JPH11142444A - 過電流通過表示装置 - Google Patents

過電流通過表示装置

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JPH11142444A
JPH11142444A JP9308575A JP30857597A JPH11142444A JP H11142444 A JPH11142444 A JP H11142444A JP 9308575 A JP9308575 A JP 9308575A JP 30857597 A JP30857597 A JP 30857597A JP H11142444 A JPH11142444 A JP H11142444A
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JP
Japan
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electromagnet
magnet
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core
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Application number
JP9308575A
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English (en)
Inventor
Taikichi Kondo
泰吉 近藤
Akiyoshi Satou
彰芳 佐藤
Satoru Nakamura
覚 中村
Hiroshi Watanabe
渡辺  弘
Susumu Kawashima
進 川島
Takayuki Sato
隆幸 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Chubu Electric Power Co Inc
Energy Support Corp
Original Assignee
Chubu Electric Power Co Inc
Energy Support Corp
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  • Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)
  • Measuring Instrument Details And Bridges, And Automatic Balancing Devices (AREA)
  • Measurement Of Current Or Voltage (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 表示体の正常表示状態及び異常表示状態にお
いて、電磁石が励磁されてそのコアの磁極が転換された
とき、磁石体をスムーズに回転させることができて、表
示体を正確に反転させることができる過電流通過表示装
置を提供する。 【解決手段】 表示体35の正常表示状態及び異常表示
状態において、磁石体41と一体的に回転可能な係合体
42と、一対のストッパ43,44の内の一方との係合
により、磁石体41を電磁石38に対して、磁性のアン
バランス状態に保持する。表示体35の表示状態を転換
するために、電磁石38が励磁されてそのコア39の磁
極が転換されると、磁石体41は磁極の反発作用で磁性
アンバランス位置から直ちに回転を開始する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、配電線路等の電
線に吊り下げ状態で支持され、その電線に地絡や短絡等
の事故に起因して過電流が流れたとき、それを速やかに
表示するようにした過電流通過表示装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の過電流通過表示装置にお
いては、コア及びコイル等よりなる検出部が、電線を取
り囲むように配設され、この検出部によって、電線に流
れる電流が検出されるようになっている。また、検出部
には表示部が隣接して配置され、その表示部には過電流
の通過を表示するための表示体が設けられている。さら
に、この表示体を反転させるために、表示体の軸部には
磁石体が一体回転可能に取り付けられるとともに、その
磁石体には電磁石が対向配置されている。
【0003】そして、通常の送電時には、電磁石のコア
に発生する磁極と磁石体の磁極とが磁性バランスを保っ
て互いに吸引しあい、表示体が正常表示状態に保持され
ている。これに対して、電線に過電流が流れたときに
は、検出部から出力される検出信号により、電磁石が励
磁されてそのコアの磁極が転換され、磁石体の磁極が電
磁石のコアの磁極と反発して、表示体が正常表示状態か
ら異常表示状態に回転される。この状態で、電磁石のコ
アの磁極と磁石体の磁極とが磁性バランスを保って互い
に吸引しあい、表示体が異常表示状態に保持されるよう
になっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この従来の
過電流通過表示装置では、表示体の正常表示状態及び異
常表示状態において、磁石体が電磁石に対して、磁性バ
ランス位置(思案点)に対向配置されるようになってい
る。このため、電磁石が励磁されてそのコアの磁極が転
換されたとき、磁石体が磁性バランス位置に停滞しがち
でスムーズに回転されず、表示体が正確に反転されない
ことがあるという問題があった。
【0005】この発明は、このような従来の技術に存在
する問題点に着目してなされたものである。その目的と
するところは、表示体の正常表示状態及び異常表示状態
において、電磁石が励磁されてそのコアの磁極が転換さ
れたとき、磁石体をスムーズに回転させることができ
て、表示体を正確に反転させることができる過電流通過
表示装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に記載の発明では、電線に流れる電流を
検出し、過電流の発生時に電磁石を励磁して、電磁石に
対向する磁石体を動作させて、表示体を正常表示状態か
ら異常表示状態に反転させるようにした過電流通過表示
装置において、前記表示体の正常表示状態及び異常表示
状態にて、磁石体を電磁石に対して、磁性のアンバラン
ス状態に保持するための保持手段を設けたものである。
【0007】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の過電流通過表示装置において、前記保持手段は、磁
石体と一体的に回転可能な係合体と、その係合体に係合
可能な一対のストッパとからなるものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に、この発明の一実施形態
を、図面に基づいて説明する。図1に示すように、この
実施形態の過電流通過表示装置は、配電線路等の電線1
1に吊り下げ状態で支持されて、電線11に流れる電流
を検出する検出部12と、電線11に過電流が流れたと
きに、それを表示する表示部13とを備えている。
【0009】前記検出部12は下側の第1分割体14と
上側の第2分割体15とに分割して構成され、両分割体
14,15間に電線11を挟持した状態で、ボルト16
及びナット17により締め付け固定されている。そし
て、この検出部12の上部にはキャップ18が被覆装着
されている。
【0010】前記第1分割体14は、第1ホルダ19上
に第1分割コア20を支持するとともに、その第1分割
コア20の中央部に検出コイル21を巻装し、それらの
外周にゴム等の絶縁材よりなる第1絶縁被覆22を施し
て形成されている。第2分割体15は、第2ホルダ23
の上部に第2分割コア24を支持し、それらの外周にゴ
ム等の絶縁材よりなる第2絶縁被覆25を施して形成さ
れている。
【0011】前記表示部13はピン26により、検出部
12の第1分割体14の下部にシールリング27を介し
て装着されている。この表示部13のケース28は合成
樹脂により筒状に形成され、その下部には透明カバー2
9がナット30により、シールリング31を介して取り
付けられている。
【0012】図1〜図4に示すように、取付板32は前
記ケース28内の中央部に配設され、その下面両側には
一対の合成樹脂製の支持部材33が取り付けられてい
る。基板34は取付板32の上面に配設され、この基板
34上には後述する検出制御部55を含む制御回路が実
装されている。
【0013】表示体35は合成樹脂により中空球体状に
形成され、両端の軸部36を前記両支持部材33の軸受
孔37に挿通した状態で、電線11の延長方向と直交す
る方向に延びる水平軸線の周りで回転可能に支持されて
いる。また、この表示体35の外周面には、正常表示部
35a及び異常表示部35bが半球状に色分けされてい
る。そして、通常の送電時には白色の正常表示部35a
が下側に配置されるとともに、赤色の異常表示部35b
が上側に配置されるようになっている。
【0014】電磁石38は前記一方の支持部材33の上
部に配設され、コア39とコイル40とを備えている。
この電磁石38は磁性保持型になっており、コイル40
に一旦電流が流れて、コア39の上下部に磁極が発生す
ると、コイル40への通電が停止された後でも、コア3
9の磁極が保持されるようになっている。なお、この実
施形態では、通常の送電時において、コア39の上側が
S極、下側がN極の磁極となるように設定されている。
また、過電流の通過検出時には、コイル40が励磁され
て、コア39の上側がN極、下側がS極の磁極に転換さ
れるようになっている。
【0015】図1〜図5に示すように、磁石体としての
磁石円板41は前記電磁石38のコア39に近接対向す
るように、表示体35の両方の軸部36に固定され、そ
の外周には極性の異なる一対の半円弧状の磁石層41
a,41bが形成されている。そして、この実施形態に
おいては、前記電磁石38及び磁石円板41により、表
示体35を正常表示状態から異常表示状態に反転させる
ための駆動手段が構成されている。
【0016】すなわち、通常の送電時には、前記磁石円
板41がS極の磁石層41aを上側とする位置に回転さ
れて、電磁石38のコア39のN極と吸引しあった状態
にある。これにより、図1、図2及び図6に示すよう
に、表示体35上の白色の正常表示部35aが、透明カ
バー29側へ露出した下側位置に配置されている。
【0017】一方、過電流の通過検出時に、電磁石38
のコイル40が励磁されて、そのコア39の上側がN
極、下側がS極に磁極転換された場合には、磁石円板4
1のS極の磁石層41aがコア39の下側の磁極と反発
して、磁石円板41に回転力が誘起される。これによ
り、図7に示すように、磁石円板41及び表示体35が
回転されて、磁石円板41のN極の磁石層41bが上側
に配置されるとともに、表示体35上の赤色の異常表示
部35bが、透明カバー29側へ露出した下側位置に配
置される。
【0018】図2〜図4に示すように、円板状の係合体
42は前記磁石円板41の内側面に一体回転可能に配設
され、その外周には係合突起42aが形成されている。
一対のストッパ43,44は支持部材33の内面両側に
突設され、係合体42の係合突起42aと係合可能に対
応している。そして、この係合体42及びストッパ4
3,44により、磁石円板41を電磁石38に対して、
磁性のアンバランス状態に保持するための保持手段が構
成されている。
【0019】すなわち、図6に示すように、表示体35
の正常表示部35aが下側に配置された正常表示状態に
おいては、係合体42の係合突起42aが一方のストッ
パ43に係合する。これにより、磁石円板41の磁石層
41aの磁性バランス位置P1bが、一方向に所定角度
A1だけ回転偏倚し、磁石層41aの磁性アンバランス
位置P1aにて電磁石38のコア39の下面と対向して
保持されるようになっている。
【0020】これに対して、図7に示すように、表示体
35の異常表示部35bが下側に配置された異常表示状
態においては、係合体42の係合突起42aが他方のス
トッパ44に係合する。これにより、磁石円板41の磁
石層41bの磁性バランス位置P2bが、一方向に所定
角度A2だけ回転偏倚し、磁石層41bの磁性アンバラ
ンス位置P2aにて電磁石38のコア39下面と対向し
て保持されるようになっている。
【0021】次に、過電流通過表示装置の電気回路構成
を図8に基づいて説明する。この電気回路構成は、電磁
石38のコイル40、電源回路51、コンデンサ52、
第1ゲート53、第2ゲート54、検出制御部55、タ
イマ57を備えている。
【0022】前記電源回路51は過電流通過表示装置に
駆動電流を供給するもので、配電線路の電線11から給
電される交流を直流成分に整流している。電源回路51
の第1出力端子(マイナス端子)は、電磁石38のコイ
ル40の中間共通端子に接続されている。電源回路51
の第2出力端子(プラス端子)は、第1ゲート53を介
してコイル40の一端に接続されて、第1供給回路59
を構成するとともに、第2ゲート54を介してコイル4
0の他端に接続されて、第1供給回路59と並列な第2
供給回路60を構成している。前記コンデンサ52は電
源回路51の第1出力端子と第2出力端子との間に接続
され、所定電圧をチャージする。
【0023】検出制御部55は電源回路51から検出信
号を入力し、その検出信号に応じて第1ゲート53に作
動信号等を出力する。すなわち、検出制御部55は、電
源回路51から所定値を越える過電流の通過検出信号を
入力したとき、所定のタイミングで第1ゲート53に作
動信号を出力して、その第1ゲート53を閉じる。これ
により、電磁石38のコイル40を励磁させて、表示体
35を正常表示状態から異常表示状態に反転させる。
【0024】また、タイマ57は検出制御部55から過
電流の通過検出に基づく信号を入力したとき、タイマ5
7に駆動信号を出力して、そのタイマ57のカウント動
作をスタートさせる。タイマ57は、予め設定された所
定時間(この実施形態では5時間)をカウントした後、
そのカウントアップ信号を第2ゲート54に出力する。
そして、第2ゲート54を閉じて、電磁石38のコイル
40を前記と逆方向に励磁させ、表示体35を異常表示
状態から正常表示状態に反転復帰させる。
【0025】次に、前記のように構成された過電流通過
表示装置の動作を説明する。さて、通常の送電時には、
図1、図2、図4及び図6に示すように、磁石円板41
のS極と電磁石38のコア39のN極とが吸引しあった
状態にある。この場合、係合体42の係合突起42aと
一方のストッパ43との係合により、磁石円板41が電
磁石38に対して、磁石円板41の磁石層41aの磁性
バランス位置P1bが、一方向に回転偏倚した磁性アン
バランス位置P1aに保持されている。これにより、表
示体35上の白色の正常表示部35aは、透明カバー2
9側へ露出した下方位置に保持されて、正常状態が表示
されている。
【0026】ここで、電線11に所定値を越える過電流
が流れると、検出部12の検出コイル21から検出制御
部55に検出信号が出力される。すると、検出制御部5
5から第1ゲート53に駆動信号が出力される。これに
より、第1ゲート53が閉じられて、第1供給回路59
が閉回路となり、コンデンサ52からの放電電流が電磁
石38のコイル40に供給されて、そのコイル40が励
磁される。
【0027】このコイル40の励磁により、コア39の
磁極が上側をN極、下側をS極とするように転換され
て、その磁極状態に保持される。すると、磁石円板41
のS極の磁石層41aがコア39の下側の磁極と反発し
て、磁性アンバランス位置P1aに保持されている磁石
円板41に対し、図6の時計方向への回転力が誘起され
る。これにより、図7に示すように、磁石円板41及び
表示体35が反転されて、磁石円板41のN極の磁石層
41bが上側に配置されるとともに、表示体35上の赤
色の異常表示部35bが、透明カバー29側へ露出した
下側位置に配置される。
【0028】このとき、係合体42の係合突起42aが
他方のストッパ44と係合して、磁石円板41が電磁石
38に対して、磁石円板41の磁石層41bの磁性バラ
ンス位置P2bが一方向に回転偏倚した磁性アンバラン
ス位置P2aにて保持される。従って、この状態で透明
カバー29の下方及び周側方から、その透明カバー29
を透かして、表示体35上の赤色の異常表示部35bに
よる異常表示状態を容易に視認することができる。そし
て、このタイマ57のカウント時間中に、作業者により
過電流の発生した箇所が、表示体35の異常表示状態に
基づいて確認される。
【0029】さらに、前記タイマ57のカウント動作の
スタート後、所定時間(5時間)が経過すると、タイマ
57がカウントアップして、第2ゲート54にカウント
アップ信号が出力される。すると、第2ゲート54が閉
じられて、第2供給回路60が閉回路となり、前記第1
供給回路59への放電後に、再びコンデンサ52に充電
された電流が、第2供給回路60を介して電磁石38の
コイル40に、第1供給回路59の場合と逆方向へ供給
される。
【0030】これにより、電磁石38のコイル40が励
磁され、コア39の磁極が上側をS極、下側をN極とす
るように転換されて、その磁極状態に保持される。する
と、磁石円板41のN極の磁石層41bがコア39の下
側の磁極と反発して、磁性アンバランス位置P2aに保
持されている磁石円板41に対し、図7の反時計方向へ
の回転力が誘起される。これにより、図1、図2、図4
及び図6に示すように、磁石円板41及び表示体35が
反転復帰されて、磁石円板41のS極の磁石層41aが
上側に配置されるとともに、表示体35上の白色の正常
表示部35aが、透明カバー29側へ露出した下側位置
に配置される。
【0031】前記のように、この過電流通過表示装置で
は、表示体35の正常表示状態及び異常表示状態におい
て、磁石円板41が電磁石38に対して、磁性バランス
位置P1b,P2bが所定角度A1,A2だけ回転偏倚
した磁性アンバランス位置P1a,P2aに保持されて
いる。このため、電磁石38が励磁されて、そのコア3
9の磁極が転換された場合には、磁石円板41が磁性ア
ンバランス位置P1a,P2a位置に停滞することな
く、その位置から直ちに反転回動される。従って、表示
体35は正常表示部35aを下側に配置した正常表示状
態と、異常表示部35bを下側に配置した異常表示状態
とに、正確かつ迅速に切り換えられる。
【0032】前記の実施形態によって期待できる効果に
ついて、以下に記載する。 ・ この実施形態の過電流通過表示装置では、表示体3
5の正常表示状態及び異常表示状態において、磁石体と
しての磁石円板41が電磁石38に対して、磁性のアン
バランス状態に保持されるようになっている。このた
め、表示体35の正常表示状態及び異常表示状態で、電
磁石38が励磁されてそのコア39の磁極が転換された
とき、磁石円板41を磁性アンバランス位置からスムー
ズに回転させることができて、表示体35を正確に反転
させることができる。
【0033】・ この実施形態の過電流通過表示装置で
は、磁石円板41を電磁石38に対して、磁性のアンバ
ランス状態に保持するための保持手段が、磁石円板41
と一体的に回転可能な係合体42と、その係合体42に
係合可能な一対のストッパ43,44とから構成されて
いる。このため、保持手段の構成が簡単であるととも
に、表示体35の正常表示状態及び異常表示状態におい
て、磁石円板41を電磁石38に対して、磁性のアンバ
ランス状態に確実に保持することができる。
【0034】なお、この発明は、次のように変更して具
体化することも可能である。 ・ 表示体35を前記実施形態の中空球体状でなく、複
数枚の円板を所定間隔おきに組み付けて形成すること。
このように構成した場合でも、前記実施形態と同様に、
表示体35を反転させることができる。
【0035】・ 磁石円板41及びコア39の極性は、
前記実施形態の使用状態に限定されるものではなく変更
しても構わない。
【0036】
【発明の効果】この発明は、以上のように構成されてい
るため、次のような効果を奏する。請求項1に記載の発
明によれば、表示体の正常表示状態及び異常表示状態に
おいて、電磁石が励磁されてそのコアの磁極が転換され
たとき、磁石体を磁性アンバランス位置からスムーズに
回転させることができて、表示体を正確に反転させるこ
とができる。
【0037】請求項2に記載の発明によれば、保持手段
の構成が簡単であるとともに、表示体の正常表示状態及
び異常表示状態において、磁石体を電磁石に対して、磁
性のアンバランス状態に確実に保持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の過電流通過表示装置の一実施形態
を示す部分破断正面図。
【図2】 表示構成部を拡大して示す部分破断正面図。
【図3】 その表示構成部の底面図。
【図4】 同じく表示構成部の部分破断側面図。
【図5】 磁石円板を拡大して示す斜視図。
【図6】 表示構成部の正常表示状態を示す概略側面
図。
【図7】 表示構成部の異常表示状態を示す概略側面
図。
【図8】 過電流通過表示装置の回路構成を示す回路
図。
【符号の説明】
11…電線、12…検出部、13…表示部、20…第1
分割コア、21…検出コイル、24…第2分割コア、3
5…表示体、35a…正常表示部、35b…異常表示
部、36…軸部、38…電磁石、39…コア、40…コ
イル、41…磁石体としての磁石円板、42…保持手段
を構成する係合体、43,44…保持手段を構成するス
トッパ、P1a,P2a…磁性アンバランス位置、P1
b,P2b…磁性バランス位置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中村 覚 名古屋市東区東新町1番地 中部電力 株 式会社内 (72)発明者 渡辺 弘 愛知県犬山市字上小針1番地 エナジーサ ポート 株式会社内 (72)発明者 川島 進 愛知県犬山市字上小針1番地 エナジーサ ポート 株式会社内 (72)発明者 佐藤 隆幸 愛知県犬山市字上小針1番地 エナジーサ ポート 株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電線に流れる電流を検出し、過電流の発
    生時に電磁石を励磁して、電磁石に対向する磁石体を動
    作させて、表示体を正常表示状態から異常表示状態に反
    転させるようにした過電流通過表示装置において、 前記表示体の正常表示状態及び異常表示状態にて、磁石
    体を電磁石に対して、磁性のアンバランス状態に保持す
    るための保持手段を設けた過電流通過表示装置。
  2. 【請求項2】 前記保持手段は、磁石体と一体的に回転
    可能な係合体と、その係合体に係合可能な一対のストッ
    パとからなる請求項1に記載の過電流通過表示装置。
JP9308575A 1997-11-11 1997-11-11 過電流通過表示装置 Pending JPH11142444A (ja)

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