JPH11180957A - アミジン誘導体、その製造法及びそれを有効成分とする有害動物防除剤 - Google Patents

アミジン誘導体、その製造法及びそれを有効成分とする有害動物防除剤

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JPH11180957A
JPH11180957A JP35484097A JP35484097A JPH11180957A JP H11180957 A JPH11180957 A JP H11180957A JP 35484097 A JP35484097 A JP 35484097A JP 35484097 A JP35484097 A JP 35484097A JP H11180957 A JPH11180957 A JP H11180957A
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JP35484097A
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Terukazu Sugihara
輝一 杉原
Akira Shudo
晶 首藤
Toru Tsuchiya
亨 土屋
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Sumitomo Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は有害動物に対して優れた防除効力を示
す化合物を提供することを課題とする。 【解決手段】一般式 化1 【化1】 [式中、Xは酸素原子または硫黄原子を表し、Yは−N
HC(R2)=NOR3基または−N=C(R2)N
(R4)(R5)基を表し、R1はハロアルキル基を表
し、R2、R3、R4及びR5は同一または相異なり、水素
原子、置換されていてもよいアルキル基、置換されてい
てもよいアルケニル基、置換されていてもよいアルキニ
ル基、置換されていてもよいアリ−ル基又は置換されて
いてもよい複素環基を表す。]で示されるアミジン誘導
体。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はアミジン誘導体、そ
の製造法及びそれを有効成分とする有害動物防除剤に関
する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】本発明は有害動物に対
して優れた防除効力を示す化合物を提供することを課題
とする。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、鋭意検討
した結果、下記一般式 化7で示されるアミジン誘導体
が有害動物に対して優れた防除効力を示すことを見出
し、本発明に至った。即ち、本発明は、一般式 化7
【化7】 [式中、Xは酸素原子または硫黄原子を表し、Yは−N
HC(R2)=NOR3基または−N=C(R2)N
(R4)(R5)基を表し、R1はハロアルキル基を表
し、R2、R3、R4及びR5は同一または相異なり、水素
原子、置換されていてもよいアルキル基、置換されてい
てもよいアルケニル基、置換されていてもよいアルキニ
ル基、置換されていてもよいアリ−ル基又は置換されて
いてもよい複素環基を表す。]で示されるアミジン誘導
体(以下、本発明化合物と記す。)、その製造法及びそ
れを有効成分とする有害動物防除剤を提供する。
【0004】
【発明の実施の形態】本発明において、R1で示される
ハロアルキル基としては、C1〜C3ハロアルキル基が
あげられ、有害動物に対する防除効力の点から、好まし
くはC1〜C2ハロアルキル基があげられ、より好まし
くはトリフルオロメチル基があげられる。R2、R3、R
4又はR5で示されるアルキル基としては、メチル基、エ
チル基、イソプロピル基、tert−ブチル基等の分岐
していてもよいC1−C6アルキル基があげられ、
2、R3、R4又はR5で示されるアルケニル基として
は、エテニル基、プロペニル基、ブテニル基、ペンテニ
ル基、ヘキセニル基等の分岐していてもよいC2−C6
アルケニル基があげられ、R2、R3、R4又はR5で示さ
れるアルキニル基としては、エチニル基、プロピニル
基、ブチニル基、ペンチニル基、ヘキシニル基等の分岐
していてもよいC2−C6アルキニル基があげられ、R
2、R3、R4又はR5で示されるアリ−ル基としては、フ
ェニル基、ナフチル基等があげられ、R2、R3、R4
はR5で示される複素環基としては、ピリジル基、チエ
ニル基、フリル基、ピラジニル基、チアゾリル基、イソ
オキサゾリル基、キノリル基等の、窒素原子、酸素原子
及び硫黄原子から選ばれる1〜3個のヘテロ原子を含む
5員又は6員の単環式基又はフェニル縮合環式基があげ
られる。R2、R3、R4又はR5で示される、置換されて
いてもよいアルキル基、置換されていてもよいアルケニ
ル基、置換されていてもよいアルキニル基、置換されて
いてもよいアリール基または置換されていてもよい複素
環基に於ける置換基としては、ハロゲン原子、アルコキ
シ基、ハロアルコキシ基、アルキルチオ基、フェニル基
(該フェニル基はハロゲン原子、アルキル基、アルコキ
シ基、ニトロ基、ハロアルキル基またはフェノキシ基で
置換されていてもよい)、フェノキシ基、フェニルチオ
基、シクロアルキル基、シクロアルコキシ基があげられ
る。
【0005】本発明化合物は、有害動物に対する防除効
力の点から、R1がトリフルオロメチル基、Xが酸素原
子である化合物が好ましく、好ましい化合物の具体例と
してはN2−ヒドロキシ−N1−(4−トリフルオロメチ
ルピリジン−3−カルボニル)アミジン、N2−メトキ
シ−N1−(4−トリフルオロメチルピリジン−3−カ
ルボニル)アミジン、N2−エトキシ−N1−(4−トリ
フルオロメチルピリジン−3−カルボニル)アミジン、
2−ヒドロキシ−N1−(4−トリフルオロメチルピリ
ジン−3−カルボニル)アセトアミジン、N2−メトキ
シ−N1−(4−トリフルオロメチルピリジン−3−カ
ルボニル)アセトアミジン、N2−エトキシ−N1−(4
−トリフルオロメチルピリジン−3−カルボニル)アセ
トアミジンがあげられる。本発明化合物には、C=N結
合に基づく幾可異性体が存在し、置換基によっては、さ
らに、二重結合に由来する幾可異性体、不斉炭素に由来
する光学異性体及びジアステレオマ−が存在する場合が
あるが、本発明化合物には、これらの異性体及びその混
合物も含まれる。
【0006】本発明化合物の中、一般式 化8
【化8】 [式中、X、R1、R2及びR3は前記と同じ意味を表
す。]で示される化合物は、一般式 化9
【化9】 [式中、X、R1、R2、R4及びR5は前記と同じ意味を
表す。]で示される化合物と一般式 化10
【化10】NH2OR3 [式中、R3は前記と同じ意味を表わす。]で示される
化合物またはその塩とを反応させることにより製造する
ことができる。該反応は、通常溶媒中で行われ、反応温
度の範囲は通常−20℃〜50℃であり、反応時間の範
囲は通常1〜30時間である。溶媒としては、テトラヒ
ドロフラン、ジオキサン等のエ−テル類、塩化メチレ
ン、クロロホルム等のハロゲン化炭化水素類、メタノ−
ル、エタノ−ル、酢酸等のプロトン性極性溶媒、アセト
ニトリル等のニトリル類あるいはこれらの混合溶媒が挙
げられる。反応に供される試剤の量は、一般式 化9で
表される化合物1モルに対し、一般式 化10で示され
る化合物またはその塩は1.0〜3.0モルの割合であ
る。一般式 化10で示される化合物の塩としては、塩
酸塩、硫酸塩等の酸との塩があげられ、該塩を反応に供
する場合は、該塩に対しほぼ等モルの塩基を使用する。
かかる塩基としては、例えばトリメチルアミン、トリエ
チルアミン、ピリジン等の3級アミン、水酸化ナトリウ
ム、水酸化カリウム等のアルカリ金属水酸化物、炭酸ナ
トリウム、炭酸カリウム等のアルカリ金属炭酸化物、ナ
トリウムメトキシド、ナトリウムエトキシド等のアルカ
リ金属アルコキシド等があげられる。反応終了後の反応
液は中和、有機溶媒抽出、濃縮等の通常の後処理操作を
行うことにより、一般式 化8で示される本発明化合物
を得ることができる。該化合物は、必要に応じて再結
晶、カラムクロマトグラフィ−等によりさらに精製する
ことも出来る。尚、一般式 化10で示される化合物
は、例えば、BULLETIN DE L'ACADEMIE POLONAISE DES S
CIENCES Vol.XXII,No.3,p195〜19
9(1974)に記載の方法に準じて製造することが出
来る。
【0007】本発明化合物の中、一般式 化9で示され
る化合物は、一般式 化11
【化11】 [式中、X及びR1は前記と同じ意味を表す。]で示さ
れる化合物と一般式 化12
【化12】(R4)(R5)N−C(R2)(OMe)2 [式中、R2、R4及びR5は請求項1と同じ意味を表わ
す。]で示される化合物とを反応させることにより製造
することができる。該反応は、通常無溶媒あるいは溶媒
中で行われ、反応温度の範囲は通常10℃〜180℃で
あり、反応時間の範囲は通常1〜30時間である。溶媒
としてはジエチルエ−テル、テトラヒドロフラン、ジオ
キサン等のエ−テル類、塩化メチレン、クロロホルム等
のハロゲン化炭化水素類、ベンゼン、トルエン等の芳香
族炭化水素類、アセトニトリル等のニトリル類あるいは
これらの混合溶媒があげられる。反応に供される試剤の
比は、一般式 化11で表される化合物1モルに対し、
一般式 化12で示される化合物は1.0〜3.0モル
の割合である。反応終了後の反応液は、濃縮等の通常の
後処理操作を行うことにより、一般式化9で示される本
発明化合物を得ることができる。該化合物は、必要に応
じて再結晶、カラムクロマトグラフィ−等によりさらに
精製することも出来る。
【0008】一般式化 11で示される化合物の中、X
が酸素原子である化合物は、モノエチルマロン酸エステ
ルとハロゲン置換脂肪族酸クロリドとからハロゲン置換
β−ケトエステルを製造し(Org.Synth.,61,5〜
8(1982)に記載の方法に準ずる)、ついで、該ハ
ロゲン置換β−ケトエステルとα−シアノアセトアミド
とから4段階を経て製造することができる(J.Org.Ch
em.,25,560〜564(1968)に記載の方法
に準ずる)。一般式化 11で示される化合物の中、X
が硫黄原子である化合物は、Xが酸素原子である化合物
と五硫化リンとを反応させることにより製造することが
できる(Liebigs Ann. Chem.,716,209〜211
(1968)またはJ.Am.Chem.Soc.,87,51〜6
0(1965)に記載の方法に準ずる)。尚、4−トリ
フルオロメチルピリジン−3−カルボキサミド及び4−
トリフルオロメチルピリジン−3−チオカルボキサミド
は市販のものを用いることもできる。また、一般式 化
12で示される化合物は、例えばCan.J.Chem.,
50,233〜245(1972)に記載の方法に準じ
て製造することができる。
【0009】本発明化合物が防除効力を示し得る有害動
物としては、例えば下記の有害昆虫類、線虫類、ダニ類
等があげられる。 半翅目害虫 ヒメトビウンカ(Laodelphax striatellus)、トビイロ
ウンカ(Nilaparvatalugens)、セジロウンカ(Sogatel
la furcifera) などのウンカ類、ツマグロヨコバイ(Ne
photettix cincticeps)、タイワンツマグロヨコバイ
Nephotettixvirescens)などのヨコバイ類、ワタアブ
ラムシ(Aphis gossypii)、モモアカアブラムシ(Myzu
s persicae)などのアブラムシ類、カメムシ類、オンシ
ツコナジラミ(Trialeurodes vaporariorum)、タバコ
コナジラミ(Bemisia tabaci)、シルバ−リ−フコナジ
ラミ(Bemisia argentifolli)などのコナジラミ類、カ
イガラムシ類、グンバイムシ類、キジラミ類など 鱗翅目害虫 ニカメイガ(Chilo suppressalis)、コブノメイガ(Cn
aphalocrocis medinalis)、ヨ−ロッピアンコ−ンボ−
ラ−(Ostrinia nubilalis)、シバツトガ(Parapedias
ia teterrella)、ワタノメイガ(Notarcha derogat
a)、ノシメマダラメイガ(Plodia interpunctella)な
どのメイガ類、ハスモンヨトウ(Spodoptera litur
a)、アワヨトウ(Pseudaletia separata)、ヨトウガ
Mamestra brassicae)、タマナヤガ(Agrotis ipsilo
n)、トリコプルシア属、ヘリオティス属、ヘリコベル
パ属などのヤガ類、モンシロチョウ(Pieris rapae cru
civora)などのシロチョウ類、アドキソフィエス属、ナ
シヒメシンクイ(Grapholita molesta)、コドリングモ
ス(Cydia pomonella)などのハマキガ類、モモシンク
イガ(Carposina niponensis)などのシンクイガ類、リ
オネティア属などのハモグリガ類、リマントリア属、ユ
−プロクティス属などのドクガ類、コナガ(Plutellaxy
lostella)などのスガ類、ワタアカミムシ(Pectinopho
ra gossypiella)などのキバガ類、アメリカシロヒトリ
Hyphantria cunea)などのヒトリガ類、イガ(Tinea
translucens)、コイガ(Tineola bisselliella)など
のヒロズコガ類など 双翅目害虫 アカイエカ(Culex pipiens pallens)、コガタアカイ
エカ(Culex tritaeniorhynchus)などのイエカ類、Aed
es aegyptiAedes albopictusなどのエ−デス属、Ano
pheles sinensisなどのアノフェレス属、ユスリカ類、
イエバエ(Muscadomestica)、オオイエバエ(Muscina
stabulans)などのイエバエ類、クロバエ類、ニクバエ
類、ヒメイエバエ類、タネバエ(Delia platura)、タ
マネギバエ(Delia antiqua)などのハナバエ類、ミバ
エ類、ショウジョウバエ類、チョウバエ類、ブユ類、ア
ブ類、サシバエ類、ハモグリバエ類など 鞘翅目害虫 ウエスタンコ−ンル−ムワ−ム(Diabrotica virgifera
virgifera)、サザンコ−ンル−トワ−ム(Diabrotica
undecimpunctata howardi)などのコ−ンル−トワ−ム
類、ドウガネブイブイ(Anomala cuprea)、ヒメコガネ
Anomala rufocuprea)などのコガネムシ類、メイズウ
ィ−ビル(Sitophilus zeamais)、イネミズゾウムシ
Lissorhoptrus oryzophilus)、アルファルファタコ
ゾウムシ(Hypera pastica)、アズキゾウムシ(Callos
obruchuys chienensis)などのゾウムシ類、チャイロコ
メノゴミムシダマシ(Tenebrio molitor)、コクヌスト
モドキ(Tribolium castaneum)などのゴミムシダマシ
類、ウリハムシ(Aulacophorafemoralis)、キスジノミ
ハムシ(Phyllotreta striolata)、コロラドハムシ(L
eptinotarsa decemlineata)などのハムシ類、シバンム
シ類、ニジュウヤホシテントウ(Epilachna vigintioct
opunctata)などのエピラクナ類、ヒラタキクイムシ
類、ナガシンクイムシ類、カミキリムシ類、アオバアリ
ガタハネカクシ(Paederus fuscipes)など直翅目網翅
類害虫 チャバネゴキブリ(Blattella germanica)、クロゴキ
ブリ(Periplaneta fuliginosa)、ワモンゴキブリ(Pe
riplaneta americana)、トビイロゴキブリ(Periplane
ta brunnea)、トウヨウゴキブリ(Blatta orientali
s)など アザミウマ目害虫 ミナミキイロアザミウマ(Thrips palmi)、ネギアザミ
ウマ(Thrips tabaci)、ハナアザミウマ(Thrips hawa
iiensis)などのスリップス属、ヒラズハナアザミウマ
Frankliniella intonsa)、ミカンキイロアザミウマ
Frankliniellaoccidentalis)などのFrankliniella属 膜翅目害虫 アリ類、スズメバチ類、アリガタバチ類、ニホンカブラ
バチ(Athalia japonica) などのハバチ類など 直翅目害虫 ケラ類、バッタ類等 隠翅目害虫ヒトノミ(Pulex irritans)等 シラミ目害虫 コロモジラミ(Pediculus humanus corporis)、ケジラ
ミ (Phthirus pubis)など シロアリ目害虫 ヤマトシロアリ(Reticulitermes speratus)、イエシ
ロアリ(Coptotermes formosanus)など ダニ類 ナミハダニ(Tetranychus uriticae)、カンザワハダニ
Tetranychus kanzawai)、ミカンハダニ(Panonychus
citri)、リンゴハダニ(Panonychus ulmi)、オリゴ
ニカス属などのハダニ類、ミカンサビダニ(Aculops pe
lekassi)、チャノサビダニ(Calacarus carinatus)な
どのフシダニ類、チャノホコリダニ(Polyphagotarsone
mus latus)などのホコリダニ類、ヒメハダニ類、ケナ
ガハダニ類、Boophilus microplusなどのマダニ類、コ
ナダニ類、Pyroglyphidae、ツメダニ類、ワクモ類など
の室内塵性ダニ類など 線虫類 ハリセンチュウ目(Tylenchida) プラティレンクス科(Pratylenchidae) ミナミネグサレセンチュウ(Pratylenchus coffeae) キタネグサレセンチュウ(Pratylenchus fallax) チャネグサレセンチュウ(Pratylenchus loosi) クルミネグサレセンチュウ(Pratylenchus vulnus) ヘテロデラ科(Heteroderidae) ダイズシストセンチュウ(Heterodera glycines) ジャガイモシストセンチュウ(Globodera rostochiensi
s) メロイドギネ科(Meloidogynidae) キタネコブセンチュウ(Meloidogyne hapla) サツマイモネコブセンチュウ(Meloidogyne incognit
a) また、本発明化合物は有機リン剤、カ−バメ−ト剤、ピ
レスロイド剤などの市販殺虫剤に抵抗性を示す上記有害
昆虫類、線虫類、ダニ類に対しても有効である。
【0010】本発明化合物を有害動物防除剤(殺虫、殺
線虫、殺ダニ剤等)の有効成分として用いる場合は、他
の何らの成分を加えず、そのまま使用してもよいが、通
常は、固体担体、液体担体、ガス状担体、餅等と混合
し、必要あれば界面活性剤、その他の製剤用補助剤を添
加して、油剤、乳剤、水和剤、水中懸濁剤・水中乳濁剤
等のフロアブル剤、粒剤、粉剤、エアゾ−ル、自己燃焼
型燻煙剤・化学反応型燻煙剤・多孔セラミック板燻煙剤
等の加熱燻煙剤、ULV剤、毒餌等に製剤して使用す
る。これらの製剤には、有効成分として本発明化合物を
通常、重量比で0.01%〜95%含有する。
【0011】かかる製剤化の際に用いられる固体担体と
しては、たとえば粘土類(カオリンクレ−、珪藻土、合
成含水酸化珪素、ベントナイト、フバサミクレ−、酸性
白土等)、タルク類、セラミック、その他の無機鉱物
(セリサイト、石英、硫黄、活性炭、炭酸カルシウム、
水和シリカ等)、化学肥料(硫安、燐安、硝安、尿素、
塩安等)等の微粉末あるいは粒状物等があげられ、液体
担体としては、たとえば水、アルコ−ル類(メタノ−
ル、エタノ−ル等)、ケトン類(アセトン、メチルエチ
ルケトン等)、芳香族炭化水素類(ベンゼン、トルエ
ン、キシレン、エチルベンゼン、メチルナフタレン
等)、脂肪族炭化水素類(ヘキサン、シクロヘキサン、
灯油、軽油等)、エステル類(酢酸エチル、酢酸ブチル
等)、ニトリル類(アセトニトリル、イソブチロニトリ
ル等)、エ−テル類(ジイソプロピルエ−テル、ジオキ
サン等)、酸アミド類(N,N−ジメチルホルムアミ
ド、N,N−ジメチルアセトアミド等)、ハロゲン化炭
化水素類(ジクロロメタン、トリクロロエタン、四塩化
炭素等)、ジメチルスルホキシド、大豆油、綿実油等の
植物油等があげられ、ガス状担体、すなわち噴射剤とし
ては、たとえばフロンガス、ブタンガス、LPG(液化
石油ガス)、ジメチルエ−テル、炭酸ガス等があげられ
る。界面活性剤としては、たとえばアルキル硫酸エステ
ル塩、アルキルスルホン酸塩、アルキルアリ−ルスルホ
ン酸塩、アルキルアリ−ルエ−テル類およびそのポリオ
キシエチレン化物、ポリエチレングリコ−ルエ−テル
類、多価アルコ−ルエステル類、糖アルコ−ル誘導体等
があげられる。固着剤や分散剤等の製剤用補助剤として
は、たとえばカゼイン、ゼラチン、多糖類(でんぷん
粉、アラビアガム、セルロ−ス誘導体、アルギン酸
等)、リグニン誘導体、ベントナイト、糖類、合成水溶
性高分子(ポリビニルアルコ−ル、ポリビニルピロリド
ン、ポリアクリル酸類等)等があげられ、安定剤として
は、たとえばPAP(酸性りん酸イソプロピル)、BH
T(2,6−ジ−tert−ブチル−4−メチルフェノ−
ル)、BHA(2−tert−ブチル−4−メトキシフェノ
−ルと3−tert−ブチル−4−メトキシフェノ−ルとの
混合物)、植物油、鉱物油、界面活性剤、脂肪酸または
そのエステル等があげられる。自己燃焼型燻煙剤の基材
としては、たとえば硝酸塩、亜硝酸塩、グアニジン塩、
塩素酸カリウム、ニトロセルロ−ス、エチルセルロ−
ス、木粉などの燃焼発熱剤、アルカリ金属塩、アルカリ
土類金属塩、重クロム酸塩、クロム酸塩などの熱分解刺
激剤、硝酸カリウムなどの酸素供給剤、メラミン、小麦
デンプンなどの支燃剤、硅藻土などの増量剤、合成糊料
などの結合剤等があげられる。化学反応型燻煙剤の基材
としては、たとえばアルカリ金属の硫化物、多硫化物、
水硫化物、含水塩、酸化カルシウム等の発熱剤、炭素質
物質、炭化鉄、活性白土などの触媒剤、アゾジカルボン
アミド、ベンゼンスルホニルヒドラジド、ジニトロソペ
ンタメチレンテトラミン、ポリスチレン、ポリウレタン
等の有機発泡材、天然繊維片、合成繊維片等の充填剤等
があげられる。毒餌の基材としては、たとえば穀物粉、
植物油、糖、結晶セルロ−ス等の餌成分、ジブチルヒド
ロキシトルエン、ノルジヒドログアイアレチン酸等の酸
化防止剤、デヒドロ酢酸等の保存料、トウガラシ粉末等
の誤食防止剤、チ−ズ香料、タマネギ香料、ピ−ナッツ
オイルなどの誘引剤等があげられる。フロアブル剤(水
中懸濁剤または水中乳濁剤)の製剤は、一般に1〜75
%の本発明化合物を0.5〜15%の分散剤、0.1〜
10%の懸濁助剤(たとえば、保護コロイドやチクソト
ロピ−性を付与する化合物)、0〜10%の適当な補助
剤(たとえば、消泡剤、防錆剤、安定化剤、展着剤、浸
透助剤、凍結防止剤、防菌剤、防黴剤等)を含む水中で
微小に分散させることによって得られる。水の代わりに
化合物がほとんど溶解しない油を用いて油中懸濁剤とす
ることも可能である。保護コロイドとしては、たとえば
ゼラチン、カゼイン、ガム類、セルロ−スエ−テル、ポ
リビニルアルコ−ル等が用いられる。チクソトロピ−性
を付与する化合物としては、たとえばベントナイト、ア
ルミニウムマグネシウムシリケ−ト、キサンタンガム、
ポリアクリル酸等があげられる。
【0012】このようにして得られる製剤は、そのまま
であるいは水等で希釈して用いる。また、他の殺虫剤、
殺線虫剤、殺ダニ剤、殺菌剤、除草剤、植物生長調節
剤、共力剤、肥料、土壌改良剤、動物用飼料等と混用ま
たは併用することもできる。かかる他の殺虫剤および/
または殺ダニ剤および/または殺線虫剤としては、例え
ばフェニトロチオン〔O,O−ジメチル O−(3−メ
チル−4−ニトロフェニル)ホスホロチオエ−ト〕、フ
ェニチオン〔O,O−ジメチル O−(3−メチル−4
−(メチルチオ)フェニル)ホスホロチオエ−ト〕、ダ
イアジノン〔O,O−ジエチル−O−2−イソプロピル
−6−メチルピリミジン−4−イルホスホロチオエ−
ト〕、クロルピリホス〔O,O−ジエチル−O−3,
5,6−トリクロロ−2−ピリジルホスホロチオエ−
ト〕、アセフェ−ト〔O,S−ジメチル−N−アセチル
ホスホロアミドチオエ−ト〕、メチダチオン〔S−2,
3−ジヒドロ−5−メトキシ−2−オキソ−1,3,4
−チアジアゾ−ル−3−イルメチル O,O−ジメチル
ホスホロジチオエ−ト〕、エチルチオメトン〔O,O−
ジエチル S−2−エチルチオエチルホスホロチオエ−
ト〕、DDVP〔2,2−ジクロロビニルジメチルホス
フェ−ト〕、スルプロホス〔O−エチル O−4−(メ
チルチオ)フェニル S−プロピルホスホロジチオエ−
ト〕、シアノホス〔O−4−シアノフェニル O,O−
ジメチルホスホロチオエ−ト〕、ジオキサベンゾホス
〔2−メトキシ−4H−1,3,2−ベンゾジオキサホ
スフィニン−2−スルフィド〕、ジメトエ−ト〔O,O
−ジメチル−S−(N−メチルカルバモイルメチル)ジ
チオホスフェ−ト〕、フェントエ−ト〔エチル 2−ジ
メトキシホスフィノチオイルチオ(フェニル)アセテ−
ト〕、マラチオン〔ジエチル(ジメトキシホスフィノチ
オイルチオ)サクシネ−ト〕、トリクロルホン〔ジメチ
ル 2,2,2−トリクロロ−1−ヒドロキシエチルホ
スホネ−ト〕、アジンホスメチル〔S−3,4−ジヒド
ロ−4−オキソ−1,2,3−ベンゾトリアジン−3−
イルメチル O,O−ジメチルホスホロジチオエ−
ト〕、モノクロトホス〔ジメチル(E)−1−メチル−
2−(メチルカルバモイル)ビニルホスフェ−ト〕、エ
チオン〔O,O,O’,O’−テトラエチル S,S’
−メチレンビス(ホスホロジチオエ−ト)〕ホスチアゼ
−ト〔N−(O−メチル−S−sec−ブチル)ホスホリ
ルチアゾリンジ−2−オン〕等の有機リン系化合物、B
PMC(2−sec−ブチルフェニル−N−メチルカ−バ
メ−ト〕、ベンフラカルブ〔エチル N−(2,3−ジ
ヒドロ−2,2−ジメチルベンゾフラン−7−イルオキ
シカルボニル(メチル)アミノチオ〕−N−イソプロピ
ル−β−アラニネ−ト〕、プロポキスル〔2−イソプロ
ポキシフェニル N−メチルカルバメ−ト〕、カルボス
ルファン〔2,3−ジヒドロ−2,2−ジメチル−7−
ベンゾ〔b〕フラニル N−ジブチルアミノチオ−N−
メチルカ−バメ−ト〕、カルバリル〔1−ナフチル−N
−メチルカ−バメ−ト〕、メソミル〔S−メチル−N−
〔(メチルカルバモイル)オキシ〕チオアセトイミデ−
ト〕、エチオフェンカルブ〔2−(エチルチオメチル)
フェニルメチルカ−バメ−ト〕、アルジカルブ〔2−メ
チル−2−(メチルチオ)プロピオンアルデヒド O−
メチルカルバモイルオキシ〕、オキサミル〔N,N−ジ
メチル−2−メチルカルバモイルオキシイミノ−2−
(メチルチオ)アセタミド〕、フェノチオカルブ〔S−
4−フェノキシブチル)−N,N−ジメチルチオカ−バ
メ−ト等のカ−バメ−ト系化合物、エトフェンプロック
ス〔2−(4−エトキシフェニル) 2−メチルプロピ
ル−3−フェノキシベンジル エ−テル〕、フェンバレ
レ−ト〔(RS)−α−シアノ−3−フェノキシベンジ
ル (RS)−2−(4−クロロフェニル)−3−メチ
ルブチレ−ト〕、エスフェンバレレ−ト〔(S)−α−
シアノ−3−フェノキシベンジル (S)−2−(4−
クロロフェニル)−3−メチルブチレ−ト〕、フェンプ
ロパトリン〔(RS)−α−シアノ−3−フェノキシベ
ンジル 2,2,3,3−テトラメチルシクロプロパン
カルボキシレ−ト〕、シペルメトリン〔(RS)−α−
シアノ−3−フェノキシベンジル (1RS,3RS)
−(1RS,3RS)−3−(2,2−ジクロロビニ
ル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレ−
ト〕、ペルメトリン〔3−フェノキシベンジル (1R
S,3RS)−(1RS,3RS)−3−(2,2−ジ
クロロビニル)−2,2−メチルシクロプロパンカルボ
キシレ−ト〕、シハロトリン〔(RS)−α−シアノ−
3−フェノキシベンジル (Z)−(1RS,3RS)
−3−(2−クロロ−3,3,3−トリフロオロプロペ
ニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレ
−ト〕、デルタメトリン〔(S)−α−シアノ−m−フ
ェノキシベンジル (1R,3R)−3−(2,2−ジ
ブロモビニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカル
ボキシレ−ト〕、シクロプロトリン〔(RS)−α−シ
アノ−3−フェノキシベンジル (RS)−2,2−ジ
クロロ−1−(4−エトキシフェニル)シクロプロパン
カルボキシレ−ト〕、フルバリネ−ト〔(RS)−α−
シアノ−3−フェノキシベンジル N−(2−クロロ−
α,α,α−トリフルオロ−p−トリル)−D−バリネ
−ト〕、ビフェントリン〔2−メチルビフェニル−3−
イルメチル(Z)−(1RS)−cis−3−(2−クロ
ロ−3,3,3−トリフルオロプロパ−1−エニル)−
2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシラ−ト〕、
アクリナトリン〔(S)−α−シアノ−3−フェノキシ
ベンジル (Z)−(1R、3S)−2,2−ジメチル
−3−〔2−(2,2,2−トリフルオロメチルエトキ
シカルボニル)ビニル〕シクロプロパンカルボキシラ−
ト〕、ハルフェンプロックス〔2−メチル−(4−ブロ
モジフルオロメトキシフェニル)−2−メチルプロピル
3−フェノキシベンジル エ−テル〕、トラロメトリ
ン〔(S)−α−シアノ−3−フェノキシベンジル
(1R,3S)−2、2−ジメチル−3−(1,2,
2,2−テトラブロモエチル)〕シクロプロパンカルボ
キシラ−ト〕、シラフルオフェン〔4−エトキシフェニ
ル(3−(4−フルオロ−3−フェノキシフェニル)プ
ロピル)ジメチルシラン〕等のピレスロイド化合物、ブ
プロフェジン〔2−tert−ブチルイミノ−3−イソプロ
ピル−5−フェニル−3、4、5、6−テトラヒドロ−
2H−1,3,5−チアジアジン−4−オン〕等のチア
ジアジン誘導体、イミダクロプリド〔1−(6−クロロ
−3−ピリジルメチル)−N−ニトロイミダゾリジン−
2−イリデンアミン〕、アセタミプリド〔(E)−N−
〔(6−クロロ−3−ピリジル)メチル〕−N−2−シ
アノ−N−メチルアセトアミジン〕、ニテンピラム
〔(E)−N−(6−クロロ−3−ピリジルメチル)−
N−エチル−N′−メチル−2−ニトロビニリデンジア
ミン〕等のネオニコチノイド類、カルタップ(S,S’
−(2−ジメチルアミノトリメチレン)ビス(チオカ−
バメ−ト)〕、チオシクラム〔N,N−ジメチル−1,
2,3−トリチアン−5−イルアミン〕、ベンスルタッ
プ〔S,S’−2−ジメチルアミノトリメチレン ジ
(ベンゼンチオスルホナ−ト)〕等のネライストキシン
誘導体、N−シアノ−N’−メチル−N’−(6−クロ
ロ−3−ピリジルメチル)アセトアミジン等のN−シア
ノアミジン誘導体、エンドスルファン〔6,7,8,
9,10,10−ヘキサクロロ−1,5,5a,6,
9,9a−ヘキサヒドロ−6,9−メタノ−2,4,3
−ベンゾジオキサチエピン 3−オキサイド〕、γ−B
HC〔1,2,3,4,5,6−ヘキサクロロシクロヘ
キサン〕、1,1−ビス(クロロフェニル)−2,2,
2−トリクロロエタノ−ル等の塩素化炭化水素化合物、
クロルフルアズロン〔1−(3,5−ジクロロ−4−
(3−クロロ−5−トリフルオロメチルピリジン−2−
イルオキシ)フェニル)−3−(2,6−ジフルオロベ
ンゾイル)ウレア〕、テフルベンズロン〔1−(3,5
−ジクロロ−2,4−ジフルオロフェニル)−3−
(2,6−ジフルオロベンゾイル)ウレア〕、フルフェ
ノクスロン〔1−(4−(2−クロロ−4−トリフルオ
ロメチルフェノキシ)−2−フルオロフェニル〕−3−
(2,6−ジフルオロベンゾイル)ウレア〕等のベンゾ
イルフェニルウレア系化合物、アミトラズ〔N−メチル
−ビス(2,4−キシリイミノメチル)アミン〕、クロ
ルジメホルム〔N’−(4−クロロ−2−メチルフェニ
ル)−N,N−ジメチルホルムアミジン〕等のホルムア
ミジン誘導体、ジアフェンチウロン〔N−(2,6−ジ
イソプロピル−4−フェノキシフェニル)−N’−tert
−ブチルカルボジイミド〕等のチオ尿素誘導体、N−フ
ェニルピラゾ−ル誘導体、テブフェノジド〔N−tert−
ブチル−N’−(4−エチルベンゾイル)−3,5−ジ
メチルベンゾヒドラジド〕、クロルフェナピル〔4−ブ
ロモ−2−(4−クロロフェニル)−1−エトキシメチ
ル−5−(トリフルオロメチル)ピロ−ル−3−カルボ
ニル〕、ブロモプロピレ−ト〔イソプロピル 4,4’
−ジブロモベンジレ−ト〕、テトラジホン〔4−クロロ
フェニル 2,4,5−トリクロロフェニルスルホ
ン〕、キノメチオネ−ト〔S,S−6−メチルキノキサ
リン−2,3−ジイルジチオカルボネ−ト〕、プロパル
ゲイト〔2−(4−tert−ブチルフェノキシ)シクロヘ
キシル−2−プロピニル スルファイト〕、フェンブタ
ティン オキシド〔ビス〔トリス(2−メチル−2−フ
ェニルプロピル)ティン〕オキシド〕、ヘキシチアゾク
ス〔(4RS,5RS)−5−(4−クロロフェニル)
−N−クロロヘキシル−4−メチル−2−オキソ−1,
3−チアゾリジン−3−カルボキサミド〕、クロフェン
テジン〔3,6−ビス(2−クロロフェニル)−1,
2,4,5−テトラジン〕、ピリダベン〔2−tert−ブ
チル−5−(4−tert−ブチルベンジルチオ)−4−ク
ロロピリダジン−3(2H)−オン〕,フェンピロキシ
メ−ト〔tert−ブチル(E)−4−〔(1,3−ジメチ
ル−5−フェノキシピラゾ−ル−4−イル)メチレンア
ミノオキシメチル〕ベンゾエ−ト〕、テブフェンピラド
〔N−4−tert−ブチルベンジル)−4−クロロ−3−
エチル−1−メチル−5−ピラゾ−ルカルボキサミ
ド〕、ポリナクチンコンプレックス〔テトラナクチン、
ジナクチン、トリナクチン〕、ミルベメクチン、アベル
メクチン、イバ−メクチン、アザジラクチン〔AZA
D〕、ピリミジフェン〔5−クロロ−N−〔2−{4−
(2−エトキシエチル)−2,3−ジメチルフェノキ
シ}エチル〕−6−エチルピリミジン−4−アミン〕、
ピメトロジン〔2,3,4,5−テトラヒドロ−3−オ
キソ−4−〔(ピリジン−3−イル)−メチレンアミ
ノ〕−6−メチル−1,2,4−トリアジン〕等があげ
られる。
【0013】本発明化合物を農園芸用有害動物防除剤と
して用いる場合、その施用量は、10ア−ルあたり、通
常1gから1000gの範囲であり、好ましくは10g
から100gの範囲であり、乳剤、水和剤、フロアブル
剤等を水で希釈して用いる場合は、その施用濃度は通
常、10ppm〜1000ppmであり、粒剤、粉剤等はその
まま施用する。本発明化合物を農園芸用有害動物防除剤
として用いる場合、これらの製剤を有害動物から保護す
べき作物等の植物に茎葉散布してもよいが、本発明化合
物は浸透移行性を示すことから、これらの製剤を土壌に
処理することにより、土壌に棲息する有害動物を防除す
ることができるとともに、作物等の植物の茎葉部の有害
動物をも同時に防除することができる。また、本発明化
合物を防疫用有害動物防除剤として用いる場合には、乳
剤、水和剤、フロアブル剤等は通常水で0.01ppm〜
10000ppmに希釈して施用し、油剤、エアゾ−ル、
燻煙剤、ULV剤、毒餌等はそのまま施用する。これら
の施用量、施用濃度は、いずれも製剤の種類、施用時
期、施用場所、施用方法、有害動物の種類、被害程度等
の状況によって異なり、上記の範囲にかかわることなく
増減させることができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明を製造例、製剤例及び試験例等
により、さらに詳しく説明するが、本発明はこれらの例
に限定されるものではない。まず、本発明化合物の製造
例を示す。尚、化合物番号は後記表1〜表2における化
合物番号で示す。
【0015】製造例1 4−トリフルオロメチルピリジン−3−カルボキサミド
1.90g(10.0mmol)をクロロホルム25mlに
懸濁させ、これに室温でN,N−ジメチルホルムアミド
ジメチルアセタ−ル2.18g(18.3mmol)を
滴下し、3時間攪拌した。クロロホルムを減圧下に留去
し、残渣をヘキサン−クロロホルム溶液にて晶析し、N
1,N1−ジメチル−N2−(4−トリフルオロメチルピ
リジン−3−カルボニル)アミジン(化合物番号15)
2.37g(収率96.8%)を得た。
【0016】製造例2 ヒドロキシルアミン塩酸塩0.265g(3.82mm
ol)を1規定水酸化ナトリウム水溶液3.82ml
(3.82mmol)に溶解させ、これにN1,N1−ジ
メチル−N2−(4−トリフルオロメチルピリジン−3
−カルボニル)アミジン0.46g(1.91mmo
l)のジオキサン4ml溶液を加えた。氷水バス冷却下
に該溶液に酢酸5mlを滴下した後、これを室温にて約
1時間攪拌した。ジオキサンを減圧下に留去し、残渣
に、水10mlを加えた後、氷水バス冷却下に炭酸カリ
ウム粉末を加え、液性をpH8〜pH7に調製した。こ
れを酢酸エチルにて2回抽出し、有機層を10%食塩水
で洗浄した後、硫酸マグネシウムで乾燥した。硫酸マグ
ネシウムを濾別後、減圧下に溶媒を留去し、N2−ヒド
ロキシ−N1−(4−トリフルオロメチルピリジン−3
−カルボニル)アミジン(化合物番号9)0.357g
(収率80.2%)を得た。
【0017】製造例3 O−メチルヒドロキシルアミシ塩酸塩0.300g
(3.60mmol)を1規定水酸化ナトリウム水溶液
3.60ml(3.60mmol)に溶解させ、これにN
1,N1−ジメチル−N2−(4−トリフルオロメチルピ
リジン−3−カルボニル)アミジン0.441g(1.
80mmol)のジオキサン4ml溶液を加えた。氷水
バス冷却下に該溶液に酢酸5mlを滴下した後、これを
室温にて約1時間攪拌した。ジオキサンを減圧下に留去
し、残渣に、水10mlを加えた後、氷水バス冷却下に
炭酸カリウム粉末を加え、液性をpH8〜pH7に調製
した。これを酢酸エチルにて2回抽出し、有機層を10
%食塩水で洗浄した後、硫酸マグネシウムで乾燥した。
硫酸マグネシウムを濾別後、減圧下に溶媒を留去し、残
渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒:
クロロホルム/メタノール=20/1)にて精製し、N
2−メトキシ−N1−(4−トリフルオロメチルピリジン
−3−カルボニル)アミジン(化合物番号10)0.2
71g(収率 60.9%)を得た。
【0018】次に、本発明化合物の例を化合物番号及び
物性値(融点または屈折率)と共に表1〜表2に記す。
(尚、表中、Meはメチル基を、Etはエチル基を、P
rはプロピル基を、Buはブチル基を、Phはフェニル
基を、iはイソを、tはタ−シャリ−をそれぞれ表わ
す。)
【0019】 で示される化合物
【表1】
【0020】 で示される化合物
【表2】
【0021】次に、製剤例を示す。化合物番号は表1〜
表2に記載の番号であり、部は重量部を表わす。 製剤例1 乳剤 本発明化合物1〜17の各々10部をキシレン35部お
よびジメチルホルムアミド35部に溶解し、ポリオキシ
エチレンスチリルフェニルエ−テル14部およびドデシ
ルベンゼンスルホン酸カルシウム6部を加え、よく攪拌
混合して各々の10%乳剤を得る。 製剤例2 水和剤 本発明化合物1〜17の各々20部をラウリル硫酸ナト
リウム4部、リグニンスルホン酸カルシウム2部、合成
含水酸化珪素微粉末20部および珪藻土54部を混合し
た中に加え、ジュ−スミキサ−で攪拌混合して各々の2
0%水和剤を得る。
【0022】製剤例3 粒剤 本発明化合物1〜17の各々5部にドデシルベンゼンス
ルホン酸ナトリウム5部、ベントナイト30部およびク
レ−60部を加え、充分攪拌混合する。次いで、これら
の混合物に適量の水を加え、さらに攪拌し、造粒機で製
粒し、通風乾燥して各々の5%粒剤を得る。 製剤例4 粉剤 本発明化合物1〜17の各々の1部を適当量のアセトン
に溶解し、これに合成含水酸化珪素微粉末5部、PAP
0.3部およびクレ−93.7部を加え、ジュ−スミキ
サ−で攪拌混合し、アセトンを蒸発除去して各々の1%
粉剤を得る。
【0023】製剤例5 フロアブル剤(水中乳濁剤) 本発明化合物1〜17の各々の10部をポリビニルアル
コ−ル6部を含む水溶液40部中に加え、ミキサ−で攪
拌し、分散剤を得る。この中に、キサンタンガム0.0
5部およびアルミニウムマグネシウムシリケ−ト0.1
部を含む水溶液40部を加え、さらに、プロピレングリ
コ−ル10部を加えて緩やかに攪拌混合して各々の10
%水中乳濁剤を得る。 製剤例6 油剤 本発明化合物1〜17の各々の0.1部をキシレン5部
およびトリクロロエタン5部に溶解し、これを脱臭灯油
89.9部に混合して各々の0.1%油剤を得る。
【0024】製剤例7 油性エアゾ−ル 本発明化合物1〜17の各々の0.1部、テトラメスリ
ン0.2部、d−フェノスリン0.1部、トリクロロエ
タン10部および脱臭灯油59.6部を混合溶解し、エ
アゾ−ル容器に充填し、バルブ部分を取り付けた後、該
バルブ部分を通じて噴射剤(液化石油ガス)30部を加
圧充填して各々の油性エアゾ−ルを得る。 製剤例8 水性エアゾ−ル 本発明化合物1〜17の各々の0.2部、d−アレスリ
ン0.2部、d−フェノスリン0.2部、キシレン5
部、脱臭灯油3.4部および乳化剤{アトモス300
(アトラスケミカル社登録商標名)}1部を混合溶解し
たものと、純水50部とをエアゾ−ル容器に充填し、バ
ルブ部分を取り付け、該バルブ部分を通じて噴射剤(液
化石油ガス)40部を加圧充填して各々の水性エアゾ−
ルを得る。
【0025】製剤例9 毒餌 本発明化合物1〜17の各々10mgをアセトン0.5ml
に溶解し、この溶液を動物用固型飼料粉末(飼育繁殖用
固型飼料粉末CE−2,日本クレア株式会社商品名)5
gに処理し、均一に混合する。ついでアセトンを風乾
し、各々の0.2%毒餌を得る。
【0026】次に、本発明化合物が有害動物防除剤の有
効成分として有用であることを試験例により示す。 試験例1 ワタアブラムシに対する殺虫試験(茎葉散布
試験) 製剤例1に準じて得られた供試化合物の乳剤を、有効成
分濃度が500ppmになるように水で希釈した。第1本
葉が展開したポリエチレンカップ植えのキュウリの第1
本葉にワタアブラムシ無翅胎生成虫を5頭接種した。1
日後、ワタアブラムシの寄生したカップ植えのキュウリ
に上記希釈液を20ml/カップの割合で散布した。散布
6日後に、虫数を調査し、数1により防除価を求めた。
【数1】 ここで、 Cb:無処理区の処理前の虫数 Cai:無処理区の観察時の虫数 Tb:実験区の処理前の虫数 Tai:実験区の観察時の虫数 である。その結果、本発明化合物1〜17は各々防除価
90%以上を示した。
【0027】試験例2 ワタアブラムシに対する殺虫試
験(浸透移行性試験) 製剤例1に準じて得られた供試化合物の乳剤を、有効成
分濃度が500ppm になるように水で希釈した。ポリエ
チレンカップ植えのキュウリの株元に、該希釈液を10
cc/1ポットの割合でかん注した。薬剤処理5日後に、
ワタアブラムシ成虫を5頭本葉上に放飼し、放飼6日後
に上記 数1により防除価を求めた。その結果、本発明
化合物1〜17は各々防除価90%以上を示した。
【発明の効果】本発明化合物は有害動物防除剤として有
用である。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一般式 化1 【化1】 [式中、Xは酸素原子または硫黄原子を表し、Yは−N
    HC(R2)=NOR3基または−N=C(R2)N
    (R4)(R5)基を表し、R1はハロアルキル基を表
    し、R2、R3、R4及びR5は同一または相異なり、水素
    原子、置換されていてもよいアルキル基、置換されてい
    てもよいアルケニル基、置換されていてもよいアルキニ
    ル基、置換されていてもよいアリ−ル基又は置換されて
    いてもよい複素環基を表す。]で示されるアミジン誘導
    体。
  2. 【請求項2】一般式 化2 【化2】 [式中、X、R1、R2及びR3は前記と同じ意味を表
    す。]で示される請求項1に記載のアミジン誘導体。
  3. 【請求項3】一般式 化3 【化3】 [式中、X、R1、R2、R4及びR5は前記と同じ意味を
    表す。]で示される請求項1に記載のアミジン誘導体。
  4. 【請求項4】前記一般式 化1において、R1がトリフ
    ルオロメチル基である請求項1記載のアミジン誘導体。
  5. 【請求項5】前記一般式 化2において、R1がトリフ
    ルオロメチル基である請求項2記載のアミジン誘導体。
  6. 【請求項6】前記一般式 化2において、R1がトリフ
    ルオロメチル基であり、Xが酸素原子である請求項2記
    載のアミジン誘導体。
  7. 【請求項7】前記一般式 化3において、R1がトリフ
    ルオロメチル基である請求項3記載のアミジン誘導体。
  8. 【請求項8】前記一般式 化3において、R1がトリフ
    ルオロメチル基であり、Xが酸素原子である請求項3記
    載のアミジン誘導体。
  9. 【請求項9】請求項3記載の一般式 化3で示されるア
    ミジン誘導体と一般式 化4 【化4】NH2OR3 [式中、R3は請求項1と同じ意味を表わす。]で示さ
    れる化合物またはその塩とを反応させることを特徴とす
    る、請求項2記載の一般式 化2で示されるアミジン誘
    導体の製造方法。
  10. 【請求項10】一般式 化5 【化5】 [式中、X及びR1は請求項1と同じ意味を表わす。]
    で示される化合物と一般式 化6 【化6】(R4)(R5)N−C(R2)(OMe)2 [式中、R2、R4及びR5は請求項1と同じ意味を表わ
    す。]で示される化合物とを反応させることを特徴とす
    る請求項3記載の一般式化 3で示されるアミジン誘導
    体の製造方法。
  11. 【請求項11】請求項1〜8のいずれかに記載のアミジ
    ン誘導体を有効成分として含有することを特徴とする有
    害動物防除剤。
JP35484097A 1997-12-24 1997-12-24 アミジン誘導体、その製造法及びそれを有効成分とする有害動物防除剤 Pending JPH11180957A (ja)

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Cited By (6)

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