JPH11203051A - 情報処理装置および方法、並びに提供媒体 - Google Patents

情報処理装置および方法、並びに提供媒体

Info

Publication number
JPH11203051A
JPH11203051A JP10007090A JP709098A JPH11203051A JP H11203051 A JPH11203051 A JP H11203051A JP 10007090 A JP10007090 A JP 10007090A JP 709098 A JP709098 A JP 709098A JP H11203051 A JPH11203051 A JP H11203051A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
storing
storage
reproducing
stored
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP10007090A
Other languages
English (en)
Inventor
Taro Mizufuji
太郎 水藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP10007090A priority Critical patent/JPH11203051A/ja
Publication of JPH11203051A publication Critical patent/JPH11203051A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Bus Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 データを再生している時に、ジャンプや変速
再生などの指示に対応するデータを即座に再生出力でき
るようにデータを供給する。 【解決手段】 DMAコントローラ24は、通常再生デー
タ領域35とコードバッファ38に、常にデータが充分
に記憶されているように制御している。そして、充分に
データが記憶されているときに、ディスクから読み出し
たデータを先読みデータ領域36に記憶させる。先読み
データ領域36には、ユーザがジャンプすると予想され
る所のデータや、変速再生などに対応するのに必要なデ
ータが記憶される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報処理装置およ
び方法、並びに提供媒体に関し、特に、ディスクを再生
している場合において、再生出力中の情報以外に、他の
情報も予め再生し、記憶させておくことにより、他の情
報への切り替えを迅速に行うことができるようにした情
報処理装置および方法、並びに提供媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のディスク記録再生装置は、再生出
力している情報と時間的に連続している情報を、バッフ
ァなどに予め記憶させておく。このようにすることで、
情報が途切れることなく再生出力されるようにしてい
る。
【0003】また、ディスク記録再生装置には、例え
ば、再生出力されている番組から他の番組にジャンプす
る機能、コマーシャルなどをスキップする機能、高速再
生する機能などが付いている装置がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たディスク記録再生装置では、別番組へのジャンプやコ
マーシャルのスキップなどの操作がされた場合、その操
作に対応する再生出力すべき情報は、通常バッファにま
だ読み込まれていないので、バッファ内の情報を一旦全
てクリアし、新たにジャンプ先(スキップ後)の情報を
読み出し、記憶しなおさなければならない。従って、新
たなデータが読み出されるまでの間、データの再生出力
がストップする場合がある。
【0005】また、高速再生する場合、バッファ内に読
み込まれた情報量だけでは再生出力に間に合わない場合
が考えられ、そのような場合にも、再生出力する情報が
比較的長い時間欠落することになるので、画像表示が停
止したりする。
【0006】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、再生出力中の情報の他に他の情報を読み出
し、記憶させておくことにより、他の情報へのジャンプ
やスキップ、高速再生などの処理的に、情報の再生出力
が欠落するのを防止できるようにするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の情報処
理装置は、情報が記録されている記録媒体から第1の情
報を再生する第1の再生手段と、第1の再生手段により
再生された情報を蓄積する第1の蓄積手段と、記録媒体
に記録されている情報の記録位置に関する情報を記憶す
る記憶手段と、第1の蓄積手段の蓄積量に対応して、記
憶手段に記憶された情報を基に、記録媒体の第1の蓄積
手段に蓄積されている情報に対して不連続な第2の情報
を再生する第2の再生手段と、第2の再生手段により再
生された第2の情報を蓄積する第2の蓄積手段と、第1
の蓄積手段に蓄積されている第1の情報、または第2の
蓄積手段に蓄積されている第2の情報を選択して読み出
す読み出し手段とを備えることを特徴とする。
【0008】請求項6に記載の情報処理方法は、情報が
記録されている記録媒体から第1の情報を再生する第1
の再生ステップと、第1の再生ステップで再生された情
報を蓄積する第1の蓄積ステップと、記録媒体に記録さ
れている情報の記録位置に関する情報を記憶する記憶ス
テップと、第1の蓄積ステップの蓄積量に対応して、記
憶ステップで記憶された情報を基に、記録媒体の第1の
蓄積ステップで蓄積されている情報に対して不連続な第
2の情報を再生する第2の再生ステップと、第2の再生
ステップで再生された第2の情報を蓄積する第2の蓄積
ステップと、第1の蓄積ステップで蓄積されている第1
の情報、または第2の蓄積ステップで蓄積されている第
2の情報を選択して読み出す読み出しステップとを備え
ることを特徴とする。
【0009】請求項7に記載の提供媒体は、情報が記録
されている記録媒体から第1の情報を再生する第1の再
生ステップと、第1の再生ステップで再生された情報を
蓄積する第1の蓄積ステップと、記録媒体に記録されて
いる情報の記録位置に関する情報を記憶する記憶ステッ
プと、第1の蓄積ステップの蓄積量に対応して、記憶ス
テップで記憶された情報を基に、記録媒体の第1の蓄積
ステップで蓄積されている情報に対して不連続な第2の
情報を再生する第2の再生ステップと、第2の再生ステ
ップで再生された第2の情報を蓄積する第2の蓄積ステ
ップと、第1の蓄積ステップで蓄積されている第1の情
報、または第2の蓄積ステップで蓄積されている第2の
情報を選択して読み出す読み出しステップとを備えるコ
ンピュータプログラムを提供することを特徴とする。
【0010】請求項8に記載の情報処理装置は、MPEG方
式によりエンコードされた情報が記録されている記録媒
体から第1の情報を再生する第1の再生手段と、第1の
再生手段により再生された情報を蓄積する第1の蓄積手
段と、記録媒体に記録されている情報の記録位置に関す
る情報を記憶する記憶手段と、第1の蓄積手段の蓄積量
に対応して、記憶手段に記憶された情報を基に、記録媒
体からIピクチャの情報のみ、またはIピクチャとPピ
クチャの情報のみを再生する第2の再生手段と、第2の
再生手段により再生された第2の情報を蓄積する第2の
蓄積手段と、第1の蓄積手段に蓄積されている第1の情
報、または第2の蓄積手段に蓄積されている第2の情報
を選択して読み出す読み出し手段とを備えることを特徴
とする。
【0011】請求項9に記載の情報処理方法は、MPEG方
式によりエンコードされた情報が記録されている記録媒
体から第1の情報を再生する第1の再生ステップと、第
1の再生ステップで再生された情報を蓄積する第1の蓄
積ステップと、記録媒体に記録されている情報の記録位
置に関する情報を記憶する記憶ステップと、第1の蓄積
ステップの蓄積量に対応して、記憶ステップで記憶され
た情報を基に、記録媒体からIピクチャの情報のみ、ま
たはIピクチャとPピクチャの情報のみを再生する第2
の再生ステップと、第2の再生ステップで再生された第
2の情報を蓄積する第2の蓄積ステップと、第1の蓄積
ステップで蓄積されている第1の情報、または第2の蓄
積ステップで蓄積されている第2の情報を選択して読み
出す読み出しステップとを備えることを特徴とする。
【0012】請求項10に記載の提供媒体は、MPEG方式
によりエンコードされた情報が記録されている記録媒体
から第1の情報を再生する第1の再生ステップと、第1
の再生ステップで再生された情報を蓄積する第1の蓄積
ステップと、記録媒体に記録されている情報の記録位置
に関する情報を記憶する記憶ステップと、第1の蓄積ス
テップの蓄積量に対応して、記憶ステップで記憶された
情報を基に、記録媒体からIピクチャの情報のみ、また
はIピクチャとPピクチャの情報のみを再生する第2の
再生ステップと、第2の再生ステップで再生された第2
の情報を蓄積する第2の蓄積ステップと、第1の蓄積ス
テップで蓄積されている第1の情報、または第2の蓄積
ステップで蓄積されている第2の情報を選択して読み出
す読み出しステップとを備えるコンピュータプログラム
を提供することを特徴とする。
【0013】請求項1に記載の情報処理装置、請求項6
に記載の情報処理方法、および請求項7に記載の提供媒
体おいては、情報が記録されている記録媒体から第1の
情報が再生され、再生された第1の情報が蓄積され、記
録媒体に記録されている情報の記録位置に関する情報が
記憶され、蓄積された第1の情報の蓄積量に対応して、
記憶された情報を基に、記録媒体の第1の情報に対して
不連続な第2の情報が再生され、再生された第2の情報
が蓄積され、蓄積されている第1の情報、または蓄積さ
れている第2の情報を選択して読み出される。
【0014】請求項8に記載の情報処理装置、請求項9
に記載の情報処理方法、および請求項10に記載の提供
媒体においては、MPEG方式によりエンコードされた情報
が記録されている記録媒体から第1の情報が再生され、
再生された第1の情報が蓄積され、記録媒体に記録され
ている情報の記録位置に関する情報が記憶され、蓄積さ
れた第1の情報の蓄積量に対応して、記憶された情報を
基に、記録媒体からIピクチャの情報のみ、またはIピ
クチャとPピクチャの情報のみが再生され、再生された
第2の情報が蓄積され、蓄積されている第1の情報、ま
たは蓄積されている第2の情報を選択してが読み出され
る。
【0015】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を説明
するが、特許請求の範囲に記載の発明の各手段と以下の
実施の形態との対応関係を明らかにするために、各手段
の後の括弧内に、対応する実施の形態(但し一例)を付
加して本発明の特徴を記述すると、次のようになる。但
し勿論この記載は、各手段を記載したものに限定するこ
とを意味するものではない。
【0016】請求項1に記載の情報処理装置は、情報が
記録されている記録媒体から第1の情報を再生する第1
の再生手段(例えば、図6のステップS24)と、第1
の再生手段により再生された情報を蓄積する第1の蓄積
手段(例えば、図2の通常再生データ領域35)と、記
録媒体に記録されている情報の記録位置に関する情報
(例えば、TOC)を記憶する記憶手段(例えば、図2のR
AM22)と、第1の蓄積手段の蓄積量に対応して、記憶
手段に記憶された情報を基に、記録媒体の第1の蓄積手
段に蓄積されている情報に対して不連続な第2の情報を
再生する第2の再生手段(例えば、図3のステップS
8)と、第2の再生手段により再生された第2の情報を
蓄積する第2の蓄積手段(例えば、図2の先読みデータ
領域36)と、第1の蓄積手段に蓄積されている第1の
情報、または第2の蓄積手段に蓄積されている第2の情
報を選択して読み出す読み出し手段(例えば、図2のデ
コーダ27)とを備えることを特徴とする。
【0017】請求項8に記載の情報処理装置は、MPEG方
式によりエンコードされた情報が記録されている記録媒
体から第1の情報を再生する第1の再生手段(例えば、
図6のステップS24)と、第1の再生手段により再生
された情報を蓄積する第1の蓄積手段(例えば、図2の
通常再生データ領域35)と、記録媒体に記録されてい
る情報の記録位置に関する情報を記憶する記憶手段(例
えば、図2のRAM22)と、第1の蓄積手段の蓄積量に
対応して、記憶手段に記憶された情報を基に、記録媒体
からIピクチャの情報のみ、またはIピクチャとPピク
チャの情報のみを再生する第2の再生手段(例えば、図
3のステップS8)と、第2の再生手段により再生され
た第2の情報を蓄積する第2の蓄積手段(例えば、図2
の先読みデータ領域36)と、第1の蓄積手段に蓄積さ
れている第1の情報、または第2の蓄積手段に蓄積され
ている第2の情報を選択して読み出す読み出し手段(例
えば、図2のデコーダ27)とを備えることを特徴とす
る。
【0018】図1は、本発明の情報処理装置を適用した
ディスク記録再生装置の構成例を示している。ディスク
1は、ディスク記録再生装置5に挿入される。ディスク
記録再生装置5の再生装置21は、挿入されたディスク
1からデータを読み出し、復調器25に出力する。再生
装置21は、例えば、ディスク1が光ディスクの場合、
ピックアップであり、位置決めサーボやディスク回転サ
ーボ等は、CPU(Central Processing Unit)23により
制御される。またCPU23は、RAM(Randam Access Memo
ry)22に記憶されるTOC(Table Of Contents)(後
述)を参照し、再生装置21の動作を制御する。ここで
ディスク1に記録されているデータは、MPEG(Moving Pi
cture Experts Group)2を用いてエンコードされた映
像データであるとする。
【0019】DMA(Direct Memory Access)コントローラ
24は、CPU23により制御されており、復調器25に
より復調された映像データを、ワークRAM(Randam Acce
ss Memory)26に転送させ、さらにデコーダ27に転
送させる。デコーダ27は、MPEG2デコーダであり、ワ
ークRAM26から転送された映像データをデコードす
る。デコードされた映像データは、DMAコントローラ2
4の指示により、さらにNTSC(National Television Sy
stem Committee)エンコーダ28に転送され、NTSC方式
の映像データにエンコードされる。そして、エンコード
された映像データはディスプレイ10に転送され、表示
される。
【0020】図2は、復調器25、ワークRAM26、お
よびデコーダ27の詳細を示している。復調器25は、
トラックバッファ31を備え、ワークRAM26は、通常
再生データ領域35と、先読みデータ領域36を備え、
デコーダ27は、コードバッファ38を供えている。
【0021】再生装置21は、トラックバッファ31、
通常再生データ領域35、コードバッファ38を介し
て、通常の画像をリアルタイムで再生、表示させている
ときに、その表示画面を途切れさせることなく、他の画
像を再生し、先読みデータ領域36に記憶させることが
可能な再生速度を有している。次に、その動作をについ
て、図3のフロチャートを参照して、説明する。
【0022】ステップS1において、ディスク記録再生
装置5の電源がオンされ、またディスク1がディスク記
録再生装置5に挿入される。ステップS2において、ト
ラックバッファ31、通常再生データ領域35、先読み
データ領域36、およびコードバッファ38が初期化さ
れる。
【0023】ディスク記録再生装置5のCPU23は、ス
テップS3において、再生装置21を制御し、ディスク
1上に記録されているTOCを読み込ませ、復調器25を
介してRAM22に転送させ、記憶させる。ここで、RAM2
2に記憶されるTOCについて説明する。TOCは、ディスク
1上の最内周に存在するリードインエリアに、記録され
ている。CPU23は、ディスク1がディスク記録再生装
置5に挿入されたとき、このTOCを読み出させ、RAM22
に記憶させる。
【0024】図4は、ディスク1上にドラマ0-0,コマ
ーシャル0-1,ドラマ0-2が記録されている様子を模式的
に表している。図4において、ドラマ0-0のファイルは
2つに断片化されて記録されていることを示している。
すなわちドラマ0-0のファイルは、セクタ0乃至4まで
続き、その後セクタ11にジャンプし、セクタ13まで
記録されていることを示している。同様に、CM(コマ
ーシャル)0-1は、セクタ14乃至17まで記録されて
おり、ドラマ0ー2はセクタ18乃至21まで連続的に記
録され、その後セクタ27にジャンプし、セクタ29ま
で連続して記録されていることを示している。
【0025】図5は、図4に示したファイルが記録され
ているディスク1に記録されているTOC、換言すれば、
ステップS3において、RAM22に記憶されるTOCを示し
ている。。TOCは、一般的に図5に示したように階層構
造になされており、最上位レイヤから順に「タイムコー
ド」、「ファイル名」、「先頭から位置」、「特徴点情
報」、「セクタ番号」、「リンク情報」、および「物理
アドレス」から構成されている。「タイムコード」に
は、そのファイルの開始時刻と終了時刻が記録されてい
る。「ファイル名」は、そのファイルの名前であり、ユ
ーザが所望の名前を記録させることが可能である。「先
頭からの位置」は、そのファイルのディスク1上での先
頭からのバイト数を示しており、「特徴点情報」は、そ
のファイルのセクタに含まれているMPEG2のピクチャの
種類および枚数を示している。
【0026】「セクタ番号」は、そのファイルのセクタ
番号を示しており、「リンク情報」は、そのセクタが終
了後にジャンプするセクタ番号、またはそのファイルの
終了(fff)を示している。「物理アドレス」は、セク
タ番号に対応するディスク1上の位置(実際に再生装置
21がセットされる位置)を示している。
【0027】例えば、ドラマ0-0は、開始時間が「00:0
0:00:00」であり、終了時間が「00:05:02:15」である。
また、セクタ番号0から順にセクタ番号4までリンクさ
れ、その後セクタ番号11にリンクされている。そして
セクタ番号11乃至13までリンクされ、セクタ13に
おいて、リンク情報(fff)によりドラマ0-0のファイル
のリンクは終了される。また、ドラマ0-0は、特徴点情
報から、I(Intra)ピクチャが1枚、B(Bidirection
ally Predictive)ピクチャ6枚、およびP(Predictiv
e)ピクチャ3枚により構成さていることが判る。さら
に、セクタ番号0が再生されるとき、物理アドレスに記
録されている情報に従い、トラック(Track)0のアド
レス(address)0に再生装置21がセットされ、読み
出しが始められる。
【0028】このようなTOCが、ステップS3においてR
AM22に記憶されると、ステップS4に進み、再生モー
ドであるか否かが判断される。換言すれば、ユーザがデ
ィスク1に記録されている番組(例えば、図5のドラマ
0-0、ドラマ0-2などのファイル)を選択し、ディスク記
録再生装置5に対して、その番組の再生を指示したか否
かが判断される。再生が指示された(再生モードが設定
された)と判断された場合、ステップS5に進み、指示
していない(再生モードではない)と判断された場合、
ステップS4に再び戻る。
【0029】ステップS5において、定常状態までの処
理が行われる。ここで、定常状態とは、ディスプレイ1
0に、再生されるデータが充分に供給される状態とす
る。図6は、この定常状態までの処理の詳細なフロチャ
ートを示している。ステップS21において、コードバ
ッファ38がフルな状態であるか否かが判断される。コ
ードバッファ38はフルの場合、フルフラグ48をDMA
コントローラ24に対して出力す。従って、コードバッ
ファ23がフルでない場合、換言すれば、フルフラグ4
8がDMAコントローラ24に対して出力されていない場
合、ステップS22に進む。
【0030】CPU23は、ステップS22において、DMA
コントローラ24を制御し、通常再生データ領域35に
記憶されているデータを、コードバッファ38に転送さ
せる。ステップS23において、トラックバッファ31
がフルか否かが判断される。例えば、トラックバッファ
31の容量を2キロバイトと設定した場合、2キロバイ
トのデータが記憶された場合、フルフラグ41がDMAコ
ントローラ24に対して出力される。このフルフラグ4
1が出力されていないと判断された場合、ステップS2
4に進む。
【0031】CPU23は、ステップS24において、再
生装置21を制御して、ディスク1から、再生中のデー
タの続きを読み出させる。そして、読み出されたデータ
は、復調器25のトラックバッファ31に転送され、記
憶される。トラックバッファ31にデータが記憶された
ら、ステップS23に戻り、それ以降の処理が行われ
る。
【0032】ステップS23において、トラックバッフ
ァ31がフルである、換言すればフルフラグ41が出力
された判断された場合、ステップS25に進む。ステッ
プS25において、トラックバッファ31に記憶されて
いるデータが、通常再生データ領域35に転送され、記
憶される。このようにステップS23乃至ステップS2
5により、トラックバッファ31から転送されるデータ
は常に一定の量に保たれる。
【0033】ステップS25の処理が終了されると、ス
テップS26に進み、コードバッファ38にデータを転
送するか否かが判断される。コードバッファ38がフル
フラグ48を出力していない時、データは転送される。
換言すれば、ステップS21において、コードバッファ
38がフルではないと判断されて、このステップS26
に来た場合には、データを転送すると判断され、ステッ
プS27に進み、通常再生データ領域35からコードバ
ッファ38に、データが転送される。
【0034】一方、ステップS26において、データを
転送しないと判断されるのは、コードバッファ38がフ
ルフラグ48を出力している場合であり、換言すれば、
ステップS21において、コードバッファ38がフルで
あると判断され、後述するステップS28において、通
常再生データ領域35がフルではないと判断されて、こ
のステップS26に来た場合である。この場合、ステッ
プS21に戻り、それ以降の処理が繰り返される。
【0035】上述した処理は、ステップS21におい
て、コードバッファ38がフルでないと判断された場合
であったが、コードバッファ38がフルであると判断さ
れた場合は、ステップS28に進む。ステップS28に
おいては、通常再生データ領域35がフルであるか否か
が判断される。通常再生データ領域35は、その記憶容
量一杯にデータを記憶している時、フルフラグ45をDM
Aコントローラ24に出力する。従って、ステップS2
8で行われる処理を換言すれば、フルフラグ45が出さ
れているか否かが、DMAコントローラ24により判断さ
れることになる。
【0036】フルフラグ45が出力されていないと判断
された場合、ステップS23に進む。ステップS23以
下の処理は既に説明済みなので、その説明は省略する。
一方、フルフラグ45が出力されていると判断された場
合、図3のステップS6に進む。
【0037】以上のような処理を繰り返すことにより、
通常再生データ領域35およびコードバッファ38には
常に充分なデータが記憶されていることになるので、デ
ィスプレイ10(図1)上で再生されている映像が途切
れることはない。
【0038】図3のステップS6において、先読みデー
タ領域36の容量一杯(フル)にデータが記憶されてい
るか否かが判断される。先読みデータ領域36は、フル
の場合、フルフラグ46をDMAコントローラ24に対し
て出力する。従って、DMAコントローラ24は、ステッ
プS6において、フルフラグ46が出力されているか否
かを判断する。フルフラグ46が出力されていると判断
された場合、ステップS7に進む。
【0039】CPU23は、ステップS7において、ディ
スク1からのデータの読み出しを停止する。但し、ディ
スク1からのデータの読み出しを停止する前に、トラッ
クバッファ31がフルフラグ41を出すまでは、データ
の読み出しを行う。換言すれば、DMAコントローラ24
が、全てのフルフラグ41,45,46,48を受け取
っている場合、ディスク1からのデータの読み出しは停
止される。データの読み出しが停止されると、ステップ
S5に戻り、それ以降の処理が繰り返される。
【0040】一方、ステップS6において、先読みデー
タ領域36がフルではないと判断された場合、ステップ
S8に進み、先読みデータをディスク1から読み出す処
理が実行される。ここで、先読みデータ領域36に記憶
される先読みデータに付いて図7を参照して、説明す
る。
【0041】図7(a)乃至(d)の横軸は時間軸を表
しており、デコーダ27がデコードしている位置と、先
読みデータとして読み出されるデータとの関係を示して
いる。図7(a)の例では、デコーダ27がデコードし
ているデータの時間軸上で前後の所定時間内のデータを
先読みデータとして、先読みデータ領域36に記憶され
る。
【0042】図8は、このとき先読みデータ領域36に
記憶されるデータの詳細を表している。デコード順番は
各フレームがデコードされる順番を示している。図8で
は、デコード順番(4)と(6)の間がデコードされて
いる。換言すれば、デコーダ27のコードバッファ38
に、デコード順番(5)のフレームが記憶され、デコー
ドされている。
【0043】そして図8の例では、先読みデータ領域3
6には、既にデコードされた4フレーム(デコード番号
(1)乃至(4))と、これからデコードされるであろ
う6フレーム(デコード番号(6)乃至(35))が記
憶されている。また、各フレームはIピクチャまたはP
ピクチャである。このように、デコードされているフレ
ームを基準とし、時間的に前後に連続するフレームを先
読みデータとして先読みデータ領域36に記憶させるこ
とにより、1倍速以上の変速再生、先送り再生、巻き戻
し再生などの際に、ディスク1からデータを読み出す必
要がないので、ディスプレイ10により即座に再生させ
ることが可能となる。例えば、1倍速以上の再生の場
合、先読みデータ領域3に記憶されているIピクチャと
Pピクチャとを、デコーダ38に転送し、デコードする
ことにより処理することが可能である。
【0044】また、デコードされているフレームの時間
的に先のフレームを記憶させているので、通常再生にお
いても、先読みデータ領域36に記憶されているデータ
をデコーダ27に転送し、Bピクチャのデータのみを通
常再生データ領域35から転送させるようにすることも
可能である。
【0045】図7(b)と図9は、デコーダ27により
デコードされている番組が、番組3であるとき、他の番
組0乃至2,4乃至6の時間的に先頭部分のみを、それ
ぞれ先読みデータとして、先読みデータ領域36に記憶
させることを示している。この際、ディスク1に記憶さ
れている番組全て(デコードされている番組以外の全て
でも良いし、デコードされている番組を含めても良い)
の先頭部分を記憶させるようにしても良いし、特定数の
番組の先頭部分のみを記憶させるようにしても良い。
【0046】このように、番組の先頭部分のみを先読み
データとして先読みデータ領域36に記憶させるように
することにより、例えば、各番組の先頭部分のみを参照
して見たい番組を検索したいときや、現在見ている番組
から他の番組にジャンプした時などに、即座に映像を切
り替えることが可能となる。
【0047】図7(c)は、現在デコードしている番組
内において、デコード位置より時間的に後方に存在する
CM1の直後のデータを先読みデータとすることを示し
ている。このようにすることにより、デコード位置がC
M1にさしかかったときに、ユーザのCM1をスキップ
するという要求に対し、ディスプレイ10上に表示され
ている映像の途切れを防止することができる。このよう
に先読みデータを決めることは、現在市販されているビ
デオカセットレコーダに”自動CM飛ばし機能”などと
称される機能が装備された機種が出回っていることから
考察できるように、一般にユーザはCMをスキップする
傾向にあり、このようなユーザのニーズに応えるためで
ある。
【0048】さらに上述したようなユーザのニーズに応
えるために、図7(d)に示したように、デコード位置
より時間的に特定時間だけ経過後に存在するデータを先
読みデータとして、先読みデータ領域36に記憶させる
ことができる。この特定時間は、例えば、15秒の倍数
とする。15秒というのは、通常のCMの単位であり、
15秒の倍数に設定しておけば、数本分のCMに相当す
ることになる。従って、ディスプレイ10上にCMが再
生されている時に、ユーザがCMスキップを指示する
と、先読みデータ領域36に記憶されているデータを、
デコーダ27に転送し、デコードさせることにより、C
Mスキップを行うことが可能となる。
【0049】図7(e)は、他の先読みデータの例を示
している。この例では、図中左側をディスク1の内周方
向とし、図中右側を外周方向としている。通常ディスク
1は、上述したTOCなどが記録されているリードインエ
リアを有し、その後(外周的)に、データを記録するユ
ーザエリアが設けられている。そのユーザエリアの一番
始めの所を先読みデータとして記録させておく。従って
この場合、デコード位置には関係なく、先読みデータ領
域36に記憶されている先読みデータは、同じであるこ
とになる。
【0050】この先読みデータとしてディスク1に記録
されるデータとしては、例えば、そのディスク1に記録
されている各番組のインデックス画面などが考えられ
る。そして、このインデックス画面が先読みデータとし
て記録されているディスク1が再生されている最中に、
ユーザがインデックスの読み出しを指示した場合、ディ
スプレイ10上に即座に表示させることが可能となる。
なお、先読みデータとして特定領域に記録させておくデ
ータは、インデックス画面以外でも良い。また、先読み
データを記録させておく場所は、ディスク1上の何処で
も良い。
【0051】上述した先読みデータを読み出すとき、CP
U23は、RAM22に記憶されているTOCを参照して、再
生装置21をディスク1の所定の位置に移動させ、読み
出しをさせる。
【0052】図3のステップS8においては、図7
(a)乃至(e)の先読みデータの内、いずれか1つの
先読みデータ、または組み合わせにより複数の先読みデ
ータが、ディスク1から読み出される。そして、先読み
データがディスク1から読み出されると、ステップS5
に戻り、それ以降の処理が繰り返される。また、このフ
ローチャートの処理は、ディスク記録再生装置5の電源
がオフにされた場合、ディスク1がディスク記録再生装
置5から取り出された場合などに、割り込み処理とし
て、終了される。
【0053】次に、図10のフロチャートを参照し、デ
ィスク記録再生装置5の動作について、先読みデータを
限定して説明する。まずステップS41乃至S43の処
理は、図3のステップS1乃至S3の処理と同様の処理
なので、その説明は省略する。ステップS44におい
て、CPU23は、RAM22に記憶させたTOCを参照し、デ
ィスク1上に記録されている全番組の先頭部分(図7
(b)の所で説明した先読みデータ)を、再生装置21
により読み出させる。読み出したデータは、通常再生デ
ータ領域35または先読みデータ領域36に記憶され
る。このステップを設けることにより、次のステップS
45において、再生モードが設定されたと判定された際
に、ユーザがいかなる番組を選択し再生指示を出したと
しても、ディスプレイ10上に即座に映像を表示させる
ことができる。
【0054】ステップS45乃至S48の処理は、図3
のステップS4乃至S7の処理と同様の処理のため、そ
の説明は省略する。
【0055】ステップS47において、先読みデータ領
域36がフルではないと判断された場合、ステップS4
9に進む。ステップS49においては、先読みデータと
して、図7(c)で示したCM直後のデータを読み出す
ことにする。ユーザがある番組を視聴しているとき、上
述したようにCMをスキップする操作を行う可能性が、
他の操作をする可能性よりも高いと考えられる。従っ
て、ここでは、CMをスキップすることを前提とし、図
7(c)で説明した先読みデータを採用することにす
る。
【0056】このステップS49において、先読みデー
タを読み込む際に、ステップS44において、各番組の
先頭部分を先読みデータ領域36に既に記憶していた場
合、そのデータを全てクリアしてから先読みデータを読
み込ませるようにしても良いし、読み込ませたデータ量
に比例して、既に読み込まれていたデータを消去してい
くようにしても良い。そして、ステップS49の処理が
終了されるとステップS46に戻り、それ以降の処理が
繰り返される。また、図3で説明した場合と同様に、こ
のフロチャートの処理は、割り込み処理により終了され
る。
【0057】上述したように、通常再生する際に必要な
データを記憶しておく通常再生データ領域35と、通常
再生するには充分なデータが既に記憶されている時に、
ユーザがジャンプやスキップなどの操作を行うであろう
所のデータを先読みデータとして記憶しておく先読みデ
ータ領域36を設けたので、ディスプレイ10上に表示
されている画像を途切れさせることなく、ユーザの操作
に対応する処理を、迅速に実行することができる。
【0058】なお、上述した各処理を行うコンピュータ
プログラムは、磁気ディスク、CD−ROMなどの記録
媒体を介してユーザに提供するほか、インターネット、
デジタル衛星などのネットワークを介してユーザに伝送
し、これをハードディスク、メモリなどの記録媒体に記
録することで提供するようにしても良い。
【0059】
【発明の効果】請求項1に記載の情報処理装置、請求項
6に記載の情報処理方法、および請求項7に記載の提供
媒体によれば、記録媒体から第1の情報に対して不連続
な第2の情報を再生し、蓄積するようにしたので、情報
を再生出力中に、他の情報へのジャンプや情報のスキッ
プなどの処理などが指示されたとき、再生出力を途切れ
させることなく、それを実現することが可能となる。
【0060】請求項8に記載の情報処理装置、請求項9
に記載の情報処理方法、および請求項10に記載の提供
媒体によれば、記録媒体からIピクチャの情報のみ、ま
たはIピクチャとPピクチャの情報のみを再生し、蓄積
するすようにしたので、情報の再生出力中に、高速再生
などの処理が指令されたとき、再生出力を途切れさせる
ことなく、それを実行することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の情報処理装置を適用したディスク記録
再生装置の一実施の形態の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】図1のディスク記録再生装置内のデータの流れ
を説明するブロック図である。
【図3】図1と図2のディスク記録再生装置の動作を説
明するフロチャートである。
【図4】ディスク上に記録されているデータを説明する
ための図である。
【図5】TOCを説明するための図である。
【図6】図3のステップS5の定常状態までの処理の詳
細を説明するフロチャートである。
【図7】先読みデータの例を説明するための図である。
【図8】図7(a)の先読みデータの例を説明する図で
ある。
【図9】図7(b)の先読みデータの例を説明する図で
ある。
【図10】図1と図2のディスク記録再生装置の他の動
作を説明するフロチャートである。
【符号の説明】
1 ディスク, 5 ディスク記録再生装置, 21
再生装置, 22 RAM, 23 CPU, 24 DMAコ
ントローラ, 25 復調器, 26 ワークRAM,
27 デコーダ, 31 トラックバッファ, 35
通常再生データ領域, 36 先読みデータ領域, 3
8 コードバッファ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04N 5/907 H04N 5/92 H 5/92

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報が記録されている記録媒体から第1
    の情報を再生する第1の再生手段と、 前記第1の再生手段により再生された情報を蓄積する第
    1の蓄積手段と、 前記記録媒体に記録されている前記情報の記録位置に関
    する情報を記憶する記憶手段と、 前記第1の蓄積手段の蓄積量に対応して、前記記憶手段
    に記憶された情報を基に、前記記録媒体の前記第1の蓄
    積手段に蓄積されている情報に対して不連続な第2の情
    報を再生する第2の再生手段と、 前記第2の再生手段により再生された第2の情報を蓄積
    する第2の蓄積手段と、 前記第1の蓄積手段に蓄積されている第1の情報、また
    は前記第2の蓄積手段に蓄積されている第2の情報を選
    択して読み出す読み出し手段とを備えることを特徴とす
    る情報処理装置。
  2. 【請求項2】 前記第2の情報は、前記第1の情報と異
    なる情報の先頭部分の情報であることを特徴とする請求
    項1に記載の情報処理装置。
  3. 【請求項3】 前記第2の情報は、前記読み出し手段に
    より読み出されている情報の時間的後方に存在し、前記
    第1の情報と異なる種類の情報の次の情報であることを
    特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 【請求項4】 前記第2の情報は、前記読み出し手段に
    より読み出されている情報より所定時間離れた情報であ
    ることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  5. 【請求項5】 前記第2の情報は、前記記録媒体の予め
    定められた所定の位置に記録されている情報であること
    を特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  6. 【請求項6】 情報が記録されている記録媒体から第1
    の情報を再生する第1の再生ステップと、 前記第1の再生ステップで再生された情報を蓄積する第
    1の蓄積ステップと、 前記記録媒体に記録されている前記情報の記録位置に関
    する情報を記憶する記憶ステップと、 前記第1の蓄積ステップの蓄積量に対応して、前記記憶
    ステップで記憶された情報を基に、前記記録媒体の前記
    第1の蓄積ステップで蓄積されている情報に対して不連
    続な第2の情報を再生する第2の再生ステップと、 前記第2の再生ステップで再生された第2の情報を蓄積
    する第2の蓄積ステップと、 前記第1の蓄積ステップで蓄積されている第1の情報、
    または前記第2の蓄積ステップで蓄積されている第2の
    情報を選択して読み出す読み出しステップとを備えるこ
    とを特徴とする情報処理方法。
  7. 【請求項7】 情報が記録されている記録媒体から第1
    の情報を再生する第1の再生ステップと、 前記第1の再生ステップで再生された情報を蓄積する第
    1の蓄積ステップと、 前記記録媒体に記録されている前記情報の記録位置に関
    する情報を記憶する記憶ステップと、 前記第1の蓄積ステップの蓄積量に対応して、前記記憶
    ステップで記憶された情報を基に、前記記録媒体の前記
    第1の蓄積ステップで蓄積されている情報に対して不連
    続な第2の情報を再生する第2の再生ステップと、 前記第2の再生ステップで再生された第2の情報を蓄積
    する第2の蓄積ステップと、 前記第1の蓄積ステップで蓄積されている第1の情報、
    または前記第2の蓄積ステップで蓄積されている第2の
    情報を選択して読み出す読み出しステップとを備えるコ
    ンピュータプログラムを提供することを特徴とする提供
    媒体。
  8. 【請求項8】 MPEG方式によりエンコードされた情報が
    記録されている記録媒体から第1の情報を再生する第1
    の再生手段と、 前記第1の再生手段により再生された情報を蓄積する第
    1の蓄積手段と、 前記記録媒体に記録されている前記情報の記録位置に関
    する情報を記憶する記憶手段と、 前記第1の蓄積手段の蓄積量に対応して、前記記憶手段
    に記憶された情報を基に、前記記録媒体からIピクチャ
    の情報のみ、またはIピクチャとPピクチャの情報のみ
    を再生する第2の再生手段と、 前記第2の再生手段により再生された第2の情報を蓄積
    する第2の蓄積手段と、 前記第1の蓄積手段に蓄積されている第1の情報、また
    は前記第2の蓄積手段に蓄積されている第2の情報を選
    択して読み出す読み出し手段とを備えることを特徴とす
    る情報処理装置。
  9. 【請求項9】 MPEG方式によりエンコードされた情報が
    記録されている記録媒体から第1の情報を再生する第1
    の再生ステップと、 前記第1の再生ステップで再生された情報を蓄積する第
    1の蓄積ステップと、 前記記録媒体に記録されている前記情報の記録位置に関
    する情報を記憶する記憶ステップと、 前記第1の蓄積ステップの蓄積量に対応して、前記記憶
    ステップで記憶された情報を基に、前記記録媒体からI
    ピクチャの情報のみ、またはIピクチャとPピクチャの
    情報のみを再生する第2の再生ステップと、 前記第2の再生ステップで再生された第2の情報を蓄積
    する第2の蓄積ステップと、 前記第1の蓄積ステップで蓄積されている第1の情報、
    または前記第2の蓄積ステップで蓄積されている第2の
    情報を選択して読み出す読み出しステップとを備えるこ
    とを特徴とする情報処理方法。
  10. 【請求項10】 MPEG方式によりエンコードされた情報
    が記録されている記録媒体から第1の情報を再生する第
    1の再生ステップと、 前記第1の再生ステップで再生された情報を蓄積する第
    1の蓄積ステップと、 前記記録媒体に記録されている前記情報の記録位置に関
    する情報を記憶する記憶ステップと、 前記第1の蓄積ステップの蓄積量に対応して、前記記憶
    ステップで記憶された情報を基に、前記記録媒体からI
    ピクチャの情報のみ、またはIピクチャとPピクチャの
    情報のみを再生する第2の再生ステップと、 前記第2の再生ステップで再生された第2の情報を蓄積
    する第2の蓄積ステップと、 前記第1の蓄積ステップで蓄積されている第1の情報、
    または前記第2の蓄積ステップで蓄積されている第2の
    情報を選択して読み出す読み出しステップとを備えるコ
    ンピュータプログラムを提供することを特徴とする提供
    媒体。
JP10007090A 1998-01-16 1998-01-16 情報処理装置および方法、並びに提供媒体 Withdrawn JPH11203051A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10007090A JPH11203051A (ja) 1998-01-16 1998-01-16 情報処理装置および方法、並びに提供媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10007090A JPH11203051A (ja) 1998-01-16 1998-01-16 情報処理装置および方法、並びに提供媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11203051A true JPH11203051A (ja) 1999-07-30

Family

ID=11656391

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10007090A Withdrawn JPH11203051A (ja) 1998-01-16 1998-01-16 情報処理装置および方法、並びに提供媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11203051A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006054011A (ja) * 2004-08-13 2006-02-23 Sanyo Electric Co Ltd 信号再生装置
US7149411B2 (en) 2000-03-13 2006-12-12 Lg Electronics, Inc. Non-linear reproduction control method of multimedia stream and apparatus thereof
US7502549B2 (en) 2002-12-26 2009-03-10 Canon Kabushiki Kaisha Reproducing apparatus
JP2009071641A (ja) * 2007-09-14 2009-04-02 Hitachi Ltd 情報処理装置
JP2012004662A (ja) * 2010-06-14 2012-01-05 Mitsubishi Electric Corp コンテンツ再生装置及び方法

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7149411B2 (en) 2000-03-13 2006-12-12 Lg Electronics, Inc. Non-linear reproduction control method of multimedia stream and apparatus thereof
US7346264B2 (en) 2000-03-13 2008-03-18 Lg Electronics, Inc. Non-linear reproduction control method of multimedia stream and apparatus thereof
US7502549B2 (en) 2002-12-26 2009-03-10 Canon Kabushiki Kaisha Reproducing apparatus
JP2006054011A (ja) * 2004-08-13 2006-02-23 Sanyo Electric Co Ltd 信号再生装置
US7640393B2 (en) 2004-08-13 2009-12-29 Sanyo Electric Co., Ltd. Signal reproducing device
JP2009071641A (ja) * 2007-09-14 2009-04-02 Hitachi Ltd 情報処理装置
JP2012004662A (ja) * 2010-06-14 2012-01-05 Mitsubishi Electric Corp コンテンツ再生装置及び方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR0178819B1 (ko) 고능률 부호화된 동화상 데이타의 비월재생방법
EP0784848B1 (en) Information carrier, device for reading and device for providing the information carrier and method of transmitting picture information
EP1030302B1 (en) Data coding/decoding method and apparatus and coded data recording medium
KR100219748B1 (ko) 디스크 매체와 디스크 매체에 있어서의 정보 기록재생 방법 및 장치
JP3254924B2 (ja) データ再生方法およびデータ再生装置
JPH09135421A (ja) 画像情報再生中断装置及び画像情報再生再開装置
JP4066576B2 (ja) データ再生装置及び方法
JP3156597B2 (ja) 画像情報復号化再生装置および画像情報復号化再生方法
JPH07240899A (ja) 圧縮画像再生装置
JPH11203051A (ja) 情報処理装置および方法、並びに提供媒体
US6978082B1 (en) AV decoder control method and AV decoder control apparatus
JP2773594B2 (ja) 高能率符号化された動画像情報から早送り,早戻し画像を再生する再生方法
WO2004102561A1 (ja) コンテンツ記録再生装置および方法
JP3070422B2 (ja) 画像圧縮記録媒体及び画像圧縮記録媒体再生装置
JP2002260336A (ja) 情報記録再生方法及び情報記録再生装置
JP2002044611A (ja) ディスク再生装置
JP4784466B2 (ja) 映像情報再生方法
US20040240847A1 (en) Information recording medium, information processing method, information processing apparatus, and reproducing apparatus
JPH07284061A (ja) 蓄積型記録媒体の再生方法
JPH0998382A (ja) 動画像情報の再生装置及び再生方法
JP3507990B2 (ja) 動画像再生装置及び動画像記録再生装置
JP3187649B2 (ja) 蓄積型記録媒体の再生方法
KR100280788B1 (ko) 광디스크 손상시 스트림 제어방법
JP3695423B2 (ja) 再生装置
JP2002157820A (ja) 記録媒体再生装置、および情報記録媒体

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20050405