JPH1114092A - 住宅における換気暖房システム - Google Patents
住宅における換気暖房システムInfo
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- JPH1114092A JPH1114092A JP9184337A JP18433797A JPH1114092A JP H1114092 A JPH1114092 A JP H1114092A JP 9184337 A JP9184337 A JP 9184337A JP 18433797 A JP18433797 A JP 18433797A JP H1114092 A JPH1114092 A JP H1114092A
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- Central Heating Systems (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来のものは、天井または専用の設置スペー
スに暖房ユニット及び換気ユニットを設置するなどの方
法で行われているが、天井に暖房ユニット、換気ユニッ
ト、ダクトスペースが必要となり、天井が低く、建築コ
ストが高くなるなどの問題がある。 【解決手段】 住宅の居住用空間２内に設けられた床下
空間４と居住空間５において、居住空間５には仕切壁５
Ａにより適数個の居室５Ｂが設けられ、仕切壁５Ａ内に
は床下空間４に連通するリターン用空気通路５Ａ１が形
成され、仕切壁５Ａの上方にはリターン用空気通路に連
通する吸込口５Ｃが設けられ、各居室５Ｂには下方にア
ンダーカット５Ｄ１を有するドア５Ｄが開閉自在に取付
けられ、床下空間４内には換気ユニット６と暖房ユニッ
ト７などが設置されている。
スに暖房ユニット及び換気ユニットを設置するなどの方
法で行われているが、天井に暖房ユニット、換気ユニッ
ト、ダクトスペースが必要となり、天井が低く、建築コ
ストが高くなるなどの問題がある。 【解決手段】 住宅の居住用空間２内に設けられた床下
空間４と居住空間５において、居住空間５には仕切壁５
Ａにより適数個の居室５Ｂが設けられ、仕切壁５Ａ内に
は床下空間４に連通するリターン用空気通路５Ａ１が形
成され、仕切壁５Ａの上方にはリターン用空気通路に連
通する吸込口５Ｃが設けられ、各居室５Ｂには下方にア
ンダーカット５Ｄ１を有するドア５Ｄが開閉自在に取付
けられ、床下空間４内には換気ユニット６と暖房ユニッ
ト７などが設置されている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、Ｉ．Ｖ．Ｅシステ
ムとも云うべき住宅における換気暖房システムに関する
ものである。
ムとも云うべき住宅における換気暖房システムに関する
ものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種のものにあっては、下記の
ようなものになっている。 Ａ．天井または専用の設置スペースに暖房ユニット及び
換気ユニットを設置する。 Ｂ．暖房ユニットの熱コイル部で温風を作り、内蔵ファ
ンで送出し、天井の温風吹出ダクトを通して各居室へ供
給する。各居室からの戻り空気は扉のアンダーカットな
どを通して暖房ユニットへ戻す。 Ｃ．換気ユニットからの新鮮外気は暖房ユニットへ入
り、室内循環空気と混合させ、各居室へ供給する。 Ｄ．各居室からの戻り空気の一部を換気ユニットが吸い
込み、上記Ｃに記載の新鮮外気と熱交換させ、戸外へ放
出する。 Ｅ．各居室の温風の吹出口は、天井または壁の上部に設
ける。
ようなものになっている。 Ａ．天井または専用の設置スペースに暖房ユニット及び
換気ユニットを設置する。 Ｂ．暖房ユニットの熱コイル部で温風を作り、内蔵ファ
ンで送出し、天井の温風吹出ダクトを通して各居室へ供
給する。各居室からの戻り空気は扉のアンダーカットな
どを通して暖房ユニットへ戻す。 Ｃ．換気ユニットからの新鮮外気は暖房ユニットへ入
り、室内循環空気と混合させ、各居室へ供給する。 Ｄ．各居室からの戻り空気の一部を換気ユニットが吸い
込み、上記Ｃに記載の新鮮外気と熱交換させ、戸外へ放
出する。 Ｅ．各居室の温風の吹出口は、天井または壁の上部に設
ける。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術で述べたも
のにあっては、下記のような問題点を有していた。 Ａ．天井に暖房ユニット、換気ユニット、ダクトスペー
スが必要となり、天井が低く、また建築コストが高くな
る。 Ｂ．各居室の温風の吹出口が天井または壁の上部のた
め、室内の上下温度分布が悪い。特に、床表面温度が低
いため快適感が損なわれる。 Ｃ．天井、床下などの空気が循環しない部分は、高湿
度、低温となり、結露の発生が予想される。 Ｄ．上記Ｃに記載の状態への対策として専用の換気設備
が必要となる。本発明は、従来の技術の有するこのよう
な問題点に鑑みなされたものであり、その目的とすると
ころは、次のようなことのできるものを提供しようとす
るものである。 Ａ．床下空間を利用して、暖房ユニット、換気ユニット
を設置する。 Ｂ．暖房ユニットの熱コイル部で温風を作り、内蔵ファ
ンで送出し、床下の温風吹出ダクトを通して各居室へ供
給する。各居室からの戻り空気は、各居室に配置された
壁、天井吸込口から壁内、床下空間を通して暖房ユニッ
トへ戻る。また、各居室からの戻り空気の一部は、各居
室の扉のアンダーカットを通して廊下，ユーティリティ
ー（図示略）などに集められ、そこに配置された壁、天
井吸込口から壁内、床下空間を通して暖房ユニットへ戻
る。 Ｃ．各居室の温風の吹出口は床または壁の下部に設け
る。 Ｄ．換気ユニットの動作内容は、「従来の技術」と同様
である。
のにあっては、下記のような問題点を有していた。 Ａ．天井に暖房ユニット、換気ユニット、ダクトスペー
スが必要となり、天井が低く、また建築コストが高くな
る。 Ｂ．各居室の温風の吹出口が天井または壁の上部のた
め、室内の上下温度分布が悪い。特に、床表面温度が低
いため快適感が損なわれる。 Ｃ．天井、床下などの空気が循環しない部分は、高湿
度、低温となり、結露の発生が予想される。 Ｄ．上記Ｃに記載の状態への対策として専用の換気設備
が必要となる。本発明は、従来の技術の有するこのよう
な問題点に鑑みなされたものであり、その目的とすると
ころは、次のようなことのできるものを提供しようとす
るものである。 Ａ．床下空間を利用して、暖房ユニット、換気ユニット
を設置する。 Ｂ．暖房ユニットの熱コイル部で温風を作り、内蔵ファ
ンで送出し、床下の温風吹出ダクトを通して各居室へ供
給する。各居室からの戻り空気は、各居室に配置された
壁、天井吸込口から壁内、床下空間を通して暖房ユニッ
トへ戻る。また、各居室からの戻り空気の一部は、各居
室の扉のアンダーカットを通して廊下，ユーティリティ
ー（図示略）などに集められ、そこに配置された壁、天
井吸込口から壁内、床下空間を通して暖房ユニットへ戻
る。 Ｃ．各居室の温風の吹出口は床または壁の下部に設け
る。 Ｄ．換気ユニットの動作内容は、「従来の技術」と同様
である。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は下記のようになるものである。本発明のも
のは、住宅の居住用空間２内に設けられた床下空間４と
居住空間５において、 Ａ．居住空間５には、仕切壁５Ａにより適数個の居室５
Ｂが設けられ、かつ仕切壁５Ａ内には床下空間４に連通
するリターン用空気通路５Ａ１が形成され、仕切壁５Ａ
の上方にはこのリターン用空気通路に連通する吸込口５
Ｃが設けられ、各居室５Ｂには下方にアンダーカット５
Ｄ１を有するドア５Ｄが開閉自在に取付けられ、 Ｂ．床下空間４内には、換気ユニット６と暖房ユニット
７が設置され、換気ユニット６は、熱交換部６Ａと、こ
の熱交換部内で交差するよう配管された吸気ダクト６Ｂ
と排気ダクト６Ｃから構成され、 Ｃ．暖房ユニット７は、ユニット本体７Ａと、この熱交
換部に連結された外気吸込口７Ｂと内気吸込口７Ｃと温
風吹出口７Ｄから構成されていると共に、当該暖房ユニ
ット７は温水などの熱源５Ｇと連結され、 Ｄ．換気ユニット６における排気ダクト６Ｃの出口６Ｃ
２には、一端が外気に開口している排気連結ダクト６Ｄ
が連結され、換気ユニット６における吸気ダクト６Ｂの
入口６Ｂ１には、一端が外気に開口している第１吸気連
結ダクト６Ｅが連結され、換気ユニット６における吸気
ダクト６Ｂの出口６Ｂ２と、暖房ユニット７における外
気吸込口７Ｂとは第２吸気連結ダクト６Ｆで連結され、
排気ダクト６Ｃの入口６Ｃ１は床下空間４に開口され、 Ｅ．暖房ユニット７における内気吸込口７Ｃは、床下空
間４に開口されていると共に、温風吹出口７Ｄには居住
空間への温風吹出ダクト７Ｅが連結され、この温風吹出
ダクト７Ｅの先端は、各居室５Ｂにおける床面３に設け
られた温風の吹出口７Ｆに連結されている住宅における
換気暖房システムである。
に、本発明は下記のようになるものである。本発明のも
のは、住宅の居住用空間２内に設けられた床下空間４と
居住空間５において、 Ａ．居住空間５には、仕切壁５Ａにより適数個の居室５
Ｂが設けられ、かつ仕切壁５Ａ内には床下空間４に連通
するリターン用空気通路５Ａ１が形成され、仕切壁５Ａ
の上方にはこのリターン用空気通路に連通する吸込口５
Ｃが設けられ、各居室５Ｂには下方にアンダーカット５
Ｄ１を有するドア５Ｄが開閉自在に取付けられ、 Ｂ．床下空間４内には、換気ユニット６と暖房ユニット
７が設置され、換気ユニット６は、熱交換部６Ａと、こ
の熱交換部内で交差するよう配管された吸気ダクト６Ｂ
と排気ダクト６Ｃから構成され、 Ｃ．暖房ユニット７は、ユニット本体７Ａと、この熱交
換部に連結された外気吸込口７Ｂと内気吸込口７Ｃと温
風吹出口７Ｄから構成されていると共に、当該暖房ユニ
ット７は温水などの熱源５Ｇと連結され、 Ｄ．換気ユニット６における排気ダクト６Ｃの出口６Ｃ
２には、一端が外気に開口している排気連結ダクト６Ｄ
が連結され、換気ユニット６における吸気ダクト６Ｂの
入口６Ｂ１には、一端が外気に開口している第１吸気連
結ダクト６Ｅが連結され、換気ユニット６における吸気
ダクト６Ｂの出口６Ｂ２と、暖房ユニット７における外
気吸込口７Ｂとは第２吸気連結ダクト６Ｆで連結され、
排気ダクト６Ｃの入口６Ｃ１は床下空間４に開口され、 Ｅ．暖房ユニット７における内気吸込口７Ｃは、床下空
間４に開口されていると共に、温風吹出口７Ｄには居住
空間への温風吹出ダクト７Ｅが連結され、この温風吹出
ダクト７Ｅの先端は、各居室５Ｂにおける床面３に設け
られた温風の吹出口７Ｆに連結されている住宅における
換気暖房システムである。
【０００５】この場合、下記のように構成することがで
きる。 Ａ．居室５Ｂにおける下がり天井５Ｅに吸込口５Ｆを設
け、当該吸込口は天井空間５Ｅ１、リターン用空気通路
５Ａ１を介して床下空間４と連結されている。 Ｂ．温風の吹出口７Ｆは居室５Ｂの仕切壁５Ａの下部に
設置されている。 Ｃ．仕切壁５Ａの上方に設けられた吸込口５Ｃに、フィ
ルタ５Ｃ１を取付けると共に、床面３に設けられた温風
の吹出口７Ｆに、フィルタ７Ｆ１が取付けられている。
きる。 Ａ．居室５Ｂにおける下がり天井５Ｅに吸込口５Ｆを設
け、当該吸込口は天井空間５Ｅ１、リターン用空気通路
５Ａ１を介して床下空間４と連結されている。 Ｂ．温風の吹出口７Ｆは居室５Ｂの仕切壁５Ａの下部に
設置されている。 Ｃ．仕切壁５Ａの上方に設けられた吸込口５Ｃに、フィ
ルタ５Ｃ１を取付けると共に、床面３に設けられた温風
の吹出口７Ｆに、フィルタ７Ｆ１が取付けられている。
【０００６】作用は下記の通りである。 Ａ．各居室の床または壁の下部に配置された温風の吹出
口から出た温風は、居住空間を足元から暖め、また、窓
などからのコールドドラフトを防止させながら居住空間
を暖める。 Ｂ．各居室からの戻り空気は、各居室に配置された壁、
天井吸込口から壁内、床下空間に吸い込まれ、床下空間
を暖めながら暖房ユニットへ戻る。 Ｃ．各居室からの戻り空気の一部は、各居室の扉のアン
ダーカットを通して、空気が通る空間を暖めながら廊
下，ユーティリティー（図示略）などに集められ、そこ
に配置された壁、天井吸込口から壁内、床下空間に吸い
込まれ、廊下空間を暖めながら暖房ユニットへ戻る。 Ｄ．暖房ユニットへ戻った空気は、ユニット内蔵の熱コ
イル部で温風になり、内蔵ファンで送出され、床下の温
風吹出ダクトを通して各居室へ供給される。 Ｅ．上記Ｄに記載の床下の温風吹出ダクトは、温風が内
部を通過することにより、その表面温度が上昇し、周囲
に放熱することにより、床下空間を暖める。 Ｆ．換気ユニットからの新鮮外気は、暖房ユニットに入
り、室内循環空気と混合され、各居室へ温風の一部とな
って供給され、居住空間及び床下空間の換気が行われ
る。 Ｇ．床下空間の各居室からの戻り空気の一部は、換気ユ
ニットに吸い込まれ、上記Ｆに記載の新鮮外気と熱交換
させられ、戸外へ放出される。なお、熱交換時に発生す
る結露水は、専用に設けられた排水管を通して戸外へ放
出される。 Ｈ．暖房ユニットの熱コイル部の機能を停止させること
により、上記Ａ〜Ｇに記載の換気及び暖房の作用は、換
気のみの作用となる。
口から出た温風は、居住空間を足元から暖め、また、窓
などからのコールドドラフトを防止させながら居住空間
を暖める。 Ｂ．各居室からの戻り空気は、各居室に配置された壁、
天井吸込口から壁内、床下空間に吸い込まれ、床下空間
を暖めながら暖房ユニットへ戻る。 Ｃ．各居室からの戻り空気の一部は、各居室の扉のアン
ダーカットを通して、空気が通る空間を暖めながら廊
下，ユーティリティー（図示略）などに集められ、そこ
に配置された壁、天井吸込口から壁内、床下空間に吸い
込まれ、廊下空間を暖めながら暖房ユニットへ戻る。 Ｄ．暖房ユニットへ戻った空気は、ユニット内蔵の熱コ
イル部で温風になり、内蔵ファンで送出され、床下の温
風吹出ダクトを通して各居室へ供給される。 Ｅ．上記Ｄに記載の床下の温風吹出ダクトは、温風が内
部を通過することにより、その表面温度が上昇し、周囲
に放熱することにより、床下空間を暖める。 Ｆ．換気ユニットからの新鮮外気は、暖房ユニットに入
り、室内循環空気と混合され、各居室へ温風の一部とな
って供給され、居住空間及び床下空間の換気が行われ
る。 Ｇ．床下空間の各居室からの戻り空気の一部は、換気ユ
ニットに吸い込まれ、上記Ｆに記載の新鮮外気と熱交換
させられ、戸外へ放出される。なお、熱交換時に発生す
る結露水は、専用に設けられた排水管を通して戸外へ放
出される。 Ｈ．暖房ユニットの熱コイル部の機能を停止させること
により、上記Ａ〜Ｇに記載の換気及び暖房の作用は、換
気のみの作用となる。
【０００７】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態を実施例に基づ
き図面を参照して説明する。１は住宅における換気暖房
システムである。２は床スラブ２Ａと、床スラブに連設
された前後左右の側壁２Ｂ，２Ｃと、前後左右の側壁の
上面に設置された天井スラブ２Ｄから構成されている居
住用空間である。３は居住用空間２の下方部分に床スラ
ブ２Ａと所定間隔をもって張設された床面で、この床面
により当該居住用空間２は、下方の床下空間４と上方の
居住空間５が形成されている。居住空間５には、仕切壁
５Ａにより適数個の居室５Ｂが設けられ、かつ仕切壁５
Ａ内には床下空間４に連通するリターン用空気通路５Ａ
１が形成され、仕切壁５Ａの上方にはこのリターン用空
気通路に連通する吸込口５Ｃが設けられ、各居室５Ｂに
は下方にアンダーカット５Ｄ１を有するドア５Ｄが開閉
自在に取付けられている。５Ｅは居室の上方に設置され
た下がり天井である。なお、居室５Ｂのうち選択された
居室には公知の温水などの熱源５Ｇが設置されている。
き図面を参照して説明する。１は住宅における換気暖房
システムである。２は床スラブ２Ａと、床スラブに連設
された前後左右の側壁２Ｂ，２Ｃと、前後左右の側壁の
上面に設置された天井スラブ２Ｄから構成されている居
住用空間である。３は居住用空間２の下方部分に床スラ
ブ２Ａと所定間隔をもって張設された床面で、この床面
により当該居住用空間２は、下方の床下空間４と上方の
居住空間５が形成されている。居住空間５には、仕切壁
５Ａにより適数個の居室５Ｂが設けられ、かつ仕切壁５
Ａ内には床下空間４に連通するリターン用空気通路５Ａ
１が形成され、仕切壁５Ａの上方にはこのリターン用空
気通路に連通する吸込口５Ｃが設けられ、各居室５Ｂに
は下方にアンダーカット５Ｄ１を有するドア５Ｄが開閉
自在に取付けられている。５Ｅは居室の上方に設置され
た下がり天井である。なお、居室５Ｂのうち選択された
居室には公知の温水などの熱源５Ｇが設置されている。
【０００８】床下空間４内には、換気ユニット６と暖房
ユニット７が設置され、換気ユニット６は、熱交換部６
Ａと、この熱交換部内で交差するよう配管された吸気ダ
クト６Ｂと排気ダクト６Ｃから構成されている。６Ｂ１
は吸気ダクト６Ｂの入口、６Ｂ２は出口である。６Ｃ１
は排気ダクト６Ｃの入口、６Ｃ２は出口である。
ユニット７が設置され、換気ユニット６は、熱交換部６
Ａと、この熱交換部内で交差するよう配管された吸気ダ
クト６Ｂと排気ダクト６Ｃから構成されている。６Ｂ１
は吸気ダクト６Ｂの入口、６Ｂ２は出口である。６Ｃ１
は排気ダクト６Ｃの入口、６Ｃ２は出口である。
【０００９】暖房ユニット７は、ユニット本体７Ａと、
この熱交換部に連結された外気吸込口７Ｂと内気吸込口
７Ｃと温風吹出口７Ｄから構成されていると共に、当該
暖房ユニット７は温水などの熱源５Ｇと連結されてい
る。
この熱交換部に連結された外気吸込口７Ｂと内気吸込口
７Ｃと温風吹出口７Ｄから構成されていると共に、当該
暖房ユニット７は温水などの熱源５Ｇと連結されてい
る。
【００１０】換気ユニット６における排気ダクト６Ｃの
出口６Ｃ２には、一端が外気に開口している排気連結ダ
クト６Ｄが連結され、換気ユニット６における吸気ダク
ト６Ｂの入口６Ｂ１には、一端が外気に開口している第
１吸気連結ダクト６Ｅが連結され、換気ユニット６にお
ける吸気ダクト６Ｂの出口６Ｂ２と、暖房ユニット７に
おける外気吸込口７Ｂとは第２吸気連結ダクト６Ｆで連
結されている。排気ダクト６Ｃの入口６Ｃ１は床下空間
４に開口されている。
出口６Ｃ２には、一端が外気に開口している排気連結ダ
クト６Ｄが連結され、換気ユニット６における吸気ダク
ト６Ｂの入口６Ｂ１には、一端が外気に開口している第
１吸気連結ダクト６Ｅが連結され、換気ユニット６にお
ける吸気ダクト６Ｂの出口６Ｂ２と、暖房ユニット７に
おける外気吸込口７Ｂとは第２吸気連結ダクト６Ｆで連
結されている。排気ダクト６Ｃの入口６Ｃ１は床下空間
４に開口されている。
【００１１】暖房ユニット７における内気吸込口７Ｃ
は、床下空間４に開口されていると共に、温風吹出口７
Ｄには居住空間への温風吹出ダクト７Ｅが連結されてい
る。そこで、この温風吹出ダクト７Ｅの先端は、各居室
５Ｂにおける床面３に設けられた温風の吹出口７Ｆに連
結されている。
は、床下空間４に開口されていると共に、温風吹出口７
Ｄには居住空間への温風吹出ダクト７Ｅが連結されてい
る。そこで、この温風吹出ダクト７Ｅの先端は、各居室
５Ｂにおける床面３に設けられた温風の吹出口７Ｆに連
結されている。
【００１２】
Ａ．居室５Ｂの状態によっては当該居室における下がり
天井５Ｅに吸込口５Ｆを設け、当該吸込口を天井空間５
Ｅ１、リターン用空気通路５Ａ１を介して床下空間４と
連結してもよい。 Ｂ．リターン用空気通路５Ａ１の構成については、上述
のほか下記のようにすることができる。仕切壁５Ａ内に
設けることのほか、図示は省略するが、前後左右の側壁
２Ｂ，２Ｃの室内側にダクト状のものを添着して構成し
てもよい。 Ｃ．温水などの熱源５Ｇの配置は、必ずしも居室である
必要はなく、例えば住戸外に設置してもよい。 Ｄ．温風の吹出口７Ｆは、居室５Ｂの状態によっては、
当該居室の仕切壁５Ａの下部に設置してもよい。 Ｅ．温風の吹出口７Ｆを各居室の窓近傍に配置すること
ができる。 Ｆ．換気ユニット６については、下記のものが好適であ
った。 ａ．メーカー名〜三菱電機株式会社。 ｂ．商標〜換気冷暖房システム。 ｃ．規格など〜ＶＬ−１５００ＺＭ−ＰＨ，ＶＬ−２０
００ＺＭ−ＰＨ。 Ｇ．暖房ユニット７については、下記のものが好適であ
った。 ａ．メーカー名〜三菱電機株式会社。 ｂ．商標〜換気冷暖房システム。 ｃ．規格など〜ＶＬ−７００Ｆ２−ＣＲ，ＶＬ−９００
ＨＲ。 Ｈ．フィルタについて（図８参照） ａ．仕切壁５Ａの上方に設けられた吸込口５Ｃには、フ
ィルタ５Ｃ１が取付けられている。 ｂ．床面３に設けられた温風の吹出口７Ｆには、フィル
タ７Ｆ１が取付けられている。
天井５Ｅに吸込口５Ｆを設け、当該吸込口を天井空間５
Ｅ１、リターン用空気通路５Ａ１を介して床下空間４と
連結してもよい。 Ｂ．リターン用空気通路５Ａ１の構成については、上述
のほか下記のようにすることができる。仕切壁５Ａ内に
設けることのほか、図示は省略するが、前後左右の側壁
２Ｂ，２Ｃの室内側にダクト状のものを添着して構成し
てもよい。 Ｃ．温水などの熱源５Ｇの配置は、必ずしも居室である
必要はなく、例えば住戸外に設置してもよい。 Ｄ．温風の吹出口７Ｆは、居室５Ｂの状態によっては、
当該居室の仕切壁５Ａの下部に設置してもよい。 Ｅ．温風の吹出口７Ｆを各居室の窓近傍に配置すること
ができる。 Ｆ．換気ユニット６については、下記のものが好適であ
った。 ａ．メーカー名〜三菱電機株式会社。 ｂ．商標〜換気冷暖房システム。 ｃ．規格など〜ＶＬ−１５００ＺＭ−ＰＨ，ＶＬ−２０
００ＺＭ−ＰＨ。 Ｇ．暖房ユニット７については、下記のものが好適であ
った。 ａ．メーカー名〜三菱電機株式会社。 ｂ．商標〜換気冷暖房システム。 ｃ．規格など〜ＶＬ−７００Ｆ２−ＣＲ，ＶＬ−９００
ＨＲ。 Ｈ．フィルタについて（図８参照） ａ．仕切壁５Ａの上方に設けられた吸込口５Ｃには、フ
ィルタ５Ｃ１が取付けられている。 ｂ．床面３に設けられた温風の吹出口７Ｆには、フィル
タ７Ｆ１が取付けられている。
【００１３】
【発明の効果】本発明は、上述の通り構成されているの
で次に記載する効果を奏する。 Ａ．天井に専用の設置スペースが不必要となり、天井が
高くなる。 Ｂ．各居室の温風の吹出口が床または壁の下部にあるた
め、室内の上下の温度分布が改善される。また、温風の
吹出口を各居室の窓近傍に配置した場合、窓面からのコ
ールドドラフトを防止することができる。 Ｃ．床下空間が循環空気の通路となるため、床下空間の
温度が上昇し、床表面温度が高くなり快適感が向上す
る。 Ｄ．床下の温風吹出ダクトからの放熱により、床下空間
の温度は更に上昇し、上記Ｃに記載の効果が増す。 Ｅ．床下空間が循環空気の通路となるため、床下の温湿
度環境が改善され、床下の結露防止が図られる。 Ｆ．床下空間の結露防止のための専用換気設備が不必要
となる。 Ｇ．機器及びダクトのメンテナンスが天井設置の場合と
比較して容易となる。 Ｈ．仕切壁５Ａの上方に設けられた吸込口５Ｃにフィル
タ５Ｃ１が取付けられているので、居室で発生した空気
中のゴミ，ホコリ，チリなどが、床下空間に侵入するの
を防止できる。 Ｉ．床面３に設けられた温風の吹出口７Ｆにフィルタ７
Ｆ１が取付けられているので、床下空間で発生した空気
中のゴミ，ホコリ，チリなどが、居住空間に侵入するの
を防止できると共に、居住空間で発生した空気中のゴ
ミ，ホコリ，チリなどが、温風吹出ダクト内に侵入する
のを防止できる。
で次に記載する効果を奏する。 Ａ．天井に専用の設置スペースが不必要となり、天井が
高くなる。 Ｂ．各居室の温風の吹出口が床または壁の下部にあるた
め、室内の上下の温度分布が改善される。また、温風の
吹出口を各居室の窓近傍に配置した場合、窓面からのコ
ールドドラフトを防止することができる。 Ｃ．床下空間が循環空気の通路となるため、床下空間の
温度が上昇し、床表面温度が高くなり快適感が向上す
る。 Ｄ．床下の温風吹出ダクトからの放熱により、床下空間
の温度は更に上昇し、上記Ｃに記載の効果が増す。 Ｅ．床下空間が循環空気の通路となるため、床下の温湿
度環境が改善され、床下の結露防止が図られる。 Ｆ．床下空間の結露防止のための専用換気設備が不必要
となる。 Ｇ．機器及びダクトのメンテナンスが天井設置の場合と
比較して容易となる。 Ｈ．仕切壁５Ａの上方に設けられた吸込口５Ｃにフィル
タ５Ｃ１が取付けられているので、居室で発生した空気
中のゴミ，ホコリ，チリなどが、床下空間に侵入するの
を防止できる。 Ｉ．床面３に設けられた温風の吹出口７Ｆにフィルタ７
Ｆ１が取付けられているので、床下空間で発生した空気
中のゴミ，ホコリ，チリなどが、居住空間に侵入するの
を防止できると共に、居住空間で発生した空気中のゴ
ミ，ホコリ，チリなどが、温風吹出ダクト内に侵入する
のを防止できる。
【図１】縦断面図である。
【図２】Ａ−Ａ線断面図である。
【図３】Ｂ−Ｂ線断面図である。
【図４】床下空間の状態を示す１部を切欠いた斜視図で
ある。
ある。
【図５】他の実施例の縦断面図である。
【図６】Ｃ−Ｃ線断面図である。
【図７】Ｄ−Ｄ線断面図である。
【図８】フィルタの取付け状態を説明する縦断面図であ
る。
る。
１ 住宅における換気暖房システム ２ 居住用空間 ３ 床面 ４ 床下空間 ５ 居住空間 ６ 換気ユニット ７ 暖房ユニット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 ＦＩ Ｆ２４Ｆ 7/10 Ｆ２４Ｆ 7/10 Ｚ 13/02 13/02 Ｃ
Claims (4)
- 【請求項１】 住宅の居住用空間（２）内に設けられた
床下空間（４）と居住空間（５）において、 Ａ．居住空間（５）には、仕切壁（５Ａ）により適数個
の居室（５Ｂ）が設けられ、かつ仕切壁（５Ａ）内には
床下空間（４）に連通するリターン用空気通路（５Ａ
１）が形成され、仕切壁（５Ａ）の上方にはこのリター
ン用空気通路に連通する吸込口（５Ｃ）が設けられ、各
居室（５Ｂ）には下方にアンダーカット（５Ｄ１）を有
するドア（５Ｄ）が開閉自在に取付けられ、 Ｂ．床下空間（４）内には、換気ユニット（６）と暖房
ユニット（７）が設置され、換気ユニット（６）は、熱
交換部（６Ａ）と、この熱交換部内で交差するよう配管
された吸気ダクト（６Ｂ）と排気ダクト（６Ｃ）から構
成され、 Ｃ．暖房ユニット（７）は、ユニット本体（７Ａ）と、
この熱交換部に連結された外気吸込口（７Ｂ）と内気吸
込口（７Ｃ）と温風吹出口（７Ｄ）から構成されている
と共に、当該暖房ユニット（７）は温水などの熱源（５
Ｇ）と連結され、 Ｄ．換気ユニット（６）における排気ダクト（６Ｃ）の
出口（６Ｃ２）には、一端が外気に開口している排気連
結ダクト（６Ｄ）が連結され、換気ユニット（６）にお
ける吸気ダクト（６Ｂ）の入口（６Ｂ１）には、一端が
外気に開口している第１吸気連結ダクト（６Ｅ）が連結
され、換気ユニット（６）における吸気ダクト（６Ｂ）
の出口（６Ｂ２）と、暖房ユニット（７）における外気
吸込口（７Ｂ）とは第２吸気連結ダクト（６Ｆ）で連結
され、排気ダクト（６Ｃ）の入口（６Ｃ１）は床下空間
（４）に開口され、 Ｅ．暖房ユニット（７）における内気吸込口（７Ｃ）
は、床下空間（４）に開口されていると共に、温風吹出
口（７Ｄ）には居住空間への温風吹出ダクト（７Ｅ）が
連結され、この温風吹出ダクト（７Ｅ）の先端は、各居
室（５Ｂ）における床面（３）に設けられた温風の吹出
口（７Ｆ）に連結されていることを特徴とする住宅にお
ける換気暖房システム。 - 【請求項２】 居室（５Ｂ）における下がり天井（５
Ｅ）に吸込口（５Ｆ）を設け、当該吸込口を天井空間
（５Ｅ１）、リターン用空気通路（５Ａ１）を介して床
下空間（４）と連結した請求項１記載の住宅における換
気暖房システム。 - 【請求項３】 温風の吹出口（７Ｆ）を居室（５Ｂ）の
仕切壁（５Ａ）の下部に設置した請求項１記載の住宅に
おける換気暖房システム。 - 【請求項４】 仕切壁（５Ａ）の上方に設けられた吸込
口（５Ｃ）に、フィルタ（５Ｃ１）を取付けると共に、
床面（３）に設けられた温風の吹出口（７Ｆ）に、フィ
ルタ（７Ｆ１）を取付けた請求項１記載の住宅における
換気暖房システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9184337A JP3002962B2 (ja) | 1997-06-24 | 1997-06-24 | 住宅における換気暖房システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9184337A JP3002962B2 (ja) | 1997-06-24 | 1997-06-24 | 住宅における換気暖房システム |
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| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1114092A true JPH1114092A (ja) | 1999-01-22 |
| JP3002962B2 JP3002962B2 (ja) | 2000-01-24 |
Family
ID=16151548
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9184337A Expired - Fee Related JP3002962B2 (ja) | 1997-06-24 | 1997-06-24 | 住宅における換気暖房システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3002962B2 (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011085344A (ja) * | 2009-10-16 | 2011-04-28 | Sekisui Chem Co Ltd | 空調システム及び建物 |
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| JPH05172371A (ja) * | 1991-12-24 | 1993-07-09 | Misawa Homes Co Ltd | 空調システムを有する家屋 |
-
1997
- 1997-06-24 JP JP9184337A patent/JP3002962B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3002962B2 (ja) | 2000-01-24 |
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