JPH11184521A - 自動配車システム - Google Patents

自動配車システム

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Publication number
JPH11184521A
JPH11184521A JP9354436A JP35443697A JPH11184521A JP H11184521 A JPH11184521 A JP H11184521A JP 9354436 A JP9354436 A JP 9354436A JP 35443697 A JP35443697 A JP 35443697A JP H11184521 A JPH11184521 A JP H11184521A
Authority
JP
Japan
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sign
vehicle
traveling
autonomous
route
Prior art date
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Pending
Application number
JP9354436A
Other languages
English (en)
Inventor
Junichi Takiguchi
純一 瀧口
Koichi Nojima
浩一 野島
Hiroshi Sugie
弘 杉江
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP9354436A priority Critical patent/JPH11184521A/ja
Publication of JPH11184521A publication Critical patent/JPH11184521A/ja
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  • Traffic Control Systems (AREA)
  • Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動車を無人で運転し、呼び出しに応じて配
車するような、自動配車システムは従来実用化されてい
ない。 【解決手段】 自動車が今いるところから呼び出しを受
けたところまでエリア内の地図から自動車の走行経路を
決定し、標識情報を変更する経路計画手段と、経路によ
ってその内容を変更する標識と、その標識を認識するこ
とで今後の運転経路を決め自動車に自律性を与えて自律
走行制御する事で、自動車を無人運転し、配車を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、所定の地域(以
下エリアと呼ぶ)内において、利用者の呼出しに応じて
自動的に自動車の配車を行い、配車された自動車を呼出
し先まで自律走行させる自動配車システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の自動配車システムは実用
化されていなかった。例えば、従来の技術として、タク
シーにGPSを搭載し、タクシーの位置を配車センター
の地図情報に表示することにより、各タクシーが位置す
る道路の混雑状況、迎車場所や目的地を的確に把握し、
タクシーの誘導や配車ルートの選択等の運行管理を行う
システムが提案されていた。しかし、配車センターから
の呼出しがあったときに無線などで口頭連絡を受けて呼
出し先に向かうような有人システムのみであり、エリア
内において利用者からの呼出しに応じて自動的に自動車
の配車を行い、配車された自動車を呼出し先まで自律走
行させるような無人システムがなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】万国博覧会の会場や遊
園地などでは、電車のような高速大量の移動手段を運行
するにはエリアが狭すぎるが、徒歩で移動するにはエリ
アが広すぎて移動に労力を要するためモノレールやバス
などの交通手段を運行する必要がある。それらは、運行
上の都合からダイヤが設定されている。利用者の立場か
らすると任意の時刻に停留所についても所定の時刻にな
るまでは移動できないことになり、不便である。また、
公共性の制約から、モノレールやバスのルートの設定は
個人の要求には答えることができず、必ずしも最短距離
で移動することはできないという課題があった。
【0004】また、GPSが搭載され運行管理のできる
タクシーのような自動車を万国博覧会の会場に用いた場
合、利用者の呼出し先まで自動車を運転する運転手が必
要となるほか、GPSの測位分解能が数100m程度で
あり、利用者が数100m先の目的地に移動して乗り捨
てるような利用形態に対しては充分な測位精度がないと
いう課題があった。
【0005】この発明は係る課題を解決するためになさ
れたもので、エリア内の任意の乗降場で必要なときに自
動車を呼出し呼出し先まで自動車に自律走行させるとと
もに、利用者が所望の乗降場まで移動したところで自動
車を乗り捨てできる自動配車システムを得るものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る第1の発
明の自動配車システムは、車両の走行可能な経路上に配
置され、走行動作を指示する走行動作指示情報が供給さ
れ当該走行動作指示情報を表示する複数の標識と、前記
複数の標識の中から対向する標識の走行動作指示情報を
抽出し、抽出された標識の走行動作指示情報に基づいて
自車の走行を制御するとともに前記経路上を走行可能な
自律走行車と、入力手段を有し入力に応じて自律走行車
に対する呼出し先の情報を発生する呼出し手段と、前記
それぞれの標識間を接続する経路と前記標識の位置を示
す地図情報の記憶手段、前記地図情報記憶手段から呼出
し先情報発生時の自車位置と呼出し先との間に有るそれ
ぞれの経路に対応する前記地図情報を抽出し、抽出され
た地図情報に基づいて呼出し先と呼出し先情報発生時の
自車位置との間を繋ぐ走行経路を設定する経路作成手
段、および前記自律走行車を前記設定された走行経路に
沿って呼出し先まで誘導するように前記走行経路沿いの
標識に対し走行動作指示情報を発生する発生手段とを有
する制御手段とを具備し、前記自律走行車は前記呼出し
先情報の発生に応じて自律走行を開始する手段を有する
ものである。
【0007】また、第2の発明の自動配車システムは、
車両の走行可能な経路上に配置され、進行方向指示もし
くは停止指示のうち少なくとも1方が走行動作指示情報
として供給され当該走行動作指示情報を表示する複数の
標識と、前記複数の標識の中から対向する最短距離に有
る標識の走行動作指示情報を抽出し、抽出された標識の
走行動作指示情報に基づき、抽出された標識までの距離
に応じて自車の進行方向もしくは停止動作を制御すると
ともに前記経路上を走行可能な自律走行車と、入力手段
を有し利用者からの入力に応じて自律走行車に対する呼
出し先の情報を発生する呼出し手段と、前記それぞれの
標識間を接続する経路の長さおよび走行安全性を有する
固有の特性と前記標識の位置を示す地図情報の記憶手
段、前記地図情報記憶手段から呼出し先情報発生時の自
車位置と呼出し先との間に有るそれぞれの経路に対応す
る前記地図情報を抽出し、抽出された地図情報に基づい
て呼出し先と呼出し先情報発生時の自車位置との間を繋
ぐ走行経路を設定する経路作成手段、および前記自律走
行車を前記設定された走行経路に沿って呼出し先まで誘
導するように、前記走行経路沿いの標識に対し走行動作
指示情報を発生するとともに前記自律走行車に走行開始
信号を発生する発生手段とを有する制御手段とを具備
し、前記自律走行車は前記制御手段から発生される走行
開始信号が供給されて自律走行を開始する手段を有する
ものである。
【0008】また、第3の発明の自動配車システムは、
前記自律走行車は、進行方向前方にある標識までの距離
を測る測距手段と、前記測距手段から供給される距離に
応じて略一定の大きさの標識の画像を取得する撮像手段
とを備え、前記撮像手段で取得された画像から前記標識
の走行動作指示情報を抽出するものである。
【0009】また、第4の発明の自動配車システムは、
前記自律走行車において、利用者が手動で運転可能な手
動運転手段と、自律走行を行う自律化手段と、手動運転
後に前記手動運転手段から前記自律化手段に切り替わる
切替手段とを備え、前記制御手段において、手動運転切
替時における自律走行車の位置と所定の待機場とを繋ぐ
走行経路を設定し、前記自律走行車を前記待機場に向け
て自動的に走行させるように標識表示情報を変更する手
段を備えたものである。
【0010】また、第5の発明の自動配車システムは、
前記自律走行車は複数台有り、前記複数の自律走行車の
中から利用者の呼出し先の標識と呼出し時の停車位置と
の間を繋ぐ走行経路が最短になる自律走行車を選択する
自律走行車決定手段を備えたものである。
【0011】また、第6の発明の自動配車システムは、
前記標識において、自律走行車固有の識別信号を受信す
る手段を備えたものである。
【0012】また、第7の発明の自動配車システムは、
前記標識は利用者からの入力によって自律走行車の呼出
し信号を発生する手段を備え、前記制御装置は前記呼出
し信号の発生元を呼出し先に設定する手段を備えたもの
である。
【0013】また、第8の発明の自動配車システムは、
前記自律走行車は電気動力で駆動されるものである。
【0014】また、第9の発明の自動配車システムは、
前記標識において、複数の扇状の部材に標識を記し、表
示しない標識を閉じて所望の標識情報を表示するもので
ある。
【0015】また、第10の発明の自動配車システム
は、前記標識は、複数の扇状の板材に標識情報を記し、
それぞれの標識を重ねるとともに回転させて所望の標識
情報を表示するものである。
【0016】また、第11の発明の自動配車システム
は、前記標識において、複数の板材の表裏に標識情報を
記し、前記それぞれの板材の表裏を適宜組み合わせて所
望の標識情報を表示するものである。
【0017】また、第12の発明の自動配車システム
は、前記標識において、複数個の発光ダイオードを配列
させ、前記発光ダイオードの点灯パターンを変化させて
所望の標識情報を表示するものである。
【0018】また、第13の発明の自動配車システム
は、前記標識において、前記制御手段から有線ケーブル
で標識内容を伝送されるものである。
【0019】
【発明の実施の形態】実施の形態1 図1はこの発明の実施の形態1による自動配車システム
を示すものである。図1において、1はエリア内の地図
情報を有し、その地図情報に基づいて自動車2の走行経
路を決める経路作成手段と、進行方向指示もしくは停止
指示などの走行動作を指示するものであってその経路作
成手段で決められた走行経路上の標識3に表示される情
報(以下標識内容と呼ぶ)を決定し、決定された標識内
容を標識内容変更指令とともに発信する標識内容発生手
段とを持つ制御手段である中央制御装置、2は標識3の
標識内容を認識しその内容に基づいて移動経路を制御す
る自律化装置を備え、自動走行開始信号を受信した後、
自律化装置の指令にしたがって自律走行を行う自動車、
3は中央制御装置1から送信される標識内容変更指令を
受信後、当該標識内容変更指令とともに受信された標識
内容に基づいて表示を変更する標識内容変更手段を持つ
標識で、自動車2が交差点へ進入する手前の進行方向左
側において、自動車2と対向するように交差点ごとに配
置され、例えば3a,3b,3c,3d…と複数個存在
する。4は自動車2の乗降場であり、4a,4b,4c
…と複数個存在する。40は乗降場ごとに設けられて乗
降場であることを示す標識と、その乗降場で乗り捨てら
れた停車中の自動車2から発信されるID番号を受信
し、当該ID番号とその乗降場の識別番号を待機場所信
号として中央制御装置1に送信するID番号入力器と、
押しボタンや音声入力スイッチなどの入力手段が設けら
れ、利用者からの入力で乗降場の識別番号を呼出し先信
号として中央制御装置1に発信し、自動車2の呼出しを
行う呼出し信号発生器とを併せ持つ呼出し装置であり、
乗降場4a,4b,4c…の番号に対応してそれぞれ4
0a,40b,40c…とする。
【0020】図2は、この実施の形態1に係る中央制御
装置1の構成を示すブロック図である。10はエリア内
における標識間を接続する走行可能な道路、道筋などの
経路片(以下アークという)の長さおよび走行安全性を
有する固有の特性(以下アーク属性という)と、各アー
クが接続される標識とアークの接続情報などを有する地
図情報を記憶する地図情報記憶装置で、画像入力その他
の方法で入力される。11は呼出し装置通信手段で、呼
出し装置40(例えば40b)のID番号入力器から発
信される自動車2の待機場所信号と、呼出し装置40
(例えば40a)の呼出し信号発生器から発信される呼
出し先信号が入力される。これら2組の信号は、それぞ
れ自動車2が自律走行を行う場合のスタートとゴールを
決める信号として経路作成手段12へ送られる。12は
経路作成手段であり、その出力である走行経路が標識内
容発生手段13へ転送される。標識内容発生手段13で
は、この走行経路に基づき関係する標識についてそれぞ
れの標識内容を決定し、その決定された内容を各標識に
対する標識内容変更指令とともに標識通信手段14を介
して標識3a,3b,3c…に送信する。また、標識内
容発生手段13は走行経路上の各標識へ標識内容を送信
した後で、乗降場40(例えば40b)に停車中の自動
車2に対し自動走行開始を指示する。15は標識内容発
生手段13からの自動走行開始指示または自動走行終了
指示を自動車2に送信する自動車通信手段15である。
【0021】図3は経路作成手段12の構成を示すブロ
ック図である。図において、121は例えば待機場所信
号を発信した乗降場4bをスタートとし、呼出し先信号
を発信した乗降場4aをゴールとして設定するような乗
降場4のスタート・ゴール設定部、122は地図情報記
憶装置10に記憶されたエリア内の地図情報に基づいて
上記スタートとゴール間を結ぶアークを抽出するアーク
生成部、123はアーク生成部122で抽出された各々
のアークに対して長さの属性あるいは走行安全度の属性
などのアーク属性を付与する属性付与部、124はアー
ク生成部122で抽出された各経路の候補毎にアーク属
性を積分し、その最少のものを走行経路とする経路評価
部である。アークは、エリア内に設けられた道路、橋な
どや、エリア内において自動車2が走行するようにあら
かじめ決められた道筋(必ずしも境界線が描かれていな
くてもよい)に沿って設置されたそれぞれの標識間を接
続する線分を示し、長さのアーク属性はその線分の長さ
/短さ、走行安全度のアーク属性はその線分の太さ(幅
広さ/狭さ)に対応する安全指標を示すものである。例
えば、アークが道路や橋である場合、その道幅が狭い程
自動車2のステアリング微調節が必要で通過が難しくな
り、道路脇の縁石に衝突したり道路の境界線から道路外
に出る等の危険性が増える。このため、アークの長さr
に加え安全指標sを導入し、道幅や隣接するアークとの
間隔などを参照してその安全さを既存のアークとの相対
評価の上でsを0から1の間で設定する。既存のアーク
と比較して、より安全な場合は0に近い小さな値、それ
ほど安全でない場合は1に近い大きな値とする。そし
て、数1に従ってアークの長さ属性r、安全指標sの積
を計算し、目的地に達するまでの総和として積分値aを
求めることにより、積分値aが最少のものを最適な走行
経路として設定する。
【0022】
【数1】
【0023】また、アーク属性の積分値の最少なものが
複数存在する場合は時間が短いほう(すなわち走行経路
の短いほう)を、それも同じ場合は曲がる回数の少ない
ほうを優先する。なお、アーク属性にはこの他、舗装/
未舗装、荷重耐量、アークの傾斜度(例えば坂道の傾斜
度に相当)、高さの移動量等があり、最適な走行経路を
決める積分値の算出は、これらの属性を用いて重み付け
を行うような数1以外の算出方法で求めてもよい。
【0024】図4は標識内容発生手段13の構成を示す
ブロック図である。図4において、131は経路作成手
段12によって選択された走行経路から、経路沿いにあ
る標識を抽出するための標識抽出部、132は自動走行
開始の指示があった自動車2をスタートからゴールまで
誘導するために、標識抽出部131で抽出された標識の
一つ一つに対して直進、左折、右折などの与えるべき標
識内容を決定する標識内容決定部である。
【0025】図5は実施の形態1に係る自動車2の構成
を示すブロック図である。自動車2は自律化装置20
と、乗車時に利用車が減速、右左折などの運転操作を行
うブレーキ、ハンドルなどの手動運転装置21と、自律
化装置20または手動運転装置21からの指令にもとづ
いて車体220の減速・右左折などを制御する制御装置
22と、中央制御装置1の自動車通信手段15から発信
される自動走行開始または自動走行終了の信号を受信す
る自律化装置側通信手段23とからなっている。図6は
自律化装置20の構成を示す図である。図6において、
200は標識までの距離に応じて焦点距離を合わせ、か
つ画面中の標識の大きさがいつも同じになるように画角
を変化できるズームレンズ、201は標識を撮像する撮
像器、202は撮像器201のズームレンズ200と同
じ覆域を持つストロボ、203はズームレンズ200の
横方向と同じ覆域をもつレーザレーダ、204は制御コ
ンピュータや画像処理器等の電子機器を一体化した自律
化ユニットである。図7は自律化ユニット204の構成
と自動車2との関係を示すブロック図である。205は
撮像器201からの画像信号を基に標識の抽出・認識処
理を行う画像処理器、206は制御コンピュータ、20
7は制御コンピュータ206からの旋回角度指令信号2
16に応じて旋回駆動部へ電力を供給する電力増幅器、
208は撮像器とストロボ202、およびレーザレーダ
203を旋回させる旋回駆動部、209は車体220の
慣性系に対する角度を検知するジャイロである。また、
210は自律化装置側通信手段23から送られる自動走
行開始または自動走行終了の信号、211はズームレン
ズ制御信号、212は撮像器201からのビデオ信号、
213は撮像タイミングとストロボ発光タイミングをあ
わせるためのストロボ同期信号、214はレーザレーダ
203で計測した標識までの距離信号、215は標識認
識結果及び画像中心から標識中心までの距離(画素
数)、216は制御コンピュータ206で演算される旋
回角度指令信号、217は電力増幅器207で旋回角度
指令信号216を増幅した旋回駆動信号、218は自動
車2の前進・後進及び旋回を行う自動車制御信号であ
る。
【0026】利用者が乗降場4aに設けられた呼出し装
置40aの押しボタンを押し自動車2を呼び出す場合、
そこから発信された呼出し先信号が中央制御装置1の呼
出し装置通信手段11に伝送される。この時、呼出し先
信号から標識の識別番号が抽出され、呼出し先が乗降場
4aであると認識される。また、当該呼出し先信号の発
生時点で中央制御装置1の経路作成手段12内のメモリ
に記憶されている乗降場識別番号より、自動車2の停車
位置は乗降場4bであることが判明している。スタート
・ゴール設定部121にて地図情報記憶装置10に記憶
された地図情報を参照し、スタート地点を乗降場4b、
ゴール地点を乗降場4aとして設定する。アーク生成部
122において地図情報記憶装置10に記憶された地図
情報を参照し、スタート地点からゴール地点の間に存在
するアークを抽出する。属性付与部123において各々
のアークに対して属性を付与し、経路評価部124でス
タート地点からゴール地点までを結ぶ各経路候補毎にア
ーク属性を積分し、その最少のもの(アーク属性の積分
値の最少なものが複数存在する場合は時間が短いほう
を、それも同じ場合は曲がる回数の少ないほうを優先す
る)を最適な走行経路として設定する。標識抽出部13
1は設定された走行経路の経路沿いにある標識の中から
それぞれのアークにおいて進行方向左側にある標識を抽
出する。例えば、図1において標識3a,3b,3cを
抽出する。標識内容決定部132では設定された走行経
路の走行順序にしたがって、抽出された標識とその標識
通過前後のアークの配置関係、すなわち通過前のアーク
に対する自動車2の進行方向と通過後のアークに対する
自動車2の進行方向の関係に基づいて、例えば標識3a
に対して左折、3bに対して直進、3cに対して右折の
ように与えるべき標識内容を決定する。標識通信手段1
4は、標識内容変更指令として例えば各標識を識別する
識別番号と、それに対応する決定された標識内容とを識
別番号順に一定の間隔で標識3a,3b,3cに送信す
る。標識3a,3b,3cは、予め設定された固有の識
別番号と標識通信手段14から送信される識別番号とを
比較し、一致した場合にその識別番号と同時に受信され
る標識内容に基づいて標識内容変更手段31で表示を変
更する。このように自動車2を呼出し先まで誘導するた
めの走行経路が設定される。呼出し装置40から呼出し
先信号が発信され、中央制御装置1にて走行経路が設定
されて標識通信手段14から標識内容変更指令が送信さ
れた後、自動車通信手段15から自動走行開始信号が送
信される。
【0027】図1において乗降場4bに停車中の自動車
2は、自律化制御装置側通信手段23で自動車通信手段
15から送信される自動走行開始信号を受け取ると、自
動車2に対向している一番近い標識の捜索を開始する。
最初の標識3aを視野に捕らえると、後述の標識抽出・
認識処理により背景から当該標識を抽出し、当該標識を
画像追尾して標識内容を認識しながら前進することで標
識3aに接近する。自動車2から標識3aまでの距離L
が、予め設定された大きさになるまで(例えば撮像器2
01から標識3aが見えなくなる手前まで)近づいたと
ころで以下の進路変更処理を行う。まず、標識抽出・認
識処理を一時停止する。次に、制御装置22においてジ
ャイロ209で検出される旋回方向の角度を一定に保つ
ようにステアリング調整することにより、標識抽出・認
識処理の一時停止前の進行方向を保持したまま、所定の
距離だけ(例えば右折後に走行する経路内に進入するま
で)直進する。さらに、標識抽出・認識処理の一時停止
前に認識した標識3aの標識内容に基づいて、左に90
度旋回する。旋回後ただちに標識抽出・認識処理の一時
停止を解除し、進行方向前方にある標識の捜索を開始し
て標識3bを捕らえる。標識3bを画像追尾することで
当該標識に接近し、認識した標識3bの標識内容にした
がって交差点を直進する。直進後、進行方向前方の標識
3cを捕らえてある設定距離に近づいたところで、上記
標識3aの場合と同様に進路変更処理を行い、認識した
標識3cの標識内容に基づいて右に90度旋回する。旋
回後ただちに進行方向前方の標識の捜索を開始し、乗降
場4aの標識を兼ねている呼出し装置40aを捕らえ
る。ゴールである乗降場4aの呼出し装置40aには中
央制御装置1から停止の標識指示が送られている。呼出
し装置40aを画像追尾することで乗降場4aに接近
し、認識した標識内容に基づいて呼出し装置40aに所
定の距離まで近づいたところで停止する。このとき自動
車2は、呼出し装置40aの標識表示が撮像器201の
視野に入らなくなる(あるいは標識の抽出・認識が出来
なくなる)位置で止まる。自動車2が乗降場4aに到着
すると、自動車2の自律化装置側通信手段23から呼出
し装置40aに自動車のID番号が送信され(図示せ
ず)、それが中央制御装置1の呼出し装置通信手段1
1、経路作成手段12を介して標識内容発生手段13に
伝送される。標識内容発生手段13がこのID番号を受
信すると、自動車通信手段15から自動車2に自動走行
終了信号が送られ、配車が完了する。また、呼出し装置
40aは、自動車2のID番号とともに停止した乗降場
4aの乗降場番号を待機場所信号として中央制御装置1
に送信し、その乗降場番号は上記ID番号とともに、中
央制御装置1の経路作成手段12内に設けられたメモリ
に記憶される。また、次に自動車2が呼び出されるとき
は、自動走行開始信号が送信されて自動車2の前方にあ
る標識の捜索を開始し、標識3dを視野に捕らえた後、
上述のように中央制御装置1の決定した標識内容にした
がって走行経路上を自律走行する。
【0028】なお上述の例では、呼出し装置40aの標
識表示を撮像器201で抽出・認識できなくなる位置で
自動車2が停止する場合を示したが、これ以外の方法で
停止するように設定してもよい。例えば、自動車2は呼
出し装置40aに誘導されて乗降場4aに接近した後、
撮像器201から呼出し装置40aが見える位置で停止
するようにしてもよい。この場合自動車2が呼び出され
ると、中央制御装置1から呼出し装置40aに直進の標
識内容が送信され、呼出し装置40aが標識内容を直進
(あるいはUターン)に変更する。自動走行開始信号を
受信した自動車2は、前方の標識の捜索を開始し、呼出
し装置40aを視野に捕らえて標識の抽出・認識処理を
行い、直進(あるいはUターン)し始めた後、次の標識
の捜索を開始し、上述のように走行経路に沿う標識に従
って自律走行を行う。
【0029】以下において上記動作を実現するための作
動シーケンスについて、制御コンピュータ206の演算
を中心に詳述する。
【0030】図8は制御コンピュータ206の動作を示
すフローチャートである。ステップ400にてルーチン
が開始されると、先ずステップ401にてズームレンズ
200の画角を広角に設定する。次にステップ402に
おいて、レーザレーダ203を用いて自動車2から標識
3までの距離を計測し、ズームレンズ200の焦点距離
を上記距離計測結果に合わせる。ステップ403におい
ては、ズームレンズ200の画角並びに焦点距離が目標
値に十分近づいた時点で、ストロボ202の点灯と同期
して、撮像器201によって画像を取り込む。続いて、
ステップ404において、取り込んだ画像に対して、画
像処理器205を用いて標識3の外枠をテンプレートと
した濃淡テンプレートマッチング処理を実施し、標識3
の中心位置を計算して標識の抽出処理を行う。
【0031】図9は標識3の外枠をテンプレートとした
濃淡テンプレートマッチング処理(外枠テンプレートマ
ッチング処理)を示すものである。また、図10は標識
3の外枠テンプレートを示すものである。以下図9及び
図10に基づき、標識3の外枠テンプレートマッチング
処理を説明する。
【0032】図10(a)(b)(c)(d)(e)
(f)に示すように、予め標識3の外枠のみを抽出した
外枠テンプレートを小さいものから大きいものまで十分
な数用意する。外枠テンプレートにおいては、中央部分
は任意であるものとし、画像との照合は実施しない。図
9は、撮像器201による取込画像を示したものであ
る。画像中左よりに標識3の像が存在する。上記画像に
対して、図10(a)の大きい外枠テンプレートから順
番に、画像中に存在するテンプレートと一致する部分画
像を探索する。一致した部分画像の中心からの変位(画
素数)xより、自動車2から標識3までの角度thet
aが計算される。画像の全水平画素数をx_a11、ズ
ームレンズ200の画角をzoom_angleとする
と、標識3までの角度thetaは数2で与えられる。
【0033】
【数2】
【0034】図8のステップ405において、上記計算
結果thetaが零になるように、旋回駆動部208の
駆動角度を制御する。上記操作によって、撮像器201
の画面上では標識3が中央に来る。続いてステップ40
6において、自動車2に対する標識3の角度theta
の方向に存在する物体までの距離をレーザレーダ203
によって計測する。ズームレンズ200の焦点距離を上
記計測距離に合わせる。同時に自動車2に対する標識3
の角度thetaの方向に存在する物体までの距離をレ
ーザレーダ203によって計測する。以上のように、常
に旋回駆動部208は標識3を指向し、標識3までの距
離Lを計測する。図11に示すように自動車2が標識か
らHだけ離れた位置を通過できるようにするため、図8
のステップ407において、数3に示すByを零に漸近
させるようにステアリングを制御し、自動車2が図11
のA−B上を移動するように制御する。
【0035】
【数3】
【0036】このようにして、道路脇の標識を斜めに見
ながら道路上を走行することができる。ズームレンズ2
00の焦点距離を上記計測距離に合わせる。ステップ4
08においては、撮像器201の画面中の標識3の大き
さが予め定めた値に略等しくなるようにズームレンズ2
00の画角を合わせる。標識の水平方向長さをwid
e、画面中での標識3の目標サイズ(画素数)をsiz
e、自動車2から標識3までの距離をlengthとし
たときの、ズームレンズ200の画角zoomは数4で
与えられる。
【0037】
【数4】
【0038】図8のステップ409においては、ズーム
レンズ200の画角並びに焦点距離が目標値に十分近づ
いた時点で、ストロボ202の点灯と同期して、撮像器
201によって画像を取り込む。続いて、ステップ41
0において取り込んだ画像に対して、画像処理器205
を用いて標識3の濃淡テンプレートマッチング処理を実
施し、標識3の中心位置を計算して標識に認識処理を行
う。図12(a)、図12(b)は標識3の濃淡テンプ
レートマッチング処理を示すものである。以下図12
(a)、図12(b)に基づき、標識3のテンプレート
マッチング処理を説明する。
【0039】図12(a)は撮像器201による取り込
み画像を示すものであり、図12(b)は図12(a)
と照合する標識3の図柄を示すものである。標識の図柄
6aは右折、6bは左折、6cは直進、6dは停止を示
す標識である。なお、図柄中の黒色部分は近赤外光に対
して低反射率な部材(または塗装)を使い、白色部分は
近赤外光に対して高反射率の部材(または塗装)を使っ
ている。撮像器201による取込画像中においては、図
8におけるステップ408の処理によって、標識3は予
め定められた大きさになっている。取込画像中におい
て、予め用意された標識テンプレートと一致する部分画
像を探索する。一致した部分画像の中心からの変位(画
素数)xより、ステップ404におけるものと同様の計
算により、自動車2から標識3までの角度thetaを
計算する。また、標識画像が6aから6dのいずれかで
あるかを判別する。
【0040】図8のステップ411においては、自動車
2から標識3までの距離と、予め設定した値との大小を
判定する。距離が規定値より短い場合には、ステップ4
12に進む。距離が規定値より長い場合には、ステップ
405に戻り、それ以下の処理を継続する。ステップ4
12においては、標識の判別結果に基づいて進路変更等
の処理を実施する。続いて、ステップ413において
は、標識の種類を判定し、標識が停止である場合には、
ステップ414に進んで全ての処理を終了する。標識が
停止以外の場合には、ステップ401に戻り、以下一連
の処理を継続する。制御コンピュータ206は自動走行
モード中は以上の動作を繰り返すので、常に目標経路上
に設置された標識に従って自動で目的地まで移動する。
【0041】実施の形態2 実施の形態1では乗降場4bで乗り捨てられた自動車2
を乗降場4aで呼出したが、エリアの中央付近に自動車
2の待機場を設け、乗降場で乗り捨てられた自動車2を
返したほうが配車の効率がよい。図13はその場合の解
決策の一つで、5は新たに設けた待機場である。図14
はその場合の自動車の構成を示すブロック図で、24は
新たに設けた手動自動切替スイッチである。配車が完了
し、利用者が乗り込むときに、手動自動切替スイッチ2
4を手動側に切り替えて運転する。目的地近くの乗降場
4cまで移動し、乗り捨てる時に手動自動切り替えスイ
ッチ24を自動側に切り替えると、自動車2から乗降場
4cにID番号が発信され、その信号が中央処理装置1
に伝送される。一定時間経過後に中央制御装置1は、ス
タート地点を乗降場4c、ゴール地点を待機場5内に設
置された停止標識50として走行経路を設定する。後は
実施の形態1と同じように停止標識50に向かって走行
するように制御する。
【0042】自動車2は、停止標識50に誘導されて待
機場5内に進入した後、停止標識50から所定の距離に
到達したところで停止する。この所定の距離を、撮像器
201から停止標識が見える位置で停止するように設定
することにより、自動車2が送受信する自動走行終了あ
るいは自動走行開始の信号は不要となり、中央制御装置
1の自動車通信手段15、自律化装置側通信手段23が
不要となる。例えば、待機場5に停車中の自動車2を再
度呼び出すとき、中央制御装置1は、停止標識50に直
進の標識内容を送信し、停止標識50は標識内容を直進
に変更する。自動車2は前方にある停止標識50が直進
であることを認識し、直進を始めた後、上述のように走
行経路に沿う標識に従って自律走行を行う。
【0043】なお、手動自動切替スイッチ24は、自動
車2に設けられた押しボタンやタッチパネル等の手動ス
イッチで切替える手段の他、磁気カードやICカード等
の挿抜によって自動的に切替えを行うような手段を用い
てもよい。例えば、利用者が自動車2のカード差し込み
口にプリペイドカードを差し込んだときにスイッチが手
動側に切り替わり、引き抜いたときにスイッチが自動側
に切り替わるようなものを用いる。
【0044】実施の形態3 実施の形態1または実施の形態2では、1台の自動車2
を配車する場合の1例を示したが、自動車を複数台とす
ることもできる。図15はこの発明の実施の形態3の自
動配車システムを示すものである。図において、自動車
は2a,2b,2c…と複数個存在する。ここでは説明
の都合上3台とする。自動車2cは配車が完了し、利用
者が乗って目的地へ移動中の実車状態とする。自動車2
aと2bは乗降場4bと4cにそれぞれ乗り捨てられて
いるものとする。乗降場4aからの呼出し先信号が中央
制御装置1に伝えられると、図16に示すように経路作
成手段12では、地図情報記憶装置10に記憶された地
図情報に基づいてスタート・ゴール設定部121にて自
動車2aのスタート地点を乗降場4b、ゴール地点を乗
降場4aとし、実施の形態1と同様に経路作成手段12
aで走行経路を設定する。同様にして自動車2bについ
てスタート・ゴール設定部121にてスタート地点を乗
降場4c、ゴール地点を乗降場4aとして経路作成手段
12bで走行経路を設定する。16はこの実施の形態で
新たに設けたもので、各自動車にそれぞれ対応する走行
経路の中からアーク属性の最少のものを最適な走行経路
として選択する自動車決定手段である。自動車決定手段
16で自動車と最適な走行経路が選択されると実施の形
態1と同様に配車が行われる。
【0045】実施の形態4 実施の形態3に示すように自動車が複数台となると、呼
出しに応じて自動走行中の自動車が呼出しのあった乗降
場に到着する前に他の乗降場からの呼出し先信号が中央
制御装置1に伝えられることがある。ここでは、説明の
都合上自動車を2台とする。例えば図17において、第
1の自動車2aは乗降場4dから4cに向かって自動走
行中である。そのとき呼出し装置40aからの呼出し先
信号が中央制御装置1に伝えられると、経路作成手段1
2ではエリア内の地図情報10に記憶された地図情報に
基づいて、第2の自動車2bについてスタート・ゴール
設定部121にてスタート地点を乗降場4b、ゴール地
点を乗降場4aとして走行経路を設定する。設定された
走行経路に従って標識の内容は標識3a,3b,3c…
に伝えられる。ところが、第1の自動車2aは乗降場4
dから4cに向かって自動走行中であるため、第2の自
動車2bの走行経路を構成するために標識3a,3bの
標識内容を変化させてしまうと、自動走行中の第1の自
動車2aの走行経路が変更されてしまうことになる。こ
のため、この実施の形態では標識に自動車からのID信
号を受信する装置を取り付け、自動車がある標識を通過
したことを検出し自動車が通過した後、他の自動車に対
する標識の指示内容に変更する。
【0046】中央制御装置1において、自動走行中の第
1の自動車2aのために決定された標識の内容が、標識
通信手段14を介して標識3a,3b,3dに伝送され
る。また、呼出しを受けた第2の自動車2bのために決
定された標識の内容が、自動車2aのID番号とともに
標識通信手段14を介して標識3a,3b,3cに伝送
され、標識内の内部メモリに記憶されている(図示せ
ず)。標識3a,3b,3c…には、自動車からのID
信号を受信する受信装置31a,31b,31c…が設
置されている。例えば、第1の自動車2aはレーザレー
ダ203によって通過中の標識3bまでの距離を計測
し、その距離が所定の距離に達したときに、標識3bの
受信装置31bにID信号を送信する。自動車2aから
のID信号を受信した標識3bは、そのID信号から抽
出されるID番号と、中央処理装置1から事前に送信さ
れ内部メモリに記憶された第1の自動車2aのID番号
とを比較し、一致したときに第1の自動車2aが通過し
たことを検出する。そして第1の自動車2aの通過を検
出した後、中央処理装置1から事前に伝送され内部メモ
リに記憶された第2の自動車2bに対応する標識内容に
変更する。このようにして、自動走行中の自動車が呼出
しのあった乗降場に到着する前に、他の乗降場からの呼
出し先信号が中央制御装置1に伝えられた場合でも、そ
の自動車が乗降場に到着する前に次の自動車を自動走行
させることが可能になる。
【0047】呼出しに応じて自動走行中の自動車が呼出
しのあった乗降場に到着する前に、他の乗降場からの呼
出し先信号が中央制御装置1に伝えられた場合、ほぼ同
時に複数台(ここでは2台)の自動車が交差点に違う経
路から進入しようとすることがある。第1の自動車2a
に対して設定された経路と第2の自動車2bのために設
定した経路が交差したり、一部重なったりすることは中
央制御装置1の自動車決定手段16で認識できる。図1
8(a),(b)のように経路が交差する場合は、時刻
0 までは先に呼出しを受けた第1の自動車2aに対す
る標識3aは第1の自動車2aに対する標識内容として
例えば直進を表示し、後から呼出しを受けた第2の自動
車2bに対する標識3bは第2の自動車2bに対する標
識の内容に関わらず、停止の標識の図柄6dを示す。時
刻t0 において、標識3aは受信装置31aでID信号
を受信することにより第1の自動車2aが通過したこと
を検出すると、内部に設けられた送信機(図示せず)か
ら標識3aを示すID信号を送信する。標識3bは標識
3aを示すID信号を受信すると、第2の自動車2bに
対する標識内容に変更し、例えば直進を表示する。な
お、このとき標識3aの表示内容は特に規定されない。
【0048】経路が一部重なる場合には、図19
(a),(b)のように時刻t0 までは第1の自動車2
aに対する標識3aは、第1の自動車2aに対する標識
内容として例えば右折を表示し、後から呼出しを受けた
第2の自動車2bに対する標識3bは、第2の自動車2
bに対する標識の内容に関わらず停止の図柄6dを示
す。次の標識3cは第1の自動車2aに対する標識内容
として例えば左折を表示している。時刻t0 において、
標識3aが受信装置31aで第1の自動車2aからのI
D信号を受信することにより、第1の自動車2aの通過
したことを検出しても、各標識はそのままの状態を維持
する。時刻t1 において、標識3cは受信装置31cで
第1の自動車2aからのID信号を受信することによ
り、第1の自動車2aの通過したことを検出すると、標
識3cを示すID信号を送信する。標識3bおよび3c
は標識3cを示すID信号を受信すると、第2の自動車
2bに対する標識内容に変更し、例えば直進を表示す
る。この場合には標識3には従来の図柄である右折6
a、左折6b、直進6cだけでなく停止を示す標識の図
柄6dを示す必要がある。
【0049】実施の形態5 利用者の立場からすると乗降場が定められているのはバ
スなどの停留所の様なものであり、任意の場所で乗り降
りができないのはやはり不便である。図20はこの発明
の実施の形態5の自動配車システムを示したものであ
る。図20において3は標識内容変更手段だけでなく従
来乗降場に備えられていた呼び出し装置40の機能を併
せもつものである。このような自動配車システムでは定
められた乗降場へ行かなくとも手近な交差点などで自動
車を呼び出すことができ、また目的地のすぐ近くの交差
点で乗り捨てることができるので利便性を向上すること
ができる。
【0050】実施の形態6 この自動配車システムはエリア内を走行する自動車を電
気自動車として自律化装置との親和性を高め、通常の自
動車が持つ排気ガスや騒音などの問題を低減したもので
ある。
【0051】実施の形態7 図21はこの発明の実施の形態7における自動配車シス
テムの標識の構成を示すものである。標識3は標識内容
変更手段31と標識側通信手段32からなっていて、標
識側通信手段32で受けた信号内容にしたがって標識内
容変更手段31で標識の内容を変化させる。図22
(a),(b)は標識内容変更手段31の構成を示すも
のである。標識内容変更手段31は右折の標識311、
直進の標識312、左折の標識313の3枚を中心を同
じにして重ねた構成になっている。図22の右下に示す
ように不要な上の標識、たとえば右折の標識311を形
成する扇形状の小片を扇子のように幾重にも折り畳むこ
とで直進の標識312が見えるようになり、標識の内容
を変更するものである。
【0052】実施の形態8 図23(a),(b)はこの発明の実施の形態8の自動
配車システムの標識内容変更手段の構成を示すものであ
る。標識内容変更手段31は右折の標識内容、直進の標
識内容、左折の標識内容の3種類の内容を1枚の表示板
314にしるし、必要な部分だけが見えるように穴を開
けた扇形状の遮光板315で不要な部分を隠すようにし
たものである。標識内容を変更するときは表示板314
を回転させて不要な標識の部分を隠すことで標識内容を
変更するものである。
【0053】実施の形態9 図24はこの発明の実施の形態9の自動配車システムの
標識内容変更手段の構成を示すものである。標識内容変
更手段31は右折の標識内容の上半分を裏に、直進の標
識内容の下半分表に書いた第1の回転板316、直進の
標識内容の上半分を裏に、左折の標識内容の下半分を表
に書いた第2の回転板317、左折の標識内容の上半分
と右折の標識内容の下半分を上下に書いた裏板318、
それらの板をつなぐ金具319からなる。指示された標
識の内容に依って、第1の回転板316、第2の回転板
317の位置を変えることで所望の標識内容を作り出す
ことができる。
【0054】実施の形態10 図25はこの発明の実施の形態10の自動配車システム
の標識内容変更手段の構成を示すものである。標識内容
変更手段31は標識を構成する部分に複数個の発光ダイ
オード320を並べたものである。発光ダイオード32
0にはそれぞれ駆動回路322が付いている。標識内容
にしたがって駆動回路内のメモリーに記憶させておく点
灯、消灯のパターン321を決めておくことで、駆動回
路322の出力信号を変えることができ所望の標識内容
を作り出すことができる。これによって様々なパターン
の標識を電気回路を用いた簡単な構成で表示可能とな
る。また、後で標識内容に新しいものを追加する場合
に、駆動回路内のメモリーに新規追加分の内容を加える
だけで、簡単に標識内容を追加できる。
【0055】実施の形態11 この自動配車システムはエリア内の全ての交差点に標識
を設置する必要があるのであまり広くないエリアであっ
てもその標識の数はかなり多くなる。標識側通信手段は
有線として中央制御装置1とケーブルで接続し、標識の
数が多い場合でも設備投資が少なくてすむようにしたも
のである。
【0056】なお、実施の形態7,8,9,10の説明
において、標識の図柄を右折、直進、左折の3種類とし
ているが、場合によっては停止の図柄が必要なことは言
うまでもない。
【0057】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
れているので、以下に記載するような効果を奏する。
【0058】第1、第2、第3、第12の発明によれ
ば、自律走行車が呼び出しを受けたときの自車位置から
呼び出し先まで地図情報に基づいて自律走行車の走行経
路を決定し、その経路にしたがって標識の内容を変更
し、標識を認識することで自律走行制御させることによ
り、乗降場において必要なときに自律走行車を呼び出
し、利用者が目的地近くの乗降場まで移動した後は乗り
捨てることができるという効果がある。
【0059】また、第4の発明によれば、エリア内に待
機場を設け、乗り捨てた目的地から待機場までは自律的
に戻り、待機場で次の呼び出しを待つので待ち時間が短
縮できるという効果がある。
【0060】また、第5の発明によれば、エリア内を走
行する自律走行車を複数台として複数台の自律走行車の
うち、呼び出しを受けた場所から一番都合のよい自律走
行車を選ぶので待ち時間が短縮できるという効果があ
る。
【0061】また、第6の発明によれば、標識に自動車
からの信号を受信する装置を取り付け、自動車がある標
識を通過したことを検出し自律走行車が通過した後他の
自律走行車に対する標識の走行動作指示情報に変更する
ので複数台の自律走行車を自動走行させることができ、
待ち時間が短縮できるという効果がある。
【0062】また、第7の発明によれば、特に乗降場を
設けず全ての標識に呼び出し装置を取り付ける事によ
り、呼び出し,乗り捨ての自由度を増やすという効果が
ある。
【0063】また、第8の発明によれば、エリア内を走
行する自律走行車を電気自動車として自律走行との親和
性を高め、通常の自律走行車が持つ排気ガスや騒音など
の問題を低減できる。
【0064】また、第9の発明によれば、前記標識は扇
状に開閉できる円形状のものにいくつかの走行動作指示
情報をしるし、不要なものは閉じておく事で容易に標識
の表示を変更できる。
【0065】また、第10の発明によれば、前記標識は
扇状にいくつかの走行動作指示情報をしるし、不要なも
のを回転させて隠す事で容易に標識の表示を変更でき
る。
【0066】また、第11の発明によれば、前記標識は
複数枚の板の表と裏に走行動作指示情報をしるし、板を
めくることで必要な標識を表示する事で容易に標識の表
示を変更できる。
【0067】また、第13の発明によれば、前記標識は
有線とすることで、標識の数が多い場合でも設備投資が
少なくてすむようにできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1に係わる自動配車シ
ステムの運用形態図である。
【図2】 この発明の実施の形態1による中央制御装置
の構成を示すブロック図である。
【図3】 この発明の実施の形態1による制御経路作成
手段の構成を示すブロック図である。
【図4】 この発明の実施の形態1による標識内容発生
手段の構成を示すブロック図である。
【図5】 この発明の実施の形態1による自動車の構成
を示すブロック図である。
【図6】 この発明の実施の形態1による自律化装置の
構成を示す図である。
【図7】 この発明の実施の形態1による自動車と自律
化装置の構成を示すブロック図である。
【図8】 この発明の実施の形態1による制御コンピュ
ータのアルゴリズムを示す図である。
【図9】 この発明の実施の形態1による標識外枠テン
プレートマッチング処理を示す図である。
【図10】 この発明の実施の形態1による外枠テンプ
レートを示す図である。
【図11】 この発明の実施の形態1による側方追尾の
説明である。
【図12】 この発明の実施の形態1による標識テンプ
レートマッチング処理を示す図である。
【図13】 この発明の実施の形態2に係わる自動配車
システムの運用形態図である。
【図14】 この発明の実施の形態2による自動車の構
成を示すブロック図である。
【図15】 この発明の実施の形態3に係わる自動配車
システムの運用形態図である。
【図16】 この発明の実施の形態3による中央制御装
置の構成を示すブロック図である。
【図17】 この発明の実施の形態4に係わる自動配車
システムの運用形態図である。
【図18】 この発明の実施の形態4に係わる自動配車
システムの標識の変更を説明する図である。
【図19】 この発明の実施の形態4に係わる自動配車
システムの標識の変更を説明する図である。
【図20】 この発明の実施の形態5に係わる自動配車
システムの運用形態図である。
【図21】 この発明の実施の形態7による標識の構成
を示すブロック図である。
【図22】 この発明の実施の形態7による標識内容変
更手段を示す図である。
【図23】 この発明の実施の形態8による標識内容変
更手段を示す図である。
【図24】 この発明の実施の形態9による標識内容変
更手段を示す図である。
【図25】 この発明の実施の形態10による標識内容
変更手段を示す図である。
【符号の説明】
1 中央制御装置 2 自動車 3 標識 4 乗降場 5 待機場 6 標識の図柄 10 地図情報記憶装置 11 呼び出し装置通信手段 12 経路作成手段 13 標識内容発生手段 14 標識通信手段 15 自動車通信手段 16 自動車決定手段 20 自律化装置 21 手動運転装置 22 制御装置 23 自律化装置側通信手段 24 手動自動切り替えスイッチ 31 標識内容変更手段 32 標識側通信手段 40 呼び出し装置 50 停止標識 121 スタート・ゴール設定部 122 アーク生成部 123 属性付与部 124 経路評価部 131 標識抽出部 132 標識内容決定部 200 ズームレンズ 201 撮像器 202 ストロボ 203 レーザレーダ 204 自律化ユニット 205 画像処理器 206 制御コンピュータ 207 電力増幅器 208 旋回駆動部 209 ジャイロ 210 自動走行開始または自動走行終了の信号 211 ズームレンズ制御信号 212 撮像器からのビデオ信号 213 ストロボ同期信号 214 距離信号 215 画像中心から標識中心までの距離(画素数) 216 旋回角度指令信号 217 旋回駆動信号 218 自動車制御信号 311 右折の標識 312 直進の標識 313 左折の標識 314 表示板 315 遮光板 316 第1の回転板 317 第2の回転板 318 裏板 319 金具 320 発光ダイオード 321 標識パターン 322 駆動回路

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の走行可能な経路上に配置され、走
    行動作を指示する走行動作指示情報が供給され当該走行
    動作指示情報を表示する複数の標識と、前記複数の標識
    の中から対向する標識の走行動作指示情報を抽出し、抽
    出された標識の走行動作指示情報に基づいて自車の走行
    を制御するとともに前記経路上を走行可能な自律走行車
    と、入力手段を有し入力に応じて自律走行車に対する呼
    出し先の情報を発生する呼出し手段と、前記それぞれの
    標識間を接続する経路と前記標識の位置を示す地図情報
    の記憶手段、前記地図情報記憶手段から呼出し先情報発
    生時の自車位置と呼出し先との間に有るそれぞれの経路
    に対応する前記地図情報を抽出し、抽出された地図情報
    に基づいて呼出し先と呼出し先情報発生時の自車位置と
    の間を繋ぐ走行経路を設定する経路作成手段、および前
    記自律走行車を前記設定された走行経路に沿って呼出し
    先まで誘導するように前記走行経路沿いの標識に対し走
    行動作指示情報を発生する発生手段とを有する制御手段
    とを具備し、前記自律走行車は前記呼出し先情報の発生
    に応じて自律走行を開始する手段を有することを特徴と
    する自動配車システム。
  2. 【請求項2】 車両の走行可能な経路上に配置され、進
    行方向指示もしくは停止指示のうち少なくとも1方が走
    行動作指示情報として供給され当該走行動作指示情報を
    表示する複数の標識と、前記複数の標識の中から対向す
    る最短距離に有る標識の走行動作指示情報を抽出し、抽
    出された標識の走行動作指示情報に基づき、抽出された
    標識までの距離に応じて自車の進行方向もしくは停止動
    作を制御するとともに前記経路上を走行可能な自律走行
    車と、入力手段を有し利用者からの入力に応じて自律走
    行車に対する呼出し先の情報を発生する呼出し手段と、
    前記それぞれの標識間を接続する経路の長さおよび走行
    安全性を有する固有の特性と前記標識の位置を示す地図
    情報の記憶手段、前記地図情報記憶手段から呼出し先情
    報発生時の自車位置と呼出し先との間に有るそれぞれの
    経路に対応する前記地図情報を抽出し、抽出された地図
    情報に基づいて呼出し先と呼出し先情報発生時の自車位
    置との間を繋ぐ走行経路を設定する経路作成手段、およ
    び前記自律走行車を前記設定された走行経路に沿って呼
    出し先まで誘導するように、前記走行経路沿いの標識に
    対し走行動作指示情報を発生するとともに前記自律走行
    車に走行開始信号を発生する発生手段とを有する制御手
    段とを具備し、前記自律走行車は前記制御手段から発生
    される走行開始信号が供給されて自律走行を開始する手
    段を有することを特徴とする自動配車システム。
  3. 【請求項3】 前記自律走行車は、進行方向前方にある
    標識までの距離を測る測距手段と、前記測距手段から供
    給される距離に応じて略一定の大きさの標識の画像を取
    得する撮像手段とを備え、前記撮像手段で取得された画
    像から前記標識の走行動作指示情報を抽出することを特
    徴とする請求項1もしくは請求項2記載の自動配車シス
    テム。
  4. 【請求項4】 前記自律走行車は、利用者が手動で運転
    可能な手動運転手段と、自律走行を行う自律化手段と、
    手動運転後に前記手動運転手段から前記自律化手段に切
    り替わる切替手段とを備え、前記制御手段は、手動運転
    切替時における自律走行車の位置と所定の待機場とを繋
    ぐ走行経路を設定し、前記自律走行車を前記待機場に向
    けて自動的に走行させるように標識表示情報を変更する
    手段を備えたことを特徴とする請求項1から請求項3い
    ずれか記載の自動配車システム。
  5. 【請求項5】 前記自律走行車は複数台有り、前記複数
    の自律走行車の中から利用者の呼出し先の標識と呼出し
    時の停車位置との間を繋ぐ走行経路が最短になる自律走
    行車を選択する自律走行車決定手段を備えたことを特徴
    とする請求項1から請求項4いずれか記載の自動配車シ
    ステム。
  6. 【請求項6】 前記標識は、自律走行車固有の識別信号
    を受信する手段を備えたことを特徴とする請求項1から
    請求項5いずれか記載の自動配車システム。
  7. 【請求項7】 前記標識は利用者からの入力によって自
    律走行車の呼出し信号を発生する手段を備え、前記制御
    装置は前記呼出し信号の発生元を呼出し先に設定する手
    段を備えたことを特徴とする請求項1から請求項6いず
    れか記載の自動配車システム。
  8. 【請求項8】 前記自律走行車は電気動力で駆動される
    ことを特徴とする請求項1から請求項7いずれか記載の
    自動配車システム。
  9. 【請求項9】 前記標識は、複数の扇状の部材に標識を
    記し、表示しない標識を閉じて所望の標識情報を表示す
    ることを特徴とする請求項1から請求項8いずれか記載
    の自動配車システム。
  10. 【請求項10】 前記標識は、複数の扇状の板材に標識
    情報を記し、それぞれの標識を重ねるとともに回転させ
    て所望の標識情報を表示することを特徴とする請求項1
    から請求項9いずれか記載の自動配車システム。
  11. 【請求項11】 前記標識は、複数の板材の表裏に標識
    情報を記し、前記それぞれの板材の表裏を適宜組み合わ
    せて所望の標識情報を表示することを特徴とする請求項
    1から請求項9いずれか記載の自動配車システム。
  12. 【請求項12】 前記標識は、複数個の発光ダイオード
    を配列させ、前記発光ダイオードの点灯パターンを変化
    させて所望の標識情報を表示することを特徴とする請求
    項1から請求項9いずれか記載の自動配車システム。
  13. 【請求項13】 前記標識は、前記制御手段から有線ケ
    ーブルで標識内容を伝送されることを特徴とする請求項
    1から請求項12いずれか記載の自動配車システム。
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