JPH09512123A - データ記憶装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 コンピュータシステムにおける各ファイルが、トークンと関係付けられている。ユーザが現在のトークンの保持者でない限り、ユーザはファイルを更新することを許可されない。したがって、名目的に同じファイルが幾つかのデータ記憶装置中に保持されている多数のサイトに配置されたコンピュータシステムいおいて、ファイルの１つのみのコピーが依然として一度に更新される。トークンは、現在のトークンの保持者によって１人のユーザから他のユーザへ転送されることを許可され、トークンの転送の際に最新バージョンのファイルはそのトークンを有している。コンピュータシステムの幾つかのノードは、古いバージョンのファイルに対する読取りアクセスを行なうが、古いファイルを保持している各ノードは、新しいバージョンのファイルが有効であることを知らされる。

Description

【発明の詳細な説明】 データ記憶装置 本発明は、データ記憶装置、特に１つ以上の位置において更新されることがで きるデータファイルの記憶装置に関する。 異なるサイトにおいてデータ処理能力を有する装置において、共通のデータが １つのサイトにおいてその他と比較して異なって変更されるならば、衝突が発生 する可能性がある。 サイト“Ａ”におけるデータファイルはサイト“Ｂ”に転送され、各サイトに おけるその後の補正によって、２つの完全に異なる最後のファイルになる。その 結果、同じデータであると考えられるものに基いて、２つのサイトにおいて２つ の異なる決定が行われる。 そのような衝突を回避するための１つの方法は、１つのサイト、例えばデータ ファイルの絶対的な制御を受けるサイト“Ａ”が、そのファイルに対する全ての 補正およびデータ入力に対して責任を負うものである。これは処理手順を複雑に する。例えば、新しいデータがサイト“Ｂ”から付加されるならば、そのデータ は、最初にサイト“Ｂ”においてキーされ、サイト“Ａ”に転送され、次の処理 が実行される前にサイト“Ａ”において検査され入力されなければならない。 その代りに、サイト“Ｂ”はサイト“Ａ”におけるデータ記憶装置に対する直 接的な入力能力を有するが、これは両方のサイトにおいてユーザがデータファイ ルを同時に更新し、何れかのパーティに対して認識不可能なファイル出力を生成 する。さらに、そのような装置は広い区域のネットワーク技術および高速データ リンクの使用を要求し、それは著しいコスト増加を生じる可能性がある。２つの サイトにおいて処理システムが両立しないことも問題である。 “動作時間”において主ライブラリからデータファイルのコピーを作成するこ とも、最新のデータファイルが利用できることを確実にする１つの方法である。 しかしながら、更新されて、主ライブラリに潜在的に戻される１つ以上のコピー を使用するならば、１つのサイトにおける補正のみが記録される可能性がある。 特に１つのサイトにおけるデータ入力（例えば売上げ入力）が別のサイトの動 作（例えば仕入れまたはスケジュール作成）を導くならば、そのような衝突は多 数のサイトを有する作業において重大な影響をもたらす。 本発明によると、複数のノードを有し、各ノードが１つ以上の処理装置および それぞれ関係付けられたデータ記憶装置を含み、ノードの２つ以上が、１つ以上 の別のノードに共通のデータを記憶し、１つ以上のノードにおいてユーザによっ て更新可能な各共通のデータファイルが、主ライブラリとして指定されている１ つのノードにおいてデータ記憶装置を有し、複数のノードが存在する場合に、主 ライブラリは他のノードがユーザにファイルを更新することを許可する記録を含 んでいるコンピュータシステムにおいて、更新権を現在保持している処理装置の 各データ記憶装置において保持されているデータファイルと関係付けられた単一 のデータトークンが、１つ以上のノードが更新アクセスを行なう各データファイ ルに対して割当てられ、データファイルに対する書込みアクセスが、各関係付け られたトークンを保持している処理装置に対してのみ許可されていることを特徴 とするシステムが提供される。 好ましくは、データトークンはシステムのノードの間で送られ、ノード間のト ークンの各転送の際に、主ライブラリのノードはトークンの転送を知らされ、最 新バージョンのデータファイルが主ライブラリ中に記憶される。 主ライブラリは、主ライブラリのノードにおいてトークンを受取る際にそのフ ァイルへのアクセスを要求する他の全てのノードに対する最新バージョンのデー タファイルの転送を行なわせるように構成されている。 本発明のコンピュータシステムは、ここで添付の図面を参照して、例のみによ って説明される。 図１は、典型的な単一のノード構造の１つの実施形態の概略図である。 図２は、図１のデータ記憶装置におけるファイル構造の概略図である。 図３Ａは、本発明の実施形態に基く分布型コンピュータシステムのブロック図 である。 図３Ｂ乃至Ｄは、図３のＡの分布型データネットワークにおいて行われるデー タ転送を示す。 最初に図１を参照すると、多数のユーザ１l 乃至１n を取扱う処理装置１を含 むコンピュータシステムの１つのノードが示されている。各ユーザ１l 乃至１n は、例えばパーソナルコンピュータによって既に知られている方法で処理装置１ にアクセスする。 処理装置１は、特定のユーザに与えられたアクセス権に応じて中央データ記憶 装置２から要求しているユーザ１l へデータファイルを既に知られている方法で 転送するためのファイルサーバとして機能する。 これはコンピュータシステムの１つのノードであるので、適切に保護されるデ ータ転送方法を使用して、直接モデムリンクを通してまたはダイヤルアップリン クによってシステム内の他のノードへネットワーク接続３l 乃至３m が設けられ る可能性はある。したがって、システムにおける各ノードは、アクセスの制限が 適用されるが、システムにおける全ての他のノード内のデータ記憶装置２におい て保持される全てのデータにアクセスする。 ここで図３Ａを参照すると、７つのノードＡ乃至Ｇを有するネットワークが示 されている。ノードは、要求されるならば、異なる大陸におけるノードで地理的 に分離されてもよい。システムにおける各ノードは、全てのノードに共通のプロ グラム、特にメッセージを他のノードに送信し、またそこから受信されることを 可能にする適切な電子メールあるいは類似の通信プログラムを有する。 図１および図３を再び参照すると、ノードＤにおいてユーザ１l によって生成 されるデータファイルについて考察すると、ユーザは、例えば加入者の現在のサ ービスおよび装置のレベルの詳細を含む加入者リストのデータ入力をおこなう。 これによって、ノードＤにおいてデータ記憶装置２内に記憶される識別可能なフ ァイルが生成される。このファイルはファイルヘッダを生成する既知の方法で名 前によって識別され、これを説明するために、ファイルはここで“Ａ”で示され る。 さらに図２を参照すると、ファイルヘッダは、ファイルＡを識別することの他 に、“主”および“トークン”の表示およびアクセス許可リストを含んでいる。 １つ以上のノードがそれに対する書込みアクセスを行なうユーザを有しているフ ァイル（時々、制御項目と呼ばれる）の生成の際に、主およびトークンの両方の 表示がポジティブに設定される。新しい制御項目が最初に発生される生成ノード （この場合ノードＤ）は、生成された項目に対する主ライブラリを自動的に指定 される。 項目を生成したユーザ１l は、他のユーザに対して特別のアクセス許可を入力 することができる。したがって、ノードＧにおいて名前を付けられたユーザはフ ァイルＡに対する読取りおよび書込みアクセスを与えられ、ネットワーク内の他 の全てのユーザに対しては一般的な読取りのみのアクセスを与えられる。新しく 生成されたファイルＡは時間および日付のスタンプで分類され、処理装置１によ ってノードＢにおいてメッセージが生成され、他の全てのノードに送られる。ノ ードＡ、Ｂ、Ｃ、Ｅ、およびＦの場合において、メッセージはヘッダにおいて読 取りのみのアクセス許可を有するファイルのコピーである。ノードＧの場合にお いて、メッセージは、ヘッダにおいて書込みアクセスを行なう特定のユーザおよ び読取りのみのアクセスを行なう他の全てのユーザを有するファイルＡのコピー である。このメッセージの転送は、図３Ｂにおいて概略的に示されている。 一層小型のシステムにおいて、一層大型のシステムで使用されている生成され たファイルを含むメールメッセージを送ること、または通信時間を節約すること が可能であるが、生成されたファイルは削除することができる。したがって、１ つの動作方法において、ノードＤにおけるファイルＡの生成に続いて、その生成 および有効性を知らせるメールメッセージが他のノードに送信される。実際のフ ァイルはそのファイルに対する他のノードの１つからの要求があった時のみ転送 され、またはノードＤにおけるユーザ（不履行トークンの保持者）が別の承認さ れたユーザに対するトークンの転送を命令するならば、転送される。 ここで、ノードＧにおける承認されたユーザがファイルＡを更新することを望 ならば、適切なアクセス許可が与えられることを確実にするために、ノードＧに おける処理装置１はそのデータ記憶装置に保持されているファイルＡのコピーを 検査する。そうであれば、次のステップは関係付けられたトークンを読取ること である。トークンが特定のユーザに対してポジティブでないならば、ファイルＡ に対する主ライブラリであるノード（ノードＤ）にメールメッセージが送信され る。このメッセージは、特定のユーザに対して更新トークンを要求する。 ファイルＡがノードＤにおいて使用されておらず、ノードＤに許可を与える現 在のトークン保持者（ユーザ）に支配されるノードＤのデータ記憶装置２におい てトークンがポジティブであると仮定すると、処理装置１は関係付けられたトー クンをネガティブに設定し、トークンの行き先を記録し、メールメッセージをノ ードＧに送る。このメールメッセージは、データトークンと一緒に最新バージョ ンのファイルを含んでいる。ノードＧは適切なトークンをポジティブに設定し、 承認されたユーザは既知の方法でファイルＡを更新する。この転送は図３Ｃに概 略的に示されている。各データ記憶装置２において現在保持されているファイル Ａのコピーが最新バージョンでないことを警告するために、ノードＤは他の各ノ ードＡ、Ｂ、Ｃ、Ｅ、およびＦにメールメッセージを送信する。このメッセージ は現在のトークンの保持者を識別することもできる。 ここで、ノードＣ、Ｄ、Ｆ、およびＧにおけるユーザが更新アクセスを行なう ノードＡにおいて生成された新しいファイル（ファイルＢ）を考える。ノードＡ は主ライブラリであり、ノードＡにおける生成ユーザは不履行トークンの保持者 である。最初のファイル転送は、ファイルＡに関して先に説明された方法で、ま たは他のノードの対するシステムの管理者の要求において行われる。 ファイルＢの更新において、複数のユーザが参加することを要求すると仮定す ると、次の交換が行われる。図３Ｄを参照すると、ノードＤはトークンの要求（ ＴＲ1 ）をノードＡに送る。この要求の結果、ファイルＢおよびそのトークンは 、上記で説明されたのと同じ方法でノードＤに転送される（ＴＶ1 ）。ここで、 ノードＣがアクセスを要求するならば、要求（ＴＲ2 ）はノードＤに送信される 。ノードＣに対するメールメッセージ（ＴＶ2 ）のように、ノードＤはトークン およびその最新バージョンのファイルＢを送る。同時に、メールメッセージ（Ｃ Ｃ2 ）は、最新バージョンのファイルＢと共に、しかしトークンを有さずにノー ドＡに対して送信される。 同様の方法（ＴＲ3 、ＴＶ3 ）で、ノードＣはトークンをノードＧへ送り、メ ールメッセージ（ＣＣ3 ）がノードＡへ再び送信される。したがって、ファイル Ｂに対する主ライブラリはその最新バージョンのファイルを常に含んでいるが、 ノードＡにおけるユーザはそれを更新する権利を与えられていない。また、現在 のトークンの保持者は主ライブラリに知られていることに注意すべきである。 ファイルＢは何れかのノードにおける読取りのみのアクセスに対して有効であ るが、ノードＡおよび現在のトークンの保持ノード、すなわちノードＧのみが最 新バージョンを保持している。 ノードＧにおける動作の完了の際に、ノードＧのユーザはノードＡにおける不 履行トークンの保持者にトークンを戻すことを決定する。これは、更新されたフ ァイルＢ（時間および日付のスタンプを有する）およびトークンを含んでいるメ ールメッセージ（ＴＶ4 ）を要求する。 特定のファイルに対する主ライブラリとして動作しているノードが、トークン を含んでいるメッセージを受取る時、それはシステムにおける他のノードのそれ ぞれによって保持されているバージョンの記録（時間および日付のスタンプ）を 比較する。ノード（読取りのみのアクセスを行なうものでさえ）が古いバージョ ンを有するならば、主ライブラリのノードは、最新バージョンのファイルのコピ ーを付するかまたは最新のファイルが利用可能であることを示すメッセージを他 のノードに送信する。後者の場合、適切なノードから要求が受取られるか、また はノードＡからトークンが再び転送されるならば、ファイルの転送のみが行われ る。 したがって、ファイルＢに対して、最新バージョンがノードＧおよびＡに既に 存在しているので、メッセージはノードＣ、Ｄ、およびＦに送信される。ノード ＢおよびＥは、ファイルＢのユーザを有さないと仮定され、それ故更新を受取ら ない。 ノードＡにおけるユーザが更新のためにファイルＢへのアクセスを要求し、一 方でトークンが別のユーザによって保持されているならば、先に説明されたのと 同様の方法で適切なノード、例えばノードＧに対して要求されたトークンが発生 されるならば、ファイル転送の許可を与える現在のユーザ（トークンの保持者） に続いて、トークンおよび最新バージョンがノードＧからノードＡへ戻されるこ とに注意すべきである。ノードＡは、別のノードからそこへ送られたトークンと 共に最新バージョンを受取るので、ファイルＢの緊急の更新が行われる可能性は 高いが、上記で概略的に説明された処理方法がシステム内の別のノードを更新す るために続いて行われる。 １人以上の承認されたユーザが同じノードに存在する時、同じノードにおいて ユーザ間で行われるトークンの転送は、主ライブラリへのメッセージ送信を生じ ない。トークンがノード間で送られて、その結果更新メッセージが主ライブラリ へ送信される時のみに、主ライブラリへのメッセージ送信が行われる。 ただ１つの更新コピーのみが依然として存在しているので、ファイルの更新が 行われる時はいつでも、それが最新バージョンのファイルであることに注意すべ きである。トークンがノード間で転送される時はいつでも、ファイルのコピーは トークンを有している。もちろん、トークンがノード内で転送される時はいつで も、最新バージョンのファイルが各データ記憶装置内に既に保持されている。

【手続補正書】特許法第１８４条の８ 【提出日】１９９６年４月２６日 【補正内容】 数のサイトを有する作業において重大な影響をもたらす。 公開された欧州特許出願第398496号明細書において、共有されたデータファイ ルが多数の加入者の装置によってアクセス可能であるファイルサーバシステムが 開示されている。最初の加入者の装置が書込みアクセスを行なうならば、他の装 置がそのファイルへの読取りまたは書込みアクセスを行なわないように、何時で も特定の共有されたデータファイルへのオンラインアクセスがファイルサーバに よって制御される。さらに、加入者の装置が現在読取りアクセスを行なっている ならば、第EP398496号明細書において開示されたシステムはデータファイルへの 書込みアクセスを阻止する。したがって、加入者がデータファイルを更新するこ とを望むならば、読取り／書込みトークンの出力（issue ）を許可する前に、フ ァイルサーバは現在行なわれている全ての読取りアクセスの取消し（および各新 しい加入者の“読み手”からの読取りトークンの取消し承認の受取り）を行なわ なければならない。 そのようなシステムは、単一のファイルサーバのサイトに対するオンラインア クセスにおいて有効であるが、異なる多数の位置においてファイルが要求された り、またはデータ転送にかなりの時間が掛かる場合に使用することは不適切であ る。さらに、ノード間のデータ転送がバーチャルメールメッセージによる場合に 、読取り取消し承認の遅延が読取り／書込み要求ノードにおけるデータ更新を阻 止する。 本発明によると、各ノードが１つ以上の処理装置を含み、コンピュータシステ ムのデータ記憶装置が異なる位置におけるユーザによって更新アクセスを行なわ れる共通のデータファイルを含み、そのような各共通のデータファイルが各デー タトークンを現在保持しているノードにおいてのみデータファイルへの更新アク セスを許可する単一の各データトークンを有している、異なる位置における複数 のノードを有しているコンピュータシステムにおいて、データ記憶装置が各ノー ドにおいてそれぞれのデータ記憶装置を具備し、各データ記憶装置が少なくとも 幾つかの共通のデータファイルのそれぞれのコピーを記憶し、システムによって 複数のコピーを保持されている各共通のデータファイルに対して、データ記憶装 置の１つが主ライブラリと指定され、その主ライブラリが各データトークンを現 在保持しているノードの記録を保持していることを特徴とするコンピュータシス テムが提供される。 好ましくは、データトークンはシステムのノードの間で送られ、ノード間のト ークンの各転送の際に、主ライブラリのノードはトークンの転送を知らされ、最 新バージョンのデータファイルが主ライブラリ中に記憶される。 主ライブラリは、主ライブラリのノードにおいてトークンを受取る際にそのフ ァイルへのアクセスを要求する他の全てのノードに対する最新バージョンのデー タファイルの転送を行なわせるように構成されている。 本発明のコンピュータシステムは、ここで添付の図面を参照して、例のみによ って説明される。 図１は、典型的な単一のノード構造の１つの実施形態の概略図である。 図２は、図１のデータ記憶装置におけるファイル構造の概略図である。 図３Ａは、本発明の実施形態に基く分布型コンピュータシステムのブロック図 である。 図３Ｂ乃至Ｄは、図３のＡの分布型データネットワークにおいて行われるデー タ転送を示す。 最初に図１を参照すると、多数のユーザ１l 乃至１n を取扱う処理装置１を含 むコンピュータシステムの１つのノードが示されている。各ユーザ１l 乃至１n 請求の範囲 １．各ノードが１つ以上の処理装置を含み、コンピュータシステムのデータ記憶 装置が異なる位置におけるユーザによって更新アクセスを行なわれる共通のデー タファイルを含み、そのような各共通のデータファイルが各データトークンを現 在保持しているノードにおいてのみデータファイルへの更新アクセスを許可する 単一の各データトークンを有している、異なる位置における複数のノードを有し ているコンピュータシステムにおいて、 データ記憶装置が各ノードにおいてそれぞれのデータ記憶装置を具備し、各 データ記憶装置が少なくとも幾つかの共通のデータファイルのそれぞれのコピー を記憶し、システムによって複数のコピーを保持されている各共通のデータファ イルに対して、データ記憶装置の１つが主ライブラリと指定され、その主ライブ ラリが各データトークンを現在保持しているノードの記録を保持していることを 特徴とするコンピュータシステム。 ２．ユーザ間のデータトークンの各転送において、それぞれのデータトークンに 関連した最新バージョンが転送される請求項１記載のコンピュータシステム。 ３．それぞれのトークンに対する主ライブラリを含んでいないノード間のトーク ンの転送において、各関係した最新バージョンのファイルのコピーが主ライブラ リを含んでいるノードにも転送される請求項２記載のコンピュータシステム。 ４．受取りノードに含まれている主ライブラリに対するファイルに関して、ノー ドが別のノードからトークンを受取る都度、処理装置が、古いバージョンの受取 られたファイルを保持している他の全てのノードに対して更新表示を送る請求項 １乃至３の何れか１項記載のコンピュータシステム。 ５．トークンが異なるノードにおけるユーザ間で転送される都度、転送されたト ークンに関係した各ファイルに対する主ライブラリを含んでいるノードが、その ファイルのコピーを保持している他の全てのノードに対して転送指示を送る請求 項１乃至４の何れか１項記載のコンピュータシステム。 ６．システムにおける各ファイルが指定された主ライブラリおよび関係した更新 トークンを有し、現在のトークンの保持者のみが他のユーザに対するトークンの 転送を承認することができる請求項１乃至５の何れか１項記載のコンピュータシ ステム。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．各ノードが１つ以上の処理装置および記憶されたデータを含んでおり、異な る位置において少なくとも幾つかのデータ記憶装置が、異なる位置におけるユー ザが更新アクセスを行なうための共通のデータファイルを含み、各共通のデータ ファイルが主ライブラリに指定された１つのデータ記憶装置を有する異なる位置 における複数のノードを有するコンピュータシステムにおいて、１つ以上の位置 におけるユーザが更新アクセスを行なう各共通のデータファイルに対して、単一 のデータトークンが割当てられ、それぞれ関係付けられたトークンを現在保持し ているノードにおいてのみ、データファイルに対する更新アクセスが許可される ことを特徴とするコンピュータ。 ２．ユーザ間のデータトークンの各転送において、それぞれのデータトークンに 関連した最新バージョンが転送される請求項１記載のコンピュータシステム。 ３．それぞれのトークンに対する主ライブラリを含んでいないノード間のトーク ンの転送において、各関係した最新バージョンのファイルのコピーが主ライブラ リを含んでいるノードにも転送される請求項２記載のコンピュータシステム。 ４．受取りノードに含まれている主ライブラリに対するファイルに関して、ノー ドが別のノードからトークンを受取る都度、処理装置が、古いバージョンの受取 られたファイルを保持している他の全てのノードに対して更新表示を送る請求項 １乃至３の何れか１項記載のコンピュータシステム。 ５．トークンが異なるノードにおけるユーザ間で転送される都度、転送されたト ークンに関係した各ファイルに対する主ライブラリを含んでいるノードが、その ファイルのコピーを保持している他の全てのノードに対して転送指示を送る請求 項１乃至４の何れか１項記載のコンピュータシステム。 ６．システムにおける各ファイルが指定された主ライブラリおよび関係した更新 トークンを有し、現在のトークンの保持者のみが他のユーザに対するトークンの 転送を承認することができる請求項１乃至５の何れか１項記載のコンピュータシ ステム。