JPH11209016A - エレベータの防犯運転装置 - Google Patents
エレベータの防犯運転装置Info
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- JPH11209016A JPH11209016A JP756298A JP756298A JPH11209016A JP H11209016 A JPH11209016 A JP H11209016A JP 756298 A JP756298 A JP 756298A JP 756298 A JP756298 A JP 756298A JP H11209016 A JPH11209016 A JP H11209016A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 エレベータの乗客が乗場で犯罪に遭うことを
防止できるとともに、エレベータのサービス低下を招か
ずに済むエレベータの防犯運転装置の提供。 【解決手段】 乗かご４が防犯運転にて所定階へ到着す
るとき、ドア開釦８の押圧操作に応じてドア開放指令を
出力するドア開放制御手段１１と、乗場１の映像を撮影
するテレビカメラ１４および乗場１の映像を表示するモ
ニタ装置１６と、乗場１に人がいることを検知する赤外
線検知センサ１５およびこの赤外線検知センサ１５から
出力される検知信号に応じて作動する表示灯１７と、ド
ア開放時に前記の防犯運転を解除する防犯運転解除手段
１２とを設け、乗かご４内の乗客が乗場１に不審な人物
がいないことを確認した後、ドア２、５を開放して乗か
ご４内から乗場１に降り、防犯運転解除手段１２により
前記の防犯運転を解除する。
防止できるとともに、エレベータのサービス低下を招か
ずに済むエレベータの防犯運転装置の提供。 【解決手段】 乗かご４が防犯運転にて所定階へ到着す
るとき、ドア開釦８の押圧操作に応じてドア開放指令を
出力するドア開放制御手段１１と、乗場１の映像を撮影
するテレビカメラ１４および乗場１の映像を表示するモ
ニタ装置１６と、乗場１に人がいることを検知する赤外
線検知センサ１５およびこの赤外線検知センサ１５から
出力される検知信号に応じて作動する表示灯１７と、ド
ア開放時に前記の防犯運転を解除する防犯運転解除手段
１２とを設け、乗かご４内の乗客が乗場１に不審な人物
がいないことを確認した後、ドア２、５を開放して乗か
ご４内から乗場１に降り、防犯運転解除手段１２により
前記の防犯運転を解除する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、乗かごの防犯運転
により乗かご内の行先階登録釦により登録された所定階
へ乗かごを直行運転するエレベータの防犯運転装置に関
する。
により乗かご内の行先階登録釦により登録された所定階
へ乗かごを直行運転するエレベータの防犯運転装置に関
する。
【０００２】
【従来の技術】従来、例えば特開昭５９−１１４２７３
号公報に開示されているように、エレベータの運転操作
盤に一人乗り用操作釦を設け、この一人乗り用操作釦の
操作に応じてインタホンや最寄階停止手段を作動させる
ようにしたエレベータの防犯運転装置が提案されてい
る。
号公報に開示されているように、エレベータの運転操作
盤に一人乗り用操作釦を設け、この一人乗り用操作釦の
操作に応じてインタホンや最寄階停止手段を作動させる
ようにしたエレベータの防犯運転装置が提案されてい
る。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述した従
来のエレベータの防犯運転装置では、一人乗り用操作釦
の操作に応じてインタホンや最寄階停止手段を作動させ
ることにより、乗かご内での犯罪を防ぐことができる
が、乗客が乗かご内から乗場に降りてきた後、この乗場
で犯罪者に狙われることがあり、すなわち乗かご内での
防犯の機能に限定されているため、乗場での犯罪の防止
には効果がないという問題があった。
来のエレベータの防犯運転装置では、一人乗り用操作釦
の操作に応じてインタホンや最寄階停止手段を作動させ
ることにより、乗かご内での犯罪を防ぐことができる
が、乗客が乗かご内から乗場に降りてきた後、この乗場
で犯罪者に狙われることがあり、すなわち乗かご内での
防犯の機能に限定されているため、乗場での犯罪の防止
には効果がないという問題があった。
【０００４】本発明はこのような従来技術における実情
に鑑みてなされたもので、その目的は、エレベータの乗
客が乗場で犯罪に遭うことを未然に防止できるエレベー
タの防犯運転装置を提供することにある。
に鑑みてなされたもので、その目的は、エレベータの乗
客が乗場で犯罪に遭うことを未然に防止できるエレベー
タの防犯運転装置を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の請求項１に係る発明は、エレベータの乗か
ご内に、行先階登録釦、ドア開釦、インタホン呼び釦お
よび防犯運転釦を備えるとともに、この防犯運転釦の押
圧操作時に、前記行先階登録釦により登録された所定階
へ優先的に前記乗かごを直行運転する防犯運転手段を有
するエレベータの防犯運転装置において、前記防犯運転
手段の作動により前記乗かごが所定階へ到着するとき、
前記ドア開釦の押圧操作に応じてドア開放指令を出力す
るドア開放制御手段と、前記所定階の乗場の状況を前記
乗かご内の乗客に報知する乗場状況報知手段とを設けた
構成にしてある。
め、本発明の請求項１に係る発明は、エレベータの乗か
ご内に、行先階登録釦、ドア開釦、インタホン呼び釦お
よび防犯運転釦を備えるとともに、この防犯運転釦の押
圧操作時に、前記行先階登録釦により登録された所定階
へ優先的に前記乗かごを直行運転する防犯運転手段を有
するエレベータの防犯運転装置において、前記防犯運転
手段の作動により前記乗かごが所定階へ到着するとき、
前記ドア開釦の押圧操作に応じてドア開放指令を出力す
るドア開放制御手段と、前記所定階の乗場の状況を前記
乗かご内の乗客に報知する乗場状況報知手段とを設けた
構成にしてある。
【０００６】上記のように構成した本発明の請求項１に
係る発明では、防犯運転手段の作動により乗かごが所定
階へ到着するとき、この所定階の乗場の状況が乗場状況
報知手段により乗かご内の乗客に報知されるので、この
乗客自身が乗場の状況を事前に確認する。次いで、乗場
に不審な人物がいないと判断した場合にのみ、乗かご内
の乗客がドア開釦を押圧操作すると、ドア開放制御手段
のドア開放指令に応じてドア開放が行なわれるので、乗
客が乗かご内から乗場に降りる。これによって、エレベ
ータの乗客が乗場で犯罪に遭うことを未然に防止でき
る。
係る発明では、防犯運転手段の作動により乗かごが所定
階へ到着するとき、この所定階の乗場の状況が乗場状況
報知手段により乗かご内の乗客に報知されるので、この
乗客自身が乗場の状況を事前に確認する。次いで、乗場
に不審な人物がいないと判断した場合にのみ、乗かご内
の乗客がドア開釦を押圧操作すると、ドア開放制御手段
のドア開放指令に応じてドア開放が行なわれるので、乗
客が乗かご内から乗場に降りる。これによって、エレベ
ータの乗客が乗場で犯罪に遭うことを未然に防止でき
る。
【０００７】また、本発明の請求項２に係る発明は、請
求項１に係る発明において、前記乗場状況報知手段が、
前記乗場の映像を撮影するテレビカメラ、および前記乗
かご内に設置され前記乗場の映像を表示するモニタ装置
を含む映像手段と、前記乗場に人がいることを検知する
赤外線検知センサ、および前記乗かご内に設置され前記
赤外線検知センサから出力される検知信号に応じて作動
する表示装置を含む検知手段との少なくとも一方からな
る構成にしてある。
求項１に係る発明において、前記乗場状況報知手段が、
前記乗場の映像を撮影するテレビカメラ、および前記乗
かご内に設置され前記乗場の映像を表示するモニタ装置
を含む映像手段と、前記乗場に人がいることを検知する
赤外線検知センサ、および前記乗かご内に設置され前記
赤外線検知センサから出力される検知信号に応じて作動
する表示装置を含む検知手段との少なくとも一方からな
る構成にしてある。
【０００８】上記のように構成した本発明の請求項２に
係る発明では、映像手段のテレビカメラで撮影した乗場
の映像が乗かご内のモニタ装置により表示されるか、あ
るいは、検知手段の赤外線検知センサで乗場に人がいる
かどうかを検知してその結果が乗かご内の表示装置によ
り表示されるので、上述した乗場状況の確認を乗かご内
の乗客が円滑に行なえる。
係る発明では、映像手段のテレビカメラで撮影した乗場
の映像が乗かご内のモニタ装置により表示されるか、あ
るいは、検知手段の赤外線検知センサで乗場に人がいる
かどうかを検知してその結果が乗かご内の表示装置によ
り表示されるので、上述した乗場状況の確認を乗かご内
の乗客が円滑に行なえる。
【０００９】また、本発明の請求項３に係る発明は、請
求項１に係る発明において、前記ドア開放時に前記防犯
運転手段の作動状態を解除する防犯運転解除手段を設け
た構成にしてある。
求項１に係る発明において、前記ドア開放時に前記防犯
運転手段の作動状態を解除する防犯運転解除手段を設け
た構成にしてある。
【００１０】上記のように構成した本発明の請求項３に
係る発明では、防犯運転手段の作動により乗かごを優先
的に所定階へ直行運転を行ない、この所定階で停止して
ドアを開放した後、前記の防犯運転手段の作動状態を防
犯運転解除手段により解除するので、乗かごの通常運転
へ自動的に復帰する。これによって、エレベータのサー
ビス低下を招くことがなくて済む。
係る発明では、防犯運転手段の作動により乗かごを優先
的に所定階へ直行運転を行ない、この所定階で停止して
ドアを開放した後、前記の防犯運転手段の作動状態を防
犯運転解除手段により解除するので、乗かごの通常運転
へ自動的に復帰する。これによって、エレベータのサー
ビス低下を招くことがなくて済む。
【００１１】
【発明の実施の形態】以下、本発明のエレベータの防犯
運転装置の実施の形態を図に基づいて説明する。図１は
本発明の一実施形態に係るエレベータの防犯運転装置を
示す説明図、図２は図１の防犯運転装置の処理手順を説
明するフローチャートである。
運転装置の実施の形態を図に基づいて説明する。図１は
本発明の一実施形態に係るエレベータの防犯運転装置を
示す説明図、図２は図１の防犯運転装置の処理手順を説
明するフローチャートである。
【００１２】一般にエレベータは、図１に示すように、
それぞれの乗場１に、乗場ドア２と、この乗場ドア１の
付近に位置するかご呼び釦３とが設けられ、乗かご４
に、乗場ドア２と対向可能なかごドア５と、運転操作盤
６とが設けられている。この運転操作盤６には、行先階
登録釦７、ドア開釦８およびインタホン呼び釦９が設置
されている。
それぞれの乗場１に、乗場ドア２と、この乗場ドア１の
付近に位置するかご呼び釦３とが設けられ、乗かご４
に、乗場ドア２と対向可能なかごドア５と、運転操作盤
６とが設けられている。この運転操作盤６には、行先階
登録釦７、ドア開釦８およびインタホン呼び釦９が設置
されている。
【００１３】そして、本実施形態の防犯運転装置は、乗
かご４内の運転操作盤６に、乗かご４の防犯運転を行な
う防犯運転指令を出力する防犯運転釦１０を備えるとと
もに、この防犯運転釦１０の押圧操作時に、行先階登録
釦７により登録された所定階へ優先的に乗かご４を直行
運転する防犯運転手段（図示せず）と、この防犯運転手
段の作動により乗かご４が所定階へ到着するとき、ドア
開釦８の押圧操作に応じてドア開放指令を出力するドア
開放制御手段１１と、ドア開放時に前記の防犯運転手段
の作動状態を解除する防犯運転解除手段１２を有してい
る。乗場１の天井１３には、乗場１の映像を撮影するテ
レビカメラ１４と、乗場１に人がいることを検知する赤
外線検知センサ１５とが設置され、さらに、乗かご４内
に、テレビカメラ１４で撮影した乗場１の映像を表示す
るモニタ装置１６と、赤外線検知センサ１５から出力さ
れる検知信号に応じて作動する表示装置、例えば表示灯
１７とが設置されている。
かご４内の運転操作盤６に、乗かご４の防犯運転を行な
う防犯運転指令を出力する防犯運転釦１０を備えるとと
もに、この防犯運転釦１０の押圧操作時に、行先階登録
釦７により登録された所定階へ優先的に乗かご４を直行
運転する防犯運転手段（図示せず）と、この防犯運転手
段の作動により乗かご４が所定階へ到着するとき、ドア
開釦８の押圧操作に応じてドア開放指令を出力するドア
開放制御手段１１と、ドア開放時に前記の防犯運転手段
の作動状態を解除する防犯運転解除手段１２を有してい
る。乗場１の天井１３には、乗場１の映像を撮影するテ
レビカメラ１４と、乗場１に人がいることを検知する赤
外線検知センサ１５とが設置され、さらに、乗かご４内
に、テレビカメラ１４で撮影した乗場１の映像を表示す
るモニタ装置１６と、赤外線検知センサ１５から出力さ
れる検知信号に応じて作動する表示装置、例えば表示灯
１７とが設置されている。
【００１４】この実施形態では、図２に示す処理手順に
したがってエレベータの防犯運転を行なうようになって
いる。すなわち、手順Ｓ１として、乗かご４内に乗客が
乗り込んで防犯運転釦１０を押圧操作するとともに、手
順Ｓ２として乗客が行先階登録釦７を押圧操作したと
き、手順Ｓ３としてかごドア５、乗場ドア２が閉じた
後、手順Ｓ４として、行先階登録釦７により登録された
所定階へ優先的に乗かご４を直行運転する。これによ
り、乗場１で他の人がかご呼び釦３を押圧操作しても、
前記の所定階以外では乗かご４が停止しないため、乗か
ご４で他人との相乗りを避けて乗かご４内の犯罪を防止
できる。
したがってエレベータの防犯運転を行なうようになって
いる。すなわち、手順Ｓ１として、乗かご４内に乗客が
乗り込んで防犯運転釦１０を押圧操作するとともに、手
順Ｓ２として乗客が行先階登録釦７を押圧操作したと
き、手順Ｓ３としてかごドア５、乗場ドア２が閉じた
後、手順Ｓ４として、行先階登録釦７により登録された
所定階へ優先的に乗かご４を直行運転する。これによ
り、乗場１で他の人がかご呼び釦３を押圧操作しても、
前記の所定階以外では乗かご４が停止しないため、乗か
ご４で他人との相乗りを避けて乗かご４内の犯罪を防止
できる。
【００１５】次いで、手順Ｓ５として目的階の乗場１に
着床するため乗かご４の減速を開始したとき、テレビカ
メラ１４で撮影した乗場１の映像がモニタ装置１６によ
り表示されるとともに、赤外線検知センサ１５で乗場１
に人がいるかどうかを検知してその結果が表示灯１７に
より表示されるので、乗かご４内の乗客が乗場１の状況
を確認する。手順Ｓ６として乗かご４が目的階の乗場１
に到着し、手順Ｓ７として乗かご４内の乗客がドア開釦
８を押圧操作することにより、手順Ｓ８としてドア開放
制御手段１１のドア開放指令に応じてかごドア５、乗場
ドア２が開放されるので、乗客が乗かご４内から乗場１
に降りる。そして、防犯運転解除手段１２により前記の
防犯運転を解除する。
着床するため乗かご４の減速を開始したとき、テレビカ
メラ１４で撮影した乗場１の映像がモニタ装置１６によ
り表示されるとともに、赤外線検知センサ１５で乗場１
に人がいるかどうかを検知してその結果が表示灯１７に
より表示されるので、乗かご４内の乗客が乗場１の状況
を確認する。手順Ｓ６として乗かご４が目的階の乗場１
に到着し、手順Ｓ７として乗かご４内の乗客がドア開釦
８を押圧操作することにより、手順Ｓ８としてドア開放
制御手段１１のドア開放指令に応じてかごドア５、乗場
ドア２が開放されるので、乗客が乗かご４内から乗場１
に降りる。そして、防犯運転解除手段１２により前記の
防犯運転を解除する。
【００１６】一方、前記の手順Ｓ１で防犯運転釦１０を
押圧操作してない場合、手順Ｓ１０として乗客が行先階
登録釦７を押圧操作すると、手順Ｓ１１としてかごドア
５、乗場ドア２が閉じた後、手順Ｓ１２として、かご呼
び釦３で登録されたかご呼び指令に応じて各階に停止し
ながら目的階まで乗かご４を運転する。次いで、手順Ｓ
１３として乗かご４が目的階の乗場１に到着した後、手
順Ｓ１４としてかごドア５、乗場ドア２が自動的に開放
される。
押圧操作してない場合、手順Ｓ１０として乗客が行先階
登録釦７を押圧操作すると、手順Ｓ１１としてかごドア
５、乗場ドア２が閉じた後、手順Ｓ１２として、かご呼
び釦３で登録されたかご呼び指令に応じて各階に停止し
ながら目的階まで乗かご４を運転する。次いで、手順Ｓ
１３として乗かご４が目的階の乗場１に到着した後、手
順Ｓ１４としてかごドア５、乗場ドア２が自動的に開放
される。
【００１７】このように構成した実施形態では、防犯運
転にて所定階へ乗かご４が到着するとき、所定階の乗場
１の状況を乗かご４内の乗客が確認し、乗場１に不審な
人物がおらず安全だと判断した場合にのみ、ドア開釦８
を押圧操作することによりかごドア５、乗場ドア２を開
放して、乗客が乗かご４内から乗場１に降りる。一方、
乗場１に不審な人物がいる場合、ドア開釦８を押圧操作
せずにかごドア５、乗場ドア２を閉じた状態に保つとと
もに、インタホン呼び釦９を押して管理人などに連絡す
る。これによって、エレベータの乗客が乗場１で犯罪に
遭うことを未然に防止できる。
転にて所定階へ乗かご４が到着するとき、所定階の乗場
１の状況を乗かご４内の乗客が確認し、乗場１に不審な
人物がおらず安全だと判断した場合にのみ、ドア開釦８
を押圧操作することによりかごドア５、乗場ドア２を開
放して、乗客が乗かご４内から乗場１に降りる。一方、
乗場１に不審な人物がいる場合、ドア開釦８を押圧操作
せずにかごドア５、乗場ドア２を閉じた状態に保つとと
もに、インタホン呼び釦９を押して管理人などに連絡す
る。これによって、エレベータの乗客が乗場１で犯罪に
遭うことを未然に防止できる。
【００１８】また、本実施形態では、上述したように乗
かご４の防犯運転を行ない、ドア開放を行なった後、防
犯運転解除手段１２により防犯運転を自動的に解除する
ので、エレベータのサービス低下を招くことがなくて済
む。
かご４の防犯運転を行ない、ドア開放を行なった後、防
犯運転解除手段１２により防犯運転を自動的に解除する
ので、エレベータのサービス低下を招くことがなくて済
む。
【００１９】なお、本実施形態では、前記のテレビカメ
ラ１４およびモニタ装置１６によって映像手段が構成さ
れ、前記の赤外線検知センサ１５および表示灯１７によ
って検知手段が構成されるとともに、これらの映像手段
および検知手段により、所定階の乗場１の状況を乗かご
４内の乗客に報知する乗場状況報知手段が構成されてい
る。
ラ１４およびモニタ装置１６によって映像手段が構成さ
れ、前記の赤外線検知センサ１５および表示灯１７によ
って検知手段が構成されるとともに、これらの映像手段
および検知手段により、所定階の乗場１の状況を乗かご
４内の乗客に報知する乗場状況報知手段が構成されてい
る。
【００２０】なお、本実施形態では上述したように映像
手段および検知手段の両方を備えたが、必要に応じて、
映像手段および検知手段のいずれか一方のみを備えるよ
うにしてもよい。
手段および検知手段の両方を備えたが、必要に応じて、
映像手段および検知手段のいずれか一方のみを備えるよ
うにしてもよい。
【００２１】
【発明の効果】以上のように構成したので、本発明の請
求項１に係る発明は、乗かごの防犯運転により所定階へ
直行運転した後、この所定階の乗場に不審な人物がいな
いことを乗場内の乗客自身が確認した場合にのみ、ドア
を開放して乗かご内から乗場に降りるので、エレベータ
の乗客が乗場で犯罪に遭うことを未然に防止できる。
求項１に係る発明は、乗かごの防犯運転により所定階へ
直行運転した後、この所定階の乗場に不審な人物がいな
いことを乗場内の乗客自身が確認した場合にのみ、ドア
を開放して乗かご内から乗場に降りるので、エレベータ
の乗客が乗場で犯罪に遭うことを未然に防止できる。
【００２２】また、本発明の請求項２に係る発明は、映
像手段のテレビカメラで撮影した乗場の映像が乗かご内
のモニタ装置により表示されるか、あるいは、検知手段
の赤外線検知センサで乗場に人がいるかどうかを検知し
てその結果が乗かご内の表示装置により表示されるの
で、上述した乗場状況の確認を乗かご内の乗客が円滑に
行なえる。
像手段のテレビカメラで撮影した乗場の映像が乗かご内
のモニタ装置により表示されるか、あるいは、検知手段
の赤外線検知センサで乗場に人がいるかどうかを検知し
てその結果が乗かご内の表示装置により表示されるの
で、上述した乗場状況の確認を乗かご内の乗客が円滑に
行なえる。
【００２３】さらに、本発明の請求項３に係る発明は、
乗かごの防犯運転を行ない、ドア開放を行なった後、防
犯運転解除手段により防犯運転を自動的に解除するの
で、エレベータのサービス低下を招くことがなくて済
む。
乗かごの防犯運転を行ない、ドア開放を行なった後、防
犯運転解除手段により防犯運転を自動的に解除するの
で、エレベータのサービス低下を招くことがなくて済
む。
【図１】本発明の一実施形態に係るエレベータの防犯運
転装置を示す説明図である。
転装置を示す説明図である。
【図２】図１の防犯運転装置の処理手順を説明するフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
１ 乗場 ２ 乗場ドア ４ 乗かご ５ かごドア ７ 行先階登録釦 ８ ドア開釦 ９ インタホン呼び釦 １０ 防犯運転釦 １１ ドア開放制御手段 １２ 防犯運転解除手段 １４ テレビカメラ １５ 赤外線検知センサ １６ モニタ装置 １７ 表示灯（表示装置）
Claims (3)
- 【請求項１】 エレベータの乗かご内に、行先階登録
釦、ドア開釦、インタホン呼び釦および防犯運転釦を備
えるとともに、この防犯運転釦の押圧操作時に、前記行
先階登録釦により登録された所定階へ優先的に前記乗か
ごを直行運転する防犯運転手段を有するエレベータの防
犯運転装置において、 前記防犯運転手段の作動により前記乗かごが所定階へ到
着するとき、前記ドア開釦の押圧操作に応じてドア開放
指令を出力するドア開放制御手段と、前記所定階の乗場
の状況を前記乗かご内の乗客に報知する乗場状況報知手
段とを設けたことを特徴とするエレベータの防犯運転装
置。 - 【請求項２】 前記乗場状況報知手段が、前記乗場の映
像を撮影するテレビカメラ、および前記乗かご内に設置
され前記乗場の映像を表示するモニタ装置を含む映像手
段と、前記乗場に人がいることを検知する赤外線検知セ
ンサ、および前記乗かご内に設置され前記赤外線検知セ
ンサから出力される検知信号に応じて作動する表示装置
を含む検知手段との少なくとも一方からなることを特徴
とする請求項１記載のエレベータの防犯運転装置。 - 【請求項３】 前記ドア開放時に前記防犯運転手段の作
動状態を解除する防犯運転解除手段を設けたことを特徴
とする請求項１記載のエレベータの防犯運転装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP756298A JPH11209016A (ja) | 1998-01-19 | 1998-01-19 | エレベータの防犯運転装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP756298A JPH11209016A (ja) | 1998-01-19 | 1998-01-19 | エレベータの防犯運転装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11209016A true JPH11209016A (ja) | 1999-08-03 |
Family
ID=11669253
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP756298A Pending JPH11209016A (ja) | 1998-01-19 | 1998-01-19 | エレベータの防犯運転装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11209016A (ja) |
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1094024A1 (de) * | 1999-10-19 | 2001-04-25 | Inventio Ag | Sicherheitssystem für Aufzugsanlagen |
| JP2005231759A (ja) * | 2004-02-17 | 2005-09-02 | Mitsubishi Electric Corp | エレベータ装置 |
| US7190256B2 (en) * | 2001-09-20 | 2007-03-13 | Deutsche Post Ag. | Security method for gaining access, access verification device, and elevator |
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