定対象物の所定の物理量を測定
して得た測定データを送信する第1の送信手段と、外部
から送られてくる更新データを受信する第2の受信手段
と、を設け、上記第1の記憶制御手段が、上記第2の受
信手段により受信して得た上記更新データをも上記第1
の記憶手段に記憶する状態に構成されたもの、を複数用
意し、これら各測定装置と、これら各測定装置から送信
される上記測定データを受信する第1の受信手段と、こ
の第1の受信手段により受信して得た測定データを上記
更新データとして上記各測定装置に送信する第2の送信
手段と、を備えた、ホスト装置と、を組み合わせること
により、測定システムを構成してもよい。
【0029】なお、ここで言う上記ホスト装置側の第2
の送信手段と測定装置側の第2の受信手段との間で送受
信する更新データについても、上記測定装置側の第1の
送信手段及びホスト装置側の第1の受信手段間で送受信
する測定データと同様、例えば遠隔通信可能な無線通信
手段或いは有線通信手段により送受信させれば、各測定
装置とホスト装置との間でのデータ通信の自由度が向上
し、より柔軟な統合的管理を実現できる。
【0030】この構成によれば、或る測定装置により或
る測定対象物を測定すると、その測定装置の表示画面上
の当該或る測定対象物に対応する表示子が、その測定結
果に応じた形態、具体的には測定済みを表わす形態、ま
たは正常若しくは不良を表わす形態で、表示される。こ
れと同時に、上記或る測定装置により上記或る測定対象
物を測定して得た測定データは、ホスト装置を経由し
て、他の各測定装置に送信される。そして、これら他の
各測定装置においても、上記或る測定装置と同様に、そ
れぞれの表示画面上の上記或る測定対象物に対応する表
示子が、上記或る測定装置による測定結果に応じた形態
で、表示される。即ち、本発明の測定システムによれ
ば、任意の測定装置により任意の測定対象物を測定して
得た測定結果が、他の測定装置にも反映される。従っ
て、例えば、複数の測定装置により、それぞれ異なる測
定対象物を同時に測定した場合でも、上述した従来技術
とは異なり、同一の測定対象物をそれぞれ異なる複数の
人間(測定者)が重複して測定するのを防止でき、作業
効率が向上する。
【0031】なお、本発明に係る測定装置または測定シ
ステムは、上述したスチームトラップのように配管系に
設けられるトラップ装置を測定対象物とするものに、適
用できる。即ち、トラップ装置は、比較的に大きいプラ
ントに数多く設けられるので、このようなトラップ装置
の動作状況を測定し管理する分野において、本発明は非
常に有効である。なお、このようにトラップ装置を測定
対象物とする場合には、上記領域図として、プラントの
配管図を用いることもできる。
【0032】
【発明の実施の形態】本発明を、例えば上述したスチー
ムトラップの動作状況を測定する測定装置、及びこの測
定装置による測定結果をホストコンピュータにより統合
的に管理する測定システムに、応用する場合の一実施の
形態について、図1から図16を参照して説明する。
【0033】本実施の形態に係る上記測定装置の外観
を、図2に示す。この装置は、スチームトラップに蒸気
漏れが生じると、その蒸気漏洩量に応じた大きさの超音
波振動がトラップ自体(筐体)に発生することを利用し
て、トラップの蒸気漏れの有無及び蒸気漏洩量を測定す
るもので、同図に示すように、概略棒状のプローブ1
と、概略偏平な箱状の装置本体2と、から成る。
【0034】プローブ1は、人間が片手で十分に握るこ
とのできる程度の大きさのもので、一端に丸棒状の検出
部11を有している。この検出部11は、その先端11
aを測定対象物である図示しないトラップの筐体表面に
押し当てることにより、上記蒸気漏れに伴ってトラップ
自体に発生する超音波振動を検出する振動検出器、を構
成する。この検出部11により検出して得た所謂振動検
出信号は、プローブ1内の他端寄りに内蔵された赤外線
送信部12に入力され、ここで一般に知られているIR
DA(InfraRed Data Association)規格に基づく赤外
線信号に変換されて、装置本体2側に送信される。
【0035】一方、装置本体2は、概ね掌サイズのもの
で、内部に、上記プローブ1側から送られてくる赤外線
信号を受信するための受信部21を有している。この装
置本体2の電気的な構成を、図3の一点鎖線2内に示
す。同図に示すように、装置本体2は、上記受信部21
により受信して得た振動検出信号(厳密には、この信号
をディジタル化して得た所謂振動検出データ)が入力さ
れるCPU(中央演算処理装置)22を有している。こ
のCPU22は、上記振動検出信号と蒸気漏洩量との相
関関係に基づいて、トラップに蒸気漏れが生じていない
かどうか、及び蒸気漏れが生じている場合にはその漏洩
量はどれくらいか、を導出する。そして、CPU22
は、この導出して得た測定結果を、例えば半導体メモリ
構成の記憶部23に記憶すると共に、液晶パネル構成の
表示部24に表示する。ここで言う記憶部23が、特許
請求の範囲に記載の第1の記憶手段に対応し、CPU2
2が、特許請求の範囲に記載の第1の記憶制御手段に対
応する。これと同時に、CPU22は、入出力インター
フェース部(以下、I/O部と言う)25を介して、上
記測定結果を、データ入出力端子26から外部に出力す
る。このデータ入出力端子26には、後述する無線送受
信機3を接続することができる。
【0036】なお、上記振動検出信号と蒸気漏洩量との
相関関係に係る所謂相関データは、記憶部23内に予め
記憶されている。ただし、この相関データは、トラップ
の種類(動作原理)や用途、蒸気圧力、蒸気温度等によ
って、それぞれ異なる。従って、CPU22が、上記振
動検出信号からトラップの蒸気漏れの有無及び蒸気漏洩
量を正確に導出するには、実際の測定対象であるトラッ
プに対応する相関データに基づいて上記振動検出信号を
処理する必要がある。これを実現するために、上記記憶
部23内には、様々なトラップに応じた複数の相関デー
タが、各トラップの仕様毎、例えばトラップの型式や任
意の管理番号毎に、記憶されている。そして、これら各
相関データのうち、測定対象となるトラップに対応する
ものを、操作部27の操作により例えばそのトラップの
型名や上記管理番号等を入力することにより設定する。
このような所謂測定用パラメータの設定をすることによ
って初めて、正確なトラップ測定を実現できる。なお、
後述するが、本実施の形態においては、プローブ1から
上記振動検出信号とは別に識別データ(厳密には、上記
IRDA規格に基づく赤外線信号に変換された識別デー
タ)が送られてきた場合にも、この識別データに応じ
て、上記パラメータ設定が成される。
【0037】上記表示部24を構成する液晶パネルは、
例えば一般に知られているグラフィック表示が可能なド
ットマトリクス型のもので、図2に示すように、装置本
体2の前面上方部に設けられている。また、この液晶パ
ネル24は、一般に知られているタッチディスプレイ機
能を備えており、その表示画面に、上記操作部27を構
成する各種操作子を形成することもできる。この表示画
面上に形成した操作子は、これを例えば硬質樹脂製のタ
ッチペン28の先端で押下することにより操作すること
ができる。そして、上記液晶パネル24の下方には、電
源スイッチ29と複数の押しボタンキー30、30、・
・・とが配置されている。各押しボタン各キー30、3
0、・・・は、上記液晶パネル24の画面上に形成され
る各操作子と共に、操作部27を構成する。
【0038】ところで、本実施の形態に係る測定装置
は、上記のようにトラップの蒸気漏れの有無及びその漏
洩量を測定するという本来の測定機能の他に、この測定
装置を使用する所謂測定者が自己の現在位置を認識する
ための位置認識機能をも有する。以下、この位置認識機
能について、詳しく説明する。
【0039】例えば、今、複数のエリア(例えば工場)
から成る蒸気プラントがあり、各エリア毎に複数のスチ
ームトラップが適宜配置されているとする。そして、各
トラップには、それぞれを特定するための個別の管理番
号(Trap No)が、例えばプラントの運営者により任意
に付与されているとする。更に、各トラップの筐体自体
またはその近傍には、それぞれ上記管理番号をバーコー
ド化したラベルが貼着されているとする。なお、ここで
言うバーコード、厳密にはこのバーコードの付されたラ
ベルが、特許請求の範囲に記載の識別子に対応する。
【0040】上記前提の下、本実施の形態に係る測定装
置は、上記バーコード(詳しくは、バーコード化された
情報)を読み取るための手段を、プローブ1に備えてい
る。即ち、図2において、プローブ1の長さ方向に沿っ
て検出部11と略並行に伸延する概略棒状のもの13
が、その先端(同図において上方側の細い部分)に図示
しないバーコード読み取りセンサを備えたバーコード読
取部である。なお、このバーコード読取部13は、その
他端側が、プローブ1の側面に結合されており、この結
合部13aを中心に、同図に矢印13bで示すように、
略180度回転できるよう構成されている。なお、ここ
で言うバーコード読取部13が、特許請求の範囲に記載
の識別データ取込手段に対応する。
【0041】上記バーコード読取部13によりバーコー
ドを読み取るには、まず、同図に示すように、このバー
コード読取部13の先端をプローブ1の先端側に向け
る。そして、プローブ1の側面に設けられたデータ読取
スイッチ14を押下しながら、バーコード読取部13の
先端によりバーコード表面を各バー(線)の並び方向に
沿って走査する。これにより、上記バーコードが読み取
られる。この読み取って得た上記管理番号等の情報は、
上述した識別データとして、赤外線送信部12に入力さ
れる。赤外線送信部12は、この識別データを、上述し
たIRDA規格に基づく赤外線信号に変換して、装置本
体2側に送信する。このバーコードの読み取りを終えた
後は、バーコード読取部13を反対側に向けて、同図に
点線13cで示すように、バーコード読取部13をプロ
ーブ1の側面に収納する。
【0042】また、本実施の形態の測定装置は、装置本
体2の記憶部23内に、予め、上記蒸気プラントに設け
られている全てのトラップについての詳細なデータ、例
えば各トラップが配置されているエリアの番号(Area N
o)や各トラップの種類(Trap Type)、型式(Mode
l)、製造会社(Manufacture)、用途(Applicatio
n)、蒸気圧力(Pressure)、重要度(Priority)、測
定結果(Result)等の様々なデータを、例えば図4に示
すように、上記管理番号を基準としてリスト状に、記憶
している。この記憶部23には、CPU22の一連の動
作を制御するための制御プログラムも記憶されている。
【0043】即ち、装置本体2の電源スイッチ29をO
Nすると、CPU22は、上記制御プログラムに従っ
て、自己診断を行い、この自己診断終了後、表示部24
の表示画面上に、例えば図5に示すような初期画面を表
示する。同図に示すように、この初期画面においては、
或る特定のエリア、例えばエリア番号が[1]番のエリ
アの、全体の平面見取図4が、表示される。この見取図
4としては、例えばエリアの境界線(例えば建物の壁等
の仕切り線)41やエリア内の通路42、42、・・
・、真空ポンプや加熱装置等の各種蒸気関連装置43、
43、・・・、蒸気配管44、44、・・・、及び各ト
ラップを表わす表示子45、45、・・・等が、表示さ
れる。
【0044】なお、上記見取図4を構成する各要素のう
ち、各トラップを表わす表示子45、45、・・・は、
上記記憶部23内に記憶されている各トラップに係る各
データと、それぞれリンクしている。具体的には、後述
するように、上記図4における「Result」欄のデータが
更新されると、このデータ更新されたトラップに対応す
る表示子45の表示形態が変化するよう構成(プログラ
ム)されている。また、いずれかの表示子45をタッチ
ペン28の先端でタッチ(クリック)すると、その表示
子45に対応するトラップの上記詳細データが記憶部2
3から呼び出されて表示部24上に表示されるようにも
構成されている。これを実現するために、上記見取図4
を構成する各要素のうち、各トラップを表わす表示子4
5、45、・・・と、それ以外の要素とは、それぞれ別
個のレイヤに表示される。そして、これら各レイヤを重
ねて表示することによって、各表示子45、45、・・
・とそれ以外の要素とを一体化した上記見取図4が構成
される。なお、上記各表示子45、45、・・・以外の
他の要素は、例えばCAD等の描画システムにより任意
に作成した図面や、スキャナ装置により任意に取り込ん
で得た画像等により、構成できる。この見取図4に係る
データもまた、予め記憶部23内に記憶されている。
【0045】CPU22は、上記見取図4の上方に、横
方向に細長い帯状のタイトル部5を表示し、このタイト
ル部5に、現在表示されている見取図4に対応するエリ
アの番号、ここでは「Area-001」という文字、を表示す
る。また、見取図4の下方に、上述した操作子として機
能する複数の、例えば10個の押しボタンキー50乃至
59を、横一列に表示する。これら各押しボタンキー5
0乃至59の各機能については、後で追々説明する。更
に、各押しボタンキー50乃至59の下方に、例えば
「Trap No」、「Trap Type」、「Place」及び「Resul
t」という各文字を2行2列に表示し、これら各文字の
各右方に、それぞれ横方向に細長い長方形の表示欄60
乃至63を表示する。
【0046】上記初期画面が表示されている状態におい
て、次に、上述したバーコード読取部13により、いず
れかのトラップ、例えばこれから実際に測定しようとす
るトラップ、に貼着されているバーコードを、読み取る
とする。これにより、そのトラップに係る管理番号を含
む識別データが、プローブ1側から装置本体2側に送信
され、CPU22に入力される。すると、CPU22
は、入力された識別データに対応するトラップの詳細デ
ータを、記憶部23から呼び出す。そして、この呼び出
したデータに基づいて、図1に示すように、そのトラッ
プが実際に配置されているエリア(同図においては上記
図5と同じエリア番号が「001」番のエリア)に対応
する見取図4を表示する。
【0047】更に、CPU22は、この見取図4内の各
表示子45、45、・・・のうち、上記これから測定し
ようとするトラップに対応するもの(例えば同図におい
て左寄りに位置するもの)にのみ、所定のマーク46を
付する。これにより、測定者は、これから測定しようと
するトラップがいずれのエリア内のいずれの場所に位置
するのかを直観的に把握できる。このことは、換言すれ
ば、測定者自身の現在位置を直観的に認識できることを
意味する。例えば、測定者が、プラント内で迷ったとき
等に、測定者の近傍にあるいずれかのトラップのバーコ
ードを読み取れば、自己の現在位置を直観的に把握する
こともできる。なお、ここで言うCPU22が、特許請
求の範囲に記載の第1の表示制御手段に対応する。
【0048】また、CPU22は、「Trap No」と記さ
れた表示欄60に、上記これから測定しようとするトラ
ップの管理番号(同図においては管理番号[3]番を表
わす「0003」という数字)を表示すると共に、「Tr
ap Type」と記された表示欄61に、そのトラップの型
式を表示する。そして、「Result」と記された表示欄6
2に、そのトラップの測定結果(同図においては未測定
を意味する「No Checked」というメッセージ)を表示
し、「Place」と記された表示欄63に、そのトラップ
の配置場所を文章により(この文章に係るデータも上記
図4のリストの一部として記憶部23内に記憶されてい
る)表示する。これら各表示欄60乃至63の表示内容
により、測定者は、これから測定しようとするトラップ
の管理番号、型式、そのトラップが未測定であるか否か
を含む測定結果、及び配置場所に係る情報を得ることが
できる。
【0049】これと同時に、CPU22は、上記識別デ
ータに基づいて、この識別データに対応するトラップ、
即ちこれから測定しようとするトラップに係る測定用パ
ラメータを記憶部23から呼び出して自動的に設定す
る。よって、上述したように操作部27の操作により当
該パラメータの設定を手動で行う必要はない。なお、こ
こで言うCPU22が、特許請求の範囲に記載の設定手
段に対応する。
【0050】ここで、上記見取図4の下方に表示された
各押しボタンキー50乃至59のうち、最も左側に位置
する「Prop」と記された押しボタンキー50を、タッチ
ペン28の先端で押下するとする。すると、CPU22
は、図6に示すように、表示画面上に、少し小さ目の窓
画面7を表示する。同図に示すように、この窓画面7
は、上方にタイトル部71を有し、このタイトル部71
に上記マーク46の付されたトラップの管理番号(同図
においては「0003」という数字)を表示する。そし
て、このタイトル部71の下方にある表示欄72に、そ
のトラップに係る詳細データの一部を上下方向に沿って
表示する。この表示欄72の右方には、上下の矢印ボタ
ン73、74が、上下に間隔を隔てて表示されており、
これら矢印ボタン73、74をタッチペン28の先端で
押下すると、表示欄72の表示が上下方向にスクロール
する。これにより、そのトラップに係る全ての詳細デー
タを参照できる。上記矢印ボタン73、74の間には、
スクロールバー75が表示されており、このスクロール
バー75の位置により、現在、上記トラップに係る全て
の詳細データのうち、いずれの部分が表示欄72に表示
されているのかを認識できる。なお、この窓画面7を表
示画面から消す(所謂閉じる)場合には、この窓画面7
の下方側にある「OK」ボタン76を押下する。これに
より、表示画面上から窓画面7が消えて、図1の状態に
戻る。
【0051】上記窓画面7は、タッチペン28の先端に
より上記マーク46の付された表示子45をタッチする
ことによっても、同様に表示される。また、マーク46
の付されていない他の表示子45、45、・・・をタッ
チした場合にも、上記窓画面7が表示される。この場
合、窓画面7には、そのタッチした表示子45に対応す
るトラップに係る詳細データが表示される。なお、この
ように窓画面7を表示させるために、タッチペン28の
先端により表示子45をタッチすること、及び上記「Pr
op」ボタン50を押下することが、特許請求の範囲に記
載の情報表示指令を与えることに対応し、これらの操作
に応じて上記窓画面7を表示させるCPU22が、特許
請求の範囲に記載の第2の表示制御手段に対応する。
【0052】上記各押しボタンキー50乃至59のう
ち、左から3番目と4番目とにそれぞれ位置する各ボタ
ンキー、具体的には左向きの二重矢印(<<)と右向きの
二重矢印(>>)とがそれぞれ記された各押しボタンキー
51、52は、表示画面に表示するエリアの見取図4を
切り替えるための所謂表示エリア切替ボタンである。即
ち、これらのボタン51、52を押下すると、図示しな
いが、表示画面上に表示する見取図4のエリアが切り替
わる。具体的には、右向きの二重矢印(>>)ボタン52
を押下すると、上記表示画面に表示される見取図4が、
例えばエリア番号[2]番のものに切り替わる。そし
て、この右向きの二重矢印(>>)ボタン52を押下する
毎に、エリア番号が[3]→[4]→[5]・・・とい
う具合に順次増える方向で、上記見取図4が順次切り替
わる。一方、左向きの二重矢印(<<)ボタン51を押下
すると、表示画面に表示される見取図4が、上記右向き
の二重矢印(>>)ボタン52を押下したときとは逆の順
に切り替わる。
【0053】なお、上記マーク46の付されたトラップ
が配置されたエリアとは異なるエリアの見取図4が、表
示画面上に表示されているときに、各押しボタンキー5
0乃至59のうち、左から2番目に位置するボタンキ
ー、具体的には「HOME」と記された押しボタンキー53
を押下するとする。すると、CPU22は、上記マーク
46の付されたトラップが配置されたエリアの見取図4
を再度表示し、換言すれば、画面の表示を上記各表示エ
リア切替ボタン(二重矢印ボタン)51、52が押下さ
れる前の状態に戻す。このことは、上記マーク46の付
されたトラップのバーコードを再度読み取った場合も、
同様である。
【0054】更に、上記各押しボタンキー50乃至59
のうち、左から5番目に位置するボタンキー、具体的に
は虫眼鏡を模擬した図柄の中央に「+」符号を付した図
柄が記された押しボタンキー(以下、これを画面拡大ボ
タンという。)54を押下すると、CPU22は、例え
ば図7に示すように、見取図4のうち上記マーク46の
付されたトラップの周囲を一部拡大表示する。これによ
り、上記図1のように見取図4の全領域を表示すると複
雑で見難い部分も、より詳細に見易くなる。
【0055】そして、上記図7のように見取図4を拡大
表示した画面において、各押しボタンキー50乃至59
のうち、右側4つの各押しボタンキー、具体的には左右
上下の矢印がそれぞれ記された各押しボタンキー(以
下、これらを画面移動ボタンという。)55乃至58を
押下すると、CPU22は、上記拡大表示した見取図4
の表示部分を、左右上下方向にそれぞれ移動させる。こ
れにより、上記マーク46の付されたトラップの周囲以
外の部分をも、より詳細に見ることができる。なお、こ
こで、上記「HOME」ボタン53を押下すると、CPU2
2は、上記マーク46の付されたトラップが配置された
部分を再度表示し直し、即ち図7の状態に戻る。そし
て、この図7の状態において、上記「Prop」ボタン50
を押下すると、CPU22は、上記と同様、上記マーク
46の付されたトラップに係る詳細データを表示するた
めの窓画面7を表示する。また、各表示エリア切替ボタ
ン51、52を押下した場合にも、上記と同様、CPU
22は、画面に表示する見取図4のエリアを切り替え
る。
【0056】上記図7の状態において、更に、上記画面
拡大ボタン54を押下すると、CPU22は、図8に示
すように、上記マーク46の付されたトラップの近辺を
更に拡大表示する。これにより、上記図1や図7の表示
画面では具体的に認識することのできない小さいバルブ
47やバイパス管48、或いは各機器43の型式43a
や各配管44の系統番号44a等も、詳細に認識できる
ようになる。なお、このように見取図4の一部を大きく
拡大表示した場合、各表示子45、45、・・・につい
ては、図8に示すように、そのトラップの種類に応じた
形状で表示してもよい。このようにすれば、各表示子4
5、45、・・・の各形状から、それぞれのトラップの
種類を直観的に把握できる。また、各表示子45、4
5、・・・それぞれの近傍、例えば下方に、各表示子4
5、45、・・・にそれぞれ対応するトラップの管理番
号49を表示してもよい。このようにすれば、表示画面
の下方にある表示欄60を参照しなくても、そのトラッ
プの管理番号49を即座に認識できる。なお、この図8
の画面においても、上記「Prop」ボタン50、各表示エ
リア切替ボタン51、52、及び各画面移動ボタン55
乃至58の各機能は、上記図7の画面のものと同様であ
る。
【0057】そして、上記各押しボタンキー50乃至5
9のうち、左から6番目に位置するキー、具体的には虫
眼鏡を模擬した図柄の中央に「−」符号を付した図柄が
記された押しボタンキー(以下、これを画面縮小ボタン
という。)59を押下すると、CPU22は、上記見取
図4の拡大表示を段階的に縮小表示する。例えば、図8
の状態において、この画面縮小ボタン59を押下する
と、CPU22は、見取図4を上記図7に示すように縮
小表示し、更にこの画面縮小ボタン59を押下すると、
上記図1に示すように見取図4を更に縮小表示する。
【0058】なお、図1に示すように、見取図4が全体
的に表示されている状態においては、CPU22は、上
記画面縮小ボタン59を操作不能とし、このキー59を
例えば一様な灰色で表わし、所謂グレー表示とする。ま
た、この図1の状態では、各画面移動ボタン55乃至5
8についても、同様に、それぞれを操作不能とし、グレ
ー表示とする。これとは反対に、上記図8に示すよう
に、見取図4が大きく拡大表示されている状態において
は、CPU22は、画面拡大ボタン54を操作不能と
し、グレー表示とする。なお、この画面拡大ボタン54
及び上記画面縮小ボタン59を押下することが、特許請
求の範囲に記載の表示寸法変更指令を与えることに対応
する。
【0059】次に、本実施の形態の測定装置により、実
際にトラップを測定するとする。即ち、これから測定し
ようとするトラップに付されたバーコードを読み取る。
すると、CPU22は、上述したように、そのバーコー
ドを読み取って得た情報(識別データ)に基づいて、測
定対象となるトラップに応じた測定用パラメータを自動
的に設定する。従って、測定者は、上記測定用パラメー
タを手動によりわざわざ設定する必要はなく、測定対象
であるトラップの筐体表面にプローブ1(検出部11)
の先端を押し当てるだけで、トラップ測定を実現でき
る。
【0060】トラップの測定結果は、上述したように記
憶部23内に記憶され、具体的には図4に示す「Resul
t」欄に記憶される。例えば、トラップが正常な場合に
は、測定結果として「Good」というデータが記憶され
る。一方、トラップが異常である場合には、測定結果と
して、その異常の内容に応じたデータ、例えば蒸気漏れ
が大きい場合には、図4における管理番号[11]番の
トラップのように「Leak/Large」というデータが記憶さ
れる。なお、未測定のトラップの「Result」欄には、予
め「No Checked」というデータが記憶されている。
【0061】CPU22は、上記測定が成されると、具
体的には上記「Result」欄に「No Checked」以外のデー
タが記憶されると、そのトラップに対応する表示子45
の表示形態を変更し、例えば図9に符号45a、45
a、・・・で示すように各表示子45、45、・・・を
塗りつぶす。従って、測定者は、各表示子45、45、
・・・がそれぞれ塗りつぶされているか否かにより、測
定済みのトラップと未測定のトラップとを直観的に把握
できる。なお、ここでは、測定済みのトラップに対応す
る表示子45を塗りつぶしたが、これとは反対に、未測
定のトラップに対応する表示子45を塗りつぶしてもよ
い。即ち、表示画面上で測定済みのトラップと未測定の
トラップとを判別できるのであれば、これらの表示形態
は特に制限されるものではない。ここで言うCPU22
が、特許請求の範囲に記載の第3の表示制御手段に対応
する。
【0062】更に、CPU22は、異常と判断したトラ
ップ、具体的には上記「Result」欄に「Good」または
「No Checked」以外のデータが記憶されたトラップにつ
いては、そのトラップに対応する表示子45に、例えば
図9に符号45bで示すような「×」印を付する。これ
により、測定者は、測定済みの各トラップのうち、正常
なものと異常なものとを、表示画面上で直観的に把握で
きる。なお、ここでは、異常なトラップに対応する表示
子45に「×」印を付したが、これとは反対に、正常な
トラップに対応する表示子45に例えば「○」印を付し
てもよい。即ち、各トラップの正否を表示画面上で判別
できるのであれば、これらの表示形態は特に制限される
ものではない。ここで言うCPU22が、特許請求の範
囲に記載の第4の表示制御手段に対応する。
【0063】ところで、上述したように、蒸気プラント
には数多くのトラップが設置されるので、これら各トラ
ップの測定は、通常、複数の測定者によりそれぞれ別個
かつ同時に行うことが多い。そこで、次に、本実施の形
態に係る上記測定装置を複数台用意し、これら各測定装
置により測定して得た各トラップの測定結果を、それぞ
れに共通のホストコンピュータに集約して、ここで一括
的に集計及び解析することにより、各トラップを統合的
に管理するシステムを、構築する場合について説明す
る。
【0064】本実施の形態においては、各測定装置によ
り測定して得た各測定結果を上記ホストコンピュータに
集約(即ち転送)するのに、無線通信技術を利用する。
また、本実施の形態では、各測定装置によりそれぞれ1
つのトラップについて測定を終える毎に、逐次、その測
定結果をホストコンピュータ側に転送することにより、
ホストコンピュータ側において各測定装置による測定状
況を略リアルタイムに把握できるようにする。更に、任
意の測定装置による測定結果がホストコンピュータ側に
転送されたとき、これをホストコンピュータ側から他の
測定装置に転送することによって、それぞれの測定装置
においても他の測定装置による測定結果を把握できるシ
ステムを構築する。
【0065】これを実現するために、各測定装置を使用
する際、それぞれの装置本体2の上方部にあるデータ入
出力端子26に、例えば図3に示すように、特定小電力
型の無線送受信機3を接続する。この無線送受信機3
が、特許請求の範囲に記載の第1の送信手段及び第2の
受信手段に対応する。一方、ホストコンピュータ側に
も、同様の無線送受信機を接続する。このホストコンピ
ュータ側の概略構成を、図10に示す。
【0066】ホストコンピュータ8は、同図に示すよう
に、内部にCPU81を有しており、このCPU81に
は、操作部82、表示部83、記憶部84及びI/O部
85が接続されている。このホストコンピュータ8は、
例えばパーソナルコンピュータにより構成でき、具体的
には、操作部82は、図示しないマウスとキーボードか
ら成り、表示部83は、例えばCRTディスプレイ装置
または液晶ディスプレイ装置から成り、記憶部84は、
例えば半導体メモリとハードディスク等の所謂外部記憶
装置とから成る。そして、I/O部85は、例えば一般
に知られているRS−232Cインターフェース規格に
基づくもので、このI/O部85に、データ入出力端子
86を介して特定小電力型の無線送受信機9が接続され
る。このホストコンピュータ8側の無線送受信機9が、
特許請求の範囲に記載の第1の受信手段及び第2の送信
手段に対応する。
【0067】ここで、上記のように無線送受信機3を備
えた測定装置が、複数(N)台用意されており、これら
各測定装置[n(n=1、2、・・・、N):nは各測
定装置それぞれの任意の装置番号]にそれぞれ共通の1
台のホストコンピュータ8が、例えば中央管理室に設置
されているとする。このシステムにおいて、例えば、
今、或る測定装置[m]によって或るトラップに係る測
定が終了すると、図11(a)に示すように、その或る
測定装置[m]からホストコンピュータ8に対して、そ
れぞれの無線送受信機3、9を通じて、通信要求信号が
送信される。
【0068】ホストコンピュータ8は、上記通信要求信
号を受信することにより、上記或る測定装置[m]がい
ずれかのトラップを測定し終えたことを認識する。そし
て、ホストコンピュータ8は、現在、他の測定装置[n
(n≠m)]との間で無線通信を行っていないことを条
件に、上記通信要求信号に対する応答として、測定装置
[m]に対し、要求応答信号を送信する。
【0069】測定装置[m]は、この要求応答信号を受
信することにより、ホストコンピュータ8との間でデー
タの送受信が可能となったことを認識する。そして、測
定装置[m]は、ホストコンピュータ8に対して、上記
或るトラップを測定して得た測定データを送信する。こ
れにより、ホストコンピュータ8は、測定装置[m]に
よる上記或るトラップの測定結果を、略リアルタイムに
得ることができる。
【0070】ホストコンピュータ8は、上記測定装置
[m]から得たデータを、自己の記憶部84に記憶す
る。そして、この測定データを受信し終えると、その旨
を表わす受信終了信号を、上記測定装置[m]に送信し
て、この測定装置[m]との通信を終了する。なお、こ
のホストコンピュータ8側の記憶部84が、特許請求の
範囲に記載の第2の記憶手段に対応し、CPU81が、
特許請求の範囲に記載の第2の記憶制御手段に対応す
る。
【0071】次に、ホストコンピュータ8は、上記或る
測定装置[m]以外の他の各測定装置[n(n≠m)]
に対して、例えば一般に知られているポーリング・セレ
クション方式に基づいて装置番号nの小さいものから順
に、上記測定装置[m]から受信して得たデータを、そ
れぞれの記憶部23内(詳しくは「Result」欄)のデー
タを更新するための更新データとして、送信する。具体
的には、ホストコンピュータ8は、まず、他の各測定装
置[n(n≠m)]のうち装置番号nが最も小さいもの
に、送信要求信号を送信する。この送信要求信号を受信
した測定装置[n]は、それに対する応答として、ホス
トコンピュータ8に要求応答信号を送信する。ホストコ
ンピュータ8は、この応答要求信号を受信することによ
り、測定装置[n]との間でデータの送受信が可能とな
ったことを認識する。そして、ホストコンピュータ8
は、その測定装置[n]に対して、上記測定装置[m]
から受信して得たデータを、上記更新データとして、送
信する。これにより、測定装置[n]もまた、測定装置
[m]による上記或るトラップの測定結果を、略リアル
タイムに得ることができる。
【0072】上記測定装置[n]は、ホストコンピュー
タ8から得た更新データを、自己の記憶部23に記憶す
る。そして、この更新データを受信し終えると、その旨
を表わす受信終了信号を、ホストコンピュータ8側に送
信して、ホストコンピュータ8との通信を終了する。
【0073】ホストコンピュータ8は、上記測定装置
[n]から受信終了信号を受信すると、次に装置番号n
の大きい測定装置[n+1≠m]に対して、上記と同様
に、更新データを送信する。そして、全ての測定装置
[n(n=1、2、・・・、N:ただしn=mを除
く)]に対して、上記と同様に、更新データを送信し終
えると、即ち最後の測定装置[N≠m]から受信終了信
号を受信した時点で、上記或る測定装置[m]により或
るトラップを測定して得たデータについての一連の送受
信行為を終了する。
【0074】なお、上記或る測定装置[m]を含む各測
定装置[n]からホストコンピュータ8へ上記通信要求
信号や測定データ等の各データを送信する際のデータフ
ォーマットは、図11(b)に示す通りである。即ち、
送信データの始まりを示すSTX(Start of Text)信
号の次に、送信元となる測定装置[n]のアドレス、例
えば装置番号nを付加する。これにより、ホストコンピ
ュータ8の通信相手となる測定装置[n]を特定する。
そして、アドレスの後に、送信対象となるデータ、即ち
通信要求信号、測定データ、要求応答信号及び受信終了
信号のいずれか、を付加し、その後ろに、誤り検出のた
めのチェックビット、及び送信データの終わりを示すE
TX(End of Text)信号を付加する。
【0075】一方、ホストコンピュータ8から各測定装
置[n]へ各データを送信する際のデータフォーマット
を、図11(c)に示す。即ち、STX(Start of Tex
t)信号の次に、送信先となる測定装置[n]のアドレ
ス、例えば装置番号nを付加する。これにより、ホスト
コンピュータ8の通信相手となる測定装置[n]を特定
する。そして、アドレスの後に、送信対象となるデー
タ、即ち要求応答信号、受信終了信号、通信要求信号及
び更新データのいずれか、を付加し、その後ろに、チェ
ックビット及びETX(End of Text)信号を付加す
る。
【0076】上記他の各測定装置[n(n≠m)]にお
いては、それぞれ、ホストコンピュータ8から得た上記
更新データに基づいて、これに対応する表示子45の表
示形態を変更する。即ち、上記或る測定装置[m]によ
る測定対象となった或るトラップに対応する表示子45
を、上述した図9に符号45aで示すように塗りつぶ
す。また、そのトラップに係る測定結果が異常である場
合(即ち「Good」以外の場合)には、そのトラップに対
応する表示子45に、図9に符号45bで示すように
「×」印を付する。このように、他の測定装置[n(n
≠m)]にも、上記或る測定装置{m}による或るトラ
ップに係る測定結果が、略リアルタイムに反映される。
従って、上述した従来技術とは異なり、複数の測定者が
同一のトラップを重複して測定するというような作業の
無駄を防止できる。
【0077】なお、各測定装置[n]において、自己が
測定して得た測定データに基づく表示子45の表示形態
と、上記更新データに基づく表示子45の表示形態と
を、それぞれ異ならせれば、例えば上記塗りつぶしや
「×」印45bの色等に違いを持たせれば、各測定済み
のトラップについて、それぞれ自己が測定したものであ
るか否かを、直観的に認識できる。
【0078】一方、ホストコンピュータ8は、各測定装
置[n]から得られる各測定データを、集計及び分析す
ることにより、各トラップの動作状況や、これら各トラ
ップの動作状況がプラント全体の生産性にどのように影
響するのか等を、統合的に管理する。なお、この管理を
実現するためのホストコンピュータ8の詳細について
は、本発明の要部に直接関係しないので、ここでは、そ
の説明を省略する。
【0079】上記各測定装置[n]側の各CPU22が
上記一連の動作を実現する際の状態遷移を、図12に示
す。
【0080】同図に示すように、装置本体2の電源スイ
ッチ29をONすると、CPU22は、まず、初期設定
処理100に入る。ここで、CPU22は、自己診断を
実行すると共に、表示部24の表示画面に、上記図5に
示す初期画面を表示する。この初期設定処理100を終
えると、CPU22は、アイドル処理102に入る。
【0081】このアイドル処理102においては、CP
U22は、プローブ1や操作部27から、何らかのデー
タや命令(コマンド)が与えられるのを待機する所謂コ
マンド待ち状態にある。このアイドル処理102におい
て、例えば、プローブ1によりいずれかのトラップに付
されたバーコードを読み取るとする。すると、この読み
取って得た識別データがCPU22に入力され、これに
より、CPU22は、対応画面表示処理104に入る。
【0082】この対応画面表示処理104においては、
CPU22は、上記入力された識別データに対応するト
ラップが配置されたエリアを表わす見取図4を、表示部
24の表示画面に表示する。これと同時に、CPU22
は、上記識別データに対応するトラップを表わす表示子
45に、上述したマーク46を付する。そして、このマ
ーク46を付与した後、CPU22は、パラメータ設定
処理106に入り、ここで、上記識別データに対応する
トラップ測定用のパラメータを設定した後、上記アイド
ル処理102に戻る。
【0083】次に、上記アイドル処理102において、
表示画面上の「Prop」ボタン50を押下するとする。す
ると、CPU22は、窓画面表示処理108に入り、表
示画面上に、上述した図6に示す窓画面7を表示し、こ
の窓画面7の表示欄72に、上記マーク46の付された
トラップに係る詳細データを表示する。また、この窓画
面7内の上述した上下いずれかの矢印ボタン73、74
を押下すると、これに応じて、CPU22は、上記表示
欄72の表示を、上下いずれかの方向にスクロールす
る。そして、窓画面7の「OK」ボタン76を押下する
と、CPU22は、窓画面表示終了処理110に入り、
ここで、上記窓画面7を閉じた後、アイドル処理102
に戻る。なお、上記マーク46の付された表示子45を
含むいずれかの表示子45自体を、タッチペン28によ
りタッチ(クリック)した場合にも、CPU22は、上
記窓画面表示処理108に入る。ただし、この場合、C
PU22は、実際にクリックされた表示子45に対応す
るトラップの詳細データを、上記窓画面7に表示する。
【0084】上記アイドル処理102において、表示画
面上の表示エリア切替ボタン51及び52のいずれかを
押下すると、CPU22は、エリア切替処理112に入
り、ここで、表示画面に表示する見取図4(エリア)を
切り替える。そして、このエリア切替後、CPU22
は、アイドル処理102に戻る。
【0085】そして、「HOME」ボタン53を押下する
と、CPU22は、元画面再現処理114に入る。ここ
で、CPU22は、上記マーク46の付されたトラップ
が配置されたエリアを表わす見取図4を再現し、即ち、
表示画面を上記表示エリア切替ボタン51、52が押下
される前の状態に戻す。そして、この画面再現後、CP
U22は、アイドル処理102に戻る。
【0086】上記アイドル処理102において、表示画
面上の画面拡大ボタン54を押下すると、CPU22
は、画面拡大処理116に入る。CPU22は、この画
面拡大処理116において、上記表示画面上の見取図4
を拡大表示し、この拡大表示後、アイドル処理102に
戻る。なお、これ以降、見取図4を拡大表示することが
できない場合(所謂拡大率が最大の場合)には、CPU
22は、上記画面拡大ボタン54をグレー表示とした
後、アイドル処理102に戻る。
【0087】また、アイドル処理102において、画面
縮小ボタン59を押下すると、CPU22は、画面縮小
処理118に入る。ここで、CPU22は、現在、表示
画面に表示している見取図4を縮小表示する。そして、
この縮小表示後、CPU22は、アイドル処理102に
戻る。なお、これ以降、見取図4を縮小表示することが
できない場合(所謂拡大率が最小の場合)には、CPU
22は、上記画面縮小ボタン59をグレー表示とした
後、アイドル処理102に戻る。また、この場合、各画
面移動ボタン55乃至58についても、同様にグレー表
示とする。
【0088】アイドル処理102において、上記各画面
移動ボタン55乃至58が、いずれも操作可能な状態に
あるとき(即ちグレー表示ではないとき)に、これらの
ボタン55乃至58を押下すると、CPU22は、画面
移動処理120に入る。ここで、CPU22は、上記各
ボタン55乃至58のうち押下されたものに対応する方
向に、見取図4の表示部分を移動させる。そして、画面
移動後、CPU22は、アイドル処理102に戻る。
【0089】そして、アイドル処理102において、プ
ローブ1(検出部11)の先端を測定対象であるトラッ
プの筐体表面に押し当てると、このプローブ1の先端に
連結された図示しない測定開始スイッチがONし、これ
を受けて、CPU22は、演算処理122に入る。この
演算処理122において、CPU22は、上記プローブ
1により検出して得た振動検出信号と上述した蒸気漏洩
量との相関データから、上記測定対象であるトラップの
蒸気漏れの有無及び蒸気漏洩量を導出する。なお、上記
窓画面表示処理108においてCPU22が窓画面7を
表示している状態にあるときでも、プローブ1の先端を
測定対象であるトラップの筐体表面に押し当てると、C
PU22は、上記窓画面表示終了処理110を経て(窓
画面7を閉じた後)、演算処理122に入る。
【0090】上記演算処理122において、上記トラッ
プの蒸気漏れの有無及び蒸気漏洩量を導出した後、CP
U22は、トラップデータ更新処理124に入り、ここ
で、記憶部23内のデータを更新し、具体的には上記図
4における「Result」欄に上記導出して得た測定結果を
記憶する。
【0091】そして、CPU22は、上記データの更新
後、表示更新処理126に入り、ここで、上記「Resul
t」欄に記憶した測定結果に基づいて、その測定対象で
あるトラップに対応する表示子45の表示形態を変化さ
せる。具体的には、図9に符号45aで示すように、そ
の測定対象であるトラップに対応する表示子45を塗り
つぶす。また、その測定対象であるトラップが異常であ
るという測定結果が得られた場合には、同図に符号45
bで示すように、その表示子45に「×」印を付する。
このように表示子45の表示形態を変化させた後、CP
U22は、測定データ送信処理128に入る。
【0092】CPU22が上記測定データ送信処理12
8に入ると、このCPU22を有する測定装置は、上述
した図11における測定装置[m]として動作する。こ
の測定データ送信処理128におけるCPU22の詳細
な動作を、図13に示す。同図に示すように、CPU2
2は、測定データ送信処理128に入ると、まず、ホス
トコンピュータ8側に、通信要求信号を送信する(ステ
ップS2)。そして、この通信要求信号を送信した後、
所定時間内に、ホストコンピュータ8側から要求応答信
号が送られてくるか否かを監視する(ステップS4、S
6)。ここで、要求応答信号を受信すると(ステップS
4においてYESの場合)、CPU22は、ホストコン
ピュータ8側においてデータの受け入れ態勢が整ったも
のと認識して、上記測定結果に係るデータをホストコン
ピュータ8側に送信する(ステップS8)。一方、上記
通信要求信号の送信後、所定時間内にホストコンピュー
タ8側から通信要求信号が送り返されて来ない場合(ス
テップS6においてYESの場合)には、CPU22
は、ホストコンピュータ8側に通信要求信号が正常に送
信されていないか、若しくはホストコンピュータ8側の
受け入れ態勢が整っていないものと判断する。そして、
CPU22は、ステップS2に戻り、再度、ホストコン
ピュータ8側に通信要求信号を送信し直す。
【0093】上記ステップS8において、ホストコンピ
ュータ8側に測定データを送信した後、CPU22は、
この測定データ送信後の所定時間内に、ホストコンピュ
ータ8側から受信終了信号が送られてくるか否かを監視
する(ステップS10、S12)。ここで、受信終了信
号を受信すると(ステップS10においてYESの場
合)、CPU22は、ホストコンピュータ8側において
上記測定データを受信し終えたものと認識し、このフロ
ーを抜けて、即ち測定データ送信処理128を終了し、
アイドル処理102に戻る。一方、上記測定データの送
信後、所定時間が経過してもホストコンピュータ8側か
ら受信終了信号が送り返されて来ない場合(ステップS
12においてYESの場合)には、CPU22は、ホス
トコンピュータ8側に測定データが正常に送信されてい
ないものと判断して、ステップS8に戻り、再度、ホス
トコンピュータ8側に測定データを送信し直す。
【0094】上記アイドル処理102において、ホスト
コンピュータ8側から通信要求信号を受信すると、CP
U22は、データ受信処理130に入る。CPU22
が、このデータ受信処理130に入るということは、他
の測定装置によって或るトラップについての測定が成さ
れたことを意味することは、言うまでもない。このデー
タ受信処理130におけるCPU22の詳細な動作を、
図14に示す。
【0095】同図に示すように、CPU22は、上記通
信要求信号を受信すると、これに対する応答として、要
求応答信号を、ホストコンピュータ8側に送信する(ス
テップS20)。そして、この要求応答信号を送信した
後、所定時間内に、ホストコンピュータ8側から上述し
た更新データが送られてくるか否かを監視する(ステッ
プS22、S24)。更新データを正常に受信し終える
と(ステップS22においてYESの場合)、CPU2
2は、その旨を表わす受信終了信号をホストコンピュー
タ8側に送信する(ステップS26)。そして、このフ
ロー(即ちデータ受信処理130)を終了して、上記ト
ラップデータ更新処理124と同様の処理132に入
る。一方、上記要求応答信号を送信した後、所定時間が
経過してもホストコンピュータ8側から更新データが送
信されて来ない場合(ステップS24においてYESの
場合)には、CPU22は、ホストコンピュータ8側に
要求応答信号が正常に送信されていないものと判断す
る。そして、CPU22は、ステップS20に戻り、再
度、ホストコンピュータ8側に要求応答信号を送信し直
す。
【0096】上記データ受信処理130後のトラップデ
ータ更新処理132においては、データ受信処理130
において受信して得た更新データに基づいて、記憶部2
3内のデータを更新し、具体的には上記図4における
「Result」欄に上記更新データを記憶する。
【0097】そして、CPU22は、上記データの更新
後、表示更新処理134に入り、ここで、上記「Resul
t」欄に記憶したデータに基づいて、そのデータに対応
するトラップを表わす表示子45の表示形態を変化させ
る。具体的には、図9に符号45aで示すように、上記
更新データに対応するトラップを表わす表示子45を塗
りつぶす。また、その更新データが、これに対応するト
ラップが異常である旨を表わすデータである場合には、
同図に符号45bで示すように、そのトラップに対応す
る表示子45に「×」印を付する。このように表示子4
5の表示形態を変化させた後、CPU22は、アイドル
処理102に戻る。
【0098】一方、ホストコンピュータ8側のCPU8
1は、各測定装置[m]との間で上記図11に示すデー
タ通信を実現するために、例えば図15のフローチャー
トに示す手順に従って動作する。なお、この手順に従っ
てCPU81を動作させるための所謂制御プログラム
は、ホストコンピュータ8側の記憶部84内に記憶され
ている。
【0099】即ち、CPU81は、いずれかの測定装置
[m]から通信要求信号を受信すると(ステップS30
においてYESの場合)、その測定装置[m]に対し
て、要求応答信号を送信する(ステップS32)。そし
て、この要求応答信号を送信した後、所定時間内に、測
定装置[m]から測定データが送られてくるか否かを監
視する(ステップS34、S36)。ここで、測定デー
タを正常に受信すると(ステップS34においてYES
の場合)、CPU81は、その受信して得た測定データ
を記憶部84に記憶する(ステップS38)。そして、
CPU81は、測定データを正常に受信したことを表わ
す受信終了信号を測定装置[m]に送信する(ステップ
S40)。一方、上記要求応答信号を送信した後、所定
時間が経過しても測定装置[m]から測定データが送信
されて来ない場合(ステップS36においてYESの場
合)には、CPU81は、測定装置[m]側に上記要求
応答信号が正常に送信されていないものと判断して、ス
テップS32に戻り、再度、測定装置[m]側に要求応
答信号を送信し直す。
【0100】上記受信終了信号を送信した後、CPU8
1は、上記測定装置[m]以外の各測定装置[n]のう
ち、装置番号nの最も小さいものに対して、通信要求信
号を送信する(ステップS42、S44、S46、S4
8)。そして、この通信要求信号を送信した後、所定時
間内に、その送信先である測定装置[n]から要求応答
信号が送られてくるか否かを監視する(ステップS5
0、S52)。ここで、測定装置[n]から要求応答信
号を受信すると(ステップS50においてYESの場
合)、CPU81は、次に、上記ステップS38におい
て記憶部84に記憶した測定データを呼び出し、これを
更新データとして測定装置[n]に送信する(ステップ
S54)。
【0101】CPU81は、上記更新データを送信した
後、所定時間内に、測定装置[n]から受信終了信号が
送られてくるか否かを監視する(ステップS56、S5
8)。ここで、受信終了信号を受信した場合(ステップ
S56においてYESの場合)には、CPU81は、測
定装置[n]への更新データの送信作業を終えて、次の
ステップS60に進む。一方、上記更新データを送信し
た後、所定時間が経過しても測定装置[n]から受信終
了信号が送信されて来ない場合(ステップS58におい
てYESの場合)には、CPU81は、測定装置[m]
側に上記更新データが正常に送信されていないものと判
断して、ステップS54に戻り、再度、測定装置[n]
に対して更新データを送信し直す。
【0102】上記ステップS60においては、CPU8
1は、全ての測定装置[n]に対して上記更新データを
送信し終えたか否かを確認する。ここで、全ての測定装
置[n]に対してまだ更新データを送信し終えていない
場合(NOの場合)、CPU81は、次の測定装置[n
+1]に対して更新データを送信すべくステップS46
に戻り、上記ステップS44からステップS58までの
動作を繰り返す。一方、ステップS60において、全て
の測定装置[n]に対して更新データを送信し終えたこ
とを確認すると(YESの場合)、CPU81は、測定
装置[m]を含む全ての測定装置[n]との間で一連の
データ通信を終えたものと認識して、このフローを抜け
る。
【0103】なお、本実施の形態においては、スチーム
トラップの測定装置及び測定システムに本発明を応用す
る場合について説明したが、これ以外の分野においても
本発明を応用できることは言うまでもない。
【0104】また、各トラップを識別する手段として、
各トラップに係る識別データをバーコード化し、このバ
ーコード化した識別データをレーザ光等により光学的に
読み取る所謂光学的読取方式を採用したが、これに限ら
ない。例えば、半導体メモリを内蔵した小型チップに上
記識別データを記憶させ、このチップ内のデータを電磁
波により読み取る所謂電波式読取方式等の他の方式を用
いてもよい。
【0105】そして、測定装置を構成するプローブ1と
装置本体2との間で各種信号(振動検出信号及び識別デ
ータ)を送受信するのに、IRDA規格に基づく赤外線
通信技術を採用したがこれに限らない。例えば、一般の
電磁波による無線通信技術、或るいは上記プローブ1と
装置本体2とをケーブル接続することにより、これら両
者間での信号の送受信を実現してもよい。
【0106】更に、各測定装置[n]とホストコンピュ
ータ8との間でデータ通信を行うのに、特定小電力型の
無線送受信機3、9を採用したが、これに限らない。例
えば、一般に知られている携帯電話やPHS(Personal
Handy-phone System)等の移動体通信技術や、各測定
装置[n]とホストコンピュータ8とをケーブルで接続
することにより、これらの間でデータ通信を行ってもよ
い。
【0107】また、本実施の形態においては、図11
(a)に示すコマンド・シーケンス及び同図(b)並び
に同図(c)に示すフレーム・フォーマットに従って、
各測定装置[n]とホストコンピュータ8との間でデー
タ通信を行うよう構成したが、これに限らない。即ち、
本実施の形態と同様の作用及び効果を奏するのであれ
ば、各測定装置[n]及びホストコンピュータ8間にお
いてのデータ通信に係る取極めは、上記図11に限らな
い。
【0108】そして、測定装置[n]側のCPU22に
ついては、図12の状態遷移図に従って動作させたが、
これは飽くまで本発明を実現するための一例である。ま
た、各測定装置[n]とホストコンピュータ8との間で
上記図11(a)に基づくデータ通信をするために、そ
れぞれのCPU22及び81をそれぞれ図13、図1
4、及び図15に従って動作させるよう構成したが、こ
れに限らない。即ち、本実施の形態と同様の作用、効果
を奏するのであれば、上記各CPU22、81の各動作
制御は、上記各図12乃至15に限定されない。
【0109】また、表示画面上に表示する見取図4とし
て、平面的なものを用いたが、これに限らない。例え
ば、図16に示すように、立体(3次元)的な図によ
り、上記見取図4を構成してもよい(なお、図16は、
見取図4を大きく拡大表示した図8に対応するものであ
る)。
【0110】
【発明の効果】以上のように、本発明の位置認識装置に
よれば、表示手段の表示画面上に表示された領域図と各
表示子の各表示形態から、或る領域内における各識別子
の配置場所と、本発明の位置認識装置を使用している者
自身の現在位置とを、直観的に認識できる。従って、こ
のような位置認識装置を備えた本発明の測定装置によれ
ば、上述した従来技術とは異なり、プラント内の見取図
等を持ち歩かなくても、測定装置自体に設けられた上記
表示画面の表示から、プラント内における各測定対象物
の各配置場所と、測定者自身の現在位置とを、容易に把
握できる。よって、上記従来技術よりも、遥かに効率よ
く測定作業を実施できるという効果がある。そして、こ
の効果は、プラントの規模が大きいほど、顕著になる。
【0111】また、上記測定装置により測定して得た測
定データを、ホスト側に遠隔送信できる。従って、ホス
ト装置側において、測定装置による測定結果及び測定作
業状況を、概略リアルタイムに把握することができ、よ
り柔軟な統合的管理を実現できる。
【0112】更に、複数の測定装置を同時に用いた場
合、或る任意の測定装置により測定して得た測定結果
を、他の全ての測定装置にも反映させることができる。
従って、各測定装置をそれぞれ使用している各作業者
が、他の作業者による測定結果及び測定作業状況を概略
リアルタイムに把握することができる。よって、例え
ば、或る測定者により既に測定された測定対象物を他の
測定者が重複して測定するというような無駄な作業を防
止でき、システム全体として、非常に効率的かつ確実な
測定作業を実現できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る測定装置の表示画
面の一例を示す図である。
【図2】同実施の形態に係る測定装置の外観図である。
【図3】同実施の形態に係る測定装置の概略構成を示す
ブロック図である。
【図4】同実施の形態に係る測定装置内の記憶部の記憶
内容を概念的に示す図である。
【図5】図1とは異なる形態の表示画面を示す図であ
る。
【図6】図1及び図5とは異なる形態の表示画面を示す
図である。
【図7】図1、図5及び図6とは異なる形態の表示画面
を示す図である。
【図8】図1、図5乃至図7とは異なる形態の表示画面
を示す図である。
【図9】図1、図5乃至図8とは異なる形態の表示画面
を示す図である。
【図10】同実施の形態に係るホストコンピュータの概
略構成を示すブロック図である。
【図11】同実施の形態に係る測定装置とホストコンピ
ュータとの間でデータ通信を行う際のプロトコルを表わ
すコマンド・シーケンスである。
【図12】同実施の形態に係る測定装置側のCPUの動
作を示す状態遷移図である。
【図13】図12におけるCPUの動作の一部を詳細に
示すフローチャートである。
【図14】図13とは異なる部分を詳細に示すフローチ
ャートである。
【図15】同実施の形態に係るホストコンピュータ側の
CPUの動作を示すフローチャートである。
【図16】図1、図5乃至図9とは異なる形態の表示画
面を示す別例図である。
【符号の説明】
4 見取図(領域図) 24 表示部(表示画面) 45 表示子 46 マーク 50乃至59 操作子 60乃至63 表示欄

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の領域内に適宜配置されそれぞれ独
    自の識別データを有する複数の識別子から、上記各識別
    データを取り込む識別データ取込手段と、 上記識別データを含む各識別子に係る情報が記憶された
    第1の記憶手段と、 表示画面を有する表示手段と、 上記表示画面に上記所定の領域を表わす領域図を表示さ
    せると共に、上記所定の領域内における上記各識別子の
    各配置場所にそれぞれ対応する上記領域図上の各位置
    に、上記各識別子にそれぞれ対応する表示子を表示させ
    る第1の表示制御手段と、を具備し、 上記第1の表示制御手段は、上記識別データ取込手段に
    より上記各識別子のいずれかの識別データを取り込んだ
    とき、この取り込んで得た識別データに係る識別子に対
    応する表示子を、他の表示子と異なる形態で表示するよ
    う構成された、位置認識装置。
  2. 【請求項2】 外部から情報表示指令が与えられたと
    き、上記識別データ取込手段により取り込んで得た上記
    識別データに係る識別子の上記第1の記憶手段に記憶さ
    れている情報の一部または全部を、上記表示画面に表示
    させる第2の表示制御手段、を設けた請求項1に記載の
    位置認識装置。
  3. 【請求項3】 上記第1の表示制御手段が、外部から与
    えられる表示寸法変更指令に応じて、上記表示画面に表
    示する上記領域図の寸法を任意に変更するよう構成され
    た、請求項1に記載の位置認識装置。
  4. 【請求項4】 上記第1の表示制御手段が、それぞれ異
    なる複数の領域に対応する複数の領域図を備えており、
    上記識別データ取込手段により上記各識別子のいずれか
    の識別データを取り込んだとき、この取り込んで得た識
    別データに係る識別子が配置されている領域に対応する
    領域図を、上記表示画面に表示させるよう構成された、
    請求項1に記載の位置認識装置。
  5. 【請求項5】 請求項1、2、3または4に記載の位置
    認識装置と、測定対象物の所定の物理量を測定する測定
    手段と、を備え、 上記測定対象物自体またはその近傍に上記識別子を設け
    た、測定装置。
  6. 【請求項6】 上記各識別子が、上記識別データとし
    て、それぞれが設けられている上記測定対象物に係るデ
    ータを有し、 上記第1の記憶手段に記憶されている情報に、上記測定
    対象物の上記所定の物理量を測定するのに必要なパラメ
    ータが含まれており、 上記識別データ取込手段により上記各識別子のいずれか
    の識別データを取り込んだとき、この取り込んで得た識
    別データに対応する測定対象物のパラメータを上記第1
    の記憶手段から呼び出して上記測定手段に設定する設定
    手段、を設けた、請求項5に記載の測定装置。
  7. 【請求項7】 上記測定手段により上記測定対象物の所
    定の物理量を測定して得た測定データを、上記第1の記
    憶手段に記憶する第1の記憶制御手段と、 この第1の記憶制御手段により上記第1の記憶手段に記
    憶した内容に基づいて、測定済みの測定対象物に対応す
    る表示子と、未測定の測定対象物に対応する表示子と
    を、それぞれ異なる形態で表示するよう構成された第3
    の表示制御手段と、を備えた、請求項5に記載の測定装
    置。
  8. 【請求項8】 上記測定手段により上記測定対象物の所
    定の物理量を測定して得た測定データを、上記第1の記
    憶手段に記憶する第1の記憶制御手段と、 この第1の記憶制御手段により上記第1の記憶手段に記
    憶した内容に基づいて、測定結果が正常な測定対象物に
    対応する表示子と、不良な測定対象物に対応する表示子
    とを、それぞれ異なる形態で表示するよう構成された第
    4の表示制御手段と、を備えた、請求項5に記載の測定
    装置。
  9. 【請求項9】 上記測定手段により上記測定対象物の所
    定の物理量を測定して得た測定データを送信する第1の
    送信手段を備えた請求項5、6、7または8に記載の測
    定装置と、この測定装置から送信される上記測定データ
    を受信する第1の受信手段を備えたホスト装置と、を具
    備し、 上記ホスト装置は、上記各測定対象物に係る情報が記憶
    された第2の記憶手段と、上記第1の受信手段により受
    信して得た測定データを上記第2の記憶手段に記憶する
    第2の記憶制御手段と、を備えた、測定システム。
  10. 【請求項10】 上記測定手段により上記測定対象物の
    所定の物理量を測定して得た測定データを送信する第1
    の送信手段と、外部から送られてくる更新データを受信
    する第2の受信手段と、を備え、上記第1の記憶制御手
    段が、上記第2の受信手段により受信して得た上記更新
    データをも上記第1の記憶手段に記憶する状態に構成さ
    れた、複数の請求項7または8に記載の測定装置と、 これら測定装置から送信される上記測定データを受信す
    る第1の受信手段と、この第1の受信手段により受信し
    て得た測定データを上記更新データとして上記各測定装
    置に送信する第2の送信手段と、を備えた、ホスト装置
    と、を具備する測定システム。
  11. 【請求項11】 上記測定対象物が、配管系に設けられ
    るトラップ装置である、請求項5、6、7または8に記
    載の測定装置、または請求項9または10に記載の測定
    システム。
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