JPH11170728A - 印刷出力制御装置 - Google Patents

印刷出力制御装置

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JPH11170728A
JPH11170728A JP33984197A JP33984197A JPH11170728A JP H11170728 A JPH11170728 A JP H11170728A JP 33984197 A JP33984197 A JP 33984197A JP 33984197 A JP33984197 A JP 33984197A JP H11170728 A JPH11170728 A JP H11170728A
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JP33984197A
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Yukio Yasuda
幸夫 安田
Katsuya Yamaguchi
勝也 山口
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Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
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  • Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 印刷および製本作業における作業負担を軽減
することができる印刷出力制御装置を提供する。 【解決手段】 ジョブが投入される(ステップS1)と
サーバーは印刷に必要な紙枚数を計算し(ステップS
2)、スペック情報テーブルから出力を行う製本機の制
限値を読み込んだ(ステップS3)後、その制限値と紙
枚数との比較を行い、分割処理を行うか、行わないかに
ついて自動的に判断する(ステップS4)。そして、紙
枚数が制限値より大きい場合には分割出力を行うよう印
刷機を制御する(ステップS8またはS9)。そのた
め、制限値を越える印刷物を製本する場合にも、作業者
は印刷物を分ける作業を行わなくてよいので、作業負担
を軽減することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、印刷装置と、そ
れにより出力された印刷物を製本する製本装置とを備え
た印刷製本システムを制御する印刷出力制御装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、制御装置、印刷装置および製
本装置をオンラインで互いに結んだ印刷システムが提供
されている。このようなシステムでは、制御装置から画
像データを印刷装置に送り、そこでその画像データは印
刷物として出力され、その印刷物をスタッカー等を介し
て製本装置に自動的に投入することにより、自動的に印
刷から製本までを行うことができるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、製本装置に
おいてステープラー等の金具止め可能な紙枚数や折りの
可能な紙枚数等の上限である制限値があり、それ以上の
紙枚数の印刷装置から出力される印刷物は製本装置に対
して一度に投入することはできない。
【0004】しかし、実際には、このような制限値以上
の紙枚数の印刷物が製本装置に投入される場合が多々生
じ、その場合には製本装置によるエラーの警報が発せら
れ、それにより作業者が投入されようとしていた印刷物
を制限値以下の紙枚数に分割して再投入したり、印刷物
を手作業で製本したりすることでエラーを回避してお
り、そのため、作業者は常時、印刷システムを監視して
いなければならず、また、大量の印刷物を扱う場合には
作業者の作業量は多大なものになっていた。
【0005】この発明は、従来技術における上述の問題
の克服を意図しており、印刷および製本作業における作
業負担を軽減することができる印刷出力制御装置を提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、この発明の請求項1に記載の装置は、印刷装置と、
それにより出力された印刷物を製本する製本装置とを備
えた印刷製本システムを制御する印刷出力制御装置であ
って、製本出力の対象となる印刷物の量が、製本装置に
よって一度に処理可能な印刷物の量の制限値より多い場
合に、印刷物を制限値以下の量に分けて製本装置に投入
するように印刷製本システムを制御することを特徴とす
る。
【0007】また、この発明の請求項2に記載の装置
は、請求項1に記載の印刷出力制御装置であって、制御
が印刷対象の画像データを制限値以下の量のものに分け
て印刷装置に送ることによるものであることを特徴とす
る。
【0008】さらに、この発明の請求項3に記載の装置
は、請求項1または請求項2に記載の印刷出力制御装置
であって、制限値が複数種類ある場合に、当該複数種類
の制限値のうち最小のものを基準として印刷製本システ
ムを制御することを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0010】<1.実施の形態におけるシステム構成>
図1はこの発明の1つの実施の形態であるデジタル印刷
システム1の装置配列を示す図である。以下、図1を用
いて、デジタル印刷システム1の装置配列について説明
する。
【0011】図示のようにこのデジタル印刷システム1
はクライアント10…、スキャナ入力用クライアント2
0、スキャナ25、サーバー30(「印刷出力制御装
置」に相当)、印刷製本機PB1,PB2(「印刷製本
システム」に相当)が相互にネットワークにより電気的
に接続されたシステムになっている。
【0012】クライアント10は内部にCPU、メモ
リ、ハードディスク等を備えたコンピュータであり、作
業者が画像データの生成および加工、後述する印刷出力
のジョブの登録および操作、後述する入稿情報や製本出
力設定等の各種設定、印刷の進行状況のモニター等の作
業を行えるものとなっている。
【0013】スキャナ入力用クライアント20には画像
の取り込みを行うスキャナ25が電気的に接続された上
記クライアント10と同様の構造のコンピュータであ
り、機能も取り込んだ画像の加工等の操作が行える以外
はクライアント10と同様のものとなっている。
【0014】サーバー30は内部にCPU、メモリ、ハ
ードディスク等を備えたコンピュータであり、上記クラ
イアント10…、スキャナ入力用クライアント20およ
び印刷製本機PB1,PB2(さらに、それらを構成す
る印刷機40,50、製本機45,55、スタッカー)
と通信可能となっている。そして、サーバー30は上記
クライアント10と同様の機能の他に、画像データのラ
スター展開、電子丁合、見開き余白調整、データの保存
および転送、後述する印刷製本機内のスタッカー等の制
御等の機能を備えている。
【0015】印刷製本機PB1は画像データの印刷出力
を行う印刷機40および印刷機40により出力された印
刷物を製本する製本機45を一体として備えており、印
刷機40により出力された印刷物は内部に設けられた図
示しないスタッカーを介して製本機に送られるようにな
っており、印刷機、スタッカー、製本機は互いに電気的
に接続され通信可能となっている。また、印刷製本機P
B2は印刷製本機PB1とほぼ同様の構造となってお
り、印刷機50および製本機55を一体として備えてい
る。また、印刷機40,50は内部にCPUおよび、サ
ーバー30から送られた画像データを保存する記憶手段
としても機能するメモリを備えている。さらに、製本機
45,55は製本出力のセンシング機能を備えており、
投入された印刷物に対する製本作業の終了をセンシング
して印刷機およびサーバーにその信号を送ることができ
る。
【0016】以上のような構成により、このデジタル印
刷システム1は以下に示す印刷、製本処理を行う。
【0017】<2.実施の形態における処理手順>図2
は実施の形態の印刷物出力処理の処理手順を示すフロー
チャートである。以下、このフローチャートに基づいて
印刷物出力処理の処理手順について説明していく。
【0018】まず、作業者がクライアント10またはス
キャナ入力用クライアント20において入稿情報の設定
および製本出力設定を行うとともに、ジョブの投入を行
う(図2:ステップS1)。
【0019】ここで、入稿情報は、どの画像データの印
刷および製本を行うかを指定するジョブの名称である
「ジョブ名」と、ジョブにより出力される印刷物のペー
ジ枚数である「ジョブページ枚数」と、各ページの大き
さである「ページサイズ」とからなる情報である。
【0020】また、製本出力設定はダイアログにより行
う設定であり、出力する用紙の大きさを指定する「出力
用紙サイズ」と、出力すべき印刷物の部数を指定する
「出力部数」と、両面印刷か片面印刷か、および丁付け
するかを指定する「印刷形態」と、中綴じ、平綴じ、折
り、断裁、断裁量を指定する「製本形態」と、製本機4
5と製本機55のいずれにより出力するかを指定する
「出力先製本機」、後に詳述する部数出力と順次出力の
いずれを行うかを指定する「製本出力形態」といった情
報の設定である。
【0021】なお、以下において具体例として、入稿情
報としてジョブ名に「ジョブJ」で、ジョブページ枚数
に「200ページ」、ページサイズに「A4」が設定さ
れ、製本出力設定として出力用紙サイズに「A3」、出
力部数に「5部」、印刷形態「両面印刷、丁付けあ
り」、製本形態に「折り、2mmの断裁を行う」、製本
出力形態に「製本機55、部数出力」が設定されている
場合についても説明していく。
【0022】つぎに、ジョブページ枚数、ページサイ
ズ、出力用紙サイズ、印刷形態に設定された情報をもと
に、サーバー30が必要な用紙枚数である印刷出力枚数
の計算を行う(図2:ステップS2)。
【0023】上記具体例では、ジョブJの場合、A3用
紙1枚あたり両面で4ページ分印刷できるので、印刷出
力枚数は50枚となる。
【0024】つぎに、サーバー30が出力先製本機の対
象となる制限値をスペック情報テーブルから読込む(図
2:ステップS3)。
【0025】すなわち、予めサーバー30内のハードデ
ィスクには各製本機45,55の各種のスペック情報が
保存されており、そのうち、製本出力形態において指定
された出力先製本機(上記具体例では製本機55)の情
報が読み出され、サーバー30内のメモリに保存され
る。
【0026】スペック情報テーブルの1例を表1に示し
た。
【0027】
【表1】
【0028】このスペック情報テーブルには各製本機4
5,55における製本形態における上記各設定項目につ
いての制限値(処理可能な枚数の上限値)の情報が記録
されており、表1の具体例として、平綴じ上限枚数値
(表1の例では製本機45は40枚、製本機55は20
枚)、中綴じ上限枚数値(表1の例では製本機45は4
0枚、製本機55は20枚)、折り上限枚数値(表1の
例では製本機45は17枚、製本機55は8枚)、断裁
上限枚数値(表1の例では製本機45は40枚、製本機
55は20枚)等の情報が記録されている。なお、この
スペック情報テーブルの制限値の項目はこれらに限られ
るものではなく、例えば、パンチ穴あけ枚数値(製本機
45は38枚、製本機55は18枚)などがある。
【0029】そして、上記具体例では出力先製本機とし
て製本機55が指定されており、製本形態として「折
り」および「断裁」が指定されているので、サーバー3
0は製本機55の折り上限枚数値および断裁上限枚数値
である、それぞれ8枚および20枚という情報を読み出
し、メモリに保存する。
【0030】つぎに、分割処理を行うか、行わないかに
ついてサーバー30が自動的に判断する(図2:ステッ
プS4)。
【0031】各製本機にはその性能の限界から、上記の
ようにスペック情報テーブルに示される各種の製本処理
の制限値があり、それら制限値を越えた枚数の印刷物の
投入は受け付けられないものとなっている。そのため、
通常、制限値を越えた場合には全画像を一度に印刷およ
び製本しないで、それら制限値以下の枚数に分けて印
刷、製本(部分的な綴じを含む)出力する分割出力を行
う。そして、この実施の形態では、この分割出力を行う
かどうかをサーバー30が自動的に判断する。具体的に
はスペック情報テーブルにおける、製本出力設定におけ
る製本形態で指定された項目に対応する制限値のうち、
最小のものとステップS2で算出された印刷出力枚数と
の大小比較を行い、制限値の方が大きければ分割出力の
必要はないのでステップS5に進み、逆に制限値の方が
小さければ分割出力が必要なのでステップS6に進む。
【0032】上記具体例では、製本機55で折りおよび
断裁を行うため、折り上限枚数値8枚と断裁上限枚数値
20枚のうち最小の制限値は折り上限枚数値の8枚であ
り、印刷出力枚数が50枚であるので、分割出力が必要
となる。
【0033】ステップS4の判別で制限値の方が大きか
った場合、分割出力を行わないで通常通り一括出力を行
う(図2:ステップS5)。すなわち、サーバー30が
指定された出力先製本機を含む印刷製本機PB1または
PB2の印刷機40または50に、出力対象の全画像デ
ータを一括して送信し、その印刷製本機PB1またはP
B2における印刷機40または50はその画像データを
受けて一度に印刷し、それをそのまま、その印刷製本機
PB1またはPB2における製本機45または55に投
入する。それを受けた製本機45または55はそれを一
度に製本して出力する。
【0034】ステップS4の判別で制限値の方が小さか
った場合、すなわち分割処理を行う場合には、サーバー
30は出力先製本機として指定された製本機45または
55に一度に投入する用紙枚数、すなわち、一度に印刷
機40または50から印刷出力する用紙枚数および全画
像を何分割して出力するかという分割数を算出する(図
2:ステップS6)。
【0035】上記具体例では出力用紙枚数が50枚で折
り上限枚数値が8枚であるので7分割して、各分割の用
紙枚数を8枚以下にして出力する必要がある。具体的に
は、第1分割は1枚当り4ページのものを8枚、すなわ
ち、1ページ〜32ページとなり、同様に第2分割〜第
6分割は8枚、32ページずつ、すなわち33ページ〜
64ページ…161ページ〜192ページとなり、第7
分割は残りの2枚、すなわち193ページ〜200ペー
ジとなる。
【0036】つぎに、サーバー30は設定された出力形
態を判別して、部数出力が指定されている場合にはステ
ップS8に、順次出力が指定されている場合にはステッ
プS9に進む(図2:ステップS7)。
【0037】部数出力が指定されていた場合には、各分
割の画像を必要部数分繰り返し印刷して、その都度、製
本機45または55に投入して製本し、それを全分割数
分繰り返す部数出力を行う(図2:ステップS8)。
【0038】図3は部数出力の処理手順を示すフローチ
ャートである。以下、部数出力について図3を用いて説
明していく。なお、以下においてパラメータi,jはそ
れぞれ分割番号、部数番号を表わし、またそれらの最大
値として分割数Nと出力部数Mの符号を用いる。
【0039】まず、サーバー30はメモリ内のパラメー
タiを1に初期化する(図3:ステップS80)。
【0040】つぎに、印刷製本機PB1またはPB2が
パラメータjを1に初期化する(図3:ステップS8
1)。
【0041】つぎに、サーバー30が第j部数の第i分
割の画像データを印刷機40または50に送信する(図
3:ステップS82)。
【0042】つぎに、印刷機40または50が第j部数
の第i分割の印刷を行う(図3:ステップS83)。そ
して、その分割の印刷が終了すると印刷機40または5
0印刷を停止する。
【0043】つぎに、製本機45または55が第j部数
の第i分割の印刷物の製本を行う(図3:ステップS8
4)。なお、ここでの製本はその分割の印刷物を綴じて
裁断することを意味する。
【0044】つぎに、製本機45または55が印刷機4
0または50に終了信号を送信する(図3:ステップS
85)。
【0045】つぎに、印刷製本機PB1またはPB2が
パラメータjをインクリメントする(図3:ステップS
86)。
【0046】つぎに、印刷製本機PB1またはPB2が
パラメータjと出力部数Mとを比較して、第i分割の全
部数の出力が終了したかどうかを判別し、終了していな
ければ(パラメータjが出力部数M以下ならば)ステッ
プS82に戻ってステップS87までの処理を繰り返
し、逆に終了していれば(パラメータjが出力部数Mよ
り大きければ)ステップS88に進む(図3:ステップ
S87)。
【0047】以下、終了していた場合について説明して
いく。
【0048】製本機45または55がサーバー30に終
了信号を送信する(図3:ステップS88)。
【0049】つぎに、サーバー30がパラメータiをイ
ンクリメントする(図3:ステップS89)。
【0050】つぎに、サーバー30がパラメータiと分
割数Nとを比較して、全分割の全部数の出力が終了した
かどうかを判別し、終了していなければ(パラメータi
が分割数N以下ならば)ステップS81に戻ってステッ
プS89までの処理を繰り返し、逆に終了していれば
(パラメータiが分割数Nより大きければ)、この部数
出力を終了する(図3:ステップS90)。
【0051】上記具体例では、部数出力は以下のように
なる。すなわち、まず、第1分割が順次、5部、印刷、
綴じられて出力される。同様に、以下、各分割の印刷物
がそれぞれ5部ずつ順に出力され、それが第2分割〜第
7分割のそれぞれについて繰り返されることによって全
部数の全分割がそれぞれ綴じられた状態で出力される。
【0052】また、逆に順次出力が指定されていた場合
には、各部数番号の画像を分割番号順に繰り返し印刷し
て、その都度、製本機45または55に投入し、それを
部数分繰り返す順次出力を行う(図2:ステップS
9)。
【0053】図4は順次出力の処理手順を示すフローチ
ャートである。以下、順次出力について図4を用いて説
明していく。なお、以下においてパラメータi,jおよ
び分割数Nと出力部数Mは図3の場合と同様である。
【0054】まず、サーバー30がメモリ内のパラメー
タiおよびjを1に初期化する(図4:ステップS9
1)。
【0055】つぎに、サーバー30が第j部数の第i分
割の画像データを印刷機40または50に送信する(図
4:ステップS92)。
【0056】つぎに、印刷機40または50が第j部数
の第i分割の印刷を行う(図4:ステップS93)。そ
して、その分割の印刷が終了すると印刷機40または5
0印刷を停止する。
【0057】つぎに、製本機45または55が第j部数
の第i分割の印刷物の製本を行う(図4:ステップS9
4)。なお、ここでの製本もその分割の印刷物を綴じて
裁断することを意味する。
【0058】つぎに、製本機45または55がサーバー
30に終了信号を送信する(図4:ステップS95)。
【0059】つぎに、パラメータiをインクリメントす
る(図:ステップS96)。
【0060】つぎに、サーバー30がパラメータiと分
割数Nとを比較して、第j部数の全分割の出力が終了し
たかどうかを判別し、終了していなければ(パラメータ
iが分割数N以下ならば)ステップS92に戻ってステ
ップS96までの処理を繰り返し、逆に終了していれば
(パラメータiが分割数Nより大きければ)、ステップ
S98に進む(図4:ステップS97)。
【0061】つぎに、サーバー30がパラメータjをイ
ンクリメントするとともに、パラメータiを「1」に初
期化する(図4:ステップS98)。
【0062】つぎに、サーバー30がパラメータjと出
力部数Mとを比較して、全部数の全分割の出力が終了し
たかどうかを判別し、終了していなければ(パラメータ
jが出力部数M以下ならば)ステップS92に戻ってス
テップS98までの処理を繰り返し、逆に終了していれ
ば(パラメータjが出力部数Mより大きければ)この順
次出力処理を終了する(図4:ステップS99)。
【0063】上記具体例では、順次出力は以下のように
なる。すなわち、まず、第1部数の第1〜第7分割が順
次、印刷され、綴じられて出力される。同様に、以下、
各部数の印刷物が7分割されて順に出力され、それが第
2部数〜第5部数のそれぞれについて繰り返されること
によって全部数の全分割がそれぞれ綴じられた状態で出
力される。
【0064】以上の部数出力および順次出力のいずれに
おいても、この実施の形態ではサーバー30が分割数を
自動的に算出し、その分割数に分割した各分割番号の分
割の画像データを印刷製本機PB1またはPB2に送る
ことによって、製本機45または55による分割出力を
実現している。
【0065】最後に、出力された各分割の綴じられたも
のを作業者が各部数毎にまとめて最終的な製本を行い
(図2:ステップS10)、印刷物出力処理を終了す
る。
【0066】以上説明したように、この実施の形態によ
れば、製本出力の対象となる印刷物の量が、製本機4
5,55によって一度に処理可能な印刷物の量の制限値
より多い場合にも、その印刷物をその制限値以下の量に
分けて製本機45,55に投入するようにサーバー30
が印刷製本機PB1,PB2を制御するため、作業者は
そのような印刷物を分ける作業を行わなくてよいので、
印刷および製本作業における作業負担を軽減することが
できる。
【0067】また、サーバー30による印刷製本機PB
1,PB2の制御が、印刷対象の画像データを制限値以
下の量のものに分けて印刷機40,50に送ることによ
るものであるため、サーバーが予め全画像データを印刷
機40,50に送っておいて、分割出力の制御信号を製
本機45,55に送ることによって分割出力を行う場合
に比べて印刷機40,50のメモリの記憶容量が小さく
て済む。
【0068】さらに、製本機45,55の制限値が複数
種類ある場合に、そのうちの最小のものを基準として印
刷製本機PB1,PB2を制御するため、複数種類の制
限値がある場合にも上記と同様の効果を発揮することが
できる。
【0069】<3.変形例>この実施の形態では、サー
バー30による印刷製本機PB1,PB2の制御が印刷
対象の画像データを制限値以下の量のものに分けて印刷
機40,50に送るものとしたが、この発明はこれに限
られず、サーバーが予め全画像データを印刷機に送って
おいて、分割出力の制御信号を製本機に送ることによっ
て分割出力を行うものとしたり、印刷機の出力の制御は
行わず、印刷製本機内のスタッカーを制御して製本装置
に投入する枚数を調節するもの等としてもよい。
【0070】また、この実施の形態においては、具体例
に示すように最大の分割番号の分割(具体例では第7分
割)以外は、制限値と同じ枚数の出力とし、最大の分割
番号のもののみ少ない枚数としているが、この発明はこ
れに限られず、それぞれの分割の紙枚数が等しくなるよ
うに出力する等のその他の分割方法としてもよい。
【0071】さらに、この実施の形態では、1種類の印
刷物の印刷、製本を1台の印刷製本機PB1またはPB
2で行うものとしたが、この発明はこれに限られず、1
種類の印刷物の印刷製本を分割出力する場合に、各分割
毎に印刷製本機PB1およびPB2に振り分け出力させ
て、作業者が最後にまとめる等、複数台で振り分け出力
してもよい。
【0072】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、製本出力の対象となる印刷物の量が、製本装置
によって一度に処理可能な印刷物の量の制限値より多い
場合に、印刷物をその制限値以下の量に分けて製本装置
に投入するように印刷出力制御装置が印刷製本システム
を制御するため、作業者はそのような印刷物を分ける作
業を行わなくてよいので、印刷および製本作業における
作業負担を軽減することができる。
【0073】また、請求項2の発明によれば、印刷出力
制御装置による印刷製本システムの制御が印刷対象の画
像データを制限値以下の量のものに分けて印刷装置に送
ることによるものであるため、予め全画像データを印刷
装置に送っておいて、分割出力の制御信号を送ることに
よって分割出力を行う場合に比べて印刷装置のメモリ等
の記憶手段の記憶容量が小さくて済む。
【0074】さらに、請求項3の発明によれば、制限値
が複数種類ある場合に、そのうちの最小のものを基準と
して印刷製本システムを制御するため、複数種類の制限
値がある場合にも上記請求項1または請求項2と同様の
効果を発揮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態であるデジタル印刷システ
ムの装置配列を示す図である。
【図2】実施の形態の印刷物出力処理の処理手順を示す
フローチャートである。
【図3】部数出力の処理手順を示すフローチャートであ
る。
【図4】順次出力の処理手順を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
30 サーバー(印刷出力制御装置) 40,50 印刷機 45,55 製本機 N 分割数 PB1,PB2 印刷製本機(印刷製本システム)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷装置と、それにより出力された印刷
    物を製本する製本装置とを備えた印刷製本システムを制
    御する印刷出力制御装置であって、 製本出力の対象となる印刷物の量が、前記製本装置によ
    って一度に処理可能な印刷物の量の制限値より多い場合
    に、印刷物を前記制限値以下の量に分けて前記製本装置
    に投入するように前記印刷製本システムを制御すること
    を特徴とする印刷出力制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の印刷出力制御装置であ
    って、 前記制御が印刷対象の画像データを前記制限値以下の量
    のものに分けて前記印刷装置に送ることによるものであ
    ることを特徴とする印刷出力制御装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の印刷出
    力制御装置であって、 前記制限値が複数種類ある場合に、当該複数種類の制限
    値のうち最小のものを基準として前記印刷製本システム
    を制御することを特徴とする印刷出力制御装置。
JP33984197A 1997-12-10 1997-12-10 印刷出力制御装置 Abandoned JPH11170728A (ja)

Priority Applications (1)

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