JPH064054Y2 - 内燃機関のマニホールドガスケット - Google Patents
内燃機関のマニホールドガスケットInfo
- Publication number
- JPH064054Y2 JPH064054Y2 JP13960588U JP13960588U JPH064054Y2 JP H064054 Y2 JPH064054 Y2 JP H064054Y2 JP 13960588 U JP13960588 U JP 13960588U JP 13960588 U JP13960588 U JP 13960588U JP H064054 Y2 JPH064054 Y2 JP H064054Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- manifold
- boss
- combustion engine
- internal combustion
- gasket
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Exhaust Silencers (AREA)
- Gasket Seals (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 （産業上の利用分野） この考案は、内燃機関のマニホールドガスケットに関す
る。
る。
（従来の技術と解決しようとする課題） 内燃機関のシリンダヘッドと吸気マニホルードならびに
排気マニホルードとは接合部にマニホルードガスケット
を介装して締結ボルトにより固定されるようになってお
り、締結ボルトのボス部が流路の開口部に近い場合には
ボス部と開口部とが一体に形成され、ボス部が開口部か
らある程度離れている場合には締結ボルトの締付力が弱
まらないようにボス部と開口部との間にリブが設けられ
る。
排気マニホルードとは接合部にマニホルードガスケット
を介装して締結ボルトにより固定されるようになってお
り、締結ボルトのボス部が流路の開口部に近い場合には
ボス部と開口部とが一体に形成され、ボス部が開口部か
らある程度離れている場合には締結ボルトの締付力が弱
まらないようにボス部と開口部との間にリブが設けられ
る。
そして、この場合マニホルードガスケットは、取付けを
容易にするために、流路の開口部をシールするリング部
と一体に締結ボルトのボス部に対応して締結ボルトを挿
通するボルト穴部が設けられると共に、前述のようにボ
ス部と開口部との間にリブが有る場合、そのリブ面に沿
ってボルト穴部をリング部とを一体化する連結部が設け
られる（実開昭５８−２３５４号、５７−１３４３４４
号公報等参照）。
容易にするために、流路の開口部をシールするリング部
と一体に締結ボルトのボス部に対応して締結ボルトを挿
通するボルト穴部が設けられると共に、前述のようにボ
ス部と開口部との間にリブが有る場合、そのリブ面に沿
ってボルト穴部をリング部とを一体化する連結部が設け
られる（実開昭５８−２３５４号、５７−１３４３４４
号公報等参照）。
ところが、締結ボルトのボス部と流路の開口部の間にリ
ブが有る場合、上記のようなガスケットだと、締結ボル
トの締付力をリブ面からボルト穴部とリング部との連結
部が受けるため、リング部での面圧が弱まってしまう。
この場合、リング部にて面圧が部分的に弱まり、面圧が
偏ってしまうことが確認されている。このため、接合部
のシールが悪化するようになり、接合部から吸気や排気
が洩れたり、あるいは基準以上の締付力で締結ボルトを
締付けなければならないという問題があった。
ブが有る場合、上記のようなガスケットだと、締結ボル
トの締付力をリブ面からボルト穴部とリング部との連結
部が受けるため、リング部での面圧が弱まってしまう。
この場合、リング部にて面圧が部分的に弱まり、面圧が
偏ってしまうことが確認されている。このため、接合部
のシールが悪化するようになり、接合部から吸気や排気
が洩れたり、あるいは基準以上の締付力で締結ボルトを
締付けなければならないという問題があった。
この考案は、このような問題点を解決することを目的と
している。
している。
（課題を解決するための手段） この考案は、それぞれ流路の開口部端面と締結ボルトの
ボス部端面との間に対向するリブ面を有するシリンダヘ
ッドと吸気マニホルードまたは排気マニホルードとの接
合部をシールする内燃機関のマニホルードガスケットに
おいて、前記流路の開口部端面に当接するリング部と、
締結ボルトのボス部端面に当接するボルト穴部とを設け
ると共に、前記リブ面からずらした位置にリング部とボ
ルト穴部との連結部を形成する。
ボス部端面との間に対向するリブ面を有するシリンダヘ
ッドと吸気マニホルードまたは排気マニホルードとの接
合部をシールする内燃機関のマニホルードガスケットに
おいて、前記流路の開口部端面に当接するリング部と、
締結ボルトのボス部端面に当接するボルト穴部とを設け
ると共に、前記リブ面からずらした位置にリング部とボ
ルト穴部との連結部を形成する。
（作用） したがって、締結ボルトの締付力はガスケットのリング
部とボルト穴部の間の連結部に加わることがないので、
リング部にて所定、均一な面圧が得られる。
部とボルト穴部の間の連結部に加わることがないので、
リング部にて所定、均一な面圧が得られる。
（実施例） 第１図は本考案の実施例を示すマニホルードガスケット
１の平面図、第２図、第３図はそれぞれシリンダヘッド
２と吸気マニホルード（または排気マニホルード）３の
接合部分の正面図で、で４、５は吸気（または排気）の
流路、６、７、８、９は締結ボルト（図示しない）のボ
ス部である。
１の平面図、第２図、第３図はそれぞれシリンダヘッド
２と吸気マニホルード（または排気マニホルード）３の
接合部分の正面図で、で４、５は吸気（または排気）の
流路、６、７、８、９は締結ボルト（図示しない）のボ
ス部である。
流路４、５の開口部１０、１１と近接するボス部６、８
は開口部１０、１１と一体に形成され、開口部１０、１
１とある程度離れたボス部７、９は開口部１０、１１と
の間にリブ１２、１３が形成される。
は開口部１０、１１と一体に形成され、開口部１０、１
１とある程度離れたボス部７、９は開口部１０、１１と
の間にリブ１２、１３が形成される。
リブ１２、１３は流路１０、１１の中心とボス部７、９
の中心を結ぶ方向に形成され（ただし図中右側のリブ１
２ａ、１３ａは異なる）、ボス部８、９には締結ボルト
の挿通穴１４が、ボス部６、７には締結ボルトのネジ穴
１５が形成される。
の中心を結ぶ方向に形成され（ただし図中右側のリブ１
２ａ、１３ａは異なる）、ボス部８、９には締結ボルト
の挿通穴１４が、ボス部６、７には締結ボルトのネジ穴
１５が形成される。
また、流路４、５の開口部１０、１１の端面とボス部
６、７、８、９の端面およびリブ１２、１３の面は同一
面に形成され、シリンダヘッド２側とマニホルード３側
とで対称的に形成される。
６、７、８、９の端面およびリブ１２、１３の面は同一
面に形成され、シリンダヘッド２側とマニホルード３側
とで対称的に形成される。
そして、マニホルードガスケット１は、流路４、５の開
口部１０、１１の端面に当接するリング部１６と、ボス
部６、７、８、９の端面に当接し締結ボルトの挿通穴２
０を形成したボルト穴部１７、１８とが設けられると共
に、前記リブ１２、１３の面から離れた位置にリング部
１６とボルト穴部１８とを結ぶ連結部１９が設けられ
る。
口部１０、１１の端面に当接するリング部１６と、ボス
部６、７、８、９の端面に当接し締結ボルトの挿通穴２
０を形成したボルト穴部１７、１８とが設けられると共
に、前記リブ１２、１３の面から離れた位置にリング部
１６とボルト穴部１８とを結ぶ連結部１９が設けられ
る。
この場合、隣り合うリング部１６間の連結部１９は２つ
のリング部１６とボルト穴部１８とをＴ字状に結ぶよう
に設けられ（ただし連結部１９ａは異なる）、また各リ
ング部１６とボルト穴部１７、１８と連結部１９はノン
アスベストのジョイントシート等から一体的に形成され
る。
のリング部１６とボルト穴部１８とをＴ字状に結ぶよう
に設けられ（ただし連結部１９ａは異なる）、また各リ
ング部１６とボルト穴部１７、１８と連結部１９はノン
アスベストのジョイントシート等から一体的に形成され
る。
このように形成したので、ガスケット１をシリンダヘッ
ド２とマニホルード３の間に介装して締結ボルトにより
接合しても、流路４、５の開口部１０、１１とボス部
７、９との間のリブ１２、１３がガスケット１のリング
部１６とボルト穴部１８との連結部１９に当たることは
ない。このため、ボス部６、８および７、９で締結ボル
トの締付力がリング部１６に均等に作用し、リング部１
６全体にて所定の面圧が確保されるのである。
ド２とマニホルード３の間に介装して締結ボルトにより
接合しても、流路４、５の開口部１０、１１とボス部
７、９との間のリブ１２、１３がガスケット１のリング
部１６とボルト穴部１８との連結部１９に当たることは
ない。このため、ボス部６、８および７、９で締結ボル
トの締付力がリング部１６に均等に作用し、リング部１
６全体にて所定の面圧が確保されるのである。
したがって、締結ボルトを基準値以上に締付けること
で、例えばガスケットのへたりを早めるようなことはな
く、シリンダヘッド２とマニホルード３との良好なシー
ル性が得られ、信頼性ならびに耐久性が向上する。
で、例えばガスケットのへたりを早めるようなことはな
く、シリンダヘッド２とマニホルード３との良好なシー
ル性が得られ、信頼性ならびに耐久性が向上する。
（考案の効果） 以上のように本考案によれば、それぞれ流路の開口部端
面と締結ボルトのボス部端面との間に対向するリブ面を
有するシリンダヘッドと吸気マニホルードまたは排気マ
ニホルードとの接合部をシールする内燃機関のマニホル
ードガスケットにおいて、前記流路の開口部端面に当接
するリング部と、締結ボルトのボス部端面に当接するボ
ルト穴部とを設けると共に、前記リブ面からずらした位
置にリング部とボルト穴部との連結部を形成したので、
リヤグ部各部にて均等な面圧が得られ、マニホルードガ
スケットとしての信頼性が向上する。
面と締結ボルトのボス部端面との間に対向するリブ面を
有するシリンダヘッドと吸気マニホルードまたは排気マ
ニホルードとの接合部をシールする内燃機関のマニホル
ードガスケットにおいて、前記流路の開口部端面に当接
するリング部と、締結ボルトのボス部端面に当接するボ
ルト穴部とを設けると共に、前記リブ面からずらした位
置にリング部とボルト穴部との連結部を形成したので、
リヤグ部各部にて均等な面圧が得られ、マニホルードガ
スケットとしての信頼性が向上する。
第１図は本考案の実施例を示す平面図、第２図、第３図
はシリンダヘッドおよびマニホルードの接合部分の正面
図である。 ２…シリンダヘッド、３…吸気マニホルードまたは排気
マニホルード、４、５…流路、６〜９…ボス部、１０、
１１…開口部、１２、１３…リブ、１６…リング部、１
７、１８…ボルト穴部、１９…連結部。
はシリンダヘッドおよびマニホルードの接合部分の正面
図である。 ２…シリンダヘッド、３…吸気マニホルードまたは排気
マニホルード、４、５…流路、６〜９…ボス部、１０、
１１…開口部、１２、１３…リブ、１６…リング部、１
７、１８…ボルト穴部、１９…連結部。
Claims (1)
- 【請求項１】それぞれ流路の開口部端面と締結ボルトの
ボス部端面との間に対向するリブ面を有するシリンダヘ
ッドと吸気マニホールドまたは排気マニホールドとの結
合部をシールする内燃機関のマニホールドガスケットに
おいて、前記流路の開口部端面に当接するリング部と、
締結ボルトのボス部端面に当接するボルト穴部とを設け
ると共に、前記リブ面からずらした位置にリング部とボ
ルト穴部との連結部を形成したことを特徴とする内燃機
関のマニホールドガスケット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13960588U JPH064054Y2 (ja) | 1988-10-26 | 1988-10-26 | 内燃機関のマニホールドガスケット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13960588U JPH064054Y2 (ja) | 1988-10-26 | 1988-10-26 | 内燃機関のマニホールドガスケット |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0261166U JPH0261166U (ja) | 1990-05-07 |
| JPH064054Y2 true JPH064054Y2 (ja) | 1994-02-02 |
Family
ID=31403016
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13960588U Expired - Lifetime JPH064054Y2 (ja) | 1988-10-26 | 1988-10-26 | 内燃機関のマニホールドガスケット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH064054Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-10-26 JP JP13960588U patent/JPH064054Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0261166U (ja) | 1990-05-07 |
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