JPH11224276A - Cadシステム - Google Patents

Cadシステム

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JPH11224276A
JPH11224276A JP10025901A JP2590198A JPH11224276A JP H11224276 A JPH11224276 A JP H11224276A JP 10025901 A JP10025901 A JP 10025901A JP 2590198 A JP2590198 A JP 2590198A JP H11224276 A JPH11224276 A JP H11224276A
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JP
Japan
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numerical data
input
shape model
generating
shape
Prior art date
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JP10025901A
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English (en)
Inventor
Yoichi Nonaka
洋一 野中
Hideaki Seki
秀明 関
Kenji Takemori
建而 竹盛
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】寸法設定に応答して寸法解析結果の表示するこ
とにより寸法設定を操作者と対話的に行えるようにす
る。 【解決手段】表計算ソフトウエア5は表計算定義ファイ
ル201に従って動作し、表中に操作者10によって寸
法が入力されると、これに応答して入力された寸法の解
析によって定まる寸法を表中に表示する。CADソフトウ
エア9は、操作者10の指示に応答して、連携プログラ
ムモジュール202を介して、表のデータを取り込み、
形状モデルを生成し表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CAD(計算機支援
設計)システムなどにおいて、部品を組み付けた組み付
けモデルを生成する技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】CADソフトウエアを利用して、コンピ
ュータで作成した機械部品などの数値モデルを仮想的に
組み付けて、部品の組立の検討を行うことが従来より広
く行われている。
【0003】図9に、従来のCADソフトウエアを利用
した従来の作業の手順を示す。
【0004】従来のCADソフトウエアの機能構成は、
寸法設定部1、寸法解析部2、形状生成部3に大別でき
る。
【0005】まず、操作者4はCADソフトウエアが表
示する全体形状モデルを見ながら、部品の形状や組み付
け位置を検討し、検討結果に従って部品の数値モデルを
変更する。具体的には、部品の寸法や位置や姿勢の情報
を寸法設定部にとして入力する。また、部品同士の組立
関係を変数として扱い、その変数を変化させる、部品同
士の組立関係を変化させた全体モデルを生成するパラメ
トリックフィーチャと呼ばれる機能を利用する場合に
は、検討結果に従って変更した組立関係なども入力す
る。これにより、部品同士が干渉しないようにしたり、
所望の性能を得られるように部品の寸法や位置や姿勢を
変更する。
【0006】例えば、図中の直方体αと直方体βを面接
触させた全体形状モデルにおいて、寸法aや寸法bや寸法
cをc = b - aの法則で設定することを数値モデルとして
操作者が寸法設定部2に入力する。
【0007】次に、寸法解析部2は、寸法設定部2に入
力された情報から各部品の形状モデル化に必要な全ての
データを再計算し、形状生成部3は、この再計算された
データから部品を形状モデル化し全体形状モデルを生成
し再表示する。
【0008】そして、操作者4は再表示された結果をも
とに更に検討を進め、必要に応じて、再度寸法を寸法設
定部2に入力する。
【0009】ここで、操作者が入力する数値モデルの寸
法や、部品の寸法や位置や姿勢などの情報は、全体モデ
ルが配置される全体形状モデル空間上の座標で表現され
ていなければならない。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】前記従来のCADソフト
ウエアによる技術によれば、CADソフトウエアにおい
て、一つの部品の数値モデルの変更や組立関係の変更を
行う度に、解析、全体形状モデルの生成の順に処理が行
れるため、この場合に、全体のモデルが大規模である場
合には、CADソフトウエアの処理負荷が過大となるため
に処理時間が長期化し、操作者が即座に入力に対する寸
法解析の結果を知ることができなくなるために、対話的
に操作者が検討を行うことが困難となる。
【0011】また、一般的にいって、部品の寸法や位置
や姿勢などは、その部品を組み付ける他の部品の寸法や
位置や姿勢や、全体のモデルの特徴部分の寸法など、他
の部品やモデル全体の定義状態に依存して定まる場合も
ある。しかし、従来のCADソフトウエアによる技術によ
れば、操作者が入力する数値モデルの寸法や、部品の寸
法や位置や姿勢などの情報は、全体形状モデルが配置さ
れる全体形状モデル空間上の座標で表現されていなけれ
ばならないため、このような場合にも、部品の寸法や位
置や姿勢などを、いちいち全体形状モデル空間上の座標
を計算し、入力しなければならない。
【0012】そこで、本発明は、作業者が、より快適に
部品の組立の検討を行うことができるCADシステムを提
供することを課題とする
【0013】
【課題を解決するための手段】前記課題達成のために本
発明は、たとえば、複数の部品を組み付けた形状モデル
を生成するCADシステムであって、各部品の形状もしく
は配置を定義する数値データもしくは部品の数値データ
以外の前記形状モデルを特徴づける数値データの入力を
受け付け、受け付けた数値データの入力に応答して、予
め定めた依存関係に従って入力を受け付けた数値データ
に依存して定まる部品の数値データを算出し、算出した
数値データを表示する数値設定/解析手段と、前記数値
設定/解析手段が入力を受け付けた各部品の数値データ
及び算出した各部品の数値データを取り込み、各部品を
組み付けた形状モデルを生成する動作を行う形状生成手
段とを有し、前記形状生成手段は、前記動作を前記数値
設定/解析手段の数値データの入力の受付及び数値デー
タの算出に応答して行わないことを特徴とするCADシス
テムを提供する。
【0014】このようなCADシステムによれば、従来のC
ADソフトウエアにおける形状生成部3の処理に相当する
形状生成手段の処理と分離することにより、従来のCAD
ソフトウエアにおける寸法設定部1と寸法解析部1に相
当する数値設定/解析手段の処理を高速に行うことがで
きるので、操作者は対話的、数値データの入力を入力し
た数値データより算出された数値データを確認しながら
行うことができる。また、これに伴い、従来のCADソフ
トウエアにおける形状生成部3の処理に相当する形状生
成手段の処理の処理負荷を軽減することができる。
【0015】また、前記課題達成のために本発明は、複
数の部品を組み付けた形状モデルを生成するCADシステ
ムであって、組み付け先の部品を親とし親に組み付けら
れる部品を子とする部品間の組み付けの親子関係と、各
部品の、前記親子関係によって定まる当該部品の親に対
する相対的な組み付け状態の入力を受け付ける手段と、
各部品の前記形状モデルを生成する形状モデル空間にお
ける座標を、当該部品、及び、入力を受け付けた親子関
係を当てはめた場合に当該部品に対して先祖の関係にあ
る各部品に対して入力を受け付けた相対的な組み付け状
態を基に算出する手段と、算出された各部品の前記形状
モデルを生成する形状モデル空間における座標に各部品
を配置した形状モデルを生成する手段とを有することを
特徴とするCADシステムを提供する。
【0016】このようなCADシステムによれば、各部品
の前記形状モデルを生成する形状モデル空間における座
標を、当該部品、及び、入力を受け付けた親子関係を当
てはめた場合に当該部品に対して先祖の関係にある各部
品に対して入力を受け付けた親に対する相対的な組み付
け状態を基に、自動的に、算出するので、操作者は、各
部品の位置姿勢などを、その部品の組み付け先の部品に
対して指定することができるようになる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るCADシステム
の実施形態について説明する。
【0018】まず、第1の実施形態について説明する。
【0019】本実施形態に係る、本CADシステムは、そ
のハードウエアとして一般的な構成を有する電子計算機
のハードウエアを利用するものである。
【0020】図1に、本CADシステムのハードウエアと
して利用することのできる電子計算機の構成例を示す。
【0021】図示するように、この電子計算機は、CPU
101、主記憶102、外部記憶装置103、入力装置
104、表示装置105、各種インタフェース106な
どより構成される。
【0022】次に、本CADシステムのソフトウエア構成
を図2に示す。
【0023】図示するように、本CADシステムのソフト
ウエア構成は、表計算ソフトウエア5、表計算定義ファ
イル201、CADソフトウエア9、連携プログラムモジ
ュール202、本CADシステムのハードウエアとして利
用する電子計算機のオペレーティングシステム203よ
りなる。
【0024】これらのソフトウエアは、外部記憶装置1
03に保管されており、CPU101によって実行される
オペレーティングシステム203の制御下、実行時には
主記憶102に読み込まれ、CPU101によってプロセ
スとして実行される。
【0025】なお、表計算ソフトウエア5、表計算定義
ファイル201、CADソフトウエア9、連携プログラム
モジュール202の各々は、電子計算機に、外部記憶装
置103としてCD-ROMなどの可搬性記憶媒体を取り扱う
外部記憶装置、たとえば、CD-ROMドライバなどを備え、
可搬性記憶媒体を介して電子計算機に供給するようにし
てもよい。この場合、可搬性記憶媒体を介して供給され
たソフトウエアは、直接、主記憶102に読み込まれ実
行されるか、もしくは、ハードディスクなどの他の外部
記憶装置103に一旦格納された後に主記憶102に読
み込まれ実行される。
【0026】以下、本CADシステムの動作を図3を用い
て説明する。
【0027】表計算ソフトウエア5は、汎用的な表計算
アプリケーションソフトウエアである。本実施形態で
は、表計算ソフトウエア5のプロセスは、表計算定義フ
ァイル201に記述された動作の定義に従って、以下に
示す特定の表計算動作を行う。
【0028】すなわち、まず表計算ソフトウエア5のプ
ロセスは、寸法値が入力装置104を介して操作者から
入力されると、表計算動作を行う。具体的には、たとえ
ば、直方体αと直方体βを面接触して組立モデル6を構
成するとき、表計算ソフトウエア5のプロセスが管理し
表示装置105に表示する表の第1列7に部品名(α、
β)、第2列8の第1行と第2行に寸法が入力される
と、入力を引き金に、第2列第2行の値-第2列第1行の
値として定義された、2列8の第3行の値を計算する。
【0029】次に、CADソフトウエア9のプロセスに
おいて、データの取り込みが操作者より指示されると、
CADソフトウエア9のプロセスは、連携プログラムモ
ジュール202を起動する。
【0030】起動された連携プログラムモジュール20
2のプロセスは、表計算ソフトウエア5のプロセスよ
り、表のデータを取り込み、データ形式の変換などを行
い、CADソフトウエア9のプロセスに受け渡す。
【0031】データを受け渡されたCADソフトウエア
9のプロセスは、受け渡されたデータより、各部品の形
状モデルを生成することにより全体形状モデルを生成
し、表示装置105に表示する。
【0032】ここで、以上のような実施形態における表
計算動作は、図9に示した従来のCADソフトウエアにお
ける寸法解析に相当する。そして、本実施形態における
寸法解析は、操作者10の入力を引き金に、入力の度に
瞬時に行われ、次の入力が行われる依然に完了すること
ができる。
【0033】したがって、本実施形態によれば、従来の
CADソフトウエアにおける形状生成部3に相当するCA
Dソフトウエア9のプロセスにおける形状モデルの生成
と分離して、従来のCADソフトウエアにおける寸法設定
部1と寸法解析部1に相当する処理を、操作者と対話的
に行うことができる。また、これに伴い、CADソフト
ウエア9のプロセスの処理負荷を軽減することができ
る。
【0034】また、寸法の情報を汎用的な表計算ソフト
ウエア上で管理できるため、設計仕様などの上流工程や
製造仕様などの下流工程に、この寸法の情報を応用でき
る利点もある。
【0035】以下、本発明の第2の実施形態について説
明する。
【0036】本実施形態に係るCADシステムのハードウ
エア構成、ソフトウエア構成は図1、2に示したものと
同様であるので説明を省略する。
【0037】以下、本実施形態に係るCADシステムの動
作について説明する。
【0038】まず、表計算ソフトウエア5のプロセス
は、表計算定義ファイル201に記述された動作の定義
に従って管理、処理する表について説明する。
【0039】本実施形態では、表計算ソフトウエア5の
プロセスは、図4の代表寸法表と、図5の部品管理表を
管理、処理する。
【0040】図4に示すように、代表寸法表には、全体
形状モデルを特徴づける代表的な寸法毎に行が設けられ
る。全体形状モデルを特徴づける代表的な寸法とは、た
とえば、たとえば全体の高さなどの、各部品の形状に影
響を与える寸法である。
【0041】さて、代表寸法表の第1列には、代表寸法
の識別子が入力され、第2列には代表寸法の初期値が入
力され、第3例には代表寸法の値が入力される。
【0042】次に、図5に示すように、本部品管理表
は、各行が部品に対応している。なお、ここで各部品
は、その部品固有の基準座標系を持っている。
【0043】さて、第1列17には部品の識別名、第2
列18には部品の組付先である他の部品(「親部品」と
呼ぶ)の識別名が入力される。
【0044】そして、第3列〜第8列19には、親部品
に固有に決められた基準座標系で部品がどのような位置
姿勢にあるかを、親部品に対する相対的な位置姿勢とし
て入力される。ここで、相対的な位置姿勢は、相対並進
成分(X、Y、Z)と相対回転成分(Roll,Pitch,Yaw)
の6要素で表すことができる。例えば、親部品の基準座
標系原点から部品の基準座標系原点をZ軸方向に100
の位置に組み付ける場合、記述する相対並進成分(X、
Y、Z)は、(x、y、z)=(0,0,100)とな
る。
【0045】また、第9列以降には、寸法値などの形状
情報が入力される。
【0046】ここで、第3列〜第8列の相対的な位置姿
勢は、操作者が入力するのではなく、第9列以降の形状
情報の寸法値を変数とする関数として記述しておくこと
により、寸法値の変化とともに組立の位置姿勢を自動的
に変化させるようにしてもよい。
【0047】また、第9列以降の部品の形状情報は、図
4の代表寸法表の特定の識別値の代表寸法の値(第3
列)を変数とする関数として記述しておくことにより、
特定の代表寸法の変化とともに形状情報を自動的に変化
させるようにしてもよい。例えば、全体形状モデル全体
の幅を代表寸法し、ある部品の幅が、その代表的寸法3
分の1である場合、その部品の幅の寸法が、その代表的
寸法3分の1となる記述を、部品の幅を定める関数とし
て記述しておく。
【0048】なお、部品管理表には、この他、材質や部
品購入先など部品に付加したいその他の情報も部品毎に
に記述できるようにしてもよい。
【0049】さて、図6において、表計算ソフトウエア
5のプロセスは、図4の代表寸法表301、図5の部品
管理表302を表示装置105に表示し、入力装置10
4を介して操作者の表の各セル(セル:表の升)への入
力を受け付ける。そして、受け付けた入力を変数とする
関数が記述されたセルが存在する場合には、受け付けた
入力を引き金として、関数を計算し、そのセルに計算結
果を入力する。
【0050】次に、CADソフトウエア9のプロセスに
おいて、データの取り込みが操作者より指示されると、
CADソフトウエア9のプロセスは、連携プログラムモ
ジュール202を起動する。
【0051】起動された連携プログラムモジュール20
2のプロセスは、表計算ソフトウエア5のプロセスよ
り、部品管理表のデータを取り込み、部品管理表のデー
タの座標変換を行い、CADソフトウエア9のプロセス
に受け渡す。
【0052】図7に、この座標変換のようすを示す。
【0053】連携プログラムモジュール202のプロセ
スが部品管理表から取り込むデータは、図7の1に示す
ように、部品の識別子、組み付け先部品(親部品)の識
別子、組付先の部品の基準座標系における位置姿勢、部
品の形状情報、その他の付加情報となる。
【0054】連携プログラムモジュール202のプロセ
スは、まず、部品の識別子、組み付け先部品(親部品)
の識別子から、全体モデルの系統樹を作成する。これは
部品の識別子と組付先の識別子とを検査して、どの部品
がどれに組み付けられるか全て検査して、全ての親の部
品が子の部品の根側に配置された組立系統樹を作成す
る。すなわち、組立系統樹は、図7の2に示すように、
ひとつの部品を根として全ての部品を組み付けの関係に
従い樹状に関係づけたものである。
【0055】次に、連携プログラムモジュール202の
プロセスは、この組立系統樹を用いて、個々の部品の位
置姿勢を、組立系統樹の根の部品の基準座標系の位置姿
勢に変換する。任意の部品の位置姿勢は、図7の3に示
すように、組立系統樹をたどって、その部品とその部品
から根の部品までの間の全ての部品の位置姿勢を掛け合
わせることにより算出することができる。
【0056】連携プログラムモジュール202のプロセ
スは、各部品の組立系統樹の根の部品の基準座標系の位
置姿勢が求まったならば、図7の4に示す各部品の、組
立系統樹の根の部品の基準座標系の位置姿勢、形状情
報、その他の付属情報を、CADソフトウエア9のプロ
セスに受け渡す。
【0057】データを受け渡されたCADソフトウエア
9のプロセスは、受け渡されたデータ(図7の4)よ
り、図7の5に示すように、各部品の形状モデルを生成
することにより全体形状モデルを生成し、図8に示すよ
うに表示装置105に表示する。
【0058】以上、本発明の第2の実施形態について説
明した。
【0059】本第2実施形態によれば、前記第1実施形
態と同様に、従来のCADソフトウエアにおける形状生成
部3に相当するCADソフトウエア9のプロセスにおけ
る形状モデルの生成と分離して、従来のCADソフトウエ
アにおける寸法設定部1と寸法解析部1に相当する処理
を、操作者と対話的に行うことができる。また、これに
伴い、CADソフトウエア9のプロセスの処理負荷を軽
減することができる。
【0060】また、さらに、各部品の位置姿勢などを、
その部品の組み付け先の部品に対して指定することがで
き、また、他の部品やモデル全体の定義状態に依存して
定まる部品の寸法などを、依存先の状況に応じて自動的
に定めることができる。
【0061】また、もちろん、寸法の情報を汎用的な表
計算ソフトウエア上で管理できるため、設計仕様などの
上流工程や製造仕様などの下流工程に、この寸法の情報
を応用できる利点もある。
【0062】なお、以上の実施形態では、各部品の位置
姿勢の、組立系統樹の根の部品の基準座標系の位置姿勢
への変換を、連携プログラムモジュール202のプロセ
スにおいて行ったが、これは表計算ソフトウエア5のプ
ロセスにおいて行うようにしてもよい。この場合は、各
部品の位置姿勢の全体形状モデル座標系における位置姿
勢の検討も対話的に行うことができるようになる。
【0063】なお、本実施形態に係る表計算ソフトウエ
アとしては、Microsoft社のExcelや、Microsoft社のAcc
essやBorland社のParadoxなどのデータベース処理ソフ
トウエアを用いることができる。また、本実施形態に係
るCADソフトウエアとしては、Autodesk社のAutoCADなど
を用いることができる。
【0064】また、以上の実施形態における各ソフトウ
エア間のデータの受け渡しには、Microsoft社が提唱す
るMicrosoftWindowsのオペレーティングシステムの通信
方法のひとつであるActiveX Automationを利用すること
ができる。
【0065】また、以上の実施形態における各ソフトウ
エア間のデータの受け渡しは、受け渡し元のソフトウエ
アがテキスト形式で特定のファイル名でファイルを作成
して保存し、受け渡し先のソフトウエアが、このファイ
ルを開いて読み込むように変更するようにしてもよい。
【0066】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、作業者
が、より快適に部品の組立の検討を行うことができるCA
Dシステムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るCADシステムのハード
ウエア構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施形態に係るCADシステムのソフト
ウエア構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の第1実施形態に係るCADシステムの動
作のようすを示す図である。
【図4】本発明の第2実施形態で用いる代表寸法表を示
す図である。
【図5】本発明の第2実施形態に係る部品管理表を示す
図である。
【図6】本発明の第2実施形態に係るCADシステムの動
作を示す図である。
【図7】本発明の第2実施形態に係る連携プログラムモ
ジュールのプロセスの処理を示す図である。
【図8】本発明の第2実施形態に係るCADシステムが表
示する全体形状モデルを示す図である。
【図9】従来のCADソフトウエアの動作を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 寸法設定部 2 寸法解析部 3 形状生成部 5 表計算ソフトウエア 9 CADソフトウエア 101 CPU 102 主記憶 103 外部記憶装置 104 入力装置 105 表示装置 106 インタフェース 201 表計算定義ファイル 202 連携プログラムモジュール 203 オペレーティングシステム

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の部品を組み付けた形状モデルを生成
    するCADシステムであって、 組み付け先の部品を親とし親に組み付けられる部品を子
    とする部品間の組み付けの親子関係と、各部品の、前記
    親子関係によって定まる当該部品の親に対する相対的な
    組み付け状態の入力を受け付ける手段と、 各部品の前記形状モデルを生成する形状モデル空間にお
    ける座標を、当該部品、及び、入力を受け付けた親子関
    係を当てはめた場合に当該部品に対して先祖の関係にあ
    る各部品に対して入力を受け付けた相対的な組み付け状
    態を基に算出する手段と、 算出された各部品の前記形状モデルを生成する形状モデ
    ル空間における座標に各部品を配置した形状モデルを生
    成する手段とを有することを特徴とするCADシステム。
  2. 【請求項2】請求項1記載のCADシステムであって、 各部品の親に対する相対的な組み付け状態の入力は、各
    部品が定義された基準座標系の、当該部品の親の部品が
    定義された基準座標系に対する相対並進値と相対回転値
    によって受け付けることを特徴とするCADシステム。
  3. 【請求項3】複数の部品を組み付けた形状モデルを生成
    するCADシステムであって、 各部品の数値データと、部品の数値データ以外の前記形
    状モデルを特徴づける数値データの入力を受け付け、受
    け付けた数値データの入力に応答して、予め定めた依存
    関係に従って入力を受け付けた数値データに依存して定
    まる部品の数値データを算出する数値設定/解析手段
    と、 前記数値設定/解析手段が入力を受け付けた部品の数値
    データと、前記数値設定/解析手段が算出した各部品の
    数値データを取り込み、各部品を組み付けた形状モデル
    を生成する動作を行う形状生成手段とを有することを特
    徴とするCADシステム。
  4. 【請求項4】複数の部品を組み付けた形状モデルを生成
    するCADシステムであって、 各部品の形状もしくは配置を定義する数値データもしく
    は部品の数値データ以外の前記形状モデルを特徴づける
    数値データの入力を受け付け、受け付けた数値データの
    入力に応答して、予め定めた依存関係に従って入力を受
    け付けた数値データに依存して定まる部品の数値データ
    を算出し、算出した数値データを表示する数値設定/解
    析手段と、 前記数値設定/解析手段が入力を受け付けた各部品の数
    値データ及び算出した各部品の数値データを取り込み、
    各部品を組み付けた形状モデルを生成する動作を行う形
    状生成手段とを有し、 前記形状生成手段は、前記動作を前記数値設定/解析手
    段の数値データの入力の受付及び数値データの算出に応
    答して行わないことを特徴とするCADシステム。
  5. 【請求項5】電子計算機を用いて複数の部品を組み付け
    た形状モデルを生成する形状モデル生成方法であって、 各部品の形状もしくは配置を定義する数値データもしく
    は部品の数値データ以外の前記形状モデルを特徴づける
    数値データの入力を受け付け、受け付けた数値データの
    入力に応答して、予め定めた依存関係に従って入力を受
    け付けた数値データに依存して定まる部品の数値データ
    を算出し、算出した数値データを表示する処理が記述さ
    れた第1のソフトウエアを前記電子計算機で実行し、 前記第1のソフトウエアに記述され前記電子計算機によ
    って実行された処理の数値データの入力の受付及び数値
    データの算出とは独立して、前記第1ソフトウエアに記
    述され前記電子計算機によって実行された処理が入力を
    受け付けた各部品の数値データ及び算出した各部品の数
    値データを取り込み、各部品を組み付けた形状モデルを
    生成する処理が記述された第2のソフトウエアを前記電
    子計算機で実行することを特徴とする形状モデル生成方
    法。
  6. 【請求項6】請求項5記載の形状モデル生成方法であっ
    て、 前記第1のソフトウエアは、表計算プログラムと当該表
    計算プログラムが行うべき処理を記述したファイル、も
    しくは、データベースプログラムと当該データベースプ
    ログラムが行うべき処理を記述したファイルとより構成
    され、 前記第3のソフトウエアは、CADプログラムと、前記第
    1のソフトウエアのデータを取り込み前記CADプログラ
    ムに入力するプログラムとより構成されることを特徴と
    する形状モデル生成方法。
  7. 【請求項7】電子計算機によって実行されるプログラム
    を記憶した記憶媒体であって、 前記記憶媒体は、 所定の表計算プログラムもしくはデータベースプログラ
    ムと一体として実行され、前記電子計算機に、複数の部
    品を組み付けた形状モデルを構成する各部品の形状もし
    くは配置を定義する数値データもしくは部品の数値デー
    タ以外の前記形状モデルを特徴づける数値データの入力
    を受け付け、受け付けた数値データの入力に応答して、
    予め定めた依存関係に従って入力を受け付けた数値デー
    タに依存して定まる部品の数値データを算出し、算出し
    た数値データを表示する処理を前記電子計算機に実行さ
    せる、前記所定の表計算プログラムもしくはデータベー
    スプログラムに対するプログラムと、 所定の表計算プログラムもしくはデータベースプログラ
    ムのデータを取り込み、所定のCADプログラムのデータ
    とする処理を前記電子計算機に実行させるプログラムと
    のうちの、少なくとも一方のプログラムを記憶している
    ことを特徴とする記憶媒体。
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