JPH11168817A - ワイヤハーネス用バンドクランプ - Google Patents
ワイヤハーネス用バンドクランプInfo
- Publication number
- JPH11168817A JPH11168817A JP9331786A JP33178697A JPH11168817A JP H11168817 A JPH11168817 A JP H11168817A JP 9331786 A JP9331786 A JP 9331786A JP 33178697 A JP33178697 A JP 33178697A JP H11168817 A JPH11168817 A JP H11168817A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- connector
- wire harness
- band
- clamp
- locking
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ワイヤハーネスに取り付けるコネクタ位置お
よび方向にバラツキをなくす。 【解決手段】 バンド１１と、該バンドの一端が突出す
ると共に該バンドの他端を挿入係止する係止穴部１２ａ
を設けた本体部１２と、上記係止穴部の貫通方向と直交
方向の本体部一側外面より突設した車体係止部１３と、
該車体係止部と反対側の本体部の他側外面に設けたコネ
クタ取付部１４とを備え、コネクタ取付部に、上記ワイ
ヤハーネスの幹線から分岐した枝線の端末に接続したコ
ネクタ２０をロックして保持させ、この状態で上記バン
ド１１を上記コネクタおよびワイヤハーネスＷ／Ｈの外
周に巻き付けて締め付け固定する。
よび方向にバラツキをなくす。 【解決手段】 バンド１１と、該バンドの一端が突出す
ると共に該バンドの他端を挿入係止する係止穴部１２ａ
を設けた本体部１２と、上記係止穴部の貫通方向と直交
方向の本体部一側外面より突設した車体係止部１３と、
該車体係止部と反対側の本体部の他側外面に設けたコネ
クタ取付部１４とを備え、コネクタ取付部に、上記ワイ
ヤハーネスの幹線から分岐した枝線の端末に接続したコ
ネクタ２０をロックして保持させ、この状態で上記バン
ド１１を上記コネクタおよびワイヤハーネスＷ／Ｈの外
周に巻き付けて締め付け固定する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はワイヤハーネス用バ
ンドクランプに関し、詳しくは、ワイヤハーネスを車体
に係止するクランプを利用して、ワイヤハーネスの幹線
からの分岐する枝線に接続したコネクタをワイヤハーネ
スの外周上の所要位置に位置決め保持するものである。
ンドクランプに関し、詳しくは、ワイヤハーネスを車体
に係止するクランプを利用して、ワイヤハーネスの幹線
からの分岐する枝線に接続したコネクタをワイヤハーネ
スの外周上の所要位置に位置決め保持するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、自動車に配索するワイヤハーネス
には、図８に示すように、車体に固定するためのクラン
プ１がワイヤハーネスＷ／Ｈに取り付けられていると共
に、該ワイヤハーネスＷ／Ｈの幹線Ｗ−１より分岐する
枝線Ｗ−２の先端にジョイントコネクタ等のコネクタ２
を接続し、該コネクタ２をワイヤハーネスＷ／Ｈに保持
しておく必要がある場合には、粘着テープ３を用いてコ
ネクタ２をワイヤハーネスＷ／Ｈに巻き付けて固定して
いる。
には、図８に示すように、車体に固定するためのクラン
プ１がワイヤハーネスＷ／Ｈに取り付けられていると共
に、該ワイヤハーネスＷ／Ｈの幹線Ｗ−１より分岐する
枝線Ｗ−２の先端にジョイントコネクタ等のコネクタ２
を接続し、該コネクタ２をワイヤハーネスＷ／Ｈに保持
しておく必要がある場合には、粘着テープ３を用いてコ
ネクタ２をワイヤハーネスＷ／Ｈに巻き付けて固定して
いる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記ワイヤハーネスＷ
／Ｈに対するクランプ１とコネクタ２との取付順序は、
図９に示すように、ワイヤハーネスＷ／Ｈにクランプ１
を取り付けた後、コネクタ２を粘着テープ３を用いて、
巻き付けるだけで固定しているため、クランプ１に対す
るコネクタ２の位置や方向に、図１０に示すようにバラ
ツキが発生している。
／Ｈに対するクランプ１とコネクタ２との取付順序は、
図９に示すように、ワイヤハーネスＷ／Ｈにクランプ１
を取り付けた後、コネクタ２を粘着テープ３を用いて、
巻き付けるだけで固定しているため、クランプ１に対す
るコネクタ２の位置や方向に、図１０に示すようにバラ
ツキが発生している。
【０００４】そのため、ワイヤハーネスＷ／Ｈを自動車
に配索した場合、コネクタ２が車体４の段部４ａに接触
したり、車体４のクランプ取付面４ｂに接触したり、あ
るいは、車体以外の外部干渉材とも接触しやすい。この
ように接触した場合には、自動車の走行時に発生する振
動により異音が発生する問題があり、かつ、コネクタ２
に損傷が生じる問題がある。
に配索した場合、コネクタ２が車体４の段部４ａに接触
したり、車体４のクランプ取付面４ｂに接触したり、あ
るいは、車体以外の外部干渉材とも接触しやすい。この
ように接触した場合には、自動車の走行時に発生する振
動により異音が発生する問題があり、かつ、コネクタ２
に損傷が生じる問題がある。
【０００５】さらに、ワイヤハーネスＷ／Ｈにクランプ
１を取り付ける作業と、コネクタ２を取り付ける作業の
両作業が必要となり、作業手数がかかる問題もある。
１を取り付ける作業と、コネクタ２を取り付ける作業の
両作業が必要となり、作業手数がかかる問題もある。
【０００６】本発明は上記した問題に鑑みてなされたも
ので、クランプに対するコネクタ２の位置を規制して車
体に接触しないようにし、かつ、クランプとコネクタと
のワイヤハーネスへの取付作業を１度で行えるようにし
て、作業能率を向上させることを課題としている。
ので、クランプに対するコネクタ２の位置を規制して車
体に接触しないようにし、かつ、クランプとコネクタと
のワイヤハーネスへの取付作業を１度で行えるようにし
て、作業能率を向上させることを課題としている。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、バンドと、該バンドの一端が突出すると
共に該バンドの他端を挿入係止する係止穴部を設けた本
体部と、上記係止穴部の貫通方向と直交方向の本体部一
側外面より突設した車体係止部と、該車体係止部と反対
側の本体部の他側外面に設けたコネクタ取付部とを備
え、上記コネクタ取付部に、上記ワイヤハーネスの幹線
から分岐した枝線の端末に接続したコネクタを嵌合させ
て保持し、この状態で上記バンドを上記コネクタおよび
ワイヤハーネスの外周に巻き付けて締め付け固定する構
成しているワイヤハーネス用バンドクランプを提供して
いる。
め、本発明は、バンドと、該バンドの一端が突出すると
共に該バンドの他端を挿入係止する係止穴部を設けた本
体部と、上記係止穴部の貫通方向と直交方向の本体部一
側外面より突設した車体係止部と、該車体係止部と反対
側の本体部の他側外面に設けたコネクタ取付部とを備
え、上記コネクタ取付部に、上記ワイヤハーネスの幹線
から分岐した枝線の端末に接続したコネクタを嵌合させ
て保持し、この状態で上記バンドを上記コネクタおよび
ワイヤハーネスの外周に巻き付けて締め付け固定する構
成しているワイヤハーネス用バンドクランプを提供して
いる。
【０００８】上記のように、ワイヤハーネスを車体に固
定するバンドクランプの本体部に、コネクタ取付部を設
けておくと、クランプの車体係止方向に対してコネクタ
の取付位置を所定位置に規制することができる。また、
コネクタのクランプ取付側と反対側にワイヤハーネスを
配置して、クランプのバンドを用いてコネクタおよびワ
イヤハーネスを一体的にクランプに締め付け固定するた
め、ワイヤハーネスに対するクランプとコネクタとの固
定を一度のバンド締め作業で行うことができる。さら
に、コネクタはクランプの本体部とワイヤハーネスとの
挟まれて位置するため、車体や外部干渉材と接触するこ
とを確実に防止できる。
定するバンドクランプの本体部に、コネクタ取付部を設
けておくと、クランプの車体係止方向に対してコネクタ
の取付位置を所定位置に規制することができる。また、
コネクタのクランプ取付側と反対側にワイヤハーネスを
配置して、クランプのバンドを用いてコネクタおよびワ
イヤハーネスを一体的にクランプに締め付け固定するた
め、ワイヤハーネスに対するクランプとコネクタとの固
定を一度のバンド締め作業で行うことができる。さら
に、コネクタはクランプの本体部とワイヤハーネスとの
挟まれて位置するため、車体や外部干渉材と接触するこ
とを確実に防止できる。
【０００９】クランプのコネクタ取付部に設けるロック
部は、コネクタの取付方向に応じて向きを変えており、
該ロック部にコネクタに設けた被ロック部をロックする
とコネクタは所定の向きとなるように設定している。
部は、コネクタの取付方向に応じて向きを変えており、
該ロック部にコネクタに設けた被ロック部をロックする
とコネクタは所定の向きとなるように設定している。
【００１０】例えば、コネクタの方向を、その電線挿入
方向がワイヤハーネスの軸線方向に規制する第１の場合
と、軸線方向と直交する方向に規制する第２の場合とが
ある。この第１の場合と第２の場合とでは上記コネクタ
取付部のロック部の方向を９０゜に位相させれば良く、
確実にコネクタを所定の向きに規制することができる。
方向がワイヤハーネスの軸線方向に規制する第１の場合
と、軸線方向と直交する方向に規制する第２の場合とが
ある。この第１の場合と第２の場合とでは上記コネクタ
取付部のロック部の方向を９０゜に位相させれば良く、
確実にコネクタを所定の向きに規制することができる。
【００１１】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。図１乃至図５は本発明の第１実施形
態を示し、バンドクランプ１０は、図１（Ａ）（Ｂ）
（Ｃ）に示すように、バンド１１と、該バンド１１の一
端が突出すると共に他端が挿入係止する係止穴部１２ａ
を設けた本体部１２と、係止穴部１２ａの貫通方向と直
交方向の本体部一側外面１２ｂより突設した車体係止部
１３と、該車体係止部１３と反対側の本体部の他側外面
１２ｃに設けたコネクタ取付部１４とを備えている。
参照して説明する。図１乃至図５は本発明の第１実施形
態を示し、バンドクランプ１０は、図１（Ａ）（Ｂ）
（Ｃ）に示すように、バンド１１と、該バンド１１の一
端が突出すると共に他端が挿入係止する係止穴部１２ａ
を設けた本体部１２と、係止穴部１２ａの貫通方向と直
交方向の本体部一側外面１２ｂより突設した車体係止部
１３と、該車体係止部１３と反対側の本体部の他側外面
１２ｃに設けたコネクタ取付部１４とを備えている。
【００１２】上記バンド１１の図中裏面側には鋸歯状の
係止爪１１ａを連続して形成しており、該係止爪１１ａ
は上記係止穴部１２ａ内に突設して係止アーム１２ｄの
爪１２ｅと係止される。上記車体係止部１３は本体部１
２の外面１２ｂより突出した軸部１３ａと該軸部１３ａ
の先端より両側に突出させた係止羽根部１３ｂとを備え
ている。
係止爪１１ａを連続して形成しており、該係止爪１１ａ
は上記係止穴部１２ａ内に突設して係止アーム１２ｄの
爪１２ｅと係止される。上記車体係止部１３は本体部１
２の外面１２ｂより突出した軸部１３ａと該軸部１３ａ
の先端より両側に突出させた係止羽根部１３ｂとを備え
ている。
【００１３】上記コネクタ取付部１４は、本体部１２の
外面１２ｃの左右の幅を広げて取付面１４ａを形成し、
該取付面１４ａの左右両端に外枠１４ｂ、１４ｃを突設
し、中央部に平面視コ字形状のロック片１４ｄを突設し
ている。該ロック片１４ｄは断面Ｌ形状とした両側枠１
４ｄ−１、１４ｄ−２の先端を取付面１４ａより突設し
ており、連結枠１４ｄ−３の内縁を係止面１４ｄ−４と
している。
外面１２ｃの左右の幅を広げて取付面１４ａを形成し、
該取付面１４ａの左右両端に外枠１４ｂ、１４ｃを突設
し、中央部に平面視コ字形状のロック片１４ｄを突設し
ている。該ロック片１４ｄは断面Ｌ形状とした両側枠１
４ｄ−１、１４ｄ−２の先端を取付面１４ａより突設し
ており、連結枠１４ｄ−３の内縁を係止面１４ｄ−４と
している。
【００１４】一方、ワイヤハーネスＷ／Ｈの幹線Ｗ−１
より分岐する枝線Ｗ−２の先端に接続するコネクタ２０
（本実施形態ではジョイントコネクタ）の裏面２０ａ
に、図２に示すように、被ロック部２１を形成し、該被
ロック部２１を上記コネクタ取付部１４のロック片１４
ｄとロックさせてコネクタ２０とコネクタ取付部１４に
固定させるようにしている。即ち、被ロック部２１は上
記両側枠１４ｄ−１、１４ｄ−２とスライド自在に嵌合
する断面倒Ｌ字形状の一対の枠部２１ａ、２１ｂを裏面
２０ａより突設し、かつ、これら枠部２１ａ、２１ｂの
一端側の連結枠部２１ｃより係止爪２１ｄを突設してい
る。
より分岐する枝線Ｗ−２の先端に接続するコネクタ２０
（本実施形態ではジョイントコネクタ）の裏面２０ａ
に、図２に示すように、被ロック部２１を形成し、該被
ロック部２１を上記コネクタ取付部１４のロック片１４
ｄとロックさせてコネクタ２０とコネクタ取付部１４に
固定させるようにしている。即ち、被ロック部２１は上
記両側枠１４ｄ−１、１４ｄ−２とスライド自在に嵌合
する断面倒Ｌ字形状の一対の枠部２１ａ、２１ｂを裏面
２０ａより突設し、かつ、これら枠部２１ａ、２１ｂの
一端側の連結枠部２１ｃより係止爪２１ｄを突設してい
る。
【００１５】上記コネクタ２０は、その枠部２１ａ、２
１ｂをコネクタ取付部１４の両側枠１４ｄ−１、１４ｄ
−２と嵌合させてスライドさせ、係止爪２１ｄを係止面
１４ｄ−４に係止させて、互いに固定している。なお、
本実施形態では、コネクタ２０の取付方向Ｘ１をバンド
１１の突出方向と直交する方向としている。
１ｂをコネクタ取付部１４の両側枠１４ｄ−１、１４ｄ
−２と嵌合させてスライドさせ、係止爪２１ｄを係止面
１４ｄ−４に係止させて、互いに固定している。なお、
本実施形態では、コネクタ２０の取付方向Ｘ１をバンド
１１の突出方向と直交する方向としている。
【００１６】上記コネクタ２０は図２に示すように、ワ
イヤハーネスＷ／Ｈの枝線Ｗ−２の端末に予め取付られ
ている。ワイヤハーネスＷ／Ｈに取り付けるクランプ１
０は、まず、図３に示すように、クランプ１０のコネク
タ取付部１４にコネクタ２０をロック結合する。
イヤハーネスＷ／Ｈの枝線Ｗ−２の端末に予め取付られ
ている。ワイヤハーネスＷ／Ｈに取り付けるクランプ１
０は、まず、図３に示すように、クランプ１０のコネク
タ取付部１４にコネクタ２０をロック結合する。
【００１７】次に、図４（Ａ）に示すように、結合した
コネクタ２０のワイヤハーネスへの位置および方向を決
めてクランプ１０のバンド１１をコネクタ２０およびワ
イヤハーネスＷ／Ｈの外周に巻き付け、図４（Ｂ）に示
すように、本体部１２の係止穴部１２ａに挿入して締め
付け固定する。
コネクタ２０のワイヤハーネスへの位置および方向を決
めてクランプ１０のバンド１１をコネクタ２０およびワ
イヤハーネスＷ／Ｈの外周に巻き付け、図４（Ｂ）に示
すように、本体部１２の係止穴部１２ａに挿入して締め
付け固定する。
【００１８】その結果、図５に示すように、コネクタ２
０をワイヤハーネスＷ／Ｈの所定の位置として、クラン
プ１０をワイヤハーネスＷ／Ｈに取り付ける作業で、コ
ネクタ２０を同時にワイヤハーネスＷ／Ｈに取り付ける
ことができる。
０をワイヤハーネスＷ／Ｈの所定の位置として、クラン
プ１０をワイヤハーネスＷ／Ｈに取り付ける作業で、コ
ネクタ２０を同時にワイヤハーネスＷ／Ｈに取り付ける
ことができる。
【００１９】上記ワイヤハーネスＷ／Ｈを図５（Ｂ）に
示すように車体４に取り付ける時、車体４に穿設した係
止穴４ｃにクランプ１０の車体係止部１３を挿入係止す
る。この状態で、コネクタ２０は必ず車体係止部１３に
対して本体部１２を挟んで反対側に位置するため、コネ
クタ２０が車体４に接触することはない。しかも、コネ
クタ２０はクランプ１０とワイヤハーネス幹線Ｗ−１に
挟まれて位置するため、外部干渉材と接触することもな
い。
示すように車体４に取り付ける時、車体４に穿設した係
止穴４ｃにクランプ１０の車体係止部１３を挿入係止す
る。この状態で、コネクタ２０は必ず車体係止部１３に
対して本体部１２を挟んで反対側に位置するため、コネ
クタ２０が車体４に接触することはない。しかも、コネ
クタ２０はクランプ１０とワイヤハーネス幹線Ｗ−１に
挟まれて位置するため、外部干渉材と接触することもな
い。
【００２０】図６および図７に示す第２実施形態は、バ
ンドクランプ１０’に設けるコネクタ取付部１４’のコ
ネクタ取付方向を第１実施形態と９０度ずらせている。
即ち、コネクタ取付方向Ｘ２をバンド１１の突出方向と
同一方向としている。なお、他の構成は第１実施形態と
同一であるため、同一符号を付して説明を省略する。
ンドクランプ１０’に設けるコネクタ取付部１４’のコ
ネクタ取付方向を第１実施形態と９０度ずらせている。
即ち、コネクタ取付方向Ｘ２をバンド１１の突出方向と
同一方向としている。なお、他の構成は第１実施形態と
同一であるため、同一符号を付して説明を省略する。
【００２１】コネクタ取付方向Ｘ２をバンド１１の突出
方向と同一方向としているため、図７に示すように、コ
ネクタ２０に接続する分岐線ｗ−２の引き出し方向がワ
イヤハーネスの軸線方向と直交する方向となり、バンド
１１で締め付ける時に、コネクタ２０より引き出された
枝線Ｗ−２をバンド１１で同時に締め付けて押さえるこ
とができる。
方向と同一方向としているため、図７に示すように、コ
ネクタ２０に接続する分岐線ｗ−２の引き出し方向がワ
イヤハーネスの軸線方向と直交する方向となり、バンド
１１で締め付ける時に、コネクタ２０より引き出された
枝線Ｗ−２をバンド１１で同時に締め付けて押さえるこ
とができる。
【００２２】このようにコネクタ２０のワイヤハーネス
Ｗ／Ｈに対する向きを９０度変えたい場合には、第１実
施形態のクランプ１０あるいは第２実施形態のクランプ
１０’を選択して用いればよい。
Ｗ／Ｈに対する向きを９０度変えたい場合には、第１実
施形態のクランプ１０あるいは第２実施形態のクランプ
１０’を選択して用いればよい。
【００２３】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
によれば、クランプにコネクタ取付部を車体係止部と反
対側に設けているため、クランプの車体係止方向に対し
て必ず反対方向にコネクタが位置することとなり、ワイ
ヤハーネスを車体に固定した時に、コネクタの位置にバ
ラツキが発生しない。また、クランプに設けたコネクタ
取付部によりコネクタの取付方向を規制しているため、
コネクタをクランプに取り付けるだけでコネクタの方向
が所定方向に規制することができる。このように、本発
明のクランプを用いると、コネクタの位置および方向
に、従来のようなバラツキを発生させない利点がある。
によれば、クランプにコネクタ取付部を車体係止部と反
対側に設けているため、クランプの車体係止方向に対し
て必ず反対方向にコネクタが位置することとなり、ワイ
ヤハーネスを車体に固定した時に、コネクタの位置にバ
ラツキが発生しない。また、クランプに設けたコネクタ
取付部によりコネクタの取付方向を規制しているため、
コネクタをクランプに取り付けるだけでコネクタの方向
が所定方向に規制することができる。このように、本発
明のクランプを用いると、コネクタの位置および方向
に、従来のようなバラツキを発生させない利点がある。
【００２４】さらに、クランプとワイヤハーネスとの間
にコネクタを挟んだ状態で、クランプのバンドによりワ
イヤハーネスと共にコネクタを締め付けるため、コネク
タが外部干渉材に接触する恐れはなくなる。また、ワイ
ヤハーネスへのクランプの取付作業で、コネクタをワイ
ヤハーネスへ取り付けることができ、従来２回必要とさ
れていたワイヤハーネスへの取付作業が１回ですみ、作
業能率を大幅に向上させることができる。
にコネクタを挟んだ状態で、クランプのバンドによりワ
イヤハーネスと共にコネクタを締め付けるため、コネク
タが外部干渉材に接触する恐れはなくなる。また、ワイ
ヤハーネスへのクランプの取付作業で、コネクタをワイ
ヤハーネスへ取り付けることができ、従来２回必要とさ
れていたワイヤハーネスへの取付作業が１回ですみ、作
業能率を大幅に向上させることができる。
【図１】 本発明の第１実施形態のクランプを示し、
（Ａ）は斜視図、（Ｂ）は側面図、（Ｃ）は（Ａ）のＣ
−Ｃ線断面図である。
（Ａ）は斜視図、（Ｂ）は側面図、（Ｃ）は（Ａ）のＣ
−Ｃ線断面図である。
【図２】 ワイヤハーネスに取り付けられたコネクタの
斜視図である。
斜視図である。
【図３】 上記コネクタとクランプとの結合方法を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図４】 （Ａ）（Ｂ）は組みつけ方法を示す概略図で
ある。
ある。
【図５】 （Ａ）はクランプとコネクタとをワイヤハー
ネスに組みつけた状態の斜視図、（Ｂ）はワイヤハーネ
スを車体に取り付けた状態の断面図である。
ネスに組みつけた状態の斜視図、（Ｂ）はワイヤハーネ
スを車体に取り付けた状態の断面図である。
【図６】 第２実施形態のクランプの斜視図である。
【図７】 第２実施形態のクランプを用いてコネクタを
ワイヤハーネスに組みつけた状態の斜視図である。
ワイヤハーネスに組みつけた状態の斜視図である。
【図８】 従来例を示す斜視図である。
【図９】 従来の組みつけ方法を示す概略図である。
【図１０】 従来の問題点を示す断面図である。
１０ バンドクランプ １１ バンド １２ 本体部 １３ 車体係止部 １４ コネクタ取付部 ２０ コネクタ ２１ ロック部 Ｗ／Ｈ ワイヤハーネス Ｗ−１ 幹線 Ｗ−２ 枝線
Claims (2)
- 【請求項１】 バンドと、該バンドの一端が突出すると
共に該バンドの他端を挿入係止する係止穴部を設けた本
体部と、上記係止穴部の貫通方向と直交方向の本体部一
側外面より突設した車体係止部と、該車体係止部と反対
側の本体部の他側外面に設けたコネクタ取付部とを備
え、 上記コネクタ取付部に、上記ワイヤハーネスの幹線から
分岐した枝線の端末に接続したコネクタをロックして保
持させ、この状態で上記バンドを上記コネクタおよびワ
イヤハーネスの外周に巻き付けて締め付け固定する構成
しているワイヤハーネス用バンドクランプ。 - 【請求項２】 上記コネクタ取付部に設けるロック部
は、コネクタの取付方向に応じて向きを変えており、該
ロック部にコネクタに設けた被ロック部をロックすると
コネクタは所定の向きとなるように設定している請求項
１に記載のワイヤハーネス用バンドクランプ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33178697A JP3228203B2 (ja) | 1997-12-02 | 1997-12-02 | バンドクランプによるワイヤハーネス枝線端末のコネクタ固定構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33178697A JP3228203B2 (ja) | 1997-12-02 | 1997-12-02 | バンドクランプによるワイヤハーネス枝線端末のコネクタ固定構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11168817A true JPH11168817A (ja) | 1999-06-22 |
| JP3228203B2 JP3228203B2 (ja) | 2001-11-12 |
Family
ID=18247630
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33178697A Expired - Fee Related JP3228203B2 (ja) | 1997-12-02 | 1997-12-02 | バンドクランプによるワイヤハーネス枝線端末のコネクタ固定構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3228203B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011229232A (ja) * | 2010-04-16 | 2011-11-10 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | ワイヤハーネス |
-
1997
- 1997-12-02 JP JP33178697A patent/JP3228203B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011229232A (ja) * | 2010-04-16 | 2011-11-10 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | ワイヤハーネス |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3228203B2 (ja) | 2001-11-12 |
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