JPH11222088A - 車両における側面衝突保護装置 - Google Patents

車両における側面衝突保護装置

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JPH11222088A
JPH11222088A JP10028741A JP2874198A JPH11222088A JP H11222088 A JPH11222088 A JP H11222088A JP 10028741 A JP10028741 A JP 10028741A JP 2874198 A JP2874198 A JP 2874198A JP H11222088 A JPH11222088 A JP H11222088A
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裕二 菊池
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省二 山崎
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    • B60N2/24Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles for particular purposes or particular vehicles
    • B60N2/42Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles for particular purposes or particular vehicles the seat constructed to protect the occupant from the effect of abnormal g-forces, e.g. crash or safety seats
    • B60N2/4207Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles for particular purposes or particular vehicles the seat constructed to protect the occupant from the effect of abnormal g-forces, e.g. crash or safety seats characterised by the direction of the g-forces
    • B60N2/4235Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles for particular purposes or particular vehicles the seat constructed to protect the occupant from the effect of abnormal g-forces, e.g. crash or safety seats characterised by the direction of the g-forces transversal

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両の側面衝突時に車体一側に入力された荷
重を車体他側に効果的に分散させる。 【解決手段】 左右のシートSL ,SR のシートバック
3およびシートクッション2の内部にそれぞれ第1補強
部材7および第2補強部材16を設け、第1、第2補強
部材7,16の外端を左右のドアDFL,DFRの上下部に
設けた第3、第4補強部材9,19にそれぞれ対峙させ
るとともに、第1、第2補強部材7,16の内端をセン
タートンネル12の内部に設けた荷重伝達部材13に対
峙させる。車両Vの側面衝突により一方のドアDFLに入
力された矢印a方向の荷重は、矢印b〜fの経路で他方
のドアDFRに伝達されて分散される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シートに着座した
乗員を車両の側面衝突に伴う衝撃から保護するための側
面衝突保護装置に関する。
【0002】
【従来の技術】かかる側面衝突保護装置は、特開平6−
105730号公報、特開平4−208650号公報に
より既に知られている。
【0003】上記特開平6−105730号公報に記載
されたものは、シートバックの内部に収納された四角枠
状のフレーム部材に、ドア側に向けて突出する第1の補
強部材と、該第1の補強部材に連なって前記フレーム部
材を斜めに補強する第2の補強部材とを設けたものであ
る。
【0004】また上記特開平4−208650号公報に
記載されたものは、シートの前後スライド機構の操作部
材をシートクッションのフレームに車幅方向に支持し、
この操作部材の両端をドアの内側面およびフロアトンネ
ルの外側面に対峙させたものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで上記特開平6
−105730号公報のものは、ドアからシートバック
のフレーム部材に伝達される荷重を直接支持する部材が
存在しないため、その荷重はシートバックのフレーム部
材からシートクッションのフレーム部材を経てフロアに
伝達される。その結果、シートバックのフレーム部材お
よびシートクッションのフレーム部材に曲げ荷重が作用
してしまい、シートの剛性による車室の変形防止効果が
充分に期待できなくなる可能性がある。
【0006】また上記特開平4−208650号公報の
ものは、ドアの下部からシートクッションに伝達された
荷重を効果的に支持することができるが、ドアの上部か
らシートバックに伝達された荷重によって該シートバッ
クが変形してしまう可能性があり、車室上部の変形防止
効果が充分に得られなくなる可能性がある。
【0007】本発明は前述の事情に鑑みてなされたもの
で、車両の側面衝突時にドアから入力される荷重を効果
的に分散させることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載された発明は、左ドアおよび右ドア
により区画された車室内に左右のシートを配置した車両
において、左右のシートのシートバックの内部にそれぞ
れ設けられて車幅方向に延びる左右の第1補強部材と、
左右のシートのシートクッションの内部にそれぞれ設け
られて車幅方向に延びる左右の第2補強部材と、前記左
右の第1補強部材の車幅方向外端に対峙するように左右
のドアにそれぞれ設けられた左右の第3補強部材と、前
記左右の第2補強部材の車幅方向外端に対峙するように
左右のドアにそれぞれ設けられた左右の第4補強部材
と、左右のシート間に設けられて前記左右の第1、第2
補強部材の車幅方向内端に対峙する荷重伝達部材とを備
えたことを特徴とする。
【0009】上記構成によれば、車両の側面衝突により
例えば左ドアに衝撃が加わったとき、車室内に向けて移
動しようとする左ドアの荷重が該左ドアに設けた第3、
第4補強部材から左シートのシートバックに設けた第1
補強部材およびシートクッションに設けた第2補強部材
を介して荷重伝達部材に伝達され、そこから右シートの
シートバックに設けた第1補強部材およびシートクッシ
ョンに設けた第2補強部材を介して右ドアに設けた第
3、第4補強部材に伝達されるので、前記衝撃を車体の
左右両側面に効果的に分散することができるだけでな
く、第1、第2補強部材によってシートを補強すること
ができる。
【0010】また請求項2に記載された発明は、請求項
1の構成に加えて、左右のシートは車体前後方向に移動
可能であり、前記左右の第3、第4補強部材および前記
荷重伝達部材は、前記左右のシートと共に車体前後方向
に移動する前記左右の第1、第2補強部材の移動範囲を
カバーする前後方向寸法を有することを特徴とする。
【0011】上記構成によれば、ドアに設けた第3、第
4補強部材および荷重伝達部材が、シートに設けた第
1、第2補強部材の移動範囲をカバーする前後方向寸法
を有しているので、シートを車体前後方向に移動させて
も第1、第2補強部材の車幅方向両端を第3、第4補強
部材および荷重伝達部材に確実に対峙させることができ
る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、添
付図面に示した本発明の実施例に基づいて説明する。
【0013】図1〜図3は本発明の第1実施例を示すも
ので、図1は本発明の側面衝突保護装置を備えた自動車
の斜視図、図2は図1の2−2線矢視図、図3は図2の
3−3線矢視図である。
【0014】図1〜図3に示すように、四輪の車両Vは
前部左ドアDFLおよび後部左ドアD RLと、前部右ドアD
FRおよび後部右ドアDRRとによって左右両側面を区画さ
れた車室Rを備えており、左右の前部ドアDFL,DFR
挟まれた車室R内に左右の前部シートSL ,SR が配置
される。左右の前部シートSL ,SR は、車体フロアF
に固定したスライドレール1…に沿って前後方向の位置
が調節可能である。
【0015】シートSL ,SR は乗員の臀部および上脚
部を支持するシートクッション2,2と、このシートク
ッション2,2の後端から上方に立ち上がって乗員の背
部を支持するシートバック3,3と、このシートバック
3,3の上端に設けられて乗員の後頭部を支持するヘッ
ドレスト4,4とから構成される。シートクッション
2,2のフレーム5,5は主として金属の板材から構成
されており、その外側にクッション性を得るためのスプ
リングやパッドが支持され、更にその外側が布や革より
なる表皮材で覆われる。またシートバック3,3のフレ
ーム6,6は金属のパイプ材を四角形の枠状に形成して
なり、その外側にクッション性を得るためのスプリング
やパッドが支持され、更にその外側が布や革よりなる表
皮材で覆われる。
【0016】シートバック3,3のフレーム6,6に、
金属製のパイプ材よりなる第1補強部材7,7が平面視
で車幅方向に固定される。第1補強部材7,7は車幅方
向外端側が高くなり、車幅方向内端側が低くなるように
傾斜しており、前記外端側に設けたフランジ8,8が左
右の前部ドアDFL,DFRの上部内面および後部ドア
RL,DRRの上部内面にそれぞれ設けた第3補強部材
9,9;10,10に対峙するとともに、前記内端側に
設けたフランジ11,11が車体フロアFの中央部を前
後方向に延びるセンタートンネル12の内面に設けた荷
重伝達部材13に対峙する。
【0017】第3補強部材9,9;10,10は、それ
ぞれ3枚の金属板からなり、その2枚がドアDFL
FR;DRL,DRRのインナーパネル14…に溶接により
固定され、残りの1枚がアウターパネル15…に溶接に
より固定される。荷重伝達部材13は断面逆U字状に折
り曲げられた厚手の金属板からなり、センタートンネル
12の内面に溶接により固定される。
【0018】シートクッション2,2のフレーム5,5
に、金属製のパイプ材よりなる第2補強部材16,16
が車幅方向に固定される。第2補強部材16,16は車
幅方向内端側および外端側にそれぞれフランジ17,1
7;18,18を備えており、左右の前部ドアDFL,D
FRの下部内面にそれぞれ設けた第4補強部材19,19
に前記外端側のフランジ18,18が対峙するととも
に、センタートンネル12の内面に設けた前記荷重伝達
部材13に前記内端側のフランジ17,17が対峙す
る。第4補強部材19,19はそれぞれ2枚の金属板か
らなり、左右の前部ドアDFL,DFRの下部内面に設けた
サイドインパクトバー20,20の近傍に溶接により固
定される。
【0019】次に、前述の構成を備えた本発明の第1実
施例の作用について説明する。
【0020】図2に示すように、例えば車両の側面衝突
によって左ドアDFL,DRLに矢印aで示す衝撃が加わる
と、その衝撃で左ドアDFL,DRLは車室Rに向けて移動
する。左ドアDFL,DRLの前記移動によって、前部左ド
アDFLに設けられた第3補強部材9および第4補強部材
19が、左シートSL のシートバック3に設けられた第
1補強部材7およびシートクッション2に設けられた第
2補強部材16の外端側のフランジ8,18をそれぞれ
押圧し、その結果、第1補強部材7および第2補強部材
16にそれぞれ矢印b,cで示す荷重が作用する。しか
しながら、第1補強部材7および第2補強部材16の内
端側のフランジ11,17が荷重伝達部材13を覆うセ
ンタートンネル12に当接するため、第1補強部材7お
よび第2補強部材16に作用する荷重が荷重伝達部材1
3によって支持される。これにより、前記荷重の一部が
車体フロアFに分散されるだけでなく、第1補強部材7
および第2補強部材16の移動が防止されることによ
り、左シートSL の車幅方向内側への倒れや移動が防止
される。
【0021】荷重伝達部材13に伝達された矢印d方向
の荷重は、更に右シートSR のシートバック3に設けら
れた第1補強部材7およびシートクッション2に設けら
れた第2補強部材16の内端側のフランジ11,17を
それぞれ押圧し、その結果、第1補強部材7および第2
補強部材16にそれぞれ矢印e,fで示す荷重が伝達さ
れる。しかしながら、第1補強部材7および第2補強部
材16の外端側のフランジ8,18が前部右ドアDFR
第3補強部材9および第4補強部材19に当接するた
め、前記矢印d,eで示す荷重が前部右ドアDFRに伝達
されて分散され、しかも右シートSR の車幅方向外側へ
の倒れや移動が防止される。
【0022】このように前部左ドアDFLに入力された荷
重を車体フロアFおよび前部右ドアDFRに分散すること
により、車室RやシートSL ,SR を効果的に保護する
ことができる。
【0023】ところで、シートSL ,SR は車体前後方
向に位置調整可能であるため、第1補強部材7,7およ
び第2補強部材16,16の位置も前後に移動すること
になる。図3から明らかなように、シートSL ,SR
前寄りの位置にあるときに第1補強部材7,7の外端の
フランジ8,8は前部ドアDFL,DFRの第3補強部材
9,9に対峙し、シートSL ,SR が後寄りの位置にあ
るときに第1補強部材7,7の外端のフランジ8,8は
後部ドアDRL,DRRの第3補強部材10,10に対峙す
る。またシートSL ,SR が前後方向の何れの位置にあ
っても、第2補強部材16,16の外端のフランジ1
8,18は前後方向に長く形成された第4補強部材1
9,19の何れかの部分に対峙することができる。更
に、シートSL ,SR が前後方向の何れの位置にあって
も、第1、第2補強部材9,9;16,16の内端のフ
ランジ11,11;17,17は前後方向に長く形成さ
れた荷重伝達部材13の何れかの部分に対峙することが
できる。
【0024】その結果、シートSL ,SR が車体前後方
向の何れの位置にあっても、上述したように、車体一側
部に入力された荷重を車体他側部に効果的に分散させる
ことができる。
【0025】図4は本発明の第2実施例を示すものであ
る。第2実施例は、第1実施例における第1補強部材7
の両端のフランジ8,11に相当する突出部61 ,62
を、シートバック3のフレーム6の一部を屈曲して構成
したものである。この突出部61 ,62 をシートSL
R の表皮材の外部に突出させて第3補強部材9および
荷重伝達部材13に接近させることにより、ドアDFL
FRの車室R内への進入を一層効果的に防止することが
できる。この実施例では、斜線を施した部分、つまり金
属製のパイプ材よりなる第1補強部材7と、前記フレー
ム6の突出部6 1 ,62 とが実質的な第1補強部材とし
て機能する。
【0026】図5は本発明の第3実施例を示すものであ
る。第3実施例は、第2実施例の金属製のパイプ材より
なる第1補強部材7を、金属製の板材よりなる第1補強
部材7で置き換えたものである。この実施例では、斜線
を施した部分、つまり金属製の板材よりなる第1補強部
材7の一部と、前記フレーム6の突出部61 ,62 とが
実質的な第1補強部材として機能する。
【0027】図6は本発明の第4実施例を示すものであ
る。第4実施例はシートSL ,SRがL字状のフレーム
6を備えており、第1実施例における第1補強部材7の
外端のフランジ8に相当する突出部63 が、フレーム6
の上端に一体に形成される。金属製のパイプ材よりなる
2本の第1補強部材7,7が、フレーム6の上端および
下端を接続するように固定される。この実施例では、斜
線を施した部分、つまり2本の第1補強部材7,7と、
前記フレーム6の突出部63 とが実質的な第1補強部材
として機能する。
【0028】以上、本発明の実施例を詳述したが、本発
明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行う
ことが可能である。
【0029】例えば、実施例では荷重伝達部材13をセ
ンタートンネル12の内部に設けているが、センタート
ンネル12を持たない車両では車体フロアFの上面に荷
重伝達部材13を支持することができる。
【0030】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、車両の側
面衝突により例えば左ドアに衝撃が加わったとき、車室
内に向けて移動しようとする左ドアの荷重が該左ドアに
設けた第3、第4補強部材から左シートのシートバック
に設けた第1補強部材およびシートクッションに設けた
第2補強部材を介して荷重伝達部材に伝達され、そこか
ら右シートのシートバックに設けた第1補強部材および
シートクッションに設けた第2補強部材を介して右ドア
に設けた第3、第4補強部材に伝達されるので、前記衝
撃を車体の左右両側面に効果的に分散することができる
だけでなく、第1、第2補強部材によってシートを補強
することができる。
【0031】また請求項2に記載された発明によれば、
ドアに設けた第3、第4補強部材および荷重伝達部材
が、シートに設けた第1、第2補強部材の移動範囲をカ
バーする前後方向寸法を有しているので、シートを車体
前後方向に移動させても第1、第2補強部材の車幅方向
両端を第3、第4補強部材および荷重伝達部材に確実に
対峙させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の側面衝突保護装置を備えた自動車の斜
視図
【図2】図1の2−2線矢視図
【図3】図2の3−3線矢視図
【図4】本発明の第2実施例を示すシートの正面図
【図5】本発明の第3実施例を示すシートの正面図
【図6】本発明の第4実施例を示すシートの正面図
【符号の説明】
2 シートクッション 3 シートバック 7 第1補強部材 9 第3補強部材 10 第3補強部材 13 荷重伝達部材 16 第2補強部材 19 第4補強部材 DFL 前部左ドア(ドア) DFR 前部右ドア(ドア) DRL 後部左ドア(ドア) DRR 後部右ドア(ドア) R 車室 SL 左シート(シート) SR 右シート(シート)
【手続補正書】
【提出日】平成11年4月19日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 車両における側面衝突保護装置
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シートに着座した
乗員を車両の側面衝突に伴う衝撃から保護するための側
面衝突保護装置に関する。
【0002】
【従来の技術】かかる側面衝突保護装置は、特開平6−
105730号公報、特開平4−208650号公報に
より既に知られている。
【0003】上記特開平6−105730号公報に記載
されたものは、シートバックの内部に収納された四角枠
状のフレーム部材に、ドア側に向けて突出する第1の補
強部材と、該第1の補強部材に連なって前記フレーム部
材を斜めに補強する第2の補強部材とを設けたものであ
る。
【0004】また上記特開平4−208650号公報に
記載されたものは、シートの前後スライド機構の操作部
材をシートクッションのフレームに車幅方向に支持し、
この操作部材の両端をドアの内側面およびフロアトンネ
ルの外側面に対峙させたものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで上記特開平6
−105730号公報のものは、ドアからシートバック
のフレーム部材に伝達される荷重を直接支持する部材が
存在しないため、その荷重はシートバックのフレーム部
材からシートクッションのフレーム部材を経てフロアに
伝達される。その結果、シートバックのフレーム部材お
よびシートクッションのフレーム部材に曲げ荷重が作用
してしまい、シートの剛性による車室の変形防止効果が
充分に期待できなくなる可能性がある。
【0006】また上記特開平4−208650号公報の
ものは、ドアの下部からシートクッションに伝達された
荷重を効果的に支持することができるが、ドアの上部か
らシートバックに伝達された荷重によって該シートバッ
クが変形してしまう可能性があり、車室上部の変形防止
効果が充分に得られなくなる可能性がある。
【0007】本発明は前述の事情に鑑みてなされたもの
で、車両の側面衝突時にドアから入力される荷重を効果
的に分散させることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載された発明は、左ドアおよび右ドア
により区画された車室内に左右のシートを配置した車両
において、左右のシートのシートバックの内部にそれぞ
れ設けられて車幅方向に延びる左右の第1補強部材と、
左右のシートのシートクッションの内部にそれぞれ設け
られて車幅方向に延びる左右の第2補強部材と、前記左
右の第1補強部材の車幅方向外端に対峙するように左右
のドアにそれぞれ設けられた左右の第3補強部材と、前
記左右の第2補強部材の車幅方向外端に対峙するように
左右のドアにそれぞれ設けられた左右の第4補強部材
と、左右のシート間に設けられて前記左右の第1、第2
補強部材の車幅方向内端に対峙する荷重伝達部材とを備
え、前記第1補強部材は、左右のシートの表皮材の外部
に突出する突出部を両端に有しており、その各突出部は
前記シートバックの、枠状に形成したフレームの一部を
屈曲して構成されることを特徴とする。
【0009】上記構成によれば、車両の側面衝突により
例えば左ドアに衝撃が加わったとき、車室内に向けて移
動しようとする左ドアの荷重が該左ドアに設けた第3、
第4補強部材から左シートのシートバックに設けた第1
補強部材およびシートクッションに設けた第2補強部材
を介して荷重伝達部材に伝達され、そこから右シートの
シートバックに設けた第1補強部材およびシートクッシ
ョンに設けた第2補強部材を介して右ドアに設けた第
3、第4補強部材に伝達されるので、前記衝撃を車体の
左右両側面に効果的に分散することができるだけでな
く、第1、第2補強部材によってシートを補強すること
ができる。しかもシートバックの、枠状に形成したフレ
ームの一部を屈曲することで第1補強部材両端に突出部
を構成し、この突出部をシート表皮材の外部に突出させ
て、第3補強部材及び荷重伝達部材に接近させるように
したので、ドアの車室内への進入を効果的に防止するこ
とができる。
【0010】また請求項2に記載された発明は、請求項
1の構成に加えて、左右のシートは車体前後方向に移動
可能であり、前記左右の第3、第4補強部材および前記
荷重伝達部材は、前記左右のシートと共に車体前後方向
に移動する前記左右の第1、第2補強部材の移動範囲を
カバーする前後方向寸法を有することを特徴とする。
【0011】上記構成によれば、ドアに設けた第3、第
4補強部材および荷重伝達部材が、シートに設けた第
1、第2補強部材の移動範囲をカバーする前後方向寸法
を有しているので、シートを車体前後方向に移動させて
も第1、第2補強部材の車幅方向両端を第3、第4補強
部材および荷重伝達部材に確実に対峙させることができ
る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、添
付図面に示した施例に基づいて説明する。
【0013】図1〜図3は本発明者が提案した側面衝突
保護装置を示すもので、図1は動車の斜視図、図2は
図1の2−2線矢視図、図3は図2の3−3線矢視図で
ある。
【0014】図1〜図3に示すように、四輪の車両Vは
前部左ドアDFLおよび後部左ドアD RLと、前部右ドアD
FRおよび後部右ドアDRRとによって左右両側面を区画さ
れた車室Rを備えており、左右の前部ドアDFL,DFR
挟まれた車室R内に左右の前部シートSL ,SR が配置
される。左右の前部シートSL ,SR は、車体フロアF
に固定したスライドレール1…に沿って前後方向の位置
が調節可能である。
【0015】シートSL ,SR は乗員の臀部および上脚
部を支持するシートクッション2,2と、このシートク
ッション2,2の後端から上方に立ち上がって乗員の背
部を支持するシートバック3,3と、このシートバック
3,3の上端に設けられて乗員の後頭部を支持するヘッ
ドレスト4,4とから構成される。シートクッション
2,2のフレーム5,5は主として金属の板材から構成
されており、その外側にクッション性を得るためのスプ
リングやパッドが支持され、更にその外側が布や革より
なる表皮材で覆われる。またシートバック3,3のフレ
ーム6,6は金属のパイプ材を四角形の枠状に形成して
なり、その外側にクッション性を得るためのスプリング
やパッドが支持され、更にその外側が布や革よりなる表
皮材で覆われる。
【0016】シートバック3,3のフレーム6,6に、
金属製のパイプ材よりなる第1補強部材7,7が平面視
で車幅方向に固定される。第1補強部材7,7は車幅方
向外端側が高くなり、車幅方向内端側が低くなるように
傾斜しており、前記外端側に設けたフランジ8,8が左
右の前部ドアDFL,DFRの上部内面および後部ドア
RL,DRRの上部内面にそれぞれ設けた第3補強部材
9,9;10,10に対峙するとともに、前記内端側に
設けたフランジ11,11が車体フロアFの中央部を前
後方向に延びるセンタートンネル12の内面に設けた荷
重伝達部材13に対峙する。
【0017】第3補強部材9,9;10,10は、それ
ぞれ3枚の金属板からなり、その2枚がドアDFL
FR;DRL,DRRのインナーパネル14…に溶接により
固定され、残りの1枚がアウターパネル15…に溶接に
より固定される。荷重伝達部材13は断面逆U字状に折
り曲げられた厚手の金属板からなり、センタートンネル
12の内面に溶接により固定される。
【0018】シートクッション2,2のフレーム5,5
に、金属製のパイプ材よりなる第2補強部材16,16
が車幅方向に固定される。第2補強部材16,16は車
幅方向内端側および外端側にそれぞれフランジ17,1
7;18,18を備えており、左右の前部ドアDFL,D
FRの下部内面にそれぞれ設けた第4補強部材19,19
に前記外端側のフランジ18,18が対峙するととも
に、センタートンネル12の内面に設けた前記荷重伝達
部材13に前記内端側のフランジ17,17が対峙す
る。第4補強部材19,19はそれぞれ2枚の金属板か
らなり、左右の前部ドアDFL,DFRの下部内面に設けた
サイドインパクトバー20,20の近傍に溶接により固
定される。
【0019】次に、図1〜3に示す側面衝突保護装置
作用について説明する。
【0020】図2に示すように、例えば車両の側面衝突
によって左ドアDFL,DRLに矢印aで示す衝撃が加わる
と、その衝撃で左ドアDFL,DRLは車室Rに向けて移動
する。左ドアDFL,DRLの前記移動によって、前部左ド
アDFLに設けられた第3補強部材9および第4補強部材
19が、左シートSL のシートバック3に設けられた第
1補強部材7およびシートクッション2に設けられた第
2補強部材16の外端側のフランジ8,18をそれぞれ
押圧し、その結果、第1補強部材7および第2補強部材
16にそれぞれ矢印b,cで示す荷重が作用する。しか
しながら、第1補強部材7および第2補強部材16の内
端側のフランジ11,17が荷重伝達部材13を覆うセ
ンタートンネル12に当接するため、第1補強部材7お
よび第2補強部材16に作用する荷重が荷重伝達部材1
3によって支持される。これにより、前記荷重の一部が
車体フロアFに分散されるだけでなく、第1補強部材7
および第2補強部材16の移動が防止されることによ
り、左シートSL の車幅方向内側への倒れや移動が防止
される。
【0021】荷重伝達部材13に伝達された矢印d方向
の荷重は、更に右シートSR のシートバック3に設けら
れた第1補強部材7およびシートクッション2に設けら
れた第2補強部材16の内端側のフランジ11,17を
それぞれ押圧し、その結果、第1補強部材7および第2
補強部材16にそれぞれ矢印e,fで示す荷重が伝達さ
れる。しかしながら、第1補強部材7および第2補強部
材16の外端側のフランジ8,18が前部右ドアDFR
第3補強部材9および第4補強部材19に当接するた
め、前記矢印d,eで示す荷重が前部右ドアDFRに伝達
されて分散され、しかも右シートSR の車幅方向外側へ
の倒れや移動が防止される。
【0022】このように前部左ドアDFLに入力された荷
重を車体フロアFおよび前部右ドアDFRに分散すること
により、車室RやシートSL ,SR を効果的に保護する
ことができる。
【0023】ところで、シートSL ,SR は車体前後方
向に位置調整可能であるため、第1補強部材7,7およ
び第2補強部材16,16の位置も前後に移動すること
になる。図3から明らかなように、シートSL ,SR
前寄りの位置にあるときに第1補強部材7,7の外端の
フランジ8,8は前部ドアDFL,DFRの第3補強部材
9,9に対峙し、シートSL ,SR が後寄りの位置にあ
るときに第1補強部材7,7の外端のフランジ8,8は
後部ドアDRL,DRRの第3補強部材10,10に対峙す
る。またシートSL ,SR が前後方向の何れの位置にあ
っても、第2補強部材16,16の外端のフランジ1
8,18は前後方向に長く形成された第4補強部材1
9,19の何れかの部分に対峙することができる。更
に、シートSL ,SR が前後方向の何れの位置にあって
も、第1、第2補強部材9,9;16,16の内端のフ
ランジ11,11;17,17は前後方向に長く形成さ
れた荷重伝達部材13の何れかの部分に対峙することが
できる。
【0024】その結果、シートSL ,SR が車体前後方
向の何れの位置にあっても、上述したように、車体一側
部に入力された荷重を車体他側部に効果的に分散させる
ことができる。
【0025】図4は本発明の第実施例を示すものであ
る。第実施例は、図1〜3に示した側面衝突保護装置
における第1補強部材7の両端のフランジ8,11に相
当する突出部61 ,62 を、シートバック3のフレーム
6の一部を屈曲して構成したものである。この突出部6
1 ,62 をシートSL ,SR の表皮材の外部に突出させ
て第3補強部材9および荷重伝達部材13に接近させる
ことにより、ドアDFL,DFRの車室R内への進入を一層
効果的に防止することができる。この実施例では、斜線
を施した部分、つまり金属製のパイプ材よりなる第1補
強部材7と、前記フレーム6の突出部61 ,62 とが実
質的な第1補強部材として機能する。
【0026】図5は本発明の第実施例を示すものであ
る。第実施例は、第実施例の金属製のパイプ材より
なる第1補強部材7を、金属製の板材よりなる第1補強
部材7で置き換えたものである。この実施例では、斜線
を施した部分、つまり金属製の板材よりなる第1補強部
材7の一部と、前記フレーム6の突出部61 ,62 とが
実質的な第1補強部材として機能する。
【0027】以上、本発明の実施例を詳述したが、本発
明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行う
ことが可能である。
【0028】例えば、実施例では荷重伝達部材13をセ
ンタートンネル12の内部に設けているが、センタート
ンネル12を持たない車両では車体フロアFの上面に荷
重伝達部材13を支持することができる。
【0029】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、車両の側
面衝突により例えば左ドアに衝撃が加わったとき、車室
内に向けて移動しようとする左ドアの荷重が該左ドアに
設けた第3、第4補強部材から左シートのシートバック
に設けた第1補強部材およびシートクッションに設けた
第2補強部材を介して荷重伝達部材に伝達され、そこか
ら右シートのシートバックに設けた第1補強部材および
シートクッションに設けた第2補強部材を介して右ドア
に設けた第3、第4補強部材に伝達されるので、前記衝
撃を車体の左右両側面に効果的に分散することができる
だけでなく、第1、第2補強部材によってシートを補強
することができる。しかもシートバックの、枠状に形成
したフレームの一部を屈曲することで第1補強部材両端
に突出部を構成し、この突出部をシート表皮材の外部に
突出させて、第3補強部材及び荷重伝達部材に接近させ
るようにしたので、ドアの車室内への進入を効果的に防
止することができる。
【0030】また請求項2に記載された発明によれば、
ドアに設けた第3、第4補強部材および荷重伝達部材
が、シートに設けた第1、第2補強部材の移動範囲をカ
バーする前後方向寸法を有しているので、シートを車体
前後方向に移動させても第1、第2補強部材の車幅方向
両端を第3、第4補強部材および荷重伝達部材に確実に
対峙させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】側面衝突保護装置を備えた自動車の斜視図
【図2】図1の2−2線矢視図
【図3】図2の3−3線矢視図
【図4】本発明の第実施例を示すシートの正面図
【図5】本発明の第実施例を示すシートの正面
【符号の説明】 2 シートクッション 3 シートバック フレーム 1 ,62 突出部 7 第1補強部材 9 第3補強部材 10 第3補強部材 13 荷重伝達部材 16 第2補強部材 19 第4補強部材 DFL 前部左ドア(ドア) DFR 前部右ドア(ドア) DRL 後部左ドア(ドア) DRR 後部右ドア(ドア) R 車室 SL 左シート(シート) SR 右シート(シート)
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図6
【補正方法】削除

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左ドア(DFL,DRL)および右ドア(D
    FR,DRR)により区画された車室(R)内に左右のシー
    ト(SL ,SR )を配置した車両において、 左右のシート(SL ,SR )のシートバック(3)の内
    部にそれぞれ設けられて車幅方向に延びる左右の第1補
    強部材(7)と、 左右のシート(SL ,SR )のシートクッション(2)
    の内部にそれぞれ設けられて車幅方向に延びる左右の第
    2補強部材(16)と、 前記左右の第1補強部材(7)の車幅方向外端に対峙す
    るように左右のドア(DFL,DRL;DFR,DRR)にそれ
    ぞれ設けられた左右の第3補強部材(9,10)と、 前記左右の第2補強部材(16)の車幅方向外端に対峙
    するように左右のドア(DFL,DFR)にそれぞれ設けら
    れた左右の第4補強部材(19)と、 左右のシート(SL ,SR )間に設けられて前記左右の
    第1、第2補強部材(7,16)の車幅方向内端に対峙
    する荷重伝達部材(13)と、を備えたことを特徴とす
    る、車両における側面衝突保護装置。
  2. 【請求項2】 左右のシート(SL ,SR )は車体前後
    方向に移動可能であり、前記左右の第3、第4補強部材
    (9,10;19)および前記荷重伝達部材(13)
    は、前記左右のシート(SL ,SR )と共に車体前後方
    向に移動する前記左右の第1、第2補強部材(7,1
    6)の移動範囲をカバーする前後方向寸法を有すること
    を特徴とする、請求項1に記載の車両における側面衝突
    保護装置。
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