JPH1121142A - 光ファイバ製造方法および光ファイバ - Google Patents

光ファイバ製造方法および光ファイバ

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JPH1121142A
JPH1121142A JP9174222A JP17422297A JPH1121142A JP H1121142 A JPH1121142 A JP H1121142A JP 9174222 A JP9174222 A JP 9174222A JP 17422297 A JP17422297 A JP 17422297A JP H1121142 A JPH1121142 A JP H1121142A
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考利 加藤
Akira Urano
章 浦野
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    • H01S3/094Processes or apparatus for excitation, e.g. pumping using optical pumping by coherent light
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光軸方向について特性が調整された一定外径
の光ファイバを容易に製造することができる光ファイバ
製造方法およびその光ファイバを提供する。 【解決手段】 中間体製造工程により、一定径のコア材
11の周囲に、コア材11の屈折率よりも小さい屈折率
を有する第1のクラッド材12が形成されて中間体が製
造され、この中間体は、外径調整工程により、その第1
のクラッド材12の外径が光軸方向について調整され、
延伸工程により、延伸されて外径が一定にされ、プリフ
ォーム製造工程により、その周囲に、コア材11の屈折
率よりも小さい屈折率を有する第2のクラッド材13が
形成され、透明ガラス化されたプリフォームが製造され
る。そして、線引工程により、プリフォームが線引され
て一定径の光ファイバが製造される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光軸方向について
特性が調整された光ファイバの製造方法およびその光フ
ァイバに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、光軸方向についてコア部の屈
折率または径が調整され波長分散等の特性が調整された
光ファイバ、および、その製造方法が知られており、こ
のようは光ファイバは、光ソリトン伝送に用いられた
り、4光波混合の発生を抑制するのに用いられたりして
いる。
【0003】この光ファイバの製造方法としては、例え
ば、光ファイバのコア部を製造する際に製造条件を光軸
方向に調整し、これにより、コア部の屈折率または径を
調整する製造方法(従来法1)が知られている。また、
光ファイバの線引の際に、その光ファイバの径を光軸方
向に調整し、これにより、コア部の径を調整する製造方
法(従来法2)が知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来法
1では、コア部の屈折率または径を光軸方向について制
御するために、コア部のスス付け時に、屈折率を調整さ
せるための添加物の濃度またはスス付け量を光軸方向に
制御する必要があるが、一般に、添加物濃度またはスス
付け量を光軸方向に制御することは困難である。
【0005】従来法2では、従来法1が有する製造上の
問題はないが、光軸方向について光ファイバの外径が変
化するので、或る光ファイバおよび他の光ファイバそれ
ぞれの端面を相互に融着接続するのが困難であり、ま
た、このような融着接続では接続損失が大きくなる。ま
た、このような光ファイバの一端にコネクタを接続する
する場合には、光ファイバの外径に応じて多種類のコネ
クタを準備する必要があり、実用上の問題が生じる。
【0006】本発明は、上記問題点を解消する為になさ
れたものであり、光軸方向について特性が調整された一
定外径の光ファイバを容易に製造することができる光フ
ァイバ製造方法、および、その光ファイバを提供するこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第1の光フ
ァイバ製造方法は、(1) 一定径のコア材の周囲に、コア
材の屈折率よりも小さい屈折率を有する第1のクラッド
材を形成して、中間体を製造する中間体製造工程と、
(2) 中間体の第1のクラッド材の外径を光軸方向につい
て調整する外径調整工程と、(3) 外径調整工程で得られ
た中間体を延伸して、中間体の外径を一定にする延伸工
程と、(4) 延伸工程で得られた中間体の周囲に、コア材
の屈折率よりも小さい屈折率を有する第2のクラッド材
を形成し、透明ガラス化されたプリフォームを製造する
プリフォーム製造工程と、(5) プリフォームを線引して
一定径の光ファイバを製造する線引工程と、を備えるこ
とを特徴とする。
【0008】この第1の光ファイバ製造方法によれば、
中間体製造工程により製造された中間体は、一定径のコ
ア材の周囲に、コア材の屈折率よりも小さい屈折率を有
する第1のクラッド材が形成されたものである。この中
間体は、外径調整工程により、その第1のクラッド材の
外径が光軸方向について調整され、延伸工程により、延
伸されて外径が一定にされ、プリフォーム製造工程によ
り、その周囲に、コア材の屈折率よりも小さい屈折率を
有する第2のクラッド材が形成され、透明ガラス化され
たプリフォームが製造される。そして、線引工程によ
り、プリフォームが線引されて一定径の光ファイバが製
造される。これにより製造された光ファイバは、光軸方
向について外径が一定であってコア径が調整されたもの
である。
【0009】また、さらに、この第1の光ファイバ製造
方法において、外径調整工程は、中間体の第1のクラッ
ド材の外径をフッ酸を用いて調整する工程であってもよ
いし、中間体の第1のクラッド材の外径を研削加工によ
り調整する工程であってもよい。何れの場合において
も、中間体の外径の光軸方向についての調整が好適に行
われる。
【0010】本発明に係る第2の光ファイバ製造方法
は、(1) 一定径のコア材の周囲に、コア材の屈折率より
も小さい屈折率を有するクラッド材を形成して、中間体
を製造する中間体製造工程と、(2) 中間体のクラッド材
の外径を光軸方向について調整する外径調整工程と、
(3) 外径調整工程で得られた中間体を焼結して、透明ガ
ラス化されたプリフォームを製造するプリフォーム製造
工程と、(4) プリフォームを線引して一定径の光ファイ
バを製造する線引工程と、を備えることを特徴とする。
【0011】この第2の光ファイバ製造方法によれば、
中間体製造工程により製造された中間体は、一定径のコ
ア材の周囲に、コア材の屈折率よりも小さい屈折率を有
するクラッド材が形成されたものである。この中間体
は、外径調整工程により、そのクラッド材の外径が光軸
方向について調整され、プリフォーム製造工程により焼
結されて、透明ガラス化されたプリフォームが製造され
る。そして、線引工程により、プリフォームが線引され
て一定径の光ファイバが製造される。これにより製造さ
れた光ファイバは、光軸方向について外径が一定であっ
てコア径が調整されたものである。
【0012】また、さらに、この第2の光ファイバ製造
方法において、外径調整工程は、中間体のクラッド材の
外径をフッ酸を用いて調整する工程であってもよいし、
中間体のクラッド材の外径を研削加工により調整する工
程であってもよい。何れの場合においても、中間体の外
径の光軸方向についての調整が好適に行われる。
【0013】本発明に係る第3の光ファイバ製造方法
は、(1) コア材の周囲に、コア材の屈折率よりも小さい
屈折率を有しコア材の粘度よりも低い粘度を有するクラ
ッド材を形成して、プリフォームを製造するプリフォー
ム製造工程と、(2) 張力を調整しながらプリフォームを
線引して一定径の光ファイバを製造する線引工程と、を
備えることを特徴とする。
【0014】この第3の光ファイバ製造方法によれば、
プリフォーム製造工程により製造されたプリフォーム
は、コア材の周囲に、コア材の屈折率よりも小さい屈折
率を有しコア材の粘度よりも低い粘度を有するクラッド
材が形成されたものである。このプリフォームは、線引
工程により、張力を調整しながら線引されて、一定径の
光ファイバが製造される。この線引工程において、線引
張力は、相対的に粘度が高いコア材に集中するので、こ
れにより製造された光ファイバは、コア部およびクラッ
ド部それぞれの径が一定であって、コア部の屈折率が光
軸方向に沿って調整されたものである。
【0015】また、さらに、この第3の光ファイバ製造
方法において、(1) プリフォームの光軸方向についての
屈折率分布を測定する屈折率測定工程を更に備え、(2)
線引工程は屈折率分布に基づいて決定された張力分布で
プリフォームを線引して光ファイバを製造する工程であ
る、ことを特徴とする。この場合には、屈折率測定工程
により測定されたプリフォームの光軸方向についての屈
折率分布に基づいて決定された張力分布で、線引工程に
よりプリフォームが線引されて光ファイバが製造され
る。したがって、これにより製造された光ファイバのコ
ア部の屈折率の光軸方向の分布は、この線引時の張力に
起因するコア部の屈折率の変化と、プリフォームにおけ
る屈折率分布に起因する光ファイバのコア部の屈折率の
変化とを総合したものとなり、所望の分布とすることが
できる。
【0016】本発明に係る光ファイバは、(1) 光軸に沿
った所定範囲において光軸方向について残留応力が調整
されたコア部と、(2) コア部の周囲に設けられ、コア部
の屈折率よりも低い屈折率を有し、所定範囲において外
径が一定であるクラッド部と、を備えることを特徴とす
る。この光ファイバは、コア部の残留応力が光軸方向に
ついて調整され、これに応じて伝搬特性(波長分散な
ど)も光軸方向について調整されるものであり、上記第
3の光ファイバ製造方法により製造されるものである。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の実施の形態を詳細に説明する。尚、図面の説明におい
て同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省
略する。
【0018】(第1の実施形態)先ず、第1の実施形態
について説明する。図1は、本実施形態に係る光ファイ
バ製造方法の説明図である。
【0019】初めに、中間体製造工程により、中間体を
製造する(図1(a))。この中間体は、一定径のコア
材11の周囲に、コア材11の屈折率よりも小さい屈折
率を有する第1のクラッド材12が形成されたものであ
る。コア材11は、製造後の光ファイバにおいてコア部
となるべきものであり、第1のクラッド材12は、製造
後の光ファイバにおいてクラッド部の一部となるべきも
のである。この中間体は、透明ガラス化されたものであ
ってもよいし、透明ガラス化前のスートであってもよ
い。
【0020】続いて、外径調整工程により、中間体の第
1のクラッド材12の外径を光軸方向について調整する
(図1(b))。この工程における第1のクラッド材1
2の外径調整に際しては、フッ酸を用いてもよいし、外
周研削加工によってもよい。フッ酸を用いる場合には、
中間体を透明ガラス化されたものとし、この中間体の光
軸方向に沿った各部についてフッ酸液に浸す時間を調整
することにより行う。また、外周研削加工に依る場合に
は、中間体を半焼結状態として或る程度の強度を持たせ
た後に行う。
【0021】続いて、延伸工程により、この中間体を延
伸して、中間体の外径を一定にする(図1(c))。こ
の工程により延伸された中間体は、光軸方向に沿った各
部において、コア材11および第1のクラッド材12そ
れぞれの径の比が一定に維持されたまま、第1のクラッ
ド材12の外径が光軸方向について一定にされたものと
なる。したがって、この中間体は、延伸工程前において
第1のクラッド材12の径が大きかった部位ほど、延伸
工程後ではコア材11の径が小さくなる。
【0022】続いて、プリフォーム製造工程により、こ
の中間体の周囲に、コア材11の屈折率よりも小さい屈
折率を有する第2のクラッド材13を形成し、透明ガラ
ス化して、プリフォームを製造する(図1(d))。第
2のクラッド材13の形成は、中間体の表面に通常のス
ス付けにより行うことができる。この第2のクラッド材
13は、第1のクラッド材12とともに、製造後の光フ
ァイバにおいてクラッド部となるべきものである。この
第2のクラッド材13は、第1のクラッド材12の屈折
率と等しい屈折率であるのが好適である。
【0023】最後に、線引工程により、このプリフォー
ムを線引して一定径の光ファイバを製造する。ここで得
られる光ファイバの光軸方向の各部におけるコア部およ
びクラッド部それぞれの径の比は、プリフォーム時にお
けるコア材11およびクラッド材(第1のクラッド材1
2および第2のクラッド材13)それぞれの比と等し
い。したがって、この製造方法で製造される光ファイバ
は、クラッド部の外径が一定であって、コア部の外径が
光軸方向に沿って変化するものであり、波長分散等の特
性が光軸に沿って調整されたものである。
【0024】次に、本実施形態に係る光ファイバ製造方
法の具体例と、これにより製造された光ファイバの特性
について説明する。製造条件は以下のとおりである。中
間体製造工程において用いたコア材11の径を、通常の
光ファイバ製造時のコア材の径と等しい値とし、外径調
整工程において、第1のクラッド材12の外径を光軸方
向に沿って20.0mmから17.6mmまで単調減少
するように変化するようフッ酸により調整した。また、
線引工程において線引して得られる光ファイバの直径
を、通常の光ファイバの直径である125μmとした。
【0025】図2は、このような条件で製造された光フ
ァイバの分散特性図である。この図に示すように、波長
1550nmにおける分散値(単位: ps/nm/km)は、光
ファイバの光軸方向に沿って単調に変化するものとなっ
た。この光ファイバは、光ソリトン伝送に好適に用いら
れ得るものである。
【0026】(第2の実施形態)次に、第2の実施形態
について説明する。本実施形態は、第1の実施形態と比
較すると、外径調整工程の後に延伸工程を設けることな
くプリフォームを製造する点で異なる。図3は、本実施
形態に係る光ファイバ製造方法の説明図である。
【0027】初めに、中間体製造工程により、中間体を
製造する。この中間体は、一定径のコア材21の周囲
に、コア材21の屈折率よりも小さい屈折率を有するク
ラッド材22が形成されたものである。コア材21は、
製造後の光ファイバにおいてコア部となるべきものであ
り、クラッド材22は、製造後の光ファイバにおいてク
ラッド部となるべきものである。この中間体は、透明ガ
ラス化されたものであってもよいし、透明ガラス化前の
スートであってもよい。
【0028】続いて、外径調整工程により、中間体のク
ラッド材22の外径を光軸方向について調整する(図
3)。この工程におけるクラッド材22の外径調整に際
しては、フッ酸を用いてもよいし、外周研削加工によっ
てもよい。フッ酸を用いる場合には、中間体を透明ガラ
ス化されたものとし、この中間体の光軸方向に沿った各
部についてフッ酸液に浸す時間を調整することにより行
う。また、外周研削加工に依る場合には、中間体を半焼
結状態として或る程度の強度を持たせた後に行う。
【0029】続いて、プリフォーム製造工程により、外
径調整工程で得られた中間体を完全に焼結して、透明ガ
ラス化されたプリフォームを製造する。最後に、線引工
程により、このプリフォームを線引して一定径の光ファ
イバを製造する。ここで得られる光ファイバの光軸方向
の各部におけるコア部およびクラッド部それぞれの径の
比は、プリフォーム時におけるコア材21およびクラッ
ド材22それぞれの比と等しい。したがって、この製造
方法で製造される光ファイバは、クラッド部の外径が一
定であって、コア部の外径が光軸方向に沿って変化する
ものであり、波長分散等の特性が光軸に沿って調整され
たものである。
【0030】次に、本実施形態に係る光ファイバ製造方
法の具体例と、これにより製造された光ファイバの特性
について説明する。製造条件は以下のとおりである。中
間体製造工程において用いたコア材21の径を、通常の
光ファイバ製造時のコア材の径と等しい値とした。ま
た、外径調整工程において、半焼結状態とされた中間体
のクラッド材22の外径を外周研削加工により28.2
mmから30.0mmまでの範囲で光軸方向に沿って鋸
歯状に周期的に変化させた(図3)。また、線引工程に
おいて線引して得られる光ファイバの直径を、通常の光
ファイバの直径である125μmとした。
【0031】図4は、このような条件で製造された光フ
ァイバの分散特性図である。この図に示すように、波長
1550nmにおける分散値(単位: ps/nm/km)は、光
ファイバの光軸方向に沿って鋸歯状に周期的に変化する
ものとなった。この光ファイバは、4光波混合の発生を
抑制するために好適に用いられ得るものである。
【0032】(第3の実施形態)次に、第3の実施形態
について説明する。本実施形態は、コア部の張力を光軸
方向に沿って調整する点で、コア部の径を調整する第1
および第2の実施形態と異なる。
【0033】初めに、プリフォーム製造工程により、コ
ア材の周囲に、コア材の屈折率よりも小さい屈折率を有
しコア材の粘度よりも低い粘度を有するクラッド材を形
成して、プリフォームを製造する。コア材は、製造後の
光ファイバにおいてコア部となるべきものであり、クラ
ッド材は、製造後の光ファイバにおいてクラッド部とな
るべきものである。コア材およびクラッド材それぞれの
粘度は、添加元素の有無、種類または濃度により調整す
ることができる。このプリフォームは、焼結されて透明
ガラス化されたものである。
【0034】そして、線引工程により、張力を調整しな
がらプリフォームを線引して一定径の光ファイバを製造
する。この線引工程において、線引張力は、相対的に粘
度が高いコア材に集中し、線引後の光ファイバのコア部
の屈折率は、その線引張力(残留応力)に応じたものと
なる。なお、線引時の張力と線引後の光ファイバのコア
部の屈折率変化との関係を予め求めておく。したがっ
て、この製造方法で製造される光ファイバは、コア部お
よびクラッド部それぞれの径が一定であって、コア部の
屈折率が光軸方向に沿って調整されたものであり、波長
分散等の特性が光軸に沿って調整されたものである。
【0035】次に、本実施形態に係る光ファイバ製造方
法の具体例について説明する。図5は、本実施形態に係
る光ファイバ製造方法の説明図であり、本実施形態に係
る光ファイバ製造方法により製造されるべき光ファイバ
の光軸に直交する方向についての屈折率プロファイルを
示すものである。
【0036】この光ファイバは、中心領域を占める内コ
ア部と、その内コア部の周囲に形成された外コア部と、
更にその周囲に形成されたクラッド部とからなる。した
がって、線引工程前のプリフォームは、内コア部となる
べき内コア材と、外コア部となるべき外コア材と、クラ
ッド部となるべきクラッド材とからなる。
【0037】このプリフォームは、石英(SiO2)を主
成分とし、内コア材にはGe(ゲルマニウム)元素が添
加され、外コア材は無添加であり、クラッド材にはF
(フッ素)元素が添加されている。このようなプリフォ
ームでは、内コア材の屈折率が最も大きく、クラッド材
の屈折率が最も小さい。また、無添加の外コア材の粘度
が最も高い。
【0038】このようなプリフォームを線引すると、線
引張力は、粘度が最も高い外コア材に集中し、線引後の
光ファイバの外コア部の屈折率は、その線引張力に応じ
たものとなる。したがって、この製造方法で製造される
光ファイバは、内コア部、外コア部およびクラッド部そ
れぞれの径が一定であって、外コア部の屈折率が光軸方
向に沿って変化するものである。
【0039】(第4の実施形態)次に、第4の実施形態
について説明する。本実施形態は、第3の実施形態にお
ける線引工程の際に、プリフォームの光軸方向について
の屈折率分布に基づいて調整された張力でプリフォーム
を線引して光ファイバを製造するものである。
【0040】初めに、プリフォーム製造工程により、コ
ア材の周囲に、コア材の屈折率よりも小さい屈折率を有
しコア材の粘度よりも低い粘度を有するクラッド材を形
成して、プリフォームを製造する。コア材は、製造後の
光ファイバにおいてコア部となるべきものであり、クラ
ッド材は、製造後の光ファイバにおいてクラッド部とな
るべきものである。コア材およびクラッド材それぞれの
粘度は、添加元素の有無、種類または濃度により調整す
ることができる。このプリフォームは、焼結されて透明
ガラス化されたものである。
【0041】続いて、屈折率測定工程により、プリフォ
ームの光軸方向についての屈折率分布を測定する。この
屈折率分布測定は、プリフォームの光軸方向について離
散的な複数点の測定であってもよい。
【0042】最後に、線引工程により、屈折率測定工程
により測定された屈折率分布に基づいて決定された張力
分布でプリフォームを線引して一定径の光ファイバを製
造する。この線引後の光ファイバのコア部の屈折率の光
軸方向の分布は、この線引時の張力に起因するコア部の
屈折率の変化と、プリフォームにおける屈折率分布に起
因する光ファイバのコア部の屈折率の変化とを総合した
ものとなり、したがって、所望の分布とすることができ
る。例えば、線引時の張力に起因するコア部の屈折率の
変化と、プリフォームにおける屈折率分布に起因する光
ファイバのコア部の屈折率の変化とが、互いに相殺する
ようにして、線引後の光ファイバのコア部の屈折率を光
軸方向に沿って一定になるようにすることもできる。
【0043】次に、本実施形態に係る光ファイバ製造方
法の具体例について説明する。本実施形態に係る光ファ
イバ製造方法により製造されるべき光ファイバは、石英
(SiO2)を主成分とし、内コア材にはGe元素が添加
され、外コア材は無添加であり、クラッド材にはF元素
が添加されている。したがって、この光ファイバの屈折
率プロファイルは、図5に示すものと同様であり、光フ
ァイバの内コア部の屈折率の最大値は、クラッド部の屈
折率に対して0.95%高く、外コア部の屈折率は、ク
ラッド部の屈折率に対して0.18%高い。また、光フ
ァイバの内コア部の直径は4μmであり、外コア部の直
径は22μmであり、クラッド部の直径は125μmで
ある。したがって、線引工程前のプリフォームも、この
ような成分と屈折率プロファイルとを有するものとな
る。
【0044】図6は、本実施形態に係る光ファイバ製造
方法により製造された光ファイバの分散特性図である。
もし、一定張力で線引した場合に製造される光ファイバ
の分散値は、屈折率測定工程により測定されたプリフォ
ームの屈折率分布に基づいて予測すると、図中の破線で
示す特性となる。そこで、本実施形態に係る光ファイバ
製造方法により、プリフォームの屈折率分布に基づいて
線引時の張力を80gから50gの範囲で調整して光フ
ァイバを製造すると、図中の実線で示す特性のものが得
られた。
【0045】このように、プリフォームの光軸方向につ
いて屈折率が一定でなくても、その屈折率分布に基づい
て線引工程の際の張力を調整することにより、分散値が
一定の光ファイバを製造することができる。
【0046】
【発明の効果】以上、詳細に説明したとおり、第1の光
ファイバ製造方法によれば、中間体製造工程により製造
された中間体は、一定径のコア材の周囲に、コア材の屈
折率よりも小さい屈折率を有する第1のクラッド材が形
成されたものであり、外径調整工程により、その第1の
クラッド材の外径が光軸方向について調整され、延伸工
程により、延伸されて外径が一定にされ、プリフォーム
製造工程により、その周囲に、コア材の屈折率よりも小
さい屈折率を有する第2のクラッド材が形成され、透明
ガラス化されたプリフォームが製造される。そして、線
引工程により、プリフォームが線引されて一定径の光フ
ァイバが製造される。
【0047】また、第2の光ファイバ製造方法によれ
ば、中間体製造工程により製造された中間体は、一定径
のコア材の周囲に、コア材の屈折率よりも小さい屈折率
を有するクラッド材が形成されたものであり、外径調整
工程により、そのクラッド材の外径が光軸方向について
調整され、プリフォーム製造工程により焼結されて、透
明ガラス化されたプリフォームが製造される。そして、
線引工程により、プリフォームが線引されて一定径の光
ファイバが製造される。
【0048】また、第3の光ファイバ製造方法によれ
ば、プリフォーム製造工程により製造されたプリフォー
ムは、コア材の周囲に、コア材の屈折率よりも小さい屈
折率を有しコア材の粘度よりも低い粘度を有するクラッ
ド材が形成されたものであり、線引工程により、張力を
調整しながら線引されて、一定径の光ファイバが製造さ
れる。この線引工程において、線引張力は、相対的に粘
度が高いコア材に集中するので、これにより製造された
光ファイバは、コア部およびクラッド部それぞれの径が
一定であって、コア部の屈折率が光軸方向に沿って調整
されたものである。
【0049】これら第1ないし第3の光ファイバ製造方
法の何れも、添加物濃度やスス付け量を光軸方向に調整
することはないので、容易に光ファイバを製造すること
ができる。また、何れの方法により製造された光ファイ
バも、光軸方向について外径が一定であるのであるの
で、容易に光ファイバ同士を融着接続することができ
る。
【0050】また、第3の光ファイバ製造方法におい
て、プリフォームの光軸方向についての屈折率分布を測
定する屈折率測定工程を更に備え、線引工程が屈折率分
布に基づいて決定された張力分布でプリフォームを線引
して光ファイバを製造する工程である場合には、屈折率
測定工程により測定されたプリフォームの光軸方向につ
いての屈折率分布に基づいて決定された張力分布で、線
引工程によりプリフォームが線引されて光ファイバが製
造される。したがって、これにより製造された光ファイ
バのコア部の屈折率の光軸方向の分布は、この線引時の
張力に起因するコア部の屈折率の変化と、プリフォーム
における屈折率分布に起因する光ファイバのコア部の屈
折率の変化とを総合したものとなり、所望の分布とする
ことができ、例えば、線引後の光ファイバのコア部の屈
折率を光軸方向に沿って一定になるようにすることもで
きる。
【0051】また、本発明に係る光ファイバは、光軸に
沿った所定範囲において光軸方向について残留応力が調
整されたコア部の周囲に、コア部の屈折率よりも低い屈
折率を有し外径が一定であるクラッド部が形成されたも
のである。したがって、この光ファイバは、コア部の残
留応力が光軸方向について調整され、これに応じて伝搬
特性(波長分散など)も光軸方向について調整されるも
のであり、また、光軸方向について外径が一定であるの
であるので、光ファイバ同士を融着接続するのが容易で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態に係る光ファイバ製造方法の説
明図である。
【図2】第1の実施形態に係る光ファイバ製造方法によ
り製造された光ファイバの分散特性図である。
【図3】第2の実施形態に係る光ファイバ製造方法の説
明図である。
【図4】第2の実施形態に係る光ファイバ製造方法によ
り製造された光ファイバの分散特性図である。
【図5】第3の実施形態に係る光ファイバ製造方法の説
明図である。
【図6】第4の実施形態に係る光ファイバ製造方法によ
り製造された光ファイバの分散特性図である。
【符号の説明】
11…コア材、12…第1のクラッド材、13…第2の
クラッド材、21…コア材、22…クラッド材。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 横山 佳生 神奈川県横浜市栄区田谷町1番地 住友電 気工業株式会社横浜製作所内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一定径のコア材の周囲に、前記コア材の
    屈折率よりも小さい屈折率を有する第1のクラッド材を
    形成して、中間体を製造する中間体製造工程と、 前記中間体の前記第1のクラッド材の外径を光軸方向に
    ついて調整する外径調整工程と、 前記外径調整工程で得られた前記中間体を延伸して、前
    記中間体の外径を一定にする延伸工程と、 前記延伸工程で得られた前記中間体の周囲に、前記コア
    材の屈折率よりも小さい屈折率を有する第2のクラッド
    材を形成し、透明ガラス化されたプリフォームを製造す
    るプリフォーム製造工程と、 前記プリフォームを線引して一定径の光ファイバを製造
    する線引工程と、 を備えることを特徴とする光ファイバ製造方法。
  2. 【請求項2】 前記外径調整工程は、前記中間体の前記
    第1のクラッド材の外径をフッ酸を用いて調整する工程
    である、ことを特徴とする請求項1記載の光ファイバ製
    造方法。
  3. 【請求項3】 前記外径調整工程は、前記中間体の前記
    第1のクラッド材の外径を研削加工により調整する工程
    である、ことを特徴とする請求項1記載の光ファイバ製
    造方法。
  4. 【請求項4】 一定径のコア材の周囲に、前記コア材の
    屈折率よりも小さい屈折率を有するクラッド材を形成し
    て、中間体を製造する中間体製造工程と、 前記中間体の前記クラッド材の外径を光軸方向について
    調整する外径調整工程と、 前記外径調整工程で得られた前記中間体を焼結して、透
    明ガラス化されたプリフォームを製造するプリフォーム
    製造工程と、 前記プリフォームを線引して一定径の光ファイバを製造
    する線引工程と、 を備えることを特徴とする光ファイバ製造方法。
  5. 【請求項5】 前記外径調整工程は、前記中間体の前記
    クラッド材の外径をフッ酸を用いて調整する工程であ
    る、ことを特徴とする請求項4記載の光ファイバ製造方
    法。
  6. 【請求項6】 前記外径調整工程は、前記中間体の前記
    クラッド材の外径を研削加工により調整する工程であ
    る、ことを特徴とする請求項4記載の光ファイバ製造方
    法。
  7. 【請求項7】 コア材の周囲に、前記コア材の屈折率よ
    りも小さい屈折率を有し前記コア材の粘度よりも低い粘
    度を有するクラッド材を形成して、プリフォームを製造
    するプリフォーム製造工程と、 張力を調整しながら前記プリフォームを線引して一定径
    の光ファイバを製造する線引工程と、 を備えることを特徴とする光ファイバ製造方法。
  8. 【請求項8】 前記プリフォームの光軸方向についての
    屈折率分布を測定する屈折率測定工程を更に備え、 前記線引工程は、前記屈折率分布に基づいて決定された
    張力分布で前記プリフォームを線引して光ファイバを製
    造する工程である、 ことを特徴とする請求項7記載の光ファイバ製造方法。
  9. 【請求項9】 光軸に沿った所定範囲において光軸方向
    について残留応力が調整されたコア部と、 前記コア部の周囲に設けられ、前記コア部の屈折率より
    も低い屈折率を有し、前記所定範囲において外径が一定
    であるクラッド部と、 を備えることを特徴とする光ファイバ。
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