JP2007148938A - 機器点検支援システム、方法およびプログラム。 - Google Patents

機器点検支援システム、方法およびプログラム。 Download PDF

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Abstract

【課題】 熟練者のノウハウが反映され、統一された操作性を有し、不具合事例の検索が容易で、遠隔で操作可能な点検支援システムを提供することを目的とする。
【解決手段】 情報端末をサーバと接続し、予め定めたキーを入力することでサーバが自動的に作業内容を収集し、情報端末に内容を通知するように構成する。また、他の端末をシステムに召集可能として、当該端末から情報端末を操作できるように構成し、作業者が行った作業内容および他の端末より行った内容をログとして残し、そのログより自動的に作業内容を更新するように構成する。また、情報端末などが有する機器固有情報から自動的に作業内容を特定して情報端末に通知するように構成する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、保守・点検などの機器点検の支援システムに係り、特に機器の保守・点検作業に関して対象機器を正確にすばやく取り扱ったり、不具合が発生した場合には正しく対応したりするための技術に関する。
従来、発電所や変電所などの現場に設置されている機器などの保守・点検作業は豊富な経験を有するベテラン技術者がその状況に応じて過去に自分が経験したことや、勉強してきたことなどを基にして後輩の技術者に直伝するという形式で行われてきている。一般に機器の取扱説明書や独自に作成したマニュアルなどはあるがベテラン経験者の個人的なノウハウに依存している部分は大きかった。機器の不具合などが発生していた場合は、不具合の対処マニュアルや、不具合事例集などの作成も行っていた。また、前記保守・点検作業については後で何を行ったかなどを参照できるように前記取扱説明書や前記マニュアルを見ながらチェックシートに作業状況などを記載することで記録を残したりして管理していた。
また、特許文献1には、生産管理に要する時間と労力の低減を意図し、企業活動に伴う保全費、設備費の低減による経済性の向上を図ることを目的として、点検の対象となる機器を予め担当者が総点検することで、対象機器の知識の度合いを認識し、また該当の対象機器の点検に要する時間を予測することを可能とする技術の提案内容が開示されている。
特許文献2においては、大型の業務用機器を稼動するにあたって、利用者に負担のかからない機器のメンテナンスシステムを提供するために、通信回線網を介して、保守対象の機器、その機器をモニターする機器管理コンピュータ、前記機器管理コンピュータから前記機器の稼動状況や不具合情報を取得するホストコンピュータ、前記取得した稼動状況および不具合情報を蓄積するとともに、不具合が発生していた場合に備えてサービスの指示を与えるデータベースを接続して構成される機器メンテナンスシステムを提案している。
特許文献3においては、ユーザが使用している設備として使用している機器などに不具合などの故障が発生した場合に、不具合箇所に係る機器を確実に特定できるように、不具合が発生している危機の電子画像およびその不具合属性情報により記憶されている複数の機器情報を参照して該当する可能性が高い機器を特定して通知する不具合の対応方法を提案している。
特開2002−149860号公報 特開2003−242274号公報 特開2002−149866号公報
ところが、上述した取扱説明書や独自に作成したマニュアルなどは対象の機器が増えるごとに増加しており、マニュアルの内容を充実しようとすると、参照する担当の技術者にとってどこを参照すれば良いのかを理解するのに時間を要してしまい、資料の充実をしたにも拘わらず機器の点検に要する時間がかかったり、不良個所の見逃しが有ったりなどの弊害が有った。さらに分からないまま思い込みで作業を行ってしまい失敗する事例も有った。また、作成していた不具合の対処方法や、不具合事例集などが容易に参照・検索できるような構成になっていなかったりして対処に時間を要するという結果を招いていた。
また、特に重要な機器の保守・点検や不具合発生時の対処などは豊富な経験を有し、的確に短時間で対応が可能なベテランが行い、若年層の技術者を増やすことができていないという問題が有った。また、ベテラン技術者においても、技術力については経験などの個人差があり、機器の保守・点検もしくは不具合の対処を常に同じ技術者が面倒を見るなど、個人に依存した対応を行わざるをえない場合が有った。加えて、他の部署で対処していた点検対象機器の不具合事例については全社で統一したシステムが構築されていないため、別の部署の技術者が検索するに際して使い易い構成にはなっていないという問題も有った。
また、特許文献1においては、担当者が行う点検機器は決まってしまっていて、現在さまざまな保守・点検技術者が有している技能を新たな人に伝える、もしくは点検中に面倒を見るといった目的としては利用するのが難しい。特許文献2においては、機器を常時モニターすることで不具合が発生した時にすばやく保守者に通知するなどの対応が可能となるが、機器の設置場所までに通信回線が必要であり、無線しか使用できないような場所では使用できないという問題がある。
特許文献3においては、複数の機器が存在していてその内の1つが不具合を発生した場合に、不具合を生じた機器の特定を正確に行う技術であり、さまざまな設備の保守・点検時のその機器に適した最善の作業内容を教授するものではないので通常の保守・点検という業務において、ベテランのみが対応可能であるような業務について解を与えてはくれないことは明らかである。
本発明はかかる従来の問題に鑑みてなされたものであり、対象機器ごとに保守・点検時の着眼点を明確にして、さらに不具合事例についても検索が容易で、統一された検索方法を備えた保守・点検に際して利用可能な点検支援システムを構築することを目的とする。さらに、携帯可能な情報端末もしくは携帯電話機にて利用して、有線の通信回線がなくてもベテランが作業の指示を遠隔で行えるような点検支援システムを構成し提供することを目的とする。また、ベテランの技術者が有する保守・点検におけるさまざまな技能を後続の技術者に伝えることができるようなシステムを構築することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る機器点検支援システムは、通信ネットワークを介してサーバと複数の情報端末が相互通信可能に接続された、機器点検の支援システムであって、前記情報端末からの情報を受信する第1の情報受信手段と、点検対象の機器ごとに点検時に行うべき作業をまとめた点検作業内容を保持する作業内容保持手段と、前記第1の情報受信手段より受信した内容に従って、前記作業内容保持手段から必要な情報を収集する作業内容収集手段と、前記収集した作業内容を情報端末に送信する作業内容送信手段と、を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、作業場で一人で機器点検作業を行うに際して、作業者が情報端末を使用して機器点検支援システムと通信することで機器点検対象の点検内容の点検ポイントなどの作業に必要な情報を入手し、情報端末で閲覧し入手できるので、機器の点検作業を思い込みによる作業を行うことなく、サーバから提供される点検内容を情報端末で確認しながら正確な機器点検が可能となる。
上記機器点検支援システムにおいて好ましくは、前記サーバは、前記情報端末から送信される情報を表示する作業内容表示手段と、サーバに接続されている端末から送信される音声情報、文字情報、画像情報を受信する第2の情報受信手段と、前記受信した音声情報、文字情報、画像情報をそのままもしくは加工して前記情報端末に送信する第1の情報送信手段とを備えるのも良い。
本発明によれば、サーバに接続されている別の端末を点検対象の機器の保守のベテラン担当者などの監督者が操作し、前記サーバは、前記別の端末より監督者の音声情報、監督者が端末から打ち込んだ文字情報、監督者が取り扱う画像情報を前記情報端末に送信し、前記情報端末は別の端末からの上記情報を受信し画面上に表示させたり、音声を聴取させたりすることができるので、作業場の作業者を遠隔でアシストすることができる。
より好ましくは、前記情報端末からの操作により作業内容をチェックした際に、前記点検作業内容の修正を自動的に、もしくは指示により行うように構成する。
本発明によれば、行った機器点検の作業内容が自動更新され、もしくは作業者や機器点検支援システムの監督者などの指示によって作業内容の更新が可能となるので、常に新しいデータベースを有し、次の作業に反映することができる。
さらに好ましくは、特定の情報の入力により、前記作業内容収集手段は、自動的に点検作業内容を収集し、前記作業内容送信手段は、前記情報端末もしくは予め定めた送信先に作業内容を送信するように構成する。
本発明によれば、作業者、作業名、場所、携帯メールアドレス、情報端末の識別情報などを事前に登録しておき、上記の特定な情報を入力することで、機器点検支援システムは、自動的に作業内容を特定して点検内容を収集し、前記情報端末もしくは予め定めた送信先に作業内容が通知することができるので、作業者の負担が軽減される。
また、前記特定の入力は情報端末が有する機器固有情報を基に入力が自動的に行われるように構成するのも好ましい。
本発明によれば、携帯電話機などが有する機器固有情報や、情報端末が有する機器固有で唯一の情報を自動的に機器点検支援システムに送信し、機器点検支援システムは、受信した機器固有情報を基にして自動的に作業内容を収集し情報端末に作業内容を通知することができるので、作業者は作業内容の収集に時間を要さないで情報を得ることが可能となる。
さらに、前記情報端末は、自分の位置を特定する位置特定手段と、位置を特定した時に、予め決められた送信先に自己の情報と位置情報を送信する位置情報送信手段を備え、前記サーバは、位置情報によりその場所における保守・点検作業を特定する位置対応作業内容特定手段を備え、前記作業内容収集手段は、受信した情報端末の特定情報と位置情報により、自動的に作業内容を収集し、作業内容送信手段は、前記情報端末もしくは予め定めた送信先に作業内容を送信するように構成するのも好ましい。
本発明によれば、情報端末がGPSなどを利用して得た位置情報または、携帯電話機などで取得した位置情報を機器点検支援システムに送信すると、機器点検支援システムは、取得した位置情報から作業を特定して、作業者が有する情報端末などに作業内容を送信することができるので、作業者は容易に作業内容を確認することができる。
好ましくは、前記情報端末の表示画面上に要求指定部を設け、作業者が前記要求指定を指定した時に、第2の情報送信手段は予め決められた宛先に要求があったとことを通知し、前記宛先に登録された担当者が応答した時に、自動的に前記サーバに接続する自動接続手段を備えるように構成する。
本発明によれば、作業者は作業中に必要に応じて情報端末を操作して点検対象の機器の保守に関するベテラン技術者もしくは監督者を自動的に呼び出すことができるので、作業を安心して行うことができる。
また、前記情報端末は、前記サーバに接続された他の端末の操作により動作する遠隔操作手段を備えるように構成するのも好ましい。
本発明によれば、サーバに接続されている、例えば監督者が操作している端末から情報端末に接続される遠隔カメラなどを遠隔にて操作することができるので、監督者は作業場の状況を正確に認識することができ、作業者に的確な指示を与えることができる。
さらに、作業者が前記情報端末を使用して行った動作を自動的にログとして予め定めた場所に格納するログ記録手段と、記録された前記ログを基にして機器点検の作業内容を自動的に作成するログ編集手段とを備えるように構成するのも好ましい。
本発明によれば、監督者の支援にて作業を行った内容を自動的にログとして吐き出し、点検項目として抽出することができるので、ログに含まれる監督者の指示や現地で発生した課題を含んだ有用な点検項目を作成することができる。
上記目的を達成するため、本発明に係る機器点検支援方法は、通信ネットワークを介してサーバと複数の情報端末が相互通信可能に接続された環境における機器点検の支援方法であって、前記情報端末からの情報を受信する第1の情報受信ステップと、前記第1の情報受信ステップにより受信した内容に従って、点検対象の機器ごとに点検時に行うべき作業をまとめた点検作業内容から必要な情報を収集する作業内容収集ステップと、前記収集した作業内容を前記情報端末に送信する作業内容送信ステップと、を含むことを特徴とする。
好ましくは、作業者が行う特定の情報の入力、もしくは情報端末が有する機器固有情報の自動受信により、前記作業内容収集ステップは、自動的に点検作業内容を収集するステップを含み、前記作業内容送信ステップは、自動的に送信先を特定し、前記情報端末および予め決められた送信先に作業内容を送信するステップを含むように構成する。
上記目的を達成するため、本発明に係る機器点検プログラムは、通信ネットワークを介して複数の情報端末と相互通信可能に接続されたサーバ上で動作するプログラムであって、前記情報端末からの情報を受信する第1の情報受信処理と、前記第1の情報受信処理より受信した内容に従って、点検対象の機器ごとに点検時に行うべき作業をまとめた点検作業内容から必要な情報を収集する作業内容収集処理と、前記収集した作業内容を前記情報端末に送信する作業内容送信処理と、をサーバ上で動作させるように構成する。
好ましくは、特定の情報の入力により、前記作業内容収集処理は、自動的に点検作業内容を収集する処理を含み、前記作業内容送信処理は、自動的に送信先を特定し、前記情報端末および予め決められた送信先に作業内容を送信する処理を含むように構成する。
以上説明したように本発明による機器点検システム、方法およびプログラムによれば、対象機器ごとに明確化され、不具合事例も検索が容易な、統一された操作性を有した点検支援システムを提供することができる。したがって、作業者は使い易い、ベテランのノウハウが反映された点検支援システムを作業場でも利用することができるので思い込みによる作業を行うことがなくなり、正確な対応をすばやくできる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について説明する。図1に本発明の第1の実施形態に関わる機器支援システムおよび情報端末の機能ブロック図を示す。機器点検支援システム1はサーバ2と情報端末5が通信ネットワーク4を介して通信可能に接続されて構成される。サーバ2は図2に示すように、大きくは、通信ネットワークを介して情報端末5と情報の送受信を行う送受信部12、さまざまな機能を有する複数の手段を内蔵する中央演算処理部13、前記さまざまな機能を実現するのに必要な各種情報を格納する記憶部14、操作者とのマンマシンインタフェースとして中央演算処理部13への入力機能を司る入力部15と中央演算処理部13からの出力情報を表示する表示部16から構成されている。
中央演算処理部13はさらに、以下に示す複数の手段から構成されている。
送受信処理手段131は、送受信部12と情報の送受信を行う機能を有し、例えば送受信処理手段131はデータリンク層、ネットワーク層を終端し、送信部12は物理層の終端を行うように構成されている。入出力処理手段132は、機器点検支援のサーバ2と直接入力装置であるキーボードからの入力を受付け、中央演算処理部13に通知するなどの機能を有するように構成される。データ入出力手段133は、記憶部14に格納されている各種情報を入力したり、変更したりする機能を有する。作業内容収集手段134は、記憶部14内の点検作業内容データベース(DB)154から点検作業内容を収集する機能を有する。作業内容送信手段135は、前記作業内容収集手段134が収集した作業内容を宛先である、例えば情報端末5に送信する機能を有する。位置対応作業内容特定手段136は、情報端末5もしくは携帯電話機などの他の携帯端末などから送信されてくる位置情報を基に、その場所に設置されている機器情報を取得し、取得した機器の作業内容を取得する機能を有する。第1の情報受信手段137は、情報端末5からの情報を受信する機能を有する。第2の情報受信手段138は、サーバ2に接続された他の端末から音声情報、文字情報、画像情報の少なくとも一つを受信する機能を有する。作業内容表示手段139は、情報端末5から受信される情報を表示する機能を有する。第1の情報送信手段140は、サーバ2が受信した他の端末からの音声情報、文字情報、画像情報の少なくとも一つを加工して情報端末5に送信する機能を有する。第2の情報送信手段141は、情報端末5の画面上に設けられた要求指定部が指定されたことを受付け、予め定めた宛先に通知する機能を有する。ログ記録手段142は、作業者が情報端末5を使用して行った作業を自動的に予め定めた場所に格納する、もしくは予め定めた宛先に情報を送信する機能を有する。自動接続手段143は、情報端末5から要求指定部が指定されたことの通知を受けた宛先が応答した時に、予め定めた他の端末を自動的のサーバ2に接続する機能を有する。ログ編集手段144は、前記ログ記録手段142が記録したログを基に機器点検の内容を自動的に作成する機能を有する。
中央演算処理部13は以上のように構成されている。
記憶部14はさらに、図1に示すように、複数のデータを格納するデータベースもしくはデータを有している。以下、図1〜図5を用いて記憶部14が格納するデータベースもしくはデータについて説明する。
作業者情報データベース(DB)151は、図2にそのデータ構造を示すように、作業員ごとに作業員の「作業員ID」、「氏名」、作業員の「ランク」が登録されている。本実施形態ではランクは1つしか登録されていないが、複数の機器単位でそれぞれの機器に対する作業者のランクを登録するように構成しても良い。機器対応操作マニュアル152は、図3に示すように対象の機器の操作手順が記載されている。本実施形態では1つの機器に対するマニュアルのみが記載されているが、機器ごとにマニュアルが検索可能に構成されていても良い。機器情報データベース(DB)153は、図4に示すように、機器ごとに「機器ID」、その機器の「機器名称」、その機器の「主担当者」、その機器の「設置場所」などが登録されている。点検作業内容データベース(DB)154は、図5に示すように、機器IDごとにその「点検内容」と、その点検内容に関する「不具合事例」と「点検時着眼点」が複数登録されている。不具合事例および点検時着眼点は点検内容にリンクしてなくて単独で存在し、検索できるように構成されていても良い。
記憶部は以上のデータベースもしくはデータにより構成されている。
次に、作業者が作業場で使用する情報端末5の機能構成について以下に説明する。情報端末5は、図2の機能ブロック図に示すように、通信ネットワーク4を介してサーバ2と情報の送受信を行う機能を有する送受信部52、さまざまな機能を有する複数の手段を内蔵する中演算処理部53、機器固有で唯一の情報である機器固有情報541を有する記憶部54、情報端末5への情報の入力を司る入力部55、情報端末からの情報の表示情報を司る表示部56、例えばカメラなどの周辺機器を接続する周辺機器IF(インタフェース)57から構成される。
中央演算処理部53はさらに、前記送受信部52との間で情報の送受信処理を行う送受信処理手段531、入力部55と表示部56と中演算処理部53とのインタフェースを行う入出力処理手段532、情報端末5の位置を特定する位置特定手段533、前記位置特定手段533が取得した位置情報を宛先である機器点検支援のサーバ2に送信する位置情報送信手段534、サーバ2に接続されている他の端末からの制御により周辺機器IF57を介して接続されている、例えばカメラなどの制御を遠隔からの指示に従って行う機能を有する遠隔操作手段535から構成されている。
前記説明において、前記送受信部52は例えば、通信に関し物理層の終端を行い、送受信処理手段531は、例えばデータリンク層やネットワーク層などの機能を終端する機能を有するように構成される。
通信ネットワーク4は、例えば広域イーサネット(登録商標)などを利用したり、IP−VPNもしくはインターネットVPNを利用したりして、機器点検支援のサーバ2が設置されている拠点と情報端末5が接続されるネットワークを結んでいる。情報端末5が接続されるネットワークには、ローカルに設置された無線LANもしくは、情報端末として携帯電話機を使用する場合は、携帯電話網である。無線LANの場合は、無線の基地局は前記通信ネットワーク4と上述したように接続されており、情報端末5と無線LANの基地局間の情報が暗号化されるように既存のさまざまな暗号化技術が使用される方が望ましい。無線の基地局とサーバ2間も同様に、IPSec(Security Architecture for Internet Protocol)、PPTP(Point-to-Point Tunneling Protocol)などの情報の暗号化が施された方が望ましい。
機器点検支援システム1は以上のように構成され、以下その動作を図6〜図14を用いて説明する。
[1.データ登録]
図6に各種情報を機器点検支援システム1を構成するサーバ2内の記憶部14に登録する際の動作フローを示す。データ登録を行うのは、サーバ2に直接接続されているキーボードとディスプレイで行う。キーボードからデータとして、作業者情報、機器対応操作マニュアル、機器情報、点検のポイントである点検作業内容を手打ちするか、CSVファイル形式などで予め作成されたファイルを用いて登録を行う(S61b)。サーバ2は登録情報を受信して(S61a)、作業者情報、機器対応操作マニュアル、機器情報、点検ポイントである点検作業内容をそれぞれ、作業者情報DB151、機器対応操作マニュアル152、機器情報DB153、点検作業内容DB154に登録する(S62a)。次にサーバ2は登録完了通知を行い(S63a)、表示部16に登録完了の画面が表示される。 なお、データの入力は、外部からtelnetやsshなどを用いてサーバ2にログインしてから行うことも可能である。さらにはサーバ2がデータ登録に際しWEBインタフェースを有していれば、WEBブラウザで登録することも可能である。
[2.ログイン]
次に機器点検支援システム1を構成するサーバ2へのログイン動作について図7を用いて説明する。作業場に到着した作業者は情報端末5の電源をオンにする。作業者は情報端末5を用いて、画面上から機器点検支援システム1へのログインへと進む。作業者がログイン釦を押下すると、情報端末5はサーバ2へとアクセスする(S71b)。サーバ2内の第1の情報受信手段は前記アクセスを受信し(S71a)、ログイン画面を作成し送信する(S72a)。情報端末5は情報を受信し(S72b)、図8に示すようなログイン画面を表示する(S73b)。図8において、情報端末5の画面表示枠81内にログイン画面の内容82が示されている。
作業者がIDとパスワードを入力し、「ログイン」釦をクリックすると入力したID、パスワードが送信され(S74b)、サーバ2はそのID、パスワードを受信する(S73a)。サーバ2は受信したID、パスワードが正しいか判断し(S74a)、正しくなければエラー表示画面を情報端末5に送信して(S75a)処理を終了する。エラー画面を受信した(S75b)情報端末5は、エラー画面を表示し(S76b)、処理を終了する。IDおよびパスワードが正しかった場合は、初期画面出力ルーチンを起動する(S76a)。情報端末5は初期画面を受信し(S77b)、図9に示すような初期画面を表示する(S78b)。図9において、初期画面の内容91が情報端末の画面表示枠81内に表示される。図中の(1)〜(4)は、選択できる動作を表示している。本実施形態では、(1)作業内容(点検ポイント)を取得する、(2)不具合事例を検索する、(3)取扱説明書を見る、(4)機器点検マニュアルを見るなどが表示され、画面上で、例えば対応する画面上をクリックすることで選択できるように構成する。
[3.機器点検支援システムの操作]
次に情報端末5を用いて機器点検支援システム1にログインした後に情報端末5が行うことができる動作を図10および図11を用いて説明する。図10に初期画面表示ルーチンの動作フローを示す。ログイン後に表示される図9に示す画面から作業者は図中の(1)〜(4)に示す内容を選択する(S101b)。選択された情報を受信し(S101a)、サーバ2は何が選択されてかを判断する(S102a)。(1)の「作業内容取得」、が選択されていた場合は(S103a)、「作業時内容取得ルーチン」を起動し(S103a)、(2)の「不具合事例検索」、が選択されていた場合は(S104a)、「不具合事例検索ルーチン」を起動し(S105a)、(3)の「取扱説明書を見る」、が選択されていた場合は(S106a)、「取扱説明書参照ルーチン」を起動し(S107a)、「マニュアル参照」が選択されていた場合は(S108a)、「マニュアル参照ルーチン」を起動する(S109a)。
次に、前述のように初期画面表示から起動される「作業内容取得ルーチン」を図11を用いて説明する。「作業内容取得ルーチン」では、図9の画面に示すように、それから「機器ID」、「作業者ID」、「作業場所」、「作業ID」または「位置情報」のいずれかを選択する必要があり、本実施形態では、「作業ID」が指定された場合について説明する。他の選択肢を選択した場合も処理は同様である。機器点検支援のサーバ2は情報端末5に対して「作業ID」の送信要求を行う(S111a)。
「作業ID」の送信要求を受信した(S111b)情報端末5は、「作業ID」の入力画面を表示し(S111b)する。作業者が「作業ID」を入力すると、情報端末5は入力内容をサーバ2に送信する(S112b)。サーバ2内の送受信部12、送受信処理手段131は情報を受信し(S112a)、その入力内容を判断して中央演算処理部13は作業内容収集手段134を起動する。作業内容収集手段134は、その作業IDに合致する作業内容を点検作業内容DB154から検索する。合致した作業内容が有った場合は、作業内容送信手段135が収集した作業内容を情報端末5に送信する(S113a)。
図11には入力された「作業ID」が誤っていた場合の動作が規定されていないが、エラー画面を表示し再度「作業ID」の入力を催促するなどの処理が行われる。作業内容を受信した情報端末5は、画面上に受信した内容を表示する(S113b)。次に作業者が次に内容を継続して見るかなどの判断を行い、作業者が継続を選択した場合(S114b)は、対応するページの画面表示要求をサーバ2に送信する(S115b)。次のページの表示要求を受信した(S114a)サーバ2は、指定されたページの作業内容を作業内容収集手段134が検索して取得し、得た情報を作業内容送信手段135が送信する。作業内容送信手段135が送信する宛先は、情報端末5以外にも予め定めた宛先から選択して送信するように構成されていても良い。作業者が作業内容の表示を終了するまで上記動作を繰り返して行う。
作業者が作業内容の継続を望まなかった場合は、情報端末5は作業内容の表示を終了する通知をサーバ2に対して行う(S117b)。表示終了要求を受信した(S116a)サーバ2内の作業内容修正手段144は、作業者が行った作業内容を自動的にアップデートする(S117a)。もしくは情報端末5に作業内容をアップデートするかを尋ねる画面を表示し、情報端末5の操作者が許可した時にアップデートを行う。
さらに、前記説明にて「作業ID」を選択してから一連の動作が開始されたが、ログインの際などに機器固有情報541を含んで通信が行われるなどの場合は、その機器固有情報541から直ちにその時点の作業IDが判明する(日々の作業日程と、作業IDと、情報端末の表から判明する)ので自動的に作業内容を収集して情報端末に通知するように構成することもできる。同様に情報端末5の位置情報取得手段533が位置情報を取得して、位置情報送信手段534が取得した位置情報をサーバ2に通知することで、サーバ2の位置対応作業内容特定手段136は機器情報DB153より機器の設置場所と受信した位置により作業内容を特定して作業内容を情報端末5に送信するように構成することもできる。
[4.他の端末からのアシスト]
次に情報端末5とサーバ2が相互に通信している最中に、他の端末がそのセッションに加わり、音声情報、文字情報、画像情報を情報端末5に通知する機能について図12を用いて説明する。この機能は、他の端末を操作している、例えば対象機器のベテラン担当者が実際の現場の作業者にアドバイスを与えたりするのに使用されるものである。情報端末5からの情報は作業内容表示手段139が他の端末の画面に表示を行う処理をする。
他の端末を操作している操作者が、マイクに向かって話をしたり、チャットなどのように画面に文字を書いたり、カメラをPC(Personal Computer)などに取り付けて画像を配信したりしようとした時(S121c)、サーバ2内の第2の情報受信手段138は前記情報を受信し(S121b)、第1の情報送信手段は、受信した前記音声情報、文字情報、画像情報を加工するか、もしくはそのまま加工せずに情報端末5に送信する。
情報端末5は受信した音声情報、文字情報、画像情報を情報端末5の内臓の機能を用いて、受信した音声を再生したり、文字を画面に表示したり、画像を表示したりすることができる。これにより作業者は、作業内容だけでは分かりにくい作業があった場合などに適切なアシストを受けることができる。前記、加工するかしないかはシステムのデータとして記憶部14に持たせておくことも可能である。
次に、作業を行っている最中に図13に示す要求指定部である「アシスト」ボタンを表示し、作業者が当該ボタンを押下することで自動的に対象機器で予め登録された宛先を自動的に呼び出し、作業者がサーバ2と通信を行っているセッションに招待する機能について図14を用いて説明する。図13において作業内容の#nページの内容と要求指定部である「アシスト」ボタンを有する画面13Aが情報端末5の画面表示枠内81に表示されている。作業者が情報端末5の画面に表示されている「アシスト」ボタンを押下すると、情報端末5は「アシスト」ボタンが押下されたことをサーバ2に通知する(S141a)。
「アシスト」ボタン押下情報を受信した(S141b)サーバ2は「アシスト」ボタンが押下されたことを認識し、第2の情報送信手段141を起動し、対象機器に登録されている、例えば対象機器のベテラン担当者などの宛先を呼び出す(S142b)。呼び出しを受けた(S141c)他の端末は、操作者が許可した場合、情報端末5とサーバ2間のセッションに参加要求をサーバ2に対して行う(S142c)。セッションへの参加要求を受信したサーバ2内の自動接続手段143は、セッションに参加を行い、正常にセッションに参加できたことを他の端末に通知する(S144b)とともに、情報端末5に対してアシスト者がセッションに参加したことを通知し(S145b)、情報端末5はその通知よりアシスト者がセッションに参加したことを画面表示などする(S143a)。次にセッションに参加した他の端末は、情報端末5と通信を行う(S144c、S144a)。
作業内容の閲覧、内容変更などが終了した場合、サーバ2のログ記録/編集手段142は、作業者が行った作業をログとして自分の記憶部14の中に格納する。さらに、ログ記録/編集手段142は記録されたログを参照して、ログに記録された作業内容から作業内容を自動的にアップデートしたり、新たに作業内容を作成したりする。この動作は、予め作業者が作業中にログから作業のポイントを指定しておいて、作業の終了時に新たに作業内容のポイントを登録するように構成されていても良い。なお、ログの記憶は、外部のログ記憶用のサーバにログを出力して記録するのも可能である。
[5.不具合発生時]
作業者が作業中に機器の不具合に遭遇した場合は、情報端末5を使用して発生した不具合情報を不具合事例に登録することができる。図15に作業内容(作業ポイント)15Eを情報端末5で表示している画面を示す。作業内容表示画面15Aには、各作業内容と不具合事例参照ボタン15B、不具合事例登録ボタン15C、その作業における「作業時着眼点」15Dが含まれている。不具合事例登録ボタン15Cを押下すると、不具合事例登録ボタン押下情報がサーバ2に送信され(S161a)、押下情報を受信した(S161b)サーバ2は、不具合内容登録画面を情報端末5に送信する(S162b)。
作業者は情報端末5の画面が表示する(S162a)不具合事例登録画面を操作して、書き込み、内容をサーバ2に送信する(S163a)。不具合事例の内容を受信したサーバ2は当該作業内容に係る不具合事例として作業内容にリンクして不具合事例を登録する(S163b)。この不具合事例は次に同じ作業内容を参照した時には、不具合事例参照ボタン15Cで見ることが可能になる。不具合事例の登録はこのように作業中に発生した時は、その作業内容にリンクして登録でき、さらに図9に示した初期画面から登録を行うことも可能である。つまり不具合事例の登録は任意に可能である。
[6.遠隔操作]
情報端末5の周辺機器IFに接続されるカメラなどの機器類を遠隔で操作可能にする遠隔操作手段535を利用して、情報端末5と接続されている他の端末から予め定めた情報などを送受信することにより情報端末5に接続されている周辺機器を遠隔で操作することが可能である。
本発明による第1の実施形態は以上のように構成され、動作する。
本発明によれば、一人で作業する場合においても、熟練者が点検時の着眼点を記した機器対応操作マニュアル、対象機器の過去の不具合情報、作業内容などを携帯する情報端末を利用して機器点検を行うのに必要な情報に素早くアクセスできる。また、アシストが必要になった場合には、指定画面をクリックするだけで機器対応の主担当者と自動的につながり、音声情報、文字情報、画像情報をもちいて作業の支援を行うことが可能になる。さらに情報端末にカメラなどが接続されていた場合は、主担当者が遠隔で操作可能となり適切なサポートを行うことができる。
本発明による第2の実施形態として、情報端末5として携帯電話機を使用することも可能である。携帯電話機の場合は位置特定も可能であり、機器固有情報も内蔵しているので一度携帯電話機でパスワードを入力した場合は、その後はパスワードの入力が無くても自動的にログインすることが可能となり、機器固有情報から、作業者の作業者IDと結び付け、ログインと同時に作業者が行う作業内容を自動的に表示するなどが可能である。
携帯電話機での動作は、サーバ2から行われる画面情報などの指定だけではなく、javaやBREW(Binary Runtime Environment for Wireless)などのアプリケーションで作成することも可能である。
本発明によれば、携帯電話機を情報端末の代わりとして使用でき、特に情報端末を用意することなく機器点検支援システム1のサーバ2と情報の送受信を行い前述した機能を利用することが可能となる。
本発明の実施形態における機器点検支援システム構成および、機器点検支援システムを構成するサーバおよび情報端末の機能ブロック部である。 本発明の実施形態における作業者情報DBのデータ構成図である。 本発明の実施形態における機器対応操作マニュアルのデータ構成図である。 本発明の実施形態における機器情報DBのデータ構成図である。 本発明の実施形態における点検作業内容DBのデータ構成図である。 本発明に実施形態におけるデータ登録の動作フロー図である。 本発明の実施形態における機器点検支援システムへのログインの動作フロー図である。 本発明の実施形態における機器点検支援システムのログイン画面である。 本発明の実施形態における初期画面である。 本発明の実施形態における初期画面表示ルーチンの動作フロー図である。 本発明の実施形態における作業内容取得ルーチンの動作フロー図である。 本発明の実施形態における他の端末からの情報受信ルーチンのフロー図である。 本発明の実施形態におけるアシストを要求する際の動作フロー図である。 本発明の実施形態における他の端末を召集する動作フロー図である。 本発明の実施形態における作業内容表示中の画面である。 本発明の実施形態における不具合事例登録ルーチンの動作フロー図である。
符号の説明
1 機器点検支援システム
4 通信ネットワーク
5 情報端末
12、52 送受信部
13、53 中央演算処理部
14、54 記憶部
15、55 入力部
16、56 表示部
131、531 入出力処理手段
132、532 送受信処理手段
133 データ入出力手段
134 作業内容収集手段
135 作業内容送信手段
136 位置対応作業内容特定手段
137 第1の情報受信手段
138 第2の情報受信手段
139 作業内容表示手段
140 第1の情報送信手段
141 第2の情報送信手段
142 ログ記録/編集手段
143 自動接続手段
144 作業内容修正手段
151 作業者情報DB
152 機器対応操作マニュアル
153 機器情報DB
154 点検作業内容DB
57 周辺機器IF
533 位置情報特定手段
534 位置情報送信手段
535 遠隔操作手段

Claims (13)

  1. 通信ネットワークを介してサーバと複数の情報端末が相互通信可能に接続された、機器点検の支援システムであって、
    前記情報端末からの情報を受信する第1の情報受信手段と、
    点検対象の機器ごとに点検時に行うべき作業をまとめた点検作業内容を保持する作業内容保持手段と、
    前記第1の情報受信手段より受信した内容に従って、前記作業内容保持手段から必要な情報を収集する作業内容収集手段と、
    前記収集した作業内容を情報端末に送信する作業内容送信手段と、
    を備えたことを特徴とする機器点検支援システム。
  2. 前記サーバは、前記情報端末から送信される情報を表示する作業内容表示手段と、
    サーバに接続されている端末から送信される音声情報、文字情報、画像情報を受信する第2の情報受信手段と、
    前記受信した音声情報、文字情報、画像情報をそのままもしくは加工して前記情報端末に送信する第1の情報送信手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項1に記載の機器点検支援システム。
  3. 前記情報端末からの操作により作業内容をチェックした際に、前記点検作業内容の修正を自動的に、もしくは指示により行う作業内容修正手段を備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の機器点検支援システム。
  4. 特定の情報の入力により、前記作業内容収集手段は、自動的に点検作業内容を収集し、
    前記作業内容送信手段は、前記情報端末もしくは予め定めた送信先に作業内容を送信することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一に記載の機器点検支援システム。
  5. 前記特定の入力は情報端末が有する機器固有情報を基に入力が自動的に行われることを特徴とする請求項4に記載の機器点検支援システム。
  6. 前記情報端末は、自分の位置を特定する位置特定手段と、
    位置を特定した時に、予め決められた送信先に自己の情報と位置情報を送信する位置情報送信手段を備え、
    前記サーバは、位置情報によりその場所における保守・点検作業を特定する位置対応作業内容特定手段を備え、
    前記作業内容収集手段は、受信した情報端末の特定情報と位置情報により、自動的に作業内容を収集し、作業内容送信手段は、前記情報端末もしくは予め定めた送信先に作業内容を送信することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一に記載の機器点検支援システム。
  7. 前記情報端末の表示画面上に要求指定部を設け、作業者が前記要求指定を指定した時に、第2の情報送信手段は予め決められた宛先に要求があったとことを通知し、
    前記宛先に登録された担当者が応答した時に、自動的に前記サーバに接続する自動接続手段を備えたことを特徴とする請求項2または3に記載の機器点検支援システム。
  8. 前記情報端末は、前記サーバに接続された他の端末の操作により動作する遠隔操作手段を備えたことを特徴とする請求項1ないし7に記載の機器点検支援システム。
  9. 作業者が前記情報端末を使用して行った動作を自動的にログとして予め定めた場所に格納するログ記録手段と、
    記録された前記ログを基にして機器点検の作業内容を自動的に作成するログ編集手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項1ないし8のいずれか一に記載の機器点検支援システム。
  10. 通信ネットワークを介してサーバと複数の情報端末が相互通信可能に接続された環境における機器点検の支援方法であって、
    前記情報端末からの情報を受信する第1の情報受信ステップと、
    前記第1の情報受信ステップにより受信した内容に従って、点検対象の機器ごとに点検時に行うべき作業をまとめた点検作業内容から必要な情報を収集する作業内容収集ステップと、
    前記収集した作業内容を前記情報端末に送信する作業内容送信ステップと、
    を含むことを特徴とする機器点検支援方法。
  11. 作業者が行う特定の情報の入力、もしくは情報端末が有する機器固有情報の自動受信により、
    前記作業内容収集ステップは、自動的に点検作業内容を収集するステップを含み、
    前記作業内容送信ステップは、自動的に送信先を特定し、前記情報端末および予め決められた送信先に作業内容を送信するステップを含むことを特徴とする請求項10に記載の機器点検支援方法。
  12. 通信ネットワークを介して複数の情報端末と相互通信可能に接続されたサーバ上で動作するプログラムであって、
    前記情報端末からの情報を受信する第1の情報受信処理と、
    前記第1の情報受信処理より受信した内容に従って、点検対象の機器ごとに点検時に行うべき作業をまとめた点検作業内容から必要な情報を収集する作業内容収集処理と、
    前記収集した作業内容を前記情報端末に送信する作業内容送信処理と、
    をサーバ上で動作させることを特徴とする機器点検支援プログラム。
  13. 特定の情報の入力により、前記作業内容収集処理は、自動的に点検作業内容を収集する処理を含み、前記作業内容送信処理は、自動的に送信先を特定し、前記情報端末および予め決められた送信先に作業内容を送信する処理を含むことを特徴とする請求項12に記載の機器点検支援プログラム。
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