JPH1121A - 側条施肥機のホッパの蓋体 - Google Patents

側条施肥機のホッパの蓋体

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JPH1121A
JPH1121A JP15665997A JP15665997A JPH1121A JP H1121 A JPH1121 A JP H1121A JP 15665997 A JP15665997 A JP 15665997A JP 15665997 A JP15665997 A JP 15665997A JP H1121 A JPH1121 A JP H1121A
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JP
Japan
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hopper
lid
support shaft
opening
edge
Prior art date
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Pending
Application number
JP15665997A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuichi Kato
祐一 加藤
Yuichi Takeda
裕一 竹田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yanmar Co Ltd
Original Assignee
Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH1121A publication Critical patent/JPH1121A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 側条施肥機のホッパの蓋体を開閉する際に、
肥料がこぼれるのを防止する。 【解決手段】 ホッパの一側端縁に設けた支軸を中心と
して開閉自在に蓋体を取付け、同蓋体の下面に支軸と平
行にストッパリブを突設し、同ストッパリブの支軸に臨
む側面に柔軟素材よりなるシール材を固着して、蓋体を
開蓋した際に、上記ホッパの開口部一側端縁に圧着すべ
く構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、側条施肥機のホッ
パの蓋体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ホッパに貯溜した肥料を計量部を
介し一定量づつ取出し、ブロワからの搬送風に乗せて施
肥ホース中を作溝器に搬送し、作溝器が形成した施肥溝
中に施肥するようにした側条施肥機があり、上記ホッパ
の開口部に、同開口部の一側端縁に設けた枢軸を中心と
して開閉自在の蓋体を設けている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記ホッパ
の蓋体を開閉する際に、ホッパ中の肥料がこぼれること
があり、特に、ホッパ中に肥料を一杯に入れているとき
にこの傾向が強かった。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明では、ホ
ッパの一側端縁に設けた支軸を中心として開閉自在に蓋
体を取付け、同蓋体の下面に支軸と平行にストッパリブ
を突設し、同ストッパリブの支軸に臨む側面に柔軟素材
よりなるシール材を固着して、蓋体を開蓋した際に、上
記ホッパの開口部一側端縁に圧着すべく構成したことを
特徴とする側条施肥機のホッパの蓋体を提供せんとする
ものである。
【0005】また、次のような特徴を併せ有するもので
ある。
【0006】上記ストッパリブの支軸に臨む側面に柔軟
素材よりなるシール材を固着し、更に、ストッパリブの
端縁に支軸方向に突出した補助リブを突設して、蓋体を
開蓋した際に、補助リブが上記ホッパの開口部外側端縁
に当接し、シール材が上記開口部の上端部外側面に圧着
すべく構成したこと。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明では、ホッパの開口部を閉
蓋する蓋体の下面にストッパリブを突設し、同ストッパ
リブに柔軟素材よりなるシール材を接着して、蓋体を開
蓋した際に、シール材が開口部の上端縁に圧着するよう
にしたこと。
【0008】
【実施例】本発明の実施例について図面を参照して説明
する。
【0009】図1は、本発明に係る側条施肥機Eを具備
する乗用田植機Aを示しており、同乗用田植機Aは、自
走可能の走行車体Bの後方に、三点リンク機構Cを介
し、植付装置Dを昇降及び左右傾動自在に連結すると共
に、走行車体Bの後部上方に、両側端部を前方に折り畳
み可能とした側条施肥機Eを配置している。
【0010】走行車体Bは、車体フレーム1の前部左右
側に、それぞれ左右前車輪2L,2R を操向回動自在に装着
し、同車体フレーム1の後部左右側に、それぞれ左右後
車輪3L,3R を装着し、車体フレーム1の上面には、前方
から、原動機部4、運転部5、座席6、昇降機構7、植
付装置Dを連結するための車体側ヒッチ8を上記の順で
配設し、原動機部4からの動力を、無段変速機9、ミッ
ションケース10及び前後デフケース11,12 を介し左右前
後車輪2L,2R,3L,3R に伝達し、運転部5に立設したステ
アリングホイル13の回動操作によって左右前車輪2L,2R
を操舵するようにしている。
【0011】三点リンク機構Cは、トップリンク14と左
右ロアリンク15とで構成されており、トップリンク14と
左右ロアリンク15の前端を前記車体側ヒッチ8の後面に
回動自在に枢着し、同後端を植付側ヒッチ16に回動自在
に枢着して平行リンク機構を構成しており、走行車体B
の後部に設けた昇降機構(図示せず)により植付装置D
を昇降させるようにしており、走行車体Bの後部上方に
側条施肥機Eを配置している。図中、19は予備苗台であ
る。
【0012】植付装置Dは、前記植付側ヒッチ16に、前
後方向に伸延した枢軸21を介し、植付部フレームを兼ね
る伝動ケース22を左右傾動自在に枢着し、同伝動ケース
22の上方に前高後低に傾斜した苗載台23を配置し、同苗
載台23の下端縁近傍に伝動ケース22で駆動される植付爪
24を配設して、同植付爪24の回動により、苗載台23に載
置した苗を田面に植付けるように構成している。
【0013】また、上記植付側ヒッチ16の上面から上方
に延出したステー25と苗載台23との間に左右傾斜シリン
ダ26を介設して、同左右傾斜シリンダ26の伸縮作動によ
り、走行車体Bに対して植付装置Dを左右傾斜させるよ
うにしている。図中、27はセンタフロート、28はサイド
フロートである。
【0014】側条施肥機Eは、10条の側条施肥を可能
に構成されており、図1及び図2で示すように、前記車
体側ヒッチ8の上面に左右方向に伸延し8個の施肥機本
体30を搭載した主フレーム31を載設し、同主フレーム31
の左側端に2個の施肥機本体30を搭載した副フレーム32
を前方向に折畳み自在に連設している。
【0015】即ち、主フレーム31の右側端部前側縁に、
左右方向に伸延した長孔33を形成し、同長孔33に上下方
向に伸延した枢軸34を挿通し、同枢軸34に副フレーム32
の左側端部前端縁を回動自在に枢着して、副フレーム32
を前方向に回動しながら同副フレーム32を内側方向に摺
動できるようにしている。
【0016】また、主フレーム31の外側端に、上下方向
に伸延した回動軸35を介してブロワ36を前方向に回動自
在に取付けると共に、副フレーム32の外側端にブロワ36
を固着して、各ブロワ36,36 を、ゴムや軟質プラスチッ
ク等の伸縮及び屈折可能の柔軟素材にて形成した送風パ
イプ37を介し、各施肥機本体30の計量部38の下部に連通
している。
【0017】各施肥機本体30は、図3で示すように、略
漏斗状のホッパ39の下端に計量部38を連設し、同計量部
38の下端に施肥ホース40の上端を連設し、同施肥ホース
40の下端に作溝器41を接続し、上記計量部38にブロワ36
に連通した送風パイプ37を接続すると共に、原動機部4
に連動連結したクランク42に、出力ストローク変更可能
のリンク機構43と、ワンウエイクラッチ(図示せず)と
を介し、上記計量部38を駆動する駆動軸44を連動連結し
て、ホッパ39中に貯溜した肥料を計量部38で計量し、計
量された肥料を、送風パイプ37を介して送給されるブロ
ワ36からの搬送風に乗せて、施肥ホース40を介して作溝
器41に送給するようにしている。図中、45は支持枠体、
46は計量調節機構である。
【0018】従って、副フレーム32を側方に拡開して1
0条分の側条施肥を可能とすると共に、同副フレーム32
を前方内側に収納して移動の便をはかることができる。
【0019】各ホッパ39の開口部47は略矩形状に形成さ
れており、開閉自在の蓋体50で閉蓋されている。
【0020】蓋体50は、図2〜図7で示すように、主フ
レーム31側には、4個のホッパ39を閉蓋する蓋体50を2
個配設し、副フレーム32側には、2個のホッパ39を閉蓋
する蓋体50を1個配設しており、主フレーム31側の蓋体
50と、副フレーム32側の蓋体50とは、左右方向の長さが
異なるだけで、他は全く同一構成である。
【0021】即ち、蓋体50は、図4〜図6で示すよう
に、蓋体中央部51と、同蓋体中央部51の左右側に連設し
た蓋体端部52とで形成されており、蓋体中央部51は、平
面視略矩形板状で、前後側端縁に下方向に屈折したリッ
プ53と、下面に左右方向に伸延した複数の補強リブ54と
を形成しており、蓋体端部52は、上面板55と前後側板56
と外側端面板57とで形成されており、上面板55と前後側
板56との内側端縁部に上記リップ53と補強リブ54とに符
合する受け口58を形成し、外側端面板57の後端部に支軸
挿通孔59を形成し、同支軸挿通孔59に前記ホッパ39の開
口部47外側面に形成した支軸60を回動自在に挿通して、
同支軸60を中心として蓋体50を開閉できるようにしてい
る。図中、61は把手、62はトグルラッチである。
【0022】特に、本実施例では、図6及び図7で示す
ように、蓋体中央部51下面の後端縁に近接して、左右方
向に伸延したストッパリブ63を突設し、同ストッパリブ
63の外側面に、スポンジ等の柔軟素材よりなる厚手のシ
ール材64を接着して、蓋体50を開放した際に、シール材
64がホッパ39の開口部47の後部上端縁65に圧着するよう
にして、蓋体50の開閉時にホッパ39中の肥料がこぼれる
のを防止している。
【0023】図8は、他実施例のストッパリブ66を示し
ており、前記と同一形状のストッパリブ63の下端縁に内
側方向に延出した補助リブ67を連設して、蓋体50を開放
した際に、補助リブ67の上側面がホッパ39の開口部47の
後部上端縁65に当接し、シール材64が上記開口部47後部
の上端部外側面に圧着するようにして、蓋体50の開閉時
にホッパ39中の肥料がこぼれるのを防止しており、この
実施例では、ホッパ39中の肥料がシール材64に付着しな
いので、肥料のこぼれ防止効果を高めることができる。
【0024】図9は、苗載台23とその裏面に配設した施
肥ホース40の支持具70を示しており、同支持具70は、図
10で示すように、略短冊状の基板71の表面に、施肥ホ
ース40を挟持する略U字形状の挟持具72を2個立設し、
同基板71の両端部にそれぞれ苗載台23方向に突出したボ
ルト73を立設して、同ボルト73を介して支持具70を苗載
台23の裏面に固着するようにしている。
【0025】図11は、他実施例の支持具75を示してお
り、前方向に開口した略コ字形状の基板76の左右端部外
側面に、それぞれ上記と同一形状の挟持具72を配設し、
基板76の裏面中央部に突設した取付部77を介し、支持具
75を苗載台23の裏面に固着するようにしている。
【0026】図12は、施肥ホース40の清掃状況を示し
ており、施肥機本体30底部の清掃孔80を開放し、作溝器
41から施肥ホース40の終端を取外して、同終端の開口部
から、長いフレキシブルシャフト81の先端に取付けた円
筒形のブラシ82を挿入して、施肥ホース40と施肥機本体
30下部との内部を清掃するようにしている。
【0027】
【発明の効果】本発明によれば次のような効果を得るこ
とができる。
【0028】請求項1記載の発明では、ホッパの一側端
縁に設けた支軸を中心として開閉自在に蓋体を取付け、
同蓋体の下面に支軸と平行にストッパリブを突設し、同
ストッパリブの支軸に臨む側面に柔軟素材よりなるシー
ル材を固着して、蓋体を開蓋した際に、上記ホッパの開
口部一側端縁に圧着すべく構成しているので、蓋体を開
閉する際に、ホッパ中の肥料がこぼれるのを防止するこ
とができる。
【0029】請求項2記載の発明では、上記ストッパリ
ブの支軸に臨む側面に柔軟素材よりなるシール材を固着
し、更に、ストッパリブの端縁に支軸方向に突出した補
助リブを突設して、蓋体を開蓋した際に、補助リブが上
記ホッパの開口部外側端縁に当接し、シール材が上記開
口部の上端部外側面に圧着すべく構成しているので、ホ
ッパ中の肥料がシール材に付着するのが防止されて、肥
料のこぼれ防止効果を他かめることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る側条施肥機を具備する乗用田植機
の側面図。
【図2】側条施肥機の平面図。
【図3】施肥機本体の側面図。
【図4】蓋体の平面図。
【図5】蓋体の正面図。
【図6】図5におけるI−I線断面図。
【図7】ストッパリブの断面側面図。
【図8】他実施例ストッパリブの断面側面図。
【図9】支持具、苗載台及び施肥ホースの側面図。
【図10】支持具の平面図。
【図11】他実施例支持具の平面図。
【図12】施肥ホースの清掃状況を示す側面図。
【符号の説明】
E 側条施肥機 39 ホッパ 47 開口部 50 蓋体 60 支軸 63 ストッパリブ 64 シール材 67 補助リブ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホッパ(39)の一側端縁に設けた支軸(60)
    を中心として開閉自在に蓋体(50)を取付け、同蓋体(50)
    の下面に支軸(60)と平行にストッパリブ(63)を突設し、
    同ストッパリブ(63)の支軸(60)に臨む側面に柔軟素材よ
    りなるシール材(64)を固着して、蓋体(50)を開蓋した際
    に、上記ホッパ(39)の開口部(47)一側端縁に圧着すべく
    構成したことを特徴とする側条施肥機のホッパの蓋体。
  2. 【請求項2】 上記ストッパリブ(63)の支軸(60)に臨む
    側面に柔軟素材よりなるシール材(64)を固着し、更に、
    ストッパリブ(63)の端縁に支軸(60)方向に突出した補助
    リブ(67)を突設して、蓋体(50)を開蓋した際に、補助リ
    ブ(67)が上記ホッパ(39)の開口部(47)外側端縁に当接
    し、シール材(64)が上記開口部(47)の上端部外側面に圧
    着すべく構成したことを特徴とする請求項1記載の側条
    施肥機のホッパの蓋体。
JP15665997A 1997-06-13 1997-06-13 側条施肥機のホッパの蓋体 Pending JPH1121A (ja)

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