JPH11215561A - 無線移動通信端末の着信音鳴動制御方法、無線移動通信端末及び無線移動通信システム - Google Patents
無線移動通信端末の着信音鳴動制御方法、無線移動通信端末及び無線移動通信システムInfo
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- JPH11215561A JPH11215561A JP10012712A JP1271298A JPH11215561A JP H11215561 A JPH11215561 A JP H11215561A JP 10012712 A JP10012712 A JP 10012712A JP 1271298 A JP1271298 A JP 1271298A JP H11215561 A JPH11215561 A JP H11215561A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】無線移動通信端末のスピーカからの着信音鳴動
が周囲の人の迷惑となるような場所において、着信音鳴
動を自動的に抑止できるようにする。 【解決手段】 無線移動通信端末４での着信音鳴動の生
成が好ましくないエリア例えば映画館５などに、着信音
鳴動を抑制するための基地局である補助基地局６を設置
し、補助基地局６から着信音鳴動を抑制するための信号
を映画館５などのエリア内のみに送出し、信号を受信し
た無線移動通信端末４において着信音鳴動を抑止するよ
うにする。ここで、通常の基地局１からの電波はエリア
（映画館５）内に伝搬するが、補助基地局６からの電波
がエリア（映画館５）外には実質的に伝搬しないよう
に、補助基地局６の送信出力を設定しておく。
が周囲の人の迷惑となるような場所において、着信音鳴
動を自動的に抑止できるようにする。 【解決手段】 無線移動通信端末４での着信音鳴動の生
成が好ましくないエリア例えば映画館５などに、着信音
鳴動を抑制するための基地局である補助基地局６を設置
し、補助基地局６から着信音鳴動を抑制するための信号
を映画館５などのエリア内のみに送出し、信号を受信し
た無線移動通信端末４において着信音鳴動を抑止するよ
うにする。ここで、通常の基地局１からの電波はエリア
（映画館５）内に伝搬するが、補助基地局６からの電波
がエリア（映画館５）外には実質的に伝搬しないよう
に、補助基地局６の送信出力を設定しておく。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話機、無線
呼び出し装置（ページャ）などの無線移動通信端末にお
いて着信音の鳴動を制御する方法、この方法に用いられ
る無線移動通信端末及びこの方法が適用される無線移動
通信システムに関する。
呼び出し装置（ページャ）などの無線移動通信端末にお
いて着信音の鳴動を制御する方法、この方法に用いられ
る無線移動通信端末及びこの方法が適用される無線移動
通信システムに関する。
【０００２】
【従来の技術】固定電話に代表される通信システムにお
いては、ある通信システム使用者の端末が着信状態であ
るときにその着信状態であることを使用者に知らせるた
めに、古くから、通信端末スピーカからの可聴音の鳴動
（いわゆる電話のベル音）による通知が用いられてい
る。携帯電話機などの無線移動通信端末を用いる無線移
動通信システムでも、これまで、呼の着信を使用者に知
らせるために、可聴音の鳴動（着信音鳴動）が使用され
ている。また、無線移動通信端末には、可聴音の鳴動の
他に、可聴周波数より低周波数での端末自体の振動（い
わゆるバイブレータ機能）や端末に設けられたＬＥＤ
（発光ダイオード）の点滅によっても、着信状態を使用
者に通知できるようにしたものがある。
いては、ある通信システム使用者の端末が着信状態であ
るときにその着信状態であることを使用者に知らせるた
めに、古くから、通信端末スピーカからの可聴音の鳴動
（いわゆる電話のベル音）による通知が用いられてい
る。携帯電話機などの無線移動通信端末を用いる無線移
動通信システムでも、これまで、呼の着信を使用者に知
らせるために、可聴音の鳴動（着信音鳴動）が使用され
ている。また、無線移動通信端末には、可聴音の鳴動の
他に、可聴周波数より低周波数での端末自体の振動（い
わゆるバイブレータ機能）や端末に設けられたＬＥＤ
（発光ダイオード）の点滅によっても、着信状態を使用
者に通知できるようにしたものがある。
【０００３】固定電話の場合と異なり、携帯電話機など
の無線移動通信端末は、着信時にどこに位置するかが不
定であり、場合によっては、電車の中や映画館の中、劇
場、会議場など、可聴音の鳴動によって周囲の人が迷惑
するような場所に持ち込まれることがある。そこで、無
線移動通信端末には、鳴動により周囲の人が迷惑するよ
うな場所において着信通知のための鳴動を避けるため
に、使用者のスイッチ操作によって着信音鳴動をオフ
（ＯＦＦ）に設定できるものがある。手動によって着信
音鳴動がオフとされた場合、その無線移動通信端末にお
ける着信状態の通知は、上述したような低周波数の振動
やＬＥＤの点滅によって行われるのが一般的である。
の無線移動通信端末は、着信時にどこに位置するかが不
定であり、場合によっては、電車の中や映画館の中、劇
場、会議場など、可聴音の鳴動によって周囲の人が迷惑
するような場所に持ち込まれることがある。そこで、無
線移動通信端末には、鳴動により周囲の人が迷惑するよ
うな場所において着信通知のための鳴動を避けるため
に、使用者のスイッチ操作によって着信音鳴動をオフ
（ＯＦＦ）に設定できるものがある。手動によって着信
音鳴動がオフとされた場合、その無線移動通信端末にお
ける着信状態の通知は、上述したような低周波数の振動
やＬＥＤの点滅によって行われるのが一般的である。
【０００４】しかしながら、無線移動通信端末のスピー
カからの着信音鳴動による着信通知をオフに設定するの
は人間の手によるものであるため、従来の無線移動通信
端末では、上述のような音の鳴動により周囲の人が迷惑
するような場所において、使用者が着信音鳴動による通
知をオフに設定することを忘れるということがどうして
も起きるという問題が生じる。このように着信音鳴動に
よる通知をオフに設定するのを忘れたときには、電車の
中や映画館の中などで、周囲の人に迷惑をかけることと
なる。
カからの着信音鳴動による着信通知をオフに設定するの
は人間の手によるものであるため、従来の無線移動通信
端末では、上述のような音の鳴動により周囲の人が迷惑
するような場所において、使用者が着信音鳴動による通
知をオフに設定することを忘れるということがどうして
も起きるという問題が生じる。このように着信音鳴動に
よる通知をオフに設定するのを忘れたときには、電車の
中や映画館の中などで、周囲の人に迷惑をかけることと
なる。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、無線
移動通信端末のスピーカからの着信音鳴動が周囲の人の
迷惑となるような場所において、着信音鳴動を自動的に
抑止できる着信音制御方法と、この方法に用いられる無
線移動通信端末と、この方法が適用される無線移動通信
システムとを提供することにある。
移動通信端末のスピーカからの着信音鳴動が周囲の人の
迷惑となるような場所において、着信音鳴動を自動的に
抑止できる着信音制御方法と、この方法に用いられる無
線移動通信端末と、この方法が適用される無線移動通信
システムとを提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】無線移動通信端末自体
は、その使用者の移動中に可聴音の鳴動により周囲の人
が迷惑するような場所がどこなのかを判断することがで
きない。そこで、本発明では、無線移動通信端末に対
し、現在位置が着信音鳴動によって周囲の人が迷惑する
ような場所かどうかを通知する。具体的には、可聴音の
鳴動により周囲の人が迷惑するような場所に予め補助基
地局を設置しておき、無線移動通信端末の着信音鳴動Ｏ
Ｎ（オン）／ＯＦＦ（オフ）切替スイッチをオフに設定
する信号をこの補助基地局から送出することにより、補
助基地局がカバーするエリア内にある無線移動通信端末
がその信号を受信してその着信音鳴動を抑止する。
は、その使用者の移動中に可聴音の鳴動により周囲の人
が迷惑するような場所がどこなのかを判断することがで
きない。そこで、本発明では、無線移動通信端末に対
し、現在位置が着信音鳴動によって周囲の人が迷惑する
ような場所かどうかを通知する。具体的には、可聴音の
鳴動により周囲の人が迷惑するような場所に予め補助基
地局を設置しておき、無線移動通信端末の着信音鳴動Ｏ
Ｎ（オン）／ＯＦＦ（オフ）切替スイッチをオフに設定
する信号をこの補助基地局から送出することにより、補
助基地局がカバーするエリア内にある無線移動通信端末
がその信号を受信してその着信音鳴動を抑止する。
【０００７】すなわち本発明の無線移動通信端末の着信
音制御方法は、基地局と無線移動通信端末を有する無線
移動通信システムにおける無線移動通信端末の着信音制
御方法において、無線移動通信端末での着信音鳴動の生
成が好ましくないエリアに、着信音鳴動を抑制するため
の基地局である補助基地局を設置し、補助基地局から着
信音鳴動を抑制するための信号をエリア内に送出し、信
号を受信した無線移動通信端末において着信音鳴動を抑
止する。
音制御方法は、基地局と無線移動通信端末を有する無線
移動通信システムにおける無線移動通信端末の着信音制
御方法において、無線移動通信端末での着信音鳴動の生
成が好ましくないエリアに、着信音鳴動を抑制するため
の基地局である補助基地局を設置し、補助基地局から着
信音鳴動を抑制するための信号をエリア内に送出し、信
号を受信した無線移動通信端末において着信音鳴動を抑
止する。
【０００８】本発明の無線移動通信システムは、基地局
と無線移動通信端末を有する無線移動通信システムにお
いて、無線移動通信端末での着信音鳴動の生成が好まし
くないエリアに、着信音鳴動を抑制するための信号をエ
リア内に送出するための補助基地局を備え、無線移動通
信端末内に、信号を受信したときに着信音鳴動を抑止す
る手段を有する。
と無線移動通信端末を有する無線移動通信システムにお
いて、無線移動通信端末での着信音鳴動の生成が好まし
くないエリアに、着信音鳴動を抑制するための信号をエ
リア内に送出するための補助基地局を備え、無線移動通
信端末内に、信号を受信したときに着信音鳴動を抑止す
る手段を有する。
【０００９】本発明の無線移動通信端末は、基地局を有
する無線移動通信システムで使用され、着信音鳴動を発
生するためのスピーカを有する無線移動通信端末におい
て、着信時にスピーカによって着信音鳴動を発生するか
どうかを切替えるためのスイッチ手段と、所定の信号を
受信したときに、着信音鳴動が発生しないようにスイッ
チ手段を切替える制御手段とを有する。
する無線移動通信システムで使用され、着信音鳴動を発
生するためのスピーカを有する無線移動通信端末におい
て、着信時にスピーカによって着信音鳴動を発生するか
どうかを切替えるためのスイッチ手段と、所定の信号を
受信したときに、着信音鳴動が発生しないようにスイッ
チ手段を切替える制御手段とを有する。
【００１０】本発明においては、補助基地局が定期的に
着信音鳴動を抑止するための信号を送出し、無線移動通
信端末において信号を検出しない場合には、着信音鳴動
の抑止を解除するように構成することが好ましい。
着信音鳴動を抑止するための信号を送出し、無線移動通
信端末において信号を検出しない場合には、着信音鳴動
の抑止を解除するように構成することが好ましい。
【００１１】本発明では、上記の構成を採用することに
より、着信音の鳴動により周囲の人が迷惑するような場
所、例えば電車の中や映画館の中などで、使用者が無線
移動通信端末の着信音鳴動による通知をオフに設定する
ことを忘れても、自動的に無線移動通信端末のスピーカ
からの着信音鳴動による通知がオフに設定される。これ
により、着信音鳴動による通知をオフに設定することを
忘れても、使用者の周囲の人に着信音鳴動による迷惑が
及ばないようになる。
より、着信音の鳴動により周囲の人が迷惑するような場
所、例えば電車の中や映画館の中などで、使用者が無線
移動通信端末の着信音鳴動による通知をオフに設定する
ことを忘れても、自動的に無線移動通信端末のスピーカ
からの着信音鳴動による通知がオフに設定される。これ
により、着信音鳴動による通知をオフに設定することを
忘れても、使用者の周囲の人に着信音鳴動による迷惑が
及ばないようになる。
【００１２】
【発明の実施の形態】次に、本発明の好ましい実施の形
態について、図面を参照して説明する。図１は本発明の
好ましい実施の形態の無線移動通信システムの構成を示
すブロック図である。
態について、図面を参照して説明する。図１は本発明の
好ましい実施の形態の無線移動通信システムの構成を示
すブロック図である。
【００１３】それぞれ通信ゾーンを有する複数の通常の
基地局１がこの無線移動通信システムのサービスエリア
内に分散配置し、これら複数の基地局１が回線２を介し
て交換局３に接続している。図１において破線は各通信
ゾーンの外延を示している。デジタル携帯電話機で代表
される無線移動通信端末４は、在圏する通信ゾーンに対
応する基地局１と交信することにより、この無線移動通
信システム内の他の無線移動通信端末と、あるいは交換
局３を介して接続する他の網に接続された端末と、通信
を行うことができる。ここまでの構成は、通常の無線移
動通信システムと同じである。
基地局１がこの無線移動通信システムのサービスエリア
内に分散配置し、これら複数の基地局１が回線２を介し
て交換局３に接続している。図１において破線は各通信
ゾーンの外延を示している。デジタル携帯電話機で代表
される無線移動通信端末４は、在圏する通信ゾーンに対
応する基地局１と交信することにより、この無線移動通
信システム内の他の無線移動通信端末と、あるいは交換
局３を介して接続する他の網に接続された端末と、通信
を行うことができる。ここまでの構成は、通常の無線移
動通信システムと同じである。
【００１４】本実施形態の無線移動通信システムでは、
さらに、着信音鳴動が周囲の人の迷惑になるような場
所、例えば映画館５に、無線移動通信端末４に対して、
着信音鳴動をオフに設定する信号（着信音鳴動ＯＦＦ設
定信号）を送信する簡易な基地局（着信音鳴動オフ設定
信号送信局）である補助基地局６が設けられている。着
信音鳴動が周囲の人に対して迷惑となる場所、例えば、
電車の中や映画館、劇場の中などは、一般に、実質的に
閉じている空間であるから、補助基地局６は、このよう
な閉じた空間の中だけに、着信音鳴動ＯＦＦ設定信号を
含む電波を伝搬させる。補助基地局６は、着信音鳴動Ｏ
ＦＦ設定信号のみを送出する目的で設置されているの
で、交換局３とは接続していない。図２は、映画館５の
内部に補助基地局６を配置した場合の具体例を示す図で
ある。
さらに、着信音鳴動が周囲の人の迷惑になるような場
所、例えば映画館５に、無線移動通信端末４に対して、
着信音鳴動をオフに設定する信号（着信音鳴動ＯＦＦ設
定信号）を送信する簡易な基地局（着信音鳴動オフ設定
信号送信局）である補助基地局６が設けられている。着
信音鳴動が周囲の人に対して迷惑となる場所、例えば、
電車の中や映画館、劇場の中などは、一般に、実質的に
閉じている空間であるから、補助基地局６は、このよう
な閉じた空間の中だけに、着信音鳴動ＯＦＦ設定信号を
含む電波を伝搬させる。補助基地局６は、着信音鳴動Ｏ
ＦＦ設定信号のみを送出する目的で設置されているの
で、交換局３とは接続していない。図２は、映画館５の
内部に補助基地局６を配置した場合の具体例を示す図で
ある。
【００１５】映画館５の天井部分に補助基地局６が設置
されており、この補助基地局６から着信音鳴動ＯＦＦ設
定信号を含む電波８が、映画館５の内部に発射される。
映画館５の外には、交換局３に接続した通常の基地局１
が設けられている。ここで、補助基地局６からの電波８
の強度は、映画館５の内部のみに伝搬し、映画館５の壁
や天井は透過しない程度に微弱なものとされる。一方、
通常の基地局１は、網と無線移動通信端末４との間での
通信を目的とするものであるから、補助基地局６からの
電波８よりも強大な電波７を送出し、この電波７は映画
館５の壁や天井を透過して、映画館５の内部にも到達す
る。無線移動通信端末４の発射する電波の強度も、映画
館５の壁や天井を透過する程度に強く、これによって、
映画館５の内部にある無線移動通信端末４と基地局１と
の間の伝送路が確立し、この無線移動通信端末４は網側
と通信することができる。なおここでは、電波が伝搬す
るかしないか、あるいは電波が透過するかしないかは、
無線移動通信端末４や基地局１がその電波を正常に受信
できるかどうかの程度に応じて決められるものとする。
されており、この補助基地局６から着信音鳴動ＯＦＦ設
定信号を含む電波８が、映画館５の内部に発射される。
映画館５の外には、交換局３に接続した通常の基地局１
が設けられている。ここで、補助基地局６からの電波８
の強度は、映画館５の内部のみに伝搬し、映画館５の壁
や天井は透過しない程度に微弱なものとされる。一方、
通常の基地局１は、網と無線移動通信端末４との間での
通信を目的とするものであるから、補助基地局６からの
電波８よりも強大な電波７を送出し、この電波７は映画
館５の壁や天井を透過して、映画館５の内部にも到達す
る。無線移動通信端末４の発射する電波の強度も、映画
館５の壁や天井を透過する程度に強く、これによって、
映画館５の内部にある無線移動通信端末４と基地局１と
の間の伝送路が確立し、この無線移動通信端末４は網側
と通信することができる。なおここでは、電波が伝搬す
るかしないか、あるいは電波が透過するかしないかは、
無線移動通信端末４や基地局１がその電波を正常に受信
できるかどうかの程度に応じて決められるものとする。
【００１６】次に、本実施形態の無線移動通信システム
で使用される無線移動通信端末４の構成について、図３
を用いて説明する。ここでは、無線移動通信端末４がデ
ジタル携帯電話機として構成されているものとする。こ
の無線移動通信端末４には、アンテナ２１と、アンテナ
２１に接続し無線によってデータのやり取りを行うため
の無線部２２と、電源である二次電池２３と、着信報知
を低周波数の振動によって行うための振動部（バイブレ
ータ）２４と、着信報知を光によって行うための着信報
知用ＬＥＤ（発光ダイオード）２５と、着信報知のため
の音や各種の警告音を発するための報知用スピーカ２６
と、通話中に音声を出力する受話用スピーカ２７と、液
晶表示素子などからなり電話番号等の表示を行うための
表示部（ディスプレイパネル）２８と、ダイヤルボタン
や各種の機能ボタンを備えた操作部２９と、通話中に音
声を入力するマイクロホン３０と、無線移動通信端末４
の制御を行う制御部３１と、制御部３１の記憶領域内に
ソフトスイッチ（ソフトウェアによって制御されるスイ
ッチ）として設けられ報知用スピーカ２６の鳴動によっ
て着信報知を行うかどうかを切り替える着信音鳴動ＯＮ
（オン）／ＯＦＦ（オフ）切替スイッチ３２とを備えて
いる。着信音鳴動ＯＮ／ＯＦＦ切替スイッチ３２は、操
作部２９を用いることにより手動で切り替えることがで
きるとともに、後述するように、補助基地局６からの着
信音鳴動ＯＦＦ設定信号を受信した場合に、着信音鳴動
がオフとなるように制御部３１によって切り替えられ
る。着信音鳴動ＯＮ／ＯＦＦ切替スイッチ３２はスイッ
チ手段に相当し、制御部３１は制御手段に相当する。
で使用される無線移動通信端末４の構成について、図３
を用いて説明する。ここでは、無線移動通信端末４がデ
ジタル携帯電話機として構成されているものとする。こ
の無線移動通信端末４には、アンテナ２１と、アンテナ
２１に接続し無線によってデータのやり取りを行うため
の無線部２２と、電源である二次電池２３と、着信報知
を低周波数の振動によって行うための振動部（バイブレ
ータ）２４と、着信報知を光によって行うための着信報
知用ＬＥＤ（発光ダイオード）２５と、着信報知のため
の音や各種の警告音を発するための報知用スピーカ２６
と、通話中に音声を出力する受話用スピーカ２７と、液
晶表示素子などからなり電話番号等の表示を行うための
表示部（ディスプレイパネル）２８と、ダイヤルボタン
や各種の機能ボタンを備えた操作部２９と、通話中に音
声を入力するマイクロホン３０と、無線移動通信端末４
の制御を行う制御部３１と、制御部３１の記憶領域内に
ソフトスイッチ（ソフトウェアによって制御されるスイ
ッチ）として設けられ報知用スピーカ２６の鳴動によっ
て着信報知を行うかどうかを切り替える着信音鳴動ＯＮ
（オン）／ＯＦＦ（オフ）切替スイッチ３２とを備えて
いる。着信音鳴動ＯＮ／ＯＦＦ切替スイッチ３２は、操
作部２９を用いることにより手動で切り替えることがで
きるとともに、後述するように、補助基地局６からの着
信音鳴動ＯＦＦ設定信号を受信した場合に、着信音鳴動
がオフとなるように制御部３１によって切り替えられ
る。着信音鳴動ＯＮ／ＯＦＦ切替スイッチ３２はスイッ
チ手段に相当し、制御部３１は制御手段に相当する。
【００１７】次に、補助基地局６の構成について、図４
を用いて説明する。補助基地局６は、上述したように着
信音鳴動ＯＦＦ設定信号のみを送出するものであるか
ら、着信音鳴動ＯＦＦ設定信号を発生する着信音鳴動Ｏ
ＦＦ設定信号発生部５１と、発生した着信音鳴動ＯＦＦ
設定信号を送信するための無線部５２と、無線部５２に
接続し着信音鳴動ＯＦＦ設定信号を含む電波を発射する
アンテナ５３とから構成されている。
を用いて説明する。補助基地局６は、上述したように着
信音鳴動ＯＦＦ設定信号のみを送出するものであるか
ら、着信音鳴動ＯＦＦ設定信号を発生する着信音鳴動Ｏ
ＦＦ設定信号発生部５１と、発生した着信音鳴動ＯＦＦ
設定信号を送信するための無線部５２と、無線部５２に
接続し着信音鳴動ＯＦＦ設定信号を含む電波を発射する
アンテナ５３とから構成されている。
【００１８】次に、着信音鳴動ＯＦＦ設定信号について
説明する。よく知られているように、小ゾーン構成ある
いはセルラー方式による無線移動通信システムでは、予
め定めた複数の周波数を用意し、同一周波数を用いたこ
とによる基地局間の干渉が起こらないようにしつつ、基
地局ごとに制御チャネル用の周波数を割り当てるととも
に、空間的に周波数を繰り返して使用するようにしてい
る。すると、無線移動通信システムにおいて基地局から
の制御チャネル用として割り当てられている複数の周波
数の中には、補助基地局６の位置ではいずれの基地局１
からのものとしても受信されない周波数がある。補助基
地局６は、この周波数を用いて制御チャネル上の信号の
一つとして着信音鳴動ＯＦＦ設定信号を発信する。無線
移動通信端末は、その近傍にある複数の基地局のうちど
れと通信すべきかを決定するために、また、通信ゾーン
間でのハンドオーバーを実現するために、複数の基地局
からの制御チャネル上の信号を受信する機能を備えてい
る。したがって無線移動通信端末４は、通常の基地局１
と通信しつつ、制御信号として補助基地局６からの着信
音鳴動ＯＦＦ設定信号を受信することができる。
説明する。よく知られているように、小ゾーン構成ある
いはセルラー方式による無線移動通信システムでは、予
め定めた複数の周波数を用意し、同一周波数を用いたこ
とによる基地局間の干渉が起こらないようにしつつ、基
地局ごとに制御チャネル用の周波数を割り当てるととも
に、空間的に周波数を繰り返して使用するようにしてい
る。すると、無線移動通信システムにおいて基地局から
の制御チャネル用として割り当てられている複数の周波
数の中には、補助基地局６の位置ではいずれの基地局１
からのものとしても受信されない周波数がある。補助基
地局６は、この周波数を用いて制御チャネル上の信号の
一つとして着信音鳴動ＯＦＦ設定信号を発信する。無線
移動通信端末は、その近傍にある複数の基地局のうちど
れと通信すべきかを決定するために、また、通信ゾーン
間でのハンドオーバーを実現するために、複数の基地局
からの制御チャネル上の信号を受信する機能を備えてい
る。したがって無線移動通信端末４は、通常の基地局１
と通信しつつ、制御信号として補助基地局６からの着信
音鳴動ＯＦＦ設定信号を受信することができる。
【００１９】さらに、現在広く使用されているデジタル
携帯電話システムでは、制御チャネル上の信号として、
基地局からブロードキャスト信号を一定の間隔で送出し
ている。そこで本実施の形態では、補助基地局５も一定
の間隔でブロードキャスト信号を送出するようにし、着
信音鳴動ＯＦＦ設定信号は、このブロードキャスト信号
の中に含めるようにする。また、多目的ホールなどにお
いては、そのホールで開かれる催物の種類によって、着
信音鳴動を抑止したいかその必要がないかが変わるた
め、補助基地局６から送出されるブロードキャスト信号
の中に着信音鳴動ＯＦＦ設定信号を含めるか含めないか
をスイッチ操作などによって切換えられるようにするこ
とが好ましい。
携帯電話システムでは、制御チャネル上の信号として、
基地局からブロードキャスト信号を一定の間隔で送出し
ている。そこで本実施の形態では、補助基地局５も一定
の間隔でブロードキャスト信号を送出するようにし、着
信音鳴動ＯＦＦ設定信号は、このブロードキャスト信号
の中に含めるようにする。また、多目的ホールなどにお
いては、そのホールで開かれる催物の種類によって、着
信音鳴動を抑止したいかその必要がないかが変わるた
め、補助基地局６から送出されるブロードキャスト信号
の中に着信音鳴動ＯＦＦ設定信号を含めるか含めないか
をスイッチ操作などによって切換えられるようにするこ
とが好ましい。
【００２０】次に、本実施形態の動作について、着信音
鳴動をオンに設定するかオフに設定するかの動作を中心
にして、図５のフローチャートを用いて説明する。ここ
では、初期状態では、無線移動通信端末４が着信音鳴動
ＯＮ／ＯＦＦ切替スイッチ３２によって着信音鳴動オン
に設定されているものとする。
鳴動をオンに設定するかオフに設定するかの動作を中心
にして、図５のフローチャートを用いて説明する。ここ
では、初期状態では、無線移動通信端末４が着信音鳴動
ＯＮ／ＯＦＦ切替スイッチ３２によって着信音鳴動オン
に設定されているものとする。
【００２１】上述したように、補助基地局６も含めて各
基地局１は制御チャネルによって定期的にブロードチャ
ネル信号を送信しており、無線移動通信端末４はこのブ
ロードキャスト信号の受信処理を実行する（ステップ１
０１）。ここで制御部３１は、ブロードキャスト信号中
に着信音鳴動ＯＦＦ設定信号があるかどうかを判断し
（ステップ１０２）、検出しなかった場合にはステップ
１０１に戻り、検出した場合には、ステップ１０３で着
信音鳴動ＯＮ／ＯＦＦ切替スイッチ３２をオフに設定し
てからステップ１０４に移行する。ステップ１０４では
ステップ１０１と同様に受信処理を実行する。ステップ
１０４での受信処理の後、制御部３１は、ブロードキャ
スト信号中に着信音鳴動ＯＦＦ設定信号が含まれてない
かどうかを判断し（ステップ１０５）、含まれていた場
合（図示ＮＯの場合）にはステップ１０４に戻り、着信
音鳴動ＯＦＦ設定信号を検出しなかった場合（図示ＹＥ
Ｓの場合）には、ステップ１０６で着信音鳴動ＯＮ／Ｏ
ＦＦ切替スイッチ３２をオフに設定してからステップ１
０１に移行する。
基地局１は制御チャネルによって定期的にブロードチャ
ネル信号を送信しており、無線移動通信端末４はこのブ
ロードキャスト信号の受信処理を実行する（ステップ１
０１）。ここで制御部３１は、ブロードキャスト信号中
に着信音鳴動ＯＦＦ設定信号があるかどうかを判断し
（ステップ１０２）、検出しなかった場合にはステップ
１０１に戻り、検出した場合には、ステップ１０３で着
信音鳴動ＯＮ／ＯＦＦ切替スイッチ３２をオフに設定し
てからステップ１０４に移行する。ステップ１０４では
ステップ１０１と同様に受信処理を実行する。ステップ
１０４での受信処理の後、制御部３１は、ブロードキャ
スト信号中に着信音鳴動ＯＦＦ設定信号が含まれてない
かどうかを判断し（ステップ１０５）、含まれていた場
合（図示ＮＯの場合）にはステップ１０４に戻り、着信
音鳴動ＯＦＦ設定信号を検出しなかった場合（図示ＹＥ
Ｓの場合）には、ステップ１０６で着信音鳴動ＯＮ／Ｏ
ＦＦ切替スイッチ３２をオフに設定してからステップ１
０１に移行する。
【００２２】以上の動作を上述の映画館５の場合に当て
はめて説明すれば、無線移動通信端末４の使用者が映画
館５の外にいる場合には、補助基地局６からの着信音鳴
動ＯＦＦ設定信号を受信していないので、着信音鳴動Ｏ
Ｎ／ＯＦＦ切替スイッチ３２はオンに設定されたままで
あり、ここで着信があれば着信音鳴動によって着信が通
知される。ここで無線移動通信端末４の使用者が映画館
５内に入ったとすると、補助基地局５からの着信音鳴動
ＯＦＦ設定信号を無線移動通信端末４が受信するように
なり、着信音鳴動ＯＮ／ＯＦＦ設定切替スイッチ３２は
オフに遷移する。これにより、着信があっても着信音鳴
動は発生しない。この場合、使用者への着信の通知は、
例えば、振動やＬＥＤの点滅によって行われる。
はめて説明すれば、無線移動通信端末４の使用者が映画
館５の外にいる場合には、補助基地局６からの着信音鳴
動ＯＦＦ設定信号を受信していないので、着信音鳴動Ｏ
Ｎ／ＯＦＦ切替スイッチ３２はオンに設定されたままで
あり、ここで着信があれば着信音鳴動によって着信が通
知される。ここで無線移動通信端末４の使用者が映画館
５内に入ったとすると、補助基地局５からの着信音鳴動
ＯＦＦ設定信号を無線移動通信端末４が受信するように
なり、着信音鳴動ＯＮ／ＯＦＦ設定切替スイッチ３２は
オフに遷移する。これにより、着信があっても着信音鳴
動は発生しない。この場合、使用者への着信の通知は、
例えば、振動やＬＥＤの点滅によって行われる。
【００２３】無線移動通信端末４の使用者が、映画館５
の中から外へ出た場合、無線移動通信端末４は着信音鳴
動ＯＦＦ設定信号を受信している状態から受信していな
い状態に変わるので、その結果、着信音鳴動ＯＮ／ＯＦ
Ｆ切替スイッチ３２はオンからオフに遷移し、これによ
り、着信があれば着信音鳴動によって着信通知がなされ
る状態となる。
の中から外へ出た場合、無線移動通信端末４は着信音鳴
動ＯＦＦ設定信号を受信している状態から受信していな
い状態に変わるので、その結果、着信音鳴動ＯＮ／ＯＦ
Ｆ切替スイッチ３２はオンからオフに遷移し、これによ
り、着信があれば着信音鳴動によって着信通知がなされ
る状態となる。
【００２４】以上により、本実施形態によれば、映画館
５内に入る前の無線移動通信端末４の着信音鳴動オフへ
の手動設定、映画館５の外に出たときの着信音鳴動オン
への手動設定を行う手間を省くことができる。
５内に入る前の無線移動通信端末４の着信音鳴動オフへ
の手動設定、映画館５の外に出たときの着信音鳴動オン
への手動設定を行う手間を省くことができる。
【００２５】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、無線移動
通信端末の着信音鳴動のオン／オフの設定を自動的に行
えるようになり、これによって、電車内あるいは映画館
内のような着信音鳴動により周囲の人が迷惑する場所で
の着信音鳴動オン／オフ操作の手間を省き、また、使用
者が着信音鳴動をオフに切り替える操作を忘れた場合で
あっても着信音鳴動を抑止できるという効果がある。
通信端末の着信音鳴動のオン／オフの設定を自動的に行
えるようになり、これによって、電車内あるいは映画館
内のような着信音鳴動により周囲の人が迷惑する場所で
の着信音鳴動オン／オフ操作の手間を省き、また、使用
者が着信音鳴動をオフに切り替える操作を忘れた場合で
あっても着信音鳴動を抑止できるという効果がある。
【図１】本発明の実施の一形態の無線移動通信システム
の構成を示す図である。
の構成を示す図である。
【図２】補助基地局の具体的な配置例を示す図である。
【図３】無線移動通信端末の構成の一例を示すブロック
図である。
図である。
【図４】補助基地局の構成の一例を示すブロック図であ
る。
る。
【図５】無線移動通信端末の動作を説明するフローチャ
ートである。
ートである。
１ 基地局 ２ 回線 ３ 交換局 ４ 無線移動通信端末 ５ 映画館 ６ 補助基地局 ７,８ 電波 ２１,５３ アンテナ ２２,５２ 無線部 ２３ 二次電池 ２４ 振動部 ２５ 着信報知用ＬＥＤ ２６ 報知用スピーカ ２７ 受話用スピーカ ２８ 表示部 ２９ 操作部 ３０ マイクロホン ３１ 制御部 ３２ 着信音鳴動ＯＮ／ＯＦＦ切替スイッチ ５１ 着信音鳴動ＯＦＦ設定信号発生部
Claims (8)
- 【請求項１】 基地局と無線移動通信端末を有する無線
移動通信システムにおける無線移動通信端末の着信音制
御方法において、 無線移動通信端末での着信音鳴動の生成が好ましくない
エリアに、着信音鳴動を抑制するための基地局である補
助基地局を設置し、 前記補助基地局から着信音鳴動を抑制するための信号を
前記エリア内に送出し、 前記信号を受信した前記無線移動通信端末において着信
音鳴動を抑止することを特徴とする無線通信移動端末の
着信音制御方法。 - 【請求項２】 前記補助基地局が定期的に前記信号を送
出し、前記無線移動通信端末において前記信号を検出し
ない場合には、着信音鳴動の抑止を解除する、請求項１
に記載の無線通信移動端末の着信音制御方法。 - 【請求項３】 通常の基地局からの電波は前記エリア内
に伝搬するが、前記補助基地局からの電波が前記エリア
外には実質的に伝搬しないように、前記補助基地局の送
信出力を設定する請求項１または２に記載の無線通信移
動端末の着信音制御方法。 - 【請求項４】 基地局と無線移動通信端末を有する無線
移動通信システムにおいて、 無線移動通信端末での着信音鳴動の生成が好ましくない
エリアに、着信音鳴動を抑制するための信号を前記エリ
ア内に送出するための補助基地局を備え、 前記無線移動通信端末内に、前記信号を受信したときに
着信音鳴動を抑止する手段を有することを特徴とする無
線移動通信システム。 - 【請求項５】 前記補助基地局が定期的に前記信号を送
出し、前記無線移動通信端末において前記信号を検出し
ない場合には、着信音鳴動の抑止が解除される請求項４
に記載の無線移動通信システム。 - 【請求項６】 通常の基地局からの電波は前記エリア内
に伝搬するが、前記補助基地局からの電波が前記エリア
外には実質的に伝搬しないように、前記補助基地局の送
信出力が設定されている請求項４または５に記載の無線
通信移動システム。 - 【請求項７】 基地局を有する無線移動通信システムで
使用され、着信音鳴動を発生するためのスピーカを有す
る無線移動通信端末において、 着信時に前記スピーカによって着信音鳴動を発生するか
どうかを切替えるためのスイッチ手段と、 所定の信号を受信したときに、着信音鳴動が発生しない
ように前記スイッチ手段を切替える制御手段とを有する
ことを特徴とする無線移動通信端末。 - 【請求項８】基地局を有する無線移動通信システムで使
用され、着信音鳴動を発生するためのスピーカを有する
無線移動通信端末において、 着信時に前記スピーカによって着信音鳴動を発生するか
どうかを切替えるためのスイッチ手段と、 定期的に発生する所定の信号を受信したときに、着信音
鳴動が発生しないように前記スイッチ手段を切替え、前
記信号を検出しないときには着信音鳴動が発生するよう
に前記スイッチ手段を切替える制御手段とを有すること
を特徴とする無線移動通信端末。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10012712A JPH11215561A (ja) | 1998-01-26 | 1998-01-26 | 無線移動通信端末の着信音鳴動制御方法、無線移動通信端末及び無線移動通信システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10012712A JPH11215561A (ja) | 1998-01-26 | 1998-01-26 | 無線移動通信端末の着信音鳴動制御方法、無線移動通信端末及び無線移動通信システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11215561A true JPH11215561A (ja) | 1999-08-06 |
Family
ID=11813048
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10012712A Pending JPH11215561A (ja) | 1998-01-26 | 1998-01-26 | 無線移動通信端末の着信音鳴動制御方法、無線移動通信端末及び無線移動通信システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11215561A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001069893A1 (fr) * | 2000-03-15 | 2001-09-20 | Yozan Inc. | Terminal mobile, technique et dispositif correspondant permettant de le commander |
| WO2001093440A1 (en) * | 2000-05-31 | 2001-12-06 | Hyundai Curitel, Inc | Apparatus and method for automatically switching communication/communication suppression mode of wireless communication terminal |
| KR100346229B1 (ko) * | 1999-10-18 | 2002-08-01 | 삼성전자 주식회사 | 이동통신시스템에서 페이징 경고모드 결정장치 및 방법 |
| WO2006128308A1 (en) * | 2005-06-02 | 2006-12-07 | Medical Intelligence Technologies Inc. | Automated autonomy increasing system and method for communication devices |
| KR100760000B1 (ko) * | 2000-02-07 | 2007-09-18 | 재단법인서울대학교산학협력재단 | 호 착·발신 및 위치등록 기능을 자동으로 절환하는 장치및 방법 |
| US7873351B2 (en) | 2005-03-31 | 2011-01-18 | Nec Corporation | Communication restriction control system and communication restriction control method |
-
1998
- 1998-01-26 JP JP10012712A patent/JPH11215561A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100346229B1 (ko) * | 1999-10-18 | 2002-08-01 | 삼성전자 주식회사 | 이동통신시스템에서 페이징 경고모드 결정장치 및 방법 |
| KR100760000B1 (ko) * | 2000-02-07 | 2007-09-18 | 재단법인서울대학교산학협력재단 | 호 착·발신 및 위치등록 기능을 자동으로 절환하는 장치및 방법 |
| WO2001069893A1 (fr) * | 2000-03-15 | 2001-09-20 | Yozan Inc. | Terminal mobile, technique et dispositif correspondant permettant de le commander |
| WO2001093440A1 (en) * | 2000-05-31 | 2001-12-06 | Hyundai Curitel, Inc | Apparatus and method for automatically switching communication/communication suppression mode of wireless communication terminal |
| US6993329B2 (en) | 2000-05-31 | 2006-01-31 | Hyundai Curitel, Inc. | Apparatus and method for automatically switching communication/communication suppression mode of wireless communication terminal |
| US7873351B2 (en) | 2005-03-31 | 2011-01-18 | Nec Corporation | Communication restriction control system and communication restriction control method |
| WO2006128308A1 (en) * | 2005-06-02 | 2006-12-07 | Medical Intelligence Technologies Inc. | Automated autonomy increasing system and method for communication devices |
| US8611932B2 (en) | 2005-06-02 | 2013-12-17 | Recherche Et Developpement Everon Ca Inc. | Automated autonomy increasing system and method for communication devices |
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