JPH11219481A - 個別広告出力装置、個別広告出力方法および記録媒体 - Google Patents

個別広告出力装置、個別広告出力方法および記録媒体

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JPH11219481A
JPH11219481A JP22140498A JP22140498A JPH11219481A JP H11219481 A JPH11219481 A JP H11219481A JP 22140498 A JP22140498 A JP 22140498A JP 22140498 A JP22140498 A JP 22140498A JP H11219481 A JPH11219481 A JP H11219481A
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JP22140498A
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Masahiro Toriyama
正博 鳥山
Masayuki Sasagawa
雅幸 笹川
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Nomura Research Institute Ltd
Original Assignee
Nomura Research Institute Ltd
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  • Loading And Unloading Of Fuel Tanks Or Ships (AREA)
  • Cash Registers Or Receiving Machines (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 個々の顧客に適した広告、割引を行うための
個別広告手段を提供することを目的とする。 【構成】 個々の顧客の購入履歴に関する購入履歴情報
(J10)に対応した広告用情報(J30)を記憶している広告情
報記憶手段(F3)、店舗へ入店した顧客を特定するための
顧客特定情報(J2)を入力する顧客特定情報入力手段(F
2)、その顧客特定情報(J2)に対応した広告用情報(J30)
を呼び出す広告情報演算手段(F4)、および広告用情報(J
30)を出力する広告出力手段(F5)、例えばチラシプリン
ターを備えた個別広告出力装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】この発明は、個々の顧客に適
した広告を行うための個別広告に関する装置、方法等に
関するものである。
【0002】
【先行技術】(単なるチラシ)商品、サービスの販売促
進の手段としては、古来、広告という手段が広く使われ
てきた。中でも、店舗の前や店舗内で配布されるチラシ
(フライヤー)などは、マスメディアを使用していない
ので費用が比較的安く済み、資本力のない小さな店舗で
も行うことができる。
【0003】最近では、チラシの効果を高めるため、顧
客の細分化を行い、ターゲットとなる顧客にのみチラシ
やクーポンを配るということは、従来から行われてき
た。例えば、若い女性にのみ配る、特定商品を購入して
くれた客にのみ配る、特定の売り場へ来てくれた客にの
み配る、などである。
【0004】(ダイレクトメール)配達される新聞に折
り込まれるいわゆる「折り込み広告」よりも高い効果を
狙って、顧客の氏名、住所などのデータを入手してダイ
レクトメールを出すという広告手段も行われてきた。近
年では、クレジットカードによる個人データと購買履歴
データに基づき、特定商品の購入経験がある顧客のみへ
ダイレクトメールを送る、といった手法もある。
【0005】(店員による個別対応)顧客の顔とニーズ
とを覚えた店員が、顧客のニーズに合わせた対応をす
る、ということを行うサービスもある。
【0006】(マーケティング用語の定義)通常、マー
ケティングの分野では、プロモーション(promotion)
という言葉は、販売促進(セールスプロモーション)と
広告とに分類される。また、プロモーション条件とは、
ターゲットに関わる条件(ターゲティング条件)、タイミ
ングに関わる条件、刺激レベルに関わる条件、および実
験対象/制御対象に関わる条件の4条件がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】単なるチラシでは、顧
客個人のニーズに対応できない。チラシを配るべき顧客
の細分化を試みても、個人データや購買履歴データに基
づいた配布は行われていない。
【0008】一方、ダイレクトメールは、手間やコスト
がかかる上、郵送された先で開封されるので物理的な距
離があり、心理的にも購買行動からは遠い。
【0009】店員による個別対応にいたっては、完全に
店員という個人に依存しており、機械化ができない。
【0010】本発明が解決すべき課題は、個々の顧客に
適した広告を行うための個別広告の技術を提供すること
にある。
【0011】ここで、請求項1乃至請求項35記載の発
明の目的は、個々の顧客に適した広告を行うための個別
広告装置を提供することである。
【0012】また、請求項36記載の発明の目的は、個
々の顧客に適した広告を行うための個別広告方法を提供
することである。
【0013】また、請求項37記載の発明の目的は、個
々の顧客に適した広告を行うための個別広告プログラム
をコンピュータに実行させるためのプログラム記録媒体
を提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記した目的
を達成するためのものである。 (請求項1)請求項1記載の発明は、店舗へ入店した顧
客に対して個々の顧客に対応した広告を提供するための
個別広告出力装置であって、個々の顧客の購入履歴に関
する購入履歴情報(J10)に対応した広告用情報(J30)を記
憶している広告情報記憶手段(F3)と、店舗へ入店した顧
客を特定するための顧客特定情報(J2)を入力する顧客特
定情報入力手段(F2)と、その顧客特定情報(J2)を用いた
広告用情報(J30)を呼び出す広告情報演算手段(F4)と、
広告用情報(J30)を出力する広告出力手段(F5)とを備え
たことを特徴とする。
【0015】(用語説明)「店舗」とは、商品またはサ
ービスを提供可能な空間またはシステムのことである。
一の店舗、デパートやスーパーマーケットのように一の
店舗で多数種の商品やサービスを扱う店舗の他、複数の
専門店を連ねたようなモール街も、ここにいう店舗に含
まれるものとする。また、スタンドアローンの店である
か、チェーン店であるかを問わない。また通常は、物理
的な空間をしめる店舗である。。店舗の種類によって
は、サービス以外の商品とサービスとを購入できる。例
えば、店舗がガソリンスタンドであれば、ガソリンとい
う商品、洗車というサービスを購入できる。
【0016】「購入履歴情報(J1)」とは、顧客が過去に
何を購入したかの記録である。通常、購入した品名、個
数、価格、日時などの情報となる。いわゆるPOS情報
を、特定の顧客の情報(顧客特定情報=ID)と結び付
けておく。
【0017】「顧客特定情報(J2)」とは、顧客とその顧
客の購入履歴情報(J1)とを一致させるための情報であ
る。通常、当該顧客に所有してもらうIDカード(J21)
に、磁気やバーコードなどによって記録した情報であ
り、顧客特定情報入力手段(カードリーダーF2)によって
入力する。ただし、IDカードに限られるものではな
く、電話番号、車のナンバープレートなどでもよい。前
記したIDカードとそのカードリーダーとの組み合わせ
のほか、非接触型のカードとそのカードが近くに存在す
ることを検知するセンサーとの組み合わせ、車のナンバ
ーとそのナンバープレートを読み取るリーダーなどもあ
る。カードリーダーをレジスターに設けてもよい。店舗
が銀行などの金融業の場合には、キャッシュカードでも
よい。
【0018】「顧客の購入履歴に対応した広告用情報(J
30)」とは、「購入履歴情報(J1)」に基づいて分析し、
個々の顧客用にカスタマイズして予め用意した情報であ
る。購入履歴データによって顧客をグループ化した場合
には、そのグループに対応する広告である。ある顧客が
いくつかのグループにまたがって属する場合には、広告
出力手段(F5)においては、組み合わせて出力されるよう
にしてもよい。
【0019】ここで、広告用情報(J30)とは、例えば、
新商品の紹介、売上げ増大のための情報などである。更
に具体的には特売商品や割引商品の案内、店内イベント
の案内などである。個々の顧客に合わせた情報であるの
で、二人の顧客が同時に受け取った情報であっても、通
常はその情報内容が異なる。ある顧客に対してのみ特定
商品を割り引きする旨の広告をしたり、レシピを提供し
たりすることもできるし、前回のショッピング時に広告
対象商品を買ってもらった旨のお礼文を掲載したりする
こともできる。
【0020】ネガティブ情報(例えば前回のショッピン
グ時に購入した商品が事故品であった場合に回収のお願
い)なども、広く広告用情報(J30)に含まれる。
【0021】「広告出力手段(F5)」とは、入店した顧客
が個別広告情報を知りうる状態にする出力手段である。
最も一般的な手段は、いわゆる「チラシ」として紙媒体
に印刷するプリンタである。広告用情報(J30)をそのま
ま出力してもよいが、顧客特定情報(J20)と広告用情報
(J30)とを組み合わせるなどして、出力用の特定広告情
報(J50)へ加工してから出力することとしてもよい。
【0022】また、買い物を終えての精算時にレジスタ
ーにおいてIDカードを読む場合、レシートあるいは別
の用紙に、広告用情報(J30)を印刷するという手段も、
この「広告出力手段(F5)」の概念に含まれるものとす
る。
【0023】広告出力手段としてキャッシュディスペン
サーを用いる場合には、その画面表示に広告を出力する
こととしてもよい。
【0024】広告出力手段は、複数種類の広告用情報
を、規則的または不規則的に出力することもできる。こ
こで、「規則的」な出力とは、例えば広告用情報の種類
が四種類であるとしたら、その四種類を、順々に出力す
ること、あるいは例えば、一つ目を3回、二つ目および
三つ目を2回、四つ目を1回というようにサイクリック
に出力することである。「不規則的」な出力とは、例え
ばランダムに自動的な割付にて出力することである。
【0025】(作用)まず、本願発明に係る個別広告出
力装置が設置されている店舗へ入店した者は、店舗に対
して、自らを特定するための顧客特定情報(J2)を入力し
て登録し、顧客となる。顧客特定情報(J2)は、店舗へ入
店した顧客によって、顧客特定情報入力手段(F2)を介し
て、入力される。そして、買い物またはサービスの提供
を受けると、その情報は、顧客特定情報(J2)と一致させ
て購入履歴情報(J10)となり、店舗へ蓄積される。
【0026】再び店舗へ入店した顧客は、顧客特定情報
(J2)を入力してから入店する。すると、顧客特定情報入
力手段(F2)が顧客を特定するための顧客特定情報(J2)を
入力する。すると、広告情報演算手段(F4)がその顧客特
定情報(J2)に対応した広告用情報(J30)を呼び出し、広
告出力手段(F5)がその広告用情報(J30)を出力する。
【0027】このように、顧客は、自らの購入履歴情報
(J10)に基づいた広告を受け取ることができる。
【0028】(請求項2)請求項2記載の発明は、請求
項1記載の個別広告出力装置を限定したものであり、広
告出力手段(F5)は、広告用情報(J30)を一枚の紙媒体(J5
1)に出力するプリンタ(F51)とし、広告情報演算手段(F
4)は、広告情報記憶手段(F3)の中の複数の広告用情報(J
30)と購入履歴情報(J10)とから優先順位を決定し、一枚
の紙媒体(J51)に納まるように、出力すべき広告用情報
(J30)を選択することとした個別広告出力装置に係る。
【0029】(用語説明)一枚の紙媒体(J51)とは、例
えばA4版のペーパーである。両面印刷としてもよい。
文字のほか、絵柄や写真なども取り込むため、現在では
HTML方式としている。
【0030】なお、予め決まっている絵柄や文章がある
場合には、事前に印刷しておき、プリントアウトまでの
時間を節約する。
【0031】(作用)広告情報演算手段(F4)が、広告情
報記憶手段(F3)の中の複数の広告用情報(J30)と購入履
歴情報(J10)とから優先順位を決定し、一枚の紙媒体(J5
1)に納まるように、出力すべき広告用情報(J30)を選択
する。そして、プリンタ(F51)によって印刷する。(請
求項3)請求項3記載の発明は、請求項2記載の個別広
告出力装置を限定したものであり、紙媒体(J51)は、複
数区分に分割した広告領域に、区分数に対応した広告用
情報(J30)を表示するものであって、広告情報演算手段
(F4)は、当該区分数に対応した広告用情報(J30)を選択
することとした個別広告出力装置に係る。
【0032】(用語説明)「複数区分」とは、例えば縦
横2つ、合計4区分とし、それぞれ4区分に別々の広告
内容を表示するものである。例えば、商品の紹介や情報
(いわゆる情報系)、キャンペーンの内容(いわゆる実
験系)などを取り合わせて選択する。通常、少なくとも
ひとつは情報系の広告とする。(作用)広告情報演算手
段(F4)は、当該区分数に対応した広告用情報(J30)を選
択するので、見やすいものとなる。また、全く自由なレ
イアウトを組んで出力する場合と異なり、メモリーやC
PUへの負担が小さい。
【0033】(請求項4)請求項4記載の発明は、請求
項1、請求項2または請求項3記載の個別広告出力装置
を限定したものであり、顧客特定情報入力手段は、顧客
を特定するための顧客特定情報(J2)を記録しており、且
つ顧客に所有してもらう顧客所有カード(例えばIDカ
ードJ21)と、その顧客所有カード(J21)に記録された顧
客特定情報(J2)を読み取ることができるカードリーダー
(F2)と、店舗の店員が顧客に関する顧客補助情報を入力
するための補助入力手段とを備えた個別広告出力装置に
係る。
【0034】(用語説明)「補助入力手段」とは、テン
キー、キーボード、タッチパネル、タッチペンとタッチ
パネルとの組み合わせ、音声入力装置などである。
【0035】(作用)顧客所有カードとそのカードリー
ダーとによれば、店舗の店員の負担が小さく、顧客の特
定も確実に行える。また、カードを忘れた顧客の生年月
日などを聞き出して補助入力装置を用いて入力すること
によって顧客を特定し、カードを持ってきたときと同じ
ように扱うことも可能である。
【0036】(請求項5)請求項5記載の発明は、請求
項4記載の個別広告出力装置を限定したものであり、補
助入力手段は、購入履歴情報(J1)が蓄積されていない顧
客(新規顧客)である旨の顧客特定情報を記録した新規
顧客カードを備えるとともに、カードリーダー(F2)は、
新規顧客カードに記録された顧客特定情報を読み取るこ
とができるように形成した個別広告出力装置に係る。
【0037】(作用)店舗の店員は、カードリーダーに
新規顧客カードへ記録された顧客特定情報を読み取らせ
ればよく、新規顧客であっても、通常の顧客のように扱
うことができる。
【0038】(請求項6)請求項6記載の発明は、請求
項4記載の個別広告出力装置を限定したものであり、補
助入力手段は、顧客所有カードを忘れて来店した顧客で
ある旨の顧客特定情報を記録した忘れ客対応カードを備
えるとともに、カードリーダーは、忘れ客対応カードに
記録された顧客特定情報を読み取ることができるように
形成した個別広告出力装置に係る。
【0039】(作用)店舗の店員は、カードリーダーに
忘れ客対応カードへ記録された顧客特定情報を読み取ら
せればよく、カード忘れ顧客であっても、通常の顧客の
ように扱うことができる。
【0040】(請求項7)請求項7記載の発明は、請求
項1乃至請求項6記載の個別広告出力装置を限定したも
のであり、顧客特定情報入力手段(F2)が読み取った顧客
特定情報(J2)が、所定時間内に前回読み取った顧客特定
情報(J21)と同じ場合に、広告出力手段(F5)が広告用情
報(J30)を出力しないこととした個別広告出力装置に係
る。
【0041】(用語説明)所定時間内とは、通常、同じ
カードを続けて読ませるくらいの短い時間を想定する。
【0042】(作用)広告出力手段が同じ広告用情報を
たくさんプリントすることを防止できる。これにより、
例えば広告用情報(J30)に割引券が添付されているよう
な場合に、不当にたくさんの割引券を入手するというこ
とを防止できる。
【0043】(請求項8)請求項8記載の発明は、請求
項5記載の個別広告出力装置を限定したものであり、カ
ードリーダーが新規顧客カードに記録された顧客特定情
報を読み取った場合、広告情報演算手段が呼び出す広告
用情報は、新規顧客専用の情報とした個別広告出力装置
に係る。
【0044】(用語説明)新規顧客専用の情報とは、一
律の情報であるが、一種類に限られず、複数種類を用意
しておいて、ランダムに選んだり、規則的に循環させた
りすることもできる。例えば、「ご入会有り難うござい
ました。」などの挨拶、店舗の一般的な説明、特売品の
案内、キャンペーンなど、あるいはそれらの情報を組み
合わせたものなどである。
【0045】(作用)新規顧客に対応し、例えば新規顧
客に対して専用に用意した広告(例えば、「ご入会有り
難うございます」等の挨拶を含んだ広告)を出力するこ
とができる。
【0046】(請求項9)請求項9記載の発明は、請求
項6記載の個別広告出力装置を限定したものであり、カ
ードリーダー(F2)が忘れ客対応カードに記録された顧客
特定情報を読み取った場合、広告情報演算手段(F4)が呼
び出す広告用情報(J30)は、カード忘れ顧客専用の情報
としたことを特徴とする。
【0047】(用語説明)カード忘れ顧客専用の情報と
は、補助入力手段によって顧客の特定が行えなかった場
合には一律の情報とし、そうでない場合には一律の情報
と当該顧客専用の情報との組み合わせ情報とする。
【0048】一律の情報は、一種類に限られず、複数種
類を用意しておいて、ランダムに選んだり、規則的に循
環させたりすることもできる。例えば、「ポイントが貯
まらないので、次回のご来店の際にはカードをお忘れな
く」などの注意喚起を一律の情報を必ず入れるとする。
【0049】(作用)カード忘れ顧客に対応し、専用に
用意した広告(例えば、「次回のご来店の際にはカード
をお忘れなく」等の注意を含んだ広告)を出力すること
ができる。
【0050】(請求項10)請求項10記載の発明は、
請求項1乃至請求項9記載の個別広告出力装置を限定し
たものであり、広告情報演算手段は、現在情報を入力す
ることによって、広告用情報を異ならせるように形成し
た個別広告出力装置に係る。
【0051】(用語説明)概念的には、現在情報の入力
手段、現在情報を一旦記憶する記憶手段が存在し、広告
情報演算手段が、顧客特定情報や現在情報を用いて広告
用情報を特定するのである。
【0052】ここで「現在情報」とは、顧客の行動に影
響を及ぼす可能性のある現在における情報のことをい
う。例えば、現在の時刻、気温、湿度など気象に関する
データ、為替レートなどのひとつあるいはそれらの組み
合わせである。
【0053】(作用)広告情報演算手段は、現在情報の
種類によって、広告用情報を異ならせるので、変化に富
んだ広告を出力できる。例えば、時刻が17時頃の場
合、特売食料品の購入履歴が多い顧客に対しては特売情
報を、酒類の購入履歴が多い顧客に対しては地ビール入
荷の情報を、それぞれ広告する、などである。
【0054】(請求項11)請求項11記載の発明は、
請求項10記載の個別広告出力装置を限定したものであ
り、広告情報演算手段は、現在情報および顧客特定情報
入力手段を介して、所定期間内に同じ顧客が再来店した
ことを把握した場合には、出力する広告用情報を異なら
せるようにした個別広告出力装置に係る。
【0055】(作用)広告情報演算手段は、現在情報お
よび顧客特定情報入力手段を介して、所定期間内に同じ
顧客が再来店したことを把握した場合には、出力する広
告用情報を異ならせる。したがって、常連の顧客であっ
ても、目にする広告の種類が異なり、飽きない。
【0056】(請求項12)請求項12記載の発明は、
請求項10記載の個別広告出力装置を限定したものであ
り、現在情報は、在庫状況および次回仕入れまでの時間
とした個別広告出力装置に係る。
【0057】(作用)広告情報演算手段は、在庫状況お
よび次回仕入れまでの時間によって出力すべき広告用情
報を異ならせる。これによって、顧客の品薄感に影響を
与えたり、買い控えを抑えたりすることができたり、在
庫の整理ができたりする。特に、生鮮品の場合には、資
源を無駄にしないということに貢献する。
【0058】(請求項13)請求項13記載の発明は、
請求項1乃至請求項12記載の個別広告出力装置を限定
したものであり、広告情報演算手段は、未来情報を入力
することによって、広告用情報を異ならせるように形成
した個別広告出力装置に係る。
【0059】(用語説明)概念的には、未来情報の入力
手段、未来情報を一旦記憶する記憶手段が存在し、広告
情報演算手段が、顧客特定情報や未来情報を用いて広告
用情報を特定するのである。
【0060】ここで「未来情報」とは、顧客の行動に影
響を及ぼす可能性のある近未来の情報のことをいう。例
えば、ローカル天気予報、ローカルイベント情報、店内
の一角における時間限定ディスカウントセール、パンの
焼き上がり時刻などである。
【0061】(作用)広告情報演算手段は、未来情報を
入力することによって、広告用情報を異ならせるので、
顧客の買い忘れの防止に役立つ。例えば、地区の運動会
の前日であれば、サンドイッチ用のパン、おにぎり用の
海苔などを広告用情報としたり、明日の天気が雨の予報
であれば、車のフロントガラスクリーナーの紹介を広告
用情報としたりする。
【0062】(請求項14)請求項14記載の発明は、
請求項1乃至請求項13記載の個別広告出力装置を限定
したものであり、店舗は、その中に複数の小規模店舗を
備え、その小規模店舗の一または複数には、当該小規模
店舗の商品に関する広告用情報を出力する小規模広告出
力手段を備えた個別広告出力装置に係る。
【0063】(用語説明)「小規模店舗」とは、複数の店
舗からなるショッピングセンターにおける個々の店舗の
ほか、大規模店舗の中の特定商品の個々の売り場をも含
むものとする。
【0064】(バリエーション)個々の顧客の小規模店
舗における購入履歴に関する購入履歴情報に対応した広
告用情報を記憶している広告情報記憶手段と、その小規
模店舗へ入店した顧客を特定するための顧客特定情報を
入力する顧客特定情報入力手段と、その顧客特定情報に
対応した広告用情報を呼び出す広告情報演算手段とを備
えてもよい。
【0065】(作用)例えば、小規模店舗に特有な情報
を、当該小規模店舗の常連客へ発信することができる。
【0066】(請求項15)請求項15記載の発明は、
請求項1乃至請求項14記載の個別広告出力装置を限定
したものであり、広告用情報を入店した顧客が受け取ら
なかった場合に、受け取り拒否情報を入力する拒否情報
入力手段と、その受け取り拒否情報を記憶する拒否情報
記憶手段とを備えた個別広告出力装置に係る。
【0067】(作用)拒否情報入力手段が広告用情報を
入店した顧客が受け取らなかった場合に、受け取り拒否
情報を入力する。そして、その受け取り拒否情報は、拒
否情報記憶手段が記憶するので、次のマーケティング、
広告戦略を練る際のデータとして用いることができる。
【0068】(請求項16)請求項16記載の発明は、
請求項15記載の個別広告出力装置を限定したものであ
り、広告情報記憶手段には、広告を受け取らなかった顧
客のための拒否客用広告情報を記憶しておき、広告情報
演算手段は、受け取り拒否情報と顧客特定情報とを対応
させ、拒否顧客用広告情報を呼び出すこととした個別広
告出力装置に係る。
【0069】(用語説明)拒否顧客用広告情報とは、例
えば、「今後とも広告が不要である場合には、以下のよ
うな手続をお願いします。・・・」といった連絡事項を
印刷したチラシである。
【0070】(作用)広告を受け取らなかった顧客が再
来店した場合、広告情報記憶手段は拒否客用広告情報を
記憶しているので、広告情報演算手段は、受け取り拒否
情報と顧客特定情報とを対応させ、拒否顧客用広告情報
を呼び出し、広告出力手段がその拒否顧客用広告情報を
出力する。
【0071】(請求項17)請求項17記載の発明は、
請求項15記載の個別広告出力装置を限定したものであ
り、広告情報演算手段は、受け取り拒否情報と顧客特定
情報とを対応させ、広告出力手段は、広告用情報を出力
しないこととした個別広告出力装置に係る。
【0072】(作用)広告を受け取らなかった顧客が再
来店した場合、その顧客に対しては、広告用情報は出力
されない。
【0073】(請求項18)請求項18記載の発明は、
請求項1乃至請求項14記載の個別広告出力装置を限定
したものであり、顧客が購入する商品を精算するための
購入情報入力演算手段(F6)を備え、その購入情報入力演
算手段(F6)は、精算した購入商品の情報を個々の顧客の
購入履歴情報(J2)に追加することとした個別広告出力装
置に係る。
【0074】(用語説明)商品には、商品の種類、値段
などを電子情報として特定するための情報が付されてい
る。例えば、バーコードである。「購入情報入力演算手
段(F6)」とは、上記の「商品」に関する情報を入力可能
な手段である。商品にバーコードが付されている場合に
は、バーコードリーダーを備えたレジスタである。
【0075】(作用)個々の顧客の購入履歴情報は、購
入商品の精算が終了すれば、自動的に追加されて記憶さ
れる。
【0076】(請求項19)請求項19記載の発明は、
請求項18記載の個別広告出力装置を限定したものであ
り、購入情報入力演算手段(F6)は、精算する商品が個別
広告情報(J30)に含まれている広告対象商品(G1)である
か否かを判断し、広告対象商品(G1)である場合には、個
別広告情報(J30)の条件に従った精算を行うことができ
るように形成した個別広告出力装置に係る。
【0077】(用語説明)本願発明に係る個別広告出力装
置では、個々の顧客に対してどのような広告用情報(J3
0)を出力したかは装置内に記憶されているので、出力し
た広告用情報(J30)と購入情報入力演算手段(F6)を連結
しておけばよい。
【0078】(作用)顧客は、顧客特定情報(J20)を入
力した後、広告用情報(J30)を受け取って買い物をした
り、サービスの提供を受けたりする。その買い物または
サービスの提供の精算において、購入情報入力演算手段
(F6)は、購入する商品が個別広告情報(J30)に含まれて
いる広告対象商品(G1)であるか否かを判断し、広告対象
商品(G1)である場合には、個別広告情報(J30)の条件に
従った精算を行う。
【0079】すると、顧客にとっては、購買に応じた割
引がなされるなど、広告用情報(J30)を有効に使えたと
いう実感が残る。店舗側にとっては、精算時の煩雑さが
低減される。(請求項20)請求項20記載の発明は、
請求項1乃至請求項19記載の個別広告出力装置を限定
したものであり、顧客が店舗に入った入店時間(入店時
間情報J7)を入力する入店時間入力手段と、顧客が店舗
から出る退店時間(退店時間情報J8)を入力する退店時間
入力手段(F7)と、入店時間(J7)および退店時間(J8)から
滞在時間情報(J9)を演算する滞在時間演算手段(F8)と、
滞在時間情報(J9)を記憶する滞在時間記憶手段とを備え
たことを特徴とする。
【0080】(用語説明)「入店時間入力手段」とは、
買い物またはサービス提供を受け始める時間のことであ
る。顧客特定情報入力手段(F2)と兼ねる場合が多い。ど
の時点をもって「入店時間」とするかは、店舗によって
多少の違いがある。例えば、店舗の入り口を通過した時
刻、店舗の駐車場の利用開始時刻などである。
【0081】「滞在時間記憶手段」とは、滞在時間を記
録するデータベースである。通常、購入履歴記憶手段(F
1)と兼ねる場合が多い。
【0082】(作用)顧客が入店すると入店時間入力手
段によって、入店時間が記録され、顧客が退店すると退
店時間入力手段によって、退店時間が記録される。そし
て、滞在時間演算手段(F8)が、その退店時間から入店時
間を引き算することで、滞在時間情報(J9)を演算する。
その滞在時間情報(J9)は、滞在時間記憶手段に記録され
る。
【0083】滞在時間が長い客は概ね買い物好きであ
り、滞在時間と購入額とには、相関関係がある。したが
って、滞在時間記憶手段に記憶された滞在時間情報は、
次なるマーケティング、広告戦略を練るのに有益な情報
となる。 (請求項21)請求項21記載の発明は、請求項1乃至
請求項20記載の個別広告出力装置を限定したものであ
り、顧客の退店情報を確認する退店情報入力手段と、そ
の退店情報の入力を受けて持ち帰り用広告情報を出力す
る未来情報出力手段(F9)とを備えた個別広告出力装置に
係る。
【0084】(用語説明)「退店情報」とは、顧客が店
舗から出る旨の情報である。例えば、買い物やサービス
提供を終えて精算を終了した旨の情報の場合には、購入
情報入力演算手段(F6)が精算終了を確認した旨の情報と
してもよい。
【0085】「持ち帰り用広告情報」とは、次の来店を
促すための情報である。本請求項においては、全ての顧
客に共通の情報である場合を含む。紙媒体に持ち帰り用
広告情報を記載するのであれば、お持ち帰り用チラシ(J
53)であり、その場合「未来情報出力手段(F9)」は、チ
ラシプリンタ(F91)となる。
【0086】(作用)退店情報入力手段が、顧客が退店
する旨を確認する。そして、その退店情報の入力を受け
た未来情報出力手段(F9)が持ち帰り用広告情報を出力す
る。顧客は、当該店舗における後日の情報を受け取るこ
とができる。一方、店舗側としては、当該顧客の次の来
店を促すことができる。 (請求項22)請求項22記載の発明は、請求項21に
おける持ち帰り用広告情報を、個々の顧客の特性に基づ
いた個別広告情報としたことを特徴とする個別広告出力
装置である。
【0087】(用語説明)「個別広告情報」とは、「購
入履歴情報(J1)」に基づいて分析され、個々の顧客用に
カスタマイズした情報である。例えば、退店直前の購入
履歴情報を考慮して出力することもできる。すなわち、
広告用情報(J30)に基づいて商品を購入した場合、その
情報(J30)を用いた場合と用いなかった場合と比較して
購入金額を表示し、お買い得感を強調するなどである。
【0088】(作用)その退店情報の入力を受けた未来
情報出力手段(F9)が持ち帰り用広告情報を出力するに際
し、当該顧客用にカスタマイズした持ち帰り用広告情報
を渡す。顧客は、自分に適した情報を受け取ることがで
きる。 (請求項23)請求項6記載の発明は、請求項1乃至請
求項22記載の個別広告出力装置を限定したものであ
り、広告情報出力手段(F5)は、電波による情報発信装置
(F55)および受信装置(F56)の組み合わせである個別広告
出力装置に係る。
【0089】(用語説明)「電波による情報発信装置(F
55)および受信装置(F56)」とは、例えばFM電波の発信
装置および受信装置、PHS(簡易携帯電話)を受信装
置とするデジタル無線通信システム、カーナビゲーショ
ンシステムなどである。
【0090】情報受信装置(F56)は、液晶に文字を出力
する方式、音声を出力する方式、更にそれらの組み合わ
せがある。前者は耳の不自由な顧客に適しており、後者
は目の不自由な顧客に適している。
【0091】(作用)広告情報出力手段(F5)が、電波に
よる情報発信装置(F55)および受信装置(F56)の組み合わ
せであるので、紙媒体が不要である。また、顧客の買い
物中に広告用情報(J30)が更新された場合であっても、
その更新された情報を顧客が受け取ることができる。 (請求項24)請求項24記載の発明は、請求項1乃至
請求項23記載の個別広告出力装置を限定したものであ
り、広告用情報(J30)には、店舗のレイアウトを表示す
ることとした個別広告出力装置に係る。
【0092】(作用)店舗のレイアウトが表示されてい
るので、顧客が店舗内の目的地へ早くたどり着けたり、
合理的に動いたりするのに寄与する。また、店舗内のレ
イアウトを変更した場合において、レイアウト後に初め
て来店した顧客が戸惑うおそれが小さくなる。 (請求項25)請求項25記載の発明は、請求項1乃至
請求項24記載の個別広告出力装置を限定したものであ
り、広告用情報(J30)には、アンケート部分を表示する
こととした個別広告出力装置に係る。
【0093】(用語説明)アンケート部分とは、商品の
品揃え、店内レイアウト、店員の態度などの他、広告用
情報(J30)の内容等に関するアンケート、例えば、文字
の大きさ、広告レイアウトなども含む趣旨である。購入
履歴情報に基づく履歴アンケート部分を表示することと
してもよい。
【0094】(作用)顧客が、広告用情報(J30)に表示
されたアンケート部分に答えてくれ、そのアンケートを
回収できれば、顧客のメッセージを収集することができ
る。そのメッセージを売上げ向上、サービス向上に生か
すことができる。
【0095】(請求項26)請求項26記載の発明は、
請求項1乃至請求項25記載の個別広告出力装置を限定
したものであり、広告用情報の一部には、クーポン券を
表示することとした個別広告出力装置に係る。
【0096】(用語説明)クーポン券とは、割引券(そ
の場で使えるもの、次回の来店時に使えるものなど)、
貯めると特典のある点数制のものなど、様々な形態があ
る。
【0097】さらに、その精算用情報は、購入情報入力
演算手段によってクーポン条件に従った精算を行うこと
ができるように形成してもよい。例えば、個々の顧客へ
どのようなクーポン券を表示したかを記憶しておいて、
レジ精算時に直接その情報を読み込んでもよいし、クー
ポン券部分にバーコードを印刷しておき、POSレジで
の精算時にすぐに割引となるようにしてもよい。その場
合には、精算が省力化され、POSデータの蓄積も同時
に行える。
【0098】(作用)クーポン券は、販売促進の効果が
高く認められやすいので、広告の刺激の一つとして有効
である。
【0099】(請求項27)請求項27記載の発明は、
請求項1乃至請求項25記載の個別広告出力装置を限定
したものであり、店舗内の空間には、商品またはサービ
スを提供する空間(例えば売場空間A4)と、顧客特定情報
入力手段(F2)の設置場所との間に、広告用情報(J30)を
閲覧するための閲覧空間(A3)を備えた個別広告出力装置
に係る。
【0100】(作用)広告用情報(J30)を受け取った顧
客は、閲覧空間(A3)において広告用情報(J30)を閲覧す
ることができる。したがって、店舗の入り口付近で、顧
客の流れが滞ることがない。 (請求項28)請求項28記載の発明は、過去に一の支
店にて買い物をした顧客の購入履歴情報を支店の本部に
おいて多数記録し、その購入履歴情報から、顧客ごとに
適した広告を提供するための個別広告出力装置であっ
て、個々の顧客の購入履歴情報に関する購入履歴情報を
記憶している購入履歴記憶手段と、顧客の購入履歴情報
に対応した広告として顧客ごとに用意した個別の広告用
情報を記憶する広告情報記憶手段と、一の支店店舗へ入
店した顧客を特定するための顧客特定情報を入力する顧
客特定情報入力手段と、その顧客特定情報に対応した広
告用情報を呼び出す広告情報演算手段と、当該一の支店
店舗において広告用情報を出力する広告出力手段とを備
えた個別広告出力装置に係る。
【0101】(用語説明)「支店」および「本店」の概
念には、ショッピングモールを本店とし、各商店を支店
とすることも含まれるものとする。
【0102】「過去に一の支店にて買い物をした顧客の
購入履歴情報(J10)」については、支店毎に入力をす
る。その購入履歴情報(J10)は、本部に送る。 (作用)まず、本請求項に係る個別広告出力装置が設置
されている店舗へ入店した者は、店舗に対して、自らを
特定するための顧客特定情報(J2)を入力して登録し、顧
客となる。顧客特定情報(J2)は、店舗へ入店した顧客に
よって、顧客特定情報入力手段(F2)を介して、当該支店
にて入力され、必要であれば本部にも送る。
【0103】買い物またはサービスの提供を受けると、
その情報は、顧客特定情報(J2)と一致させて購入履歴情
報(J10)となり、当該支店にて入力されるとともに、本
部へも送る。したがって、本部において、支店における
購入履歴情報(J10)を多数集めることができる。そし
て、本部では、送られてきた購入履歴情報(J10)をもと
にして、顧客ごとに購入履歴情報(J10)に対応した個別
の広告用情報(J30)を用意し、広告情報記憶手段(F3)へ
記憶する。
【0104】再び一の支店店舗へ入店した顧客は、顧客
特定情報(J2)を入力してから入店する。すると、顧客特
定情報入力手段(F2)が顧客を特定するための顧客特定情
報(J2)を入力する。すると、広告情報演算手段がその顧
客特定情報(J2)に対応した広告用情報(J30)を呼び出
し、広告出力手段(F5)がその広告用情報(J30)を出力す
る。
【0105】このように、顧客は、自らの購入履歴情報
(J10)に基づいた広告を受け取ることができる。
【0106】(請求項29)請求項29記載の発明は、
請求項28記載の個別広告出力装置を限定したものであ
り、顧客特定情報入力手段は、一の支店の顧客である旨
を特定するための顧客特定情報(J2)を記録しており、且
つ顧客に所有してもらう支店顧客所有カードと、その支
店顧客所有カードに記録された顧客特定情報(J2)を読み
取ることができるカードリーダー(F2)と、店舗の店員が
顧客に関する顧客補助情報を入力するための補助入力手
段とを備えた個別広告出力装置に係る。
【0107】(用語説明)補助入力手段とは、請求項4
にいう補助入力装置と同義である。すなわち、支店顧客
所有カードに記録された顧客特定情報(J2)以外の情報を
入力するための手段であり、例えばテンキー、キーボー
ド、タッチパネル、タッチペンとタッチパネルとの組み
合わせ、音声入力装置などである。例えば、支店顧客所
有カードを所有する顧客が他の支店の顧客である場合に
おいて、店員が口頭でその支店名や生年月日を聞き出
し、それを補助入力手段で入力することによって、当該
支店で特定できなかった顧客を特定することもできる。
【0108】(作用)他の支店においても、顧客の特定
が行え、顧客個別の広告を出力することができる。
【0109】(請求項30)請求項30記載の発明は、
請求項29記載の個別広告出力装置を限定したものであ
り、補助入力手段は、購入履歴情報(J1)が蓄積されてい
ない顧客(例えば新規顧客、または支店における新規顧
客)である旨の顧客特定情報を記録した新規顧客カード
を備えるとともに、カードリーダー(F2)は、新規顧客カ
ード(J22)に記録された顧客特定情報を読み取ることが
できるように形成した個別広告出力装置に係る。
【0110】(作用)他の支店においても、顧客の特定
が行え、顧客個別の広告を出力することができる。
【0111】(請求項31)請求項31記載の発明は、
請求項29記載の個別広告出力装置を限定したものであ
り、補助入力手段は、顧客所有カード(J21)を忘れて来
店した顧客である旨の顧客特定情報を記録した忘れ客対
応カード(J23)を備えるとともに、カードリーダー(F2)
は、忘れ客対応カード(J23)に記録された顧客特定情報
を読み取ることができるように形成した個別広告出力装
置に係る。
【0112】(作用)カードを忘れて他の支店において
顧客が来店しても、顧客の特定が行え、顧客個別の広告
を出力することができる。
【0113】(請求項32)請求項32記載の発明は、
請求項29、請求項30または請求項31記載の個別広
告出力装置を限定したものであり、カードリーダー(F2)
が読み取った顧客特定情報が、所定時間内に前回読み取
った顧客特定情報と同じ場合に、広告出力手段が広告用
情報を出力しないこととした個別広告出力装置に係る。
【0114】(作用)広告出力手段が同じ広告用情報を
たくさんプリントすることを防止できる。これにより、
例えば広告用情報(J30)に割引券が添付されているよう
な場合に、不当にたくさんの割引券を入手するというこ
とを防止できる。
【0115】(請求項33)請求項33記載の発明は、
請求項29記載の個別広告出力装置を限定したものであ
り、カードリーダー(F2)が新規顧客カード(J22)に記録
された顧客特定情報を読み取った場合、広告情報演算手
段(F4)が呼び出す広告用情報(J30)は、新規顧客専用の
情報とした個別広告出力装置に係る。
【0116】(用語説明)新規顧客専用の情報とは、一
律の情報であるが、一種類に限られず、複数種類を用意
しておいて、ランダムに選んだり、規則的に循環させた
りすることもできる。例えば、「ご入会有り難うござい
ました。」などの挨拶、店舗の一般的な説明、特売品の
案内、キャンペーンなど、あるいはそれらの情報を組み
合わせたものなどである。
【0117】(請求項34)請求項34記載の発明は、
請求項31記載の個別広告出力装置を限定したものであ
り、カードリーダーが忘れ客対応カードに記録された顧
客特定情報を読み取った場合、広告情報演算手段が呼び
出す広告用情報は、カード忘れ顧客専用の情報とした個
別広告出力装置に係る。
【0118】(作用)店舗の店員は、カードリーダーに
忘れ客対応カードへ記録された顧客特定情報を読み取ら
せればよく、カード忘れ顧客であっても、通常の顧客の
ように扱うことができる。 (請求項35)請求項35記載の発明は、請求項28乃
至請求項34記載の個別広告出力装置を限定したもので
あり、広告情報記憶手段は、支店毎に設けた個別広告出
力装置に係る。
【0119】(作用)広告情報記憶手段(F3)は、支店毎
に設けているので、本部から与えられた広告用情報(J3
0)の修正、加工を行うことができる。
【0120】(請求項36)請求項36記載の発明は、
店舗へ入店した顧客に対して個々の顧客に対応した広告
を提供するための個別広告出力方法であって、個々の顧
客の購入履歴に関する購入履歴情報(J10)に対応した広
告用情報(J30)を予め記憶する広告情報記憶手順と、店
舗へ入店した顧客を特定するための顧客特定情報(J2)を
入力する顧客特定情報入力手順と、その顧客特定情報(J
2)を用いた広告用情報(J30)を呼び出す広告情報演算手
順と、広告用情報(J30)を出力する広告出力手順とを備
えた個別広告出力方法に係る。
【0121】(バリエーション)請求項2乃至請求項35
記載の個別広告出力装置に係る発明における各「手段」
を「手順」として、それら発明に相当する方法発明を提
供することは、当然可能である。
【0122】(請求項37)請求項37記載の発明は、
コンピュータに、店舗へ入店した顧客に対して個々の顧
客に対応した広告を提供するための個別広告出力を行わ
せるプログラムを記録した媒体である。すなわち、個々
の顧客の購入履歴に関する購入履歴情報に対応した広告
用情報を記憶している広告情報記憶手順と、店舗へ入店
した顧客を特定するための顧客特定情報を入力する顧客
特定情報入力手順と、その顧客特定情報を用いた広告用
情報を呼び出す広告情報演算手順と、広告用情報を出力
する広告出力手順とを、コンピュータに実行させるため
のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記
録媒体に係る。
【0123】(用語説明)記録媒体とは、例えば、磁気
的、光学的などの手段によるプログラム記録をした媒体
である。例えば、フロッピーディスク、光磁気ディス
ク、ハードディスクなどである。
【0124】(バリエーション)なお、請求項2乃至請求
項35記載の個別広告出力装置に係る発明における各
「手段」を、コンピュータに行わせる為のプログラムと
し、そのプログラムを記録した記録媒体に係る発明を提
供することは、当然可能である。
【0125】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施の形態及び図
面に基づいて、更に詳しく説明する。ここで使用する図
面は、図1乃至図23である。図1は、本願発明の第一
の実施の形態を示すための概念図である。図2は、本願
発明の第一の実施の形態を示すためのフローチャートで
ある。図3は、本願発明の第二の実施の形態を示すため
の概念図である。図4は、本願発明の第二の実施の形態
に表した概念のひとつを示すためのフローチャートであ
る。図5は、本願発明の第二の実施の形態に表した概念
の他のひとつを示すためのフローチャートである。図6
は、本願発明の第三の実施の形態を示すための概念図で
ある。図7は、本願発明の第四の実施の形態を示すため
の概念図である。図8は、本願発明の第四の実施の形態
を示すためのフローチャートである。図9は、本願発明
の第五の実施の形態を示すための概念図である。図10
は、本願発明の第五の実施の形態を示すためのフローチ
ャートである。図11は、本願発明の第六の実施の形態
を示すための概念図である。図12は、プリントされる
チラシの一例を示す概念図である。図13は、本願発明
を採用した店舗のレイアウトの一例を示す概念図であ\
る。図14は、三つの支店を持つ店舗における購入履歴
情報の流れおよび加工の状態の一例を示すための概念図
である。図15は、三つの支店を持つ店舗における購入
履歴情報の流れおよび加工の状態の他の一例を示すため
の概念図である。図16は、店舗がガソリンスタンドで
ある場合の概念図である。図17は、プリントされるチ
ラシの例を示す図である。図18は、プリントされるチ
ラシであって、アンケート用紙となっている例を示す図
である。図19は、プロモーション条件に適合する客に
対してチラシをプリントする場合のフローチャートであ
る。図20は、店舗へ入店した客の種別を表わしたツリ
ー構造図である。図21は、実験客と制御客とを比較す
る場合のフローチャートである。図22は、実験客と刺
激客とを比較する場合のフローチャートである。図23
は、刺激レベルの差を発進した場合の分析概念図であ
る。
【0126】(図1および図2)図1および図2に示す
第一の実施の形態に基づいて説明する。
【0127】ここに示す実施の形態は、店舗へ入店した
顧客に対して個々の顧客に対応した広告を提供するため
の個別広告出力装置である。個々の顧客の購入履歴に関
する購入履歴情報J10に対応した広告用情報J30を
記憶している広告情報記憶手段F3と、店舗へ入店した
顧客を特定するための顧客特定情報J2を入力する顧客
特定情報入力手段F2と、その顧客特定情報J2に対応
した広告用情報J30を呼び出す広告情報演算手段F4
と、広告用情報J30を出力する広告出力手段F5とを
備えている。
【0128】ここにいう「店舗」は、物理的空間におい
て商品を販売する一の店舗とする。
【0129】また、「顧客」とは、当該店舗へ来店する
のが二度目以降の「リピート客」である。すなわち、初
めて来店した際には、氏名、性別、年齢、家族構成、所
有する自動車の車種などの属性情報を店舗側へ提供して
もらい、顧客特定情報J2として店舗側のデータベース
へ登録する。同時に、その顧客特定情報J2を来店時に
店舗側が把握するため、顧客特定情報J2を特定するた
めのIDカードJ21を当該顧客に所有してもらう。I
Dカード発行以後、当該店舗で買い物をすると、その精
算記録は、IDカード21の顧客特定情報J2と対応さ
せて購入履歴情報J10として購入履歴記憶手段F1た
るデータベースへ記録することとしている。購入履歴情
報J10とは、購入した品名、個数、価格、日時などで
ある。
【0130】店舗側には、IDカードJ21によって顧
客と顧客特定情報J2とを対応させるための顧客特定情
報入力手段としてのカードリーダーF2が備えられてお
り、来店した顧客は、IDカードJ21をカードリーダ
ーF2に読み取らせる。なお、IDカードJ21を忘れ
た顧客に対しては、電話番号などで代用するようにして
もよい。
【0131】購入履歴情報J10を大量にストックした
店舗側では、顧客の特性を分析し、複数のパターンに顧
客を分類するとともに、その分類に応じた広告用情報J
30を作成して広告情報記憶手段F3たるデータベース
へ記録しておく。広告用情報J30としては、例えば、
新発売の商品を購入する確率の高い顧客は「流行ウオッ
チャー客」と位置づけ、流行ウオッチャー客用の広告J
31として、新発売の商品を中心に広告するような広告
データを加工して用意しておく。特売品の購入が多い顧
客は「価格センシティブ客」と位置づけ、価格センシテ
ィブ客用の広告J32として、特売品を中心に広告する
ような広告データを加工して用意しておく。なお、この
ような顧客分類のための情報に、年齢、性別などの属性
情報を加味させることも、当然可能である。
【0132】広告情報演算手段F4は、カードリーダー
F2から読み取った顧客特定情報J21から顧客が誰で
あるか(例えば「アオタハナコ」さん)を特定し、その
顧客に対応した広告用情報J30(例えば「価格センシ
ティブ客J32」)が何であるかを演算して呼び出し、
広告用情報J30を特定広告情報J50に加工してチラ
シプリンタF51への出力命令を出す。チラシJ51の
一部には、顧客の氏名(例えば「アオタハナコ」さん)
を組み込んでカスタマイズする。顧客が複数の分類に属
するような場合には、チラシJ51の紙面との兼ね合い
で、複数の広告用情報を組み合わせることも可能であ
る。
【0133】広告情報出力手段F5としては、チラシJ
51をプリントするチラシプリンタF51である。顧客
の入店時に瞬時にプリントアウトする必要があるので、
大容量のバッファを備えている。
【0134】カスタマイズされたチラシJ51を提供さ
れた顧客が買い物を終えてレジにて精算を済ませると、
レジにおいてもIDカードJ21を読み込み、購入履歴
情報J10を追加する。この購入履歴情報J10は、店
側のデータとして有効である。
【0135】なお、図示は省略しているが、追加された
購入履歴情報J10に基づいて、また店舗の在庫状況な
どの変化に応じて広告用情報J30は、随時更新する。
【0136】(図3、図4および図5)図3、図4およ
び図5に基づいて、第二の実施の形態に基づいて説明す
る。
【0137】図3に示す実施の形態が第一の実施の形態
と異なる点は二点ある。ひとつは、広告によって割引が
なされている商品があった場合にその精算がレジにて瞬
時に行えるシステムである。もうひとつは、店舗内に顧
客が滞在時間(滞店時間)に関するデータを収集するシ
ステムである。
【0138】(図3および図4)第二の実施の形態に
は、購入情報入力演算手段F6としてPOS機能付きレ
ジスタが備えられている。このレジスタF6は、商品に
付されている商品情報たるバーコードJ6を読み取るバ
ーコードリーダーを備える。そして、バーコードJ6で
読み取られた商品が前述の特定広告情報J50に掲載さ
れた広告対象商品G1である場合には、レジスタF6に
よる精算時に、割引価格、割引率などを反映させる。
【0139】(図3および図5)第二の実施の形態にお
けるカードリーダーF2は、顧客の入店時間情報J7を
記録する。また、前述のPOS機能付きレジスタF6に
おいてIDカードを読むカードリーダーには、退店時間
情報J8を読み取る滞在時間入力手段F7が備えられて
いる。更に、入力された入店時間情報J7および退店時
間情報J8から滞在時間情報J9を演算する滞在時間演
算手段F8が備えられている。
【0140】滞在時間情報J9は、購入履歴記憶手段F
1に、購入履歴情報J10とともに記録する。そして、
次回のマーケティングに活かす。あるいは、その場の精
算において割引を行ってもよい。
【0141】(バリエーション)広告出力手段F5を設
けることなく、滞在時間情報J9を次回の、あるいはそ
の場の割引や精算に活かすシステムのみを採用するとい
う発明思想も、当然実現することができる。経験則上、
滞在時間が長いほど商品購入価格が高まる傾向があるの
で、そのような顧客には割引やサービスの追加などをし
て顧客満足度を高めるのである。また、そのようなシス
テムが、顧客の長時間滞在を誘導することにもなる。
【0142】(購入履歴情報J10の活用例)以下、購
入履歴情報J10の活用例について、列挙する。 1)1回当たりの購入額の変動が大きくない顧客に対し
ては、毎日来店することを条件に割引を行う。 2)店内の滞在時間当たりの買い物学の変動が大きくな
い顧客に対しては、滞在時間に応じた割引を行う。 3)特定銘柄を購入したことのある顧客に対し、新ブラ
ンドを割引価格で提供したり、サンプルを無料で提供し
たりする。いわゆるブランド乗り換えキャンペーンであ
る。 4)属性情報との組み合わせにおいて、ある商品のター
ゲット層で、且つ当該商品の購入経験のない顧客に対
し、当該商品を割引価格で提供したり、サンプルを無料
で提供したりする。これもまた、いわゆるブランド乗り
換えキャンペーンである。 5)過去の購入商品であって、頻繁に購入しない商品に
ついては、チラシJ51において、売場位置を示す。 6)新発売の商品を購入する傾向にある顧客に対して
は、新商品を広告にて紹介する。商品カテゴリー毎に分
析し、紹介することが効果的である。 7)当該店舗で購入したことのない顧客に、他店で買う
のと不利ではないことを広告する。例えば、当該店舗が
スーパーである場合、米屋で米を買うのと、価格は同じ
である旨を広告する。 8)頻繁に訪れてくれる顧客に対しては、同じ広告が繰
り返されないようにする。 9)商品の使い方(例えば魚についての調理法)につい
て広告する。 10)生鮮品においては、本日の出物を知らせる。 11)入店時刻の情報と組み合わせ、生鮮品等で売れ残
りが予想される商品についてのマークダウン情報を広告
する。 12)一回の買い物、あるいは一定期間の買い物の累計
金額に応じた割引について広告する。 13)来店頻度に応じた割引を実施する旨を広告する。
例えば、明日もまた買い物に来てくれたら割り引きする
旨を広告する。こうした広告を通じて来店および購買が
習慣化することを狙う。
【0143】以上は、例示列挙であり、上記の広告内
容、手段に限られるものではない。また、広告内容、手
段については、効果の有無をトレースできるようなデー
タ収集、回収を行う。
【0144】(図6)図6に基づいて、第三の実施の形
態について説明する。
【0145】図6に示す実施の形態は、広告情報出力手
段F5についてのバリエーションを示したものである。
まず、IDカードJ21にメモリチップを備え、情報の
書き込みが行えるものとする。また、カードリーダーF
21には、広告用情報J30または特定広告情報J50
を前記メモリチップに書き込むための情報書き込み装置
F52を備えているものとする。
【0146】店内A1には、IDカードJ21のメモリ
チップに書き込まれた広告情報、読み取ることができる
情報読み取り装置F53と、その読み取った情報を表示
するディスプレイF54が備えられている。顧客は、I
DカードJ21を用いて、自分用の広告をディスプレイ
表示J52にて確認し、買い物をすることができる。
【0147】(図7および図8)図7および図8に基づ
いて、第四の実施の形態について説明する。
【0148】図7および図8に示す実施の形態は、滞在
時間情報J9を駐車場の管理に用いるものである。すな
わち、自家用車で買い物にやってきた顧客は、駐車場A
2に自家用車を駐車させる際にIDカードJ21をカー
ドリーダーF2に読ませ、その段階で駐車の開始とす
る。そして、レジにて精算を済ませた場合、その金額と
退店時刻とから購入履歴情報J10を得るとともに、駐
車時間や駐車料金を管理するのである。
【0149】なお、ここにおいても、入店の際の広告を
行う広告出力手段F5を設けることなく、滞在時間情報
J9を駐車時間の管理や駐車料金の精算に活かすシステ
ムのみを採用するという発明思想も、当然実現すること
ができる。
【0150】(図9および図10)図9および図10に
基づいて、第五の実施の形態について説明する。
【0151】図9および図10に示す実施の形態は、買
い物を終えて精算を済ませた顧客に対し、再度の来店を
促す持ち帰り用広告情報を提供するものである。すなわ
ち、顧客の退店情報を確認する退店情報入力手段と、そ
の退店情報の入力を受けて持ち帰り用広告情報を出力す
る未来情報出力手段F9とを備えるのである。
【0152】「退店情報」は、購入情報入力演算手段F
6が精算終了を確認した旨の情報とする。通常は全ての
顧客に共通の情報であるが、購入履歴情報J10を用い
て、カスタマイズした広告とすることもできる。未来情
報出力手段F9はチラシプリンタF91であり、広告媒
体は紙であるので、お持ち帰り用チラシJ53となる。
【0153】退店情報入力手段が、顧客が退店する旨を
確認すると、その退店情報の入力を受けた未来情報出力
手段F9がお持ち帰り用チラシJ53をプリントする。
顧客は、当該店舗における後日の情報を受け取ることが
できる。一方、店舗側としては、当該顧客の次の来店を
促すことができる。
【0154】なお、ここにおいても、入店の際の広告を
行う広告出力手段F5を設けることなく、退店情報の入
力を受けて持ち帰り用広告情報を出力するシステムのみ
を採用するという発明思想も、当然実現することができ
る。
【0155】(図11)図11に基づいて、第六の実施
の形態について説明する。
【0156】この実施の形態は、広告情報出力手段F5
についてのバリエーションを示したものであって、その
広告情報出力手段F5は、電波による店内電波発信装置
F55および店内電波受信装置F56の組み合わせであ
る。すなわち、PHS(簡易携帯電話)を受信装置とす
るデジタル無線通信システムである。
【0157】店内電波受信装置F56は、IDカードJ
21の読み込みが終えると顧客に貸与されるものとす
る。液晶に文字を出力する方式、音声を出力する方式、
更にそれらの組み合わせがある。前者は耳の不自由な顧
客に適しており、後者は目の不自由な顧客に適してい
る。
【0158】この実施の形態によれば、紙媒体が不要で
ある。また、顧客の買い物中に広告用情報J30が更新
された場合であっても、その更新された情報を顧客が受
け取ることができる。
【0159】(図12)図12は、チラシJ51の表示
方式の一例を示したものである。このチラシJ51に
は、一番上に顧客の氏名を入れてカスタマイズした広告
であり、その下には広告のテキスト部分を表し、その下
には店舗のレイアウトを表示したものである。テキスト
部分とレイアウト部分とで対応がある場合には、線で結
んでいる。また、現在位置を目立つように表示してい
る。このようなチラシJ51としておけば、店舗のレイ
アウトが表示されているので、顧客が店舗内の目的地へ
早くたどり着けたり、合理的に動いたりするのに寄与す
る。また、店舗内のレイアウトを変更した場合におい
て、レイアウト後に初めて来店した顧客が戸惑うおそれ
が小さくなる。
【0160】なお、図示は省略したが、チラシJ51に
は、アンケート部分を表示することもできる。顧客が、
チラシJ51に表示されたアンケート部分に答えてく
れ、そのアンケートを回収できれば、顧客のメッセージ
を収集することができる。そのメッセージを売上げ向
上、サービス向上に生かすことができる。 (アンケートの例) (1)貴女は、以前よく購入されていたXを最近はお買
いあげになりませんがどうしてですか? 「1.Xに飽きた 2.他店よりも高い 3.品揃えが
悪い 4.その他」 (2)貴女は、このようなパターンのチラシはお好きで
すか? 「1.いつもこのパターンがよい 2.時々このパター
ンが入っているとよい 3.あまり好きではない」 (バリエーション)上記した図12に示す例はチラシJ
51の表示方式として説明したが、お持ち帰り用チラシ
J53においても応用できる。
【0161】(図13)図13は、店内のレイアウトの
例を示したものである。店舗内の空間には、売場空間A
4と、顧客特定情報入力手段F2の設置場所との間に、
チラシJ51を閲覧するための閲覧空間A3を備えたこ
とが特徴である。閲覧空間A3には、図6にて示したよ
うな広告の出力形式、すなわちディスプレイ表示J52
のような形式の場合、ディスプレイF54WO閲覧空間
A3に設置する。
【0162】チラシJ51を受け取った顧客は、閲覧空
間A3においてチラシJ51を閲覧することができる。
したがって、店舗の入り口付近で、顧客の流れが滞るこ
とがない。
【0163】なお、売場空間A4と店舗の出口との間に
はレジF6、お持ち帰り用チラシJ53をプリントする
チラシプリンタ91を設置しているが、出口とチラシプ
リンタ91との間にも閲覧空間を設けることとしてもよ
い。
【0164】(図14および図15)図14および図1
5に示すのは、複数の支店と、それらを統括する本部と
で構成された組織における購入履歴情報の流れおよび加
工の状態の例を示すための概念である。支店と本部と
は、通信手段でつながれている。(図14)図14に示
す概念では、支店毎に収集した購入履歴情報J10を、
本部において記憶し、情報加工および個々の顧客に対応
するための広告用情報J30を作成するために演算し、
広告用情報J30を、顧客へ出力するものである。購入
履歴情報J10を入力したA支店の入力手段は本部の入
力手段への送信手段を、本部の入力手段は前記送信手段
に対応した受信手段を備える。また、演算手段によって
広告用情報J30を得た本部の出力手段は支店の出力手
段への送信手段を、支店の出力手段は前記送信手段に対
応した受信手段を備える。
【0165】まず、図14に示す構成の個別広告出力装
置が設置されている店舗へ入店した者は、店舗に対し
て、自らを特定するための顧客特定情報J2を入力して
登録し、顧客となる。顧客特定情報J2は、店舗へ入店
した顧客によって、顧客特定情報入力手段F2を介し
て、当該支店にて入力され、必要であれば本部にも送
る。
【0166】買い物またはサービスの提供を受けると、
その情報は、顧客特定情報J2と一致させて購入履歴情
報J10となり、当該支店にて入力されるとともに、本
部へも送る。したがって、本部において、支店における
購入履歴情報J10を多数集めることができる。そし
て、本部では、送られてきた購入履歴情報J10をもと
にして、顧客ごとに購入履歴情報J10に対応した個別
の広告用情報J30を用意し、広告情報記憶手段F3へ
記憶する。
【0167】再び一の支店店舗へ入店した顧客は、顧客
特定情報J2を入力してから入店する。すると、顧客特
定情報入力手段F2が顧客を特定するための顧客特定情
報J2を入力する。すると、広告情報演算手段がその顧
客特定情報J2に対応した広告用情報J30を呼び出
し、広告出力手段F5がその広告用情報J30を出力す
る。顧客特定情報J2と広告用情報J30とを合わせて
カスタマイズした広告を出力してもよい。
【0168】このように、顧客は、自らの購入履歴情報
J10に基づいた広告を受け取ることができる。
【0169】(図15)図15では、支店毎に記憶手
段、演算手段をも備えている。そして、本部からの広告
用情報J30は利用するものの、支店毎の実情や独自情
報に基づいて、その広告用情報J30の修正、加工を行
うことができる。
【0170】(店舗とセンターとに配置すべきハードウ
エア)本店支店関係をまとめると、以下のようになる。
【0171】店舗とセンターとにいずれのハードウエア
を配置すべきかという組み合わせについては、{顧客D
B(DBとは、「データベース」のこと。以下同じ)、
購買履歴DB、コンテンツDB(広告情報記憶手段F
3)、プロモーション条件DB、反応DB、・・・}×
{全部センター、一部センター一部店舗、全部店舗}の
組み合わせがすべて有り得る。
【0172】なお、上記の組み合わせには、論理的と物
理的の両面の意味でバリエーションがある。例えば、物
理的には本部に集中していても、論理的には本部と店舗
にある、ということも可能である。すなわち、実態とし
てのデータベースは本部のコンピュータ内に格納されて
いても、その内容が本部にしか見られないものと、店舗
でしか見られないものがある。
【0173】なお、論理的な場合については「本部と店
舗とで共有する場合」がさらに追加される。本部と店舗
とで共有する、とは、本部と店舗のいずれでも見ること
ができる部分があるということである。例えば、購買履
歴DB、顧客DB、反応DBは本部に集中させ、プロモ
ーション条件DBは本部用と店舗用の両方、コンテンツ
DBも本部用と店舗用の両方を存在させるのである。
【0174】(図16)図16は、「店舗」としてガソリ
ンスタンドを選択した場合を示す概念図である。
【0175】「顧客特定情報J2」としては、顧客に所
有してもらうIDカードJ21およびカードリーダーF
2の組み合わせとしているが、ガソリンスタンドへは車
で来店するのが普通であるから、車のナンバーとそのナ
ンバープレートを読み取るリーダーとすることもでき
る。
【0176】顧客特定情報入力手段には、補助入力装置
を付属することもできる。例えば、テンキー、キーボー
ド、タッチパネル、タッチペンとタッチパネルとの組み
合わせ、音声入力装置などである。
【0177】また、補助入力手段は、購入履歴情報J1
が蓄積されていない顧客、すなわち新規顧客である旨の
顧客特定情報を記録した新規顧客カードを備えるととも
に、カードリーダーF2は、新規顧客カードに記録され
た顧客特定情報を読み取ることができるように形成す
る。したがって、店舗の店員は、カードリーダーに新規
顧客カードへ記録された顧客特定情報を読み取らせれば
よく、新規顧客であっても、通常の顧客のように扱うこ
とができる。また、この場合、チラシの広告用情報は、
新規顧客専用の情報と例えば、「ご入会有り難うござい
ました。」などの挨拶、店舗の一般的な説明、特売品の
案内、キャンペーンなど、あるいはそれらの情報を組み
合わせたものなどである。
【0178】また、補助入力手段は、顧客所有カードを
忘れて来店した顧客である旨の顧客特定情報を記録した
忘れ客対応カードを備えるとともに、カードリーダー
は、忘れ客対応カードに記録された顧客特定情報を読み
取ることができるように形成する。したがって、店舗の
店員は、カードリーダーに忘れ客対応カードへ記録され
た顧客特定情報を読み取らせればよく、カード忘れ顧客
であっても、通常の顧客のように扱うことができる。こ
の場合、忘れ客対応カードに記録された顧客特定情報を
読み取った場合、チラシの広告用情報は、カード忘れ顧
客専用の情報とする。例えば、「ポイントが貯まらない
ので、次回のご来店の際にはカードをお忘れなく」など
の注意喚起を一律の情報を必ず入れるとする。
【0179】ところで、顧客特定情報入力手段F2が読
み取った顧客特定情報J2が、同じカードを続けて読ま
せるくらいの短い時間内に前回読み取った顧客特定情報
J21と同じ場合には、チラシプリンターがチラシJ5
1を出力しないように形成している。このため、同じチ
ラシを、たくさんプリントすることを防止できる。これ
により、例えばチラシに割引券が添付されているような
場合に、不当にたくさんの割引券を入手するということ
を防止できる。
【0180】(チラシ受け取り拒否客への対応)広告用
情報を入店した顧客が受け取らなかった場合に対処する
為、受け取り拒否情報を入力する拒否情報入力手段と、
その受け取り拒否情報を記憶する拒否情報記憶手段とを
備える。すなわち、拒否情報入力手段が広告用情報を入
店した顧客が受け取らなかった場合に、受け取り拒否情
報を入力する。そして、その受け取り拒否情報は、拒否
情報記憶手段が記憶するので、次のマーケティング、広
告戦略を練る際のデータとして用いることができる。
【0181】また、広告情報記憶手段には、広告を受け
取らなかった顧客のための拒否客用広告情報を記憶して
おき、広告情報演算手段は、受け取り拒否情報と顧客特
定情報とを対応させ、拒否顧客用広告情報を呼び出すこ
ととする。すなわち、広告を受け取らなかった顧客が再
来店した場合、広告情報記憶手段は拒否客用広告情報を
記憶しているので、広告情報演算手段は、受け取り拒否
情報と顧客特定情報とを対応させ、拒否顧客用広告情報
を呼び出し、広告出力手段がその拒否顧客用広告情報
(例えば、「今後とも広告が不要である場合には、以下
のような手続をお願いします。・・・」といった連絡事
項を印刷したチラシ)を出力する。あるいは、受け取り
拒否情報と顧客特定情報とを対応させ、広告出力手段
は、広告用情報を出力しないこととしてもよい。
【0182】(購入商品の精算)顧客が購入する商品を
精算するための購入情報入力演算手段(いわゆるPOS
レジF6)では、精算した購入商品の情報を個々の顧客
の購入履歴情報J2に追加することとている。このた
め、個々の顧客の購入履歴情報は、購入商品の精算が終
了すれば、自動的に追加されて記憶される。
【0183】また、POSレジF6は、購入する商品が
チラシに含まれている広告対象商品G1であるか否かを
判断し、広告対象商品G1である場合には、チラシに記
載された条件に従った精算を行う。そして、レシートに
その割引額の表示を行う。すると、顧客にとっては、購
買に応じた割引がなされるなど、チラシを有効に使えた
という実感が残る。なお、そのレシートには、次回の来
店を促す特売情報などを印刷することもできる。その特
売情報は、顧客ごとの購入履歴情報J10に基づいた個
別情報とすることは可能である。
【0184】(チラシの形態・図17および図18)チ
ラシは、A4版の両面印刷(縦形)としている。HTM
L方式としているので、図17に示すように、文字、絵
柄、写真などが取り込める。予め決まっている絵柄や文
章は、上下部分に事前に印刷しておき、プリントアウト
までの時間を節約する。
【0185】チラシJ51は、縦横二区分に分割した四
つの広告領域に、区分数に対応した広告用情報を表示す
るものであって、広告情報演算手段は、当該区分数に対
応した広告用情報を選択する。図17の例では、ローカ
ルイベント情報、クーポン券(実験系)を二種類、情報系
広告の四種類を選択した。見やすいうえに、全く自由な
レイアウトを組んで出力する場合と異なり、メモリーや
CPUへの負担が小さい。なお、クーポンには、精算用
のバーコードを印刷していてもよい。
【0186】図18では、事前印刷部分以外をアンケー
ト部分としている。アンケート部分とは、商品の品揃
え、店内レイアウト、店員の態度などの他、チラシその
ものの内容等に関するアンケート、例えば、文字の大き
さ、広告レイアウトなども含む趣旨である。購入履歴情
報に基づく履歴アンケート部分を表示することとしても
よい。顧客が、アンケート部分に答えてくれ、そのアン
ケートを回収できれば、顧客のメッセージを収集するこ
とができる。そのメッセージを売上げ向上、サービス向
上に生かすことができる。
【0187】(広告用情報の種類)その他、チラシへ印
刷する広告用情報J30の種類について説明する。ま
ず、新商品の紹介、売上げ増大のための情報、例えば特
売商品や割引商品の案内、店内イベントの案内などであ
る。レシピを提供したりすることもできるし、前回のシ
ョッピング時に広告対象商品を買ってもらった旨のお礼
文を掲載したりすることもできる。ネガティブ情報(例
えば前回のショッピング時に購入した商品が事故品であ
った場合に回収のお願い)などもありえる。
【0188】現在情報の入力手段、現在情報を一旦記憶
する記憶手段を備え、広告情報演算手段が、顧客特定情
報や現在情報を用いて広告用情報を特定することとして
もよい。ここで「現在情報」とは、顧客の行動に影響を
及ぼす可能性のある現在における情報のことをいう。例
えば、現在の時刻、気温、湿度など気象に関するデー
タ、為替レートなどのひとつあるいはそれらの組み合わ
せである。例えば、時刻が17時頃の場合、特売食料品
の購入履歴が多い顧客に対しては特売情報を、酒類の購
入履歴が多い顧客に対しては地ビール入荷の情報を、そ
れぞれ広告する、などである。現在情報を、在庫状況お
よび次回仕入れまでの時間とすれば、顧客の品薄感に影
響を与えたり、買い控えを抑えたりすることができた
り、在庫の整理ができたりする。
【0189】未来情報の入力手段、未来情報を一旦記憶
する記憶手段を備え、広告情報演算手段が、顧客特定情
報や未来情報を用いて広告用情報を特定することとして
もよい。ここで「未来情報」とは、顧客の行動に影響を
及ぼす可能性のある近未来の情報のことをいう。例え
ば、ローカル天気予報、ローカルイベント情報、店内の
一角における時間限定ディスカウントセール、パンの焼
き上がり時刻などである。地区の運動会の前日であれ
ば、サンドイッチ用のパン、おにぎり用の海苔などを広
告用情報として、顧客の買い忘れの防止に寄与する。明
日の天気が雨の予報であれば、車のフロントガラスクリ
ーナーの紹介を広告用情報としたりすることもできる。
【0190】(図19)ハードウエアについては、特に
図面を用いずに説明する。すなわち、プロモーション条
件を記憶している条件記憶手段と、プロモーション条件
に適合した顧客へ出力するための広告用情報を記憶して
いる広告情報記憶手段と、店舗へ入店した顧客の持つI
Dカードで顧客を特定するためのカードリーダーと、そ
のIDカードによる顧客特定情報がプロモーション条件
に適合しているか否かを判断し、適合している場合には
広告用情報を呼び出す広告情報演算手段と、広告用情報
(チラシ=フライヤー)を出力する広告出力手段(チラ
シプリンター)とを備える。また、前記条件記憶手段
は、プロモーション条件の入力手段と、顧客の属性情報
を記憶している属性情報記憶手段と、個々の顧客の購入
履歴に関する購入履歴情報を記憶している購入履歴記憶
手段と、入力手段にて入力されたプロモーション条件
と、属性情報記憶手段に記憶されている顧客の属性情報
および購入履歴記憶手段に記憶されている購入履歴情報
とを用いて、プロモーション条件に適合する顧客を抽出
する抽出手段とを備える。上記の構成は、コンピュータ
に行わせる為のプログラムとし、そのプログラムを記録
した媒体を製造することは、当然可能である。
【0191】「プロモーション条件」とは、顧客の属性
情報(例えば例えば氏名、性別、生年月日、年齢層(年
代)、家族構成、所有する自動車の車種など)、入店の
時間帯、曜日など、さまざまな条件がありえる。例え
ば、ある特定商品における購入回数、購入金額、購入頻
度または購入者の属性情報のいずれか、あるいはそれら
のいずれかの組み合わせをプロモーション条件とした
り、ある特定商品における所定期間ごとの購入金額が大
きい顧客をプロモーション条件としたり、購入履歴情報
における特定商品の購入単位が小さい顧客をプロモーシ
ョン条件としたりする。
【0192】出力される広告のターゲットとなるグルー
プが選ばれる。プロモーション条件は一種類にかぎられ
ず、複数種類とすることもできる。すなわち、一種類な
らばキャンペーンが一種類であり、複数種類ならばキャ
ンペーンが複数種類であることを意味する。キャンペー
ンには期間があるので、期間入力手段を備え、広告出力
手段は、前記期間入力手段によって特定された期間内に
のみ広告用情報を出力することとする。
【0193】「購入履歴情報」とは、顧客が過去に何を
購入したかの記録である。通常、購入した品名、個数、
価格、日時などの情報となる。いわゆるPOS情報を、
特定の顧客の情報(顧客特定情報)と結び付けておく。
【0194】なお、 フライヤー(チラシ)には、アンケ
ート部分を表示することとてもよい。ここで「アンケー
ト」とは、例えば、「広告への印象」や「広告されなか
ったら購入しなかったか?」といった質問などである。
【0195】フローチャートに基づき、作用を説明す
る。
【0196】まず、入力手段によってプロモーション条
件を入力する。続いて、抽出手段が顧客の属性情報を記
憶している属性情報記憶手段と、個々の顧客の購入履歴
に関する購入履歴情報を記憶している購入履歴記憶手段
と、入力手段にて入力されたプロモーション条件と、属
性情報記憶手段に記憶されている顧客の属性情報および
購入履歴記憶手段に記憶されている購入履歴情報とを用
いて、プロモーション条件に適合する顧客を抽出する。
そして、広告情報記憶手段は、プロモーション条件に適
合した顧客へ出力するための広告用情報を記憶してお
く。
【0197】次に、カードリーダーが、店舗へ入店した
顧客のIDカードを読み込んで顧客特定情報を入力す
る。そして、広告情報演算手段が、その顧客特定情報が
プロモーション条件に適合しているか否かを判断し、適
合している場合には広告用情報を呼び出す。そして、チ
ラシプリンターが広告用情報を印刷したチラシを出力す
る。
【0198】このようにすることによって、多数の顧客
に関するデータに基づき、プロモーション条件に適合す
る顧客にのみ広告することができる。その顧客の買い物
精算が終了したら、POS情報を用いて、顧客が購入す
る商品が広告用情報に含まれている広告対象商品である
か否かを判断することができる。
【0199】(分析の基本パターン) 「例題」今まで、当店で洗車などガソリン以外の商品を
購入したことはあるが、オイル交換を当店でしたことが
ないお客様に、5000円の高級オイルをプロモーショ
ンした。そのような条件に当てはまるお客様は、当店の
カード所有者の中で5000人見つかった。
【0200】「実験顧客と制御顧客」5000人を、2
500人ずつに分け、一方にはフライヤーを渡し(実験
顧客)、一方には渡さない(制御顧客)とする。この時
の広告のメッセージは、"オイル交換がエンジンに与え
る好影響と、ガソリンスタンドでオイル交換するほうが
カーショップで待たされないという利便性とを訴求" 「結果」所定のキャンペーン期間中に、実験顧客は25
0人がオイル交換したとすれば10%の反応であり、制
御顧客は100人がオイル交換したとすれば4%の反応
である。したがって、反応差は6%である。 「検証」6%の反応差は、広告の影響なのか、単なる偶
然なのかを統計的に検証する。広告の影響である、と判
断できた場合には、売り上げの推計、売り上げ貢献額な
どを計算する。
【0201】「ランキング」このプロモーションが、他
のプロモーションよりも優れていたか、劣っていたかを
検証し、ランキングする。ランキングの結果、上位15
位に残らなければ、プロモーションの企画を新しく変更
する。15位に残れば、全国展開する。
【0202】(上記例題の効果)単純に、2500人へ
フライヤーを渡すのではなく、広告の効果が見込めそう
な顧客をサンプリングし、その顧客(実験顧客)へ渡し
ている。このため、費用対効果が見込める広告戦略とな
る。
【0203】また、広告の効果が見込めそうな顧客であ
るにもかかわらずフライヤーを渡さない顧客(制御顧
客)も設定している。このため、広告そのものの効果を
比較検証できる。
【0204】更に、広告そのものの効果を検証できるの
で、全国展開に先駆けた試験として捉えれば、いきなり
全国展開するよりも失敗の危険率を低めることができる
と予想できる。
【0205】(図20)ハードウエアについては、特に図
面を用いずに説明するが、ターゲティング条件を記憶す
るターゲティング条件記憶手段と、店舗へ入店した顧客
の持つIDカードで顧客を特定するためのカードリーダ
ーと、その顧客がターゲティング条件に適合しているか
否かを判断するとともに、ターゲティング条件に適合す
る対象顧客を、広告を渡すべき実験顧客と広告を渡さな
い制御顧客とに分ける制御条件演算手段と、実験顧客に
対して広告用情報としてのフライヤーを出力するチラシ
プリンターとを備えるプロモーション効果判定装置であ
る。そして、当該実験顧客が購入する商品が広告用情報
に含まれている広告対象商品であるか否かを判断するた
めの第一演算手段と、制御顧客が購入する商品が前記広
告用情報に含まれている広告対象商品であるか否かを判
断するための第二演算手段と、第一演算手段および第二
演算手段の演算結果を比較する比較手段とを備えてい
る。上記の構成は、コンピュータに行わせる為のプログ
ラムとし、そのプログラムを記録した媒体を製造するこ
とは、当然可能である。
【0206】「ターゲティング条件」とは、プロモーシ
ョン条件の一種であり、顧客の属性情報(例えば氏名、
性別、生年月日、年齢層(年代)、家族構成、所有する
自動車の車種など)、入店の時間帯、曜日など、さまざ
まな条件がありえる。顧客が過去に何を購入したかの記
録(購入履歴情報)も条件となり得る。
【0207】ターゲティング条件を、ある特定商品に関
するものとすれば、顧客の属性情報、購入履歴情報など
が大量に存在しても、データを絞りやすく、ハードウエ
アの負担を軽減することができる。また、広告用情報の
目的を絞りやすい。例えば、「ある特定商品における所
定期間ごとの購入金額が大きい顧客」をターゲティング
条件とする。そのような顧客は、当該特定商品を、ほぼ
定量ずつ定期的に購入する必要性のあるライフスタイル
を採っているにもかかわらず、本発明に係る店舗におい
てのみ当該特定商品を購入しているのではない、と推測
される顧客である。例えば、2ヶ月前までは、毎月のガ
ソリン購入金額が一万円前後であったのに、先月の購入
金額が三千円である顧客がいたとする。その顧客は、先
月は他のガソリンスタンドで給油した可能性が高いと推
測できる。このような顧客を、広告によって呼び戻しを
図れば、売り上げアップに貢献しやすいと考えられる。
そのような顧客の場合、顧客の属性情報、購入履歴情報
などが大量に存在しても、データを絞りやすく、ハード
ウエアの負担を軽減することができる。また、広告用情
報の目的を絞りやすい。例えば、プロモーション条件
を、「購入履歴情報における来店曜日」に絞った場合、
顧客の属性情報、購入履歴情報などが大量に存在して
も、データを絞りやすく、ハードウエアの負担を軽減す
ることができる。また、広告用情報の目的を絞りやす
い。例えば、本発明に係る店舗が水曜日の来店客数が少
ないとした場合、火曜日に来店した顧客に、水曜日限定
の特売情報を広告して水曜日の来店を促す、といったこ
とができる。
【0208】例えば、プロモーション条件を、「購入履
歴情報における来店時刻」に絞れば、顧客の属性情報、
購入履歴情報などが大量に存在しても、データを絞りや
すく、ハードウエアの負担を軽減することができる。ま
た、広告用情報の目的を絞りやすい。例えば、本発明に
係る店舗が午前中の来店客数が少ないとした場合、午後
に来店した顧客に、午前中限定の特売情報を広告して午
前中の来店を促す、といったことができる。
【0209】「特定商品の購入単位が小さい顧客」をタ
ーゲティング条件とする。そのような顧客は、例えば特
定商品がガソリンの場合に、「千円分」といった定額指
定で購入する顧客、「10リットル」といった定量指定
で購入する顧客である。このような顧客に対して、広告
によって「満タン指定」を促せば、売り上げアップに貢
献しやすいと考えられる。そのような顧客に絞った場合
には、顧客の属性情報、購入履歴情報などが大量に存在
しても、データを絞りやすく、ハードウエアの負担を軽
減することができる。また、広告用情報の目的を絞りや
すい。
【0210】ターゲティング条件は一種類にかぎられ
ず、複数種類とすることもできる。すなわち、一種類な
らばキャンペーンが一種類であり、複数種類ならばキャ
ンペーンが複数種類であることを意味する。
【0211】入店した客は、IDカードを既に持ってい
る顧客とそうでない客とに分けられる。IDカードをま
だ持っていない客は、新規にIDカードを発行するなど
して次回の来店時からは「IDカードを既に持っている
客」となってもらうが、ひとまずターゲティング条件云
々の問題では、対象外とする。
【0212】IDカードを既に持っている客の中で、タ
ーゲティング条件に合う者は、ターゲット対象者とな
る。更に、ターゲット対象者は、実験顧客と制御顧客と
に分けられる。実験顧客は、プロモーションを受ける
(フライヤーを受け取る)客でああり、制御顧客は、タ
ーゲティング条件に合っているにもかかわらずプロモー
ションを受けない客である。
【0213】ターゲティング条件に合わないターゲット
非対象者は、ターゲティング条件に合っていないにもか
かわらずプロモーションを受ける刺激顧客と、プロモー
ションを受けない非刺激顧客とに分けられる。
【0214】(図21)図21は、実験顧客と制御顧客と
を比較して、ターゲティング条件の検証を行う場合のフ
ローチャートである。
【0215】まず、ターゲティング条件を決定し、ター
ゲティング条件記憶手段に記憶させる。そして、本店支
店が存在する場合には、支店において、入店したリピー
ト客のIDカードを読み込む。そのIDカードによる顧
客特定情報がターゲティング条件に適合しているか否か
を判断する。適合していなければ、その顧客に対しては
何も行わない。
【0216】ターゲティング条件に適合している場合に
は、更に、制御条件演算手段によって広告を渡すべき客
か否かを判断する。広告を渡すべき客であれば、その客
は実験顧客であり、広告出力手段たるフライヤープリン
ターによってフライヤーが印刷され、その客がフライヤ
ーを手にすることとなる。一方、フライヤーを渡すべき
客でない場合には、その客は制御顧客であり、フライヤ
ーは手にしない。
【0217】そうして、多数の実験顧客、制御顧客が買
い物を終えてレジで精算したとする。すると、第一演算
手段が、実験顧客が購入する商品が広告用情報に含まれ
ている広告対象商品であるか否かを判断し、第二演算手
段が、制御顧客が購入する商品が前記広告用情報に含ま
れている広告対象商品であるか否かを判断する。そし
て、比較手段が、第一演算手段および第二演算手段の演
算結果を比較する。
【0218】比較の結果、実験顧客のほうが制御顧客よ
りも広告対象商品を購入している確率が高ければ、広告
用情報の質が高かったと推測できる。実験顧客と制御顧
客とが差のない確率で広告対象商品を購入しているとす
れば、広告用情報の質が低かったと推測できる。
【0219】(図22)図22は、実験顧客と刺激顧客と
を比較して、ターゲティング条件の検証を行う場合のフ
ローチャートである。
【0220】まず、ターゲティング条件を決定し、ター
ゲティング条件記憶手段に記憶させる。そして、本店支
店が存在する場合には、支店において、入店したリピー
ト客のIDカードを読み込む。そのIDカードによる顧
客特定情報がターゲティング条件に適合しているか否か
を判断する。適合していない顧客は、更に刺激を与える
客(刺激顧客)とそうでない客(非刺激顧客)とに分
け、刺激顧客にはフライヤープリンターによってフライ
ヤーを渡し、非刺激顧客にはフライヤーを渡さないもの
とする。
【0221】ターゲティング条件に適合している場合に
は、更に、制御条件演算手段によってフライヤーを渡す
べき客か否かを判断する。フライヤーを渡すべき客(実
験顧客)には、広告出力手段たるフライヤープリンター
によってフライヤーが印刷され、その客が広告を手にす
ることとなる。一方、フライヤーを渡すべき客でない場
合には、その客は制御顧客であり、フライヤーは手にし
ない。
【0222】そうして、多数の実験顧客、刺激顧客が買
い物を終えてレジで精算したとする。すると、第一演算
手段が、実験顧客が購入する商品が広告用情報に含まれ
ている広告対象商品であるか否かを判断し、第三演算手
段が、刺激顧客が購入する商品が前記広告用情報に含ま
れている広告対象商品であるか否かを判断する。そし
て、比較手段が、第一演算手段および第三演算手段の演
算結果を比較する。
【0223】比較の結果、実験顧客のほうが刺激顧客よ
りも広告対象商品を購入している確率が高ければ、ター
ゲティング条件の質が高かったと推測できる。実験顧客
と刺激顧客とが差のない確率で広告対象商品を購入して
いるとすれば、ターゲティング条件の質が低かったと推
測できる。
【0224】(図23)図23に基づいて、刺激レベルに
関する反応の進捗状況を説明する。ここに示すのは架空
の例であり、実際の例ではない。
【0225】図23の上部にあるのが、プロモーション
の種類に関する簡単な説明である。プロモーションID
とは、複数あるプロモーションの種類を表わす。実験メ
イトは、何に関する広告あるいは販売促進なのかを表わ
す。対象条件とは、顧客のプロモーションの対象となる
顧客の選別基準を表わす。刺激レベルとは、刺激レベル
の違いのポイントを表わす。ここでは、「洗車に関する
情報」と「お試しクーポン」との二種類を組み合わせ、
刺激レベルを0,1,2,3の四段階とした。反応監視
条件とは、どの反応をチェックするかを表わす。次に、
顧客として登録されている中で、プロモーションの対象
となる顧客の数を割り付ける。対象者を1200から2
000人、非対象者を1200人とした。
【0226】次に、割り付けた顧客が来店した数を分母
に、反応があった顧客(洗車をしてくれた客)の数を分
子にして、「反応率」をみる。
【0227】発信に対する反応の進捗状況を判断する。
刺激レベルが高いほうが反応率が高い、ということがわ
かる。なお、非対象者でも、反応率は低くない。これ
は、洗車の経験がある者が非対象者となっているからで
あろう。
【0228】(バリエーション)フライヤー(チラシ)に
は、アンケート部分を表示することとてもよい。ここで
「アンケート」とは、例えば、「広告への印象」や「広
告されなかったら購入しなかったか?」といった質問な
どである。顧客が、広告用情報に表示されたアンケート
部分に答えてくれ、そのアンケートを回収できれば、顧
客のメッセージを収集することができる。そのメッセー
ジを売上げ向上、サービス向上のほか、広告の質の向上
に生かすことができる。
【0229】広告を受け取った顧客のその後の行動を分
析するための行動データを入力する顧客行動入力手段
と、その行動データを分析するための分析用データを蓄
積する分析用データベースと、行動データおよび分析用
データを用いて演算して広告の効果を演算するデータ分
析手段とをてもよい。ここで、「行動データ」とは、例
えば、受け取った広告を読んでいる時間データ、広告を
受け取った後にどの売り場へ出向いたか、といった映像
データなどがありえる。顧客行動入力手段が広告を受け
取った顧客のその後の行動を分析するための行動データ
を分析すれば、広告用情報の評価を、異なった視点から
行える。例えば、行動データを、滞在時間データとすれ
ば、滞在時間と広告との関係が分析できる。
【0230】比較手段による比較結果を判定し、判定結
果の是非を出力する結果出力手段を備え、その結果出力
手段による非の判定出力を受けた場合に、広告用情報の
出力を停止することもできる。その場合、効果の薄い広
告は減らされ、無駄な経費の出費を押さえることができ
る。
【0231】また、判定出力手段による非の判定出力を
受けた場合に、広告用情報およびその広告用情報に関連
するデータを用いて失敗広告データベースを自動生成す
る、あるいは、その判定出力手段による是の判定出力を
受けた場合に、広告用情報およびその広告用情報に関連
するデータを用いて成功広告データベースを自動生成す
るとしてもよい。後に参考となるので便利である。
【0232】
【発明の効果】請求項1乃至請求項35記載の発明によ
れば、個々の顧客に適した広告を行うための個別広告装
置を提供することができた。
【0233】また、請求項36記載の発明によれば、個
々の顧客に適した広告を行うための個別広告方法を提供
することができた。
【0234】また、請求項37記載の発明によれば、個
々の顧客に適した広告を行うための個別広告プログラム
をコンピュータに実行させるためのプログラム記録媒体
を提供することができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の第一の実施の形態を示すための概念
図である。
【図2】本願発明の第一の実施の形態を示すためのフロ
ーチャートである。
【図3】本願発明の第二の実施の形態を示すための概念
図である。
【図4】本願発明の第二の実施の形態に表した概念のひ
とつを示すためのフローチャートである。
【図5】本願発明の第二の実施の形態に表した概念の他
のひとつを示すためのフローチャートである。
【図6】本願発明の第三の実施の形態を示すための概念
図である。
【図7】本願発明の第四の実施の形態を示すための概念
図である。
【図8】本願発明の第四の実施の形態を示すためのフロ
ーチャートである。
【図9】本願発明の第五の実施の形態を示すための概念
図である。
【図10】本願発明の第五の実施の形態を示すためのフ
ローチャートである。
【図11】本願発明の第六の実施の形態を示すための概
念図である。
【図12】プリントされるチラシの一例を示す概念図で
ある。
【図13】本願発明を採用した店舗のレイアウトの一例
を示す概念図である。
【図14】三つの支店を持つ店舗における購入履歴情報
の流れおよび加工の状態の一例を示すための概念図であ
る。
【図15】三つの支店を持つ店舗における購入履歴情報
の流れおよび加工の状態の他の一例を示すための概念図
である。
【図16】店舗がガソリンスタンドである場合の概念図
である。
【図17】プリントされるチラシの例を示す図である。
【図18】プリントされるチラシであって、アンケート
用紙となっている例を示す図である。
【図19】プロモーション条件に適合する客に対してチ
ラシをプリントする場合のフローチャートである。
【図20】店舗へ入店した客の種別を表わしたツリー構
造図である。
【図21】実験客と制御客とを比較する場合のフローチ
ャートである。
【図22】実験客と刺激客とを比較する場合のフローチ
ャートである。
【図23】刺激レベルの差を発進した場合の分析概念図
である。
【符号の説明】
J10 購入履歴情報 J11,J12,J13 個々の顧客の購入履歴情報 J20 顧客特定情報(IDカード) J21
個々の顧客の特定情報 J30 広告用情報 J31
流行ウオッチャー客 J32 価格センシティブ客 J50 特定広告情報 J51
チラシ J52 ディスプレイ表示 J53
お持ち帰り用チラシ J6 対象商品情報(バーコード) J7
入店時間情報 J8 退店時間情報 J9
滞在時間情報 F1 購入履歴記憶手段 F2
顧客特定情報入力手段 F3 広告情報記憶手段 F4
広告情報演算手段 F5 広告情報出力手段 F51
チラシプリンタ F52 情報書き込み装置 F53
情報読みとり装置 F54 店内ディスプレイ F55
店内電波発信装置 F56 店内電波受信装置 F6 購入情報入力演算手段(POS機能付きレジス
タ) F7 滞在時間入力手段 F8
滞在時間演算手段 F90 未来情報出力手段 F91
チラシプリンタ G1 広告対象商品 A1 店内 A2
駐車場 A3 閲覧空間 A4
売場空間
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI // B67D 5/24 G06F 15/21 Z

Claims (37)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】店舗へ入店した顧客に対して個々の顧客に
    対応した広告を提供するための個別広告出力装置であっ
    て、 個々の顧客の購入履歴に関する購入履歴情報に対応した
    広告用情報を記憶している広告情報記憶手段と、店舗へ
    入店した顧客を特定するための顧客特定情報を入力する
    顧客特定情報入力手段と、その顧客特定情報に対応した
    広告用情報を呼び出す広告情報演算手段と、広告用情報
    を出力する広告出力手段とを備えたことを特徴とする個
    別広告出力装置。
  2. 【請求項2】広告出力手段は、広告用情報を一枚の紙媒
    体に出力するプリンタとし、広告情報演算手段は、広告
    情報記憶手段の中の複数の広告用情報と購入履歴情報と
    から優先順位を決定し、一枚の紙媒体に納まるように、
    出力すべき広告用情報を選択することとした請求項1記
    載の個別広告出力装置。
  3. 【請求項3】紙媒体は、複数区分に分割した広告領域
    に、区分数に対応した広告用情報を表示するものであっ
    て、 広告情報演算手段は、当該区分数に対応した広告用情報
    を選択することとした請求項2記載の個別広告出力装
    置。
  4. 【請求項4】顧客特定情報入力手段は、顧客を特定する
    ための顧客特定情報を記録しており、且つ顧客に所有し
    てもらう顧客所有カードと、その顧客所有カードに記録
    された顧客特定情報を読み取ることができるカードリー
    ダーと、店舗の店員が顧客に関する顧客補助情報を入力
    するための補助入力手段とを備えた請求項1、請求項2
    または請求項3いずれかに記載の個別広告出力装置。
  5. 【請求項5】補助入力手段は、購入履歴情報が蓄積され
    ていない顧客である旨の顧客特定情報を記録した新規顧
    客カードを備えるとともに、カードリーダーは、新規顧
    客カードに記録された顧客特定情報を読み取ることがで
    きるように形成した請求項4記載の個別広告出力装置。
  6. 【請求項6】補助入力手段は、顧客所有カードを忘れて
    来店した顧客である旨の顧客特定情報を記録した忘れ客
    対応カードを備えるとともに、カードリーダーは、忘れ
    客対応カードに記録された顧客特定情報を読み取ること
    ができるように形成した請求項4記載の個別広告出力装
    置。
  7. 【請求項7】カードリーダーが読み取った顧客特定情報
    が、所定時間内に前回読み取った顧客特定情報と同じ場
    合に、広告出力手段が広告用情報を出力しないこととし
    た請求項1乃至請求項6いずれかに記載の個別広告出力
    装置。
  8. 【請求項8】カードリーダーが新規顧客カードに記録さ
    れた顧客特定情報を読み取った場合、 広告情報演算手段が呼び出す広告用情報は、新規顧客専
    用の情報とした請求項5記載の個別広告出力装置。
  9. 【請求項9】カードリーダーが忘れ客対応カードに記録
    された顧客特定情報を読み取った場合、 広告情報演算手段が呼び出す広告用情報は、カード忘れ
    顧客専用の情報とした請求項6記載の個別広告出力装
    置。
  10. 【請求項10】広告情報演算手段は、現在情報を入力す
    ることによって、広告用情報を異ならせるように形成し
    た請求項1乃至請求項9いずれかに記載の個別広告出力
    装置。
  11. 【請求項11】広告情報演算手段は、現在情報および顧
    客特定情報入力手段を介して、所定期間内に同じ顧客が
    再来店したことを把握した場合には、出力する広告用情
    報を異ならせるようにした請求項10記載の個別広告出
    力装置。
  12. 【請求項12】現在情報は、在庫状況および次回仕入れ
    までの時間とした請求項10記載の個別広告出力装置。
  13. 【請求項13】広告情報演算手段は、未来情報を入力す
    ることによって、広告用情報を異ならせるように形成し
    た請求項1乃至請求項12いずれかに記載の個別広告出
    力装置。
  14. 【請求項14】店舗は、その中に複数の小規模店舗を備
    え、その小規模店舗の一または複数には、当該小規模店
    舗の商品に関する広告用情報を出力する小規模広告出力
    手段を備えた請求項1乃至請求項13いずれかに記載の
    個別広告出力装置。
  15. 【請求項15】広告用情報を入店した顧客が受け取らな
    かった場合に、受け取り拒否情報を入力する拒否情報入
    力手段と、 その受け取り拒否情報を記憶する拒否情報記憶手段とを
    備えた請求項1乃至請求項14いずれかに記載の個別広
    告出力装置。
  16. 【請求項16】広告情報記憶手段には、広告を受け取ら
    なかった顧客のための拒否客用広告情報を記憶してお
    き、 広告情報演算手段は、受け取り拒否情報と顧客特定情報
    とを対応させ、拒否顧客用広告情報を呼び出すこととし
    た請求項15記載の個別広告出力装置。
  17. 【請求項17】広告情報演算手段は、受け取り拒否情報
    と顧客特定情報とを対応させ、広告出力手段は、広告用
    情報を出力しないこととした請求項15記載の個別広告
    出力装置。
  18. 【請求項18】顧客が購入する商品を精算するための購
    入情報入力演算手段を備え、その購入情報入力演算手段
    は、精算した購入商品の情報を個々の顧客の購入履歴情
    報に追加することとした請求項1乃至請求項14いずれ
    かに記載の個別広告出力装置。
  19. 【請求項19】購入情報入力演算手段は、精算する商品
    が個別広告情報に含まれている広告対象商品であるか否
    かを判断し、広告対象商品である場合には、個別広告情
    報の条件に従った精算を行うことができるように形成し
    た請求項18記載の個別広告出力装置。
  20. 【請求項20】顧客が店舗に入った入店時間を入力する
    入店時間入力手段と、顧客が店舗から出る退店時間を入
    力する退店時間入力手段と、入店時間および退店時間か
    ら滞在時間情報を演算する滞在時間演算手段と、滞在時
    間情報を記憶する滞在時間記憶手段とを備えた請求項1
    乃至請求項19いずれかに記載の個別広告出力装置。
  21. 【請求項21】顧客の退店情報を確認する退店情報入力
    手段と、その退店情報の入力を受けて持ち帰り用広告情
    報を出力する未来情報出力手段とを備えたことを特徴と
    する請求項1乃至請求項20いずれかに記載の個別広告
    出力装置。
  22. 【請求項22】持ち帰り用広告情報は、個々の顧客の特
    性に基づいた個別広告情報としたことを特徴とする請求
    項21記載の個別広告出力装置。
  23. 【請求項23】広告情報出力手段は、電波による情報発
    信装置および受信装置の組み合わせであることを特徴と
    する請求項1乃至請求項22いずれかに記載の個別広告
    出力装置。
  24. 【請求項24】広告用情報には、店舗のレイアウトを表
    示することとした請求項1乃至請求項23いずれかに記
    載の個別広告出力装置。
  25. 【請求項25】広告用情報には、アンケート部分を表示
    することとした請求項1乃至請求項24記載の個別広告
    出力装置。
  26. 【請求項26】広告用情報の一部には、クーポン券を表
    示することとした請求項1乃至請求項25いずれかに記
    載の個別広告出力装置。
  27. 【請求項27】店舗内の空間には、商品またはサービス
    を提供する空間と、顧客特定情報入力手段の設置場所と
    の間に、広告用情報を閲覧するための閲覧空間を備えた
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項26いずれかに記
    載の個別広告出力装置。
  28. 【請求項28】過去に一の支店にて買い物をした顧客の
    購入履歴情報を支店の本部において多数記録し、その購
    入履歴情報から、顧客ごとに適した広告を提供するため
    の個別広告出力装置であって、 個々の顧客の購入履歴情報に関する購入履歴情報を記憶
    している購入履歴記憶手段と、顧客の購入履歴情報に対
    応した広告として顧客ごとに用意した個別の広告用情報
    を記憶する広告情報記憶手段と、一の支店店舗へ入店し
    た顧客を特定するための顧客特定情報を入力する顧客特
    定情報入力手段と、その顧客特定情報に対応した広告用
    情報を呼び出す広告情報演算手段と、当該一の支店店舗
    において広告用情報を出力する広告出力手段とを備えた
    ことを特徴とする個別広告出力装置。
  29. 【請求項29】顧客特定情報入力手段は、一の支店の顧
    客である旨を特定するための顧客特定情報を記録してお
    り、且つ顧客に所有してもらう支店顧客所有カードと、
    その支店顧客所有カードに記録された顧客特定情報を読
    み取ることができるカードリーダーと、店舗の店員が顧
    客に関する顧客補助情報を入力するための補助入力手段
    とを備えたことを特徴とする請求項28記載の個別広告
    出力装置。
  30. 【請求項30】補助入力手段は、購入履歴情報が蓄積さ
    れていない顧客である旨の顧客特定情報を記録した新規
    顧客カードを備えるとともに、カードリーダーは、新規
    顧客カードに記録された顧客特定情報を読み取ることが
    できるように形成したことを特徴とする請求項29記載
    の個別広告出力装置。
  31. 【請求項31】補助入力手段は、顧客所有カードを忘れ
    て来店した顧客である旨の顧客特定情報を記録した忘れ
    客対応カードを備えるとともに、カードリーダーは、忘
    れ客対応カードに記録された顧客特定情報を読み取るこ
    とができるように形成したことを特徴とする請求項29
    記載の個別広告出力装置。
  32. 【請求項32】カードリーダーが読み取った顧客特定情
    報が、所定時間内に前回読み取った顧客特定情報と同じ
    場合に、広告出力手段が広告用情報を出力しないことと
    した請求項29、請求項30または請求項31記載の個
    別広告出力装置。
  33. 【請求項33】カードリーダーが新規顧客カードに記録
    された顧客特定情報を読み取った場合、 広告情報演算手段が呼び出す広告用情報は、新規顧客専
    用の情報としたことを特徴とする請求項29記載の個別
    広告出力装置。
  34. 【請求項34】カードリーダーが忘れ客対応カードに記
    録された顧客特定情報を読み取った場合、 広告情報演算手段が呼び出す広告用情報は、カード忘れ
    顧客専用の情報としたことを特徴とする請求項31記載
    の個別広告出力装置。
  35. 【請求項35】広告情報記憶手段は、支店毎に設けたこ
    とを特徴とする請求項28乃至請求項34いずれかに記
    載の個別広告出力装置。
  36. 【請求項36】店舗へ入店した顧客に対して個々の顧客
    に対応した広告を提供するための個別広告出力方法であ
    って、 個々の顧客の購入履歴に関する購入履歴情報に対応した
    広告用情報を予め記憶する広告情報記憶手順と、店舗へ
    入店した顧客を特定するための顧客特定情報を入力する
    顧客特定情報入力手順と、その顧客特定情報を用いた広
    告用情報を呼び出す広告情報演算手順と、広告用情報を
    出力する広告出力手順とを備えた個別広告出力方法。
  37. 【請求項37】コンピュータに、店舗へ入店した顧客に
    対して個々の顧客に対応した広告を提供するための個別
    広告出力を行わせるプログラムを記録した媒体であっ
    て、 個々の顧客の購入履歴に関する購入履歴情報に対応した
    広告用情報を記憶している広告情報記憶手順と、店舗へ
    入店した顧客を特定するための顧客特定情報を入力する
    顧客特定情報入力手順と、その顧客特定情報を用いた広
    告用情報を呼び出す広告情報演算手順と、広告用情報を
    出力する広告出力手順とを、コンピュータに実行させる
    ためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能
    な記録媒体。
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