JPH11206712A - 像形成装置 - Google Patents

像形成装置

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JPH11206712A
JPH11206712A JP10297512A JP29751298A JPH11206712A JP H11206712 A JPH11206712 A JP H11206712A JP 10297512 A JP10297512 A JP 10297512A JP 29751298 A JP29751298 A JP 29751298A JP H11206712 A JPH11206712 A JP H11206712A
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JP
Japan
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image forming
unit
forming apparatus
image
observation
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JP10297512A
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Elisabeth Genevieve
ジェネヴィエーヴ エリザベート
Michel Nauche
ノーシュ ミッシェル
Patrick Horel
オレール パトリック
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EssilorLuxottica SA
Original Assignee
Essilor International Compagnie Generale dOptique SA
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    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02CSPECTACLES; SUNGLASSES OR GOGGLES INSOFAR AS THEY HAVE THE SAME FEATURES AS SPECTACLES; CONTACT LENSES
    • G02C13/00Assembling; Repairing; Cleaning
    • G02C13/003Measuring during assembly or fitting of spectacles
    • G02C13/005Measuring geometric parameters required to locate ophtalmic lenses in spectacles frames

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Geometry (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Ophthalmology & Optometry (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
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  • Microscoopes, Condenser (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 レンズの光軸と人の視線軸との間に、人の視
覚クオリティを損なう数ミリメートルの位置誤差が発生
しないようにすることにある。 【解決手段】 像形成軸が対応する像獲得装置と、観察
軸が対応する観察スクリーンと、頂部の水平枢軸の回り
で振り子の態様で一体にヒンジ連結された2つのユニッ
トを有する像形成装置。これらのユニットのうちの1つ
は、像獲得装置を備えかつ対応する像形成軸の方向が拘
束される像形成ユニットである。これらのユニットのう
ちの他方は、観察スクリーンを備えかつ対応する観察軸
が拘束される観察ユニットである。像形成ユニットの重
心は前記枢軸の下にある。観察ユニットの位置に応答す
る検出手段を設けるのが好ましい。本発明は、めがね専
門家が、レンズを適合させるべきめがねフレームを着用
する人の像を得ることに適用できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、広くは、めがね専
門家が、めがねフレームを着用する人の種々の位置測定
を遂行して、めがねフレームにレンズを適合させること
を目的として使用する形式の像形成装置(imaging devi
ces)に関する。
【0002】
【従来の技術】簡単にいえば、像形成装置の目的は、め
がねフレームを着用する人の、リムすなわちフレームの
縁に対する瞳の位置を測定するため、着用者の像を得る
ことにある。この目的で使用される像形成装置は、必要
な撮像を遂行するためのビデオカメラが設けられた像獲
得装置(従って、該像獲得装置には像形成軸が対応す
る)と、めがね専門家が装置を制御することを可能にす
る観察スクリーン(従って、該観察スクリーンには観察
軸が対応する)とを有する。像形成装置の目的は、写真
画像またはビデオ画像上で、レンズを適合させるべきめ
がねフレームからなる基準フレームに対する、対象とす
る人の片目または両目の光軸すなわち視線軸(vision a
xis)の位置を測定することにある。従って、重要なこと
は、人の瞳がめがねの中間平面から或る距離(一般に、
12mm程度)だけ間隔を隔てて中間平面の後方の平面
内にあるという事実、および水平方向を見るためには、
通常、めがねフレームの中間平面が垂直に対して或る角
度(一般にペントスコープ角(pentoscopic angle)と呼
ばれ、5〜15°の範囲内で変化し、平均値は10°程
度である)で傾けられるという事実が可能なことであ
る。
【0003】これらの2つのパラメータが可能でなけれ
ば、生じる視差によって、レンズの光軸と人の視線軸と
の間に数ミリメートルの位置誤差が発生され、これは人
の視覚クオリティを損なうものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の広い目的は、
非常に簡単かつ有効な方法でこの問題を解決できかつ他
の長所をも有する構成を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】より正確には、本発明
は、像形成軸が対応する像獲得装置と、観察軸が対応す
る観察スクリーンと、頂部の水平枢軸の回りで振り子の
態様で一体にヒンジ連結された2つのユニット、すなわ
ち、像獲得装置を備えかつ対応する像形成軸の方向が拘
束される像形成ユニットおよび観察スクリーンを備えか
つ対応する観察軸が拘束される観察ユニットを備えた像
形成装置において、像形成ユニットの重心が前記枢軸の
下にあることを特徴とする像形成装置からなる。この構
成により、像形成ユニットは、特にめがね専門家が観察
ユニットを把持するときに、垂直に吊り下がり、必要な
像形成を遂行する。従って、観察ユニットの方向の如何
に係わらず像形成ユニットの方向は変化しない。それで
も、対象とする人の正しいフレーミングを行なうため、
人の身長および/またはめがね専門家の身長に従って観
察ユニットの方向を変えることができる。
【0006】従って、像形成軸は、めがねフレームの中
間平面に対して都合良くシステマチックに垂直になり、
このことが、像形成中の全ての視差をなくならせる。こ
れを達成するには、前述のように像形成ユニットを自由
にかつ垂直に吊り下げるときに、像形成軸を、めがねフ
レームのペントスコープ角に等しい角度で、水平に対し
て傾斜させるように構成すれば充分である。換言すれ
ば、本発明による像形成装置の枢軸は、いかなる他の補
償または制御手段を介入させることなく、従って特に簡
単かつ経済的な態様で、各像形成作業について一定の像
形成角を自然に保持できるようにする。また本発明は、
必要ならば簡単に観察ユニットを反転させることによ
り、この目的のために以前に観察しかつ記憶した像を、
対象とする人に示すことができ、またはめがね専門家が
対象とする人と一緒に作業できるという長所を有する。
【0007】これを達成するには、像形成ユニットと観
察ユニットとの間の相対角移動の大きさは、観察ユニッ
トが反転位置(この位置では、観察ユニットの観察スク
リーンを前方から見ることができ、かつ像自体は正しい
方向が上になるように反転される)を占めることができ
れば充分である。観察ユニットは、好ましくは、非使用
時に観察ユニットを水平面上に置くことにより像形成装
置の載置を可能にするベースを有している。本発明の他
の特徴によれば、観察ユニットを水平面上に置くことに
より像形成装置を載置したとき、像形成軸(すなわち、
像形成ユニットの視線軸(viewingaxis) )は、水平に
対して、実質的にめがねフレームのペントスコープ角に
等しい或る角度(約15°だけ増大される)に静止し、
これらの環境において垂直に対する頭部の通常の傾斜が
できるようにする。
【0008】従って、本発明の像形成装置のアイドル位
置は、近視線像形成位置(near vision imaging positi
on) にすることもできる。本発明の像形成装置の像形成
ユニットの前部には、像形成軸に対して垂直で対応する
像獲得装置を隠す半透明板を設けるのが好ましい。従っ
て、像形成中に、対象とする人(偶然にいかなる拘束も
なくなった人)は、像獲得装置によって気が散ることも
攪乱されることもなく、これは、得られる像のクオリテ
ィにとって有益である。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の特徴および長所は、添付
図面に関連して述べる本発明の実施形態についての以下
の説明から明らかになるであろう。図示のように、本発
明の像形成装置10は、それ自体は既知の態様で、像形
成軸A1が対応する像獲得装置11と、観察軸A2が対
応する観察スクリーン12とを有している(図3)。本
発明によれば、像形成装置10は、頂部の水平枢軸A3
の回りの振り子の態様で一体にヒンジ連結された2つの
ユニットB1、B2、すなわち、像獲得装置11を有す
る像形成ユニットB1(対応する像形成軸A1の方向が
該ユニットB1に拘束される)と、観察スクリーン12
を有する観察ユニットB2(対応する光軸A2の方向が
該ユニットB2に拘束される)とを有している。この構
成により、像形成ユニットB1の重心Gは装置10の枢
軸A3の下にある。
【0010】図示の実施形態では、像形成ユニットB1
は、より詳しく後述するように、像獲得装置11および
該装置11に関連する種々の部品を収容するケーシング
13を有している。本願に図示する実施形態におけるよ
うに、像形成ユニットB1は、好ましくは、像形成軸A
1に対して垂直な半透明板14を有し、該半透明板14
はケーシング13を閉鎖しかつ像獲得装置11を隠す。
像獲得装置11は、例えばビデオカメラである。この種
のビデオカメラ自体は良く知られており、本発明のいか
なる部分をも構成しないため、本願ではこれ以上説明し
ない。図示の実施形態では、像獲得装置11の光軸A4
は垂直平面内にある半透明板14に対して平行に延びて
おり、従って、ケーシング13内で像獲得装置11と半
透明板14との間には、光軸A4を像形成軸A1に沿っ
て90°曲げるべく、45°の角度に傾斜した鏡16が
ケーシング13の背面15と半透明板14との間で一層
正確になるように設けられている。
【0011】図示の実施形態では、像獲得装置11に関
連する他の部品として、像形成ユニットB1の内部で鏡
16の後部に設けられた光源18があり、該光源18
は、鏡16とケーシング13の背面15との間で光軸A
1と整合している。該光源18は、人の焦点が合う位置
を与える。鏡16は、人が光源18を見えることができ
るように、半透明板で構成できる。同様に、鏡16のこ
の位置に孔を設けることもできる。図示の実施形態で
は、像獲得装置11に関連する他の部品として、像獲得
装置11および光源18の為の電源装置20を有してい
る。電源装置20として、例えば貯蔵バッテリがある。
【0012】従って、電源装置20の重量および重心G
の位置に与える電源装置20の効果を考慮し、電源装置
20はケーシング13の底部(好ましくは、像獲得装置
11の下で、該装置11とケーシング13の底縁部21
との間)に配置される。図示の実施形態におけるよう
に、像形成ユニットB1には、該ユニットB1を図7に
示すように水平面H上に置いて像形成装置10を載置で
きるようにするベースC1を設けるのが好ましい。この
構成により、像形成軸A1(すなわち像形成ユニットB
1の観察軸)は、像形成ユニットB1を水平面H上に載
いて像形成装置10を載置したときに、水平に対して鋭
角Pを形成する。本発明によれば、鋭角Pは、最も普通
のめがねフレームのペントスコープ角にほぼ等しく選択
される。
【0013】従って、鋭角Pは、10°程度である。図
示の実施形態では、像形成ユニットB1のベースC1
は、該ユニットB1の底縁部21により直接形成されて
いる。従ってベースC1は、半透明板14に対して鋭角
P′(90°より鋭角Pだけ小さい角度に等しい)をな
す平面である。図示の実施形態では、像形成ユニットB
1のケーシング13は、半透明板14を支持する前部1
3′と、該前部13′に対して後方に傾斜した後部1
3″とを有し、該後部13″は幅狭であるが深くて、像
獲得装置11およびこれに関連する部品のうちの少なく
とも幾つかを収容する。本発明によれば、像形成ユニッ
トB1は、枢軸A3の回りで自由に枢動できるように観
察ユニットB2に取り付けられる。
【0014】この目的のため、観察ユニットB2は、例
えば図示のように2つの側方フランジ22を有し、該側
方フランジ22により、観察ユニットB2はヨークの形
態で像形成ユニットB1のケーシング13上に取り付け
られ、該ユニットB1の側縁部23とジャーナル態様で
係合する。対応する枢着構造は当業者には明白であり、
ここではこれ以上の説明および図示を省略する。必要な
らば中空ジャーナルを用いて枢着できる。中空ジャーナ
ルは、像形成ユニットB1の像獲得装置11と観察ユニ
ットB2の観察スクリーン12とを常時連結するワイヤ
(図示せず)を通すのに使用できる。図示の実施形態で
は、観察ユニットB2は、像形成ユニットB1の後部に
クロスメンバ25を有し、該クロスメンバ25はその両
フランジ22の間に延びておりかつその中央部に傾斜観
察スクリーン12を支持している。
【0015】クロスメンバ25は観察ユニットB2の高
さの全部または一部に亘って同じ厚さを有するか、観察
ユニットB2の高さの少なくとも一部に亘って上方およ
び/または下方に、薄いフランジを介して延びている。
図示の実施形態のように、本発明の像形成装置10はポ
ータブルであるのが好ましい。従って、例えば図示のよ
うに、観察ユニットB2には把持手段26が設けられて
おり、めがね専門家がシステムを容易に操作できるよう
になっている。図示の実施形態では、把持手段26は、
観察ユニットB2のフランジ22の直ぐ近くで、観察ユ
ニットB2のそれぞれの側縁部に沿って像形成ユニット
B1の後部まで延びている2つのハンドル27を有し、
各ハンドル27には開口28が設けられている。
【0016】図示のように、例えばハンドル27は互い
にほぼ平行でかつ像形成ユニットB1の半透明板14に
対してほぼ垂直であり、ケーシング13の後部13″は
両ハンドル27の間に位置している。図示の実施形態で
は、観察ユニットB2には、図6に示すように観察ユニ
ットB2を水平面H上に置いて、像形成装置10を載置
できるようにするベースC2を設けるのが好ましい。こ
の構成および以下に述べる点を条件として、像形成ユニ
ットB1の像形成軸A1は、像形成ユニットB2を水平
平面H上に載いて像形成装置10がこのように設置され
たときに、水平に対して鋭角Pを形成する。この場合、
鋭角Pは前述の場合と同じである。
【0017】従って、実際には、鋭角Pは、10°程度
である。図示の実施形態では、観察ユニットB2のベー
スC2は、観察ユニットB2の両ハンドル27の底面2
9により形成される。従って、この底面29はほぼ平ら
である。本発明によれば、底面29は、像形成ユニット
B1の観察ユニットB2の支持面Dに対し鋭角P′を形
成する。図示のように、例えば、支持面Dはハンドル2
7の前面30により直接形成される。図示の実施形態で
は、観察ユニットB2は、めがね専門家が装置を制御す
るのに使用する制御パネル31を有している。
【0018】制御パネル31は、ハンドル27からアク
セスできるように、例えば一方のハンドルの背部に配置
される。図示の実施形態では、制御パネル31はハンド
ル27の頂部に斜めに取り付けられている。本発明の像
形成装置10を使用するため、すなわち、図4および図
5に示すように像形成装置10を使用して、レンズに適
合させるべきめがねフレーム33を着用する人32の像
を獲得するためには、対応する観察が遠くを見るもので
ある場合には、めがね専門家34は単に、像形成装置1
0の観察ユニットB2のハンドル27を両手で持って、
該ユニットを人32の方向に向ければよい。めがね専門
家34は、本発明の像形成装置10を適当な高さに保持
し、人32の身長が高い(図4)か低い(図5)かに従
って、人を便利にフレーミングする。
【0019】いずれにせよ本発明の構成により、像形成
ユニットB1は、その重心Gが装置の枢軸A3の垂直下
方にあって、重力のみによって常に同じ方向になる。こ
のため、前述の構成により、像形成軸A1は、システマ
チックに水平に対して鋭角Pを形成する。図4に示すよ
うに、鋭角Pはめがねフレーム33のペントスコープ角
(すなわち、垂線に対するめがねフレーム33のリムす
なわち縁の中間平面Mのなす角度)に実質的に等しい。
従って、像形成軸A1は、いつでも中間平面Mに対して
実質的に垂直になり、このため、いかなる視差も回避さ
れる。本発明の像形成装置10が、観察ユニットB2に
設けられたベースC2を水平面H上に置くことにより載
置されると、像形成ユニットB1の像形成軸A1は、像
形成ユニットB1が前述のように観察ユニットB2に対
して依然として自由に吊り下げられていようと、或いは
像形成ユニットB1のケーシング13の前部13′の側
縁部が観察ユニットB2に設けられた支持面Dに当接す
るようにして支持面D上に載置されていようと、水平に
対して鋭角Pをなして静止する。
【0020】前述のように、この載置位置では、鋭角P
は、好ましくは約15°程度角度が増大され、垂直に対
して頭部を傾けることができるようにする(このような
状況下では普通のことである)。この場合、像形成ユニ
ットB1の像形成軸A1は水平に対して鋭角P″をな
す。従って、本発明による像形成装置10の静止位置
は、特に、近視線像獲得(near vision image acquisit
ion)における像位置をも構成する。しかしながら、本発
明の像形成装置10は、前述しかつ図7に示すように、
像形成ユニットB1に設けられたベースC1を水平面H
上に載せることにより載置することもできる。本発明に
よれば、像形成ムーブメントB1と観察ユニットB2と
の間の大きさすなわち相対移動は、観察ユニットB2が
反転位置(この位置では、図7に示すように、観察スク
リーン12を前方から見ることができる)を占めること
を可能にする充分なものである。
【0021】換言すれば、この場合には、観察軸A2も
前方を向く。これに関連して、表示される像自体も反転
される。従って、対象とする人(すなわち、めがねの着
用者)が、彼らの像を観察スクリーン12上で見ること
ができる。これは、像形成ユニットB1により以前に捕
捉された像であるか、或いは瞬間像である。いずれの場
合も反転像であり、従って正しい方向が上になるように
して見ることができる。換言すれば、像は、鏡像効果に
より正しい方向が上になる。図示の実施形態では、像形
成装置10を、その像形成ユニットB1を水平面H上に
置きかつ観察ユニットB2を反転位置にして載置すると
き、観察ユニットB2の観察スクリーン12は、ほぼ垂
直にするのが好ましい。
【0022】普通、観察ユニットB2が反転位置にある
とき、該観察ユニットB2を制御された不動状態にロッ
クするロックボタン(図示せず)が設けられる。上記説
明は、像形成ユニットB1の重心G(該重心Gの位置は
ユニット内の質量分布に基づいて定まる)が一定(固
定)であると仮定している。本発明の他の特徴によれ
ば、重心Gがその位置を調節できて、水平に対する像形
成ユニットB1の像形成軸A1の鋭角Pを最適調節でき
ることが好ましい。当業者には明白であり、従ってここ
には説明しない構成により、像獲得装置11に関連する
電源装置20自体は、像形成ユニットB1のケーシング
13の内部で、かつケーシング13の背部15と半透明
板14との間で、図8に一点鎖線20I 、20IIで示す
ように枢軸A3を横切るようにして前方から後方へと位
置を調節できる。
【0023】電源装置20に取り付けられたポインタ3
6が、ケーシング13の対応する側縁部23のスロット
37を通ってケーシング13から突出しており、電源装
置20の位置従って鋭角Pの値の外部表示を行なうよう
になっている。この場合、ケーシング13の後部13″
は、ポインタ36が連続移動経路をもつように、前部1
3′の全幅に亘って延びている。図9および図10は、
本発明の他の特徴を示し、この特徴は、図6および図7
に関連して説明したように、特に、観察ユニットB2を
図6および図9に示す直立位置から図7および図10に
示す反転位置に移動されるときに使用できる。本発明の
特徴によれば、本発明の像形成装置10は、観察ユニッ
トB2の位置に応答する検出手段39と、観察ユニット
B2が反転位置にあるときに、観察スクリーン12上に
示される像を反転させるための制御反転手段40とを有
している。
【0024】この場合には、正しい方向が向きになるよ
うにするのに必要な像の反転が自動的になされ、これは
優れた長所である。この目的に使用される検出手段39
は、容易に入手できる位置センサで構成できる。図示の
実施形態では、検出手段39はボックスセクション41
内に収容される。ボックスセクション41の前部は観察
スクリーン12を支持し、かつチャンバ43内で自由に
移動できかつスイッチ44の可動接点を形成する導電性
ウェイト42(例えば、図示のようなボールベアリング
または一定量の水銀)を収容している。観察ユニットB
2の直立位置ではスイッチ44は開いており(図9)、
その反転位置ではスイッチ44は閉じられる(図1
0)。導電性ウェイト42を解放するのに要する力は反
転位置においては大きい。
【0025】反転手段40は電気回路(図示せず)を使
用している。この電気回路は、例えばここに図示するよ
うな電子回路カード45の一部であり、該カードの少な
くとも一部にスイッチ44が接続されている。観察スク
リーン12を制御する電子回路カード45は、好ましく
は2つの重畳ディスプレイ層を制御する。1つのディス
プレイ層は対象とする人の像を表示するための高カラー
能力を有し、他方のディスプレイ層は少なくとも1つの
他の任意の種類の像(例えば、活字および/または線お
よび/または図面を含む像)を重畳表示する低カラー能
力を有する。これらの2つの像は、もちろん、互いに独
立してメモリに記憶される。当業者には明白な(従って
ここでは説明しない)構成により、反転手段40は、人
の像を水平対称軸に対して反転させかつ他の像(すなわ
ち、情報伝達像)を水平対称軸および垂直対称軸に対し
て反転させるようになっている。
【0026】これにより、反転の視覚効果が補償され
る。より詳しくは、この場合に、人は、観察スクリーン
12が図7に示すように位置するときにはあたかも鏡内
で反射されたように自分自身を観察し、かつ観察スクリ
ーン12が図6に示すように位置するときには、オペレ
ータは、人がオペレータに対面しているかのように人を
観察する。もちろん、本発明は図示しかつ説明した実施
形態に限定されるものではなく、任意の変更態様での実
施および使用が可能である。より詳しくは、本発明の像
形成装置は、人の顔面上に種々のフレーム(「物理的」
フレームまたは「バーチャル」フレーム)を示すのに使
用できる。また、フレームの「バーチャル」像が重畳さ
れる顔面の記憶像をディスプレイすることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の像形成装置を前方から見た斜視図であ
る。
【図2】本発明の像形成装置を後方から見た斜視図であ
る。
【図3】図1のIII−III線に沿う拡大断面図であ
る。
【図4】本発明の像形成装置の、対象とする人の第1フ
レーミングモードでの使用を縮小して示す側面図であ
る。
【図5】人の第2フレーミングモードでの使用を示す図
4と同様な側面図である。
【図6】本発明の像形成装置のアイドル位置を示す図4
および図5と同様な側面図である。
【図7】本発明の像形成装置の反転位置を示す図4、図
5および図6と同様な側面図である。
【図8】本発明の像形成装置の他の実施形態の一部を拡
大して示す部分破断側面図である。
【図9】本発明の他の特徴を示す図6に対応する部分図
である。
【図10】本発明の他の特徴を示す図7に対応する部分
図である。
【符号の説明】
10 像形成装置 11 像獲得装置 12 観察スクリーン 13 ケーシング 39 検出手段 40 反転手段 44 スイッチ A1 像形成軸 A2 観察軸 B1 像形成ユニット B2 観察ユニット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ミッシェル ノーシュ フランス 95230 スワジー スー モン モランシー リュー ド モンモランシー 82 テル (72)発明者 パトリック オレール フランス 93330 ヌイリー スール マ ルヌ リュー ド スフラン 4

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像形成軸が対応する像獲得装置と、観察
    軸が対応する観察スクリーンと、頂部の水平枢軸の回り
    で振り子の態様で一体にヒンジ連結された2つのユニッ
    ト、すなわち、像獲得装置を備えかつ対応する像形成軸
    の方向が拘束される像形成ユニットおよび観察スクリー
    ンを備えかつ対応する観察軸が拘束される観察ユニット
    とを備えた像形成装置において、像形成ユニットの重心
    が前記枢軸の下にあることを特徴とする像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記像形成ユニットは、自由に枢動でき
    るように前記観察ユニットに取り付けられることを特徴
    とする請求項1に記載の像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記像形成ユニットの重心は位置を調節
    できることを特徴とする請求項1に記載の像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記像獲得装置と関連する電源装置を有
    し、該電源装置は、その位置を前記枢軸に対して横方向
    に調節できるように、前記像形成ユニットの前記ケーシ
    ング内に取り付けられることを特徴とする請求項3に記
    載の像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記像獲得装置と関連する電源装置が像
    獲得装置の下に位置していることを特徴とする請求項4
    に記載の像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記像形成ユニットは、前記像形成軸に
    対して垂直に前部に取り付けられかつ前記像獲得装置を
    隠す半透明板を有することを特徴とする請求項1に記載
    の像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記像獲得装置の前記光軸は前記半透明
    板に対して平行であり、前記像獲得装置と前記半透明板
    との間で45°の角度で配置された鏡を更に有すること
    を特徴とする請求項6に記載の像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記像形成ユニットは、その内部に光源
    を有していることを特徴とする請求項6に記載の像形成
    装置。
  9. 【請求項9】 前記観察ユニットは、めがね専門家がア
    クセスできる把持手段を有していることを特徴とする請
    求項1に記載の像形成装置。
  10. 【請求項10】 前記観察ユニットの前記把持手段は、
    前記観察ユニットのそれぞれの側縁部に沿う2つのハン
    ドルを備えていることを特徴とする請求項9に記載の像
    形成装置。
  11. 【請求項11】 前記観察ユニットは、該観察ユニット
    を水平面上に置くことにより像形成装置を載置できるよ
    うにするベースを有していることを特徴とする請求項1
    に記載の像形成装置。
  12. 【請求項12】 前記像形成ユニットの前記像形成軸
    は、前記観察ユニットを水平面上に置いて像形成装置を
    載置したときに、水平に対して鋭角をなすことを特徴と
    する請求項11に記載の像形成装置。
  13. 【請求項13】 前記観察ユニットは、前記観察ユニッ
    トを長手方向平面上に置いて像形成装置を載置できるよ
    うにするベースを有し、前記観察ユニットの前記ベース
    は観察ユニットの前記2つのハンドルの底面により形成
    されることを特徴とする請求項10に記載の像形成装
    置。
  14. 【請求項14】 前記観察ユニットの前記ハンドルの前
    記底面は、実質的に平らでありかつ前記観察ユニット上
    の前記像形成ユニットの支持面に対して鋭角をなしてい
    ることを特徴とする請求項13に記載の像形成装置。
  15. 【請求項15】 前記像形成ユニットは、前記像形成ユ
    ニットを水平面上に置いて像形成装置を載置できるよう
    にするベースを有していることを特徴とする請求項1に
    記載の像形成装置。
  16. 【請求項16】 前記像形成ユニットの前記像形成軸
    は、前記像形成ユニットを水平面上に置いて像形成装置
    を載置したときに、水平に対して鋭角をなすことを特徴
    とする請求項15に記載の像形成装置。
  17. 【請求項17】 前記像形成ユニットと前記観察ユニッ
    トとの間の相対角移動の大きさは、前記観察ユニット
    が、その観察スクリーンを前方から見ることができる反
    転位置を占めることを可能にする充分な大きさであるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の像形成装置。
  18. 【請求項18】 前記像形成ユニットと前記観察ユニッ
    トとの間の相対角移動の大きさは、前記観察ユニット
    が、その観察スクリーンを前方から見ることができる反
    転位置を占めることを可能にする充分な大きさであり、
    前記像形成ユニットを水平面上に置いて前記像形成装置
    を載置しかつ前記観察ユニットが前記反転位置にあると
    きに、前記観察ユニットの観察スクリーンが実質的に垂
    直になることを特徴とする請求項16に記載の像形成装
    置。
  19. 【請求項19】 前記観察ユニットの位置に応答しかつ
    前記観察ユニットが前記反転位置にあるときに前記観察
    スクリーン上に表示される像を反転させることができる
    反転手段を制御する検出手段を有していることを特徴と
    する請求項17に記載の像形成装置。
  20. 【請求項20】 前記観察スクリーンが2つの重畳ディ
    スプレイ層を有し、一方のディスプレイ層は対象とする
    人の像をディスプレイし、他方のディスプレイ層は荷煮
    の種類の少なくとも1つの他の像をディスプレイし、前
    記反転手段は、前記人の前記像を水平対称軸線に対して
    反転させ、かつ前記他方の像を水平対称軸線および垂直
    対称軸線に対して反転させることを特徴とする請求項1
    9に記載の像形成装置。
  21. 【請求項21】 請求項1〜請求項20のいずれか1項
    に記載のポータブル像形成装置。
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