JPH11227707A - 包装装置 - Google Patents
包装装置Info
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- JPH11227707A JPH11227707A JP10027895A JP2789598A JPH11227707A JP H11227707 A JPH11227707 A JP H11227707A JP 10027895 A JP10027895 A JP 10027895A JP 2789598 A JP2789598 A JP 2789598A JP H11227707 A JPH11227707 A JP H11227707A
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- Japan
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- packaging material
- packaging
- coil
- bogie
- adjusting roller
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65B—MACHINES, APPARATUS OR DEVICES FOR, OR METHODS OF, PACKAGING ARTICLES OR MATERIALS; UNPACKING
- B65B25/00—Packaging other articles presenting special problems
- B65B25/24—Packaging annular articles, e.g. tyres
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65B—MACHINES, APPARATUS OR DEVICES FOR, OR METHODS OF, PACKAGING ARTICLES OR MATERIALS; UNPACKING
- B65B11/00—Wrapping, e.g. partially or wholly enclosing, articles or quantities of material, in strips, sheets or blanks, of flexible material
- B65B11/04—Wrapping, e.g. partially or wholly enclosing, articles or quantities of material, in strips, sheets or blanks, of flexible material the articles being rotated
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65B—MACHINES, APPARATUS OR DEVICES FOR, OR METHODS OF, PACKAGING ARTICLES OR MATERIALS; UNPACKING
- B65B13/00—Bundling articles
- B65B13/02—Applying and securing binding material around articles or groups of articles, e.g. using strings, wires, strips, bands or tapes
- B65B13/04—Applying and securing binding material around articles or groups of articles, e.g. using strings, wires, strips, bands or tapes with means for guiding the binding material around the articles prior to severing from supply
- B65B13/10—Carriers travelling completely around the articles while holding the free end of material
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65B—MACHINES, APPARATUS OR DEVICES FOR, OR METHODS OF, PACKAGING ARTICLES OR MATERIALS; UNPACKING
- B65B27/00—Bundling particular articles presenting special problems using string, wire, or narrow tape or band; Baling fibrous material, e.g. peat, not otherwise provided for
- B65B27/06—Bundling coils of wire or like annular objects
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Basic Packing Technique (AREA)
- Packaging Of Special Articles (AREA)
- Auxiliary Devices For And Details Of Packaging Control (AREA)
- Controlling Rewinding, Feeding, Winding, Or Abnormalities Of Webs (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 比較的大形の被包装物を包装できるものであ
りながら、簡単な構成で小形にできる包装装置を提供す
る。 【解決手段】 環状軌道(11)の一部を開閉可能に構成
し、この環状軌道(11)に台車(4)を乗せる。台車(4)に
包装材供給手段(7)を搭載して包装材コイル(5)から包
装材(6)を供給する。閉鎖した環状軌道(11)内に被包装
物(8)の一部を配置して支持手段(9)で支持する。環状
軌道(11)に沿って台車駆動手段(12)を設けて上記台車
(4)に連携させ、台車駆動手段(12)を駆動することによ
り台車(4)を環状軌道(11)に沿って周回させる。
りながら、簡単な構成で小形にできる包装装置を提供す
る。 【解決手段】 環状軌道(11)の一部を開閉可能に構成
し、この環状軌道(11)に台車(4)を乗せる。台車(4)に
包装材供給手段(7)を搭載して包装材コイル(5)から包
装材(6)を供給する。閉鎖した環状軌道(11)内に被包装
物(8)の一部を配置して支持手段(9)で支持する。環状
軌道(11)に沿って台車駆動手段(12)を設けて上記台車
(4)に連携させ、台車駆動手段(12)を駆動することによ
り台車(4)を環状軌道(11)に沿って周回させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鋼板巻回コイルや
鋼材の束など、種々の被包装物の表面に包装材を巻き付
けて包装或いは結束し、これら被包装物の取り扱いを容
易にしたり汚損等を防いだりするための包装装置に関
し、更に詳しくは、比較的大形の被包装物を包装できる
ものでありながら、簡単な構成で小形にできる包装装置
に関する。
鋼材の束など、種々の被包装物の表面に包装材を巻き付
けて包装或いは結束し、これら被包装物の取り扱いを容
易にしたり汚損等を防いだりするための包装装置に関
し、更に詳しくは、比較的大形の被包装物を包装できる
ものでありながら、簡単な構成で小形にできる包装装置
に関する。
【0002】
【従来技術】従来、鋼板巻回コイルの包装装置として
は、例えば特開平5−293314号公報に開示された
ように、一部を開閉可能に構成した閉鎖経路を形成する
環状軌道と、上記環状軌道に乗って周回する台車と、上
記台車に搭載され、包装材コイルから包装材を供給する
包装材供給手段と、被包装物の一部を閉鎖された上記環
状軌道内に配置した状態で支持できる支持手段とから構
成したものがある。
は、例えば特開平5−293314号公報に開示された
ように、一部を開閉可能に構成した閉鎖経路を形成する
環状軌道と、上記環状軌道に乗って周回する台車と、上
記台車に搭載され、包装材コイルから包装材を供給する
包装材供給手段と、被包装物の一部を閉鎖された上記環
状軌道内に配置した状態で支持できる支持手段とから構
成したものがある。
【0003】上記従来技術では、例えば図3に示すよう
に、台車(51)が被包装物である鋼板巻回コイル内を通過
できるように、台車(51)にモータ(52)と集電装置(53)を
搭載するとともに、環状軌道(54)に沿って導電軌条(55)
を配置し、この導電軌条(55)から集電装置(53)を介して
モータ(52)へ給電することにより台車(51)を自走させる
ように構成してある。
に、台車(51)が被包装物である鋼板巻回コイル内を通過
できるように、台車(51)にモータ(52)と集電装置(53)を
搭載するとともに、環状軌道(54)に沿って導電軌条(55)
を配置し、この導電軌条(55)から集電装置(53)を介して
モータ(52)へ給電することにより台車(51)を自走させる
ように構成してある。
【0004】また、被包装物とその周囲を周回する台車
(51)との間隔が刻々変動することから、この間隔が狭ま
る際に台車(51)上の包装材コイル(56)から繰り出される
包装材(57)を弛ませぬよう、この台車(51)上に緊張アキ
ュムレータ手段(58)を設けてある。すなわち、複数の定
置ガイドローラ(59)と複数の揺動ガイドローラ(60)とを
配置してこの揺動ガイドローラ(60)を定置ガイドローラ
(59)から離反する方向へ付勢し、各ガイドローラ(59・6
0)を周回して屈曲経路を進行する包装材(57)が弛むと、
揺動ガイドローラ(60)が離反移動して包装材(57)に一定
張力を付与するように構成してある。
(51)との間隔が刻々変動することから、この間隔が狭ま
る際に台車(51)上の包装材コイル(56)から繰り出される
包装材(57)を弛ませぬよう、この台車(51)上に緊張アキ
ュムレータ手段(58)を設けてある。すなわち、複数の定
置ガイドローラ(59)と複数の揺動ガイドローラ(60)とを
配置してこの揺動ガイドローラ(60)を定置ガイドローラ
(59)から離反する方向へ付勢し、各ガイドローラ(59・6
0)を周回して屈曲経路を進行する包装材(57)が弛むと、
揺動ガイドローラ(60)が離反移動して包装材(57)に一定
張力を付与するように構成してある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の包装装置で
は、次の問題があった。 (1) 台車にモータを載置しているため台車が大形とな
り、この台車を円滑に周回させるためには、例えばコー
ナー部で曲率半径を大きく設定するなど、環状軌道を大
形に形成しなければならず、包装装置全体が大形化す
る。しかも、環状軌道に沿って導電軌条を配置してある
ことから、作業者の安全性を確保するためにも、この導
電軌条からの漏電対策を十分に施さなければならず、こ
の点からも装置全体が大形化する。
は、次の問題があった。 (1) 台車にモータを載置しているため台車が大形とな
り、この台車を円滑に周回させるためには、例えばコー
ナー部で曲率半径を大きく設定するなど、環状軌道を大
形に形成しなければならず、包装装置全体が大形化す
る。しかも、環状軌道に沿って導電軌条を配置してある
ことから、作業者の安全性を確保するためにも、この導
電軌条からの漏電対策を十分に施さなければならず、こ
の点からも装置全体が大形化する。
【0006】(2) 複数の定置ガイドローラと複数の揺
動ガイドローラとからなる緊張アキュムレータ手段で
は、付勢手段に加えて揺動ガイドローラが円滑移動する
ための空間を台車上に設ける必要があり、台車が一層大
形になる。この結果、環状軌道を大形に形成しなければ
ならず、包装装置全体がさらに大形化する。なお、ガイ
ドローラ数を増やして上記揺動ガイドローラの移動距離
を少なくすることも考えられるが、この場合はガイドロ
ーラと包装材との間に生じる抵抗が大きくなり、揺動ガ
イドローラの円滑な移動が妨げられて、特に台車が高速
で周回する装置にあっては、包装材の急速な張力変動に
素早く対応できなくなる虞れがある。
動ガイドローラとからなる緊張アキュムレータ手段で
は、付勢手段に加えて揺動ガイドローラが円滑移動する
ための空間を台車上に設ける必要があり、台車が一層大
形になる。この結果、環状軌道を大形に形成しなければ
ならず、包装装置全体がさらに大形化する。なお、ガイ
ドローラ数を増やして上記揺動ガイドローラの移動距離
を少なくすることも考えられるが、この場合はガイドロ
ーラと包装材との間に生じる抵抗が大きくなり、揺動ガ
イドローラの円滑な移動が妨げられて、特に台車が高速
で周回する装置にあっては、包装材の急速な張力変動に
素早く対応できなくなる虞れがある。
【0007】本発明は上記問題点を解消して、比較的大
形の被包装物を包装できるものでありながら、簡単な構
成で小形にできる包装装置を提供することを技術的課題
とする。
形の被包装物を包装できるものでありながら、簡単な構
成で小形にできる包装装置を提供することを技術的課題
とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、例えば、本発明の実施の形態を示す図1及
び図2に基づいて説明すると、包装装置を次のように構
成したものである。即ち、本発明1は、少なくとも一部
を開閉可能に構成した閉鎖経路を形成する環状軌道(11)
と、上記環状軌道(11)に乗って周回する台車(4)と、上
記台車(4)に搭載され、回転可能に支持された包装材コ
イル(5)から包装材(6)を供給可能に構成した包装材供
給手段(7)と、被包装物(8)の少なくとも一部を閉鎖し
た上記環状軌道(11)内に配置した状態で支持可能な支持
手段(9)とを備えた包装装置であって、上記環状軌道(1
1)に沿って台車駆動手段(12)を設けて、この台車駆動手
段(12)と上記台車(4)とを連携可能に構成し、この台車
駆動手段(12)を駆動することにより上記台車(4)を上記
環状軌道(11)に沿って周回可能に構成したことを特徴と
する。
するために、例えば、本発明の実施の形態を示す図1及
び図2に基づいて説明すると、包装装置を次のように構
成したものである。即ち、本発明1は、少なくとも一部
を開閉可能に構成した閉鎖経路を形成する環状軌道(11)
と、上記環状軌道(11)に乗って周回する台車(4)と、上
記台車(4)に搭載され、回転可能に支持された包装材コ
イル(5)から包装材(6)を供給可能に構成した包装材供
給手段(7)と、被包装物(8)の少なくとも一部を閉鎖し
た上記環状軌道(11)内に配置した状態で支持可能な支持
手段(9)とを備えた包装装置であって、上記環状軌道(1
1)に沿って台車駆動手段(12)を設けて、この台車駆動手
段(12)と上記台車(4)とを連携可能に構成し、この台車
駆動手段(12)を駆動することにより上記台車(4)を上記
環状軌道(11)に沿って周回可能に構成したことを特徴と
する。
【0009】ここで、上記台車駆動手段とは歯付きベル
トやチェーンなど、環状軌道に沿ってエンドレスに循環
する伝動手段が一般に用いられるが、環状軌道に沿って
駆動ギヤや駆動ローラ等を多数配置して構成したもので
あってもよい。また、上記台車駆動手段は、台車に設け
た受動部へ係脱可能に直接連携させて台車を駆動しても
よく、或いは、例えば台車に設けた受動ギヤに連携さ
せ、この受動ギヤと環状軌道に設けたラックに噛み合う
駆動ギヤとを連動連結することにより台車を駆動するよ
うに構成してもよい。なお、本発明にいう包装装置は、
対象物品にシート材や条材等を巻き付けるための装置を
いい、対象物品を包装する装置だけでなく、対象物品を
結束するための装置、即ち結束装置をも含む。
トやチェーンなど、環状軌道に沿ってエンドレスに循環
する伝動手段が一般に用いられるが、環状軌道に沿って
駆動ギヤや駆動ローラ等を多数配置して構成したもので
あってもよい。また、上記台車駆動手段は、台車に設け
た受動部へ係脱可能に直接連携させて台車を駆動しても
よく、或いは、例えば台車に設けた受動ギヤに連携さ
せ、この受動ギヤと環状軌道に設けたラックに噛み合う
駆動ギヤとを連動連結することにより台車を駆動するよ
うに構成してもよい。なお、本発明にいう包装装置は、
対象物品にシート材や条材等を巻き付けるための装置を
いい、対象物品を包装する装置だけでなく、対象物品を
結束するための装置、即ち結束装置をも含む。
【0010】また、本発明2は、包装材コイル(5)をそ
の軸心回りに回転可能に支持して、この包装材コイル
(5)から包装材(6)を供給可能に構成した包装材供給手
段(7)を備える包装装置であって、上記包装材コイル
(5)を、包装材(6)の供給方向とは逆方向の回転力を付
与する駆動源(25)にトルクリミッター(24)を介して連動
連結して、包装材コイル(5)から包装材(6)を引き出す
ことにより生じるトルクが所定値以下になるとこの包装
材コイル(5)を逆回転可能に構成したことを特徴とす
る。
の軸心回りに回転可能に支持して、この包装材コイル
(5)から包装材(6)を供給可能に構成した包装材供給手
段(7)を備える包装装置であって、上記包装材コイル
(5)を、包装材(6)の供給方向とは逆方向の回転力を付
与する駆動源(25)にトルクリミッター(24)を介して連動
連結して、包装材コイル(5)から包装材(6)を引き出す
ことにより生じるトルクが所定値以下になるとこの包装
材コイル(5)を逆回転可能に構成したことを特徴とす
る。
【0011】また、本発明3は、包装材コイル(5)から
包装材(6)を供給可能に構成した包装材供給手段(7)を
備える包装装置であって、包装材コイル(5)とこの包装
材コイル(5)から供給された包装材(6)が巻き付けられ
る被包装物(8)との間に張力調整ローラ(14)を配置し、
この張力調整ローラ(14)の表面に沿って包装材(6)を通
過させることにより張力調整ローラ(14)を回転可能に構
成し、上記張力調整ローラ(14)を、包装材(6)の通過方
向とは逆方向の回転力を付与する駆動源(25)にトルクリ
ミッター(24)を介して連動連結して、張力調整ローラ(1
4)の表面を通過した包装材(6)の張力が所定値以下にな
ると、この張力調整ローラ(14)を逆回転可能に構成した
ことを特徴とする。
包装材(6)を供給可能に構成した包装材供給手段(7)を
備える包装装置であって、包装材コイル(5)とこの包装
材コイル(5)から供給された包装材(6)が巻き付けられ
る被包装物(8)との間に張力調整ローラ(14)を配置し、
この張力調整ローラ(14)の表面に沿って包装材(6)を通
過させることにより張力調整ローラ(14)を回転可能に構
成し、上記張力調整ローラ(14)を、包装材(6)の通過方
向とは逆方向の回転力を付与する駆動源(25)にトルクリ
ミッター(24)を介して連動連結して、張力調整ローラ(1
4)の表面を通過した包装材(6)の張力が所定値以下にな
ると、この張力調整ローラ(14)を逆回転可能に構成した
ことを特徴とする。
【0012】上記本発明2や本発明3の包装装置は、包
装材供給手段を固定して被包装物を自転させることによ
り被包装物に包装材を巻き付ける包装装置に適用しても
よいが、本発明1の包装装置のような、包装材供給手段
を搭載した台車を環状軌道に沿って周回させる包装装置
に適用してもよい。さらにこの場合、台車は本発明1の
ように環状軌道に沿って設けた台車駆動手段により駆動
してもよく、或いは台車にモータを搭載し環状軌道に沿
って配置した導電軌条からこのモータに給電して台車を
自走させてもよい。
装材供給手段を固定して被包装物を自転させることによ
り被包装物に包装材を巻き付ける包装装置に適用しても
よいが、本発明1の包装装置のような、包装材供給手段
を搭載した台車を環状軌道に沿って周回させる包装装置
に適用してもよい。さらにこの場合、台車は本発明1の
ように環状軌道に沿って設けた台車駆動手段により駆動
してもよく、或いは台車にモータを搭載し環状軌道に沿
って配置した導電軌条からこのモータに給電して台車を
自走させてもよい。
【0013】
【作用】本発明1では、台車駆動手段を環状軌道に沿っ
て循環させることにより、これと連動する台車が環状軌
道に乗って周回し、この台車に載置された包装材供給手
段により包装材コイルから包装材が引き出されて被包装
物に巻き付けられる。
て循環させることにより、これと連動する台車が環状軌
道に乗って周回し、この台車に載置された包装材供給手
段により包装材コイルから包装材が引き出されて被包装
物に巻き付けられる。
【0014】本発明2では、包装材コイルから引き出さ
れて被包装物に巻き取られるまでの包装材の長さが短く
なり包装材の張力が減少すると、駆動源からの回転力が
包装材コイルに伝達され、包装材コイルが逆回転して包
装材に張力が付与される。一方、被包装物に巻き取られ
ることにより、包装材コイルから引き出される包装材に
所定値以上の張力が加わっていると、駆動源からの回転
力がトルクリミッターにより遮断され、包装材コイルか
ら包装材が円滑に供給される。
れて被包装物に巻き取られるまでの包装材の長さが短く
なり包装材の張力が減少すると、駆動源からの回転力が
包装材コイルに伝達され、包装材コイルが逆回転して包
装材に張力が付与される。一方、被包装物に巻き取られ
ることにより、包装材コイルから引き出される包装材に
所定値以上の張力が加わっていると、駆動源からの回転
力がトルクリミッターにより遮断され、包装材コイルか
ら包装材が円滑に供給される。
【0015】本発明3では、包装材コイルから供給され
る包装材が通過する際に張力調整ローラが包装材との摩
擦力で回転する。そして被包装物に巻き取られることに
より包装材に付与される張力が所定値以下になると、張
力調整ローラが逆回転して包装材が巻き戻され、包装材
の張力が所定値以上に維持される。また、被包装物に巻
き取られることにより包装材に付与される張力が所定値
以上の張力が加わっていると、駆動源からの回転力がト
ルクリミッターにより遮断され、包装材コイルから包装
材が円滑に供給される。
る包装材が通過する際に張力調整ローラが包装材との摩
擦力で回転する。そして被包装物に巻き取られることに
より包装材に付与される張力が所定値以下になると、張
力調整ローラが逆回転して包装材が巻き戻され、包装材
の張力が所定値以上に維持される。また、被包装物に巻
き取られることにより包装材に付与される張力が所定値
以上の張力が加わっていると、駆動源からの回転力がト
ルクリミッターにより遮断され、包装材コイルから包装
材が円滑に供給される。
【0016】なお、上記本発明2や本発明3の包装装置
に用いる駆動源としては、逆回転専用の駆動源を設けて
も良いが、上記包装材供給手段を台車に載置して被包装
物の周囲を周回させる場合には、この台車を周回させる
駆動源を利用するのが好ましい。台車の周回速度を高め
ると包装材コイルと被包装物との距離変動が激しくなっ
て急速に弛みを生じることになるので、この台車を周回
させる駆動源を利用することにより、上記距離変動によ
り生じる弛みを台車の速度に応じて素早く吸収できるか
らである。
に用いる駆動源としては、逆回転専用の駆動源を設けて
も良いが、上記包装材供給手段を台車に載置して被包装
物の周囲を周回させる場合には、この台車を周回させる
駆動源を利用するのが好ましい。台車の周回速度を高め
ると包装材コイルと被包装物との距離変動が激しくなっ
て急速に弛みを生じることになるので、この台車を周回
させる駆動源を利用することにより、上記距離変動によ
り生じる弛みを台車の速度に応じて素早く吸収できるか
らである。
【0017】
【実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面に基づ
き説明する。図1及び図2は本発明の実施形態を示し、
図1は包装装置の一部を破断した正面図、図2は包装装
置に用いる台車の一部破断斜視図である。
き説明する。図1及び図2は本発明の実施形態を示し、
図1は包装装置の一部を破断した正面図、図2は包装装
置に用いる台車の一部破断斜視図である。
【0018】図1に示すように、この包装装置(1)は、
内部に被包装物収容空間(2)を設けた枠本体(3)と、上
記被包装物収容空間(2)の周囲を周回する台車(4)と、
上記台車(4)に搭載された包装材コイル(5)から包装材
(6)を供給する包装材供給手段(7)と、被包装物である
鋼板巻回コイル(8)を支持する支持手段(9)とを備えて
いる。
内部に被包装物収容空間(2)を設けた枠本体(3)と、上
記被包装物収容空間(2)の周囲を周回する台車(4)と、
上記台車(4)に搭載された包装材コイル(5)から包装材
(6)を供給する包装材供給手段(7)と、被包装物である
鋼板巻回コイル(8)を支持する支持手段(9)とを備えて
いる。
【0019】上記枠本体(3)は、2台のコ字形半枠体(3
a・3a)を、その開口端(10)が互い接当する状態で配置す
ることにより構成してあり、枠本体(3)の前後面には内
縁に沿って閉鎖経路を形成する環状軌道(11)が形成して
ある。上記各コ字形半枠体(3a・3a)は、図1においてそ
れぞれ左右に接離移動可能に構成してあり、互いに接離
することにより上記環状軌道(11)が中央部で開閉され
る。そして上記鋼板巻回コイル(8)の搬入・搬出は上記
環状軌道(11)が開かれた状態で行われ、図1に示す搬入
した状態では、鋼板巻回コイル(8)の上部のみが上記環
状軌道(11)内に配置された状態、即ち、環状軌道(11)が
鋼板巻回コイル(8)の内部に挿通された状態で、鋼板巻
回コイル(8)を上記支持手段(9)により支持してある。
a・3a)を、その開口端(10)が互い接当する状態で配置す
ることにより構成してあり、枠本体(3)の前後面には内
縁に沿って閉鎖経路を形成する環状軌道(11)が形成して
ある。上記各コ字形半枠体(3a・3a)は、図1においてそ
れぞれ左右に接離移動可能に構成してあり、互いに接離
することにより上記環状軌道(11)が中央部で開閉され
る。そして上記鋼板巻回コイル(8)の搬入・搬出は上記
環状軌道(11)が開かれた状態で行われ、図1に示す搬入
した状態では、鋼板巻回コイル(8)の上部のみが上記環
状軌道(11)内に配置された状態、即ち、環状軌道(11)が
鋼板巻回コイル(8)の内部に挿通された状態で、鋼板巻
回コイル(8)を上記支持手段(9)により支持してある。
【0020】なお、本実施形態では2台のコ字形半枠体
(3a・3a)を互いに接離移動させることにより環状軌道(1
1)を開閉可能に構成したが、本発明における環状軌道
は、枠本体の一部のみを、例えば平行移動や揺動移動等
させることにより開閉してもよい。
(3a・3a)を互いに接離移動させることにより環状軌道(1
1)を開閉可能に構成したが、本発明における環状軌道
は、枠本体の一部のみを、例えば平行移動や揺動移動等
させることにより開閉してもよい。
【0021】図1及び図2に示すように、上記各コ字形
半枠体(3a)には、内周面とその外方とに亘って巡回する
歯付きベルト(12)が台車駆動手段として配置してあり、
この歯付きベルト(12)をモータ(13)で巡回駆動するとと
もに上記台車(4)に連携させることにより、歯付きベル
ト(12)の駆動力で台車(4)が上記環状軌道(11)を周回す
る。
半枠体(3a)には、内周面とその外方とに亘って巡回する
歯付きベルト(12)が台車駆動手段として配置してあり、
この歯付きベルト(12)をモータ(13)で巡回駆動するとと
もに上記台車(4)に連携させることにより、歯付きベル
ト(12)の駆動力で台車(4)が上記環状軌道(11)を周回す
る。
【0022】上記包装材コイル(5)から供給される包装
材(6)は、台車(4)が環状軌道(11)を周回することによ
り次々と包装材コイル(5)から引き出されて、張力調整
ローラ(14)の周囲を通過したのち上記鋼板巻回コイル
(8)に巻き付けられる。上記鋼板巻回コイル(8)は上記
支持手段(9)により回転しながら支持されており、従っ
て、上記包装材(6)は鋼板巻回コイル(8)の内外を螺旋
状に巻き付けられ、鋼板巻回コイル(8)が支持手段(9)
上で一回転することにより包装が完了する。
材(6)は、台車(4)が環状軌道(11)を周回することによ
り次々と包装材コイル(5)から引き出されて、張力調整
ローラ(14)の周囲を通過したのち上記鋼板巻回コイル
(8)に巻き付けられる。上記鋼板巻回コイル(8)は上記
支持手段(9)により回転しながら支持されており、従っ
て、上記包装材(6)は鋼板巻回コイル(8)の内外を螺旋
状に巻き付けられ、鋼板巻回コイル(8)が支持手段(9)
上で一回転することにより包装が完了する。
【0023】図2に示すように、上記台車(4)は2枚の
側板(15・15)間に受動ギヤ(16)を回転可能に支持してあ
り、前記歯付きベルト(12)はこの受動ギヤ(16)に噛み合
わせてある。またこの受動ギヤ(16)は、上記側板(15)の
外面にそれぞれ配置した伝動機構(17)を介して駆動ギヤ
(18)に連動連結してある。この駆動ギヤ(18)は前記環状
軌道(11)の外周面に形成したラック(19)と噛み合ってお
り、上記歯付きベルト(12)の駆動力が受動ギヤ(16)から
駆動ギヤ(18)へ伝動されることにより台車(4)が環状軌
道(11)に沿って周回する。
側板(15・15)間に受動ギヤ(16)を回転可能に支持してあ
り、前記歯付きベルト(12)はこの受動ギヤ(16)に噛み合
わせてある。またこの受動ギヤ(16)は、上記側板(15)の
外面にそれぞれ配置した伝動機構(17)を介して駆動ギヤ
(18)に連動連結してある。この駆動ギヤ(18)は前記環状
軌道(11)の外周面に形成したラック(19)と噛み合ってお
り、上記歯付きベルト(12)の駆動力が受動ギヤ(16)から
駆動ギヤ(18)へ伝動されることにより台車(4)が環状軌
道(11)に沿って周回する。
【0024】上記歯付きベルト(12)は各コ字形半枠体(3
a)の内周面全体に亘ってそれぞれ設けてあるため、図1
に示すように、両コ字形半枠体(3a・3a)の開口端(10)を
互い接当すると両歯付きベルト(12・12)が上記開口端(1
0)で互いに干渉する虞れがある。そこでこの実施形態で
は、一方の歯付きベルト(12)を、図2においてコ字形半
枠体(3a)に形成した手前側の溝に配置し、他方の歯付き
ベルト(12)を奥側の溝に配置して、両歯付きベルト(12
・12)が互いに干渉しないようにしてあり、従って、上
記受動ギヤ(16)は側板(15・15)間に2個配置してある。
但し、本発明の台車駆動手段(12)とこれに連携する台車
(4)に設けた連携手段はこの実施形態の構成に限定され
ないことは言うまでもない。なお、各側板(15)の内面に
は、台車(4)を環状軌道(11)に乗せて円滑に案内するた
め、前後に4個の挟持ローラ(20)を付設してある。
a)の内周面全体に亘ってそれぞれ設けてあるため、図1
に示すように、両コ字形半枠体(3a・3a)の開口端(10)を
互い接当すると両歯付きベルト(12・12)が上記開口端(1
0)で互いに干渉する虞れがある。そこでこの実施形態で
は、一方の歯付きベルト(12)を、図2においてコ字形半
枠体(3a)に形成した手前側の溝に配置し、他方の歯付き
ベルト(12)を奥側の溝に配置して、両歯付きベルト(12
・12)が互いに干渉しないようにしてあり、従って、上
記受動ギヤ(16)は側板(15・15)間に2個配置してある。
但し、本発明の台車駆動手段(12)とこれに連携する台車
(4)に設けた連携手段はこの実施形態の構成に限定され
ないことは言うまでもない。なお、各側板(15)の内面に
は、台車(4)を環状軌道(11)に乗せて円滑に案内するた
め、前後に4個の挟持ローラ(20)を付設してある。
【0025】上記2枚の側板(15・15)間には、前記包装
材供給手段(7)として、包装材コイル(5)と張力調整ロ
ーラ(14)と3本のガイドローラ(21…)がそれぞれ回転可
能に支持されており、包装材コイル(5)から引き出され
た包装材(6)は、張力調整ローラ(14)と3本のガイドロ
ーラ(21…)との間の屈曲した経路を通って鋼板巻回コイ
ルの周囲に供給されるが、このとき、周面上を通過する
包装材(6)との摩擦力により張力調整ローラ(14)が自転
する。
材供給手段(7)として、包装材コイル(5)と張力調整ロ
ーラ(14)と3本のガイドローラ(21…)がそれぞれ回転可
能に支持されており、包装材コイル(5)から引き出され
た包装材(6)は、張力調整ローラ(14)と3本のガイドロ
ーラ(21…)との間の屈曲した経路を通って鋼板巻回コイ
ルの周囲に供給されるが、このとき、周面上を通過する
包装材(6)との摩擦力により張力調整ローラ(14)が自転
する。
【0026】上記台車(4)が環状軌道(11)を周回する際
に、包装材コイル(5)と鋼板巻回コイル(8)への巻き付
け位置との距離が周期的に変動するが、この距離が短く
なるときに包装材コイル(5)からの包装材(6)の引き出
し力、即ち、包装材(6)の張力が弱まり、このままでは
適正に包装することができない。そこで、上記包装材コ
イル(5)の支軸(22)及び張力調整ローラ(14)の支軸(23)
の図2における手前側の端部にそれぞれトルクリミッタ
ー(24・24)を付設し、この各トルクリミッター(24)と上
記伝動機構(17)を介して駆動源(25)となる上記受動ギヤ
(16)に連動連結し、この受動ギヤ(16)から、包装材(6)
の供給・通過方向とは逆方向の回転力を包装材コイル
(5)及び張力調整ローラ(14)に付与できるように構成し
てある。
に、包装材コイル(5)と鋼板巻回コイル(8)への巻き付
け位置との距離が周期的に変動するが、この距離が短く
なるときに包装材コイル(5)からの包装材(6)の引き出
し力、即ち、包装材(6)の張力が弱まり、このままでは
適正に包装することができない。そこで、上記包装材コ
イル(5)の支軸(22)及び張力調整ローラ(14)の支軸(23)
の図2における手前側の端部にそれぞれトルクリミッタ
ー(24・24)を付設し、この各トルクリミッター(24)と上
記伝動機構(17)を介して駆動源(25)となる上記受動ギヤ
(16)に連動連結し、この受動ギヤ(16)から、包装材(6)
の供給・通過方向とは逆方向の回転力を包装材コイル
(5)及び張力調整ローラ(14)に付与できるように構成し
てある。
【0027】上記トルクリミッター(24)は、包装材コイ
ル(5)や張力調整ローラ(14)が包装材(6)の引き出しに
より所定値以上のトルクで回転している場合は駆動源(2
5)からの回転力を遮断して包装材(6)を円滑に引き出せ
るようにしてあり、また、上記引き出しによるトルクが
所定値よりも小さくなると遮断を解除して駆動源(25)か
らの回転力を伝動し、弛みかけた包装材(6)を巻き戻し
て張力を高めるように設定してある。
ル(5)や張力調整ローラ(14)が包装材(6)の引き出しに
より所定値以上のトルクで回転している場合は駆動源(2
5)からの回転力を遮断して包装材(6)を円滑に引き出せ
るようにしてあり、また、上記引き出しによるトルクが
所定値よりも小さくなると遮断を解除して駆動源(25)か
らの回転力を伝動し、弛みかけた包装材(6)を巻き戻し
て張力を高めるように設定してある。
【0028】なお、上記包装材コイル(5)は、包装材
(6)の消費に伴って外径が小さくなって行くことから、
上記トルクリミッター(24)を介して伝動される逆方向へ
の回転力は、最初は小さな引き出し力にしか対向できな
い。しかしながら、この包装材コイル(5)に伝動される
逆方向への回転力は、包装材コイル(5)と張力調整ロー
ラ(14)との間にある包装材(6)の弛みをとるだけでよい
ので、張力に変動が生じても問題ない。一方、張力調整
ローラ(14)は外径が一定であるので、この張力調整ロー
ラ(14)に伝動される回転力は、包装材(6)の消費とは無
関係に、鋼板巻回コイル(8)へ巻き付けられる包装材
(6)へ一定以上の張力を付与することができる。
(6)の消費に伴って外径が小さくなって行くことから、
上記トルクリミッター(24)を介して伝動される逆方向へ
の回転力は、最初は小さな引き出し力にしか対向できな
い。しかしながら、この包装材コイル(5)に伝動される
逆方向への回転力は、包装材コイル(5)と張力調整ロー
ラ(14)との間にある包装材(6)の弛みをとるだけでよい
ので、張力に変動が生じても問題ない。一方、張力調整
ローラ(14)は外径が一定であるので、この張力調整ロー
ラ(14)に伝動される回転力は、包装材(6)の消費とは無
関係に、鋼板巻回コイル(8)へ巻き付けられる包装材
(6)へ一定以上の張力を付与することができる。
【0029】上記実施形態では、鋼板巻回コイルを包装
する場合について説明したが、鋼材の束など他の被包装
物の包装にも適用できることは言うまでもない。例えば
長尺の鋼材の束を包装する場合には、図1における紙面
と垂直方向に鋼材を順次送りながら台車を周回させるこ
とにより、包装材を螺旋状に巻き付けて包装することが
できる。また、上記包装材の張力を所定値以上に保持す
る機構は、包装材供給手段を定置しておき、被包装物を
自転させる場合にも適用できる。しかしながら、上記実
施形態のように、環状軌道を周回する台車に搭載した包
装材供給手段に上記機構を採用した場合には、簡単でコ
ンパクトな構成で包装材の張力を保持でき、台車を小形
にできるので、包装装置全体を小形にまとめることがで
きる。
する場合について説明したが、鋼材の束など他の被包装
物の包装にも適用できることは言うまでもない。例えば
長尺の鋼材の束を包装する場合には、図1における紙面
と垂直方向に鋼材を順次送りながら台車を周回させるこ
とにより、包装材を螺旋状に巻き付けて包装することが
できる。また、上記包装材の張力を所定値以上に保持す
る機構は、包装材供給手段を定置しておき、被包装物を
自転させる場合にも適用できる。しかしながら、上記実
施形態のように、環状軌道を周回する台車に搭載した包
装材供給手段に上記機構を採用した場合には、簡単でコ
ンパクトな構成で包装材の張力を保持でき、台車を小形
にできるので、包装装置全体を小形にまとめることがで
きる。
【0030】
【発明の効果】本発明は上記のように構成され作用する
ことから、次の効果を奏する。
ことから、次の効果を奏する。
【0031】(イ) 本発明1では、台車を環状軌道に沿
って設けた台車駆動手段に連携させて周回させることか
ら、前記従来技術で必要としたモータ等の駆動手段を台
車に搭載する必要がなく、台車を小形に形成することが
できる。この結果、環状軌道のコーナー部を小さな曲率
半径に設定できるので、比較的大形の被包装物を包装す
る装置であっても包装装置全体を小形にまとめることが
できる。しかも、前記従来技術で必要とした導電軌条の
ような露出した配線を設けないことから漏電対策等を簡
略にでき、この点からも包装装置全体を小形にまとめる
ことができる。
って設けた台車駆動手段に連携させて周回させることか
ら、前記従来技術で必要としたモータ等の駆動手段を台
車に搭載する必要がなく、台車を小形に形成することが
できる。この結果、環状軌道のコーナー部を小さな曲率
半径に設定できるので、比較的大形の被包装物を包装す
る装置であっても包装装置全体を小形にまとめることが
できる。しかも、前記従来技術で必要とした導電軌条の
ような露出した配線を設けないことから漏電対策等を簡
略にでき、この点からも包装装置全体を小形にまとめる
ことができる。
【0032】(ロ) 本発明2や本発明3では、包装材コ
イルや張力調整ローラにトルクリミッターを介して駆動
源を連動連結するだけで、包装材に所定の張力を付与す
ることができるので、前記従来技術で用いた複数本の揺
動ガイドローラを設ける必要がなく、包装装置全体を簡
単な構成で小形にすることができる。
イルや張力調整ローラにトルクリミッターを介して駆動
源を連動連結するだけで、包装材に所定の張力を付与す
ることができるので、前記従来技術で用いた複数本の揺
動ガイドローラを設ける必要がなく、包装装置全体を簡
単な構成で小形にすることができる。
【0033】(ハ) 本発明3では、包装材コイルと被包
装物との間に配置した張力調整ローラに、逆方向の回転
力を付与する駆動源をトルクリミッターを介して連動連
結してあるので、包装材の消費とは無関係に一定張力を
包装材に付与することができる。
装物との間に配置した張力調整ローラに、逆方向の回転
力を付与する駆動源をトルクリミッターを介して連動連
結してあるので、包装材の消費とは無関係に一定張力を
包装材に付与することができる。
【図1】本発明の実施形態を示す、包装装置の一部破断
正面図である。
正面図である。
【図2】包装装置に用いる台車の一部破断斜視図であ
る。
る。
【図3】従来技術を示す、台車の破断正面図である。
1…包装装置、 4…台車、 5…包装材コイル、 6…包装材、 7…包装材供給手段、 8…被包装物(鋼板巻回コイル)、 9…支持手段、 11…環状軌道、 12…台車駆動手段(歯付きベルト)、 14…張力調整ローラ、 24…トルクリミッター、 25…駆動源。
【手続補正書】
【提出日】平成10年9月4日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正内容】
【0002】
【従来技術】従来、鋼板巻回コイルの包装装置として
は、例えば特開平5−294314号公報に開示された
ように、一部を開閉可能に構成した閉鎖経路を形成する
環状軌道と、上記環状軌道に乗って周回する台車と、上
記台車に搭載され、包装材コイルから包装材を供給する
包装材供給手段と、被包装物の一部を閉鎖された上記環
状軌道内に配置した状態で支持できる支持手段とから構
成したものがある。 ─────────────────────────────────────────────────────
は、例えば特開平5−294314号公報に開示された
ように、一部を開閉可能に構成した閉鎖経路を形成する
環状軌道と、上記環状軌道に乗って周回する台車と、上
記台車に搭載され、包装材コイルから包装材を供給する
包装材供給手段と、被包装物の一部を閉鎖された上記環
状軌道内に配置した状態で支持できる支持手段とから構
成したものがある。 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年3月16日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、例えば、本発明の実施の形態を示す図1及
び図2に基づいて説明すると、包装装置を次のように構
成したものである。即ち、本発明1は、少なくとも一部
を開閉可能に構成した閉鎖経路を形成する環状軌道(11)
と、上記環状軌道(11)に乗って周回する台車(4)と、上
記台車(4)に搭載され、回転可能に支持された包装材コ
イル(5)から包装材(6)を供給可能に構成した包装材供
給手段(7)と、被包装物(8)の少なくとも一部を閉鎖し
た上記環状軌道(11)内に配置した状態で支持可能な支持
手段(9)とを備えた包装装置であって、上記環状軌道(1
1)に沿って台車駆動手段(12)を設けて、この台車駆動手
段(12)と上記台車(4)とを係脱可能に連携し、この台車
駆動手段(12)を駆動し、上記環状軌道(11)の開閉部分に
おいて、この開閉部分よりも進行方向手前側に設けた台
車駆動手段(12)から上記台車(4)を離脱させるととも
に、この台車(4)を開閉部分よりも先側に設けた台車駆
動手段(12)に連携させることにより上記台車(4)を上記
環状軌道(11)に沿って周回可能に構成したことを特徴と
する。
するために、例えば、本発明の実施の形態を示す図1及
び図2に基づいて説明すると、包装装置を次のように構
成したものである。即ち、本発明1は、少なくとも一部
を開閉可能に構成した閉鎖経路を形成する環状軌道(11)
と、上記環状軌道(11)に乗って周回する台車(4)と、上
記台車(4)に搭載され、回転可能に支持された包装材コ
イル(5)から包装材(6)を供給可能に構成した包装材供
給手段(7)と、被包装物(8)の少なくとも一部を閉鎖し
た上記環状軌道(11)内に配置した状態で支持可能な支持
手段(9)とを備えた包装装置であって、上記環状軌道(1
1)に沿って台車駆動手段(12)を設けて、この台車駆動手
段(12)と上記台車(4)とを係脱可能に連携し、この台車
駆動手段(12)を駆動し、上記環状軌道(11)の開閉部分に
おいて、この開閉部分よりも進行方向手前側に設けた台
車駆動手段(12)から上記台車(4)を離脱させるととも
に、この台車(4)を開閉部分よりも先側に設けた台車駆
動手段(12)に連携させることにより上記台車(4)を上記
環状軌道(11)に沿って周回可能に構成したことを特徴と
する。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】また、本発明2は、閉鎖経路を形成する環
状軌道(11)に台車(4)を乗せて、この台車(4)を被包装
物(8)の周囲で周回可能に構成し、上記台車(4)に搭載
した包装材コイル(5)をその軸心回りに回転可能に支持
して、この包装材コイル(5)から包装材(6)を供給可能
に構成した包装材供給手段(7)を備える包装装置であっ
て、上記包装材コイル(5)を、包装材(6)の供給方向と
は逆方向の回転力を付与する状態で、上記台車(4)を周
回させる駆動源(25)にトルクリミッター(24)を介して連
動連結して、包装材コイル(5)から包装材(6)を引き出
すことにより生じるトルクが所定値以下になるとこの包
装材コイル(5)を逆回転可能に構成したことを特徴とす
る。
状軌道(11)に台車(4)を乗せて、この台車(4)を被包装
物(8)の周囲で周回可能に構成し、上記台車(4)に搭載
した包装材コイル(5)をその軸心回りに回転可能に支持
して、この包装材コイル(5)から包装材(6)を供給可能
に構成した包装材供給手段(7)を備える包装装置であっ
て、上記包装材コイル(5)を、包装材(6)の供給方向と
は逆方向の回転力を付与する状態で、上記台車(4)を周
回させる駆動源(25)にトルクリミッター(24)を介して連
動連結して、包装材コイル(5)から包装材(6)を引き出
すことにより生じるトルクが所定値以下になるとこの包
装材コイル(5)を逆回転可能に構成したことを特徴とす
る。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】また、本発明3は、閉鎖経路を形成する環
状軌道(11)に台車(4)を乗せて、この台車(4)を被包装
物(8)の周囲で周回可能に構成し、上記台車(4)に搭載
した包装材コイル(5)から包装材(6)を供給可能に構成
した包装材供給手段(7)を備える包装装置であって、包
装材コイル(5)とこの包装材コイル(5)から供給された
包装材(6)が巻き付けられる被包装物(8)との間に張力
調整ローラ(14)を配置し、この張力調整ローラ(14)の表
面に沿って包装材(6)を通過させることにより張力調整
ローラ(14)を回転可能に構成し、上記張力調整ローラ(1
4)を、包装材(6)の通過方向とは逆方向の回転力を付与
する状態で、上記台車(4)を周回させる駆動源(25)にト
ルクリミッター(24)を介して連動連結して、張力調整ロ
ーラ(14)の表面を通過した包装材(6)の張力が所定値以
下になると、この張力調整ローラ(14)を逆回転可能に構
成したことを特徴とする。
状軌道(11)に台車(4)を乗せて、この台車(4)を被包装
物(8)の周囲で周回可能に構成し、上記台車(4)に搭載
した包装材コイル(5)から包装材(6)を供給可能に構成
した包装材供給手段(7)を備える包装装置であって、包
装材コイル(5)とこの包装材コイル(5)から供給された
包装材(6)が巻き付けられる被包装物(8)との間に張力
調整ローラ(14)を配置し、この張力調整ローラ(14)の表
面に沿って包装材(6)を通過させることにより張力調整
ローラ(14)を回転可能に構成し、上記張力調整ローラ(1
4)を、包装材(6)の通過方向とは逆方向の回転力を付与
する状態で、上記台車(4)を周回させる駆動源(25)にト
ルクリミッター(24)を介して連動連結して、張力調整ロ
ーラ(14)の表面を通過した包装材(6)の張力が所定値以
下になると、この張力調整ローラ(14)を逆回転可能に構
成したことを特徴とする。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】上記本発明2や本発明3の包装装置は、台
車を本発明1のように環状軌道に沿って設けた台車駆動
手段により駆動してもよく、或いは台車にモータを搭載
し環状軌道に沿って配置した導電軌条からこのモータに
給電して台車を自走させてもよい。
車を本発明1のように環状軌道に沿って設けた台車駆動
手段により駆動してもよく、或いは台車にモータを搭載
し環状軌道に沿って配置した導電軌条からこのモータに
給電して台車を自走させてもよい。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】なお、上記本発明2や本発明3の、包装材
コイルや張力調整ロールに逆方向の回転力を付与するた
めの駆動源としては、上記台車を周回させる駆動源を利
用してあるので、台車の周回速度を高めると包装材コイ
ルと被包装物との距離変動が激しくなって急速に弛みを
生じることになっても、この距離変動により生じる弛み
は台車の速度に応じて素早く吸収される。
コイルや張力調整ロールに逆方向の回転力を付与するた
めの駆動源としては、上記台車を周回させる駆動源を利
用してあるので、台車の周回速度を高めると包装材コイ
ルと被包装物との距離変動が激しくなって急速に弛みを
生じることになっても、この距離変動により生じる弛み
は台車の速度に応じて素早く吸収される。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正内容】
【0021】図1及び図2に示すように、上記各コ字形
半枠体(3a)には、内周面とその外方とに亘って巡回する
歯付きベルト(12)が台車駆動手段として配置してあり、
この歯付きベルト(12)をモータ(13)で巡回駆動するとと
もに上記台車(4)に係脱可能に連携させ、上記環状軌道
(11)の開閉部分においてこの開閉部分よりも進行方向手
前側に設けた歯付きベルト(12)から上記台車(4)を離脱
させるとともに、この台車(4)を開閉部分よりも先側に
設けた歯付きベルト(12)に連携させることにより、歯付
きベルト(12)の駆動力で台車(4)が上記環状軌道(11)を
周回する。
半枠体(3a)には、内周面とその外方とに亘って巡回する
歯付きベルト(12)が台車駆動手段として配置してあり、
この歯付きベルト(12)をモータ(13)で巡回駆動するとと
もに上記台車(4)に係脱可能に連携させ、上記環状軌道
(11)の開閉部分においてこの開閉部分よりも進行方向手
前側に設けた歯付きベルト(12)から上記台車(4)を離脱
させるとともに、この台車(4)を開閉部分よりも先側に
設けた歯付きベルト(12)に連携させることにより、歯付
きベルト(12)の駆動力で台車(4)が上記環状軌道(11)を
周回する。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0029
【補正方法】変更
【補正内容】
【0029】上記実施形態では、鋼板巻回コイルを包装
する場合について説明したが、鋼材の束など他の被包装
物の包装にも適用できることは言うまでもない。例えば
長尺の鋼材の束を包装する場合には、図1における紙面
と垂直方向に鋼材を順次送りながら台車を周回させるこ
とにより、包装材を螺旋状に巻き付けて包装することが
できる。
する場合について説明したが、鋼材の束など他の被包装
物の包装にも適用できることは言うまでもない。例えば
長尺の鋼材の束を包装する場合には、図1における紙面
と垂直方向に鋼材を順次送りながら台車を周回させるこ
とにより、包装材を螺旋状に巻き付けて包装することが
できる。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0032
【補正方法】変更
【補正内容】
【0032】(ロ) 本発明2や本発明3では、包装材コ
イルや張力調整ローラにトルクリミッターを介して駆動
源を連動連結するだけで、包装材に所定の張力を付与す
ることができるので、前記従来技術で用いた複数本の揺
動ガイドローラを設ける必要がなく、しかも包装材コイ
ルや張力調整ロールに逆方向の回転力を付与するための
駆動源に台車周回用の駆動源を利用していることから、
簡単でコンパクトな構成で包装材の張力を保持でき、包
装装置全体を簡単な構成で小形にすることができる。さ
らに、台車の周回速度を高めた場合に包装材コイルと被
包装物との距離変動が激しくなって急速に弛みを生じて
も、包装材コイルや張力調整ロールに逆方向の回転力を
付与するための駆動源に台車周回用の駆動源を利用して
あるので、台車の速度に応じて上記弛みを素早く吸収す
ることができる。
イルや張力調整ローラにトルクリミッターを介して駆動
源を連動連結するだけで、包装材に所定の張力を付与す
ることができるので、前記従来技術で用いた複数本の揺
動ガイドローラを設ける必要がなく、しかも包装材コイ
ルや張力調整ロールに逆方向の回転力を付与するための
駆動源に台車周回用の駆動源を利用していることから、
簡単でコンパクトな構成で包装材の張力を保持でき、包
装装置全体を簡単な構成で小形にすることができる。さ
らに、台車の周回速度を高めた場合に包装材コイルと被
包装物との距離変動が激しくなって急速に弛みを生じて
も、包装材コイルや張力調整ロールに逆方向の回転力を
付与するための駆動源に台車周回用の駆動源を利用して
あるので、台車の速度に応じて上記弛みを素早く吸収す
ることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 前川 三喜男 兵庫県伊丹市北園3丁目36番2号 シンエ イテック株式会社内 (72)発明者 池田 満治 兵庫県伊丹市北園3丁目36番2号 シンエ イテック株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】 少なくとも一部を開閉可能に構成した閉
鎖経路を形成する環状軌道(11)と、 上記環状軌道(11)に乗って周回する台車(4)と、 上記台車(4)に搭載され、回転可能に支持された包装材
コイル(5)から包装材(6)を供給可能に構成した包装材
供給手段(7)と、 被包装物(8)の少なくとも一部を閉鎖した上記環状軌道
(11)内に配置した状態で支持可能な支持手段(9)とを備
えた包装装置であって、 上記環状軌道(11)に沿って台車駆動手段(12)を設けて、
この台車駆動手段(12)と上記台車(4)とを連携可能に構
成し、 この台車駆動手段(12)を駆動することにより上記台車
(4)を上記環状軌道(11)に沿って周回可能に構成したこ
とを特徴とする、包装装置。 - 【請求項2】 包装材コイル(5)をその軸心回りに回転
可能に支持して、この包装材コイル(5)から包装材(6)
を供給可能に構成した包装材供給手段(7)を備える包装
装置であって、 上記包装材コイル(5)を、包装材(6)の供給方向とは逆
方向の回転力を付与する駆動源(25)にトルクリミッター
(24)を介して連動連結して、包装材コイル(5)から包装
材(6)を引き出すことにより生じるトルクが所定値以下
になるとこの包装材コイル(5)を逆回転可能に構成した
ことを特徴とする、包装装置。 - 【請求項3】 包装材コイル(5)から包装材(6)を供給
可能に構成した包装材供給手段(7)を備える包装装置で
あって、 包装材コイル(5)とこの包装材コイル(5)から供給され
た包装材(6)が巻き付けられる被包装物(8)との間に張
力調整ローラ(14)を配置し、 この張力調整ローラ(14)の表面に沿って包装材(6)を通
過させることにより張力調整ローラ(14)を回転可能に構
成し、 上記張力調整ローラ(14)を、包装材(6)の通過方向とは
逆方向の回転力を付与する駆動源(25)にトルクリミッタ
ー(24)を介して連動連結して、張力調整ローラ(14)の表
面を通過した包装材(6)の張力が所定値以下になると、
この張力調整ローラ(14)を逆回転可能に構成したことを
特徴とする、包装装置。
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