JPH1122483A - エンジン駆動型作業機の収納構造 - Google Patents

エンジン駆動型作業機の収納構造

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JPH1122483A
JPH1122483A JP19322897A JP19322897A JPH1122483A JP H1122483 A JPH1122483 A JP H1122483A JP 19322897 A JP19322897 A JP 19322897A JP 19322897 A JP19322897 A JP 19322897A JP H1122483 A JPH1122483 A JP H1122483A
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outside air
motor fan
air inlet
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頼母 乗川
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Hokuetsu Industries Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 効率良くケーシング内の換気およびエンジン
冷却ができ騒音が低減されるとともに小型化可能とす
る。 【解決手段】 ケーシング2を隔壁12でエンジン室1
0とラジエータ室11に分け、エンジン室10にはエン
ジン16、発電機15ならびにメインマフラ36および
サブマフラ35、37を配置し、第1の外気導入口21
から吸い込まれ高温となった空気を天板の内気排出口2
2部に設けた第1のモータファン27により排出する。
ラジエータ室11には第2の外気導入口23に対面させ
てラジエータ25と第2のモータファン28を設置し、
ラジエータを通過した空気は天板の内気排出口24から
排出される。開口部にモータファンが設置され、効率よ
く換気されるから小型のファンとして騒音が低減でき、
またラジエータも熱的負担が軽減され小型にできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、発電機および圧縮
機等の作業機本体とこれを駆動するエンジンをケーシン
グ内に収納するエンジン駆動型作業機の収納構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ビルディングや作業場における自家用電
源や、非常電源として、内燃エンジンで駆動される発電
機からなる発電装置が利用されている。また、同様に内
燃エンジンで駆動される圧縮機も作業現場で利用されて
いる。この種の従来の作業機のうち発電装置としては、
たとえば実開平7−14129号公報に開示されたよう
なものがある。これは、図5に示すように、発電機41
とこれに直列に後端の出力軸が連結されたエンジン42
が防音のためケーシング40内に設置されているもの
で、運転中に際しては発電機およびエンジン、さらには
マフラの発熱に対する換気、放熱が問題となる。
【0003】このため、エンジン42の前端にはその回
転軸に取り付けられたエンジンファン43が設けられ、
エンジンファン43に面したラジエータ45が配置され
ている。ケーシング40の側壁上部で発電機41側には
外気導入口47が設けられるとともに、エンジン42側
の端壁上部には内気排出口48が設けられている。運転
中はエンジンファン43によりケーシング40内の空気
を流動させ、高温となった内気を内気排出口48へ付勢
することにより、外気導入口47から冷たい外気を吸い
込み、ケーシング40内を冷却するようにしている。そ
して、発電機41やエンジン42から発生する騒音が極
力外部に漏れにくいようにするため、ケーシング低部に
設置された発電機およびエンジンに対して、外気導入口
47と内気排出口48はそれぞれ高い位置に設けられ
て、さらには、ケーシング40内面の全面にわたってグ
ラスウール49が貼着されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の発電装置では、エンジン42の前端に位置するエン
ジンファン43によってケーシング40内の換気を行な
うようにしているので、エンジンファン43がエンジン
42の陰になって効果的に空気の滑らかな流れを引き起
こすことができず、しかもエンジンファン43の直前に
ラジエータ45が配置されているから、実際上適切な換
気は困難であった。その結果高温となったケーシング4
0内で所定のエンジン冷却を行なうためには、上記ラジ
エータ45のサイズをさらに大きくし、エンジンファン
43のサイズを大きくしてファン騒音を増大させる結果
となり、また外気導入口47や内気排出口48の開口面
積も大きくする必要があり、外部へ放出される騒音のレ
ベルも高くなってしまうという問題がある。
【0005】なお、上記実開平7−14129号公報に
は、グラスウール49を不要とするための対策としてラ
ジエータをエンジンおよび発電機を囲う中空の箱状とし
て、ラジエータのフィンなどによる吸音効果を得ようと
する提案が記載されているが、この場合には、大きな箱
状のラジエータを収納するため外側のケーシングがとく
に大型化してしまうという問題が生じる。したがって本
発明は、上記従来の問題点に鑑み、全体サイズを大型化
することなく、効率良くケーシング内の換気およびエン
ジン冷却が行なわれるとともに、騒音が低減されるよう
にしたエンジン駆動型作業機の収納構造を提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】このため本発明は、ケー
シング内が隔壁によりエンジン室とラジエータ室に区画
されるとともに、エンジン室およびラジエータ室にはそ
れぞれに外気導入口と内気排出口が設けられ、エンジン
室には、作業機本体、該作業機本体を駆動するエンジン
ならびにエンジンのメインマフラを含む全排気系が配置
されるとともに、その外気導入口または内気排出口に第
1のモータファンが付設され、ラジエータ室にはエンジ
ンの冷却水を冷却するラジエータが配置されるととも
に、その外気導入口または内気排出口に第2のモータフ
ァンが付設されているものとした。
【0007】上記第1のモータファンは、内気排出口に
設けられたダクトに設置することができ、また、エンジ
ン室の外気導入口はケーシングの端壁または側壁の下部
に設け、内気排出口を天板に設けるのが好ましい。
【0008】また、ラジエータ室においてはラジエータ
が外気導入口に面して設けられ、第2のモータファンは
ラジエータを挟んで外気導入口に設けるのが好ましい。
この際、ラジエータ室の外気導入口をケーシングの側壁
に設け、内気排出口を天板に設けるとともに、隔壁はラ
ジエータ室側へ膨らむ膨出部を有して、メインマフラを
この膨出部に配置することができる。
【0009】さらに、第1のモータファンは、エンジン
室の温度に応じてオン、オフまたは回転速度が制御さ
れ、第2のモータファンは、冷却水の温度に応じてオ
ン、オフまたは回転速度が制御されるものとすることが
できる。
【0010】
【作用】エンジン室およびラジエータ室においてそれぞ
れに外気導入口と内気排出口が設けられ、その外気導入
口または内気排出口にモータファンが付設されているか
ら、両室とも効率よく換気、放熱が行われる。また、エ
ンジン室に作業機本体、エンジンならびにその全排気系
が配置されるので、ラジエータ室におけるラジエータの
熱的負担が軽減され、冷却水が効率よく放熱冷却され
る。
【0011】とくに、第1のモータファンを内気排出口
に設けられたダクトに設置することにより、効率よく排
気しながら、モータファンが内気排出口の開口に直接臨
まず回転音がダクトで減衰され外部への放出が抑えられ
る。また、エンジン室の外気導入口をケーシングの端壁
または側壁の下部に設け、内気排出口を天板に設けるこ
とにより、エンジンおよび作業機本体の熱を吸収し温度
上昇して高い位置へ流れた空気が滑らかに内気排出口か
ら排出される。
【0012】ラジエータ室においても、ラジエータを外
気導入口に面して設け、第2のモータファンをラジエー
タを挟んで外気導入口に設けることにより、外気導入口
から吸い込まれる冷気が直ちにラジエータを通過するの
で、小型のラジエータでも冷却効果が大きい。なお、隔
壁に膨出部を形成してここにメインマフラを配置するこ
とにより、とくに排気系に関するエンジン室のレイアウ
トが容易となる。さらに、第1、第2のモータファンの
オン、オフや回転速度を制御可能とすることにより、回
転音の発生がさらに低減される。
【0013】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を、作業
機として発電装置に適用した実施例により説明する。図
1は実施例装置の正面の側壁を取り外して内部構成を示
す一部断面を含む正面図、図2は天板を取り外して示す
一部断面を含む平面図、図3は図2におけるA−A断面
図、そして、図4はとくにエンジンから延びるマフラの
レイアウトを示す図である。発電装置1のケーシング2
は、図1に示すように、エンジン室10とラジエータ室
11の2室からなっており、両室は隔壁12により分か
れている。エンジン室10には、発電機15とこれに直
列に後端の出力軸が連結されたエンジン16がその前端
を隔壁12に向けて設置されている。
【0014】エンジン16と発電機15の連結軸17に
は発電機冷却ファン18が取り付けられている。エンジ
ン室10の発電機15側の端壁4aには比較的低い位置
に第1の外気導入口21が設けられ、エンジン16上部
の天板5には第1の内気排出口22が設けられている。
また、コントロールユニット7がエンジン室10の上部
スペースに配置されている。
【0015】一方、ラジエータ室11には、図2に示す
ように、その側壁3aに第2の外気導入口23が設けら
れ、この第2の外気導入口23に面してラジエータ25
が設置され、隔壁12を貫通する図示省略のホースによ
りエンジン16と接続している。この第2の外気導入口
23は、例えばラジエータ25のコア部分の略1/2の
開口面積を有している(図1参照)。この開口面積は、
冷却効率に応じて適宜決定される。ラジエータ25には
室内側に電動モータで駆動される第2のモータファン2
8が付設されている。また、ラジエータ室11の天板5
には内気排出口24が設けられている。外気導入口2
1、23や内気排出口24などの開口部には適宜グリッ
ド29a、29b、29cを設けることができる。ラジ
エータ室11の低部には、図1、図3に示すように、エ
ンジン16のための燃料タンク33が設置されている。
この燃料タンク33とエンジン16とは図示しない燃料
配管により接続されている。また、第1の外気導入口2
1と第2の外気導入口23の開口面積比率は略2:8と
なっている。
【0016】なお、上記の冷却水用のホースのほか、燃
料タンク33とエンジン16間の配管などが隔壁12を
貫通する穴にはグロメットを装着するのが望ましいが、
装着しない場合の穴の隙間はエンジン室10とラジエー
タ室11間の空気の実質的な通流を許さない程度のもの
とされる。
【0017】図1、図2に示すように、エンジン室10
とラジエータ室11を区画する隔壁12の上半部には、
上記ラジエータ25を避けてラジエータ室11側へ膨ら
んだ膨出部13が形成され、膨出部内、すなわちエンジ
ン室10側にはメインマフラ36が配置され、第1のサ
ブマフラ35を介してエンジン16の排気マニホルド1
9に接続されている。同じくエンジン室10内では、メ
インマフラ36に接続された第2のサブマフラ37のテ
ールパイプ38が、天板5の内気排出口22から外部へ
向けて開口している。内気排出口22には、通気経路を
屈曲させたラビリンスダクト6が付設され、ラビリンス
ダクト6の室内側下向き開口部に電動モータで駆動され
る第1のモータファン27が付設されている。また、第
2のサブマフラ37は上記ラビリンスダクト6内に配置
されている。この内気排出口22の開口面積は、外気導
入口23の開口面積に応じて決定される。
【0018】第1および第2のモータファン27、28
は、コントロールユニット7に接続されており、エンジ
ン室10およびエンジン冷却水の温度をそれぞれ検出す
る図示しない温度センサの出力に基づいてオン・オフな
らびに回転速度などが制御されるようになっている。な
お、とくに図示しないが、エンジン16の吸気系にはエ
ンジン室10内に配置する図示省略のエアクリーナを接
続することができる。
【0019】以上のような収納構造を備える本発電装置
1の運転においては、第1のモータファン27の作動に
より、エンジン室10内の高温空気がラビリンスダクト
6を通って内気排出口22から放出されるとともに、こ
れにより、第1の外気導入口21から外部の冷気が吸い
込まれ、換気が行なわれる。エンジン室10内の空気温
度が所定の設定温度より低いときには、コントロールユ
ニット7からの制御により第1のモータファン27は停
止する。一方、ラジエータ室11では、第2のモータフ
ァン28により第2の外気導入口23から吸い込まれる
外気がラジエータ25を通過して、エンジンの冷却水が
冷却される。ラジエータ25で熱交換された空気は内気
排出口24から放出される。
【0020】本実施例は以上のように構成され、ケーシ
ング2が隔壁12によりエンジン室10とラジエータ室
11の2室に分離され、エンジン室10に発熱源となる
エンジン16、発電機15ならびにメインマフラ36お
よびサブマフラ35、37を配置する一方、ラジエータ
室11にはラジエータ25と燃料タンク33を配置して
いる。そして、エンジン室10には第1の外気導入口2
1と内気排出口22を設けて、内気排出口22のラビリ
ンスダクト6の開口に電動の第1のモータファン27を
設置しているから、従来のエンジンファンに比べて格段
に効率よく換気が行われる。したがって、エンジン室1
0の第1の外気導入口21の面積は上述のように第1と
第2の外気導入口21、23を合わせた全体の約20%
あれば十分である。なお、この外気導入口21の開口比
率はマフラその他の容量により多少上下するが、最大で
も30%を越えることはない。
【0021】また、ラジエータ室11にも第2の外気導
入口23と内気排出口24とを設けて、ケーシング側壁
3aの第2の外気導入口23に対面させてラジエータ2
5を配置し、このラジエータ25に第2のモータファン
28を重ねて設置しているので、第2の外気導入口23
から第2のモータファン28によって吸い込まれる外気
が直接ラジエータ25を通過して、ここでもまたきわめ
て効率よく冷却水が冷却される。
【0022】このため、エンジン室10については小さ
な開口の第1の外気導入口21および内気排出口22の
ラビリンスダクト6による騒音減衰効果に加え、第1の
モータファン27が小型のもので十分な換気が得られる
から、ファンにより発生する騒音自体が低減し、ケーシ
ング2から外部へ放出される騒音が大幅に低減する。ま
た、たとえ第1のモータファン27が多少の回転音を発
生する場合にも、このモータファンは内気排出口22の
開口に直接臨んでいないから、この面からも外部へ放出
される騒音が低減する。
【0023】またラジエータ室11についても、同様に
第2のモータファン28が小型のもので十分な冷却性能
が得られるから、比較的に大きな第2の外気導入口23
でも第2のモータファン28による騒音がほとんどな
い。こうして、ケーシング2から外部へ放出される騒音
が大幅に低減する。そして、上記のモータファン27、
28はいずれもコントロールユニット7により制御さ
れ、運転中でもエンジン室10内の温度が所定温度以下
になったり、冷却水温度が所定以下になると回転を停止
されるから、一層静粛性が向上する。
【0024】さらに、隔壁12に膨出部13を形成し
て、エンジン16および発電機15のみでなく高温とな
るメインマフラ36までエンジン室10側に配置したの
で、ラジエータ室11に収納されるラジエータ25は高
温環境から解放され、この点で第2のモータファン28
の小型化のみならず、ラジエータ25も小型化が可能と
なる。このため、図1に示すように、外気導入口23の
開口面積は、例えばラジエータ25のコア部面積の1/
2で充分である場合もある。また、開口面積は必要冷却
効率に応じて決定されるが、必要に応じて該コア部面積
の1/2から同等の大きさまで種々設定可能なので、設
計の自由度が大きい。同じくラジエータ室11に高温部
材がないので、燃料タンク33との間に別途遮熱板など
を設置する必要もない。そのうえ、熱源の大部分エンジ
ン室にまとめられたので、内気排出口22からの放熱等
に対して熱対策が必要な場合においても、1ヶ所の熱対
策で済むので設計が容易である。
【0025】さらに、メインマフラ36を含む排気系全
体をエンジン室10側に配置したので、熱的影響に加え
て騒音源も1ヶ所にまとめられたことになり、騒音的影
響においても好ましい。これにより、ラジエータ室11
において、例えば冷却効率の面から外気導入口23およ
び内気排出口24を拡大せざるを得ない場合において
も、騒音源がラジエータ用モータファンに限られている
ので、騒音流出の影響は微小でありほとんど問題がな
い。
【0026】なお、実施例ではエンジン室10の第1の
外気導入口21はケーシング2の端壁4aに設けられ、
またラジエータ室11の第2の外気導入口23は側壁3
aに設けられているが、これに限定されず、第1の外気
導入口をエンジン室の側壁3aあるいは3bに、第2の
外気導入口はラジエータ室の端壁4bに設けることもで
きる。以上は、作業機として発電機の場合について説明
したが、本発明は、圧縮機等内燃エンジンで駆動する作
業機に広く適用することができる。ただし、発電機以外
の作業機に適用する場合は、電動ファン駆動用の小型発
電機を併設することが必要である。
【0027】
【発明の効果】以上のとおり、本発明は、発電機やエン
ジン等をケーシング内に収納したエンジン駆動型作業機
の収納構造において、ケーシングを隔壁によりエンジン
室およびラジエータ室に分けて、それぞれに外気導入口
と内気排出口を設け、その外気導入口または内気排出口
にモータファンを付設したものとしたので、両室とも効
率よく換気、放熱が行われる。そして、エンジン室に作
業機本体、エンジンならびにその全排気系を配置したの
で、ラジエータ室におけるラジエータの熱的負担が軽減
され、冷却水が効率よく放熱冷却される。これにより、
それぞれのモータファンを小さくすることができ、また
とくに騒音の主要発生源を収納するエンジン室の外気導
入口も比較的小さくできるから、ケーシングから外部へ
放出される騒音が顕著に低減される。
【0028】そして、とくにエンジン室のモータファン
を内気排出口に設けられたダクトに設置することによ
り、効率よく排気できる一方、モータファンが内気排出
口の開口に直接臨まないから、回転音がダクトで減衰さ
れ外部への放出が効率よく抑えられる。また、エンジン
室の外気導入口をケーシングの端壁または側壁の下部に
設け、内気排出口を天板に設けることにより、エンジン
および発電機の熱を吸収し温度上昇して高い位置へ流れ
た空気が滑らかに内気排出口から排出され、一層換気性
能が向上する。
【0029】ラジエータ室においても、ラジエータを外
気導入口に面して設け、モータファンをラジエータを挟
んで外気導入口に設けることにより、外気導入口から吸
い込まれる冷気が直ちにラジエータを通過するので、小
型のラジエータでも大きな冷却効果が得られるから、装
置全体を小型に構成することができる。また、隔壁にラ
ジエータ室側へ膨らむ膨出部を形成してここにメインマ
フラを配置することにより、とくに排気系に関するエン
ジン室のレイアウトが容易となるメリットがある。さら
に、エンジン室やラジエータ室のモータファンのオン、
オフや回転速度を制御可能とすることにより、回転音の
発生がさらに低減されるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の正面側壁を取り外して内部構
成を示す正面図である。
【図2】実施例の天板を取り外して内部構成を示す平面
図である。
【図3】図2におけるA−A断面図である。
【図4】マフラのレイアウトを示す図である。
【図5】従来例を示す図である。
【符号の説明】
1 発電装置 2 ケーシング 3a、3b 側壁 4a、4b 端壁 5 天板 6 ラビリンスダクト 7 コントロールユニット 10 エンジン室 11 ラジエータ室 12 隔壁 13 膨出部 15 発電機 16 エンジン 17 連結軸 18 発電機冷却ファン 19 排気マニホルド 21 第1の外気導入口 22 内気排出口 23 第2の外気導入口 24 内気排出口 25 ラジエータ 27 第1のモータファン 28 第2のモータファン 29a、29b、29c グリッド 33 燃料タンク 35 第1のサブマフラ 36 メインマフラ 37 第2のサブマフラ 38 テールパイプ 40 ケーシング 41 発電機 42 エンジン 43 エンジンファン 45 ラジエータ 47 外気導入口 48 内気排出口 49 グラスウール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI F16M 1/00 F16M 1/00 G

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーシング(2)内が隔壁(12)によ
    りエンジン室(10)とラジエータ室(11)に区画さ
    れるとともに、該エンジン室およびラジエータ室にはそ
    れぞれに外気導入口(21、23)と内気排出口(2
    2、24)が設けられ、前記エンジン室には、作業機本
    体(15)、該作業機本体を駆動するエンジン(16)
    ならびに該エンジンのメインマフラ(36)を含む全排
    気系が配置されるとともに、その外気導入口(21)ま
    たは内気排出口(22)に第1のモータファン(27)
    が付設され、前記ラジエータ室には前記エンジンの冷却
    水を冷却するラジエータ(25)が配置されるととも
    に、その外気導入口(23)または内気排出口(24)
    に第2のモータファン(28)が付設されていることを
    特徴とするエンジン駆動型作業機の収納構造。
  2. 【請求項2】 前記第1のモータファン(27)が、前
    記内気排出口(22)に設けられたダクト(6)に設置
    されていることを特徴とする請求項1記載のエンジン駆
    動型作業機の収納構造。
  3. 【請求項3】 前記エンジン室(10)の外気導入口
    (21)がケーシングの端壁(4a)または側壁(3
    a)の下部に設けられ、内気排出口(22)が天板
    (5)に設けられていることを特徴とする請求項1また
    は2記載のエンジン駆動型作業機の収納構造。
  4. 【請求項4】 前記ラジエータ(25)が前記外気導入
    口(23)に面して設けられ、前記第2のモータファン
    (28)は前記ラジエータを挟んで外気導入口に設けら
    れていることを特徴とする請求項1、2または3記載の
    エンジン駆動型作業機の収納構造。
  5. 【請求項5】 前記ラジエータ室(11)の外気導入口
    (23)がケーシングの側壁(3a)に設けられ、内気
    排出口(24)が天板(5)に設けられるとともに、前
    記隔壁(12)がラジエータ室側へ膨らむ膨出部(1
    3)を有し、前記メインマフラ(36)が該膨出部に配
    置されていることを特徴とする請求項1、2、3または
    4記載のエンジン駆動型作業機の収納構造。
  6. 【請求項6】 前記第1のモータファン(27)は、エ
    ンジン室(10)の温度に応じてオン、オフまたは回転
    速度が制御されるものであることを特徴とする請求項
    1、2、3、4または5記載のエンジン駆動型作業機の
    収納構造。
  7. 【請求項7】 前記第2のモータファン(28)は、冷
    却水の温度に応じてオン、オフまたは回転速度が制御さ
    れるものであることを特徴とする請求項1、2、3、
    4、5または6記載のエンジン駆動型作業機の収納構
    造。
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