JPH112125A - 自動2輪車のエンジン冷却構造 - Google Patents

自動2輪車のエンジン冷却構造

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Publication number
JPH112125A
JPH112125A JP9154145A JP15414597A JPH112125A JP H112125 A JPH112125 A JP H112125A JP 9154145 A JP9154145 A JP 9154145A JP 15414597 A JP15414597 A JP 15414597A JP H112125 A JPH112125 A JP H112125A
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JP
Japan
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engine
fan
spoke
installation space
cooling
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JP9154145A
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English (en)
Inventor
Makoto Sanada
誠 真田
Keiichiro Takagi
桂一郎 高木
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ホイールサイドエンジンの冷却効率をより向上
させる。 【解決手段】後輪16を構成するスポーク17を一側に
向って突出するよう湾曲させ、この湾曲凹部内にエンジ
ンを収容配置してホイールサイドエンジンを構成する。
スポーク17の凸面側には、リム18の内周側に沿って
全周にファン配設空間34を形成し、このファン配設空
間34に冷却ファン40を同心円状に設ける。この冷却
ファン40は、放射状に多数周方向へ所定間隔で配設さ
れたフィン41とこの側方を覆う略ドーナツ板状のトッ
プブレード42を備え、ファン配設空間34は内周側を
閉じ外周側を開放する。フィン41は回転方向Aへ突出
するよう湾曲しており、このフィン41で仕切られた各
区画内の内周側位置にスポーク外周部36の内外を連通
する連通孔35を形成し、エンジン側から連通孔35を
通って、冷却ファン40の半径方向外方へ向う冷却風w
を形成させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この出願は、駆動輪を構成す
るスポークの一側面にエンジンを配置した形式(以下、
ホイールサイドエンジンという)を採用した自動2輪車
におけるエンジンの冷却構造に関する。
【0002】
【従来の技術】特公昭56−3229号には、駆動輪の
スポークを一側へ突出するように湾曲させてこの湾曲凹
部内へエンジンを収容するとともに、エンジンの外側方
をシュラウドで覆い、このシュラウドの外方に冷却ファ
ンを設け、この冷却ファンにより走行風をシュラウド内
へ取り入れてエンジンを冷却する自動2輪車のエンジン
冷却構造が示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ホイールサ
イドエンジンの場合は、エンジンの少なくとも一側にス
ポークが位置することにより走行風がエンジンの周囲全
体へ十分に回り込みにくくなるため、冷却効率を向上さ
せることが重要であり、効率的な冷却構造が望まれてい
る。
【0004】一方、上記従来技術の構造では、エンジン
の周囲をシュラウドで覆ってしまうため冷却効率が低下
し、十分な冷却風を確保するためには冷却ファンを大型
化しなければならず、しかも、冷却ファンをクランク軸
で駆動するため、エンジンの負荷が大きくなる。
【0005】また、ハブの外周面に半径方向外方へ向か
って切り起こし状の凸部を形成し、この凸部をフィンと
し、この凸部と同時に形成される開口部を冷却風の出口
とする冷却ファンを設けることも考えられるが、このよ
うな切り起こし状の凸部程度では、冷却風の出口から冷
却風を吸い出す力が弱く、冷却効率をあまり向上させる
ことができない。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本願の第1の発明に係る自動2輪車のエンジン冷却
構造は、駆動輪のスポーク中央部を一側へ突出させ、こ
の湾曲凸部の形成により他側に形成される湾曲凹部内へ
エンジンを収容した自動2輪車において、スポークの前
記一側のうち湾曲凸部の外周部とこの湾曲凸部からリム
へ延びるスポーク外周部によって全周に形成される凹部
空間をファン配設空間とし、このファン配設空間内に駆
動輪の回転面に対して放射状に配設された複数のフィン
を有する冷却ファンを設けるとともに、ファン配設空間
に臨むスポーク外周部にファン配設空間内とエンジン側
とを連通する連通孔を設け、この連通孔をエンジンの冷
却風が通過するようにしたことを特徴とする。
【0007】これにより、従来のようにシュラウドを設
けず、スポーク側を除くエンジンの周囲を走行風に直接
接触するよう開放しておくとともに、スポークの湾曲凸
部形成側に設けた冷却ファンにより、連通孔を通してエ
ンジン側と冷却ファンの間に冷却風が流れるので、この
冷却風によってエンジンをより効率的に冷却することが
できる。
【0008】そのうえ、冷却ファンを設けるファン配設
空間はスポークの外周部側方に形成され、このスポーク
の外周部と湾曲凸部外周部とがファン配設空間の壁部に
なるので、これらの壁部とフィンで連通孔を囲むため、
連通孔を通過する冷却風量を多くできる。
【0009】しかも、湾曲凸部によって形成されたスポ
ーク外周部側方の空間をファン配設空間に利用するの
で、駆動輪側面に冷却ファンを設けても駆動輪の車幅方
向寸法を大きくしないで済ませることができる。
【0010】第2の発明は、前記第1の発明において、
前記ファン配設空間のスポークと反対側の側部を略ドー
ナツ板状のトップブレードで覆い、このトップブレード
とスポークで囲まれたファン配設空間の外周側を開放し
かつ内周側を閉じるとともに、このファン配設空間内の
内周側位置に前記連通孔を開口したことを特徴とする。
【0011】このようにすると、トップブレード並びに
スポークの外周部、湾曲凸部外周部及びフィンで連通孔
を囲むので、連通孔の周囲に及ぼされる負圧の発生をさ
らに大きくさせることができるとともに、連通孔の位置
を最も負圧が大きくなる内周側にすることにより、連通
孔からの空気の吸い出しを強くできる。
【0012】したがって、エンジン側の空気を効率よく
連通孔からファン配設空間内へ吸い出して外周部から排
出させることができる。しかも、トップブレードで連通
孔を覆うことができるので、飛石等が連通孔内へ侵入す
ることを防止できる。
【0013】第3の発明は、前記第1の発明において、
前記ファン配設空間のスポークと反対側の側部を略ドー
ナツ板状のトップブレードで覆い、このトップブレード
とスポークで囲まれたファン配設空間の外周側を閉じか
つ内周側を開放するとともに、このファン配設空間内の
外周側位置に前記連通孔を開口したことを特徴とする。
【0014】このようにすると、ファン配設空間内にお
ける負圧の発生により、内周側に形成された開口部から
湾曲凸部外方の外部空気を冷却風としてファン配設空間
内へ吸入し、ファン配設空間内の外周側位置に形成され
ている連通孔からエンジン側へ導くことができる。
【0015】このとき、ファン配設空間の外周部が閉じ
られているので、ファン配設空間内へ取り込まれた外部
空気は、ファン配設空間内の外周部へ圧縮されるが、こ
こに連通孔が開口しているため、この連通孔を通って速
やかにエンジン側へ冷却風として送出される。
【0016】
【発明の実施の形態】図1乃至図5に基づいて第1実施
例を説明する。図1はトップブレードの一部を切り欠い
た冷却ファンの側面図、図2は自動2輪車全体の側面
図、図3はスイングユニットの側面図、図4はその平面
図、図5は図1の5−5線断面図である。
【0017】まず、図2に基づいて、本願発明の適用さ
れた自動2輪車の全体構造を概説する。この自動2輪車
は、前輪1を支持するフロントフォーク2の上部をヘッ
ドパイプ3の周囲へハンドルバー4と共締めされてい
る。
【0018】ヘッドパイプ3はチューブフレーム5の前
端部周囲へ回動自在に設けられ、このチューブフレーム
5は、一本の鋼管を全体として側面視略U字状に形成す
るとともに溶接部を設けないように構成した部材であ
る。
【0019】チューブフレーム5のうち最も低くなる鞍
部6にはステップ部7がはめ込み式で取付けられ、この
鞍部6から斜め上方に延びる後部8の上端部はシートポ
スト9をなし、ここにサドルシート10が取付けられて
いる。
【0020】サドルシート10の下方には、燃料タンク
11がシートポスト9へ支持されている。後部8の中間
部にはダンパーホルダ12が取付けられ、このダンパー
ホルダ12にエラストマーからなる樹脂ダンパー13が
支持されている。
【0021】また、後部8の下部にはエンジンハンガ1
4が取付けられ、ここにスイングユニット15の前端部
が軸支され、この軸支点を中心にスイングユニット15
が揺動自在に支持され、かつ樹脂ダンパー13により緩
衝される。
【0022】スイングユニット15の後端部には、駆動
輪である後輪16が支持され、そのスポーク17の一側
(本例では車体左側)にスイングユニット15の後部を
なしているエンジン20及びミッション21が配置さ
れ、ホイールサイドエンジン構造をなしている。
【0023】また、エンジン20から延出する排気管2
3はスポーク17の外周部をなすリム18に沿って円弧
状に曲がり、その後端部は側面視略半月状のマフラー2
4に接続され、このマフラー24もスポーク17の側面
に収容されたホイールサイドマフラーをなしている。
【0024】次に、図3及び図4に基づいてスイングユ
ニット15並びに後輪16の詳細構造を説明する。スイ
ングユニット15を構成するリヤアーム22は、後輪1
6の一側を外方へ湾曲して前後方向へ配設される中空構
造をなし(図4)、その前端部に形成された前方突出部
25においてエンジンハンガ14へ軸着される。
【0025】リヤアーム22の前半側内部はエアクリー
ナ26をなし、リヤアーム22の外側面に開口する吸入
口27から外気を吸入し(図3)、リヤアーム22内の
エアクリーナ26後方に収容されている気化器28へ清
浄空気を供給し、ここからエンジン20へ吸気される。
【0026】リヤアーム14の後部は、エンジン20及
びミッション21と一体になっている。エンジン20
は、空冷4サイクルエンジンであり、その出力は、図3
に明らかなように、ミッション21の減速機構29を介
して後輪16の車軸である駆動軸30を駆動回転するよ
うになっている。
【0027】後輪16は、駆動軸30へナット30で取
付けられるハブ19、このハブ190から半径方向へ延
びるスポーク17、その先端部に形成されたリム18、
このリム18に取付けられるタイヤTで構成される。
【0028】スポーク17は、後輪16の一側(本例で
は車体右側)へ凸に湾曲し、他側へ形成された椀状の湾
曲凹部32内にパワーユニット15が収容される。スポ
ーク17の両側面のうち湾曲凸部33が形成されている
凸面側外周部にファン配設空間34が形成され、ここに
冷却ファン40が設けられている。
【0029】このファン配設空間34は、リム18近傍
のスポーク外周部36を壁部の一部としてリム18より
内周側のスポーク17の凸面側外周部全周に形成され、
スポーク外周部36には湾曲凹部32とファン配設空間
34を連通する複数の連通孔35が周方向へ所定間隔で
貫通形成されている。
【0030】なお、本実施例では、スポーク17がリム
18からハブ19へ向かって連続して湾曲しているた
め、スポーク17の一側全体が湾曲凸部33をなし、ス
ポーク外周部36はその一部をなすとともに、ファン配
設空間34の駆動輪回転軸と平行な断面は略三角形にな
っている。
【0031】但し、ファン配設空間の前記方向断面を略
矩形にすることもでき、この場合は、リム18の幅方向
中央から回転面と平行に内周側へ延びるスポーク外周部
を形成し、このスポーク外周部の内周側をさらに側方へ
突出させて湾曲凸部とすることにより、スポーク外周部
と湾曲凸部を分けるとともに、ファン配設空間の壁部を
スポーク外周部と湾曲凸部外周部による略L字形とす
る。
【0032】次に、図1及び図4並びに図5に基づいて
冷却ファン40の詳細構造を説明する。これらの図に明
らかなように、スポーク17と別体に形成された冷却フ
ァン40は遠心ファンであり、適当な合成樹脂からな
り、ボルト等の適宜な取付部材(図示省略)により着脱
自在に取付けられている。
【0033】この冷却ファン40は、前記回転軸方向断
面が略三角形状をなし(図5)、側面視で回転方向(A
矢示)へ凸に湾曲して放射状に延びるフィン41を多数
所定間隔で周方向へ並べるとともに、これらのフィン4
1を挟んでスポーク17を回転面と略平行する略ドーナ
ツ板形状のトップブレード42で覆った構造になってい
る。
【0034】トップブレード42は、フィン41と一体
又は別体のいずれでも良く、この例では一体に形成され
ている。別体の場合には、接着やネジ止めなど適宜手段
によりフィン41へ取付けられ、このとき内周側が湾曲
凸部33の表面へ密接されている。
【0035】スポーク外周部36(湾曲凸部33)とト
ップブレード42により、ファン配設空間34は内周側
が閉じられ、外周側のみが開放され、さらにこの空間内
はフィン41により複数に仕切られた袋状空間をなし、
これらの各袋状空間へ連通するように連通孔35が形成
されている。
【0036】これらの連通孔35はそれぞれ、ファン配
設空間34の内周側位置においてスポーク外周部36を
貫通して形成され、湾曲凹部32とファン配設空間34
とを連通している。
【0037】このように構成すると、エンジン20、ミ
ッション21及びマフラー24を備えたパワーユニット
を後輪16の一側に形成された湾曲凹部32内に収容し
て配置できるとともに、後輪16が回転すると、冷却フ
ァン40も一体に形成され、連通孔35を通してエンジ
ン20側の空気を冷却ファン40側へ吸い出し、さらに
フィン41に沿って回転半径方向外方へ放出する。
【0038】このため、進行方向前方からエンジン20
の周囲へ流れて直接接触することにより冷却する走行風
Wの一部は、冷却ファン40により連通孔35を通って
湾曲凸部33側へ吸い出される冷却風wを形成する。
【0039】その結果、走行風Wの一部を積極的にスポ
ーク17側へ流して、スポーク17で覆われている側の
エンジン20の周囲をも冷却できるようになり、エンジ
ン全体の冷却効率が向上する。
【0040】しかも、ファン配設空間34をスポーク外
周部36(湾曲凸部33)が壁面となるように形成した
ので、連通孔35を囲む部分が多くなるので、それだけ
連通孔35に及ぼす負圧の発生を大きくでき、その結
果、連通孔33からの吸い出しが強くなり冷却風wの風
量が増大するため、冷却効率が向上する。
【0041】そのうえ、本実施例では、スポーク外周部
36(湾曲凸部33)とトップブレード42によりファ
ン配設空間34を形成したので、負圧の発生をさらに大
きくでき、加えて、連通孔33を負圧が最も大きくなる
ファン配設空間34の内周側位置に形成することによ
り、吸い出し効果を最も大きくできる。
【0042】また、フィン41は回転方向に対して凸に
湾曲しているため、回転時の空気抵抗を少なくして、走
行抵抗を可及的に小さくでき、かつ、トップブレード4
2を設けたことにより、連通孔35の外側方を覆うの
で、飛石等の飛び込みを防止し、かつ外観を良好に保つ
ことができる。
【0043】図6は第2の実施例に係るフィン形状を示
す図であり、この例では、フィン41が回転方向と反対
側に凸となるよう湾曲している点でのみ相違する。この
ようにすると、より大きな冷却風の流れを形成でき、そ
の結果、より冷却効率をより大きく向上させることがで
きる。
【0044】図7は第3の実施例に係る図6と同様の図
であり、この例では、フィン41を側面視で直線状に形
成してある。このようにすると、図1と図6の各フィン
形状による得失をそれぞれバランスさせることができ
る。
【0045】図8は第4実施例に係る図5と対応する図
であり、この例では、冷却ファン40の外周部をトップ
ブレード42と一体の外周壁43で覆ってあり、その代
りに、トップブレード42の内周端とスポーク17の間
に若干の間隙からなる入り口44が形成されている。
【0046】このようにすると、冷却風がスポーク17
の凸面側(エンジンと反対側)から入り口44を通って
冷却ファン40の内側へ入り、連通孔35を通ってエン
ジン20の周囲へ導いてこれを冷却した後、半径方向外
方へ放出するように冷却風の流れを変更できる。
【0047】この例では、エンジン20の周囲に直接及
ぼされる走行風の量が比較的少なく、スポーク17のエ
ンジンと反対側から取り込まれる冷却風と干渉が少ない
場合に特に有効である。
【0048】なお、本願発明は上記各実施例に限定され
ず、種々に変形可能である。例えば、冷却ファンは、軸
流ファンとして形成することもでき、この場合は、冷却
風の流通抵抗を少なくして、冷却効率を向上させること
ができる。また、冷却風の向きは、フィンの傾斜によ
り、スポーク17のエンジンと反対側からエンジン20
側向かう流れ、又はこの逆方向の流れのいずれも可能で
ある。
【0049】さらに、少なくともフィン41をスポーク
17と一体に形成すれば、冷却ファン40の形成が容易
になるとともに、フィン41のみもしくはトップブレー
ド42を含めて冷却ファン40全体を放熱性に優れたア
ルミ合金製とすれば、冷却ファン40を放熱板として利
用でき、パワーユニット15側の熱をスポーク17を介
して冷却ファン40により速かに放熱することにより冷
却効率をさらに向上できる。そのうえ、連通孔35の位
置や数、大きさ等も目的に応じて種々に設計できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】トップブレードの一部を切り欠いた冷却ファン
の側面図
【図2】自動2輪車全体の側面図
【図3】スイングユニットの側面図
【図4】その平面図
【図5】図1の5−5線断面図
【図6】第2の実施例に係るフィン形状を示す図
【図7】第3の実施例に係る図6と同様の図
【図8】第4実施例に係る図5と対応する図
【符号の説明】
15:スイングユニット、16:後輪、17:スポー
ク、20:エンジン、21:ミッション、22:リヤア
ーム、24:マフラー、32:湾曲凹部、33:湾曲凸
部、34:ファン配設空間、35:連通孔、40:冷却
ファン、41:フィン、42:トップブレード、43:
外周壁

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】駆動輪のスポーク中央部を一側へ突出さ
    せ、この湾曲凸部の形成により他側に形成される湾曲凹
    部内へエンジンを収容した自動2輪車において、スポー
    クの前記一側のうち湾曲凸部の外周部とこの湾曲凸部か
    らリムへ延びるスポーク外周部によって全周に形成され
    る凹部空間をファン配設空間とし、このファン配設空間
    内に駆動輪の回転面に対して放射状に配設された複数の
    フィンを有する冷却ファンを設けるとともに、スポーク
    にファン配設空間内とエンジン側とを連通する連通孔を
    設け、この連通孔をエンジンの冷却風が通過するように
    したことを特徴とする自動2輪車のエンジン冷却構造。
  2. 【請求項2】前記ファン配設空間のスポークと反対側の
    側部を略ドーナツ板状のトップブレードで覆い、このト
    ップブレードとスポークで囲まれたファン配設空間の外
    周側を開放しかつ内周側を閉じるとともに、このファン
    配設空間内の内周側位置に前記連通孔を開口したことを
    特徴とする請求項1に記載した自動2輪車のエンジン冷
    却構造。
  3. 【請求項3】前記ファン配設空間のスポークと反対側の
    側部を略ドーナツ板状のトップブレードで覆い、このト
    ップブレードとスポークで囲まれたファン配設空間の外
    周側を閉じかつ内周側を開放するとともに、このファン
    配設空間内の外周側位置に前記連通孔を開口したことを
    特徴とする請求項1に記載した自動2輪車のエンジン冷
    却構造。
JP9154145A 1997-06-11 1997-06-11 自動2輪車のエンジン冷却構造 Withdrawn JPH112125A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010006135A (ja) * 2008-06-24 2010-01-14 Bridgestone Corp 車両用ホイール及びタイヤ・ホイール組立体
CN109080376A (zh) * 2018-08-20 2018-12-25 柳工柳州传动件有限公司 具有散热装置的驱动桥

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JP2010006135A (ja) * 2008-06-24 2010-01-14 Bridgestone Corp 車両用ホイール及びタイヤ・ホイール組立体
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Effective date: 20040907