JPH11206126A - 自励発振型スイッチング電源装置 - Google Patents

自励発振型スイッチング電源装置

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JPH11206126A
JPH11206126A JP10000682A JP68298A JPH11206126A JP H11206126 A JPH11206126 A JP H11206126A JP 10000682 A JP10000682 A JP 10000682A JP 68298 A JP68298 A JP 68298A JP H11206126 A JPH11206126 A JP H11206126A
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JP
Japan
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transistor
voltage
switching
winding
feedback
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JP10000682A
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English (en)
Inventor
Akihiko Takita
章彦 滝田
Tomohiro Yamada
知弘 山田
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Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02MAPPARATUS FOR CONVERSION BETWEEN AC AND AC, BETWEEN AC AND DC, OR BETWEEN DC AND DC, AND FOR USE WITH MAINS OR SIMILAR POWER SUPPLY SYSTEMS; CONVERSION OF DC OR AC INPUT POWER INTO SURGE OUTPUT POWER; CONTROL OR REGULATION THEREOF
    • H02M3/00Conversion of dc power input into dc power output
    • H02M3/22Conversion of dc power input into dc power output with intermediate conversion into ac
    • H02M3/24Conversion of dc power input into dc power output with intermediate conversion into ac by static converters
    • H02M3/28Conversion of dc power input into dc power output with intermediate conversion into ac by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode to produce the intermediate ac
    • H02M3/325Conversion of dc power input into dc power output with intermediate conversion into ac by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode to produce the intermediate ac using devices of a triode or a transistor type requiring continuous application of a control signal
    • H02M3/335Conversion of dc power input into dc power output with intermediate conversion into ac by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode to produce the intermediate ac using devices of a triode or a transistor type requiring continuous application of a control signal using semiconductor devices only
    • H02M3/338Conversion of dc power input into dc power output with intermediate conversion into ac by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode to produce the intermediate ac using devices of a triode or a transistor type requiring continuous application of a control signal using semiconductor devices only in a self-oscillating arrangement
    • H02M3/3385Conversion of dc power input into dc power output with intermediate conversion into ac by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode to produce the intermediate ac using devices of a triode or a transistor type requiring continuous application of a control signal using semiconductor devices only in a self-oscillating arrangement with automatic control of output voltage or current

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Dc-Dc Converters (AREA)
  • Protection Of Static Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 負荷短絡時のスイッチング用トランジスタQ
1のオン・オフ動作による短絡電流の問題を解消する。 【解決手段】 スイッチング用トランジスタQ1の制御
用トランジスタQ3を設け、Q1のオフ時にトランスの
帰還巻線NB に生じるフライバック電圧を検出し、その
フライバック電圧が所定値を下回ったときQ3の状態を
切り替えてスイッチング用トランジスタQ1を強制オフ
状態に保つ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は自励発振型スイッ
チング電源装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より自励発振型スイッチング電源装
置としてリンギングチョークコンバータ(Ringing Chok
e Converter )が多く用いられている。図6は従来のリ
ンギングチョークコンバータの回路図である。同図に示
すように、トランスTの1次巻線N1にはスイッチング
用トランジスタQ1が直列に接続されていて、トランス
Tの帰還巻線NB には、フォトカプラの受光素子である
フォトトランジスタPTを含む制御回路が接続されてい
る。また、スイッチング用トランジスタQ1のゲート・
ソース間には制御用トランジスタQ2が接続されてい
る。
【0003】トランスTの2次巻線N2の両端には整流
用ダイオードD3、平滑用コンデンサC5からなる整流
平滑回路が設けられている。またこの整流平滑出力部に
は抵抗R9,R10からなる抵抗分圧回路と、シャント
レギュレータSR、前記フォトカプラの発光ダイオード
PDおよび抵抗R8による電圧検出回路が設けられてい
る。
【0004】図6に示した回路の動作は次のとおりであ
る。まず、電源が投入された起動時においては、起動抵
抗R1を介してスイッチング用トランジスタQ1のゲー
トに電圧が印加されて、スイッチング用トランジスタQ
1がオンする。これによりトランスTの1次巻線N1に
入力電源電圧が印加されて、帰還巻線NB に1次巻線N
1と同方向の電圧が発生する。この電圧信号が抵抗R2
およびコンデンサC2を介してスイッチング用トランジ
スタQ1のゲートに対して正帰還信号として与えられ
る。一方、帰還巻線NB の起電圧によりダイオードD
1、抵抗R3,R5およびフォトカプラのフォトトラン
ジスタPTを介してコンデンサC3に充電電流が流れ
る。このコンデンサC3の充電電圧が、制御用トランジ
スタQ2のベース・エミッタ間の順方向電圧を超える
と、この制御用トランジスタQ2がターンオンする。こ
れによりスイッチング用トランジスタQ1のゲート・ソ
ース間電圧がほぼ0となってスイッチング用トランジス
タQ1が強制的にオフされる。このときトランスTの2
次巻線に、整流ダイオードD3に対して順方向の電圧が
発生し、これによりQ1のオン期間にトランスTに蓄積
されていたエネルギが2次巻線N2を介して放出され
る。また、このときコンデンサC3は抵抗R6,R7、
ダイオードD2を介して帰還巻線NB のフライバック電
圧により逆充電される。
【0005】コンデンサC3の電圧が制御用トランジス
タQ2のベース・エミッタ間順方向電圧以下になると、
制御用トランジスタQ2がオフする。トランスTに蓄積
されていたエネルギが2次側から放出されて、整流ダイ
オードD3の電流が0になると、トランスTのそれぞれ
の巻線電圧は0になって、始めの状態に戻り、スイッチ
ング用トランジスタQ1がオンする。以降、上記の動作
を繰り返す。
【0006】ここで、負荷側の出力電圧は抵抗R9,R
10の分圧により検出され、その検出電圧とシャントレ
ギュレータSRに対する制御電圧として印加され、検出
電圧に応じてフォトカプラの発光ダイオードPDに対す
る通電量を変化させる。これによってフォトカプラの受
光素子であるフォトトランジスタPTの受光量が変化
し、そのインピーダンスが変化することにより、コンデ
ンサC3の充電時定数が変化する。出力電圧が低下する
ほど上記充電時定数が大きくなるので、出力電圧が低下
するほどスイッチング用トランジスタQ1がオンしてか
ら制御用トランジスタQ2により強制オフされるまでの
時間、すなわちスイッチング用トランジスタQ1のオン
時間が長くなって、出力電圧を上昇させる方向に作用す
る。これによって出力電圧が一定となるように定電圧制
御がなされる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】図6に示したような従
来の自励発振型スイッチング電源装置においては、出力
電流Ioが増大して出力電圧Voが低下しようとする
と、フォトカプラを介したフィードバック制御によって
フォトトランジスタPTのインピーダンスが増大する
が、出力電力Ioが過電流となって、フォトトランジス
タPTのインピーダンスが最大となれば、スイッチング
用トランジスタQ1のオン期間は一定量より広がらなく
なる。その結果、出力電圧Voは垂下しはじめる。図7
はこの出力電流と出力電圧との関係を示す図である。出
力電圧Voが垂下するに伴い、帰還巻線NB のフライバ
ック電圧が低下すると、コンデンサC3の逆充電電圧が
低下してQ2のベース・エミッタ間電圧Vbeは負に振
れにくくなる。すなわち、僅かな時間でQ2はオンする
ことになり、Q1のオン時間が最も縮小される。
【0008】しかし負荷が短絡されて、出力電圧Voが
略0となった場合でも、制御用トランジスタQ2はオン
・オフを繰り返し、スイッチング用トランジスタQ1は
僅かなオン時間でオンオフを繰り返すため、一定の短絡
電流が流れることになる。この短絡電流により無駄な電
力損失が生じるだけでなく、スイッチング用トランジス
タQ1、整流ダイオードD3、および負荷の異常発熱な
どを招き故障の原因となる恐れがあった。
【0009】この発明の目的は過負荷状態となったとき
の上述の問題を解消した自励発振型スイッチング電源装
置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
る発明は、1次巻線N1、2次巻線N2、および帰還巻
線NB を有するトランスTと、入力電源電圧が供給され
る前記1次巻線の電流を、前記帰還巻線NB からの帰還
信号を受けて断続するスイッチング用トランジスタQ1
と、前記2次巻線に接続された整流平滑回路とを備えた
自励発振型スイッチング電源装置において、前記スイッ
チング用トランジスタQ1に対する前記帰還巻線NB
らの正帰還信号を制御する制御用トランジスタQ3を設
け、前記スイッチング用トランジスタQ1のオフ時に前
記帰還巻線NB に生じるフライバック電圧を検出し、当
該フライバック電圧が所定値を下回ったとき前記制御用
トランジスタQ3の状態を切り替えて前記スイッチング
用トランジスタQ1をオフ状態に保つ手段を設ける。
【0011】前記スイッチング用トランジスタQ1のオ
フ期間に帰還巻線NB に発生するフライバック電圧はト
ランスTの2次巻線N2と帰還巻線NB との巻数比と2
次巻線N2から出力される電圧に比例したものとなるた
め、負荷が短絡状態となったとき、前記帰還巻線に発生
するフライバック電圧が所定値より下回る。そのため、
前記制御用トランジスタQ3の状態が切り替えられて、
スイッチング用トランジスタQ1が強制オフ状態とな
る。従ってこの状態でスイッチング用トランジスタQ1
およびトランスの2次側には電流が流れず、上述した異
常発熱などの問題が解消される。
【0012】
【発明の実施の形態】この発明の実施形態である自励発
振型スイッチング電源装置の構成を図1〜図5を参照し
て説明する。
【0013】図1は同装置の回路図であり、トランスT
の1次巻線N1にスイッチング用トランジスタQ1を直
列に接続していて、トランスTの帰還巻線NB には、ス
イッチング用トランジスタQ1に対する帰還回路を構成
している。トランスTの2次巻線N2には整流用ダイオ
ードD3、平滑用コンデンサC5からなる整流平滑回路
を設けている。またこの整流平滑回路の出力部には、抵
抗R9,R10からなる抵抗分圧回路と、シャントレギ
ュレータSR、フォトカプラの発光ダイオードPDおよ
び抵抗R8による電圧検出回路を設けている。
【0014】上記帰還回路においてQ3はスイッチング
用トランジスタQ1の制御用トランジスタであり、抵抗
R51、ダイオードD52、抵抗R52、コンデンサC
51は制御用トランジスタQ3に対してバイアス電圧を
印加する回路を構成している。一方、帰還巻線NB に接
続したダイオードD53とコンデンサC52は整流平滑
回路を構成し、ツェナダイオードD51は上記整流平滑
回路の出力電圧が所定値を超えたときに上記制御トラン
ジスタQ3に対するバイアス電圧を抑制する定電圧回路
を構成する。
【0015】図1に示した回路の動作は次のとおりであ
る。まず、電源が投入された起動時においては、起動抵
抗R1を介してスイッチング用トランジスタQ1のゲー
トに電圧が印加されて、スイッチング用トランジスタQ
1がオンする。これによりトランスTの1次巻線N1に
入力電源電圧が印加されて、帰還巻線NB に1次巻線N
1と同方向の電圧が発生する。この電圧信号が抵抗R2
およびコンデンサC2を介してスイッチング用トランジ
スタQ1のゲートに対して正帰還信号として与えられ
る。一方、帰還巻線NB の起電圧によりダイオードD
1、抵抗R3,R5およびフォトカプラのフォトトラン
ジスタPTを介してコンデンサC3に充電電流が流れ
る。このコンデンサC3の充電電圧が、制御用トランジ
スタQ2のベース・エミッタ間の順方向電圧を超える
と、この制御用トランジスタQ2がターンオンする。こ
れによりスイッチング用トランジスタQ1のゲート・ソ
ース間電圧がほぼ0となってスイッチング用トランジス
タQ1が強制的にオフされる。このときトランスTの2
次巻線に、整流ダイオードD3に対して順方向の電圧が
発生し、これによりQ1のオン期間にトランスTに蓄積
されていたエネルギが2次巻線N2を介して放出され
る。また、このときコンデンサC3は抵抗R6,R7、
ダイオードD2を介して帰還巻線NB のフライバック電
圧により逆充電される。
【0016】コンデンサC3の電圧が制御用トランジス
タQ2のベース・エミッタ間順方向電圧以下になると、
制御用トランジスタQ2がオフする。トランスTに蓄積
されていたエネルギが2次側から放出されて、整流ダイ
オードD3の電流が0になると、トランスTのそれぞれ
の巻線電圧は0になって、始めの状態に戻り、スイッチ
ング用トランジスタQ1がオンする。以降、上記の動作
を繰り返す。
【0017】負荷側の出力電圧は抵抗R9,R10の分
圧により検出され、その検出電圧とシャントレギュレー
タSRに対する制御電圧として印加され、検出電圧に応
じてフォトカプラの発光ダイオードPDに対する通電量
が変化する。これによってフォトカプラの受光素子であ
るフォトトランジスタPTの受光量が変化し、そのイン
ピーダンスが変化することにより、コンデンサC3の充
電時定数が変化する。出力電圧が低下するほど上記充電
時定数が大きくなるので、出力電圧が低下するほどスイ
ッチング用トランジスタQ1がオンしてから制御用トラ
ンジスタQ2により強制オフされるまでの時間、すなわ
ちスイッチング用トランジスタQ1のオン時間が長くな
って、出力電圧を上昇させる方向に作用する。これによ
って出力電圧が一定となるように定電圧制御がなされ
る。
【0018】図2は図1に示したスイッチング用トラン
ジスタQ1のゲート電位と制御用トランジスタQ2のベ
ース・エミッタ間電圧Vbeの波形図である。定常状態
においては上記時定数回路によって制御用トランジスタ
Q2のベース・エミッタ間電圧が上記時定数回路の充電
時定数に従って上昇し、その電圧がQ2のベース−エミ
ッタ間順方向電圧(約0.7V)まで上昇したときQ2
がオンして、スイッチング用トランジスタQ1を強制オ
フする。上記フォトカプラを介しての負帰還制御によっ
て、例えば負荷が重くなって出力電圧Voが低下しよう
とすると、上記時定数回路の時定数は大きくなって、図
3に示したVbeの上昇傾きが小さくなってスイッチン
グ用トランジスタQ1を強制オフするまでの時間すなわ
ちQ1のオン時間が長くなる。
【0019】図3は図1に示した帰還巻線NB に発生す
る電圧波形図である。ここで、入力電源電圧をVin、
1次巻線N1の巻数をn1、帰還巻線NB の巻数をnb
とすれば、スイッチング用トランジスタQ1のオン期間
に発生する電圧VB は、VB=Vin(nb/n1)と
して表される。また、出力電圧をVo、2次巻線の巻数
をn2とすれば、スイッチング用トランジスタQ1のオ
フ期間に帰還巻線NBに発生するフライバック電圧Vf
bは、Vfb=Vo(nb/n2)で表される。従って
出力電圧Voが過負荷状態となって低下するに伴い、帰
還巻線NB に発生するフライバック電圧Vfbも低下す
ることになる。
【0020】図4は上記フライバック電圧Vfbと図1
に示した制御用トランジスタQ3のベース電位(ベース
・エミッタ間電圧)Vbの負荷変動による変化の例を示
す図である。定格負荷状態では、図1に示したダイオー
ドD53とコンデンサC52による整流平滑回路の出力
電圧Vfbに対してツェナダイオードD51のツェナ電
圧VD51およびダイオードD52の順方向電圧約0.
7Vを加算した電圧が制御用トランジスタQ3のベース
電位となる。定常時においては図4に示すようにVbは
+0.7V以下の値となるようにツェナダイオードD5
1のツェナ電圧およびトランスTの2次巻線N2と帰還
巻線NB の巻数比を定めている。出力が短絡状態となっ
たときフライバック電圧Vfbの絶対値が低下し、制御
用トランジスタQ3のベース電位Vbが上昇する。Vb
がQ3のベース・エミッタ間順方向電圧(約0.7V)
まで上昇したとき、トランジスタQ3はオン状態とな
る。これによりスイッチング用トランジスタQ1のゲー
ト電位がほぼ0VとなってQ1はオフ状態となり、以降
その状態を保つ。このことにより出力電流が完全に遮断
されることになる。
【0021】図5は出力短絡時の出力電圧Vo対出力電
流Ioの特性図である。図7に示した例と比較すれば明
らかなように、出力が一旦短絡状態となれば、出力電圧
Voが0まで垂下し、出力電流Ioが0となる。
【0022】なお、図1に示したコンデンサC51は入
力電源電圧Vinの投入時に、抵抗R51とともに充電
時定数回路を構成し、制御用トランジスタQ3のベース
電位の上昇を遅らせる。これにより電源投入時にQ3が
直ちにオン状態となって、Q1がオフ状態となるのを防
止する。すなわちこの時定数回路によって制御用トラン
ジスタQ3のベース電位がQ3をオンさせるに要する電
位に上昇するまでにスイッチング用トランジスタQ1に
よる自励発振が開始されて、ダイオードD53およびコ
ンデンサC52による整流平滑回路の負電圧が生じるこ
とにより、定常時において制御用トランジスタQ3のオ
ンが回避される。また、抵抗R52は抵抗R51と抵抗
分圧回路を構成するとともに、入力電源停止時にコンデ
ンサC51の充電電荷を放電する。従って、出力の短絡
等によって過電流状態となって、スイッチングトランジ
スタQ1がオフ状態を維持する状態となれば、その後、
過電流の原因を解消してから入力電源を一旦オフし、再
投入すれば、定常状態に復帰することになる。
【0023】
【発明の効果】この発明によれば、負荷が短絡状態とな
ったとき、前記帰還巻線に発生するフライバック電圧が
所定値より下回って、スイッチング用トランジスタQ1
が強制オフ状態となるため、スイッチング用トランジス
タQ1およびトランスの2次側には電流が流れず、短絡
電流による無駄な電力損失の問題、スイッチング用トラ
ンジスタQ1、整流ダイオードD3、および負荷の異常
発熱などの問題が解消される。
【0024】また、帰還巻線に生じるフライバック電圧
を検出することによって、負荷の過電流状態を間接的に
検出するようにしたため、負荷に対する出力電流経路中
に電流検出用の抵抗を挿入して、その抵抗の降下電圧に
よって出力電流を検出する場合に比べて、抵抗による電
力損失が生じない。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態に係る自励発振型スイッチング電源装
置の回路図
【図2】同装置の帰還巻線NB に発生する電圧の波形図
【図3】同装置の各部の波形図
【図4】同装置の帰還巻線に生じるフライバック電圧と
制御用トランジスタQ3のベース電位の変化の例を示す
【図5】同装置の出力電圧対出力電流の特性を示す図
【図6】従来の自励発振型スイッチング電源装置の回路
【図7】従来の自励発振型スイッチング電源装置の出力
電圧対出力電流の特性を示す図
【符号の説明】
T−トランス N1−1次巻線 N2−2次巻線 NB −帰還巻線 Q1−スイッチング用トランジスタ Q2,Q3−制御用トランジスタ PD−フォトカプラの発光素子 PT−フォトカプラの受光素子

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1次巻線N1、2次巻線N2、および帰
    還巻線NB を有するトランスTと、入力電源電圧が供給
    される前記1次巻線の電流を、前記帰還巻線NB からの
    帰還信号を受けて断続するスイッチング用トランジスタ
    Q1と、前記2次巻線に接続された整流平滑回路とを備
    えた自励発振型スイッチング電源装置において、 前記スイッチング用トランジスタQ1に対する前記帰還
    巻線NB からの正帰還信号を制御する制御用トランジス
    タQ3を設け、前記スイッチング用トランジスタQ1の
    オフ時に前記帰還巻線NB に生じるフライバック電圧を
    検出し、当該フライバック電圧が所定値を下回ったとき
    前記制御用トランジスタQ3の状態を切り替えて前記ス
    イッチング用トランジスタQ1をオフ状態に保つ手段を
    設けたことを特徴とする自励発振型スイッチング電源装
    置。
JP10000682A 1998-01-06 1998-01-06 自励発振型スイッチング電源装置 Pending JPH11206126A (ja)

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US09/225,164 US6137695A (en) 1998-01-06 1999-01-04 Self-oscillation type switching power supply and method

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CN100442646C (zh) * 2003-07-29 2008-12-10 雅达电子国际有限公司 Dc-dc变换器中用于减少备用功率和改善负载调节的开关脉冲串方法和装置

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