JP2580833B2 - 周波数変換回路 - Google Patents

周波数変換回路

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JP2580833B2 JP2103418A JP10341890A JP2580833B2 JP 2580833 B2 JP2580833 B2 JP 2580833B2 JP 2103418 A JP2103418 A JP 2103418A JP 10341890 A JP10341890 A JP 10341890A JP 2580833 B2 JP2580833 B2 JP 2580833B2
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  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は周波数変換回路に関し、特に論理回路のみで
構成された周波数変換回路に関する。
〔従来の技術〕
従来の周波数変換回路として、例えば第6図に示すも
のが提案されている。この周波数変換回路は、入力端子
31に入力された信号は緩衝増幅器33,電力増幅器35で+1
0dBm程度に増幅される。また入力端子32に入力された信
号は緩衝増幅器34で増幅される。そして、それぞれ増幅
された信号はダイオードミキサで構成される平衡平調器
36で各信号の周波数の和と差の周波数成分が出力され
る。その後、ろ波器37を通して不要な周波数成分をろ波
し、緩衝増幅器38で増幅して出力端子39に周波数変換さ
れた出力信号を得ている。
また、従来の他の周波数変換回路として第7図に示す
ものが提案されている。この周波数変換回路は、入力端
子41,42に入力された信号の一部をπ/2移相回路43,44で
位相変換する。そして、乗算回路45,46において他の一
部の信号と、位相変換された信号とを交差的に乗算し、
かつ各出力を加算回路47において加算することで、出力
端子48に周波数変換された出力信号を得ている。
すなわち、入力端子41の信号をcos(ω1t+α),入
力端子42の信号をcos(ω2t+β)とすると、これらを
演算した出力端子48には、cos〔(ω−ω)t+
(α−β)〕のように、2つの入力信号の差の周波数の
みが表れる。しかし広帯域なπ/2移相回路を実現するこ
とは、複雑なディジタル信号処理、または多極の回路網
に依らなければならず、製作は困難である。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述した第6図の周波数変換回路は、平衡変調器36で
2つの信号の周波数の和と差の周波数を発生させるた
め、和と差の一方を選択して取り出すためのろ波器37が
外部部品として必要になり、回路の集積化を実現するこ
とが難しいという問題がある。
また、平衡変調器36の一方の入力には10dBm程度の入
力が必要であるため、小型の電力増幅器35が必要とされ
る。さらに、周波数変換回路のシンセサイザ等への応用
を考えると、その入出力はロジック回路であることが多
いため、50Ω系のRF回路とロジック回路とのインターフ
ェイス回路が必要になる。このため、回路がさらに複雑
化することになる。
一方、第7図の周波数変換回路は、π/2移相回路43,4
4が必要とされるが、広帯域のπ/2移送回路を実現する
ためには、複雑なディジタル信号処理や多極の回路網に
よらねばならず、この種の周波数変換回路を簡易にしか
も小型に構成することは極めて困難である。
本発明の目的は、これらの問題点を解消して簡易な構
成でかつ集積化を可能にした周波数変換回路を提供する
ことにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の周波数変換回路は、第1および第2の入力信
号を1/4に分周しかつπ/2位相のずれた2つの信号とす
る第1および第2の2ビットジョンソンカウンタと、こ
れら2ビットジョンソンカウンタのそれぞれ対応する移
相同士の信号の排他的論理和をとる第1および第2の排
他的ノアゲートと、これら排他的ノアゲートの出力の正
論理および負論理の各論理積をとる論理回路と、この論
理回路の出力によりセット,リセットされて信号を出力
するラッチ回路とで構成される。
ここで、論理回路は、第1および第2の排他的ノアゲ
ートの各出力が正論理出力のときにラッチ回路をセット
し、各出力が負論理出力のときにラッチ回路をリセット
するよう構成される。
〔作用〕
本発明によれば、第1および第2の入力信号をそれぞ
れ1/4に分周し、かつ両信号の周波数差の周波数信号を
出力信号として得ることができる。
〔実施例〕
次に、本発明を図面を参照して説明する。
第1図は本発明の周波数変換回路の一実施例のブロッ
ク図である。第1の入力端子1および第2の入力端子2
にはそれぞれ第1の2ビットジョンソンカウンタ3およ
び第2の2ビットジョンソンカウンタ4が接続される。
これら2ビットジョンソンカウンタは、例えば第2図に
示すように、2つのフリップフロップ11,12で構成さ
れ、1つの入力端子Aと、2つの出力端子B,Cを備えて
いる。そして、第3図にタイミングを示すように、入力
端子Aに入力された信号を1/4分周し、かつπ/2位相の
ずれた信号を出力端子B,Cから出力する。
前記第1及び第2の2ビットジョンソンカウンタ3,4
はそれぞれ出力端子B,Cからの出力をそれぞれ取り替え
るように各出力を第1の排他的ノアゲート5および第2
の排他的ノアゲート6に入力させる。更に、これら第1
及び第2の排他的ノアゲート5,6の各出力をそれぞれナ
ンドゲート7,オアゲート8に入力させる。
そして、ナンドゲート7の出力をRSラッチ回路9のセ
ット端子に、オアゲート8の出力を該RSラッチ回路9の
リセット端子にそれぞれに入力させ、このRSラッチ路9
から出力を取り出している。
次に、第4図のタイミング図を用いて第1図の回路の
動作を説明する。今、第1の入力端子1に周波数f11
信号が入力され、第2の入力端子2に周波数f12の信号
が入力されているものとする。
第1の入力端子1に入力された信号aは、第1の2ビ
ットジョンソンカウンタ3で1/4に分周され、π/2位相
のずれた2つの信号b,cとなる。同様に、第2の入力端
子2に入力された信号cは、第2の2ビットジョンソン
カウンタ4で1/4に分周され、かつπ/2位相のずれた2
つの信号d,eとされる。
ついで、信号bとeを第1の排他的ノアゲート5に入
力させて信号gを出力させ、同様に信号cとfを第2の
排他的ノアゲート6に入力させて信号hを出力させる。
そして、これら信号g,hをナンドゲート7およびオアゲ
ート8を通して得られる正論理および負論理の各論理積
の信号ip,inをRSラッチ回路9のセット端子、リセット
端子に入力することで、信号jを出力する。ここでは、
信号gとhが共に“H"のときにナントゲート7からの信
号ipでRSラッチ回路9をセットし、信号gとhが共に
“L"のときにオアゲート8からの信号inでRSラッチ回路
9をリセットする。
この出力信号jの周波数f0は、結果として信号aの1/
4分周と、信号dの1/4分周の差、すなわち、 f0=f11/4−f12/4 となる。
第5図は第1図に示した周波数変換回路を用いて、1
0.7MHz±4.5KHzの出力周波数を得るFSK変調器を構成し
た例である。
第5図において、10は第1図の構成の周波数変換回路
であり、ここではこの周波数変換回路10を2つ利用して
いる。すなわち、電圧制御発振器21からの出力信号と基
準周波数発振器22からの信号とを1つの周波数変換回路
10において周波数変換し、この周波数変換した信号を可
変分周器23で分周して位相比較器24に入力させる。この
位相比較器24は前記基準周波数発振器22の出力を固定分
周器25で分周した出力との位相を比較し、その出力をル
ープフィルタ26を通して前記電圧制御発振器21に帰還さ
せることでPLL(位相同期ループ)を構成している。ま
た、前記電圧制御発振器21の出力を固定分周器27で分周
した後、この分周信号と前記基準周波数発振器22の信号
とを他の周波数変換回路10で周波数変換してFSK出力を
得ている。
このFSK変調器では、可変分周器23の分周比をデータ
入力端子28から入力されるデータで切り替えることによ
り、FSK出力を得ることができる。
ここでは、電圧制御発振器21の発振周波数を80±1.8M
Hzとし、基準周波数発振器22の発振数端数を42MHzとし
ている。
このようにして第1図の周波数変換回路でFSK変調器
を構成すると、この例でも示したように通常のFSK変調
器はPLLシンセサイザ化されて周波数変換回路の前後が
ロジックレベルで動作していることが多いため、第1図
の周波数変換回路のように、入出力インターフェイスが
論理回路で構成されているものは、ロジック→RF系(50
Ω),RF系→ロジックへのレベル変換回路が少なくて済
むという利点がある。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は、2つの2ビットジョン
ソンカウンタと、2つの排他的ノアゲートと、論理回路
と、ラッチ回路で構成され、第1および第2の入力信号
をそれぞれ1/4に分周し、かつ両信号の周波数差の周波
数信号を出力信号として得るこことができるので、周波
数変換回路を論理回路だけで構成し、外付けのろ波器や
電力増幅器等を不要にして簡易化,集積化を実現すると
ともに、細かい調整を不要にして広い帯域に渡って周波
数変換を行うことができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の周波数変換回路の一実施例の回路図、
第2図は2ビットジョンソンカウンタの回路図、第3図
は2ビットジョンソンカウンタのタイミング図、第4図
は第1図の周波数変換回路のa〜jの各部の信号タイミ
ング図、第5図は本発明の周波数変換回路をFSK変調器
に適用した回路図、第6図および第7図はそれぞれ従来
の異なる周波数変換回路の回路図である。 1……第1入力端子、2……第2の入力端子、3……第
1の2ビットジョンソンカウンタ、4……第2の2ビッ
トジョンソンカウンタ、5……第1の排他的ノアゲー
ト、6……第2の排他的ノアゲート、7……ナンドゲー
ト、8……オアゲート、9……RSラッチ回路、10……周
波数変換回路、11,12……フリップフロップ、21…電圧
制御発振器、22……基準周波数発振器、23……可変分周
器、24……位相比較器、25……固定分周器、26……ルー
プフィルタ、27……固定分周器、28……データ入力端
子、31,32……入力端子、33,34……緩衝増幅器、35……
電力増幅器、36……平衡変調器(ダイオードミキサ)、
37……ろ波器、38……緩衝増幅器、39……出力端子、4
1,42……入力端子、43,44……π/2移相回路、45,46……
乗算回路、47……加算回路、48……出力端子。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の入力信号を1/4に分周しかつπ/2位
    相のずれた2つの信号とする第1の2ビットジョンソン
    カウンタと、第2の入力信号を1/4に分周しかつπ/2位
    相のずれた2つの信号とする第2の2ビットジョンソン
    カウンタと、これら各2ビットジョンソンカウンタのそ
    れぞれ対応する位相の信号同士の排他的論理和をとる第
    1および第2の排他的ノアゲートと、これら排他的ノア
    ゲートの出力の正論理および負論理の各論理積をとる論
    理回路と、この正論理出力によってセットされ、負論理
    出力によってリセットされて信号を出力するラッチ回路
    とを備えることを特徴とする周波数変換回路。
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