JP3900578B2 - 追従型虚像視ディスプレイシステム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、虚像視ディスプレイシステムに関し、とりわけ利用者の視線や頭部の回転に追従して物体の虚像を形成できる追従型虚像視ディスプレイシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の映像の虚像を形成可能な虚像視ディスプレイシステムとしては、例えば、HMD(Head Mounted Display)といった頭部搭載型表示装置が実現されている。
ここで、虚像は、物体が、焦点距離よりレンズに近い位置にある場合に、その物体側にできるもので、その形成原理については、例えば、”レンズの化学入門(上)”、小倉敏捷布、朝日ソノラマ社や、”光学”、村田和美、サイエンス社等に、その詳細が記載されている。
【0003】
HMDは、図18に示すように、例えば、映像を拡大して虚像を形成するレンズと、そのレンズの焦点距離より近い位置に配置されたディスプレイパネル(例えば、液晶ディスプレイなど)を含んで構成される。
同図に示されるように、利用者はHMD100を頭に装着し、ディスプレイパネル102に表示された映像をレンズ101を介して見ることで、その虚像を観賞することができる。ここで、レンズ101の光軸x’と利用者の視線e’が重なるように構成されている。
【0004】
この他、例えば、携帯型ビデオカメラ等に用いられるビューファインダが知られている。これは通常、図19に示すように、利用者の左右どちらか単眼で、ビューファインダ105に取付けられている接眼レンズ106から、内部のディスプレイパネル107に提示される映像を観賞するようになっている。ビューファインダ105は、ビデオカメラ本体108に取付けられており、操作ボタン109によって、ディスプレイパネル107に提示される映像を操作するものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記のようなHMDにおいては、頭部に装着することを前提としてレンズなど光学系が設計されているため、レンズの光軸と利用者の視線が重ならず、ずれることがあると、虚像が収差の大きいものとして観賞されてしまうという問題点があった。
【0006】
また、同様に、上述したビューファインダにおいては、虚像を小さいレンズで拡大して観賞するので、接眼部に眼球を接して、かつ視線を所定方向に確実に向けないと明瞭な虚像を見ることができないといった問題点があった。
【0007】
また、これら従来の構成においては、形成される虚像の位置が一定であるので、利用者が、視力の違いに関わらず無理に映像を見ようとして、ドライアイ(眼の乾き)や眼精疲労の原因となるといった欠点があった。
さらに、機器を長時間使用する場合に、頭部を長時間固定させることで、利用者に疲労を感じさせるといった問題点があった。
【0008】
本発明は、前記のような従来技術における問題点を解決するためなされたもので、利用者の視線の移動や頭部の回転移動に追従して、収差の少ない明瞭な虚像の形成が可能であり、また視線が上下方向へ傾斜するときに利用者の見やすい位置に虚像を表示できる追従型虚像視ディスプレイシステムを提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】
前記目的を実現するため本発明に係る追従型虚像視ディスプレイシステムは、虚像光学系を有する映像表示部を備え、前記虚像を利用者の視線上に載せて利用可能にする構成の追従型虚像視ディスプレイシステムであって、ヘッドレストの下端が、利用者の頭部中心を中心に左右に回転可能に頂部に取り付けられてなる椅子と、前記映像表示部を虚像光学系とともに移動させる移動機構を備え、前記虚像光学系は、両眼に対応したディスプレイパネルの拡大虚像を空間上同一位置に形成するようなされており、前記移動機構は、前記ヘッドレストの利用者の頭部が接触する部分に設けられた感圧センサと、一端が前記ヘッドレストの上端に取り付けられ他端に前記映像表示部が設けられて映像表示部を上下方向に回動させる映像表示部支持機構と、前記椅子の着座者の動きに対応して前記感圧センサから得られる出力に応じて前記ヘッドレストを回転させる回動用モータとを含み構成されていて、前記虚像光学系の光軸が前記視線の光軸に重なる位置まで前記映像表示部を移動させることで、両眼の輻輳調節を一致させた状態で虚像観察を可能とする構成としたことを特徴とする。上記の構成によって、利用者の指示通りに映像表示部が自由に動くようになされており、よって移動機構によって映像表示部を移動させ、これによって虚像光学系の光軸を視線の光軸に重ねることができる。これにより映像表示部が常に利用者の視線上に載った正しい位置関係に置かれた状態が実現され、よって収差の少ない虚像が観賞できるようになる。その他、本発明に係る追従型虚像視ディスプレイシステムの映像表示部が、虚像の形成される位置を移動可能な構成とされた場合は、利用者の視線移動又は/および頭部回転動作にともない、手動あるいは自動で虚像の形成される距離を変えるようにできる。よって利用者の所望する見やすい位置に、しかも収差の少ない虚像が表示される。
【0017】
また、本発明に係る追従型虚像視ディスプレイシステムの映像表示部が、虚像の形成される位置を移動可能な構成とされ、かつ利用者の視線が下向き時に、虚像を利用者に近い側の位置に形成させる構成とされた場合は、利用者の視線方向が下向きになるにつれ、虚像が近く見えるようになされる。
よって利用者の所望する見やすい位置に、しかも収差の少ない虚像が表示される。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を説明する。なお、以下の実施形態は本発明の好適な一例であり、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、この発明の範囲は、以下の説明において特にこの発明を限定する旨の記載がない限り、これらの形態に限られるものではない。
【0019】
図1は、本発明に関連して参考として示す追従型虚像視ディスプレイシステムの一実施形態における全体斜視図である。図2は、図1に示された映像表示部支持機構の細部を説明する分解斜視図である。図3は、図1に示された映像表示部支持機構の他の細部を説明する分解斜視図である。図4は、図1に示された追従型虚像視ディスプレイシステムの動作の説明のための平面図である。図5は、図1に示された追従型虚像視ディスプレイシステムの制御部分のブロック図である。
【0020】
図1で、本発明に係る追従型虚像視ディスプレイシステムDは、虚像を形成させる映像表示部10と、先端に映像表示部10を保持して上下方向に回動させる映像表示部支持機構11と、映像表示部支持機構11に保持されて左右方向に円弧状に展開され、かつ映像表示部10を移動自在に嵌挿して左右方向に架送させるガイドレール12と、装置制御部15と、利用者が座る椅子18を備えて構成されている。
なお前記で、映像表示部支持機構11とガイドレール12とが移動機構を構成している。
【0021】
映像表示部10は液晶ディスプレイとレンズ系による虚像光学系を備えており、この虚像光学系の光軸xが、椅子18に座った利用者の視線の光軸(以下、視線と略記)eに重なる位置に置かれる。なお映像表示部10の構成と動作は後に詳述する。
【0022】
映像表示部支持機構11の後端は、椅子18に取り付けられる。映像表示部支持機構11は、図1および図2に示されるように、アーム24、25、14、26と、ステッピングモータ13a、13b、13cから構成される。
アーム24の一端は椅子18に取り付けられ、他端はアーム25の一端と回転可能に嵌合され、この回転力はステッピングモータ13aによって与えられる。
【0023】
さらにアーム25の他端はアーム14の一端と回転可能に嵌合され、この回転力はステッピングモータ13bによって与えられる。ついでアーム14の他端はアーム26の一端と回転可能に嵌合され、この回転力はステッピングモータ13cによって与えられ、またアーム26の他端にはガイドレール12が取り付けられている。
【0024】
アーム間の接合をさらに説明すると、アーム14の他端には軸14aが一体に設けられ、この軸14aはアーム26の一端に一体に設けられている軸受26bに摺動自在に嵌合されている。さらにステッピングモータ13cの本体部はアーム26の軸受26bに取り付けられ、ステッピングモータ13cの回動軸23cはアーム14の他端の軸14aの中心に穿たれた回動軸受孔14aaに嵌合している。
ステッピングモータ13bについても同様に、その本体部はアーム14の軸受14bに取り付けられ、ステッピングモータ13bの回動軸23bはアーム25の他端の軸25aの中心に穿たれた回動軸受孔に嵌合している。ステッピングモータ13aについても同様である。
【0025】
ステッピングモータ13a〜13cは、装置制御部15から第2信号線17を経て送られる制御信号に基づき、それぞれ指示分の回動をする。装置制御部15はこの制御信号を、操作スイッチなどにより利用者が入力する指示入力に基づき発生させる。
これによって、利用者が視線eを上下方向に移動させたとき、利用者がその旨の指示を入力することによって映像表示部支持機構11を動作させ、映像表示部10を上下方向に移動させて、その光軸xが視線eに重なるよう調節することができる。
【0026】
前記の映像表示部10の上下方向への移動においては、利用者の眼球の位置を回動の中心として、眼球から映像表示部10までの距離を一定に保ちながら、視線eの張る迎角あるいは伏角に等しくなるよう、各ステッピングモータ13a〜13cの回動角度が調節される。
【0027】
映像表示部10はさらに、そのフレーム10Aが図3のようにガイドレール12に摺接して移動可能に構成され、フレーム10Aには推進モータ10Bが固定され、推進モータ10Bの軸に嵌設されたピニオンギヤがガイドレール12側のラックギヤに噛合している。
よって推進モータ10Bが、装置制御部15から第1信号線16を経て送られる制御信号に基づき回転すると、映像表示部10はガイドレール12上を自走する。
【0028】
ここで、ガイドレール12は、平面上で利用者の頭部中心を中心とする円弧を構成しており、よって映像表示部10は、眼球からの距離を一定に保ちながら、左右に回転した視線eが張る回転角に等しくなるまでガイドレール12上を自走して移動する。
したがって、椅子18に座っている利用者が頭部を左右方向に回転させたとき、利用者が指示を入力することによって推進モータ10Bを動作させ、映像表示部10を左右方向に移動させて、その光軸xを回転で移動した視線eに重ねるよう調節することができる。
このような利用者Uが頭部を左右方向に回転させる際の、ガイドレール12上を映像表示部10が回動する状態が、図4の平面図に示される。
【0029】
さらに、前記では映像表示部10の上下方向あるいは/および左右方向への移動の制御を、利用者が装置制御部15の入力ボタン等の入力手段によって手動入力した値に基づき行う構成であるが、他の構成として、視線eの上下方向への移動を自動的に検出する視線検出器emtを設け、この検出出力に基づいて映像表示部10の上下方向移動を自動制御するものが可能である。
【0030】
このような視線検出器emtは、例えば図1のように映像表示部10に搭載することができる。視線検出センサとしては、CCDカメラで、利用者の眼球位置を取り込んで、眼球の位置を検出する方式や、眼球に赤外線を当てて、白眼と黒眼の反射率の違いを利用して、反射してくる光量を検出して、眼球の位置を検出する方式がある。
同様に、頭部の左右回転を自動的に検出する頭部回転検出器(図7参照)を設け、これによって頭部の左右回転を自動検出する構成とすることもできる。このような頭部回転検出器としては、感圧センサをはじめ、あるいはCCDカメラによる画像処理回路を適用することができる。
【0031】
図5は、制御システムのブロック図であり、前記手動入力モードと自動制御モードの両方が示されている。
手動入力モードでは、装置制御部15は手動入力パネル28から入力される指示入力信号28aに基づいて、モータ制御信号15a、15bをそれぞれ各ステッピングモータ13a〜13cと、推進モータ10Bに送る。
一方、自動制御モードでは、装置制御部15は視線検出器emtから入力される視線検出器信号e2あるいは/および頭部運動センサー29から入力される頭部運動検出信号29aに基づいて、モータ制御信号15a、15bをそれぞれ各ステッピングモータ13a〜13cと、推進モータ10Bに送る。
【0032】
つぎに、図6は本発明に係る追従型虚像視ディスプレイシステムの一実施形態の全体斜視図である。図7は、図6に示されたヘッドレスト部を説明する斜視図である。この構成では、椅子31にヘッドレスト32の下端が、回動用モータ33によって左右に回転可能に取り付けられ、ヘッドレスト32の上端には映像表示部支持機構30の一端が取り付けられ、映像表示部支持機構30の他端に映像表示部10が設けられている。
【0033】
映像表示部支持機構30は、前記の実施形態におけると同様のステッピングモータ13mやアーム14m等で構成され、前記の実施形態におけると同様に映像表示部10を上下方向に回動させる。
ヘッドレスト32は、利用者の頭部中心を中心に回転可能になっており、利用者の頭部がヘッドレスト32に接触する部分に、図7に示すような感圧センサ36が設けられる。
【0034】
利用者は、ヘッドレスト32にもたれて映像表示部10が形成させる虚像を観賞するが、利用者が自ら頭部を左右に回転させると、回転方向の圧力が増し、反対方向の圧力が減じるので、この差をなくすように、回動用モータ33が駆動されてヘッドレスト32を回転させる。するとヘッドレスト32に取付けられた映像表示部10は、ヘッドレスト32の動きに応じて左右方向に回動する。
これによって、利用者は常に快適な位置で虚像を観賞できる。
【0035】
図8は、本発明の一実施形態の光学系を示す簡略図で、虚像の距離を変化させる光学系を示したものである。
同図において、O1またはO2は、レンズ13Rまたは13Lの主点をそれぞれ表しており、F1またはF2は、レンズ13Rまたは13Lの焦点をそれぞれ表している。また、Oは、主点O1とO2との間の中点を表している。
表示パネル14Rまたは14Lは、その中心点(例えば、表示パネル14R、14Lが長方形状をしている場合において、その長方形の対角線の交点等)が、中点Oと焦点F1またはF2それぞれとを結ぶ直線OF1またはOF2上にそれぞれ位置し、かつ両者が同一平面上に位置するように配置されている。
【0036】
これは、次のような理由による。例えば、主点O2からO1の方向をd軸として、レンズ13Lの光軸方向(主点O2から焦点F2の方向をs軸とする。そして、表示パネル14Lの中心点をM1とし、そのsd平面における座標を(s1、d1)とするとともに、レンズ13Lが形成する虚像との中心点をM1’とし、そのsd平面における座標を(s1’、d1’)とする。さらに、焦点F1とF2との間の中点をO’とする。
【0037】
この場合、上述したように、表示パネル14Rまたは14Lは同一平面内にあり、かつその中心点が、直線OF1またはOF2上にあるから、表示パネル14Rおよび14Lは、レンズ13Rおよび13Lの主平面(これも、上述したように同一平面内にある)から等距離にある。したがって、虚像RおよびLも同一平面内にあるから、この虚像RおよびLの中心点が、いずれも、中点OとO’とを結ぶ直線OO’上にあれば、虚像RおよびLは同一位置にあることになる。
【0038】
そこで、表示パネル14Lの中心点M1(s1、d1)は、直線OF2上にあることから、次式が成立する。
d=L/2−L×s1/(2×f)
ただし、Lは、主点O1とO2の距離を表し、fは、レンズ13Lの焦点距離を表す。
一方、結像公式により、次式が、成立する。
1/f=1/s1−1/s1’
また、主点O2、中心点M1、M1’は、一直線上にあることから、次式が成立する。
s1/s1’=d1/d1’
【0039】
上式から、
d1’=L/2
が得られる。これは、虚像Lの中心点M1’が直線OO’上にあることを示している。
レンズ13Lが構成する光学系と、レンズ13Rが構成する光学系とは、直線OO’に対して、対称であり、したがって、虚像Rの中心点も直線OO’上にある。
【0040】
以上のように、虚像RおよびLは、同一平面上にあり、かつ、それらの中心点が、いずれも、直線OO’上にあるので、虚像RおよびLは同一位置にあることになる。
したがって、利用者は、両眼の輻輳調節を一致させた状態で、すなわち、リラックスした状態で無理なく、虚像を観察することができる。
【0041】
前記の映像表示部10では、ディスプレイパネル14Rまたは14Lそれぞれの中心点が、直線OF1またはOF2上を、同一平面内に含まれるように同期して移動するようになされており、これにより、虚像RおよびLが形成される位置が、利用者の近くから無限遠まで移動される(利用者から虚像RおよびLまでの距離が変化される)。
【0042】
ディスプレイパネル14Rおよび14Lの移動は、例えば、ステッピングモータ等で構成される虚像距離制御用モータ45(図9参照)により行われるようになされている。また、ディスプレイパネル14Rまたは14Lそれぞれは、焦点F1またはF2よりも、レンズ13R側または13L側の範囲を移動するようになされている。これは、前述したように、物体の虚像を観察するためには、その物体が、焦点距離よりレンズに近い位置にある必要があるからである。
【0043】
尚、ディスプレイパネル14Lおよび14Rを、レンズ13Lおよび13Rに近い位置または遠い位置に移動することにより、虚像LおよびRは、利用者から近い位置または遠い位置にそれぞれ移動する。
【0044】
さらに、利用者から虚像RおよびLまでの距離は、理論的には、レンズ13Lおよび13Rと、ディスプレイパネル14Lおよび14Rとの間の距離によって変化させることができるので、ディスプレイパネル14Lおよび14Rではなく、レンズ13Lおよび13Rを移動させることによって変化させることも可能である。
【0045】
また、図8では、凸レンズであるレンズ13Lおよび13Rを拡大光学系として用いたが、凸レンズの他、例えば後述するように、凹面鏡等を用いて構成することも可能である。
【0046】
さらに、図8では、左眼に観察させる虚像はレンズ13Lおよびディスプレイパネル14Lによって、右眼に観察させる虚像はレンズ13Rおよびディスプレイパネル14Rによって、それぞれ独立に形成される。したがって、この構成によれば、2次元の(平面的な)虚像の他、立体的な虚像も提供することが可能である。すなわち、例えば、両眼視差を利用した立体映像の左眼用の映像または右眼用の映像を、ディスプレイパネル14Lまたは14Rに表示することによって、利用者には、立体的な虚像を提供することができる。
【0047】
次に、図9は、映像表示部10の構成例を示す斜視図である。
レンズ13Lおよび13Rは、その光軸(主点)どうしの距離が、例えば、人間の左眼と右眼との平均的な距離となるような間隔で、底面パネル42に取付けられている。底面パネル42は、左下のフレームスペーサ11Cと、右下のフレームスペーサ11Dとに固定されている。
【0048】
また、これらのフレームスペーサ11Cおよび11Dの他、左上のフレームスペーサ11Aおよび右上フレームスペーサ11Bを挟むように、正面パネル40および背面パネル41が設けられており、この正面パネル40および背面パネル41との間の上部中央には、虚像距離制御用モータ45を固定しているモータ取付け部44が設けられ、正面パネル40および背面パネル41に固定されている。虚像距離制御用モータ45は、回転することにより、ネジの切ってあるモータシャフト46を上下方向に移動させるようになされている。
【0049】
尚、図9においては、正面パネル40、背面パネル41、および底面パネル42を透明にしてあるが、これは構成を図示するための便宜的なものであり、これらは必ずしも透明な部材で構成する必要はない。
【0050】
正面パネル40と背面パネル42とに挟まれる空間には、ディスプレイパネル14Lおよび14Rが取付けられたパネルホルダ39が設けられている。
すなわち、パネルホルダ39は、パネル取付け部19Lおよび19Rを有しており、このパネル取付け部19Lまたは19Rに、ディスプレイパネル14Lまたは14Rが、その表示画面がレンズ13Lまたは13Rに対向するようにそれぞれ取付けられている。そして、パネル取付け部19Lまたは19Rは、パネルホルダ39のシャフト20Lまたは20Rに沿って、その左側または右側の所定の範囲を、水平方向(図9では、レンズ13Lおよび13Rの主平面と平行な方向)にそれぞれ移動することができるようになされている。
【0051】
さらに、パネル取付け部19Lまたは19Rの手前側には、ピン23Lまたは23Rがそれぞれ設けられており、このピン23Lまたは23Rは、正面パネル40に設けられたフレーム溝21Lまたは21Rにそれぞれ通されている。
ここで、フレーム溝21Lまたは21Rは、図8で説明した直線OF2またはOF1にそれぞれ沿って、左上がり(右下がり)の方向または右上がり(左下がり)の方向に設けられている。
【0052】
背面パネル41にも、正面パネル40のフレーム溝21Lまたは21Rと同様にフレーム溝22Lまたは22Rがそれぞれ設けられている。そして、パネル取付け部19Lまたは19Rの奥側には、ピン23Lまたは23Rとそれぞれ同様にピン(図示せず)が設けられており、パネル取付け部19Lまたは19Rに設けられたピンそれぞれは、背面パネル41のフレーム溝22Lまたは22Rに通されている。
【0053】
従って、パネルホルダ39が全体として上方向に移動すると、パネル取付け部19Lまたは19Rは、ピン23Lまたは23Rがフレーム溝21L(22L)または21R(22R)にそれぞれ沿って移動することにより、シャフト20Lまたは20Rに沿って、左または右にそれぞれ移動する。また、パネルホルダ39が全体として下方向に移動すると、パネル取付け部19Lまたは19Rは、ピン23Lまたは23Rがフレーム溝21L(22L)または21R(22R)にそれぞれ沿って移動することにより、シャフト20Lまたは20Rに沿って、右または左にそれぞれ移動する。
【0054】
その結果、パネルホルダ39の上下方向の移動に連動して、ディスプレイパネル14Lおよび14Rは、フレーム溝21L(22L)または21R(22R)にそれぞれ沿って移動、すなわち、図8で説明したように直線OF2またはOF1上それぞれを、同一平面内に含まれるように移動する。
【0055】
パネルホルダ39の中央には、中心板27が設けられており、この中心板27には、モータシャフト46の一端が取付けられている。従って、パネルホルダ39は、モータシャフト46とともに上下する。すなわち、虚像距離制御用モータ45が回転することで、ディスプレイパネル14Lおよび14Rは、直線OF2またはOF1上それぞれを、同一平面内に含まれるように移動する。
【0056】
尚、図9の実施形態では、ハーフミラー43が、背面パネル41に対して斜めになるように、背面パネル41と底面パネル42との境界部分に固定されている。このハーフミラー43は、手前の面が反射面となっている。
【0057】
以上のように構成される映像表示部10においては、ディスプレイパネル14Lまたは14Rに映像が表示され、レンズ13Lまたは13Rでそれぞれ拡大される。レンズ13Lまたは13Rで得られた拡大映像は、ハーフミラー43で反射され、利用者の左眼または右眼にそれぞれ入射する。これにより、利用者の眼球において、虚像が観察される。また、外部からの光は、ハーフミラー43の反射面と反対側の面を透過することにより、利用者の左眼または右眼に入射し、これにより、利用者の眼球において、外部の景色が観察される。
【0058】
そして、虚像距離制御用モータ45が回転し、これにより、ディスプレイパネル14Lおよび14Rが、直線OF2またはOF1上それぞれを移動することによって、利用者が観察する虚像は、その利用者から種々の距離に形成される。
【0059】
尚、図9においては、レンズ13Lまたは13Rで得られた拡大映像をハーフミラー43で反射して、利用者の眼球に入射させるようにしたが、ハーフミラー43を設けずに、レンズ13Lおよび13Rで得られた拡大映像を、直接、
利用者の眼球に入射させるようにすることも可能である。ただし、この場合、ディスプレイパネル14Rおよび14Lが、利用者の正面に位置することになる。その遮られた視野の範囲に相当する外部の状況(景色)を確認することは困難となる。
【0060】
図10は、本発明の一実施形態において視線が水平のときの動作の模式正面図であり、図11は視線が下方を向いたときの動作の模式正面図である。
ところで、例えば従来の遠近両用眼鏡は、利用者の視線方向により、上方(水平より上)は遠距離、下方(水平より下)は近距離の物体に、それぞれ焦点が合うようになっている。
【0061】
本発明は、こうした遠近両用眼鏡の利用形態にのっとり、図10に示されるように利用者の視線eの方向が水平状態を含めて上向きになるときは、映像表示部10を上向きにし、ディスプレイパネル14Lとレンズ13L間の距離および、ディスプレイパネル14Rとレンズ13R間の距離は、いずれも長い状態にある。この位置関係によって、虚像igは遠方(例えば、Lig=15mの位置)に形成される。
【0062】
また一方、図11に示されるように利用者の視線eの方向が下向きになるときは、映像表示部10を下向きに回転させるが、このときディスプレイパネル14Rおよび14Lは、左右連動しながら、前述の直線ラインに従ってv方向(下方向)に動き、ディスプレイパネル14Lとレンズ13L間の距離および、ディスプレイパネル14Rとレンズ13R間の距離は、いずれも短くなる。この位置関係によって、虚像igは利用者の近傍(例えば、Lig=0.5mの位置)に形成されるようになる。
【0063】
前記の構成は、視線の下方向への傾斜によって虚像の距離を変化させるものであり、よって虚像を利用者の見やすい位置に、しかも収差の少ない明瞭な状態で表示することが可能になる。
【0064】
図12は、この実施形態の動作のフローチャートである。同図に示すように、視線検出器により視線を検出すれば(ステップS1)、この出力を虚像距離制御コンピュータに送って視線角度を同定し(ステップS2〜S4)、虚像距離を同定し(ステップS5〜S7)、虚像距離に応じた信号を虚像距離モータに送ることで、虚像の距離を変化させる。この動作は、装置制御部15(図1参照)によって実行される。
【0065】
図13は、本発明の別の実施形態の構成を示す簡略図であり、映像表示部10Cには、前記レンズの代わりに凹面鏡13Vが用いられる。凹面鏡とレンズを併用してもよい。
【0066】
図14は、本発明のさらに別の実施形態の構成を示す簡略図であり、外界の画像を重ね合わせる必要がない用途に適用して好適なものである。映像表示部10Dはシースルーとする必要がないので、前記実施形態のハーフミラーを除去した簡素かつ安価な構成となっている。
【0067】
また図15は、本発明の追従型虚像視ディスプレイシステムの別の映像表示部に係る機構を説明した斜視図であり、この映像表示部10Gは、前記図9で示された映像表示部10の構成におけるモータ取り付け部44、虚像距離制御用モータ45、モータシャフト46による駆動部を、距離シャフト47、シャフト嵌挿板48、パネル保持バネ49からなる駆動部で置き換えた構成である。
ここで距離シャフト47は、図示されないカム、プランジャ等で上下方向に駆動される。その他の構成は前記図9の構成と同様であり、説明を省略する。
【0068】
図16は、図15に示された映像表示部10Gの、視線が水平のときの動作の模式正面図であり、視線eが水平のときは距離シャフト47が上方に位置し、よってディスプレイパネル14Lとレンズ13L間の距離(および、図示されないがディスプレイパネル14Rとレンズ13R間の距離)は長い状態にある。この位置関係によって、虚像igは遠方に形成される。
【0069】
図17は、図15に示された映像表示部10Gの、視線が下向きのときの動作の模式正面図であり、視線eが下向きのときは距離シャフト47が下方に降りて、ディスプレイパネル14Lとレンズ13L間の距離(および、図示されないがディスプレイパネル14Rとレンズ13R間の距離)が短くなる。この位置関係によって、虚像igは近くに形成される。
【0070】
以上、詳説したように本発明は、利用者の視線の移動あるいは/および頭部運動に追従して、提示する虚像を変化させる虚像視ディスプレイシステムを実現したものであり、これにより、常に収差の少ない位置で、虚像を観賞できる。さらに、視線方向によって虚像の距離を変化させる機構を組み込むことで、利用者の見やすい位置に虚像を表示することができる。
【0071】
尚本発明は、前記の実施形態に限定されるのではなく、例えば、
1.ステッピングモータではなく、超音波モータ、DCモータ、サーボモータなど(ロータリエンコーダ等位置決め機構を含む)他のモータを用いる方法。
2.液晶パネルではく、小型のCRTなど他の表示素子を用いる方法。
3.利用者の両眼で見るのではなく、片眼式。
4.補助の表示画面を設け、映像表示部と組み合わせて用いる方法。
など、種々の変形が可能である。
【0072】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明に係る追従型虚像視ディスプレイシステムは、具備する映像表示部を移動させる移動機構を備え、この移動機構は虚像光学系の光軸が利用者の視線の光軸に重なる位置まで映像表示部を移動させる構成で、付加構成と連動することで利用者の視線の移動あるいは/および頭部運動に追従して映像表示部を自由に移動させることが可能になる。この結果、映像表示部の光軸を視線の光軸に重ねることができ、利用者に明確な虚像を提供することが可能となる。
【0078】
本発明に係る追従型虚像視ディスプレイシステムでは、映像表示部を視線検出器の出力により自動上下回動させ、かつ頭部運動検出器の出力により自動水平回動させる構成である。この結果、利用者の視線の移動に自動的に追従でき、また頭部の回転移動に自動的に追従できる。よって利用者が視線を動かし、また頭を回転させても、常に収差の少ない位置に自動的に調整がなされて、明瞭な虚像を観賞できる。ヘッドレスト・感圧センサ・映像表示部支持機構を含み構成された移動機構等により、上記の効果が得られる。
【0079】
本発明の請求項2に係る追従型虚像視ディスプレイシステムは、前記請求項1に係る構成、即ち利用者の視線移動あるいは/および頭部回転に対応した映像表示部の回動に加えて、虚像の距離を輻輳と調節を一致させながら変化させる構成である。この結果、利用者の作業状態や視力などに適した虚像を所望の位置に、しかも収差の少ない明瞭な状態で提供することが可能となる。
【0080】
本発明の請求項3に係る追従型虚像視ディスプレイシステムは、前記請求項1に係る構成、即ち利用者の視線移動あるいは/および頭部回転に対応した映像表示部の回動に加えて、視線の上下方向への傾斜によって、虚像の距離を変化させる構成である。したがって、虚像を利用者の見やすい位置に、しかも収差の少ない明瞭な状態で表示することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る追従型虚像視ディスプレイシステムの一実施形態における全体斜視図である。
【図2】図1に示された映像表示部支持機構の細部を説明する分解斜視図である。
【図3】図1に示された映像表示部支持機構の他の細部を説明する分解斜視図である。
【図4】図1に示された追従型虚像視ディスプレイシステムの動作の説明のための平面図である。
【図5】図1に示された追従型虚像視ディスプレイシステムの制御部分のブロック図である。
【図6】本発明に係る追従型虚像視ディスプレイシステムの別の実施形態の全体斜視図である。
【図7】図6に示されたヘッドレスト部を説明する斜視図である。
【図8】本発明の一実施形態の光学系を示す簡略図である。
【図9】本発明に係る追従型虚像視ディスプレイシステムの映像表示部の機構を説明した斜視図である。
【図10】本発明の一実施形態において視線が水平のときの動作の模式正面図である。
【図11】本発明の一実施形態において視線が下方を向いたときの動作の模式正面図である。
【図12】本発明の一実施形態の動作のフローチャートである。
【図13】本発明の別の実施形態の構成を示す簡略図である。
【図14】本発明のさらに別の実施形態の構成を示す簡略図である。
【図15】本発明の追従型虚像視ディスプレイシステムの別の映像表示部に係る機構を説明した斜視図である。
【図16】図15に示された映像表示部の、視線が水平のときの動作の模式正面図である。
【図17】図15に示された映像表示部の、視線が下方を向いたときの動作の模式正面図である。
【図18】従来のHMDシステムの構成を示す簡略図である。
【図19】従来のビューファインダの要部の説明図である。
【符号の説明】
D……本発明に係る追従型虚像視ディスプレイシステム、10……映像表示部、11……映像表示部支持機構、12……ガイドレール、13a〜13c……ステッピングモータ、14……アーム、15……装置制御部、16……第1信号線、17……第2信号線、18……椅子、24……アーム、25……アーム、e……視線、emt……視線検出器、x……光軸

Claims (3)

  1. 虚像光学系を有する映像表示部を備え、前記虚像を利用者の視線上に載せて利用可能にする構成の追従型虚像視ディスプレイシステムであって、
    ヘッドレストの下端が、利用者の頭部中心を中心に左右に回転可能に頂部に取り付けられてなる椅子と、
    前記映像表示部を虚像光学系とともに移動させる移動機構を備え、
    前記虚像光学系は、両眼に対応したディスプレイパネルの拡大虚像を空間上同一位置に形成するようなされており、
    前記移動機構は、前記ヘッドレストの利用者の頭部が接触する部分に設けられた感圧センサと、一端が前記ヘッドレストの上端に取り付けられ他端に前記映像表示部が設けられて映像表示部を上下方向に回動させる映像表示部支持機構と、前記椅子の着座者の動きに対応して前記感圧センサから得られる出力に応じて前記ヘッドレストを回転させる回動用モータとを含み構成されていて、前記虚像光学系の光軸が前記視線の光軸に重なる位置まで前記映像表示部を移動させることで、両眼の輻輳調節を一致させた状態で虚像観察を可能とすることを特徴とする追従型虚像視ディスプレイシステム。
  2. 前記映像表示部は前記虚像が形成される位置を移動可能に構成されたことを特徴とする請求項1に記載の追従型虚像視ディスプレイシステム。
  3. 前記映像表示部は前記虚像が形成される位置を移動可能に構成され、かつ利用者の前記視線が下向き時に、前記虚像を前記利用者に近い側の位置に形成させる構成としたことを特徴とする請求項1に記載の追従型虚像視ディスプレイシステム。
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