JPH11212925A - 電子手帳 - Google Patents

電子手帳

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Publication number
JPH11212925A
JPH11212925A JP10026536A JP2653698A JPH11212925A JP H11212925 A JPH11212925 A JP H11212925A JP 10026536 A JP10026536 A JP 10026536A JP 2653698 A JP2653698 A JP 2653698A JP H11212925 A JPH11212925 A JP H11212925A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
housing
magnetic circuit
vibration
outside
vibration actuator
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP10026536A
Other languages
English (en)
Inventor
Takamitsu Kono
隆光 河野
Fumihiro Suzuki
史裕 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokin Corp
Original Assignee
Tokin Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Tokin Corp filed Critical Tokin Corp
Priority to JP10026536A priority Critical patent/JPH11212925A/ja
Publication of JPH11212925A publication Critical patent/JPH11212925A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 1個の振動アクチュエータで、音声、呼び出
し音、体感可能な振動を発生することで、安価で、小
型、軽量な電子手帳を提供すること。 【解決手段】 振動アクチュエータ30を電子手帳31
の筐体に内蔵し、この振動アクチュエータ30に入力す
る電気的な信号の周波数や波形を制御して、筐体を介し
て外部に音声、呼び出し音、体感可能な振動を発生させ
るようにした電子手帳。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子手帳に関し、
特に、音声、呼び出し音、振動を発生させる機能を有す
る振動アクチュエータを搭載した電子手帳に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】図3に、従来の電子手帳の一部破砕外観
斜視図を示す。
【0003】図3に示すように、従来のこの種の電子手
帳31は、内部にスピーカ32やブザー33を内蔵し、
それにより音声や呼び出し音を出す機能を有していた。
さらに、振動による呼び出し機能を持たせるため、直流
モータや圧電体等を利用した振動発生源として、バイブ
レータ34を別個に筐体に内蔵しているものもあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のこのよ
うな電子手帳では、音声、呼び出し音、振動を発生させ
るために、それぞれ個別の部品を筐体に取り付ける必要
があり、部品のコスト高、取り付けスペースの増大、制
御回路の煩雑さ、組み立てコスト増加等の問題があっ
た。
【0005】従って、本発明は、1個の振動アクチュエ
ータで筐体を介して外部に、音声、呼び出し音、体感可
能な振動を発生することにより、部品点数を削減し、コ
ストダウン、組立工数削減、省スペース化を計った、安
価で、小型、軽量の電子手帳を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、これらの問題
を解決するため、筐体内に電気エネルギーを機械エネル
ギーに変換させて振動を発生させるアクチュエータを搭
載し、電気的な入力信号の周波数や波形等を制御するこ
とにより、筐体を介して外部に音声、呼び出し音、体感
可能な振動をそれぞれ発生させるようにした、電子手帳
である。
【0007】即ち、本発明は、電気エネルギーを機械エ
ネルギーに変換して振動を発生する振動アクチュエータ
を筐体に内蔵した電子手帳であって、前記振動アクチュ
エータは、電気的な入力信号の周波数や波形を制御する
ことにより、筐体を介して外部に音声、呼び出し音、体
感可能な振動を発生する多機能型の振動アクチュエータ
である電子手帳である。
【0008】また、本発明は、前記振動アクチュエータ
が、永久磁石及びヨークからなる磁気回路の空隙内に、
ダンパの外周部に接着したボビンに巻き回したコイルが
位置するように、前記磁気回路の空隙の中心部に、前記
ダンパの中央部を固定支持し、かつ、前記磁気回路を緩
衝材を介して支持台に支持し、該支持台を筐体の振動部
分に取り付ける構造とした上記の電子手帳である。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しながら詳細に説明する。
【0010】図1は、本発明の実施の形態の電子手帳の
一部破砕外観斜視図である。図2は、図1の振動アクチ
ュエータ部分の詳細を示す断面図である。
【0011】図1及び図2において、振動アクチュエー
タ30は、特願平8−324997(ペイジャー用振動
アクチュエータ)で示されるような構成である。
【0012】すなわち、振動アクチュエータの磁気回路
は、円盤状の永久磁石2を挟み込むようにヨーク1とプ
レート3で構成され、その中心には、中心軸4が嵌合さ
れている。この中心軸4は、ボルトのような形状をして
いて、ダンパ8の中央の中心穴を貫通し、さらに磁気回
路の中心穴に嵌合している。つまり、中心軸4によっ
て、磁気回路とダンパ8は、同軸上に位置決めされる。
【0013】従って、ダンパ8の外周部6に接着された
ボビン13に巻き回されたコイル5は、磁気回路の空
隙、つまり、磁束密度の大きい空間に、磁気回路と同心
円状に位置決めされた状態で組立される。なお、ダンパ
8の外周部6は、支持台10に接着される。この場合、
支持台10と外周部6の間に、緩衝材9を介すことも有
効である。
【0014】支持台10は、その外縁部に複数個の爪状
突起11を有し、この爪状突起11には、支持ゴム12
が組み付けられる。支持ゴム12は、磁気回路が、支持
台10に対して離脱しないように、かつ、柔軟に磁気回
路を支持するように組み付けられている。
【0015】更に、支持台10は、筐体の振動部分15
に接着等により固定されている。なお、前記支持ゴム1
2は、ダンパ8の弾性を工夫することにより削除可能で
あり、その場合は、爪状突起11も不要となる。
【0016】また、緩衝材9は、磁気回路が、支持台1
0に衝突して不要な音を発生しないように、磁気回路と
支持台10との間に介在し、支持台10の側に接着され
ている。
【0017】また、磁気回路は、ダンパ8および支持ゴ
ム12で上下に柔軟に可動するよう支持されており、コ
イル5に電流を流すと、磁気回路が中心軸4の軸方向に
上下に振動する。この振動により、ダンパ8を振動し、
外周部6と支持台10及び筐体の振動部分15を振動す
ることで、外部に振動を伝える。
【0018】また、コイル5に数百から数千ヘルツの音
声信号を入力すれば、筐体の振動により電話機の外部へ
音声が流れ、2キロヘルツ程度の周波数の矩形波、正弦
波、三角波等を入力すれば、外部にアラーム音が流れ、
80ヘルツ程度の周波数の矩形波、正弦波、三角波等を
入力すれば、人間が感知できるような振動を発生するこ
とができる。
【0019】従って、この一つの振動アクチュエータを
設けるだけで、単一音による時報やアラーム音以外に
も、メロディや音声による時報やアラーム音が出せる。
【0020】また、音が聞こえにくい場所や会議中のよ
うに音を出したくない場所では、音を出さずに振動で知
らせることができる。なお、振動アクチュエータについ
ては、本実施の形態以外の構成を採ってもよい。
【0021】
【発明の効果】以上、述べたごとく、本発明によれば、
電子手帳の筐体内に振動アクチュエータを収納し、電気
的な入力信号の周波数や波形等を制御することにより、
1個の振動アクチュエータで筐体を介して外部に音声、
呼び出し音、体感可能な振動を発生することにより、部
品点数を削減し、コストダウン、組み立て工数削減、省
スペース化を計った、安価で、小型、軽量の電子手帳の
提供が可能となった。
【0022】また、本発明は、筐体を直接振動させて音
を出すため、放音孔が不要となり、防塵、防水対策が容
易となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の電子手帳の一部破砕外観
斜視図。
【図2】図1の振動アクチュエータ部分の詳細を示す断
面図。
【図3】従来の電子手帳の一部破砕外観斜視図。
【符号の説明】
1 ヨーク 2 永久磁石 3 プレート 4 中心軸 5 コイル 6 外周部 7 ストッパ 8 ダンパ 9 緩衝材 10 支持台 11 爪状突起 12 支持ゴム 13 ボビン 14 筐体の背面板 15 筐体の振動部分 30 振動アクチュエータ 31 電子手帳 32 スピーカ 33 ブザー 34 バイブレータ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気エネルギーを機械エネルギーに変換
    して振動を発生する振動アクチュエータを筐体に内蔵し
    た電子手帳であって、前記振動アクチュエータは、電気
    的な入力信号の周波数や波形を制御することにより、筐
    体を介して外部に音声、呼び出し音、体感可能な振動を
    発生する多機能型の振動アクチュエータであることを特
    徴とする電子手帳。
  2. 【請求項2】 前記振動アクチュエータは、永久磁石及
    びヨークからなる磁気回路の空隙内に、ダンパの外周部
    に接着したボビンに巻き回したコイルが位置するよう
    に、前記磁気回路の空隙の中心部に、前記ダンパの中央
    部を固定支持し、かつ、前記磁気回路を緩衝材を介して
    支持台に支持し、該支持台を筐体の振動部分に取り付け
    る構造としたことを特徴とする請求項1記載の電子手
    帳。
JP10026536A 1998-01-23 1998-01-23 電子手帳 Withdrawn JPH11212925A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10026536A JPH11212925A (ja) 1998-01-23 1998-01-23 電子手帳

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10026536A JPH11212925A (ja) 1998-01-23 1998-01-23 電子手帳

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11212925A true JPH11212925A (ja) 1999-08-06

Family

ID=12196225

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10026536A Withdrawn JPH11212925A (ja) 1998-01-23 1998-01-23 電子手帳

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