JPH1116084A - 交通信号機用音響制御装置 - Google Patents

交通信号機用音響制御装置

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JPH1116084A
JPH1116084A JP17033897A JP17033897A JPH1116084A JP H1116084 A JPH1116084 A JP H1116084A JP 17033897 A JP17033897 A JP 17033897A JP 17033897 A JP17033897 A JP 17033897A JP H1116084 A JPH1116084 A JP H1116084A
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JP
Japan
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sound
generated
rom
traffic
traffic signal
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Pending
Application number
JP17033897A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiharu Ozaki
芳春 尾崎
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Nippon Signal Co Ltd
Original Assignee
Nippon Signal Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nippon Signal Co Ltd filed Critical Nippon Signal Co Ltd
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Publication of JPH1116084A publication Critical patent/JPH1116084A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 視覚障害者用音響信号機の信頼性を高める。 【解決手段】 第1通行権が発生したときに所定の第1
の音響を発生させ、かつ、第2通行権が発生したときに
その第1の音響と種類の異なる所定の第2の音響を発生
させる音響発生手段を備えた交通信号機用音響制御装置
であって、前記第1の音響の音響データの格納されてい
る第1のROMと、前記第2の音響の音響データの格納
されている第2のROMと、前記第1通行権が発生した
ときに前記第1のROMに格納されている音響データを
選択し、前記第2通行権が発生したときに前記第2のR
OMに格納されている音響データを選択する選択手段
と、選択された音響データを用いて前記第1の音響又は
前記第2の音響を生成する音声合成LSIとからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、視覚障害者に対し
て通行可能方向を音響で報知するための交通信号機用音
響制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、交差点に南北方向及び東
西方向の2つの方向の歩行者用横断道路がある場合、南
北方向の横断道路の歩行者用信号機が青現示に変化し、
南北方向に通行権が発生したとき、例えば「ピヨ、ピヨ
…」という音響がスピーカから発生され、他方、東西方
向の横断道路の歩行者用信号機が青現示に変化し、東西
方向に通行権が発生したとき、上記の音響と音色の異な
る、例えば「カッコー、カッコー…」という音響がスピ
ーカから発生されるように構成されている。
【0003】したがって、視覚障害者は、スピーカから
発せられた音響の種類により、どの方向の横断道路が通
行できるかを知ることができる。
【0004】上述のスピーカからの音響の発生は、南北
方向及び東西方向の各歩行者用信号機の青現示用ランプ
の点灯制御信号に基づいて、ROMに格納されている音
響データを用いて音声合成LSIで生成されるように構
成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の音響式の歩
行者用交通信号機は、通行方向別に音色が異なるように
なっていて、視覚障害者に便利になっているが、歩行者
用の交通信号機の現示と一致しない音響が発生すると、
例えば、上述の例において、南北方向が通行可能時に東
西方向の通行可能の音響の「カッコー、カッコー…」が
発生されると、視覚障害者に対して危険を及ぼすことに
なる。
【0006】したがって、歩行者用交通信号機の現示と
音響とが決してミスマッチしない信頼性に優れた交通信
号機用音響制御装置の出現が待たれていた。
【0007】そこで、本発明は、上記要望に応えるため
になされたものであって、その目的は、高信頼性の交通
信号機用音響制御装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る交通信号機
用音響制御装置は、上記目的を達成するために、道路の
交差点における第1の通行方向に対して通行権を発生さ
せる第1の歩行者用交通信号機、及びその交差点におけ
るその第1の通行方向と通行方向の異なる第2の通行方
向に対して通行権を発生させる第2の歩行者用交通信号
機を有し、上記第1の通行方向の通行権が発生したとき
に所定の第1の音響を発生させ、かつ、上記第2の通行
方向の通行権が発生したときにその第1の音響と種類の
異なる所定の第2の音響を発生させる音響発生手段を備
えた交通信号機用音響制御装置であって、前記第1の音
響の音響データの格納されている第1のROMと、前記
第2の音響の音響データの格納されている第2のROM
と、前記第1の通行方向の通行権が発生したときに前記
第1のROMに格納されている音響データを選択し、前
記第2の通行方向の通行権が発生したときに前記第2の
ROMに格納されている音響データを選択する選択手段
と、選択された音響データを用いて前記第1の音響又は
前記第2の音響を生成する音声合成LSIと、を有する
ことを特徴としている。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は、一実施の形態に係る交通
信号機用音響制御装置を適用した歩行者用交通信号機の
設置されている交差点イの平面図である。
【0010】図1(a)は、歩行者用交通信号機1,1
…が青現示(歩行者用信号機2,2…は赤現示)で、図
1において上下方向の第1の通行方向の通行権(以下、
「第1通行権」というときもある。)が発生していて、
スピーカ3,3…からは、その第1通行権を表す第1の
音響の「ピヨ、ピヨ…」の音響が発生している状態を示
している。
【0011】図1(b)は、歩行者用交通信号機2,2
…が青現示(歩行者用信号機1,1…は赤現示)で、図
1において左右方向の第2の通行方向の通行権(以下、
「第2通行権」というときもある。)が発生していて、
スピーカ4,4…からは、上記第1通行権を表す第1の
音響と種類の異なる「カッコー、カッコー…」の音響が
発生している状態を示している。
【0012】図2は、上記第1の音響及び第2の音響を
発生させる音響制御機aの詳細図である。
【0013】この音響制御機aは、歩行者用交通信号機
1,1…、2,2…及び車両用交通信号機5,5…を統
括的に制御する交通信号機bと接続されていて、歩行者
用交通信号機1,2の青現示用ランプ1PG,2PGの
点灯駆動ラインから点灯信号を取込めるように構成され
ている。
【0014】すなわち、音響制御機aは、第1通行権を
発生するための歩行者用交通信号機1の青現示ランプ1
PGが点灯したときは、トランスからなる絶縁回路T1
の一次側に流れる交流電流を二次側で抽出し、また、第
2通行権を発生するための歩行者用交通信号機2の青現
示ランプ2PGが点灯したときは、トランスからなる絶
縁回路T2 の一次側に流れる交流電流を二次側で抽出で
きるようにして、交通信号制御機bから信号を取込める
ように構成されている。
【0015】図2中、R1 は、歩行者用交通信号機1の
青現示ランプ1PGが点灯したときに扛上(ON)する
リレー、R2 は、歩行者用交通信号機2の青現示ランプ
2PGが点灯したときにONとなるリレーである。
【0016】図2中、CPU10は、音響制御機aを統
括的に制御するもので、例えば、深夜に音響の発生を中
止させるための時刻を設定するための時計、及び音響制
御機aの各種設定条件を調整するための係員用の操作器
12を備えている。
【0017】図2中、13は、CPU10で駆動制御さ
れる音声合成LSIであり、第1のROM14又は第2
のROM15に格納されている音響データを用いてスピ
ーカ3又はスピーカ4から発生させる音響を生成できる
ように構成されている。また、第1のROM14には、
第1通行権用の第1の音響データが格納されているとと
もに、第2のROM15には、第2通行権用の第2の音
響データが格納されている。
【0018】第1のROM14は、上記絶縁回路T1 か
ら駆動信号を受けたときにCPU10の制御の下に音声
合成LSI13に第1の音響データを送出できるように
構成され、また、第2のROM15は、上記絶縁回路T
2 から駆動信号を受けたときにCPU10の制御の下に
音声合成LSI13に第2の音響データを送出できるよ
うに構成されている。
【0019】したがって、今、歩行者用交通信号機1が
図1(a)に示されるように第1通行権を発生したとす
ると、その歩行者用交通信号機1の青現示ランプ1PG
が点灯するので、第1のROM14は、絶縁回路T1 か
らの駆動信号とCPU10からの信号を受けて、音声合
成LSI13に第1のROM14に格納されている第1
の音響データを送出することができる。
【0020】音声合成LSI13は、第1のROM14
から入力した第1の音響データを用いて所定の音響(ピ
ヨ、ピヨ…)を生成し、この生成された音響信号は、フ
ィルタ回路16、音量切換回路17、増幅回路18及び
リレーR1 ,R2 の接点で構成される接点回路19aを
介してスピーカ3に送出される。
【0021】音量回路17は、時計11の時刻制御の下
に、昼間はスピーカ3から発生される音響の音量が大き
くなるように、また、夜間はその音量が小さくなるよう
に切換えられる。なお、この音量調整は、交差点イの騒
音を検出して行うようにしてもよい。
【0022】接点回路19aは、歩行者用交通信号機1
の青現示ランプ1PGが点灯してリレーR1 がONし、
歩行者用交通信号機2の青現示ランプ2PGが消灯して
リレーR2 がOFF(落下)のときに回線が成立するよ
うに、また、後述する接点回路19bは、歩行者用交通
信号機1の青現示ランプ1PGが消灯してリレーR1が
OFFし、歩行者用交通信号機2の青現示ランプ2PG
が点灯してリレー2PGがONのときに回路が成立する
ように組立てられていて、リレーR1 ,R2 の接点群に
よっても発生する音響の安全性が確保されている。
【0023】また、今、歩行者用交通信号機1が図1
(b)に示されるように第2通行権を発生したとする
と、その歩行者用交通信号機2の青現示ランプ2PGが
点灯するので、第2のROM15は、絶縁回路T2 から
の駆動信号とCPU10からの信号を受けて、音声合成
LSI13に第2のROM15に格納されている第2の
音響データを送出することができる。
【0024】音声合成LSI13は、第2のROM15
から入力した第2の音響データを用いて所定の音響(カ
ッコー、カッコー…)を生成し、この生成された音響信
号は、フィルタ回路16、音量切換回路17、増幅回路
18及びリレーR1 ,R2 の接点で構成される接点回路
19bを介してスピーカ3に送出される。
【0025】以上のように、第1通行権に従って第1の
ROM14に格納されている第1の音響データが選択さ
れ、また、第2通行権に従って第2のROM15に格納
されている第2の音響データが選択されるので、信頼性
に優れた交通信号機用音響制御装置とすることができ
る。
【0026】
【発明の効果】本発明に係る交通信号機用音響制御装置
は、第1の音響の音響データの格納されている第1のR
OMと、第2の音響の音響データの格納されている第2
のROMと、第1通行権が発生したときに前記第1のR
OMに格納されている音響データを選択し、第2通行権
が発生したときに前記第2のROMに格納されている音
響データを選択する選択手段と、選択された音響データ
を用いて前記第1の音響又は前記第2の音響を生成する
音声合成LSIとからなるので、信頼性を高めることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る交通信号機用音響
制御装置を適用した歩行者用交通信号機を設置した交差
点の平面図である。
【図2】音響制御機の詳細図である。
【符号の説明】
1,2 歩行者用交通信号機 1PG,2PG 青現示ランプ 10 CPU 11 時計 12 操作器 13 音声合成LSI 14 第1のROM 15 第2のROM 16 フィルタ回路 17 音量切換回路 18 増幅回路 19a,19b 接点回路 T1 ,T2 絶縁回路 R1 ,R2 リレー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 道路の交差点における第1の通行方向に
    対して通行権を発生させる第1の歩行者用交通信号機、
    及びその交差点におけるその第1の通行方向と通行方向
    の異なる第2の通行方向に対して通行権を発生させる第
    2の歩行者用交通信号機を有し、上記第1の通行方向の
    通行権が発生したときに所定の第1の音響を発生させ、
    かつ、上記第2の通行方向の通行権が発生したときにそ
    の第1の音響と種類の異なる所定の第2の音響を発生さ
    せる音響発生手段を備えた交通信号機用音響制御装置で
    あって、 前記第1の音響の音響データの格納されている第1のR
    OMと、 前記第2の音響の音響データの格納されている第2のR
    OMと、 前記第1の通行方向の通行権が発生したときに前記第1
    のROMに格納されている音響データを選択し、前記第
    2の通行方向の通行権が発生したときに前記第2のRO
    Mに格納されている音響データを選択する選択手段と、 選択された音響データを用いて前記第1の音響又は前記
    第2の音響を生成する音声合成LSIと、 を有することを特徴とする交通信号機用音響制御装置。
JP17033897A 1997-06-26 1997-06-26 交通信号機用音響制御装置 Pending JPH1116084A (ja)

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JP17033897A JPH1116084A (ja) 1997-06-26 1997-06-26 交通信号機用音響制御装置

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JP17033897A JPH1116084A (ja) 1997-06-26 1997-06-26 交通信号機用音響制御装置

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JPH1116084A true JPH1116084A (ja) 1999-01-22

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JP17033897A Pending JPH1116084A (ja) 1997-06-26 1997-06-26 交通信号機用音響制御装置

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JP (1) JPH1116084A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006260406A (ja) * 2005-03-18 2006-09-28 Univ Of Tokushima 歩行者信号用音響装置
JP2007087092A (ja) * 2005-09-22 2007-04-05 Selco Kk 道路横断支援装置

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