JPH1122567A - 内燃機関の吸気装置 - Google Patents

内燃機関の吸気装置

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JPH1122567A
JPH1122567A JP19058997A JP19058997A JPH1122567A JP H1122567 A JPH1122567 A JP H1122567A JP 19058997 A JP19058997 A JP 19058997A JP 19058997 A JP19058997 A JP 19058997A JP H1122567 A JPH1122567 A JP H1122567A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
clamp
throttle body
intake
internal combustion
combustion engine
Prior art date
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Pending
Application number
JP19058997A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadamasa Osako
忠政 大迫
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Aisan Industry Co Ltd
Original Assignee
Aisan Industry Co Ltd
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Publication date
Application filed by Aisan Industry Co Ltd filed Critical Aisan Industry Co Ltd
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Publication of JPH1122567A publication Critical patent/JPH1122567A/ja
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  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 スロットルボデーのクリーナホース取付部に
過大な締付力がかからず、クリーナホース取付時の歪を
防止して正確な吸入空気量制御を行える取付構造を提供
する。 【解決手段】 スロットルボデー3とクリーナホース1
3のそれぞれ相対する位置にクランプ係合部材14、1
5を設け、弾性シール部材12を介して、両クランプ係
合部材14、15を板バネ状のクランプ16で挟持して
スロットルボデー3とクリーナホース13とを結合する
ことにより、クランプ取付時にスロットルボデーのクリ
ーナホース取付部に生ずる歪の発生を防止し、正確な吸
入空気量制御を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関の吸入空
気量を制御するためのスロットルボデーと、吸入空気を
清浄化するためのエアークリーナ部から延びるエアーダ
クトとの結合構造に係る。
【0002】
【従来の技術】燃料噴射方式の内燃機関においては、図
6に示すように吸入空気量を制御するための合成樹脂製
のスロットルボデー21と、吸入空気を清浄化するため
の図示しないエアークリーナ部から延びる合成樹脂製の
エアーダクト22との結合は、スロットルボデー21の
エアーダクト取付部23に、弾性シール部材24を介し
てエアーダクト22をかぶせ、エアーダクト22のスロ
ットルボデー21との結合部の外周を、ボルト25の締
結力によって帯状バンド26を締める方式のクランプ2
7で締め付けることにより、スロットルボデー21のエ
アーダクト取付部23に設けられたスプール28と弾性
シール部材24によって気密を保持し、クランプ27の
締付力によって抜け止めを図る構造が一般的である。こ
のようなクランプによる結合方法は、実開平8−68号
公報の図4に、樹脂製の吸気ダクトの端部を締付バンド
により締付固定する方法として開示されている。
【0003】スロットルボデー21には円筒形の吸気通
路29が貫通して形成されており、その吸気通路29を
横切ってスロットルシャフト30が回動できるように貫
入され、スロットルシャフト30にはスロットルバルブ
31が固定されている。スロットルシャフト30の一方
の端部に固定されている図示しないスロットルレバーの
回動によりスロットルバルブ31が開閉され、スロット
ルバルブ31の外周部とスロットルボデー21の吸気通
路29の内壁との隙間面積により吸入空気量を制御し、
吸入空気を内燃機関に導く構造となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記し
た従来の結合方法では、クランプのボルト締付力が50
0ないし1000Kgと大きいため、スロットルボデー
が合成樹脂製である場合には、締め付けたときにスロッ
トルボデーのエアーダクト取付部に歪が生じ、スロット
ルボデーのスロットルバルブ周辺部にまで応力歪がおよ
ぶことがある。この場合は、吸気通路29が楕円状に変
形し、スロットルバルブ開度が小さい小空気量時の制御
ができず、内燃機関のアイドリング制御が正しく行えな
いことがある。
【0005】そこで、本発明はスロットルボデーにエア
ーダクトを取り付けたときに、スロットルボデーのエア
ーダクト取付部に過大な締付力がかからず、エアーダク
ト取付時の応力歪を少なくして、正確な吸入空気量制御
を行えるような取付構造を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題の解決を目的と
してなされた請求項1の発明は、吸入空気を清浄化する
エアークリーナからの吸入空気を導くエアーダクトと、
スロットルバルブの開閉により吸入空気量を制御するス
ロットルボデーと、該スロットルボデーで計量された吸
入空気を燃焼室に導くインテークマニホールドからなる
内燃機関の吸気装置であって、前記スロットルボデー入
口部に係合するよう形成された合成樹脂製のエアーダク
トと、前記スロットルボデーの入口部に設けられたスプ
ールと、前記スロットルボデーと前記エアーダクトとで
挟着される弾性シール部材と、前記エアーダクトの出口
部に設けられた第1のクランプ係合部と、前記スロット
ルボデーのエアーダクト取付部に、前記第1のクランプ
係合部と対向して設けられた第2のクランプ係合部と、
前記第1および第2のクランプ係合部を弾発的に挟持す
るためのクランプとで構成され、前記両クランプ係合部
をクランプで挟持することを特徴とするものである。
【0007】また、請求項2の発明は第1および第2の
クランプ係合部からなるクランプ部を複数箇所に設ける
ことにより結合をより確実にしたものである。請求項3
の発明は第1および第2のクランプ係合部の、少なくと
も何れか一方のクランプ係合側に、クランプ抜け止めの
ための突起部を設けたものである。請求項4の発明は第
1および第2のクランプ係合部の、少なくとも何れか一
方のクランプ係合部の両端に、クランプ移動防止のため
のサイドストッパを設けたものである。請求項5の発明
はスロットルボデーの入口部の外周端部にスプールを設
けることにより弾性シール部材による気密保持をより確
実にしたものである。
【0008】
【作用】上述のように、スロットルボデーの入口部に設
けられたスプールと、前記スロットルボデー入口部に係
合するよう形成された合成樹脂製のエアーダクトと、前
記スロットルボデーと前記エアーダクトとで挟着される
弾性シール部材とによって、前記スロットルボデーと前
記エアーダクトとの気密が保持される。気密保持は弾性
シール部材の表面積全体によって成されるが、前記スプ
ール先端と前記エアーダクトの隙間は狭くなるので、弾
性シール部材の締め代が増大し、この部分でより確実な
気密保持が成される。また、前記エアーダクトおよび前
記スロットルボデーのそれぞれに設けられた第1および
第2のクランプ係合部をクランプによって挟持すること
により、前記エアーダクトと前記スロットルボデーとの
抜けを防止することができる。また、クランプの締付荷
重は、前記エアーダクトと前記スロットルボデーを結合
するのに必要な適切な荷重に設定されるとともに、円筒
形のスロットルボデーの軸方向にかかる構造になってい
るので、スロットルボデーのスロットルバルブ周辺部に
まで締付時の歪がおよぶことはない。前記第1および第
2のクランプ係合部の、少なくとも何れか一方のクラン
プ係合側に設けられた突起部によってクランプの外れが
防止できる。また、前記第1および第2のクランプ係合
部の、少なくとも何れか一方のクランプ係合部に設けら
れたサイドストッパによりクランプの左右の移動が防止
できる。前記突起部および前記サイドストッパを前記第
1および第2のクランプ係合部の何れにも設ければより
効果的である。また、クランプ、第1および第2のクラ
ンプ係合部ならびにクランプ抜け止め突起部あるいはサ
イドストッパからなるクランプ部が、複数箇所に設けら
れた取付構造にすることにより、より確実な結合を行う
ことができる。なお、前記クランプ部が2箇所の場合は
外周をおおよそ180度おきに、3箇所の場合はおおよ
そ120度おきに設けるのが効果的であることは言うま
でもない。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の望ましい実施形態
を図面を参照して説明する。図1(a)は本発明の一実
施形態に係る燃料噴射式内燃機関の吸気装置の取付状態
を示す縦断面図で、吸入空気を内燃機関の燃焼室に導く
ための合成樹脂製またはアルミニウ=ム製のインテーク
マニホールド1に、Oリング2を介して合成樹脂製のス
ロットルボデー3が締付ボルト4で組み付けられる。ス
ロットルボデー3およびインテークマニホールド1のフ
ランジ部1aの締付ボルト用の孔1bにはそれぞれ金属
製のインサート5、6が一体成形され、インテークマニ
ホールド1側のインサート6には雌ネジが刻設されてお
り、締付ボルト4の締結力が直接スロットルボデー3の
樹脂部分に及ばないように構成されている。
【0010】スロットルボデー3の中央部は円筒状の吸
気通路7が形成されており、その吸気通路7を横切って
スロットルシャフト8が回動できるように貫入され、ス
ロットルシャフト8にはスロットルバルブ9が固定され
ている。スロットルシャフト8の一方の端部に固定され
ている図示しないスロットルレバーの回動によりスロッ
トルバルブ9が開閉され、スロットルバルブ9の外周部
とスロットルボデーの吸気通路7の内壁7aとの隙間面
積により吸入空気量を制御し、吸入空気を内燃機関に導
く構造となっている。
【0011】スロットルボデー3の入口部10には気密
保持のためのスプール11が形成され、弾性シール部材
12を介して図示しないエアークリーナ部から延びる合
成樹脂製のエアーダクト13が覆うように形成されてい
る。エアーダクト13の出口部13aの外周部先端には
第1のクランプ係合部14が設けられ、スロットルボデ
ー3の入口部10の外周の第1のクランプ係合部14に
対応する位置に第2のクランプ係合部15が設けられて
いる。第1および第2のクランプ係合部14、15をバ
ネ鋼等で成形されたクランプ16の弾発力で挟持してい
る。第2のクランプ係合部15のクランプ16が係合す
る側にクランプ抜け止めのための突起部17が形成され
ている。図1(b)はクランプ16の正面図である。
【0012】図2は第1および第2のクランプ係合部1
4、15の正面図である。第1および第2のクランプ係
合部14、15の幅寸法はクランプ16の幅とほぼ同等
に設定してある。図3はクランプ16、第1および第2
のクランプ係合部14、15、クランプ抜け止めのため
の突起部17からなるクランプ部18が複数箇所に設け
られた場合の実施形態を示す縦断面図である。また、図
4に示すように、第1および第2のクランプ係合部1
4、15の幅をクランプ16の幅より大きくし、両端に
サイドストッパ19、20を設けることによりクランプ
16の左右の移動を防止することができる。図5は前記
サイドストッパの正面図である。
【0013】
【発明の効果】本発明は上述のように構成されているの
で以下に記載する効果を奏する。即ち、請求項1に記載
の内燃機関の吸気装置においては、クランプの締付荷重
は、エアーダクトとスロットルボデーを結合するのに必
要な適切な荷重に設定できるとともに、クランプによる
締付荷重は第1のクランプ係合部および第2のクランプ
係合部を経て円筒状のエアーダクトおよびスロットルボ
デーの軸方向に働くため、締付時に生ずる応力歪はクラ
ンプ部周辺で吸収され、スロットルボデーのスロットル
バルブ周辺部にまで及ぶことはない。従って、小流量時
の吸入空気量の制御に影響がなく、正確な内燃機関の制
御が可能となる。
【0014】また、請求項2に記載の吸気装置において
は、クランプと第1および第2のクランプ係合部からな
るクランプ部が複数箇所に設けられたので、スロットル
ボデーとエアーダクトの、より確実な結合が可能とな
る。請求項3に記載の吸気装置においては、第1または
第2のクランプ係合部の、少なくとも何れか一方のクラ
ンプ係合側に、クランプ抜け止めのための突起部を設け
たので、クランプの外れを確実に防止するできる。請求
項4に記載の吸気装置においては、第1または第2のク
ランプ係合部の、少なくとも何れか一方のクランプ係合
部の両端にサイドストッパを設けたのでクランプの左右
の移動を確実に防止できる。請求項5に記載の吸気装置
においては、スロットルボデーの入口部の外周端部にス
プールを設けたので、弾性シール部材による気密保持を
より確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る吸気装置の縦断面図
である。
【図2】本発明の一実施形態におけるクランプ部を示す
正面図である。
【図3】本発明の一実施形態におけるクランプ部を示す
縦断面図である。
【図4】本発明の一実施形態におけるクランプ部を示す
縦断面図である。
【図5】本発明の一実施形態におけるクランプ部を示す
正面図である。
【図6】従来技術を示す吸気装置の縦断面図である。
【符号の説明】
1 インテークマニホールド 3 スロットルボ
デー 9 スロットルバルブ 10 入口部 11 スプール 12 弾性シール
部材 13 エアーダクト 14 第1のクラ
ンプ係合部 15 第2のクランプ係合部 16 クランプ 17 突起部 18 クランプ部 19、20 サイドストッパ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸入空気を清浄化するエアークリーナか
    らの吸入空気を導くエアーダクトと、スロットルバルブ
    の開閉により吸入空気量を制御するスロットルボデー
    と、該スロットルボデーで計量された吸入空気を燃焼室
    に導くインテークマニホールドとからなる内燃機関の吸
    気装置であって、前記スロットルボデーの入口部に篏合
    するよう形成された合成樹脂製のエアーダクトと、前記
    スロットルボデーと前記エアーダクトとで挟着される弾
    性シール部材と、前記エアーダクトの出口部の外周端部
    に設けられた第1のクランプ係合部と、前記スロットル
    ボデーのエアーダクト取付部に、前記第1のクランプ係
    合部と対向して設けられた第2のクランプ係合部と、前
    記第1および第2のクランプ係合部を弾発的に挟持する
    ためのクランプとで構成され、前記両クランプ係合部を
    クランプで挟持するようにしたことを特徴とする内燃機
    関の吸気装置。
  2. 【請求項2】 第1および第2のクランプ係合部からな
    るクランプ部が、複数箇所に設けられた請求項1記載の
    内燃機関の吸気装置。
  3. 【請求項3】 第1および第2のクランプ係合部の、少
    なくとも何れか一方のクランプ係合側に、クランプ抜け
    止めのための突起部を有する請求項1または2記載の内
    燃機関の吸気装置。
  4. 【請求項4】 第1および第2のクランプ係合部の、少
    なくとも何れか一方のクランプ係合部の両端に、クラン
    プ移動防止のためのサイドストッパを有する請求項1ま
    たは2または3記載の内燃機関の吸気装置。
  5. 【請求項5】 スロットルボデーの入口部の外周端部に
    スプールを有する請求項1または2または3または4記
    載の内燃機関の吸気装置。
JP19058997A 1997-06-30 1997-06-30 内燃機関の吸気装置 Pending JPH1122567A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102996297A (zh) * 2011-09-13 2013-03-27 爱三工业株式会社 内燃机的进气装置
JP2014214611A (ja) * 2013-04-22 2014-11-17 株式会社デンソー 吸気装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN102996297A (zh) * 2011-09-13 2013-03-27 爱三工业株式会社 内燃机的进气装置
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