JPH11219329A - 情報受配信システム - Google Patents

情報受配信システム

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JPH11219329A
JPH11219329A JP10019287A JP1928798A JPH11219329A JP H11219329 A JPH11219329 A JP H11219329A JP 10019287 A JP10019287 A JP 10019287A JP 1928798 A JP1928798 A JP 1928798A JP H11219329 A JPH11219329 A JP H11219329A
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JP
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JP10019287A
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English (en)
Inventor
Tadanori Nishino
忠紀 西野
Akira Kubota
旭 久保田
Toshikuni Hamano
登志▲邦▼ 濱野
Shinya Abe
信也 阿部
Kouki Karube
香紀 軽部
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PFU Ltd
Original Assignee
PFU Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、情報受配信システムに関し、一旦
配信した情報のクライアントにおける更新、削除等をサ
ーバから管理することを目的とする。 【解決手段】 サーバ100は、クライアント200に
対して配信すべき記事を登録する記事登録部1と、登録
された記事についての処理を指定するための登録制御情
報4を作成する登録制御部5と、クライアント200に
対して登録された記事及び登録制御情報4を配信する記
事配信部2とを備える。クライアント200の各々は、
サーバ100から配信された記事又はサーバ100から
配信され当該クライアント200において登録された記
事について、サーバ100から配信された登録制御情報
4であって当該記事についてのものに基づいて、更新、
削除等の所定の処理を行う記事管理部17を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報受配信システ
ムに関し、特に、情報の内容に基づいて情報の受信及び
配信を統一的に行う情報受配信システムにおいて、一旦
配信した情報のクライアントにおける更新、削除等をサ
ーバから管理する情報受配信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】最近のコンピュータネットワークの発達
に伴い、種々の公開された情報(コンテンツ)が企業や
個人というユーザの個々の壁を越えてこれらの間でコン
ピュータネットワークを介して受信、配信されている。
一方、例えば企業等においては、自社内の支店、営業
所、工場、研究所等をコンピュータネットワークで接続
する企業内ネットワーク(イントラネット)の構築が行
われている。
【0003】このようなコンピュータネットワークを介
して情報の受信及び配信を行う情報受配信システムにお
いては、一般的に、端末数が多いこと等から、ツリー状
の接続形態が採られ、情報を配信するサーバと情報を受
信するクライアントとで構成される。サーバは多段で構
成され、上位サーバから下位サーバへ情報が伝播され、
更に各サーバに接続されているクライアントに情報が伝
播される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】例えば、情報受配信シ
ステムの一例であるインターネット上のニュースシステ
ムによれば、新聞社(のホストコンピュータ、即ち、サ
ーバ)が配信する新聞記事を、個人(クライアントユー
ザ)がその情報端末(即ち、クライアント)から読むこ
とができる。この場合、クライアントユーザは自分が購
読したいニュースをグループ単位で自由に選択して、そ
のニュースグループのみを購読することができる。
【0005】ところで、このような情報受配信システム
において、情報を配信する側(サーバ又はコンテンツサ
ーバ)が、一旦配信したある情報(情報Aとする)につ
いて誤りを発見した等の理由により、当該情報Aを削除
又は更新したい場合がある。しかし、このような情報受
配信システムでは既に当該情報Aはクライアントに配信
されてしまっているため、これを取り戻しても意味がな
い。そこで、クライアントにおいて当該情報Aを削除又
は更新することが必要になる。
【0006】ところが、従来は、サーバ側の情報配信者
からクライアント側のユーザに対して、他の手段(例え
ば、電話、ファクシミリ、電子メール、当該サーバクラ
イアント間の通信)により、「情報Aの削除又は更新が
必要である」ことを伝えることしかできなかった。即
ち、クライアントにおける当該誤った情報Aの削除や更
新を、サーバから制御することができなかった。また、
実際の情報Aの削除又は更新は、クライアントのユーザ
が行わなければならなかった。このため、多数のユーザ
に削除等を伝えるサーバ側の情報配信者の負担が大き
く、また、実際の削除等の作業を行うクライアント側の
ユーザの負担も大きかった。
【0007】一方、サーバが更新後の正しい情報A’を
再度クライアントに配信すると、クライアントにおける
情報Aについての履歴情報(保存期間、未読/既読等の
ユーザ固有の情報)をサーバが個別に知ることは有り得
ないので、これを引き継ぐことができない。この履歴情
報を引き継ぐためには、結局、他の手段により当該更新
を通知して、クライアントのユーザの行う処理に依るこ
とになる。
【0008】また、情報Aを受信したクライアントが、
当該情報Aについて、その履歴情報として「削除不可」
又は「保存」を設定している場合もある。この場合で
も、情報Aは誤っているため情報Aを削除したいので、
このような情報を強制的に削除できる手段をサーバが備
える必要がある。
【0009】本発明は、一旦配信した情報のクライアン
トにおける更新、削除等をサーバから管理する情報受配
信システムを提供することを目的とする。また、本発明
は、一旦配信した情報のクライアントにおける更新をサ
ーバから管理し、当該更新した情報の履歴を引き継ぐ情
報受配信システムを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理構成
図であり、本発明による情報受配信システムの構成を示
す。この情報受配信システムは、サーバ100とサーバ
100に接続された複数のクライアント200とからな
る。サーバ100から配信された情報をクライアント2
00が受信する。
【0011】サーバ100は、クライアント200に対
して配信すべき記事を登録する記事登録部1と、登録さ
れた記事についての処理を指定するための登録制御情報
を作成する登録制御部5と、クライアント200に対し
て登録された記事及び登録制御情報を配信する記事配信
部2とを備える。クライアント200の各々は、サーバ
100から配信される記事又はサーバ100から配信さ
れ当該クライアント200において保持(登録)された
記事について、サーバ100から配信された登録制御情
報であって当該記事についてのものに基づいて、所定の
処理を行う記事管理部17を備える。
【0012】本発明の情報受配信システムによれば、サ
ーバ100から配信される記事又はサーバ100から配
信され当該クライアント200において保持された記事
についてのクライアント200における処理を、サーバ
100から制御することができる。例えば、登録制御情
報を「更新」とすればクライアント200において保持
された当該登録制御情報に対応する記事を更新でき、
「削除」とすればクライアント200において保持され
た当該登録制御情報に対応する記事を当該登録から削除
することができる。これにより、クライアント200に
おける情報(記事)の削除や更新を、サーバ100の情
報配信者及びクライアント200のユーザの負担なし
で、サーバ100から制御することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】図2は本発明が適用される情報受
配信システムの構成を示す。この情報受配信システムは
多段の構成を有する複数のサーバ100と複数のクライ
アント200とからなる。クライアント200はいずれ
かのサーバ100に接続される。サーバ100相互の間
及びサーバ100とクライアント200の間は、専用回
線、公衆網、その他の接続線を介して接続される。
【0014】以下の説明において、サーバ100につい
て、その各々を区別する場合には、サーバ100を表す
Sに、A、B等の符号を付加して、サーバSA、SB等
と表す。また、クライアント200について、その各々
を区別する場合には、クライアント200を表すCに、
1、2等の符号を付加して、クライアントC1、C2等
と表す。
【0015】サーバ100は情報を作成又は受信して他
のサーバ100又はクライアント200に対して送信す
る。クライアント200の接続されたサーバ100を
(そのクライアント200の)親サーバ100と言う。
クライアント200は、情報伝搬のルートの末端にあっ
て、情報を受信するのみである。
【0016】この明細書において、サーバ100の内で
情報を作成して他のサーバ100又はクライアント20
0に配信するものをコンテンツサーバ100と言う。ま
た、あるサーバ100又はクライアント200から見
て、当該サーバ100又はクライアント200とコンテ
ンツサーバ100とを結ぶルート(情報の伝播経路)上
にあって、よりコンテンツサーバ100側にあるサーバ
100を上位サーバ100と言い、よりクライアント2
00側にあるサーバ100を下位サーバ100と言う。
更に、コンテンツサーバ100とクライアント200と
の間にあるサーバ100を中間サーバ100と言う。中
間サーバ100はサーバであると同時に、より上位のサ
ーバ100に対してはクライアント200でもある。
【0017】図2においては、サーバSAがコンテンツ
サーバ100である。例えば、サーバSGはサーバSH
の上位サーバであり、サーバSHはサーバSGの下位サ
ーバである。サーバSH以外のサーバにも、同様に1又
は複数のクライアント200が接続されている。
【0018】コンテンツサーバ100(サーバSA)
は、例えば、1つの企業内におけるコンピュータネット
ワーク(イントラネット)の最も上位に位置するサー
バ、又はインターネットにおけるWWWサーバである。
インターネットにイントラネットを接続した場合、イン
トラネットの最上位のサーバやWWWサーバの双方がコ
ンテンツサーバ100となる。WWWサーバから見て、
イントラネットの最上位のサーバは下位サーバである。
【0019】情報(配信情報)は、コンテンツサーバ1
00から下位のサーバ100に配信され、更に下位のサ
ーバ100に配信され、更にクライアント200に配信
される。これにより、情報はコンテンツサーバ100か
ら末端のクライアント200にまで伝播される。
【0020】情報は「チャネル」と呼ぶカテゴリ単位に
分別されて配信される。チャネルは、複数の記事のまと
まったグループであり、情報の配信制御の単位である。
チャネルには、例えばスポーツチャネル、天気予報チャ
ネル、ニュースチャネル等がある。この情報と共に、当
該情報の配信等を制御するための各種の制御情報も同様
に配信される。
【0021】図3及び図4は本発明が適用される情報受
配信システムにおける情報の配信を示す。本発明が適用
される情報受配信システムは擬似プッシュ型配信を行う
システムである。擬似プッシュ型配信システムは、下位
のサーバ100又はクライアント200がユーザによる
上位のサーバ100に対する配信要求の指示入力なしで
自動的に情報の配信要求を行い、一方、上位のサーバ1
00が当該配信要求があった時に下位のサーバ100又
はクライアント200に対して情報を配信するシステム
である。
【0022】なお、以下の図3及び図4についての説明
はサーバ100とクライアント200との間での情報の
受配信についてのものであるが、サーバ100と更に下
位のサーバ100との間でもほぼ同様の関係が成立す
る。即ち、この説明において、クライアント200を下
位のサーバ100と置き換えても良い。
【0023】各々のサーバ100又はクライアント20
0の実行する処理は、実際には、当該サーバ100又は
クライアント200の制御プログラム(又はオペレーテ
ィングシステム)101及び201が実行する。即ち、
サーバ100の制御プログラム101とクライアント2
00の制御プログラム201とが相互に通信をすること
によって、情報が受配信され、各々において所定の処理
が実行される。
【0024】図3(A)に示すように、あるクライアン
トC1があるサーバSA及びSBに接続されている。サ
ーバSA及びSBはクライアントC1の親サーバであ
り、コンテンツサーバ100であっても中間サーバ10
0であっても良い。サーバSBはサーバSAと関連する
他のサーバ100であって情報の作成元及び/又は内容
によって、サーバSAと分離したり一体化することが可
能なものである。
【0025】サーバSAはクライアントC1への配信を
行うために、ユーザリスト102、チャネル一覧情報1
03、記事アーカイブ104を備える。ユーザリスト1
02は当該サーバSAから情報の配信を受けるクライア
ント200(及び下位のサーバ100)を登録するため
のものである。チャネル一覧情報103は当該サーバS
Aが現在公開しているチャネルを示す管理情報である。
なお、実際は、チャネル一覧情報103は、チャネルに
ついての情報やその他の制御情報を含む管理テーブルの
一部である。記事アーカイブ104は当該サーバSAが
現在公開しているチャネルにおける個々の情報、即ち、
記事(情報の中身を「記事」という)であり、所定の単
位でアーカイブされデータ圧縮されている。
【0026】チャネル一覧情報103及び記事アーカイ
ブ104は共に当該サーバSAに接続されたクライアン
トC1に配信される。チャネル一覧情報103はこれが
配信されたクライアントC1においてローカルに記憶さ
れ、ローカルな(クライアントC1の)チャネル一覧情
報203とされる。チャネル一覧情報203はクライア
ントC1の管理テーブルである。一方、記事アーカイブ
104は、本発明に従って、特別の許可がない限り、こ
れが配信されたクライアントC1におけるチャネルから
のミラーリングは許されない。クライアントC1に代え
て下位のサーバ100を考える時は、配信された記事ア
ーカイブ104は更に下位のサーバ100に配信され
る。
【0027】このような構成の擬似プッシュ型配信シス
テムにおけるサーバSAとクライアントC1との間での
情報の配信は図3(B)に示す手順で行われる。最初
に、クライアントC1がサーバSAにユーザ登録を依頼
する(手順)。このユーザ登録依頼は、クライアント
C1のクライアントユーザへのサーバ名登録(入力)に
応じて実行される。ユーザ登録依頼を受信したサーバS
Aは、これに応じて、当該サーバSAが保持しているユ
ーザリスト102に当該クライアントC1をユーザとし
て登録する。これにより、クライアントC1から接続要
求があった時は、当該接続が行われる。
【0028】次に、クライアントC1がサーバSAに接
続要求をする(手順の点線)。この接続要求は、クラ
イアントC1のユーザによる指示入力なしで、クライア
ントC1の制御プログラム201が、所定の時間間隔又
は所定のタイミング(例えば、クライアントC1である
情報端末でのユーザにおける所定の操作入力)で自動的
に行う。
【0029】接続要求を受信したサーバSAは、これに
応じて、当該サーバSAが現在公開している情報のチャ
ネルの一覧(図4(A)に示すチャネル一覧情報10
3)を、当該接続要求の送信元であるクライアントC1
に送信(配信)する(手順の実線)。これにより、ク
ライアントC1はサーバSAから配信されたチャネル一
覧情報103を得て、これを自己の管理する記憶装置の
所定の位置に記憶して自己のチャネル一覧情報203
(図4(B)に示す)とする。
【0030】この応答において、ユーザは、その端末で
あるクライアントC1を何も操作しておらず、接続要求
が行われたことを意識していない。なお、ユーザには接
続要求が見えないことを、手順において点線を用いて
表している。以下の手順においても同様である。これに
より、ユーザから見ると、外見上何もしないで、サーバ
SAから自動的にチャネル一覧情報103が流れてきた
ように見える。
【0031】サーバSAから配信されたチャネル一覧情
報103の一例を図4(A)に示す。チャネル一覧情報
103は、チャネルID、チャネル名称、入手元、各種
の制御情報からなる。図4(A)においては、制御情報
の一例として閲覧属性情報を示した(図では「閲覧」と
してある)。閲覧属性情報は、クライアントC1(及び
下位のサーバ100)における上位サーバSAの配信し
た情報の受信を制御するための制御情報である。
【0032】チャネルIDはチャネルを識別するための
IDであり、当該システムにおいてユニークなものであ
る。チャネル名称は当該チャネルの名称であり、対応す
るチャネルIDを有するチャネルに含まれる情報のカテ
ゴリを示す。入手元は当該チャネルの情報を入手できる
(配信している)サーバ100の名称(又はサーバI
D)である。
【0033】チャネル一覧情報103が各チャネル毎の
閲覧属性情報等からなる各種の制御情報を含む。即ち、
チャネル一覧情報103には、各チャネル毎に閲覧属性
情報等からなる各種の制御情報が、配信元であるサーバ
SA(最初はコンテンツサーバ100)によって付加さ
れる(書き込まれる)。サーバSAは、チャネル一覧情
報103に閲覧制御情報等を付加した後に、その状態の
チャネル一覧情報103をクライアントC1に配信す
る。これにより、配信元であるサーバSA(最初はコン
テンツサーバ100)からクライアントC1のチャネル
一覧情報203の内容を設定することができ、この結
果、クライアントC1における各種の処理をサーバSA
(又はコンテンツサーバ100)から制御できる。
【0034】クライアントC1は、図4(B)に示すチ
ャネル一覧情報203を作成するために、配信されたチ
ャネル一覧情報103を参照して、その中の各種の制御
情報に基づいた処理を行う。
【0035】クライアントC1は、既にあるチャネルに
ついてサーバSAにより閲覧が「必須」「不可」が設定
されている場合には、この属性をそのまま引き継ぐ。
「必須」「不可」はクライアントC1では変更できな
い。「自由」はクライアントC1が閲覧する/しないに
応じて選択できる。そして、クライアントC1は、この
状態のチャネル一覧情報103を表示してユーザに参照
させる。この表示を見たユーザは、チャネル一覧情報1
03に付加された各種の制御情報を更新する。クライア
ントC1におけるこの更新は、サーバSAにより許され
る場合と許されない場合とが予め設定される。
【0036】例えば、クライアントC1は、「自由」と
されているチャネル「XX新聞ニュース」について、実
際に閲覧が必要であるならそのまま「自由」とし、一
方、不要であるなら「不可」を入力する。これにより、
クライアントC1のクライアントユーザによる指示入力
が付加されたチャネル一覧情報203が作成される。チ
ャネル一覧情報203の一例を図4(B)に示す。この
チャネル一覧情報203に設定された制御情報は、本発
明に従って、そのまま更に下位のサーバ100又はクラ
イアント200にその属性として引き継がれる。
【0037】なお、クライアントC1が既にチャネル一
覧情報203を備えている場合、クライアントC1が、
当該既存のチャネル一覧情報203の内容を、サーバS
Aから配信された最新のチャネル一覧情報103の内容
に基づいて更新する(書き換える)。この処理もユーザ
には意識されない。
【0038】次に、「必須」及び「自由」の記事の配信
を受けるために、クライアントC1が、チャネル一覧情
報203に基づいて、当該「必須」及び「自由」のチャ
ネルについてサーバSAに一覧要求をする(手順の点
線)。この一覧要求も、クライアントC1のユーザによ
る指示入力なしで、クライアントC1によって自動的に
行われる。
【0039】この一覧要求を受信したサーバSAは、こ
れに応じて、当該サーバSAが現在公開している情報の
記事データ( アーカイブ) 一覧103’を、当該一覧要
求の送信元であるクライアントC1に送信(配信)する
(手順の実線)。この記事データ一覧103’も、実
際は、チャネル情報一覧(管理テーブル)103の一部
である。これにより、クライアントC1は閲覧したい旨
を指定した情報であってサーバSAから配信される情報
の記事データを得る。この応答においても、ユーザは、
その端末であるクライアントC1を何も操作しておら
ず、一覧要求が必要であることを意識することもない。
【0040】記事データ一覧103’の一例を図4
(C)に示す。記事データ一覧103’は、当該チャネ
ルの個々の記事についての記事IDとそのデータ名とか
らなる。記事IDは当該記事の作成日時(正確には年月
日時分と他の数字との13桁)からなる。従って、記事
IDから当該記事の作成日時を知ることができる。デー
タ名は記事IDに当該記事がアーカイブであることを示
す記号を付加したものである。
【0041】例えば、「19980201a 」はその情報が19
98年2月1日のa番目に作成された記事であることを
示す記事名である。そのデータ名は記事名にアーカイブ
ファイルであることを示す記号「arc 」を付加した「19
980201a.arc 」となる。
【0042】次に、クライアントC1は、配信された最
新の記事データ一覧103’に基づいて、記事アーカイ
ブの入手要求(アーカイブ入手要求)をする(手順の
点線)。この入手要求も、クライアントC1のユーザに
よる指示入力なしで、クライアントC1によって自動的
に行われる。
【0043】入手要求は、当該クライアントC1におい
て不足している記事、即ち、サーバSAにおいて新たに
記事として追加された記事について、行われる。このた
めに、クライアントC1は、図4(C)に示す最新の記
事データ一覧103’とその時点で自己が記憶している
記事データ一覧203’とを比較して、記事データ一覧
103’に存在して記事データ一覧203’には存在し
ない記事を求める。この求めた記事について、例えばデ
ータ名を用いた入手要求が行われる。
【0044】入手要求を受信したサーバSAは、これに
応じて、当該サーバSAが現在公開している情報の記事
アーカイブ104の内指定されたものを、当該入手要求
の送信元であるクライアントC1に送信(配信)する
(手順の実線)。これにより、クライアントC1は閲
覧したい旨を指定した情報であってサーバSAから公開
される情報の記事アーカイブ104の配信を受ける。こ
の記事アーカイブ104がユーザに表示され、ユーザが
これを見ることになる。
【0045】この応答においても、ユーザは、その情報
端末であるクライアントC1を何も操作しておらず、入
手要求が必要であることを意識することもない。これに
より、ユーザから見ると、外見上何もしないで、サーバ
SAから自動的に記事が流れてきたように見える。従っ
て、ユーザは、最初の登録要求及び閲覧したい記事の選
択入力のみで、当該記事を閲覧することができる。
【0046】また、クライアントC1は記事データ一覧
203’を更新する。即ち、クライアントC1は、予め
定められた有効期限の切れた古い記事の一覧情報を、記
事データ一覧203’から削除する。なお、このような
古い記事の一覧情報は、サーバSAにおける記事データ
一覧103’においても削除される。更に、クライアン
トC1は、前述のようにしてサーバSAから配信を受け
た記事アーカイブ104について、その記事データ一覧
情報を記事データ一覧203’に追加する。これによ
り、クライアントC1は自己の最新の記事データ一覧2
03’を得る。
【0047】図4(D)は、手順の実行以前にクライ
アントC1が持っていた記事データ一覧203’の一例
である。例えば、クライアントC1のユーザが1998
年2月1日以降全く当該情報端末を起動していなかった
とする。この時点でのクライアントC1の記事データ一
覧203’は、図4(D)に示すように、その日以前ま
でにサーバSAが公開した記事「19980128」及び「1998
0131」についてのみ、その記事データ一覧203’を持
っており、その日以降にサーバSAが公開した記事「19
980201a 」「19980201b 」及び「19980202」について
は、その記事データ一覧103’を持っていない。
【0048】クライアントC1は、図4(D)に示す記
事データ一覧203’に、「19980201a 」「19980201b
」及び「19980202」についての記事データ一覧情報を
追加する。この結果、クライアントC1の記事データ一
覧203’は、図4(C)に示すようになる。
【0049】なお、この手順は、図4(C)に示す記
事データ一覧103’に基づいて前述のように不足して
いるとされた記事について繰り返し実行される。例え
ば、前述の不足している記事「19980201a 」「19980201
b 」及び「19980202」について記事を入手し、既に持っ
ている「19980131」については記事を入手しないとす
る。この場合、まず、記事「19980201a 」を得るための
クライアントC1からの入手要求(手順の点線)と、
これに応じたサーバSAからの当該記事アーカイブ10
4の配信(手順の実線)が行われ、次に、同様に、記
事「19980201b 」及び「19980202」を得るための入手要
求(手順の点線)と、これに応じた記事アーカイブ1
04の配信(手順の実線)が繰り返される。
【0050】また、手順乃至手順は、図4(B)に
示すチャネル一覧情報203においてクライアントC1
が閲覧を必要としたチャネルの各々について繰り返し実
行される。例えば、以上に述べた手順乃至手順がチ
ャネル一覧情報203のチャネル「社達(社内通達)」
について実行されたとする。この場合、次のチャネル
「XX新聞ニュース」について、同様に、手順乃至手
順が実行される。この場合も、手順は不足している
とされた記事について繰り返し実行される。更に、「天
気予報」以下の各チャネルについても同様に手順乃至
手順が繰り返し実行される。
【0051】このように、外見上何もしないでサーバS
Aから情報が配信されたように見えるが、一方、実際に
はクライアント200からサーバ100への配信要求等
が行われている。そこで、このような情報受配信システ
ムを疑似プッシュ型配信システムと言う。
【0052】なお、本発明の情報受配信システムはプッ
シュ型配信を行うシステムであっても良い。プッシュ型
配信は、上位のサーバ100が、下位のサーバ100又
はクライアント200からの情報の配信要求によって、
下位のサーバ100又はクライアント200に対して情
報を配信するシステムである。従って、プッシュ型配信
を行うシステムは、以上の疑似プッシュ型配信システム
において、図3(B)に示した手順乃至において、
点線で示したクライアント200からのサーバ100へ
の各種の要求を省略し、この要求なしでサーバ100か
らクライアント200への各種の情報の配信が実行され
るシステムである。
【0053】このような疑似プッシュ型(又はプッシュ
型)の情報受配信システムにおいて、閲覧属性情報は、
図示はしないが、上述のように、「必須」「自由」又は
「不可」のいずれかとされる。「必須」は、当該情報の
受信(閲覧又は購読)を下位のサーバ100又はクライ
アント200に義務付ける。「自由」は、当該情報の受
信を下位のサーバ100又はクライアント200に委ね
る。「不可」は、当該情報の受信を下位のサーバ100
又はクライアント200に許さない。配信される各情報
毎に、「必須」「自由」又は「不可」のいずれかの配信
制御情報が、サーバ100によって付加される。
【0054】なお、閲覧属性情報は、図示はしないが、
閲覧属性情報の書き換えの可否を示す配信変更可否情報
と共に配信される。配信変更可否情報は、「変更可」又
は「変更不可」のいずれかである。「変更可」は、当該
閲覧属性情報の変更を下位のサーバ100に許す。「変
更不可」は、当該閲覧属性情報の変更を下位のサーバ1
00に許さない。閲覧属性情報毎(従って、配信される
各情報毎)に配信変更可否情報がサーバ100によって
付加される。
【0055】閲覧属性情報及び配信変更可否情報は、基
本的には、各サーバ100が自由に変更できるようにさ
れる。但し、配信変更可否情報が「変更可」の場合にの
み、閲覧属性情報は「必須」「自由」又は「不可」の間
で相互に変更を許される。配信変更可否情報の変更は、
当該情報が「変更不可」である場合には許されず、当該
情報が「変更可」である場合にのみ「変更不可」にのみ
変更することができる。クライアント200は、末端に
位置するので、変更を認める意味がなく、従って、変更
の機能を持たない(許されない)。
【0056】上位のサーバ100は、そのチャネル情報
一覧103において各種の制御情報を設定してこれを下
位のサーバ100又はクライアント200に渡す。これ
により、上位のサーバ100は、当該サーバ100に接
続された下位のサーバ100又はクライアント200に
おける当該上位のサーバ100の配信する情報について
の処理を、当該サーバ100から制御する。即ち、上位
のサーバ100は、当該上位のサーバ100の配信する
情報の配信処理に関して、下位のサーバ100又はクラ
イアント200の制御プログラム101及び201を制
御する。
【0057】上位のサーバ100は、下位のサーバ10
0又はクライアント200に対して、閲覧属性情報及び
配信変更可否情報を配信する。この配信は、前述のよう
に、手順及び手順の実行による当該情報の書き込ま
れたチャネル一覧情報103の配信によって行われる。
下位のサーバ100及びクライアント200は、閲覧属
性情報に従って上位のサーバ100の配信した情報の受
信を行う。例えば、上位のサーバ100は、閲覧属性情
報を「必須」と設定することにより、下位のサーバ10
0又はクライアント200に対して、当該閲覧属性情報
を有する情報を必ず受信させることができる。
【0058】このシステムは擬似プッシュ型(又はプッ
シュ型)であるから、実際には、前述のように、手順
、即ち、閲覧属性情報に従って下位のサーバ100か
ら上位のサーバ100への配信要求が必ず実行されるこ
とによって、当該情報である記事アーカイブ104が配
信される。
【0059】一方、上位のサーバ100とクライアント
200との間の中間サーバ100は、上位のサーバ10
0により変更の許されている各種の制御情報を書き換
え、かつ、これをより下位のサーバ100又はクライア
ント200に配信する。これにより、当該中間サーバ1
00も、より下位のサーバ100又はクライアント20
0の各種のモードを設定し管理することが可能である。
【0060】このように、本発明の情報受配信システム
では、記事アーカイブ104が実際にどのクライアント
200に配信されるかの選択肢は極めて多く、従来のよ
うに、他の方法(電話やファクシミリ等)によりクライ
アント200のユーザに記事の更新や削除を依頼するこ
とは、極めて煩わしい(実質的に不可能である)。
【0061】そこで、以上のような擬似プッシュ型(又
はプッシュ型)配信システムにおいて、配信した情報の
クライアント200における記事の更新処理及び削除処
理が、本発明に従って、サーバ100の制御の下に自動
的に行われる。
【0062】図5は本発明が適用される情報受配信シス
テムの構成を示す。このシステムでは、サーバ100が
クライアント200における記事の登録処理、更新処理
及び削除処理の制御を行う。
【0063】なお、以下の図5乃至図8についての説明
はサーバ100とクライアント200との間での記事の
更新処理及び削除処理についてものであるが、サーバ1
00と更に下位のサーバ100との間でもほぼ同様の関
係が成立する。即ち、この説明において、クライアント
200を下位のサーバ100と置き換えても良い。
【0064】図5に示すように、サーバ100は、記事
をサーバ保持部3に登録する記事登録部1、記事をクラ
イアント200に配信する記事配信部2、記事登録部1
により登録された記事を保持するサーバ保持部3、登録
制御部5により作成された登録制御情報4、クライアン
ト200における記事の登録を制御するために登録制御
情報4を作成する登録制御部5を備える。
【0065】一方、クライアント200は、各々、情報
を閲覧させるための情報閲覧部11、クライアント20
0において登録された記事を保持するクライアント保持
部16、配信された登録制御情報4に従ってクライアン
ト200における記事の登録処理、更新処理及び削除処
理を行う記事管理部17を備える。
【0066】記事登録部1は、クライアント200に対
して配信すべき記事を登録する。記事配信者は、サーバ
100の入力装置(図示せず)から、当該サーバ100
の記事登録部1に対して、自己の提供したいと思ってい
る記事を入力する。記事登録部1は当該入力された記事
をサーバ保持部3に登録する。即ち、当該入力された記
事について、図4に示すように、記事IDを与え、当該
記事の内容をアーカイブしてアーカイブファイルを作成
し、これにデータ名を与える。これと同時に、登録制御
部5が、当該記事の属するチャネルのチャネル一覧情報
103及び記事一覧103’に前述の所定の事項、例え
ば登録制御情報4を登録する。
【0067】登録制御部5は、登録された記事について
の処理を指定するための登録制御情報4を作成する。登
録制御情報4は、前述の記事一覧103’の一部であ
る。なお、記事一覧103’は記事の配信を管理する情
報であるので、記事配信管理情報とも言う。従って、登
録制御情報4は、登録制御部5によって記事一覧10
3’即ち、記事配信管理情報の一部として設定される。
登録制御情報4は、記事一覧103’内に書き込まれる
ので、記事毎に個別に指定される。記事の更新及び削除
は記事配信者によって記事毎に設定されるので、登録制
御情報4も記事毎に定められる。
【0068】登録制御情報4は、当該記事が新規記事と
して登録すべき記事であることを示す「新規」、既存記
事の更新記事として登録すべき記事であることを示す
「更新(update)」、又は、既存記事の削除であること
を示す「削除(delete)」のいずれかである。登録制御
情報4は、当該情報が「更新」である場合、更に、更新
の版数を表す通版情報を含む。通版情報は、図4には示
されていないが、記事に固有の記事IDの一部に含ま
れ、これにより当該記事の版数が判るようにされる。
【0069】このような登録制御情報4は、記事配信者
が自己の記事をサーバ100に登録する際に、登録制御
部5によって入力させられる。登録制御部5は、入力さ
れた登録制御情報4(update、delete、)に当該記事に
付加した記事ID(記事A、記事B等)を付加した全体
を登録制御情報4として、各記事毎に、記事一覧10
3’の一部に書き込む。
【0070】「新規」は、最も通常の登録制御であるの
で、その記述が省略され、当該記事IDのみで記述され
た登録制御情報4とされる。例えば、「記事A」とのみ
記述される。「更新(update)」は、登録制御情報と共
に矢印の前後に更新前の記事IDと更新後の記事IDの
双方が付加された登録制御情報4とされる。例えば、
「update 記事A→記事A’」と記述される。「削除
(delete)」は、登録制御情報と共に記事IDが付加さ
れた登録制御情報4とされる。例えば、「delete記事
A」と記述される(図6乃至図8参照)。
【0071】このように、登録制御情報4(及び記事一
覧103’)は記事毎に当該記事の登録時に設定される
のが通常であるから、登録制御部5と記事登録部1とは
一体に構成されて良い。これに対して、チャネル一覧情
報103は、チャネル毎に設定されるものであるから、
例えば、サーバ100の管理者が設定する。
【0072】登録制御部5は、クライアント200にお
ける当該サーバ100の配信した情報の更新処理及び削
除処理を制御する。即ち、登録制御部5がクライアント
200における記事更新削除モードを設定管理する。こ
のために、登録制御部5(実際は記事配信部2)が、ク
ライアント200に対して、当該サーバ100の配信す
る記事の更新及び削除処理を制御するための登録制御情
報4を配信する。登録制御情報4は、登録制御部5によ
って記事一覧103’内に書き込まれた後、記事配信部
2によって前述の手順の実線の通信処理において記事
一覧103’が配信される時、この記事一覧103’内
に書き込まれてクライアント200に配信される。
【0073】このように、サーバ100は、登録制御情
報4をクライアント200に配信することにより、クラ
イアント200における記事の更新及び削除処理をサー
バ100から制御することができる。なお、サーバ10
0のサーバ保持部3における記事の更新処理及び削除処
理も登録制御情報4に基づいて定められる。従って、記
事配信者は、自己の登録した記事(のみ)の更新処理及
び削除処理については、クライアント200のみならず
サーバ100をも制御することができる。記事配信部2
は、クライアント200に対してサーバ保持部3に登録
された各種の記事及び登録制御情報4を配信する。即
ち、記事配信部2は、登録された記事について情報の配
信を行うため、クライアント200の記事管理部17と
の間で、図3(B)に示す手順乃至を実行する。記
事管理部17は、サーバ100から情報の配信を受ける
ために、図3(B)に示す手順乃至において点線で
表される各種のサーバ100に対する要求を実行し、サ
ーバ100から配信された情報をユーザに閲覧させる。
記事配信部2は、当該各種の要求に応じて、手順乃至
において実線で表すように、クライアント200にチ
ャネル情報一覧103、記事一覧103’及び記事アー
カイブ104等の情報を配信する。
【0074】即ち、図3(A)のユーザリスト101に
登録されたクライアント200の記事管理部17から接
続要求があると(図3(B)の手順の点線)、サーバ
100の記事配信部2はチャネル一覧情報103を当該
記事管理部17に配信する(手順の実線)。更に、記
事管理部17から一覧要求があると(手順の点線)、
記事配信部2は記事一覧103’を当該記事管理部17
に配信する(手順の実線)。この時、登録制御情報4
が記事一覧103’内に書き込まれて配信される。更
に、記事管理部17から入手要求があると(手順の点
線)、記事配信部2は当該入手要求があった記事アーカ
イブ104を当該記事管理部17に配信する(手順の
実線)。記事管理部17はこの記事アーカイブ104か
ら記事を受信し復元してクライアント保持部16に保持
する。
【0075】記事管理部17は、サーバ100から配信
される記事又はサーバ100から配信されクライアント
200において保持された記事について、サーバ100
から配信された登録制御情報4であって当該記事につい
てのものに基づいて、所定の処理を行う。
【0076】登録制御情報4が「新規」である場合、記
事管理部17は、サーバ100から配信される当該記事
をクライアント200においてそのクライアント保持部
16に保持する。また、この場合、「新規」であるの
で、記事管理部17は、当該記事の当該クライアント2
00における履歴情報を全く新しいものとする。
【0077】即ち、記事管理部17は、登録制御情報4
において当該記事ID(記事A等)のみで記述された記
事についての入手要求を行い、その記事アーカイブ10
4の配信を受けて、これを記事に復元しクライアント保
持部16に新たに登録する。例えば、登録制御情報が
「記事A」であるとすると、サーバ100から当該記事
Aの配信を受けてこれを新たに登録する。
【0078】なお、履歴情報とは、当該記事についてユ
ーザの閲覧状態等をクライアント200又はユーザ自身
が記録する情報であって、例えば、「保存期間」「未読
/既読」「保存」等が記録されるものである。
【0079】「保存期間」は当該記事の当該クライアン
ト200のクライアント保持部16での保持の期間を指
定し、クライアント200によって設定される。プッシ
ュ型(又は疑似プッシュ型)システムではサーバ100
から情報が随時配信されるためその記憶量が膨大となる
ので、ある一定期間の経過により記事が自動的にクライ
アント200によって削除される。「保存期間」は当該
記事の当該クライアント200における有効期間を示
す。「未読/既読」は当該記事についてユーザが閲覧し
たか否かを示し、クライアント200によって設定され
る。「保存」は「保存期間」が経過してもその設定にか
かわらず当該記事を保存することを指示し、ユーザが保
存したい記事について設定する。
【0080】従って、履歴情報についての設定は、「新
規」の場合、「保存期間」が新たに開始され(その上限
値又は最長値とされる)、「未読/既読」は登録の時点
では「未読」とされ、「保存」は設定されない。
【0081】登録制御情報4が「更新」である場合、記
事管理部17は、サーバ100から配信されクライアン
ト200において保持された当該登録制御情報4に対応
する記事を更新する。また、この場合、「新規」とは異
なり、記事管理部17は、当該登録制御情報4に対応す
る記事についてのクライアント200における履歴情報
を、当該更新後の記事についての履歴情報として引き継
ぐ。
【0082】即ち、記事管理部17は、登録制御情報4
において、登録制御情報「update」に当該記事の記事I
Dを付加して記述された記事について、クライアント保
持部16から当該記事を削除すると共に、当該記事の入
手要求を行い、その記事アーカイブ104の配信を受け
て、これを記事に復元しクライアント保持部16に新た
に登録する。
【0083】例えば、登録制御情報が「update 記事A
→記事A’」であるとすると、クライアント保持部16
に保持されている記事Aを削除し、一方、サーバ100
から当該記事A’の配信を受けてこれを記事Aに代えて
クライアント保持部16に登録する。記事A’は、記事
Aの上書きではなく、記事Aの格納されていた領域とは
異なる領域に格納される。
【0084】履歴情報についての設定は、「更新」の場
合、「保存期間」が更新前の記事Aの保存期間を引き継
いでその残りの期間とされ(より短い期間とされる)、
「未読/既読」及び「保存」はその時点での内容を引き
継ぐ。
【0085】「更新」は複数回繰り返されることがあっ
ても良い。このために、前述のように、登録制御情報4
が更新の版数を表す通版情報を含む。記事管理部17
は、サーバ100から配信されクライアント200にお
いて保持された当該登録制御情報4に対応する記事を、
最も版数の新しいものに更新する。また、当該更新の対
象とされた記事についての履歴情報を当該更新後の記事
についての履歴情報として引き継ぐ。
【0086】例えば、2回の更新があったとする。即
ち、登録制御情報が「update 記事A→記事A’」の
後、更に「update 記事A’→記事A’’」とされたと
する。この場合、記事管理部17は、クライアント保持
部16に保持されている記事A’(又は記事A)を削除
し、一方、サーバ100から当該記事A’’の配信を受
けてこれを記事Aに代えて登録する。履歴情報について
は、記事A’(又は記事A)の内容を引き継ぐ。これは
記事Aの内容に等しいので、結果として、常に「保存期
間」が最も古い記事Aの内容を引き継いで、その残りの
期間とされる。
【0087】登録制御情報4が「削除」である場合、記
事管理部17は、サーバ100から配信されクライアン
ト200において保持された当該登録制御情報4に対応
する記事を当該登録から削除する。また、この場合、記
事管理部17は、当該登録制御情報4に対応する記事に
ついてのクライアント200における履歴情報も、当該
情報と共に削除され、何ら記録されない。
【0088】即ち、記事管理部17は、登録制御情報4
において、登録制御情報「delete」に当該記事の記事I
Dを付加して記述された記事について、クライアント保
持部16から当該記事を削除する。例えば、登録制御情
報が「delete 記事A」であるとすると、クライアント
保持部16に保持されている記事Aを削除する。履歴情
報も同様に削除される。
【0089】なお、登録制御情報4の指示する当該情報
の「削除」にとは反対に、当該情報の履歴情報において
ユーザが当該情報の「保存」を指定している場合があ
る。この場合、記事管理部17は、その記事についての
その時点での履歴情報「保存」にかかわらず、クライア
ント200において保持された当該記事を、クライアン
ト保持部16における登録から削除する。即ち、サーバ
100の指示情報である登録制御情報4がクライアント
200の指示情報である当該情報の履歴情報に優先す
る。
【0090】情報閲覧部11は、ユーザによる閲覧指示
(表示指示)の入力があると、これに応じて、クライア
ント保持部16に保持されている当該情報を表示する。
表示される情報は、クライアント保持部16に保持され
ている情報であり、その履歴情報にも変化はない。従っ
て、クライアント200のユーザは、上述のような記事
の更新処理及び削除処理があったことを何ら意識するこ
とがない。なお、前述のように、プッシュ型(及び疑似
プッシュ型)配信においては、新たな記事の登録処理に
ついてもユーザが意識する必要はない。
【0091】次に、図6乃至図8に従って、クライアン
ト200における記事の登録処理、更新処理及び削除処
理について説明する。なお、図6乃至図8はこれらの処
理について順を追って示す一連の図である。
【0092】まず、図6(A)に示すように、記事配信
者が新たに記事A、B及びCをサーバ100に入力し、
これを記事登録部1がサーバ保持部3に登録する。これ
と共に、記事配信者が当該記事A、B及びCは「新規」
であることをサーバ100に入力し、これに基づいて登
録制御部5が当該記事A、B及びCについての登録制御
情報4(及び記事一覧103’)を作成する。登録制御
情報4は、当該記事A、B及びCが「新規」であるの
で、その記事IDのみからなる。従って、登録制御情報
4は、図6(A)に示すように、「記事A、記事B、記
事C」となり、「update」等の制御情報は付加されな
い。
【0093】これらの記事A、B及びCは、図6(A)
に示すように、前述の手順乃至によりサーバ100
からクライアント200に対して配信される。即ち、前
述のように、手順により登録制御情報4が記事管理部
17に配信される。この登録制御情報4は、記事A、B
及びCについての記事IDのみからなるので、記事管理
部17は、記事A、B及びCが「新規」の登録であるこ
とを知る。そこで、記事管理部17は、自己が記事A、
B及びCを保持していないので、これらについて手順
の点線のサーバ100に対する入手要求を行い、手順
の実線のサーバ100からの配信を受け、クライアント
保持部16に保持する。この登録制御情報4は、当該ク
ライアント200においてその記事一覧203’の一部
として保持される。
【0094】次に、例えば翌日に、図6(B)に示すよ
うに、全く同様にして新たな記事についての配信が繰り
返される。即ち、新たな記事D及びEがサーバ保持部3
に登録され、これらについての「新規」を内容とする登
録制御情報4が作成される。これにより、登録制御情報
4は、図6(B)に示すように、「記事A、記事B、記
事C、記事D、記事E」となる(更新される)。
【0095】記事管理部17は、この新しい登録制御情
報4(記事一覧103’)の配信を受けて、これと自己
が保持している登録制御情報4(記事一覧203’)と
を比較する。そして、記事管理部17は、自己が保持し
ていない記事D及びE(のみ)について入手要求を行っ
てこれらについて配信を受け、クライアント保持部16
に保持する。従って、クライアント保持部16には記事
A乃至記事Eが保持されている。
【0096】次に、更に翌日に、図7(A)に示すよう
に、記事配信者が自己の配信した記事Bについての誤り
を発見し、記事Bを正しい記事B’に更新しようとした
とする。
【0097】この場合、まず、図7(A)に示すよう
に、記事配信者は、記事登録部1に記事B’を入力し、
これを記事登録部1がサーバ保持部3に登録する。ま
た、記事配信者は、登録制御部5に当該記事B’が記事
Bの「更新」であることを入力する。これに基づいて登
録制御部5が当該記事B’についての登録制御情報4
(及び記事一覧103’)を作成する。登録制御情報4
は、図7(A)に示すように、当該記事B’が「更新」
であるので、配信されなくなる「記事B」が削除され、
更新を指示する「update 記事B→記事B’」が追加さ
れたものとなる。
【0098】これらの記事B’及び登録制御情報4は、
図7(A)に示すように、手順乃至によりサーバ1
00からクライアント200に対して配信される。即
ち、前述のように、「記事B」が削除され「update 記
事B→記事B’」が追加された登録制御情報4が、手順
により記事管理部17に配信される。この登録制御情
報4は登録制御情報「update」を含むので、記事管理部
17は、記事B’が「更新」の登録であることを知る。
そこで、記事管理部17は、記事B’について手順の
点線のサーバ100に対する入手要求を行い、手順の
実線のサーバ100からの配信を受け、記事Bとは別
に、クライアント保持部16に保持する。この登録制御
情報4は、当該クライアント200においてその記事一
覧203’の一部として保持される。
【0099】この時、記事管理部17は、クライアント
保持部16に保持されている記事Bを削除する。サーバ
100から配信された記事B’は、図7(A)に示すよ
うに、記事Bの上書きではなく、記事Bの格納されてい
た領域とは異なる領域に格納される。
【0100】また、記事管理部17は、当該登録制御情
報4に対応する記事Bの履歴情報「履歴B」を、当該更
新後の記事B’についての履歴情報として引き継ぐ。即
ち、履歴情報として、「保存期間」が更新前の記事Bの
保存期間の残りの期間とされ、「未読/既読」及び「保
存」は記事Bの内容を引き継ぐ。従って、記事B’に
「履歴B」が付加される。これにより、ユーザは記事B
の更新を意識することがない。
【0101】次に、更に翌日に、図7(B)に示すよう
に、記事配信者が自己の配信した記事Dについての誤り
を発見し、記事Dを削除しようとしたとする。この場
合、図7(B)に示すように、記事配信者は、登録制御
部5に当該記事Dが「削除」であることを入力する。こ
れに基づいて登録制御部5が当該記事Dについての登録
制御情報4(及び記事一覧103’)を作成する。登録
制御情報4は、図7(B)に示すように、当該記事Dが
「削除」であるので、配信されなくなる「記事D」が削
除され、削除を指示する「delete 記事D」が追加され
たものとなる。
【0102】この登録制御情報4は、図7(B)に示す
ように、手順乃至によりサーバ100からクライア
ント200に対して配信される。即ち、前述のように、
「記事D」が削除され「delete 記事D」が追加された
登録制御情報4が、手順により記事管理部17に配信
される。この登録制御情報4は登録制御情報「delete」
を含むので、記事管理部17は、記事Dが「削除」であ
ることを知る。そこで、記事管理部17は、記事Dにつ
いてクライアント保持部16から削除する。この登録制
御情報4は、当該クライアント200においてその記事
一覧203’の一部として保持される。この時、記事管
理部17は、記事Dの履歴情報も、同様に削除する。
【0103】次に、更に翌日に、図8(A)に示すよう
に、再度、記事配信者が自己の配信した記事B’につい
ての誤りを発見し、記事B’を正しい記事B’’に更新
しようとしたとする。
【0104】この場合、まず、図8(A)に示すよう
に、記事配信者は、記事登録部1に記事B’’を入力
し、これを記事登録部1がサーバ保持部3に登録する。
また、記事配信者は、登録制御部5に当該記事B’’が
記事B’の「更新」であることを入力する。これに基づ
いて登録制御部5が当該記事B’’についての登録制御
情報4(及び記事一覧103’)を作成する。登録制御
情報4は、図8(A)に示すように、当該記事B’’が
「更新」であるので、更新を指示する「update 記事B
→記事B’」において、配信されなくなる「記事B’」
が削除され、配信される「記事B’’」が追加された
「update 記事B→記事B’’」となる。
【0105】これらの記事B’’及び登録制御情報4
は、図8(A)に示すように、手順乃至によりサー
バ100からクライアント200に対して配信される。
即ち、「update 記事B’→記事B’’」とされた登録
制御情報4が、手順により記事管理部17に配信され
る。この登録制御情報4は登録制御情報「update」を含
むので、記事管理部17は、記事B’’が「更新」の登
録であることを知る。そこで、記事管理部17は、記事
B’’について入手要求を行って配信を受け、記事B’
とは別に、クライアント保持部16に保持する。この登
録制御情報4は、当該クライアント200においてその
記事一覧203’の一部として保持される。
【0106】この時、記事管理部17は、クライアント
保持部16に保持されている記事B’を削除する。サー
バ100から配信された記事B’’は、記事B’の上書
きではなく、記事B’の格納されていた領域とは異なる
領域に格納される。なお、図8(A)においては、図示
の都合で記事B’と同じ位置に示してある。
【0107】また、記事管理部17は、当該登録制御情
報4に対応する記事B’の(従って、記事Bの)履歴情
報「履歴B」を、当該更新後の記事B’’についての履
歴情報として引き継ぐ。即ち、履歴情報として、「保存
期間」が更新前の記事Bの保存期間の残りの期間とさ
れ、「未読/既読」及び「保存」は記事Bの内容を引き
継ぐ。従って、記事B’’に「履歴B」が付加される。
これにより、ユーザは記事Bの更新を意識することがな
い。
【0108】このように「更新」が複数回繰り返される
場合、記事管理部17は、登録制御情報4に含まれる通
版情報を用いて、常に最も版数の新しい記事B’’に更
新し、また、その履歴情報として常に最初の記事Bにつ
いての履歴情報「履歴B」を引き継ぐ。従って、この場
合、クライアント保持部16が記事B又は記事B’のい
ずれを保持していても、これにかかわりなく、更新後
は、記事B’’に「履歴B」が付加される。
【0109】次に、更に翌日に、図8(B)に示すよう
に、再度、記事配信者が自己の配信した記事Dについて
は誤りがなかったことを発見し、記事Dを配信しようと
したとする。
【0110】この場合、まず、図8(B)に示すよう
に、記事配信者が新たに記事Dを記事登録部1に入力
し、これを記事登録部1がサーバ保持部3に登録する。
これと共に、記事配信者が当該記事Dは「新規」である
ことを登録制御部5に入力し、登録制御部5が記事Dに
ついての登録制御情報4(及び記事一覧103’)を作
成する。登録制御情報4は、図8(B)に示すように、
当該記事Dが「新規」であるので、配信される「記事
D」が追加され、削除を指示する「delete 記事D」が
削除されたものとなる。
【0111】これらの記事D及び登録制御情報4は、図
8(B)に示すように、前述の手順乃至によりサー
バ100からクライアント200に対して配信される。
即ち、手順により登録制御情報4が記事管理部17に
配信される。この登録制御情報4は、記事Dが「新規」
の登録であることを知る。記事管理部17は、自己が記
事Dを保持していないので、これについて入手要求を行
ってその配信を受け、クライアント保持部16に保持す
る。この登録制御情報4は、当該クライアント200に
おいてその記事一覧203’の一部として保持される。
【0112】ここで、記事Dは再度の「新規」の登録で
あるので(再登録である)ので、削除すべき古い情報
(図7(A)等の記事D)もなく、引き継ぐべき履歴情
報もない。従って、履歴情報は全く新しいものとされ
る。即ち、図6(A)に示す新たな登録と全く同一であ
る。
【0113】以上、本発明を情報受配信システムとして
説明したが、本発明は当該情報受配信システムを実現す
るプログラムがプログラム記憶媒体に記憶されたものを
も含むものである。即ち、当該プログラムがフレキシブ
ルディスクやCD−ROMなどの記憶媒体に記述されて
いてもよく、またダウンロードによってハードディスク
などの記憶媒体にロードされてもよく、いずれも、本願
発明の技術的範囲に属するものと解すべきである。
【0114】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
情報受配信システムにおいて、サーバからからクライア
ントに対して記事についての処理を指定するための登録
制御情報を配信することにより、サーバから配信される
記事又はクライアントにおいて保持された記事について
のクライアントにおける更新や削除等の処理をサーバか
ら制御することができるので、クライアントにおける情
報(記事)の削除や更新処理をサーバの情報配信者及び
クライアントのユーザの負担なしでサーバから制御する
ことができ、クライアントの指示情報よりもサーバの指
示情報を優先して情報の削除や更新処理を行うことがで
き、また、更新や削除等の処理を行った情報についての
履歴情報の処理についてもサーバから制御することがで
き、これにより、一旦配信した情報が誤っている等の場
合に、サーバからクライアントにおける当該誤った情報
の削除や更新を制御することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理構成図である。
【図2】情報受配信システム構成図である。
【図3】情報受配信システム説明図である。
【図4】情報受配信説明図である。
【図5】情報受配信システム構成図である。
【図6】削除更新処理説明図である。
【図7】削除更新処理説明図である。
【図8】削除更新処理説明図である。
【符号の説明】
1 記事登録部 2 記事配信部 3 サーバ保持部 4 登録制御情報 5 登録制御部 11 情報閲覧部 16 クライアント保持部 17 記事管理部 100 サーバ 200 クライアント
フロントページの続き (72)発明者 濱野 登志▲邦▼ 石川県河北郡宇ノ気町字宇野気ヌ98番地の 2 株式会社ピーエフユー内 (72)発明者 阿部 信也 石川県河北郡宇ノ気町字宇野気ヌ98番地の 2 株式会社ピーエフユー内 (72)発明者 軽部 香紀 石川県河北郡宇ノ気町字宇野気ヌ98番地の 2 株式会社ピーエフユー内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サーバと前記サーバに接続された複数の
    クライアントとからなり、前記サーバから配信される情
    報を前記クライアントが受信する情報受配信システムに
    おいて、 前記サーバが、 前記クライアントに対して配信すべき記事を登録する記
    事登録部と、 前記登録された記事についての処理を指定するための登
    録制御情報を作成する登録制御部と、 前記クライアントに対して前記登録された記事及び登録
    制御情報を配信する記事配信部とを備え、 前記クライアントの各々が、 前記サーバから配信される記事又は前記サーバから配信
    され当該クライアントにおいて保持された記事につい
    て、前記サーバから配信された前記登録制御情報であっ
    て当該記事についてのものに基づいて、所定の処理を行
    う記事管理部を備えることを特徴とする情報受配信シス
    テム。
  2. 【請求項2】 前記登録制御情報は、当該記事が新規記
    事として登録すべき記事であることを示す「新規」、既
    存記事の更新記事として登録すべき記事であることを示
    す「更新」、又は、既存記事の削除であることを示す
    「削除」のいずれかであり、 前記記事管理部は、 前記登録制御情報が「新規」である場合、前記サーバか
    ら配信された当該記事を当該クライアントにおいて保持
    し、 「更新」である場合、前記サーバから配信され当該クラ
    イアントにおいて保持された当該登録制御情報に対応す
    る記事を更新し、 「削除」である場合、前記サーバから配信され当該クラ
    イアントにおいて保持された当該登録制御情報に対応す
    る記事を当該登録から削除することを特徴とする請求項
    1に記載の情報受配信システム。
  3. 【請求項3】 前記記事管理部は、前記登録制御情報が
    「更新」である場合、当該登録制御情報に対応する記事
    についての履歴情報を当該更新後の記事についての履歴
    情報として引き継ぐことを特徴とする請求項2に記載の
    情報受配信システム。
  4. 【請求項4】 前記登録制御情報は、当該情報が「更
    新」である場合、更に、更新の版数を表す通版情報を含
    むことを特徴とする請求項3に記載の情報受配信システ
    ム。
  5. 【請求項5】 前記記事管理部は、前記登録制御情報が
    「更新」である場合、前記サーバから配信され当該クラ
    イアントにおいて保持された当該登録制御情報に対応す
    る記事を最も版数の新しいものに更新し、当該更新の対
    象とされた記事についての履歴情報を当該更新後の記事
    についての履歴情報として引き継ぐことを特徴とする請
    求項4に記載の情報受配信システム。
  6. 【請求項6】 前記記事管理部は、前記登録制御情報が
    「削除」である場合、前記サーバから配信され当該クラ
    イアントにおいて保持された記事を、その記事について
    のその時点での履歴情報にかかわらず、当該登録から削
    除することを特徴とする請求項2に記載の情報受配信シ
    ステム。
  7. 【請求項7】 当該情報受配信システムにおけるサーバ
    は多段の構成を有する複数のサーバからなり、 前記クライアントは前記複数のサーバのいずれかに接続
    され、 前記クライアントは、前記上位のサーバから直接、又
    は、前記上位のサーバに接続された前記複数のサーバの
    内の下位のサーバを介して、前記複数のサーバの内の上
    位のサーバから配信された情報を受信することを特徴と
    する請求項1に記載の情報受配信システム。
  8. 【請求項8】 前記情報受配信システムは、予め登録さ
    れた前記下位のサーバ又はクライアントが前記上位のサ
    ーバに対して配信要求を実行するべき旨の指示入力なし
    で自動的に情報の配信要求を行い、前記下位のサーバ又
    はクライアントからの前記配信要求があった時に、前記
    上位のサーバが前記下位のサーバ又はクライアントに対
    して情報を配信するプッシュ型配信を行うシステムであ
    ることを特徴とする請求項7に記載の情報受配信システ
    ム。
  9. 【請求項9】 前記情報受配信システムは、前記上位の
    サーバが、前記下位のサーバ又はクライアントからの情
    報の配信要求によって、予め登録された前記下位のサー
    バ又はクライアントに対して情報を配信するプッシュ型
    配信を行うシステムであることを特徴とする請求項7に
    記載の情報受配信システム。
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