JPH11181376A - 低温でも自着する繰り返し使用できる養生フィルム - Google Patents

低温でも自着する繰り返し使用できる養生フィルム

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JPH11181376A
JPH11181376A JP9369971A JP36997197A JPH11181376A JP H11181376 A JPH11181376 A JP H11181376A JP 9369971 A JP9369971 A JP 9369971A JP 36997197 A JP36997197 A JP 36997197A JP H11181376 A JPH11181376 A JP H11181376A
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JP
Japan
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film
self
low temperature
adhesive
coated
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Application number
JP9369971A
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English (en)
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Susumu Shinno
進 新野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 粘着材や粘着テープを使わず低温でも短時間
で容易に貼れ、繰り返し使用できる養生フィルム。 【解決手段】 低温でも自着力が失われないようにフィ
ルム1に弾性シーリング材2をコーティングする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、低温時にフィル
ムが硬化し被養生物に自着しにくくなるのを解消して養
生フィルムを繰り返し使用できるようにしたものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、フィルムに接着剤をコーティング
した養生材や、特許出願中の整理番号P927−091
01の繰り返し使用できる養生フィルムがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のものには、次の
ような欠点がある。フィルムに接着剤をコーティングし
た養生材は、施工する時、フィルムどうしがくっつかな
いよう上下左右にフィルムを張っていなければならず人
手と時間と経験がいった。
【0004】フィルムに接着剤をコーティングした養生
材で被養生物を養生し、その後養生が必要でなくなった
時、養生材を剥がす作業があるが、接着力の強い接着剤
をコーティングしていると、強い力で剥がすのでフィル
ムが伸びてしまい再使用できない。又剥離材を使うと接
着剤がだめになり同じく再使用できない。同じく接着力
の弱い接着剤をコーティングしたフィルムを剥がすの
は、簡単であるが、剥がした後、再使用する時には殆ど
接着力が無く再使用できない。
【0005】特許出願中の整理番号P927−0910
1の繰り返し使用出来る養生フィルムでは、気温の低い
冬季にフィルムが硬化し吸盤機能が低下し自着不足がお
きる。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記欠点を解消するため
に、本発明は、フィルム1に低温でも硬化しない弾性シ
ーリング材2をコーティングし、冬季の低温時にも自着
力を保持した養生フィルムを繰り返し使用できるように
したものである。
【0007】フィルム1は、接着材と接着材のくっつき
を防ぐため接着材を使用せずに貼るためなるべく自着性
のある軟質塩化ビニール等の素材を使いさらに冬季の低
温時に自着性を上げるため、フィルム1に弾性シーリン
グ材2をコーティングする。ただコーティングする面積
や箇所は、フィルムの種類、硬度、大きさに左右され
る。
【0008】フィルム1にコーティングした弾性シーリ
ング材2が硬化すると、フィルム1に弾性シーリング材
2が接着する。又フィルム1と弾性シーリング2の非接
着面3も硬化するが柔軟性は、失われず被養生物に自着
し、気温の高低にも自着力はほとんど左右されない。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、発明の実施の形態を実施例
にもとづき説明する。フィルムを一定の大きさに切断し
フィルム1を作り、その片面に弾性シーリング材2を薄
く均一にコーティングし、弾性シーリング材2を硬化さ
せフィルム1と接着させる。
【0010】発明は、以上のような構造で、これを使用
するときの作業手順は、フィルム1を被養生物4の端に
合わせて貼り、養生物上をローラーで転がしフィルム1
を密着させ次に、同じくフィルム1aを取り出し先に密
着させたフィルム1の端の一辺の隅に合わせ重ね貼り
し、養生物上をローラーで転がしフィルム1aを密着さ
す、このような作業を繰り返し、最後に残った未養生の
所は、先に被養生物の端に合わせ先に密着しているフィ
ルム1aに重ねて貼り、養生物上をローラーで転がしフ
ィルム1bを密着させ養生作業を完了する。
【0011】養生が必要無くなった後、フィルム1は、
従来の弱い接着力の接着剤をコーティングした養生材よ
り接着力が弱く簡単に剥がせる、又接着面の弾性シーリ
ング材2が汚れて自着性が無くなっても水で洗えば自着
性が回復し再使用できる。
【0012】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
たものを施工するので、以下に記載されるような効果を
奏する。
【0013】フィルムに弾性シーリング材をコーティン
グすることにより低温による自着力の低下を防ぎ、吸盤
機能を設ける手間を省き、接着剤のコーティングした養
生材を使わずにすむため、手間や時間をかけず簡単に養
生ができ、なおかつ、繰り返し使用できる。
【0014】さらに、気温の高低による自着力の変化も
少なくなり、施工や保管の取扱が簡単になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】フィルムの各機能の実施例を示す斜視図であ
る。
【図2】フィルムと弾性シーリング材の実施例を示す縦
断図面である。
【図3】養生方法の実施例を示す平面図である。
【符号の説明】
1、1a、1b フィルム 2 弾性シーリング材 3 非接着面 4、被養生物

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フィルム(1)に弾性シーリング材
    (2)をコーティングした、低温でも自着する繰り返し
    使用できる養生フィルム。
JP9369971A 1997-12-17 1997-12-17 低温でも自着する繰り返し使用できる養生フィルム Pending JPH11181376A (ja)

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