JPH1117749A - 復調回路 - Google Patents

復調回路

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JPH1117749A
JPH1117749A JP9167487A JP16748797A JPH1117749A JP H1117749 A JPH1117749 A JP H1117749A JP 9167487 A JP9167487 A JP 9167487A JP 16748797 A JP16748797 A JP 16748797A JP H1117749 A JPH1117749 A JP H1117749A
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circuit
signal
output
input
clock
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JP9167487A
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Teruo Sasaki
輝夫 佐々木
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NEC Corp
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L27/00Modulated-carrier systems
    • H04L27/10Frequency-modulated carrier systems, i.e. using frequency-shift keying
    • H04L27/14Demodulator circuits; Receiver circuits
    • H04L27/144Demodulator circuits; Receiver circuits with demodulation using spectral properties of the received signal, e.g. by using frequency selective- or frequency sensitive elements
    • H04L27/152Demodulator circuits; Receiver circuits with demodulation using spectral properties of the received signal, e.g. by using frequency selective- or frequency sensitive elements using controlled oscillators, e.g. PLL arrangements
    • H04L27/1525Demodulator circuits; Receiver circuits with demodulation using spectral properties of the received signal, e.g. by using frequency selective- or frequency sensitive elements using controlled oscillators, e.g. PLL arrangements using quadrature demodulation

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  • Superheterodyne Receivers (AREA)
  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型化、低消費電流化が実現でき、IC化に
適するアップコンバージョン部を備えた復調回路を提供
する。 【解決手段】 アップコンバージョン部1を有する復調
回路において、このアップコンバージョン部1は、クロ
ック信号を出力するクロック9と、第1のベースバンド
信号I及び移相器33から出力されたクロック信号が入
力し、EXOR演算を行うEXOR回路2と、第2のベ
ースバンド信号Q及びクロック9から出力されたクロッ
ク信号が入力し、EXOR演算を行うEXOR回路3
と、EXOR回路2から出力された第1のEXOR出力
と、EXOR回路3から出力され、NOT回路7により
反転された信号とが入力するAND回路8とを有し、A
ND回路8から、ミキシングアップされた信号が出力さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、復調回路に関し、特に
ベースバンド信号のミキシングアップを行う復調回路に
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、移動通信機器の需要が急速に高ま
り、それに伴いFrequencyShift Key
ing(以下、単にFSKと言う。)信号を用いたFS
K通信における、データ転送速度の高速化及び多値化が
求められている。
【0003】しかし、一般的によく知られているD型フ
リップフロップタイプのディスクリ部を持つダイレクト
コンバージョンFSK受信機では、データ転送速度が上
がると位相検知動作の頻度が減少し、復調能力が低下す
るという方式上の問題点を持っていた。
【0004】また、従来のFSK受信器では、周波数偏
移の大小を判定することができないため多値化に対応す
るのは困難であるという問題点を有していた。これらの
問題点を解消するには、例えばベースバンド信号を周波
数変換して出力するアップコンバージョンミキサ回路を
用いることにより、ベースバンド直交信号をある中間周
波数に持ち上げ、位相検知頻度を上げ、その後、f/V
復調する方式が提案されている。この従来の方式につい
て図面を参照して以下に説明する。
【0005】図11に、ベースバンド直交信号をある中
間周波数に持ち上げる従来の復調回路の回路図を示す。
この図11に示されるように、従来の復調回路は、信号
を受信するアンテナ13と、高周波増幅器14と、ベー
スバンド信号I及びベースバンド信号Qを出力する直交
変換部12と、アップコンバージョン部21と、パルス
発生器30と、ローパスフィルタ(以下、LPFとも記
す。)11とから構成されている。
【0006】直交変換部12は、入力した信号の積を計
算するミキサ15及びミキサ16と、入力したクロック
信号の位相をπ/2ずらす移相器17と、局部発振器1
8と、高周波数成分を除去するLPF19及びLPF2
0とから構成されている。
【0007】送信機から送信されたFSK信号はアンテ
ナ13によって受信され、高周波増幅器14にて増幅さ
れる。高周波増幅器14からの出力信号は2つに分岐
し、それぞれミキサ15及びミキサ16に入力する。
【0008】ミキサ15には、その位相がπ/2移相さ
れた局部発振回路18の出力発振信号が供給され、ミキ
サ16には、局部発振回路18の出力発振信号が供給さ
れる。
【0009】ミキサ15及びミキサ16の出力信号は、
それぞれに接続されたチャンネルフィルタとしてのLP
F19及びLPF20へと出力される。LPF19及び
LPF20では、ベースバンド信号の通過帯域を有し隣
接チャンネルの選択度を取るものであり、ミキサ15及
びミキサ16からの各信号にそれぞれ応じた出力信号を
個別にアップコンバージョン部21に供給する。
【0010】アップコンバージョン部21は、ミキサ2
2及びミキサ23と、π/2位相をずらす移相器24
と、局部発信器25と、引き算器26と、BPF27
と、リミッタ増幅器28とにより構成される。ミキサ2
2は、局部発振器25の出力発振信号が、そのまま供給
され、ミキサ23には、局部発振器25の出力発振信号
が、π/2だけ移相されて供給されている。
【0011】ミキサ22及びミキサ23によりそれぞれ
クロック信号が乗算されたベースバンド信号は、引き算
器26に出力され、互いに引き算される。ここで引き算
器26から出力された信号は、ベースバンド信号I、ベ
ースバンド信号Qを局部発振器25から出力される信号
の周波数に対応した周波数にアップコンバージョンされ
る。アップコンバージョンされた引き算器26の出力信
号は、バンドパスフィルタ(以下、BPFと記す。)2
7、及びリミッタ増幅器28を通過した後、パルス発生
部30に入力され、LPF11を通ることにより、周波
数/電圧(以下、f/Vと記す。)変換される。
【0012】次に、この受信機の動作について、さらに
詳細に説明する。図11において受信FSK信号の搬送
波周波数をω/2π、周波数偏移を±Δω/2πとする
と、受信FSK信号は、cos(ω±Δω) tと表される。
ここで局部発信器18から出力される信号をsin ωtと
表されているとする。この場合のミキサ15及びミキサ
16の出力、LPF19及びLPF20の出力は、
【0013】 (ミキサ15出力)=cos( ω±Δω)t・ cos ωt =1/2[cos( ω±Δω+ω) t+cos(ω±Δω−ω) t] =1/2[cos( 2ω±Δω) t+cos(±Δωt)]
【0014】ここで、上記のミキサ15の出力のうち、
第1項はその周波数が、2ω±Δωと高いため、LPF
19により除去される。従って、
【0015】 (LPF19出力)=1/2[cos( Δωt)] …(1−1) となる。
【0016】 (ミキサ16出力)=cos( ω±Δω)t・ sin ωt =1/2[sin( ω±Δω+ω) t+sin(ω±Δω−ω) t] =1/2[sin( 2ω±Δω) t+sin(±Δωt)]
【0017】ここで、上記のミキサ16の出力のうち、
第1項はLPF20により除去される。従って、
【0018】 (LPF20出力)= ±1/2[sin(Δωt)] …(1−2) となる。
【0019】これら、LPF19の出力、及びLPF2
0の出力が、アップコンバージョン部21の入力信号と
なることにより、アップコンバージョン部21の出力信
号VOUTは、以下のように変形される。但し、局部発
信器25から出力される信号がsin ω2 t表されている
とする。
【0020】 VOUT=1/2[cos( Δωt)sinω2 t] ±1/2[sin(Δωt)cosω2 t] =1/2[sin( ω2 ±Δω)] …(1−3)
【0021】上記結果よりベースバンド信号は、中間周
波数ω2 /πを中心とし、±Δω/2πの周波数偏移を
持つ信号に、ミキシングアップされて変換されているこ
とが分かる。
【0022】ここで、ミキサ22及びミキサ23へ短形
波が入力された場合もミキシングアップが可能であるこ
とを述べる。ミキサ22及びミキサ23への入力が短形
波であった場合、(1−1)、 (1−2)式は、それぞ
れフーリエ変換することにより、それぞれ以下に示す
(1−1)’、(1−2)’のように変形される。ここ
で定数k=2/πである。
【0023】(1−1)’=k[cos( Δωt) +1/3・co
s(3Δωt)+1/5・cos(5Δωt)+…]
【0024】(1−2)’=k[sin( ω2 ±Δω) t+
1/3・sin(3( ω2 ±Δω) t)+1/5・sin(5( ω2 ±Δ
ω) t)+…]
【0025】すなわちアップコンバージョン部21の出
力信号VOUT’は、(1−3)式の式変形と同様に考
えることにより、
【0026】VOUT’=k[sin( ω2 ±Δω) t+1/
3・sin(3( ω2 ±Δω) t)+1/5・sin(5( ω2 ±Δω)
t)+…]
【0027】となり、ミキサ22及びミキサ23には短
形波の入力も可能であることが分かる。そしてアップコ
ンバージョンされた引き算器26の出力信号はパルス発
生器30に入力されLPF11を通ることによりf/V
変換される。これによりデータ転送速度の高速化による
位相検知動作の頻度減少という問題は、解消される。
【0028】一方、従来技術として、特開平6−152
464号公報に開示された「デジタル方式自動車電話
機」では、上述の図11に示されるアップコンバージョ
ン部21と同様なアナログ回路を用いてミキシングアッ
プを行い、さらに、2つの帯域、800MHzと1.5
GHzとの間において可能な限り回路を共有し、小型
で、低消費電力のデジタル方式自動車電話機を提供する
としている。
【0029】また、特開平6−78227号公報に開示
された「放送信号の受信方法及び装置」では、図11に
示されるようなアナログ構成のアップコンバージョン部
を用い、さらに、中間周波数への変換を2度行うことに
より、イメージ除去性能を高めるとしている。
【0030】また、特開平8−288879号公報に開
示された「アツプコンバージョン受信機のAGC回路」
では、図11に示されるようなアナログ構成のアップコ
ンバージョン部を用い、さらに、高帯域のAGC回路
と、中帯域のAGC回路とを共有することにより、隣接
放送局等の存在によるサーチ時の誤停止を防止すること
ができるとしている。
【0031】さらに、特開平4−227339号公報に
開示された「アップコンバージヨンを利用した同期受信
回路」では、図11に示されるようなアナログ構成のア
ップコンバージョン部を用い、さらに、アップコンバー
ジョン回路を利用して、入力した高周波数信号(RF信
号)を、直接ベースバンドに変換し、イメージ及び中間
周波数の特性を良好にするとしている。
【0032】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
従来の復調回路においてはそのアップコンバージョン部
が、例えば、図11に示されるアップコンバージョン部
21のようにアナログ回路によって構成されていること
により、その回路規模が大きくなり、装置の小型化及
び、IC化を行うのが困難であるという問題点を有して
いる。
【0033】特開平6−152464号公報、特開平6
−78227号公報、特開平8−288879号公報、
及び特開平4−227339号公報に開示された発明
は、すべてアップコンバージョン前の信号において、中
間周波数を有しているため、その中間周波数に持ち上げ
るためのアップコンバージョン部の回路規模を小さく
し、かつ、省電力化を実行することはできない。
【0034】本発明は、上記事情に鑑みなされたもの
で、小型化、低消費電流化が実現でき、IC化に適する
アップコンバージョン部を備えた復調回路を提供するこ
とを目的とする。
【0035】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
受信したfrequency shift keyin
g信号に対して直交変換を行い、第1のベースバンド信
号及び第2のベースバンド信号を出力する直交変換部
と、前記第1のベースバンド信号及び第2のベースバン
ド信号を用いてミキシングアップを行うアップコンバー
ジョン回路と、該アップコンバージョン回路から出力さ
れた信号に基づき、一定振幅、かつ、一定パルス幅のパ
ルスを発生させるパルス発生器と、該パルス発生器から
出力されたパルスに対して積分を行うローパスフィルタ
とを有する復調回路において、前記アップコンバージョ
ン回路は、クロック信号を出力するクロック出力器と、
該クロック出力器から出力されたクロック信号に基づ
き、第1のクロック信号及び第2のクロック信号を出力
するクロック変換部と、前記第1のベースバンド信号及
び前記第1のクロック信号が入力する第1のEXOR回
路と、前記第2のベースバンド信号及び前記第2のクロ
ック信号が入力する第2のEXOR回路と、前記第1の
EXOR回路から出力された第1のEXOR出力と、前
記第2のEXOR回路から出力された第2のEXOR出
力とが入力し、ミキシングアップされた信号を出力する
論理回路部とを有することを特徴とする。
【0036】従って、この発明によれば、第1のクロッ
ク信号と、第1のベースバンド信号とにより、第1のE
XOR回路がEXOR演算を行う。このEXOR演算
は、2つの入力が共に等しく、0、0又は1、1である
場合は、0を出力し、2つの入力が異なり、0、1若し
くは1、0である場合は、1を出力する。このEXOR
演算を行った際の出力を論理回路部に出力する。また、
第2のクロック信号と、第2のベースバンド信号とによ
り、第2のEXOR回路がEXOR演算を行い、このE
XOR演算を行った際の出力を論理回路部に出力する。
そして、論理回路部は、この入力した2つの信号に基づ
きミキシングアップされた信号を出力するので、従来技
術においてアップコンバージョン回路として必要であっ
たアナログ回路が、論理回路により構成することが可能
となり、アップコンバージョン回路の小型化が可能にな
り、従って、復調回路の小型化、省電力化を実行するこ
とができる。
【0037】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記クロック変換部は、入力したクロック
信号の位相をπ/2ずらす移相器を有し、前記クロック
出力器の出力は、2つに分岐し、該分岐した2つのクロ
ック信号の内、一方が前記移相器に入力し、他方が前記
第2のクロック信号として前記第2のEXOR回路に入
力し、前記移相器から出力された信号が前記第1のクロ
ック信号として前記第1のEXOR回路に入力し、前記
論理回路部は、入力した信号を反転させて出力する第1
のNOT回路と、入力した信号の和を取るAND回路と
を有し、前記第1のEXOR回路から出力された信号が
前記AND回路に入力し、前記第2のEXOR回路から
出力された信号が前記第1のNOT回路に入力し、該第
1のNOT回路の出力が前記AND回路に入力し、該A
ND回路の出力が、ミキシングアップされた信号として
出力されることを特徴とする。
【0038】請求項3記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記クロック変換部は、入力した信号を反
転させて出力する第2のNOT回路と、入力したクロッ
ク信号を1/2分周し、位相をπ/4移相する第1のT
型フリップフロップと、入力したクロック信号を1/2
分周し、位相を−π/4移相する第2のT型フリップフ
ロップとを有し、前記クロック出力器の出力は、2つに
分岐し、該分岐した2つのクロック信号の内、一方が前
記第2のNOT回路に入力し、他方が前記第2のT型フ
リップフロップに入力し、前記第2のNOT回路の出力
が、前記第1のT型フリップフロップに入力し、該第1
のT型フリップフロップの出力が前記第1のクロック信
号として前記第1のEXOR回路に入力し、前記第2の
T型フリップフロップの出力が前記第2のクロック信号
として前記第2のEXOR回路に入力し、前記論理回路
部は、入力した信号を反転させて出力する第3のNOT
回路と、入力した信号の和を取る第3のAND回路とを
有し、前記第1のEXOR回路から出力された信号が前
記第3のAND回路に入力し、前記第2のEXOR回路
から出力された信号が前記第3のNOT回路に入力し、
該第3のNOT回路の出力が前記第3のAND回路に入
力し、該第3のAND回路の出力が、ミキシングアップ
された信号として出力されることを特徴とする。
【0039】請求項4記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記クロック変換部は、入力したクロック
信号の位相をπ/2ずらす第4の移相器を有し、前記ク
ロック出力器の出力は、2つに分岐し、該分岐した2つ
のクロック信号の内、一方が前記第4の移相器に入力
し、他方が前記第2のクロック信号として前記第2のE
XOR回路に入力し、前記第4の移相器から出力された
信号が前記第1のクロック信号として前記第1のEXO
R回路に入力し、前記論理回路部は、入力した信号を反
転させて出力する第4のNOT回路と、OR演算を行う
OR回路とを有し、前記第1のEXOR回路から出力さ
れた信号が前記OR回路に入力し、前記第2のEXOR
回路から出力された信号が前記第4のNOT回路に入力
し、該第4のNOT回路の出力が前記OR回路に入力
し、該OR回路の出力が、ミキシングアップされた信号
として出力されることを特徴とする。
【0040】請求項5記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記クロック変換部は、入力したクロック
信号の位相をπ/2ずらす第5の移相器を有し、前記ク
ロック出力器の出力は、2つに分岐し、該分岐した2つ
のクロック信号の内、一方が前記第5の移相器に入力
し、他方が前記第2のクロック信号として前記第2のE
XOR回路に入力し、前記第5の移相器から出力された
信号が前記第1のクロック信号として前記第1のEXO
R回路に入力し、前記論理回路部は、入力した信号を反
転させて出力する第5のNOT回路と、NAND演算を
行うNAND回路とを有し、前記第1のEXOR回路か
ら出力された信号が前記NAND回路に入力し、前記第
2のEXOR回路から出力された信号が前記第5のNO
T回路に入力し、該第5のNOT回路の出力が前記NA
ND回路に入力し、該NAND回路の出力が、ミキシン
グアップされた信号として出力されることを特徴とす
る。
【0041】請求項6記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記クロック変換部は、入力したクロック
信号の位相をπ/2ずらす第6の移相器を有し、前記ク
ロック出力器の出力は、2つに分岐し、該分岐した2つ
のクロック信号の内、一方が前記第6の移相器に入力
し、他方が前記第2のクロック信号として前記第2のE
XOR回路に入力し、前記第6の移相器から出力された
信号が前記第1のクロック信号として前記第1のEXO
R回路に入力し、前記論理回路部は、入力した信号を反
転させて出力する第6のNOT回路と、NOR演算を行
うNOR回路とを有し、前記第1のEXOR回路から出
力された信号が前記NOR回路に入力し、前記第2のE
XOR回路から出力された信号が前記第6のNOT回路
に入力し、該第6のNOT回路の出力が前記NOR回路
に入力し、該NOR回路の出力が、ミキシングアップさ
れた信号として出力されることを特徴とする。
【0042】請求項7記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記クロック変換部は、入力したクロック
信号の位相をπ/2ずらす第7の移相器を有し、前記ク
ロック出力器の出力は、2つに分岐し、該分岐した2つ
のクロック信号の内、一方が前記第7の移相器に入力
し、他方が前記第2のクロック信号として前記第2のE
XOR回路に入力し、前記第7の移相器から出力された
信号が前記第1のクロック信号として前記第1のEXO
R回路に入力し、前記論理回路部は、入力した信号の和
を取る第7のAND回路を有し、前記第1のEXOR回
路から出力された信号及び前記第2のEXOR回路から
出力された信号が前記第7のAND回路に入力し、該第
7のAND回路の出力が、ミキシングアップされた信号
として出力されることを特徴とする。
【0043】請求項8記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記クロック変換部は、入力したクロック
信号の位相をπ/2ずらす第8の移相器を有し、前記ク
ロック出力器の出力は、2つに分岐し、該分岐した2つ
のクロック信号の内、一方が前記第8の移相器に入力
し、他方が前記第2のクロック信号として前記第2のE
XOR回路に入力し、前記第8の移相器から出力された
信号が前記第1のクロック信号として前記第1のEXO
R回路に入力し、前記論理回路部は、OR演算を行う第
8のOR回路を有し、前記第1のEXOR回路から出力
された信号及び前記第2のEXOR回路から出力された
信号が前記第8のOR回路に入力し、該第8のOR回路
の出力が、ミキシングアップされた信号として出力され
ることを特徴とする。
【0044】請求項9記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記クロック変換部は、入力したクロック
信号の位相をπ/2ずらす第9の移相器を有し、前記ク
ロック出力器の出力は、2つに分岐し、該分岐した2つ
のクロック信号の内、一方が前記第9の移相器に入力
し、他方が前記第2のクロック信号として前記第2のE
XOR回路に入力し、前記第9の移相器から出力された
信号が前記第1のクロック信号として前記第1のEXO
R回路に入力し、前記論理回路部は、NAND演算を行
う第9のNAND回路を有し、前記第1のEXOR回路
から出力された信号及び前記第2のEXOR回路から出
力された信号が前記第9のNAND回路に入力し、該第
9のNAND回路の出力が、ミキシングアップされた信
号として出力されることを特徴とする。
【0045】請求項10記載の発明は、請求項1記載の
発明において、前記クロック変換部は、入力したクロッ
ク信号の位相をπ/2ずらす第10の移相器を有し、前
記クロック出力器の出力は、2つに分岐し、該分岐した
2つのクロック信号の内、一方が前記第10の移相器に
入力し、他方が前記第2のクロック信号として前記第2
のEXOR回路に入力し、前記第10の移相器から出力
された信号が前記第1のクロック信号として前記第1の
EXOR回路に入力し、前記論理回路部は、NOR演算
を行う第10のNOR回路を有し、前記第1のEXOR
回路から出力された信号及び前記第2のEXOR回路か
ら出力された信号が前記第10のNOR回路に入力し、
該第10のNOR回路の出力が、ミキシングアップされ
た信号として出力されることを特徴とする。
【0046】従って、請求項2から10に記載の発明に
よれば、それぞれ請求項1記載の発明の作用が得られる
と共に、受信したfrequency shift k
eying信号から直交変換して得られた第1のベース
バンド信号及び第2のベースバンド信号を、クロック信
号を用いて中間周波数にアップコンバージョンし、か
つ、アップコンバージョン回路における、クロック変換
部及び論理回路部が、上記のような、論理回路素子によ
り形成されていることにより、アナログ回路による装置
よりも小規模な装置によって、第1のベースバンド信号
及び第2のベースバンド信号をそれぞれアッコンバージ
ョンすることが可能となり、また、その周波数が高くな
ることにより、位相検知頻度を増加させることができ
る。
【0047】
【発明の実施の形態】次に、図面を参照して、本発明に
係る復調回路の実施形態について説明する。図1に、本
発明に係る復調回路の第1の実施形態の回路図を示す。
【0048】この第1の実施形態は、図11に示した従
来例は、アップコンバージョン部1の構成が異なり、図
11に示される従来のアップコンバージョン部21の構
成を、アナログ構成から論理ゲート構成にしたことを特
徴とする。その他の点は同様なので、図11に示される
従来の復調回路における直交変換部12は、そのまま本
実施形態においても適用されている。従って、直交変換
部の説明は省略する。
【0049】本実施形態に係るアップコンバージョン部
1は、図1に示されるように、EXOR回路2及びEX
OR回路3と、AND回路8と、NOT回路7と、クロ
ック信号を出力するクロック9と、入力したクロックの
位相をπ/2ずらす移相器33とにより構成される。
【0050】EXOR回路とは、2つの信号を入力し
て、EXOR演算を行い1つの信号を出力する回路であ
る。EXOR演算は、2つの入力した信号が共に等し
く、2値表示において0、0、若しくは、1、1であっ
た場合、その出力する信号は0となり、2つの入力した
信号が異なり、0、1若しくは1、0であった場合は、
その出力する信号は1となる。以下に示される全てのE
XOR回路において同様である。また、これらの0や1
は、2値表示における値であり、実際の信号は、0及び
1を表す適切な電圧により表示されている。
【0051】EXOR回路2には、直交変換部(不図
示)から出力されたベースバンド信号Iと、クロック9
から出力され、その位相がπ/2だけ移相されたクロッ
ク信号とが供給される。EXOR回路3には、直交変換
部(不図示)から出力されたベースバンド信号Qとクロ
ック9から出力されたクロック信号とが供給される。
【0052】EXOR演算を行った後、EXOR回路2
から出力された出力信号は、AND回路8に供給され
る。EXOR回路3から出力された出力信号は、NOT
回路7に入力した後、AND回路8に入力する。AND
回路8では、2つの信号の和を取る演算が行われる。
【0053】AND回路8から出力された出力信号は、
入力信号に対し一定振幅、一定パルス幅のパルスを発生
させるパルス発生器10に入力される。このパルス発生
器10の出力をLPF11において積分することによ
り、f/V復調が実行される。
【0054】次に、この図1に示される復調回路の詳細
な動作について、図2を参照して説明する。図2は、図
1に示される復調回路の各信号のタイミングチャートで
ある。
【0055】図2の(a)及び、図2の(b)の両図に
おいて、I及びQは、共に直交変換部から出力されたベ
ースバンド信号であり、信号Aから信号Gは、それぞれ
図1に示される点Aから点Gにおける信号を表す。
【0056】図2の(a)と図2の(b)との間で、ベ
ースバンド信号Iとベースバンド信号Qとの間の関係が
異なるのは、受信FSK信号の周波数偏移の極性によ
る。図2の(a)は、周波数偏移が+Δfの場合を示
し、図2の(b)は、周波数偏移が−Δfの場合を示
す。
【0057】図1に示されるように、EXOR回路2に
おいて、ベースバンド信号Iと、移相器33の出力信号
である信号Aとは乗算され、乗算出力として、信号Cが
出力される。
【0058】図2の(a)若しくは図2の(b)に示さ
れる信号I、信号A、及び信号Cのタイミングチャート
を比較すると、EXOR回路2におけるEXOR演算に
より、信号I及び信号Aが共に、0、0若しくは、1、
1のように等しい場合は、その出力信号Cは0となって
おり、信号I及び信号Aが、1、0若しくは、0、1の
ように異なる場合は、その出力信号Cは1となってい
る。
【0059】同様に、EXOR回路3において、ベース
バンド信号Qとクロック9の出力信号Bは乗算され、乗
算信号Dが出力される。このEXOR回路2及びEXO
R回路3は、従来技術において説明した、図11に示さ
れるミキサ22及びミキサ23の動作に相当する動作を
行う。
【0060】次に、信号Dは、NOT回路7により反転
される。この反転された信号Dと、EXOR回路2の出
力である信号Cが、共に、AND回路8に入力する。そ
して、AND回路8において、両信号が加算され、図2
の(a)若しくは図2の(b)に示される信号Eのよう
に、ミキシングアップされる。
【0061】ここでのAND回路8は、図11に示され
る引き算器26に対応する。しかし、AND回路8の出
力信号Eは出力波形のパルス幅が一定でない。
【0062】従って、この出力信号Eの波形整形を行う
ことも考慮して、パルス発生器10を用いる。パルス発
生器10は、信号Eの立ち上がり、若しくは立ち下がり
に対して、一定振幅、かつ、一定パルス幅のパルス信号
を出力する機能を有している。
【0063】この様な構成によりパルス発生器10から
出力された出力信号Fは、送信されたFSKデータの周
波数偏移が+Δfの場合、出力される周波数はfCLK
+Δfとなり、周波数偏移が−Δfの場合、出力される
周波数はfCLK−Δfとなり、共に、アップコンバー
ジョンされる。
【0064】その後、出力信号Fは、LPF11により
積分され、f/V変換され、出力電圧Gとなる。ここ
で、LPF11から出力される出力電圧GのGNDから
の変位は、以下のように表される。但し、アップコンバ
ージョン時の中間周波数をfCLK、パルス発生器10
から発生させるパルス幅の一定パルス幅をt、一定パル
ス振幅をVとし、パルス発生器10から発生させるパル
スを、入力信号Eの立ち上がり、若しくは立ち下がりに
のみ発生させた場合を考える。
【0065】出力電圧G=t・V・(fCLK±Δf)
【0066】つまり、データ転送速度より速い周波数を
持つクロック信号A、若しくはクロック信号Bによって
ミキシングアップすることにより、受信データの単位時
間あたりの位相検知動作の頻度を上げることができ、今
までより高速なデータの復調が可能となる。
【0067】ここでは周波数偏移が±Δfの2値の場合
について述べたが、例えば送信信号が4値のFSK信号
の場合、周波数偏移は±Δfと±Δf’とを有するた
め、パルス発生器10から出力される出力信号Fは、そ
れぞれの周波数偏移に対してfCLK±Δf、fCLK
±Δf’にアップコンバージョンされ、LPF11によ
り、信号Gとしては4つの周波数偏移に応じた電圧が出
力される。
【0068】このようにf/V復調を行うことにより容
易に多値化へ対応可能である。更に、図1にも示されて
いるように、この復調回路を数個の論理ゲートによる簡
単な構成とすることによって従来のアナログ構成のアッ
プコンバージョン回路及びパルス発生器と比べ、大幅に
小型化、低消費電流化が実現でき、IC化に適する復調
回路を提供することができる。
【0069】次に、本発明に係る復調回路の第2の実施
形態について、図3を参照して説明する。図3の(a)
に、第3の実施形態に係る復調回路が有するアップコン
バージョン部の回路図を示し、図3の(b)に、図3の
(a)に示される復調回路の各信号のタイミングチャー
トを示す。ただし、本実施形態に係る復調回路において
使用する直交変換部は、上述の第1の実施形態の場合と
同様に、図11に示される直交変換部と同様であるの
で、その説明を省略する。また、図1に示される第1の
実施形態に係る復調回路のアップコンバージョン部1と
同様な部材には同じ番号を付す。
【0070】図3の(a)に示されるように、この第2
の実施形態に係る復調回路のアップコンバージョン部3
10は、クロック信号を出力するクロック9と、入力し
たクロック信号を反転するNOT回路4と、ベースバン
ド信号Iが入力するEXOR回路2と、ベースバンド信
号Qが入力するEXOR回路3と、入力したクロック信
号を1/2分周し、その位相をπ/4だけ移相するT型
フリップフロップ(以下、TFFと記す。)5と、入力
したクロック信号を1/2分周し、その位相を−π/4
だけ移相するTFF6と、EXOR回路3の出力を反転
するNOT回路7と、EXOR回路2の出力と、NOT
回路7の出力とを入力するAND回路8とから構成され
ている。
【0071】EXOR回路2には、ベースバンド信号I
と、TFF5から出力される1/2分周されπ/4だけ
移相されたクロック信号とが供給される。EXOR回路
3には、ベースバンド信号Qと、クロック9から出力さ
れ、1/2分周され−π/4だけ移相されたクロック信
号とが供給される。この際、それぞれTFF5及びTF
F6の出力である信号A及び信号Bの周波数は、TFF
5及びTFF6によりクロック9から出力されるクロッ
ク信号の周波数の1/2となる。
【0072】従って、この第2の実施形態の動作が、上
述の第1の実施形態の動作と異なる点は、クロック9か
ら出力されるクロック信号が1/2分周されているた
め、アップコンバージョンされる中間周波数がfCLK
/2となる点であり、それ以外は全く同様の動作を行
う。
【0073】従って、この第2の実施形態においても、
上述の第1の実施形態と同様に、適切な中間周波数(ク
ロックが出力するクロック信号の1/2の周波数)を使
用することができると共に、アップコンバージョン部3
10を論理回路により構成することにより、アップコン
バージョン部310の小型化が図れ、従って、復調回路
の小型化、省電力化を図ることができる。
【0074】次に、本発明に係る復調回路の第3の実施
形態について、図4を参照して説明する。図4の(a)
に、第3の実施形態に係る復調回路のアップコンバージ
ョン部の回路図を示し、図4の(b)に、図4の(a)
に示されるアップコンバージョン部の各点における信号
のタイミングチャートを示す。ただし、この第3の実施
形態に係る復調回路が有する直交変換部は、図11に示
される従来の直交変換部の構成と同様であるので、その
説明を省略する。また、図4の(b)に示されるタイミ
ングチャートにおいて、グラフ左に、周波数偏移が+Δ
fのタイミングチャートを示し、グラフ右に、周波数偏
移が−Δfのタイミングチャートを示す。
【0075】この図4の(a)に示される復調回路が有
するアップコンバージョン部410が、図1に示される
アップコンバージョン部1と異なっている点は、図1に
示されるAND回路8が、OR回路31に置き代わって
いる点である。その他の点は、同様である。
【0076】従って、図4の(b)に示されるタイミン
グチャートを参照すると、OR回路31には、EXOR
回路2から出力された信号Cと、EXOR回路3から出
力された信号DがNOT回路7により反転された信号と
が入力されるので、この2つの入力信号のOR演算によ
り、出力信号EがOR回路31より出力され、パルス発
生器10からは出力信号Fが出力され、LPF11から
は出力信号Gが出力されている。
【0077】従って、この第3の実施形態においても、
論理回路によりアップコンバージョン部410が構成さ
れ、復調回路全体の小型化、及び省電力化が図れると共
に、ベースバンド信号をより高い周波数の信号に、ミキ
シングアップすることにより、位相検知頻度を向上させ
ることができる。
【0078】次に、本発明に係る復調回路の第4の実施
形態について、図5を参照して説明する。図5の(a)
に、第4の実施形態に係る復調回路のアップコンバージ
ョン部の回路図を示し、図5の(b)に、図5の(a)
に示されるアップコンバージョン部の各点における信号
のタイミングチャートを示す。ただし、この第4の実施
形態に係る復調回路が有する直交変換部は、図11に示
される従来の直交変換部の構成と同様であるので、その
説明を省略する。また、図5の(b)に示されるタイミ
ングチャートにおいて、グラフ左に、周波数偏移が+Δ
fのタイミングチャートを示し、グラフ右に、周波数偏
移が−Δfのタイミングチャートを示す。
【0079】この図5の(a)に示される復調回路が有
するアップコンバージョン部510が、図1に示される
アップコンバージョン部1と異なっている点は、図1に
示されるAND回路8が、NAND回路32に置き代わ
っている点である。その他の点は、同様である。
【0080】従って、図5の(b)に示されるタイミン
グチャートを参照すると、NAND回路32には、EX
OR回路2から出力された信号Cと、EXOR回路3か
ら出力された信号DがNOT回路7により反転された信
号とが入力されるので、この2つの入力信号のNAND
演算により、出力信号EがNAMD回路31より出力さ
れ、パルス発生器10からは出力信号Fが出力され、L
PF11からは出力信号Gが出力されている。
【0081】従って、この第4の実施形態においても、
論理回路によりアップコンバージョン部510が構成さ
れ、復調回路全体の小型化、及び省電力化が図れると共
に、ベースバンド信号をより高い周波数の信号に、ミキ
シングアップすることにより、位相検知頻度を向上させ
ることができる。
【0082】次に、本発明に係る復調回路の第5の実施
形態について、図6を参照して説明する。図6の(a)
に、第5の実施形態に係る復調回路のアップコンバージ
ョン部の回路図を示し、図6の(b)に、図6の(a)
に示されるアップコンバージョン部の各点における信号
のタイミングチャートを示す。ただし、この第5の実施
形態に係る復調回路が有する直交変換部は、図11に示
される従来の直交変換部の構成と同様であるので、その
説明を省略する。また、図6の(b)に示されるタイミ
ングチャートにおいて、グラフ左に、周波数偏移が+Δ
fのタイミングチャートを示し、グラフ右に、周波数偏
移が−Δfのタイミングチャートを示す。
【0083】この図6の(a)に示される復調回路が有
するアップコンバージョン部610が、図1に示される
アップコンバージョン部1と異なっている点は、図1に
示されるAND回路8が、NOR回路29に置き代わっ
ている点である。その他の点は、同様である。
【0084】従って、図5の(b)に示されるタイミン
グチャートを参照すると、NOR回路29には、EXO
R回路2から出力された信号Cと、EXOR回路3から
出力された信号DがNOT回路7により反転された信号
とが入力されるので、この2つの入力信号のNOR演算
により、出力信号EがNOR回路29より出力され、パ
ルス発生器10からは出力信号Fが出力され、LPF1
1からは出力信号Gが出力されている。
【0085】従って、この第5の実施形態においても、
論理回路によりアップコンバージョン部610が構成さ
れ、復調回路全体の小型化、及び省電力化が図れると共
に、ベースバンド信号をより高い周波数の信号に、ミキ
シングアップすることにより、位相検知頻度を向上させ
ることができる。
【0086】次に、本発明に係る復調回路の第6の実施
形態について、図7を参照して説明する。図7の(a)
に、第6の実施形態に係る復調回路のアップコンバージ
ョン部の回路図を示し、図7の(b)に、図7の(a)
に示されるアップコンバージョン部の各点における信号
のタイミングチャートを示す。ただし、この第6の実施
形態に係る復調回路が有する直交変換部は、図11に示
される従来の直交変換部の構成と同様であるので、その
説明を省略する。また、図7の(b)に示されるタイミ
ングチャートにおいて、グラフ左に、周波数偏移が+Δ
fのタイミングチャートを示し、グラフ右に、周波数偏
移が−Δfのタイミングチャートを示す。
【0087】この図7の(a)に示される復調回路が有
するアップコンバージョン部710が、図1に示される
アップコンバージョン部1と異なっている点は、図1に
示されるNOT回路7が、除去されている点である。そ
の他の点は、同様である。
【0088】従って、図5の(b)に示されるタイミン
グチャートを参照すると、AND回路8には、EXOR
回路2から出力された信号Cと、EXOR回路3から出
力された信号Dとが入力されるので、この2つの入力信
号のAND演算により、出力信号EがAND回路8より
出力され、パルス発生器10からは出力信号Fが出力さ
れ、LPF11からは出力信号Gが出力されている。
【0089】従って、この第6の実施形態においても、
論理回路によりアップコンバージョン部710が構成さ
れ、復調回路全体の小型化、及び省電力化が図れると共
に、ベースバンド信号をより高い周波数の信号に、ミキ
シングアップすることにより、位相検知頻度を向上させ
ることができる。
【0090】次に、本発明に係る復調回路の第7の実施
形態について、図8を参照して説明する。図8の(a)
に、第7の実施形態に係る復調回路のアップコンバージ
ョン部の回路図を示し、図8の(b)に、図8の(a)
に示されるアップコンバージョン部の各点における信号
のタイミングチャートを示す。ただし、この第7の実施
形態に係る復調回路が有する直交変換部は、図11に示
される従来の直交変換部の構成と同様であるので、その
説明を省略する。また、図8の(b)に示されるタイミ
ングチャートにおいて、グラフ左に、周波数偏移が+Δ
fのタイミングチャートを示し、グラフ右に、周波数偏
移が−Δfのタイミングチャートを示す。
【0091】この図8の(a)に示される復調回路が有
するアップコンバージョン部810が、図7に示される
アップコンバージョン部710と異なっている点は、図
7に示される、AND回路8が、OR回路31に置き代
わっている点である。その他の点は、同様である。
【0092】従って、図8の(b)に示されるタイミン
グチャートを参照すると、OR回路31には、EXOR
回路2から出力された信号Cと、EXOR回路3から出
力された信号Dとが入力されるので、この2つの入力信
号のOR演算により、出力信号EがOR回路31より出
力され、パルス発生器10からは出力信号Fが出力さ
れ、LPF11からは出力信号Gが出力されている。
【0093】従って、この第7の実施形態においても、
論理回路によりアップコンバージョン部810が構成さ
れ、復調回路全体の小型化、及び省電力化が図れると共
に、ベースバンド信号をより高い周波数の信号に、ミキ
シングアップすることにより、位相検知頻度を向上させ
ることができる。
【0094】次に、本発明に係る復調回路の第8の実施
形態について、図9を参照して説明する。図9の(a)
に、第8の実施形態に係る復調回路のアップコンバージ
ョン部の回路図を示し、図9の(b)に、図9の(a)
に示されるアップコンバージョン部の各点における信号
のタイミングチャートを示す。ただし、この第8の実施
形態に係る復調回路が有する直交変換部は、図11に示
される従来の直交変換部の構成と同様であるので、その
説明を省略する。また、図9の(b)に示されるタイミ
ングチャートにおいて、グラフ左に、周波数偏移が+Δ
fのタイミングチャートを示し、グラフ右に、周波数偏
移が−Δfのタイミングチャートを示す。
【0095】この図9の(a)に示される復調回路が有
するアップコンバージョン部910が、図7に示される
アップコンバージョン部710と異なっている点は、図
7に示される、AND回路8が、NAND回路32に置
き代わっている点である。その他の点は、同様である。
【0096】従って、図9の(b)に示されるタイミン
グチャートを参照すると、NAND回路32には、EX
OR回路2から出力された信号Cと、EXOR回路3か
ら出力された信号Dとが入力されるので、この2つの入
力信号のNAND演算により、出力信号EがNAND回
路32より出力され、パルス発生器10からは出力信号
Fが出力され、LPF11からは出力信号Gが出力され
ている。
【0097】従って、この第8の実施形態においても、
論理回路によりアップコンバージョン部910が構成さ
れ、復調回路全体の小型化、及び省電力化が図れると共
に、ベースバンド信号をより高い周波数の信号に、ミキ
シングアップすることにより、位相検知頻度を向上させ
ることができる。
【0098】次に、本発明に係る復調回路の第9の実施
形態について、図10を参照して説明する。図10の
(a)に、第9の実施形態に係る復調回路のアップコン
バージョン部の回路図を示し、図10の(b)に、図1
0の(a)に示されるアップコンバージョン部の各点に
おける信号のタイミングチャートを示す。ただし、この
第9の実施形態に係る復調回路が有する直交変換部は、
図11に示される従来の直交変換部の構成と同様である
ので、その説明を省略する。また、図10の(b)に示
されるタイミングチャートにおいて、グラフ左に、周波
数偏移が+Δfのタイミングチャートを示し、グラフ右
に、周波数偏移が−Δfのタイミングチャートを示す。
【0099】この図10の(a)に示される復調回路が
有するアップコンバージョン部1010が、図7に示さ
れるアップコンバージョン部710と異なっている点
は、図7に示される、AND回路8が、NOR回路29
に置き代わっている点である。その他の点は、同様であ
る。
【0100】従って、図10の(b)に示されるタイミ
ングチャートを参照すると、NOR回路29には、EX
OR回路2から出力された信号Cと、EXOR回路3か
ら出力された信号Dとが入力されるので、この2つの入
力信号のNOR演算により、出力信号EがNOR回路2
9より出力され、パルス発生器10からは出力信号Fが
出力され、LPF11からは出力信号Gが出力されてい
る。
【0101】従って、この第9の実施形態においても、
論理回路によりアップコンバージョン部1010が構成
され、復調回路全体の小型化、及び省電力化が図れると
共に、ベースバンド信号をより高い周波数の信号に、ミ
キシングアップすることにより、位相検知頻度を向上さ
せることができる。
【0102】上述の、図4、図5及び図6に示される第
3、第4及び第5の実施形態の基本動作は、前述した、
図1に示される第1の実施形態と同等の動作を行う。
【0103】また、図7〜図10に示される、第6から
第9の実施形態の動作は、第1の実施形態において具備
されていた、NOT回路7が存在していないため、それ
ぞれのパルス発生器10の出力である出力信号Fにおい
て、周波数偏移の極性と出力電圧Gとの関係が反転す
る。
【0104】つまり、周波数偏移がΔfの場合は、出力
信号Fの周波数がfCLK−Δfとなり、さらに、周波
数偏移が−Δfの場合は、出力信号Fの周波数がfCL
K+Δfとなり、周波数偏移と出力電圧Gの関係が反転
する。
【0105】このように、本発明の技術的思想として
は、復調回路が有するアップコンバージョン部の構成を
アナログ回路から、論理回路に変換することにより、復
調回路の小型化を図り、省電力化を実行し、さらに、ベ
ースバンド信号の周波数のミキシングアップを図ること
により、位相検知頻度を増加させることにあるため、上
述の第1の実施形態から第9の実施形態に示されるよう
に、いくつかの構成が可能になり、また、本発明の要旨
を逸脱しない範囲において、種々の変形実施が可能とな
り、アプリエーションによって導入しやすい論理ゲート
の組み合わせを選ぶことも当然に可能である。
【0106】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、直交変換部から出力された第1のベースバン
ド信号と、クロック信号とを、EXOR演算を行うEX
OR回路において乗算し、かつ、直交変換部から出力さ
れた第2のベースバンド信号と、クロック信号とを、E
XOR演算を行うEXOR回路において乗算し、これら
を2つの信号を論理回路部において、足し合わせ、その
後、この足し合わされた信号に基づき、パルス発生器が
パルスを発生させ、それをローパスフィルタにより積分
しているので、従来技術のように、アナログ回路を用い
ずに論理回路のみにより、ベースバンド信号のミキシン
グアップが可能となり、復調回路の小型化、回路構成の
容易化、及び省電力化が可能となり、さらに、位相検知
頻度を増加させ、精度の向上を図ることが可能な復調回
路を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る復調回路の第1の実施形態が有す
るアップコンバージョン部の回路図である。
【図2】図1に示される、復調回路の各点における信号
のタイミングチャートであり、(a)が周波数偏移が+
Δfのタイミングチャートであり、(b)が周波数偏移
が−Δfのタイミングチャートである。
【図3】本発明に係る復調回路の第2の実施形態の構成
を示す図であり、(a)が第2の実施形態に係る復調回
路が有するアップコンバージョン部の回路図であり、
(b)が、(a)に示されるアップコンバージョン部の
各点における信号のタイミングチャートである。
【図4】本発明に係る復調回路の第3の実施形態の構成
を示す図であり、(a)が第3の実施形態に係る復調回
路が有するアップコンバージョン部の回路図であり、
(b)が、(a)に示されるアップコンバージョン部の
各点における信号のタイミングチャートである。
【図5】本発明に係る復調回路の第4の実施形態の構成
を示す図であり、(a)が第4の実施形態に係る復調回
路が有するアップコンバージョン部の回路図であり、
(b)が、(a)に示されるアップコンバージョン部の
各点における信号のタイミングチャートである。
【図6】本発明に係る復調回路の第5の実施形態の構成
を示す図であり、(a)が第5の実施形態に係る復調回
路が有するアップコンバージョン部の回路図であり、
(b)が、(a)に示されるアップコンバージョン部の
各点における信号のタイミングチャートである。
【図7】本発明に係る復調回路の第6の実施形態の構成
を示す図であり、(a)が第6の実施形態に係る復調回
路が有するアップコンバージョン部の回路図であり、
(b)が、(a)に示されるアップコンバージョン部の
各点における信号のタイミングチャートである。
【図8】本発明に係る復調回路の第7の実施形態の構成
を示す図であり、(a)が第7の実施形態に係る復調回
路が有するアップコンバージョン部の回路図であり、
(b)が、(a)に示されるアップコンバージョン部の
各点における信号のタイミングチャートである。
【図9】本発明に係る復調回路の第8の実施形態の構成
を示す図であり、(a)が第8の実施形態に係る復調回
路が有するアップコンバージョン部の回路図であり、
(b)が、(a)に示されるアップコンバージョン部の
各点における信号のタイミングチャートである。
【図10】本発明に係る復調回路の第9の実施形態の構
成を示す図であり、(a)が第9の実施形態に係る復調
回路が有するアップコンバージョン部の回路図であり、
(b)が、(a)に示されるアップコンバージョン部の
各点における信号のタイミングチャートである。
【図11】従来の復調回路の構成を示す回路図である。
【符号の説明】
1 アップコンバージョン部 2、3 EXOR回路 4 NOT回路 5、6 T型フリップフロップ(TFF) 7 NOT回路 8 AND回路 9 クロック 10 パルス発生器 11 LPF(低域通過フィルタ) 12 直交変換部 13 アンテナ 14 高周波増幅器 29 NOR回路 31 OR回路 32 NAND回路 33 移相器 210、310、410、510、610、710、8
10、910、1010 アップコンバージョン部

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信したfrequency shif
    t keying信号に対して直交変換を行い、第1の
    ベースバンド信号及び第2のベースバンド信号を出力す
    る直交変換部と、前記第1のベースバンド信号及び第2
    のベースバンド信号を用いてミキシングアップを行うア
    ップコンバージョン回路と、該アップコンバージョン回
    路から出力された信号に基づき、一定振幅、かつ、一定
    パルス幅のパルスを発生させるパルス発生器と、該パル
    ス発生器から出力されたパルスに対して積分を行うロー
    パスフィルタとを有する復調回路において、 前記アップコンバージョン回路は、 クロック信号を出力するクロック出力器と、 該クロック出力器から出力されたクロック信号に基づ
    き、第1のクロック信号及び第2のクロック信号を出力
    するクロック変換部と、 前記第1のベースバンド信号及び前記第1のクロック信
    号が入力する第1のEXOR回路と、 前記第2のベースバンド信号及び前記第2のクロック信
    号が入力する第2のEXOR回路と、 前記第1のEXOR回路から出力された第1のEXOR
    出力と、前記第2のEXOR回路から出力された第2の
    EXOR出力とが入力し、ミキシングアップされた信号
    を出力する論理回路部とを有することを特徴とする復調
    回路。
  2. 【請求項2】 前記クロック変換部は、 入力したクロック信号の位相をπ/2ずらす移相器を有
    し、 前記クロック出力器の出力は、2つに分岐し、 該分岐した2つのクロック信号の内、一方が前記移相器
    に入力し、他方が前記第2のクロック信号として前記第
    2のEXOR回路に入力し、 前記移相器から出力された信号が前記第1のクロック信
    号として前記第1のEXOR回路に入力し、 前記論理回路部は、 入力した信号を反転させて出力する第1のNOT回路
    と、 入力した信号の和を取るAND回路とを有し、 前記第1のEXOR回路から出力された信号が前記AN
    D回路に入力し、 前記第2のEXOR回路から出力された信号が前記第1
    のNOT回路に入力し、 該第1のNOT回路の出力が前記AND回路に入力し、 該AND回路の出力が、ミキシングアップされた信号と
    して出力されることを特徴とする請求項1記載の復調回
    路。
  3. 【請求項3】 前記クロック変換部は、 入力した信号を反転させて出力する第2のNOT回路
    と、 入力したクロック信号を1/2分周し、位相をπ/4移
    相する第1のT型フリップフロップと、 入力したクロック信号を1/2分周し、位相を−π/4
    移相する第2のT型フリップフロップとを有し、 前記クロック出力器の出力は、2つに分岐し、 該分岐した2つのクロック信号の内、一方が前記第2の
    NOT回路に入力し、他方が前記第2のT型フリップフ
    ロップに入力し、 前記第2のNOT回路の出力が、前記第1のT型フリッ
    プフロップに入力し、 該第1のT型フリップフロップの出力が前記第1のクロ
    ック信号として前記第1のEXOR回路に入力し、 前記第2のT型フリップフロップの出力が前記第2のク
    ロック信号として前記第2のEXOR回路に入力し、 前記論理回路部は、 入力した信号を反転させて出力する第3のNOT回路
    と、 入力した信号の和を取る第3のAND回路とを有し、 前記第1のEXOR回路から出力された信号が前記第3
    のAND回路に入力し、 前記第2のEXOR回路から出力された信号が前記第3
    のNOT回路に入力し、 該第3のNOT回路の出力が前記第3のAND回路に入
    力し、 該第3のAND回路の出力が、ミキシングアップされた
    信号として出力されることを特徴とする請求項1記載の
    復調回路。
  4. 【請求項4】 前記クロック変換部は、入力したクロッ
    ク信号の位相をπ/2ずらす第4の移相器を有し、 前記クロック出力器の出力は、2つに分岐し、 該分岐した2つのクロック信号の内、一方が前記第4の
    移相器に入力し、他方が前記第2のクロック信号として
    前記第2のEXOR回路に入力し、 前記第4の移相器から出力された信号が前記第1のクロ
    ック信号として前記第1のEXOR回路に入力し、 前記論理回路部は、 入力した信号を反転させて出力する第4のNOT回路
    と、 OR演算を行うOR回路とを有し、 前記第1のEXOR回路から出力された信号が前記OR
    回路に入力し、 前記第2のEXOR回路から出力された信号が前記第4
    のNOT回路に入力し、 該第4のNOT回路の出力が前記OR回路に入力し、 該OR回路の出力が、ミキシングアップされた信号とし
    て出力されることを特徴とする請求項1記載の復調回
    路。
  5. 【請求項5】 前記クロック変換部は、入力したクロッ
    ク信号の位相をπ/2ずらす第5の移相器を有し、 前記クロック出力器の出力は、2つに分岐し、 該分岐した2つのクロック信号の内、一方が前記第5の
    移相器に入力し、他方が前記第2のクロック信号として
    前記第2のEXOR回路に入力し、 前記第5の移相器から出力された信号が前記第1のクロ
    ック信号として前記第1のEXOR回路に入力し、 前記論理回路部は、 入力した信号を反転させて出力する第5のNOT回路
    と、 NAND演算を行うNAND回路とを有し、 前記第1のEXOR回路から出力された信号が前記NA
    ND回路に入力し、 前記第2のEXOR回路から出力された信号が前記第5
    のNOT回路に入力し、 該第5のNOT回路の出力が前記NAND回路に入力
    し、 該NAND回路の出力が、ミキシングアップされた信号
    として出力されることを特徴とする請求項1記載の復調
    回路。
  6. 【請求項6】 前記クロック変換部は、入力したクロッ
    ク信号の位相をπ/2ずらす第6の移相器を有し、 前記クロック出力器の出力は、2つに分岐し、 該分岐した2つのクロック信号の内、一方が前記第6の
    移相器に入力し、他方が前記第2のクロック信号として
    前記第2のEXOR回路に入力し、 前記第6の移相器から出力された信号が前記第1のクロ
    ック信号として前記第1のEXOR回路に入力し、 前記論理回路部は、 入力した信号を反転させて出力する第6のNOT回路
    と、 NOR演算を行うNOR回路とを有し、 前記第1のEXOR回路から出力された信号が前記NO
    R回路に入力し、 前記第2のEXOR回路から出力された信号が前記第6
    のNOT回路に入力し、 該第6のNOT回路の出力が前記NOR回路に入力し、 該NOR回路の出力が、ミキシングアップされた信号と
    して出力されることを特徴とする請求項1記載の復調回
    路。
  7. 【請求項7】 前記クロック変換部は、入力したクロッ
    ク信号の位相をπ/2ずらす第7の移相器を有し、 前記クロック出力器の出力は、2つに分岐し、 該分岐した2つのクロック信号の内、一方が前記第7の
    移相器に入力し、他方が前記第2のクロック信号として
    前記第2のEXOR回路に入力し、 前記第7の移相器から出力された信号が前記第1のクロ
    ック信号として前記第1のEXOR回路に入力し、 前記論理回路部は、 入力した信号の和を取る第7のAND回路を有し、 前記第1のEXOR回路から出力された信号及び前記第
    2のEXOR回路から出力された信号が前記第7のAN
    D回路に入力し、 該第7のAND回路の出力が、ミキシングアップされた
    信号として出力されることを特徴とする請求項1記載の
    復調回路。
  8. 【請求項8】 前記クロック変換部は、入力したクロッ
    ク信号の位相をπ/2ずらす第8の移相器を有し、 前記クロック出力器の出力は、2つに分岐し、 該分岐した2つのクロック信号の内、一方が前記第8の
    移相器に入力し、他方が前記第2のクロック信号として
    前記第2のEXOR回路に入力し、 前記第8の移相器から出力された信号が前記第1のクロ
    ック信号として前記第1のEXOR回路に入力し、 前記論理回路部は、 OR演算を行う第8のOR回路を有し、 前記第1のEXOR回路から出力された信号及び前記第
    2のEXOR回路から出力された信号が前記第8のOR
    回路に入力し、 該第8のOR回路の出力が、ミキシングアップされた信
    号として出力されることを特徴とする請求項1記載の復
    調回路。
  9. 【請求項9】 前記クロック変換部は、入力したクロッ
    ク信号の位相をπ/2ずらす第9の移相器を有し、 前記クロック出力器の出力は、2つに分岐し、 該分岐した2つのクロック信号の内、一方が前記第9の
    移相器に入力し、他方が前記第2のクロック信号として
    前記第2のEXOR回路に入力し、 前記第9の移相器から出力された信号が前記第1のクロ
    ック信号として前記第1のEXOR回路に入力し、 前記論理回路部は、 NAND演算を行う第9のNAND回路を有し、 前記第1のEXOR回路から出力された信号及び前記第
    2のEXOR回路から出力された信号が前記第9のNA
    ND回路に入力し、 該第9のNAND回路の出力が、ミキシングアップされ
    た信号として出力されることを特徴とする請求項1記載
    の復調回路。
  10. 【請求項10】 前記クロック変換部は、入力したクロ
    ック信号の位相をπ/2ずらす第10の移相器を有し、 前記クロック出力器の出力は、2つに分岐し、 該分岐した2つのクロック信号の内、一方が前記第10
    の移相器に入力し、他方が前記第2のクロック信号とし
    て前記第2のEXOR回路に入力し、 前記第10の移相器から出力された信号が前記第1のク
    ロック信号として前記第1のEXOR回路に入力し、 前記論理回路部は、 NOR演算を行う第10のNOR回路を有し、 前記第1のEXOR回路から出力された信号及び前記第
    2のEXOR回路から出力された信号が前記第10のN
    OR回路に入力し、 該第10のNOR回路の出力が、ミキシングアップされ
    た信号として出力されることを特徴とする請求項1記載
    の復調回路。
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