JPH10248317A - 乗用型田植機 - Google Patents

乗用型田植機

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JPH10248317A
JPH10248317A JP5452397A JP5452397A JPH10248317A JP H10248317 A JPH10248317 A JP H10248317A JP 5452397 A JP5452397 A JP 5452397A JP 5452397 A JP5452397 A JP 5452397A JP H10248317 A JPH10248317 A JP H10248317A
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JP
Japan
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fertilizer
hopper
rice transplanter
riding
seedling
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Application number
JP5452397A
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English (en)
Inventor
Yosuke Matsushita
洋介 松下
Yasunari Nakao
康也 中尾
Shoichi Nakamura
正一 中村
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 肥料ホッパーの上方に予備苗のせ台を配備し
ながらも、肥料ホッパーへの肥料供給を作業性良く行え
るようにする。 【解決手段】 乗用型の自走機体の後部に苗植付装置を
連結し、前記自走機体の運転席10と苗植付装置との間
に、施肥装置5の肥料貯留用の肥料ホッパー17を配備
し、この肥料ホッパー17の上方に予備苗のせ台Aを配
備し、この予備苗のせ台Aに、肥料ホッパー17への肥
料供給用開口50を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、乗用型田植機で、
詳しくは、乗用型の自走機体の後部に苗植付装置を連結
し、前記自走機体の運転席と苗植付装置との間に、施肥
装置の肥料貯留用の肥料ホッパーを配備し、この肥料ホ
ッパーの上方に予備苗のせ台を配備したものに関する。
【0002】
【従来の技術】この種の従来の乗用田植機としては、特
開平5‐76225号公報に見られるようなものが知ら
れている。
【0003】このような重量物である肥料ホッパーを運
転席と苗植付装置との間に配備し、この肥料ホッパーの
上方に重量物である予備苗のせ台を配備した構成を採用
すると、肥料ホッパーを苗植付装置に装備させる構成の
ものに比較して、機体全体の前後バランスを良好化でき
るとともにコンパクトに纏めることができ、しかも、作
業の途中に必要となる肥料ホッパーへの肥料供給と予備
苗のせ台への苗供給と予備苗のせ台から苗植付装置への
苗供給とを運転席を備えた運転部といった一箇所で行え
て、補給作業を合理的に行えるといった利点がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
ような利点を有する乗用型田植機は未だ開発途上にあっ
て、改善の余地が多数ある。その一つに、肥料ホッパー
の上方に予備苗のせ台が位置するために、予備苗のせ台
が肥料ホッパーへの肥料供給の障害となるおそれがあ
る。
【0005】本発明の目的は、肥料ホッパーの上方に予
備苗のせ台を配備しながらも、肥料ホッパーへの肥料供
給を作業性良く行えるようにする点にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る本第1発
明の特徴、作用、効果は次の通りである。
【0007】〔特徴〕乗用型の自走機体の後部に苗植付
装置を連結し、前記自走機体の運転席と苗植付装置との
間に、施肥装置の肥料貯留用の肥料ホッパーを配備し、
この肥料ホッパーの上方に予備苗のせ台を配備し、この
予備苗のせ台に、肥料ホッパーへの肥料供給用開口を形
成してある点にある。
【0008】〔作用〕一般に、苗は、育苗箱に入れられ
た状態や育苗箱から苗をすくい取るすくい板に載せられ
た状態で予備苗のせ台に載置される。従って、予備苗の
せ台としては、苗の下面全面を受け止める板状のもので
なくて、育苗箱やすくい板の前後両端を受け止める枠状
のものであっても良い。つまり、中央部に上下に貫通す
る開口が形成されているものであっても良い。
【0009】上記の点に着目して、本第1発明によると
きは、自走機体の運転席と自走機体の後部に連結した苗
植付装置との間に肥料ホッパーを配備し、この肥料ホッ
パーの上方に予備苗のせ台を配備するといった機体の前
後バランス面及びコンパクト化面、補給作業面で有利な
構成を採用しながらも、予備苗のせ台に形成した肥料供
給用開口を通してその下方に位置する肥料ホッパーに肥
料を供給するようにしてあるから、予備苗のせ台の機能
を発揮させながらも、予備苗のせ台が肥料ホッパーへの
肥料供給を邪魔することがない。
【0010】しかも、肥料ホッパーへの肥料供給を可能
にするに、予備苗のせ台に開口形成するだけで良いか
ら、構造簡単、安価に実施することができる。
【0011】〔効果〕従って、本第1発明によれば、予
備苗のせ台と肥料ホッパーとを合理的に配置する構成を
採用しながらも、肥料ホッパーへの肥料供給を作業性良
く行うことができ、しかも、構造簡単、安価に実施でき
るようになった。
【0012】請求項2に係る本第2発明の特徴、作用、
効果は次の通りである。
【0013】〔特徴〕上記本第1発明の特徴において、
前記予備苗のせ台の前縁に平面視において運転席を入り
込ませる凹部を形成してある点にある。
【0014】〔作用〕本第2発明によるときは、予備苗
のせ台の前縁に凹部を形成して、運転席への作業者の着
座を行わせながらも、予備苗のせ台を前方の運転ステッ
プ寄りに配置するようにしてあるから、運転ステップ上
に後ろを向いて立っての予備苗のせ台への苗補給を、作
業者が大きく前に屈まなくても行える。
【0015】〔効果〕従って、本第2発明によれば、予
備苗のせ台への苗補給を作業性良く行うことができるよ
うになった。
【0016】請求項3に係る本第3発明の特徴、作用、
効果は次の通りである。
【0017】〔特徴〕上記本第1発明や本第2発明の特
徴において、前記予備苗のせ台が、左右向き姿勢の前部
フレームと、その後方に配置した左右向き姿勢の後部フ
レームとを有し、前記肥料供給用開口が前部フレームと
後部フレームとの間に形成されている点にある。
【0018】〔作用〕本第3発明によるときは、予備苗
のせ台を前部フレームと後部フレームとを有するフレー
ム構造として前部フレームと後部フレームとの間を肥料
供給用開口としてあるから、肥料供給用開口を、その前
後幅が予備苗のせ台の前後幅よりもやや小さいだけの大
きなものすることができる。
【0019】〔効果〕従って、本第3発明によれば、肥
料供給用開口を通しての肥料ホッパーへの肥料供給作業
を行い易いものにできるようになった。
【0020】請求項4に係る本第4発明の特徴、作用、
効果は次の通りである。
【0021】〔特徴〕上記本第1発明や本第2発明、本
第3発明の特徴において、前記予備苗のせ台に、前記肥
料ホッパーへの肥料供給具を肥料ホッパー上の肥料供給
位置に移動案内するガイドを設けてある点にある。
【0022】〔作用〕本第4発明によるときは、予備苗
のせ台に設けたガイドにより肥料供給具を肥料供給位置
に移動案内するようにしてあるから、肥料の肥料供給位
置への運搬を容易に行える。
【0023】〔効果〕従って、本第4発明によれば、肥
料ホッパーへの肥料供給の作業性を向上できるようにな
った。
【0024】請求項5に係る本第5発明の特徴、作用、
効果は次の通りである。
【0025】〔特徴〕上記本第4発明の特徴において、
前記肥料供給具が、前後中央部が凹んだ肥料袋載置部を
備えたものである点にある。
【0026】〔作用〕本第5発明によるときは、肥料供
給具の前後中央部が凹んだ肥料袋載置部となっているか
ら、肥料供給具、つまりは、肥料ホッパーに対する肥料
袋の前後方向での位置決めを容易、迅速に行うことがで
きるとともに、肥料袋を安定載置することができる。
【0027】〔効果〕従って、本第5発明によれば、肥
料ホッパーへの肥料供給を作業性良く行うことができる
ようになった。
【0028】請求項6に係る本第6発明の特徴、作用、
効果は次の通りである。
【0029】〔特徴〕上記本第1発明や、本第2発明、
本第3発明、本第4発明、本第5発明の特徴において、
前記肥料ホッパーが左右向き軸芯周りでの揺動により開
閉自在な上部蓋を備えたものであり、肥料ホッパーと予
備苗のせ台との位置関係を、開放させた上部蓋が肥料供
給用開口の周部で凭れかけ支持されるように設定してあ
る点にある。
【0030】〔作用〕本第6発明によるときは、肥料ホ
ッパーとして開閉自在な上部蓋を備えたものを設けてあ
るから、肥料供給用開口を通しての肥料ホッパーへの肥
料供給形態として、肥料を落下供給する簡易な形態を採
用できる。
【0031】しかも、上部蓋を左右向き軸芯周りでの揺
動により開閉するものとし、その上部蓋を開放させたと
き、その開放した上部蓋を肥料供給用開口の周部で凭れ
かけ支持させるようにしてあるから、上部蓋を開放姿勢
に保持するための構造が不要であるとともに操作も不要
である。
【0032】〔効果〕従って、本第6発明によれば、肥
料ホッパーへの肥料供給を容易に行えることと、上部蓋
の開放保持を容易に行えることとの相乗により、肥料ホ
ッパーへの肥料供給を作業性良く行うことができ、しか
も、構造簡単、安価に実施できるようになった。
【0033】
【発明の実施の形態】乗用型田植機は、図1に示すよう
に、乗用型の自走機体1の後部に6条植え式の苗植付装
置2をリンク機構3を介して昇降自在に連結し、苗植付
装置2を昇降するための油圧シリンダ4を設け、各条の
植付苗の横脇に粉粒状の肥料を施す施肥装置5を設け、
予備苗のせ台Aを設けて、植え付けと同時に施肥も行う
ように構成されている。Sは、自走機体1から苗植付装
置2に動力を伝達する伝動軸である。
【0034】前記自走機体1は、左右一対の操向駆動前
輪6と左右一対の駆動後輪7とを備えた機体フレーム8
に、エンジン9、運転席10、操縦ハンドル11、運転
ステップ12を組み付けて構成されている。そして、前
記運転席10、操縦ハンドル11、運転ステップ12か
ら乗用運転部が構成されている。
【0035】前記苗植付装置2は、前記リンク機構3を
介してローリング自在に自走機体1に取り付けられる植
付フレームFに、左右方向に並置していて自走機体1の
走行に伴って泥面上を滑走することにより植付予定泥面
箇所を整地する3つの接地フロート13と、左右方向に
設定ストロークで駆動往復移動する苗のせ台14と、こ
の苗のせ台14の移動に連動して作動することにより苗
のせ台14から一株づつ苗を取り出して整地された植付
予定泥面に植え付ける6つの回転式の植付機構15とを
組み付けて構成されている。そして、中央2つの植付機
構15を組として同時駆動し、左右一方側の2つの植付
機構15を組として同時駆動し、左右他方側の2つの植
付機構15を組として同時駆動するようになっており、
各組への動力伝達を各別に断続する植付クラッチ(図示
せず)が設けられている。つまり、苗植付装置2は、全
部の植付機構15を作動させることで6条植えの植え付
けを行い、中央2つ及び左右一方側2つの植付機構15
を作動させることにより左右一方側4条植えの植え付け
を行い、左右一方側2つの植付機構15を作動させるこ
とにより左右一方側2条植えの植え付けを行い、中央2
つ及び左右他方側2つの植付機構15を作動させること
により左右他方側4条植えの植え付けを行い、左右他方
側2つの植付機構15を作動させることにより左右他方
側2条植えの植え付けを行うようになっている。
【0036】前記施肥装置5は、図2にも示すように、
下部に3つの植付条に対応した繰り出し部16を備えた
肥料貯留用の2つの肥料ホッパー17と、各植付条の横
脇に施肥用の溝を形成するとともに前記繰り出し部16
から供給手段を介して供給されてくる肥料を溝内に投入
する作溝器18とを備えている。
【0037】前記2つの肥料ホッパー17は、図4にも
示すように、左右方向に並べて運転席10と苗植付装置
2との間に配置されており、図5に示すように、左右向
き軸芯P1周りでの揺動により開閉自在な上部蓋17A
を備えている。そして、機体フレーム8に取り付けられ
ている。その取付け手段は、機体フレーム8に左右一対
の支柱19を固着し、この支柱19に左右向き姿勢の横
フレーム20を支持させ、この横フレーム20に繰り出
し部16を固定装着する手段である。
【0038】前記繰り出し部16は、図3に示すよう
に、外周部に周方向で所定ピッチをあけて複数の肥料入
り込み用の凹部21が形成された繰り出しロール22を
所定ピッチづつ間歇的に左右向き軸芯P2周りに回転さ
せることにより、肥料ホッパー17内の肥料を定量づつ
間歇的に取り出し室16aに取り出すように構成されて
おり、繰り出しロール22の回転に伴って繰り出しロー
ル22の表面に摺接することにより凹部21に対するす
りきりをおこなって定量繰り出しを正確にするすりきり
ブラシ23を有する。前記繰り出しロール22のうち中
央二つのものは一体回転するように連動軸24Cを介し
て連動されており、左右一方側の二つのもの及び左右他
方側の二つのものもそれぞれ一体回転するように連動軸
24L,24Rを介して連動されている。各連動軸24
C,24L,24Rのそれぞれは、前記取り出し室16
aを形成するケース16Aに支持されている。
【0039】そして、繰り出しロール22を駆動する手
段は、図1,図2に示すように、自走機体1の動力取り
出し軸25にベベルギヤ機構26を介して連動する繰り
出し駆動軸27にそれと一体に回転する状態に取り付け
た回転アーム28と、左右向き軸芯P3周りに回転自在
に支持させた左右向き姿勢の長尺伝動軸29に回転自在
に取り付けた操作アーム30とを、回転アーム28が一
回転する毎に一往復揺動するようにロッド31を介して
連動連結し、操作アーム30の往揺動のみを長尺伝動軸
29に伝達して一方向に所定ピッチで回転させる一方向
クラッチ32を設け、各連動軸24C,24L,24R
に固着の受動ギヤ33に噛み合い連動する伝動ギヤ34
への長尺伝動軸29からの伝動を各別に断続する施肥ク
ラッチ35を設けて構成されている。前記施肥クラッチ
35は、対応する植付クラッチと連動している。つま
り、作動している植付機構15に対応する繰り出し部1
6が作動するようになっており、作動していない植付機
構15に対応する繰り出し部16は作動しないようにな
っている。
【0040】前記供給手段は、繰り出された肥料を気流
移送する手段であって、図1,図2に示すように、各繰
り出し部16における取り出し室16aの下部から対応
する作溝器18への肥料移送を案内する可撓性の移送パ
イプ36と、電動モータ37で駆動されて肥料移送用の
気流を発生する送風機38と、送風機38からの送風を
各繰り出し部16の取り出し室16aに分配供給する送
風分配ダクト39とを備えている。40は、取り出し室
16aから肥料を排出するための排出パイプであり、4
2は、取り出し室16aの移送パイプ36への肥料送り
出し口と排出パイプ40への肥料送り出し口とを背反的
に開閉する切り換え弁である。従って、切り換え弁42
により排出パイプ40への肥料送り出し口を閉塞する一
方、移送パイプ36への肥料送り出し口を開放すること
により、取り出し口16aに繰り出された肥料を移送パ
イプ36に送りだして作溝器18に供給し、反対に、切
り換え弁42により移送パイプ36への肥料送り出し口
を閉塞する一方、排出パイプ40への肥料送り出し口を
開放することにより、繰り出された肥料を排出パイプ4
0に送りだして排出することができるようになってい
る。前記送風分配ダクト39は、前記横フレーム20に
ブラケット43を介して取り付けられている。なお、移
送パイプ36を可撓性としてあるのは、苗植付装置2の
昇降を撓むことにより許容するためである。
【0041】前記予備苗のせ台Aは、図1、図5に示す
ように、前記肥料ホッパー17の上方に配備されて、支
柱Cを介して機体フレーム8に支持されており、図4に
も示すように、肥料ホッパー17に上方から肥料を供給
するための肥料供給用開口50を備えている。詳述する
と、平面視において前記運転席10を入り込ませる凹部
51を備えた左右向き姿勢の前部フレーム52と、その
後方に配置した左右向き姿勢の後部フレーム53と、そ
れら両者の前後間に配置した中間フレーム41と、それ
ら三者を左右両端で連結する左右一対のサイドフレーム
54と、前部フレーム52と後部フレーム53との中間
同士を肥料ホッパー17の下部を迂回する状態で連結す
る補強フレーム55とからなり、凹部51よりも左右外
方に位置する部分が苗のせ部となっている。そして、前
記肥料供給用開口50は、前部フレーム52と後部フレ
ーム53との間に形成されている。換言すれば、前部フ
レーム52と後部フレーム53との間が肥料供給用開口
50となっている。かつ、肥料ホッパー17と予備苗の
せ台Aとの位置関係は、図5に示すように、肥料ホッパ
ー17の上部蓋17Aを開放させたとき、その開放させ
た上部蓋17Aが肥料供給用開口50の周部、つまり、
後部フレーム53で凭れかけ支持されるように設定され
ている。
【0042】〔別実施形態〕上記実施の形態において、
図6に示すように、車輪60と肥料袋載置部61とを備
えた肥料供給具62を肥料ホッパー17上の肥料供給位
置に移動案内する、つまり、肥料供給具62を左右方向
に移動自在に支持する前後一対のガイド63を予備苗の
せ台Aに設ける。ガイド63のうち前方のものは中間フ
レーム41から構成され、後方のものは、後部フレーム
53から構成されている。64は、開放させた上部蓋1
7Aを凭れかけ支持する蓋支持棒である。この構成によ
れば、上部蓋17Aを開放させた状態で肥料供給具62
を左右に移動させつつ肥料袋65の開いた口から肥料を
落下させることにより、肥料を肥料ホッパー17の全域
に略均等に供給できるのである。
【0043】上記別実施の形態において、図7に示すよ
うに、肥料供給具62の肥料袋載置部61を前後中央部
が凹んだものにして、肥料袋65の載置の安定化を図っ
ても良い。
【0044】上記実施の形態において、中間フレーム4
1を省略して実施する。
【0045】予備苗のせ台Aを構成するフレーム構造は
適宜変更可能である。
【0046】上記実施の形態では、予備苗のせ台Aとし
てフレーム構造(枠組み構造)のものを示したが、予備
苗のせ台Aは、板状のものであっても良い。この場合、
肥料供給用開口50が形成された板となる。
【0047】上記実施の形態では、6条植付式の乗用型
田植機を示したが、本発明は、5条以下の植付形式の乗
用型田植機や、7条以上の植付形式の乗用型田植機にも
適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】乗用田植機の側面図
【図2】施肥装置の背面図
【図3】繰り出し部の縦断側面図
【図4】運転席と肥料ホッパーと予備苗のせ台との関係
を示す平面図
【図5】肥料ホッパーと予備苗のせ台との関係を示す縦
断側面図
【図6】別実施形態の肥料ホッパーと予備苗のせ台とを
示す縦断側面図
【図7】別実施形態の肥料ホッパーと予備苗のせ台とを
示す縦断側面図
【符号の説明】
1 自走機体 2 苗植付装置 5 施肥装置 10 運転席 17 肥料ホッパー 17A 上部蓋 50 肥料供給用開口 51 凹部 52 前部フレーム 53 後部フレーム 62 肥料供給具 63 ガイド P1 左右向き軸芯 A 予備苗のせ台

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 乗用型の自走機体の後部に苗植付装置を
    連結し、前記自走機体の運転席と苗植付装置との間に、
    施肥装置の肥料貯留用の肥料ホッパーを配備し、この肥
    料ホッパーの上方に予備苗のせ台を配備し、この予備苗
    のせ台に、肥料ホッパーへの肥料供給用開口を形成して
    ある乗用型田植機。
  2. 【請求項2】 前記予備苗のせ台の前縁に平面視におい
    て運転席を入り込ませる凹部を形成してある請求項1記
    載の乗用型田植機。
  3. 【請求項3】 前記予備苗のせ台が、左右向き姿勢の前
    部フレームと、その後方に配置した左右向き姿勢の後部
    フレームとを有し、前記肥料供給用開口が前部フレーム
    と後部フレームとの間に形成されている請求項1又は2
    記載の乗用型田植機。
  4. 【請求項4】 前記予備苗のせ台に、前記肥料ホッパー
    への肥料供給具を肥料ホッパー上の肥料供給位置に移動
    案内するガイドを設けてある請求項1〜3のいずれか1
    項に記載の乗用型田植機。
  5. 【請求項5】 前記肥料供給具が、前後中央部が凹んだ
    肥料袋載置部を備えたものである請求項4記載の乗用型
    田植機。
  6. 【請求項6】 前記肥料ホッパーが左右向き軸芯周りで
    の揺動により開閉自在な上部蓋を備えたものであり、肥
    料ホッパーと予備苗のせ台との位置関係を、開放させた
    上部蓋が肥料供給用開口の周部で凭れかけ支持されるよ
    うに設定してある請求項1〜5のいずれが1項に記載の
    乗用型田植機。
JP5452397A 1997-03-10 1997-03-10 乗用型田植機 Pending JPH10248317A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019050791A (ja) * 2017-09-19 2019-04-04 井関農機株式会社 作業車両
JP2019068784A (ja) * 2017-10-11 2019-05-09 井関農機株式会社 作業車両
JP2020115883A (ja) * 2020-04-15 2020-08-06 井関農機株式会社 作業車両

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