JPH11150988A - ステッピングモーターの制御装置、その制御方法および計時装置 - Google Patents

ステッピングモーターの制御装置、その制御方法および計時装置

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JPH11150988A
JPH11150988A JP31796797A JP31796797A JPH11150988A JP H11150988 A JPH11150988 A JP H11150988A JP 31796797 A JP31796797 A JP 31796797A JP 31796797 A JP31796797 A JP 31796797A JP H11150988 A JPH11150988 A JP H11150988A
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pulse
voltage
rotor
stepping motor
drive
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Hiroyuki Kojima
博之 小島
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 発電装置を内蔵し、電源電圧が変動する計時
装置において、運針用のステッピングモータで消費され
る電力を低減し、小型で長寿命の計時装置を実現できる
制御装置および制御方法を提供する。 【解決手段】 緩和回路26を設けて電源電圧Vssの
変動を抵抗分圧方式などを用いて緩和し、検出回路25
においてロータ13の回転によって発生しチョッパ増幅
された検出電圧Vdと比較するための比較電圧Vcとし
て供給可能とする。検出電圧Vdが電源電圧Vssの変
動によって殆ど影響を受けないのに対し、比較電圧Vc
が電源電圧Vssと共に変動するが、電源電圧Vssの
変動を緩和した比較電圧Vcを供給可能にすることによ
り、ロータ13が回転しているにもかかわらず、未回転
であると判断されることを防止する。従って、補助パル
スP2が供給される頻度を低減でき、駆動パルスP1の
実効電力を低減することができるのでモータ10で消費
される電力を下げることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ステッピングモー
タの制御装置および制御方法に関し、特に、低消費電力
の電子時計などに適した制御装置および制御方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】ステッピングモータは、パルスモータ、
ステッピングモータ、階動モータあるいはデジタルモー
タなどとも称され、デジタル制御装置のアクチュエータ
として多用されているパルス信号によって駆動されるモ
ータである。近年、携帯に適した小型の電子装置あるい
は情報機器が開発されており、これらのアクチュエータ
として小型、軽量化されたステッピングモータが多く採
用されている。このような電子装置の代表的なものが電
子時計、時間スイッチ、クロノグラフといった計時装置
である。図4にステッピングモータを用いた腕時計装置
などの計時装置の一例を示してある。この計時装置9
は、ステッピングモータ10と、このステッピングモー
タ10を駆動する制御装置20と、ステッピングモータ
10の動きを伝達する輪列50、および輪列50によっ
て運針される秒針61、分針62および時針63を備え
ている。ステッピングモータ10は、制御装置20から
供給される駆動パルスによって磁力を発生する駆動コイ
ル11と、この駆動コイル11によって励磁されるステ
ータ12と、さらに、ステータ12の内部において励磁
される磁界により回転するロータ13を備えており、ロ
ータ13がディスク状の2極の永久磁石によって構成さ
れたPM型(永久磁石回転型)のステッピングモータ1
0となっている。ステータ12には、駆動コイル11で
発生した磁力によって異なった磁極がロータ13の回り
のそれぞれの相(極)15および16に発生するように
磁気飽和部17が設けられている。また、ロータ13の
回転方向を規定するために、ステータ12の内周の適当
な位置には内ノッチ18が設けられており、コギングト
ルクを発生させてロータ13が適当な位置に停止するよ
うにしている。
【0003】ステッピングモータ10のロータ13の回
転は、かなを介してロータ13に噛合された五番車5
1、四番車52、三番車53、二番車54、日の裏車5
5および筒車56からなる輪列50によって各針に伝達
される。四番車52の軸には秒針61が接続され、二番
車54には分針62が接続され、さらに、筒車56には
時針63が接続されており、ロータ13の回転に連動し
てこれらの各針によって時刻が表示される。輪列50に
は、さらに、年月日などの表示を行うための伝達系など
(不図示)を接続することももちろん可能である。
【0004】この計時装置9では、ステッピングモータ
10の回転によって時刻を表示するために、ステッピン
グモータ10に基準となる周波数の信号をカウント(計
時)して定期的に駆動パルスが供給される。ステッピン
グモータ10を制御する本例の制御装置20は、水晶振
動子などの基準発振源21を用いて基準周波数の基準パ
ルスやパルス幅やタイミングの異なるパルス信号を発生
するパルス合成回路22と、パルス合成回路22から供
給された種々のパルス信号に基づきステッピングモータ
10を制御する制御回路23を備えている。さらに、制
御回路23は、後述する駆動回路を制御する駆動制御回
路24と、回転検出などを行う検出回路25を備えてい
る。駆動制御回路24は、駆動回路を介して駆動コイル
11に対しステッピングモータ10の駆動用ロータ13
を駆動するための駆動パルスを供給する駆動パルス供給
部24aと、駆動パルスに続いて駆動用ロータ13の回
転検出用に周波数の高いチョッパパルスを供給してロー
タ13の回転によって誘起された逆誘導電圧を増幅して
回転検出パルス供給部24bと、駆動用ロータ13が回
転しなかったときに駆動パルスより実効電力の大きな補
助パルスを出力するための補助パルス供給部24cと、
補助パルスに続いて消磁用に補助パルスと極性の異なる
消磁パルスを出力するための消磁パルス供給部24d
と、さらに、駆動パルスの実効電力を調整するためのレ
ベル調整部24eを備えている。また、検出回路25
は、回転検出パルスによって得られた回転検出用の検出
電圧Vdを比較電圧Vcと比較して回転の有無を検出
し、その結果を駆動制御回路24にフィードバックでき
るようになっている。
【0005】駆動制御回路24の制御の基にステッピン
グモータ10に様々な駆動パルスを供給する駆動回路3
0は、直列に接続されたpチャンネルMOS33aとn
チャンネルMOS32a、およびpチャンネルMOS3
3bとnチャンネルMOS32bによって構成されたブ
リッジ回路を備えており、これらによって電池41から
ステッピングモータ10に供給される電力を制御できる
ようになっている。さらに、pチャンネルMOS33a
および33bとそれぞれ並列に接続された回転検出用抵
抗35aおよび35bと、これらの抵抗35aおよび3
5bにチョッパパルスを供給するためのサンプリング用
のpチャンネルMOS34aおよび34bを備えてい
る。従って、これらのMOS32a、32b、33a、
33b、34aおよび34bの各ゲート電極に駆動制御
回路24の各パルス供給部24a〜24eからそれぞれ
のタイミングで極性およびパルス幅の異なる制御パルス
を印加することにより、駆動コイル11に極性の異なる
駆動パルスを供給したり、あるいは、ロータ13の回転
検出用のパルスを供給することができる。
【0006】図5に、制御装置20の動きをフローチャ
ートに纏めて示してある。まず、ステップST1で計時
用の基準パルスをカウントして1秒を計測する。1秒が
経過すると、ステップST2において駆動パルス供給部
24aの制御によって駆動パルスP1を出力する。続い
て、ステップST3で回転検出用パルス供給部24bの
制御によって回転検出用パルスSP2を出力し、これよ
りチョッパ増幅された検出電圧Vdを検出回路25で比
較電圧Vcと比較してロータ13の回転を確認する。検
出電圧Vdが比較電圧Vcより低く、ロータ13の回転
が確認できない場合は、補助パルスを用いて確実にロー
タ13を回転させるサブルーチンを実効する。このサブ
ルーチンにおいては、まず、ステップST4において、
補助パルス供給部24cの制御の基に実効電力の大きな
補助パルスP2を供給してロータ13を確実に回転させ
る。補助パルスP2が出力されるとステップST5にお
いて消磁パルス供給部24dの制御の基に消磁パルスP
Eを出力する。次いで、レベル調整部24eにおいて、
次に出力される駆動パルスP1の実効電力を1段階アッ
プする。そして、これらのステップを行うとメインルー
チンに戻り、以下のプロセスを実効する。
【0007】ステップST3において、検出電圧Vdが
比較電圧Vcよりも高くロータ13の回転が確認された
場合は、上記のサブルーチンを行わずステップST7に
おいてカウンタnを加算する。そして、ステップST8
において、カウンタnの値が第1の設定値N0に達して
いない場合はステップST1に戻って上記の工程を繰り
返す。カウンタnの値が第1の設定値N0に達している
場合は、一定の実効電力の駆動パルスP1によってロー
タ13が第1の設定値N0回だけ連続して回転したこと
になるので、ステップST9においてレベル調整部24
を用いて次の駆動パルスP1の実効電力を1段階下げ
る。そして、ステップST10においてカウンタnを零
クリアして次のサイクルに備える。
【0008】図6にステッピングモータ10を回転駆動
するために駆動コイル11に一方の極性の磁界(以降に
おいてはG1系統とよぶ)を励起するpチャンネルMO
S33a、nチャンネルMOS32aおよびサンプリン
グ用のpチャンネルMOS34aの各ゲートを制御して
生成される各パルスと、逆方向の磁界(以降においては
G2系統とよぶ)を励起するためのpチャンネルMOS
33b、nチャンネルMOS32bおよびサンプリング
用のpチャンネルMOS34bの各ゲートを制御して生
成される各パルスを示してある。このステッピングモー
タの制御装置20は、計時装置9のステッピングモータ
10を制御するために1秒ごとの運針を行うようになっ
ており、駆動回路30にはサイクリックに1連の制御信
号が供給される。まず、時刻t1に、例えばパルス幅W
10の駆動パルスP1を出力するための制御信号が駆動
制御回路24の駆動パルス供給部24aからG1系統の
駆動極側のnチャンネルMOS32aのゲート電極およ
びpチャンネルMOS33aのゲート電極に供給され
る。駆動パルスP1に続いて、時刻t2にロータ13の
回転検出を行う回転検出用のチョッパパルスSP2を出
力するための制御パルスが駆動制御回路24の回転検出
パルス供給部24bから駆動極側のpチャンネルMOS
33aのゲート電極およびサンプリング用のMOS34
aのゲート電極に供給される。この回転検出パルスSP
2は、デューティーが1/2程度のチョッパパルスであ
り、ロータ13が回転したときに駆動コイル11に励起
される逆誘導電流を回転検出用抵抗35aの出力電圧V
dとして得られるようにしている。そして、回転検出用
抵抗35aの電圧Vdが検出回路25で比較電圧Vcと
比較され、ロータ13が回転したか否かが判るようにな
っている。
【0009】回転検出パルスSP2によって増幅された
逆誘導電圧Vdが比較電圧Vcに達しない場合は、ロー
タ13が回転しなかったものと判断され、ステップST
4において時刻t3に補助パルスP2を出力するための
制御信号が駆動制御回路24の補助パルス供給部24c
から駆動極側のnチャンネルMOS32aのゲート電極
およびpチャンネルMOS33aのゲート電極に供給さ
れる。補助パルスP2は、ロータ13が必ず回転する程
度のエネルギーをもった駆動パルスP1よりも実効電力
の大きなパルス幅W20の駆動用のパルスである。補助
パルスP2が出力されると、これに続いて時刻t4にス
テップST5において消磁用のパルスPEを出力するた
めの制御パルスが駆動制御回路24の消磁パルス供給部
24dから逆極側のnチャンネルMOS32bのゲート
電極およびpチャンネルMOS33bのゲート電極に供
給される。この消磁パルスPEは、実効電力の大きな補
助パルスP2によって発生したステータ12および駆動
コイル11の残留磁束を低減するためのものであり、補
助パルスP2とは逆極となるパルスを供給することによ
って実現している。消磁パルスPEを供給することによ
りステッピングモータ10を1ステップアングル回転駆
動する一連のサイクルは終了する。
【0010】時刻t1から1秒経過した時刻t11から
ステッピングモータ10をさらに1ステップアングル回
転するための次のサイクルが開始される。このサイクル
では、前のサイクルと反対側のMOS32b、33bお
よび34bのG2系統が駆動極側になる。先のサイクル
と同様に、まず、時刻t11に駆動パルスP1が出力さ
れるが、前回のサイクルで補助パルスP2が出力されて
いるので、レベル調整部24eによって実効電力が1段
階上昇した駆動パルスP1が選択されており、例えば、
前のサイクルの駆動パルスより広いパルス幅W11の駆
動パルスP1が時刻t11に出力される。さらに、時刻
t12に回転検出用のパルスSP2が出力され、これに
よって増幅された逆誘起電圧Vdが比較電圧Vcに達せ
ずロータ13の回転が検出されないと、さらに、時刻t
13に補助パルスP2が出力され、これに続いて時刻t
14に消磁パルスPEが出力される。
【0011】次の時刻t21に開始されたサイクルで
は、時刻t21にさらに幅の広いパルス幅W12の駆動
パルスP1が出力される。G1系統に供給された実効電
力が上昇した駆動パルスP1によってロータ13が回転
すると、時刻t22に出力された回転検出用パルスSP
2によって得られた検出電圧Vdが比較電圧Vcより大
きくなるので、補助パルスP2は出力されずにサイクル
は終了する。パルス幅W12の駆動パルスP1によって
連続して所定の回数N0だけロータ13が回転すると、
次の時刻t31から開始されるサイクルでは、実効電力
が1段下がった、例えば、パルス幅W11の駆動パルス
P1が出力される。
【0012】このように、レベル調整部24eによって
駆動パルスP1としてはロータ13を連続して回転駆動
できる低い実効電力を備えたものが選択されるようにな
っており、低消費電力で正確な運針を行い、小型で薄
く、寿命の長い計時装置を提供できるようになってい
る。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】従来、腕時計装置など
の計時装置は、電池を用いて一定の電圧の電力を供給す
るシステムで構成されていた。これに対し、近年、計時
装置に照射される光を捉えて発電を行う太陽電池、ある
いは腕などの運動エネルギーを回転錘などを用いて電力
に変換する発電機構を内蔵し、電池が不要で何処でも安
心して使用でき、さらに、電池の廃棄に係る汚染などの
問題を回避できる携帯型の装置が実現されている。
【0014】このような発電機構を備えた計時装置にお
いては、発電された電力を大容量コンデンサなどに蓄積
し、発電が一時的に行われなくても安定した電力を供給
できるようにしている。しかしながら、コンデンサの充
電量が少ないときは発生可能な電圧が小さくなってしま
い、また、発電されている場合はコンデンサから供給さ
れる電圧よりも高い電圧の電力が出力される。さらに、
コンデンサの充電が進むに連れて供給される電力の電圧
は徐々に上昇する。また、コンデンサからの放電が続く
と電源電圧は降下する。このような電源電圧が変動する
システムであっても、電圧の変動が所定の範囲内であれ
ばICチップに搭載された制御回路は高い信頼性で動作
する。さらに、コンデンサが放電して電圧が低下する
と、モータの駆動を停止して制御回路が長時間にわたり
稼働するような環境も形成可能である。また、駆動回路
においては、電源電圧が低いときは適当に幅の広い駆動
パルスを供給することによりロータが回転するようにす
ることも可能である。
【0015】このように電源電圧が変動しても計時装置
は確実に動作するようになっているが、電源電圧が変動
することにより、従来の電池を用いた計時装置と比較
し、補助パルスの供給頻度が増加しモータの消費電力の
削減効果が従来ほど得られないことが本願の発明者らに
よって判明した。すなわち、電源電圧が変動して電圧が
高くなると、ロータの回転を判定する比較電圧Vcも連
動して上昇するのに対し、回転したロータによる逆誘起
電圧をチョッパ増幅によって得られる検出電圧Vdはロ
ータの速度に依存し電源電圧の変動に対し比較的安定し
ている。このため、電源電圧が高くなると、ロータが未
回転であると判定される頻度が増加するので、補助パル
スP2が出力される確率が高くなりモータの消費電力が
増加する。さらに、補助パルスP2が出力されると、駆
動パルスP1の実効電力を低減するアルゴリズムが動作
せず、逆に、駆動パルスP1の実効電力は段階的に上昇
するので、この点でもモータの消費電力が増加する。一
方、比較電圧Vcの設定を低くしすぎると、電源電圧が
低い状態のときにチョッパ増幅されたノイズなどでロー
タが回転したと判断される確率が高くなり、運針ミスが
発生する。
【0016】発電装置を内蔵した腕時計装置などは電池
を搭載しなくても良いのでいつでも安心して使用できる
が、光や着用者の動作などの密度が低く不安定なエネル
ギー源を利用している。このために消費電力を低減し、
蓄電された電力を効率良く使用できるようにすることが
非常に重要である。このような装置に対し、電源電圧が
変動することに起因して消費電力が上記のようなプロセ
スで増加してしまうことが発明者等によって指摘され、
本発明においては、この課題を解決し、発電装置を内蔵
したような電源電圧が変動する装置において、ステッピ
ングモータの駆動電力を低減することが可能な制御装置
および制御方法を提供することを目的としている。そし
て、小型で長寿命の計時装置や、自己発電型で長時間放
置しておいても継続して計時のできる計時装置を実現で
きる制御方法および制御装置を提供することを本発明の
目的としている。
【0017】
【課題を解決するための手段】このため、本発明では、
電源電圧が変動する装置においてはステッピングモータ
の消費電力の低減効果が得にくくなるという発明者らが
見いだした課題を解決するために、電源電圧の変動を緩
衝して電源電圧よりも変動の少ない比較電圧を出力する
緩衝手段を設け、電源電圧の変動に影響されずにロータ
の回転に起因する検出電圧の判定をより確実に行えるよ
うにしている。すなわち、本発明の、多極磁化されたロ
ータを駆動コイルを備えたステータ内で回転駆動可能な
ステッピングモータの制御装置においては、駆動コイル
に対しロータを駆動するための駆動パルスを供給する駆
動手段と、駆動パルスによってロータが回転した際の逆
誘起電圧をチョッパ増幅し、その電圧を比較電圧と比較
してロータが回転したか否かを検出可能な回転検出手段
と、ロータの回転が検出できなかったときに駆動パルス
より実効電力の大きな補助パルスを供給する補助手段
と、電源電圧の変動を緩衝し、電源電圧よりも変動の少
ない比較電圧を出力する緩衝手段とを有することを特徴
としている。また、本発明の、多極磁化されたロータを
駆動コイルを備えたステータ内で回転駆動可能なステッ
ピングモータの制御方法においては、駆動コイルに対し
ロータを駆動するための駆動パルスを供給する駆動工程
と、駆動パルスによってロータが回転した際の逆誘起電
圧をチョッパ増幅し、その電圧を比較電圧と比較してロ
ータが回転したか否かを検出する回転検出工程と、ロー
タの回転が検出できなかったときに駆動パルスより実効
電力の大きな補助パルスを供給する補助工程とを有し、
回転検出工程において、電源電圧の変動を緩衝し、電源
電圧よりも変動の少ない比較電圧を出力することを特徴
としている。
【0018】このように、ロータの逆誘起電圧を判定す
る比較電圧に電源電圧の変動が直に影響しないようにす
ることにより、電源電圧が上昇したときでもロータが回
転したことを確実に検出することができる。従って、不
必要な補助パルスが出力されるのを防止でき、モータの
消費電力を低減できる。また、不必要に補助パルスが出
力されないので、駆動パルスの実効電力は所定のアルゴ
リズムにしたがってロータが回転するのに最適なレベル
まで低減され、低い電力でモータを確実に駆動すること
ができる。また、電源電圧が降下しても比較電圧は大幅
には変動しないので、磁気ノイズなどによる誤検出を防
止でき、信頼性の高い制御を行うことができる。
【0019】電源電圧の変動を緩衝する手段としては、
ツェナーダイオードなどを用いてある一定以上の電圧を
加えても物性によって決まる電圧値しか得られないよう
な回路を用いることができる。また、簡単な回路として
は、電源電圧の変動によって抵抗を切り替えて適当な範
囲の比較電圧を得られる抵抗分圧方式を用いることが可
能である。
【0020】そして、本発明のステッピングモータの制
御装置および制御方法を、ステッピングモータによって
時計針を運針する計時装置に適用することにより、電源
電圧が変動するような電池以外の電源系統、例えば、発
電装置を用いた計時装置においても、効率良く消費電力
を低減することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照しながら本発明
をさらに詳細に説明する。図1に、本発明の実施の形態
に係る計時装置1の概略構成を示してある。本例の計時
装置1は、ステッピングモータ10を制御装置20によ
って駆動し、ステッピングモータ10の動きを輪列50
を介して秒針61、分針62および時針63に伝達して
運針を行うようになっている。ステッピングモータ10
および輪列50、さらに、制御装置20の主な構成は図
4に基づき説明したものと同様につき、共通する部分に
は同じ符号を付して以下では詳細な説明を省略する。
【0022】本例の計時装置1の制御装置20に採用さ
れている制御回路23も駆動制御回路24と検出回路2
5を備えている。本例の駆動制御回路24は、駆動回路
30を介して駆動コイル11に駆動パルスP1を供給す
る第1の駆動パルス供給部24aと、駆動パルスに続い
て回転検出用のパルスSP2を供給する回転検出パルス
供給部24bと、駆動パルスより実効電力の大きな補助
パルスP2を供給する補助パルス供給部24cと、補助
パルスに続いて消磁パルスPEを供給する消磁パルス供
給部24dと、駆動パルスP1の実効電力を制御できる
レベル調整部24eと、さらに、電源装置47から供給
される電源電圧Vssを判定できる電圧判定部24fを
備えている。さらに、制御回路23は、検出回路25に
対し、電源電圧Vssの変動を緩衝して比較電圧Vcと
して供給する緩衝回路26を備えている。本例の緩衝回
路26には直列に接続された複数の抵抗を選択して適当
な電圧の比較電圧Vcが得られる抵抗分圧方式が採用さ
れており、電圧判定部24fからの信号φ11によって
抵抗の切替ができるようになっている。
【0023】また、本例の計時装置1は、電池41に代
わり、発電装置48と大容量キャパシタ(コンデンサ)
49を備えた電源装置47を備えている。発電装置48
としては太陽電池あるいは回転錘などを用いて腕などの
動きを捉えて発電するシステムなどが採用可能であり、
計時装置1の装着者の周囲の環境のエネルギーを電力に
変換して計時装置1を駆動できるようになっている。こ
の電源装置47の電力は駆動回路30に供給され駆動パ
ルスなどの電源となる。また、電源装置47の出力電圧
はモニタ回路φ12によって駆動制御回路24にも供給
されており、上述した電圧判定部で電圧をモニタするこ
とができる。さらに、電源装置47の電力は緩衝回路2
6に供給され、比較電圧Vcに変換される。そして、検
出回路25においてロータ13の回転に起因した逆誘起
電圧がチョッパ増幅された検出電圧Vdと比較電圧Vc
が比較され、ロータ13の回転の有無が確認できるよう
になっている。
【0024】図2(a)に、本例の緩衝回路26の回路
構成を示してある。本例の緩衝回路26は3つのほぼ同
じ抵抗値の分圧用の抵抗R1、R2およびR3と、比較
電圧Vdの基準抵抗R4とが直列に接続されている。そ
して、これらの抵抗と並列に、基準抵抗R4の出力電圧
を比較電圧Vcとして出力するスイッチSL3と、基準
抵抗R4および分圧抵抗R3の出力電圧を比較電圧Vc
として出力するスイッチSL2と、基準抵抗R4、分圧
抵抗R3およびR2の出力電圧を比較電圧Vcとして出
力するスイッチSL1が接続されている。さらに、これ
らの抵抗R1〜R4と直列に緩衝回路26に流れる電流
を遮断できるスイッチXSPが直列に接続されており、
電源装置47の電源電圧Vssを直に比較電圧Vcとし
て出力できるようになっている。
【0025】本例の緩衝回路26の各スイッチXSP、
SL1、SL2およびSL3は、図2(b)に示したよ
うに、電源電圧Vssの値により判定回路24fからの
信号φ11に基づきオンオフ制御される。そのため、図
3に示したように、電源電圧Vssの変動に対し、変動
幅の少ない比較電圧Vcを得ることができる。すなわ
ち、電源電圧Vssが1.1V以下のときは全てのスイ
ッチXSP、SL1、SL2およびSL3がオフとな
る。これにより、電源電圧Vssが比較電圧Vcとして
出力される。電源電圧Vssが1.1〜1.3Vのとき
は、スイッチXSPおよびSL1がオンになり、他のス
イッチSL2およびSL3がオフとなる。これにより、
電源電圧Vssが抵抗R4、R3およびR2の和と、抵
抗R1に分圧された電圧が比較電圧Vcとして出力され
る。従って、電源電圧Vssよりも1段階低い電圧が比
較電圧Vcとして利用される。同様に、電源電圧Vss
が1.3〜1.5Vのときは、スイッチXSPおよびS
L2がオンになり、他のスイッチSL1およびSL3が
オフとなる。これにより、電源電圧Vssが抵抗R4お
よびR3の和と、抵抗R1およびR2の和に分圧され、
電源電圧Vssよりもさらに低い電圧が比較電圧Vcと
して利用される。そして、電源電圧Vssが1.5V以
上のときは、スイッチXSPおよびSL3がオンにな
り、他のスイッチSL1およびSL2がオフとなる。こ
れにより、電源電圧Vssが抵抗R4と、抵抗R1、R
2およびR3の和に分圧され、電源電圧Vssよりもい
っそう低い電圧が比較電圧Vcとして利用される。
【0026】このように、本例の緩衝回路26によって
電源電圧Vssの変動に伴い比較電圧Vcが4段階に切
り換えられて出力されるようになっている。このため、
緩衝回路26からは電源電圧Vssが1.0〜1.8V
程度の範囲を変動したときに1.0〜1.2V程度の範
囲の変動の少ない比較電圧Vcを出力することができ
る。従って、検出回路25においては、ロータ13が回
転したことにより発生する電圧をチョッパ増幅して得ら
れる検出電圧Vdと、電圧の安定した比較電圧Vcとを
比較してロータ13の回転の有無を判断することができ
る。このため、本例の発電装置47においては、ロータ
13の回転に起因し電源電圧Vssの変動の影響を受け
ない検出電圧Vdを、発電が開始されてコンデンサ49
が充電される過程、あるいは、発電が停止してコンデン
サ49が放電する過程の電源電圧Vssが変動する過程
にあっても、精度良く判定することができる。従って、
ロータ13の回転が検出できなかったときに供給される
駆動パルスP1より実効電力の大きな補助パルスP2を
的確に供給することが可能となり、電源電圧Vssの増
加に伴い補助パルスP2の発生頻度が増加するような事
態を未然に防止できる。
【0027】このように、本例の制御装置20を用いる
ことにより、無駄な補助パルスP2の発生を防止できる
ので、電圧が変動する電源装置を採用した計時装置など
においても電源電圧が一定した装置と同様にモータ10
の消費電力を低減することが可能となる。さらに、補助
パルスP2が無駄に発生しないので、先に図5に基づき
説明したようなアルゴリズムに従って駆動パルスP1の
実効電力が低減され、ロータ13を回転するのに適した
水準まで駆動パルスP1の実効電力を下げてモータ10
を駆動することができる。このため、本例の制御装置2
0を採用することにより、発電装置48を内蔵した計時
装置などにおいてもモータ10の消費電力を極めて低い
水準に保持できる。従って、コンデンサ49に充電され
た電力の浪費を防止できるので長時間にわたり安定した
運針を継続して行うことができる。特に、腕時計装置な
どに内蔵される発電装置48はユーザ自身あるいはその
回りの密度が低く安定しないエネルギーを電力に変えて
充電することになる。このため、本例の制御装置20を
用いてモータ10の消費電力を低減することは、発電装
置48を内蔵した腕時計装置を継続して長時間にわたり
安定して動かすために非常に有効である。
【0028】また、本例の制御装置20においては、電
源電圧Vssが低いときでも適切な電圧の比較電圧Vc
が得られる。このため、発電初期や放電末期などの電源
電圧Vssの低いときでもノイズなどを捉えてロータ1
3が回転したと判断することもなく、運針ミスが発生す
ることも防止できる。従って、長時間にわたり安定した
信頼性の高い動作を保証する点でも有効である。
【0029】なお、緩和回路26としては、ツェナーダ
イオードなどの一定以上の電圧を加えても物性によって
決まる電圧値しか得られないような回路を用いることが
できることはもちろんである。しかし、本例のような抵
抗を用いて電源電圧を分圧し、比較電圧Vcとして供給
するような回路の方が簡易であり、集積化し易いという
メリットがある。
【0030】このように、本発明によって発電装置など
を備えた電圧が変動する電源装置から電力の供給を受け
てステッピングモータを駆動するタイプの装置におい
て、ステッピングモータで消費される電力を低減するこ
とが可能となり、小型で安定した性能が発揮できる自己
発電型の計時装置を実現でき、長時間放置されても継続
的に稼働する計時装置を提供することができる。また、
本発明は腕時計装置などの計時装置に限らず、クロノグ
ラフなどの多機能時計やその他の発電装置およびステッ
ピングモータを内蔵しいた装置においても本発明を提供
できることはもちろんである。
【0031】なお、上記において説明したそれぞれの駆
動パルスP1、補助パルスP2、および回転検出パルス
SP2などの波形は例示であり、計時装置に採用された
ステッピングモータ10の特性などに合わせて設定でき
ることはもちろんである。また、上記の例では、計時装
置に好適な2相のステッピングモータを例に本発明を説
明しているが、3相以上のステッピングモータに対して
も本発明を同様に適用できることはもちろんである。ま
た、各相に共通した制御を行う代わりに、各相毎の適し
たパルス幅およびタイミングで駆動パルスを供給するこ
とも可能である。また、ステッピングモータの駆動方式
は、1相励磁に限らず、2相励磁あるいは1−2相励磁
であっても良いことはもちろんである。
【0032】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の制御方
法および制御装置により、発電装置を内蔵するなどの要
因で電源電圧が変動するような計時装置などにおいても
ステッピングモータの消費電力を低減することが可能と
なる。このため、電池が不要でいつでも何処でも使用す
ることができ、さらに、長時間、継続して安定した性能
を発揮することができる計時装置を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るステッピングモータ
と発電装置を格納した計時装置の概略構成を示す図であ
る。
【図2】図1に示す緩和回路の回路構成およびスイッチ
を切り換えるタイミングを示す図である。
【図3】図2に示す緩和回路によって出力される比較電
圧を電源電圧に対して示すグラフである。
【図4】従来の計時装置の概略構成を示す図である。
【図5】図4に示す制御装置の制御方法を示すフローチ
ャートである。
【図6】図4に示す計時装置に採用されている制御装置
の動きを示すタイミングチャートである。
【符号の説明】
1、9・・計時装置 10・・ステッピングモータ 11・・駆動コイル 12・・駆動用ステータ 13・・駆動用ロータ 20・・制御装置 21・・水晶振動子 22・・パルス合成回路 23・・制御回路 24・・駆動制御回路 24a・・駆動パルス供給部 24b・・回転検出用パルス供給部 24c・・補助パルス供給部 24d・・消磁パルス供給部 24e・・レベル調整部 24f・・電圧判定部 25・・検出回路 26・・緩和回路 30・・駆動回路 41・・電池 47・・電源装置 48・・発電装置 49・・コンデンサ 50・・輪列 51・・五番車 52・・四番車 53・・三番車 54・・二番車 55・・日の裏車 56・・筒車 61・・秒針 62・・分針 63・・時針

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多極磁化されたロータを駆動コイルを備
    えたステータ内で回転駆動可能なステッピングモータの
    制御装置であって、 前記駆動コイルに対し前記ロータを駆動するための駆動
    パルスを供給する駆動手段と、 前記駆動パルスによって前記ロータが回転した際の逆誘
    起電圧をチョッパ増幅し、その電圧を比較電圧と比較し
    て前記ロータが回転したか否かを検出可能な回転検出手
    段と、 前記ロータの回転が検出できなかったときに前記駆動パ
    ルスより実効電力の大きな補助パルスを供給する補助手
    段と、 電源電圧の変動を緩衝し、電源電圧よりも変動の少ない
    前記比較電圧を出力する緩衝手段とを有することを特徴
    とするステッピングモータの制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記緩衝手段は、抵
    抗分圧方式を用いていることを特徴とするステッピング
    モータの制御装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、設定回数だけ連続し
    て前記ロータが回転したときに前記駆動パルスの実効電
    力を段階的に低減し、前記補助パルスが供給された後に
    前記駆動パルスの実効電力を増加するレベル調整手段を
    有することを特徴とするステッピングモータの制御装
    置。
  4. 【請求項4】 多極磁化されたロータを駆動コイルを備
    えたステータ内で回転駆動可能なステッピングモータの
    制御方法であって、 前記駆動コイルに対し前記ロータを駆動するための駆動
    パルスを供給する駆動工程と、 前記駆動パルスによって前記ロータが回転した際の逆誘
    起電圧をチョッパ増幅し、その電圧を比較電圧と比較し
    て前記ロータが回転したか否かを検出する回転検出工程
    と、 前記ロータの回転が検出できなかったときに前記駆動パ
    ルスより実効電力の大きな補助パルスを供給する補助工
    程とを有し、 前記回転検出工程において、電源電圧の変動を緩衝し、
    電源電圧よりも変動の少ない前記比較電圧を出力するこ
    とを特徴とするステッピングモータの制御方法。
  5. 【請求項5】 請求項4において、設定回数だけ連続し
    て前記ロータが回転したときに前記駆動パルスの実効電
    力を段階的に低減し、前記補助パルスが供給された後に
    前記駆動パルスの実効電力を増加するレベル調整工程を
    有することを特徴とするステッピングモータの制御方
    法。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし3のいずれかに記載のス
    テッピングモータの制御装置と、 前記駆動パルスにより時計針を運針するステッピングモ
    ータと、 運針用のパルス信号を出力可能なパルス合成手段とを有
    することを特徴とする計時装置。
  7. 【請求項7】 請求項6において、前記電源電圧を供給
    する発電手段を有することを特徴とする計時装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1093212A1 (en) * 1999-10-15 2001-04-18 Seiko Epson Corporation Chopper circuit, chopper circuit control method, chopper-type charging circuit, electronic device, and timekeeping apparatus
US7876070B2 (en) 2007-04-03 2011-01-25 Seiko Epson Corporation Electronic timepiece with generator function
JP2021143978A (ja) * 2020-03-13 2021-09-24 セイコーインスツル株式会社 ステッピングモータ制御装置、ムーブメント、時計及びステッピングモータ制御方法

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