JPH11140240A - 重包装用ポリエチレン系樹脂組成物及び重包装用ポリエチレン系フィルム - Google Patents

重包装用ポリエチレン系樹脂組成物及び重包装用ポリエチレン系フィルム

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JPH11140240A
JPH11140240A JP30193597A JP30193597A JPH11140240A JP H11140240 A JPH11140240 A JP H11140240A JP 30193597 A JP30193597 A JP 30193597A JP 30193597 A JP30193597 A JP 30193597A JP H11140240 A JPH11140240 A JP H11140240A
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JP
Japan
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polyethylene
density
resin composition
weight
film
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Application number
JP30193597A
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English (en)
Inventor
Junichi Terada
淳一 寺田
Yozo Sato
洋三 佐藤
Naoharu Yoshii
直治 吉井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Publication date
Application filed by Asahi Chemical Industry Co Ltd filed Critical Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フィルム厚みの薄膜化にも対応可能な優れた
機械特性、シール特性を発現すると共に、良好な押出
性、製膜性を有する、肥料、化学薬品などの包装材料を
供するに好適な重包装用ポリエチレン系樹脂組成物、お
よびその樹脂組成物からなる重包装用ポリエチレン系フ
ィルムを提供すること。 【解決手段】 特定の密度、メルトフローレートの直鎖
状ポリエチレンに、特定の密度、メルトフローレート、
分子量分布及び溶融張力の高圧法低密度ポリエチレンを
配合した重包装用ポリエチレン系樹脂組成物、及び更に
特定の添加剤を添加した重包装用ポリエチレン系樹脂組
成物、及び特定の2%弾性率、落錘衝撃強度及びシール
強度を有する重包装用ポリエチレン系フィルム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は重包装用ポリエチレ
ン系樹脂組成物およびその樹脂組成物からなる重包装用
ポリエチレン系フィルムに関するものである。さらに詳
しくは、近年要求度が高まっている重包装用フィルムの
薄膜化にも対応可能な優れた機械特性、シール特性を発
現すると共に、良好な押出性、製膜性を有する、肥料、
化学薬品などの包装材料を供するに好適な重包装用ポリ
エチレン系樹脂組成物及びその樹脂組成物からなる重包
装用ポリエチレン系フィルムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、重包装用ポリエチレン系樹脂
あるいは該樹脂組成物として、高圧法低密度ポリエチレ
ン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、または高圧法低密
度ポリエチレンとエチレン−酢酸ビニル共重合体からな
る樹脂組成物、あるいは直鎖状ポリエチレンなどが用い
られている。特に、直鎖状低密度ポリエチレンは高圧法
低密度ポリエチレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体に
比べて、フィルム強度、剛性に優れるという特長を発現
し、重包装用ポリエチレンとして基本的には優れた樹脂
である。
【0003】しかし、一方で、空冷インフレーション法
に代表される製膜において、その製膜安定性、押出性が
劣ることもあり、性能バランスに欠けていると言わざる
を得ない面も有している。そのため、直鎖状低密度ポリ
エチレンの優れたフィルム物性を保持あるいはさらに向
上させながら、製膜性、押出性を改良することを狙い
に、直鎖状低密度ポリエチレンに高圧法低密度ポリエチ
レン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、高密度ポリエチ
レン等をそれぞれ単独にあるいは併用して配合する方法
が特公平5−51022号公報、特公平6−49808
号公報、特開平2−67347号公報に提案されてい
る。これらの方法によれば、フィルム物性と製膜性、押
出性を両立することは可能である。
【0004】しかし、重包装袋に要求される性能レベル
は近年より高度になってきており、上記の方法をさらに
改良してその要求を満足する必要が生じてきている。特
開平8−269256号公報には、その解決方法の一つ
としてメタロセン化合物を触媒とした重合法で得られる
直鎖状低密度ポリエチレンを用い、低温落袋強度を向上
させる方法が提案されている。ところがこれだけでは上
記要求性能レベルの高度化に十分応えているとはいえ
ず、特に重包装袋のコストダウンにもつながるために要
求度の高い薄膜化を幅広い製膜条件でも実現するには困
難であるといわざるを得ないのが現状である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記のよう
な状況を鑑みなされたものであって、薄膜化にも対応可
能な優れた機械特性、シール特性を発現すると共に、良
好な押出性、製膜性を有する、肥料、化学薬品などの包
装材料を供するに好適な重包装用ポリエチレン系樹脂組
成物及びその樹脂組成物からなる重包装用ポリエチレン
系フィルムを提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記目的
を実現するために鋭意研究を重ねた結果、特定の密度、
メルトフローレートの直鎖状ポリエチレンに、特定の密
度、メルトフローレート、分子量分布及び溶融張力を有
する高圧法低密度ポリエチレンを特定の比率で配合し
て、特定の密度、メルトフローレート及び溶融張力を有
する樹脂組成物とし、さらに熱安定剤、帯電防止剤を添
加することで、さらには直鎖状ポリエチレンとしてメタ
ロセン化合物を触媒として重合して得られる直鎖状ポリ
エチレンを用いることで、その目的に適合することを見
いだし、この知見に基づいて本発明に至った。
【0007】即ち、本発明の第1は、直鎖状ポリエチレ
ン(A)と高圧法低密度ポリエチレン(B)とからなる
ポリエチレン系樹脂組成物であって、直鎖状ポリエチレ
ン(A)がエチレンと炭素数3〜20のα−オレフィン
とからなる共重合体で、密度0.91〜0.97g/c
3、メルトフローレート0.1〜10g/10min
であり、高圧法低密度ポリエチレン(B)が、密度0.
91〜0.93g/cm3、メルトフローレート0.0
5〜5g/10min、分子量分布4以上、溶融張力5
g以上であり、しかも、配合割合は直鎖状ポリエチレン
(A)が40〜99重量%、高圧法低密度ポリエチレン
(B)が1〜60重量%であり、該ポリエチレン系樹脂
組成物が、密度0.91〜0.95g/cm3、メルト
フローレート0.1〜3g/10min、溶融張力5g
以上であることを特徴とする重包装用ポリエチレン系樹
脂組成物、である。
【0008】本発明の第2は、直鎖状ポリエチレン
(A)と高圧法低密度ポリエチレン(B)とからなるポ
リエチレン系樹脂組成物であって、直鎖状ポリエチレン
(A)がエチレンと炭素数3〜20のα−オレフィンと
からなる共重合体で、密度0.91〜0.97g/cm
3、メルトフローレート0.1〜10g/10minで
あり、高圧法低密度ポリエチレン(B)が、密度0.9
1〜0.93g/cm3、メルトフローレート0.05
〜5g/10min、分子量分布4以上、溶融張力5g
以上であり、しかも、配合割合が直鎖状ポリエチレン
(A)40〜99重量%、高圧法低密度ポリエチレン
(B)1〜60重量%であり、該ポリエチレン系樹脂組
成物が、密度0.91〜0.95g/cm3、メルトフ
ローレート0.1〜3g/10min、溶融張力5g以
上であり、直鎖状ポリエチレン(A)と高圧法低密度ポ
リエチレン(B)との合計100重量部に対して、フェ
ノール系熱安定剤及び、又はリン系熱安定剤からなる熱
安定剤0.01〜0.5重量部、並びに帯電防止剤0.
01〜0.5重量部を含有していることを特徴とする重
包装用ポリエチレン系樹脂組成物、である。
【0009】本発明の第3は、上記本発明の第1又は第
2に記載の重包装用ポリエチレン系樹脂組成物からな
り、2%弾性率が2000kg/cm2以上、落錘衝撃
強度が5.0g/μm以上、シール強度が3.5kg/
15mm以上であることを特徴とする重包装用ポリエチ
レン系フィルム、である。以下、本発明を詳細に説明す
る。
【0010】直鎖状ポリエチレン(A)はチグラー・ナ
ッタ触媒による低圧法、フィリップス法等の中圧法、メ
タロセン化合物を触媒に用いた重合法で得られるエチレ
ンと炭素数が3〜20のα−オレフィンとのランダム共
重合体であることが好ましい。メタロセン化合物を触媒
とした重合法とは、例えば、国際公開番号WO95/1
5985号の再公表特許に記載されている重合法をい
う。
【0011】即ち、メタロセン化合物を触媒とした重合
法は、下記成分(I)、成分(II)、成分(III)
を含む触媒を用いる重合法のことである。成分(I)
は、下記式(1)で表される少なくとも1種の遷移金属
化合物である。
【0012】
【化1】
【0013】{式(1)中、Mは、ジルコニウム、チタ
ン、及びハフニウムよりなる群からえらばれる遷移金属
であり、R1は、シクロペンタジエニル骨格を有する配
位子、または窒素、リン、砒素アンチモンまたはビスマ
スをヘテロ原子として含む炭素数1〜4の複素5員環配
位子、または窒素、リンまたは酸素が配位座を占めるヘ
テロ3座配位子であり、これらの配位子の各々は置換さ
れていないか、あるいは炭素数1〜20のアルキル基、
炭素数6〜20のアリール基、炭素数1〜20のアルキ
ル基が少なくとも一個の炭素数6〜20のアリール基で
置換されたアラルキル基、および炭素数6〜20のアリ
ール基が少なくとも一個の炭素数1〜20のアルキル基
で置換されたアルキルアリール基よりなる群から選ばれ
る少なくとも一個の置換基で置換されており、この場合
一つの置換基が配位子の少なくとも二つの部分を置換し
ていてよく、さらにアルキル基は直鎖状、分岐状または
環状であり、また上記置換基は少なくとも一つが酸素、
窒素、硫黄またはリンを介して配位子と結合していても
よく、さらにまた置換基を構成する炭素の少なくとも一
個が珪素であってもよい。
【0014】R2、R3およびR4は、各々独立に、シク
ロペンタジエニル骨格を有する配位子、窒素、リン、砒
素、アンチモンまたはビスマスをヘテロ原子として含む
炭素数1〜4の複素5員環配位子、窒素、リンまたは酸
素が配位座を占めるヘテロ3座配位子、炭素数1〜20
のアルキル基、炭素数6〜20のアリール基、炭素数1
〜20のアルキル基が少なくとも一個の炭素数6〜20
のアリール基で置換されてなるアラルキル基、炭素数6
〜20のアリール基が少なくとも一個の炭素数1〜20
のアルキル基で置換されたアルキルアリール基、−SO
3R(Rは置換されていないか、または少なくとも一個
のハロゲンで置換された炭素数1〜8の炭化水素基)、
ハロゲン原子、または水素原子であり、この場合アルキ
ル基は直鎖状、分岐状または環状であり、またアルキル
基、アリール基、アルキルアリール基、アラルキル基は
酸素、窒素、硫黄またはリンを介して遷移金属と結合す
るヘテロ原子配位子を形成していてもよく、またアルキ
ル基、アリール基、アルキルアリール基、アラルキル基
を構成する炭素の少なくとも一個は珪素であってもよ
く、またシクロペンタジエニル骨格を有する配位子、お
よび窒素、リン、砒素、アンチモンまたはビスマスをヘ
テロ原子として含む炭素数1〜4の複素5員環配位子、
および窒素、リンまたは酸素が配位座を占めるヘテロ3
座配位子の各々は置換されていないか、あるいは炭素数
1〜20のアルキル基、炭素数6〜20のアリール基、
炭素数1〜20のアルキル基が少なくとも一個の炭素数
6〜20のアリール基で置換されてなるアラルキル基、
および炭素数6〜20のアリール基が少なくとも一個の
炭素数1〜20のアルキル基で置換されてなるアルキル
アリール基よりなる群から選ばれる少なくとも一個の置
換基で置換されており、この場合一つの置換基が配位子
の少なくとも二つの部分を置換していてよく、さらにア
ルキル基は直鎖状、分岐状または環状であり、また上記
置換基は少なくとも一つが酸素、窒素、硫黄またはリン
を介して配位子と結合していてもよく、さらにまた置換
基を構成する炭素の少なくとも一個が珪素であってもよ
い。
【0015】aは、1以上の整数であり、b、c、d
は、0〜3の整数であるが、但し、a+b+c+d=4
であり、R1、R2、R3およびR4の各々は、遷移金属M
に結合しており、R0は、R2、R3およびR4から選ばれ
る1個とR1とを結合する炭素数1〜20のアルキレン
基、炭素数1〜20のアルキレン基、炭素数1〜20の
アルキリデン基、シリレン基、またはシリレン基が炭素
数1〜20のアルキル基、炭素数6〜20のアリール
基、炭素数1〜20のアルキル基が少なくとも一個の炭
素数6〜20のアリール基で置換されたアラルキル基、
および炭素数6〜20のアリール基が少なくとも一個の
炭素数1〜20のアルキル基で置換されたアルキルアリ
ール基よりなる群から選ばれる少なくとも一個の置換基
で置換されてなる置換シリレン基であり、そしてxは0
または1である。} 成分(II)は、表面に水酸基を有する微粒子状無機固
体(b−1)に、
【0016】
【化2】
【0017】{式(2)中、R6は炭素数1〜12の直
鎖状、分岐状または環状アルキル基である。}で表され
るアルキルオキシアルミニウム単位を繰返単位として有
する有機アルミニウムオキシ化合物(b−2)が、担持
された無機固体成分である。成分(III)は、有機ア
ルミニウム化合物であり、下記式(3)または式(4)
で表される。
【0018】
【化3】
【0019】{式(3)中、R7は、炭素数1〜12の
アルキル基、炭素数6〜20のアリール基であり、X
は、ハロゲンまたは水素であり、アルキル基は直鎖状、
分岐状または環状であり、eは、1〜3の整数であ
る。}
【0020】
【化4】
【0021】{式(4)中、R7は、上記と同様であ
り、Yは、−OR8基、−OSiR9 3基、−OAlR10 2
基、−NR11 2基、−SiR12 3基または−N(R13)A
lR14 2基であり、eは、1または2であり、R8
9、R10およびR14は、各々独立に、炭素数1〜12
のアルキル基、または炭素数6〜20のアリール基であ
り、R11は、水素、炭素数1〜12のアルキル基、炭素
数6〜20のアリール基、シリル基または シリル基が
少なくとも一個の炭素数1〜12のアルキル基で置換さ
れてなる置換シリル基であり、R12およびR13は、各々
独立に、炭素数1〜12のアルキル基であり、上記のア
ルキル基はいずれの場合も直鎖状、分岐状または環状で
ある。} エチレンとの共重合に用いられる炭素数が3〜20のα
−オレフィンとしては、プロピレン、1−ブテン、1−
ペンテン、1−ヘキセン、1−オクテン、1−デセン、
1−ドデセン、1−テトラデセン、1−ヘキサデセン、
1−オクタデセン、1−エイコセン、3ーメチルー1−
ブテン、4−メチル−1−ペンテン、6−メチル−1−
ヘプテンなどが挙げられる。
【0022】本発明に用いる直鎖状ポリエチレン(A)
として、上記のメタロセン化合物を触媒として重合して
得られる直鎖状ポリエチレンを用いることが好ましい。
また、The Dow Chemical Co.製の
エチレン/1−オクテン共重合体(商標名ELITE)
を直鎖状ポリエチレン(A)として用いることが好まし
い。
【0023】直鎖状ポリエチレン(A)は、密度が0.
91〜0.97g/cm3、好ましくは0.92〜0.
97g/cm3である。密度が上記範囲である直鎖状ポ
リエチレン(A)は、強度、剛性が高く、アンチブロッ
キング性に優れたフィルムを提供する上で好適である。
また、メルトフローレートは、0.1〜10g/10m
inである。好ましくは0.3〜5g/10minであ
る。メルトフローレートが上記範囲である直鎖状ポリエ
チレン(A)は、強度、シール特性に優れたフィルムを
提供する上で好適である。
【0024】なお、密度は、190℃、2.16kg荷
重の条件下のメルトフローレート測定時に得られるスト
ランドを、熱水で1時間ボイル処理、23℃で1時間冷
却した後、密度勾配管で測定される。メルトフローレー
トはASTM D−1238に従い190℃、2.16
kg荷重の条件下で測定される。本発明における高圧法
低密度ポリエチレン(B)としては、1000〜350
0kg/cm2、200〜350℃でラジカル重合して
得ることができるものが好ましく、密度は0.91〜
0.93g/cm3、メルトフローレートは0.05〜
5g/10min、好ましくは0.1〜3g/10mi
nで、分子量分布が4以上、好ましくは5以上、溶融張
力は5g以上である。このような特性を有する高圧法低
密度ポリエチレンは、空冷インフレーション法における
製膜安定性を改良するにあたり大きな効果を発揮し、ま
た機械特性を損なうことなく優れたシール特性を発現す
るフィルムを提供する上で好適である。
【0025】分子量分布は、GPC法により求められる
重量平均分子量(Mw)と数平均分子量(Mn)を用
い、その比(Mw/Mn)を算出することにより求めら
れる。溶融張力は、190℃、せん断速度27sec-1
で孔径2.09mm(L/D=3.8)のオリフィスよ
り押し出される溶融状態のストランドを2m/minの
速度で引き取るときの引取張力として測定される。高圧
法低密度ポリエチレンの密度、メルトフローレートは、
前記と同じ方法で測定される。
【0026】なお、高圧法低密度ポリエチレン(B)
は、本発明の目的を損なわない範囲であれば、他のα−
オレフィン、酢酸ビニル、アクリル酸エステル等との共
重合体であってもよい。本発明の第1、重包装用ポリエ
チレン系樹脂組成物は、配合割合が(A)40〜99重
量%、好ましくは50〜90重量%、(B)1〜60重
量%、好ましくは10〜50重量%である。上記範囲よ
りも(A)が少ないと、フィルムの強度、剛性低下する
ことがある。一方、上記範囲より(B)が少ないと、空
冷インフレーション法における製膜安定性の改良効果が
不十分で、またシール特性も満足できるレベルに達しな
いことがある。
【0027】本発明の第2、重包装用ポリエチレン系樹
脂組成物は、(A)+(B)の合計100重量部に対し
て、フェノール系熱安定剤及び、又はリン系熱安定剤か
らなる熱安定剤0.01〜0.5重量部、好ましくは
0.03〜0.4重量部並びに帯電防止剤0.01〜
0.5重量部、好ましくは0.03〜0.4重量部を含
有していることが必要である。
【0028】ここで、フェノール系熱安定剤としては、
2,6−ジ−t−ブチル−4−メチルフェノール(ジブ
チルヒドロキシトルエン)、n−オクタデシル−3−
(4−ヒドロキ−3,5−ジ−t−ブチルフェニル)プ
ロピオネート、テトラキス(メチレン(3,5−ジ−t
−ブチル−4−ヒドロキシハイドロシンナメート))メ
タン等、リン系熱安定剤としてはテトラキス(2,4−
ジ−t−ブチルフェニル)−4,4’−ビフェニレン−
ジ−ホスフォナイト等が挙げられる。帯電防止剤として
は、非イオン系界面活性剤として、ポリオキシエチレン
アルキルアミン、ポリオキシエチレンアルキルアミンの
高級脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンアルキルアミ
ド、ポリオキシエチレンアルキルアミドの高級脂肪酸エ
ステル、高級アルコールの高級脂肪酸エステル、多価ア
ルコールの高級脂肪酸エステル、両性ベタイン型界面活
性剤として、アルキルジヒドロオキシエチルベタイン、
アミン系帯電防止剤として、パルミチルジエタノールア
ミン、ステアリルジエタノールアミン、パルミチルジエ
タノールアミド、ステアリルジエタノールアミド、多価
アルコールの高級脂肪酸エステル系帯電防止剤として、
グリセリンモノパルミテート、グリセリンモノステアリ
ート等が挙げられる。これらの帯電防止剤は単独あるい
は複数の混合物として使用することができる。
【0029】フェノール系熱安定剤及び、またはリン系
熱安定剤が上記範囲より少ないと、押出時に熱劣化を受
け、ゲルの発生を招来することもある。また、上記範囲
より多いと変色等の問題となることもある。帯電防止剤
が上記範囲より少ない場合は帯電防止効果が得られにく
く、自動給袋・充填において開口性不良等のトラブルの
原因となることがある。また、上記範囲より多いとフィ
ルムのブロッキングが発生してしまう惧れがある。
【0030】重包装用ポリエチレン系樹脂組成物には、
スリップ剤、アンチブロッキング剤、有機あるいは無機
顔料、紫外線吸収剤などの公知の添加剤を必要に応じて
添加することができる。本発明の重包装用ポリエチレン
系樹脂組成物は、公知の方法を利用して製造することが
できる。例えば、直鎖状ポリエチレン(A)と高圧法低
密度ポリエチレン(B)及びフェノール系熱安定剤、リ
ン系熱安定剤、帯電防止剤などの添加剤を一軸押出機、
二軸押出機あるいはニーダー等を用いて、溶融混練する
ことによって得ることができる。上記添加剤は高圧法低
密度ポリエチレンに配合し、二軸押出機で溶融混練する
ことにより造粒し、マスターバッチ(以下、(C)とい
う)にして添加することもできる。また、これらのドラ
イブレンドによっても得ることができる。
【0031】上記のようにして得られる重包装用ポリエ
チレン系樹脂組成物は、密度が0.91〜0.95g/
cm3、好ましくは0.92〜0.94g/cm3、メル
トフローレートが0.1〜3g/10min、好ましく
は0.3〜2g/10min、溶融張力が5g以上、好
ましくは7g以上である。重包装用ポリエチレン系樹脂
組成物の密度、メルトフローレート、溶融張力は、前記
と同じ方法で測定される。
【0032】本発明の第3、重包装用ポリエチレン系フ
ィルムは、上記の重包装用ポリエチレン系樹脂組成物を
空冷インフレーション法で成形したフィルムで、2%弾
性率が2000kg/cm2以上、好ましくは2000
kg/cm2〜4500kg/cm2、落錘衝撃強度が
5.0g/μm以上、シール強度が3.5kg/15m
m以上である。2%弾性率が2000kg/cm2未満
だと自動給袋・充填適性の低下、4500kg/cm2
を越えるとフィルム強度の低下、また、落錘衝撃強度が
5.0g/μm未満だとフィルムの実用強度の低下、シ
ール強度が3.5kg/15mm未満だと落袋時のシー
ル部破壊を招く惧れがあり、加えて重包装袋の薄膜化に
おいてはその傾向がより顕著になる惧れもあり好適とは
いえない。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、実施例に基づいて本発明を
さらに具体的に説明する。なお、用いた重合体、空冷イ
ンフレーション製膜方法、物性測定方法は、以下の通り
である。 (1)直鎖状ポリエチレン(A);エチレン/1−オク
テン共重合体を用いた。当該共重合体を得るための重合
に用いたメタロセン化合物からなる触媒は、(n−ブチ
ルシクロペンタジエニル)ジルコニウムクロリド、ある
いはエチレンビス(インデニル)ジルコニウムジクロリ
ドで、また、有機アルミニウムオキシ化合物として多孔
質シリカに担持させたメチルアルミノキサンと、有機ア
ルミニウム化合物としてトリイソブチルアルミニウムを
使用した。メタロセン化合物と有機アルミニウムオキシ
化合物の量比は、ジルコニウム換算およびアルミニウム
換算すると1:500(モル比)で、有機アルミニウム
オキシム化合物と有機アルミニウム化合物の量比はアル
ミニウム換算で63:37(モル比)とした。
【0034】触媒の調製溶媒、メチルアルミノキサンの
多孔質シリカへの担持化溶媒にはトルエンを用いた。重
合は温度70℃、圧力7kg/cm2Gの条件下で行っ
た。直鎖状低密度ポリエチレン(A)の密度、メルトフ
ローレートの制御は、上記の重合法において1−オクテ
ンの量、あるいはシリカの種類、メタロセン化合物の種
類、量さらには重合温度等の一部の条件によって行っ
た。
【0035】また、実施例および比較例には直鎖状ポリ
エチレン(A)として、エチレン/1−オクテン共重合
体(The Dow Chemical Co.製、商
標名ELITE、5110)も用いた。 (2)高圧法低密度ポリエチレン(B);上述の高圧ラ
ジカル重合法で得られたものを使用した。 (3)マスターバッチ(C);フェノール系熱安定剤と
してn−オクタデシル−3−(4−ヒドロキ−3,5−
ジ−t−ブチルフェニル)プロピオネート、リン系熱安
定剤としてテトラキス(2,4−ジ−t−ブチルフェニ
ル)−4,4’−ビフェニレン−ジ−ホスフォナイト、
帯電防止剤として非イオン系界面活性剤、花王(株)
製、エレクトロストリッパー、TS−9Bを低密度ポリ
エチレンに配合し、二軸押出機で溶融混練することによ
り造粒して、マスターバッチ(C)とした。 (4)空冷インフレーション製膜方法;モダンマシナリ
ー(株)製、50mmφインフレーション製膜機、ダイ
ス150mmφ(ギャップ2mm)、シングルタイプエ
アリングを用い、成形温度210℃、引取速度7m/m
inの条件で製膜した。 (5)物性測定方法; 2%弾性率:ASTM D−638に準じて測定した
フィルムのMD方向とTD方向の値の平均値をフィルム
の2%弾性率とした。 落錘衝撃強度:ASTM D−1709に準じて測定
した値(g)をフィルム厚み(μm)で除した値を落錘
衝撃強度(g/μm)とした。 シール強度:ニューロング工業(株)製、シーラー、
HS−23D−2タイプを用いて、ヒーターゾーン、ク
ーリングゾーンのクリアランスをフィルム厚みの2.3
倍の条件でフィルムをシールした。得られたシールフィ
ルムを15mm幅で切り出してサンプルとし、引張試験
機(オリエンテック社製)を用いて、引張速度500m
m/minの条件で引張試験を行い、サンプルの破断強
度を測定してシール強度とした。
【0036】
【実施例1】直鎖状ポリエチレン(A)は、上記メタロ
セン化合物を触媒にした重合法で得られたエチレン/1
−オクテン共重合体で、密度0.930g/cm3、メ
ルトフローレート1.0g/10minのものを用い
た。また、高圧法低密度ポリエチレン(B)は、密度
0.922g/cm3、メルトフローレート0.2g/
10min、分子量分布7.8、溶融張力21.5gの
ものを用いた。
【0037】配合割合は、(A)を60重量%、(B)
を40重量%とし、さらにマスターバッチ(C)を配合
し、ドライブレンドした後に、一軸押出機で溶融混練す
ることにより造粒した。得られたポリエチレン系樹脂組
成物は、密度0.927g/cm3、メルトフローレー
ト0.53g/10min、溶融張力22.0gで、添
加剤として、n−オクタデシル−3−(4−ヒドロキ−
3,5−ジ−t−ブチルフェニル)プロピオネートを2
000ppm、テトラキス(2,4−ジ−t−ブチルフ
ェニル)−4,4’−ビフェニレン−ジ−ホスフォナイ
トを800ppm、非イオン系界面活性剤を1500p
pmそれぞれ含有している。
【0038】得られたポリエチレン系樹脂組成物を用い
て、上記の空冷インフレーション法で厚み130μmの
フィルムを製膜し、押出性、製膜安定性の加工性を評価
した。また得られたフィルムの2%弾性率、落錘衝撃強
度、シール強度を評価した。表1に樹脂組成・物性を、
表2に加工性及びフィルム評価結果を示した。
【0039】
【実施例2】フィルムの厚みを150μmにした以外
は、実施例1と同様の方法で、加工性、フィルム評価を
行った。表1に樹脂組成・物性を、表2に加工性及びフ
ィルム評価結果を示した。
【0040】
【実施例3、4】直鎖状ポリエチレン(A)の密度、メ
ルトフローレートを変えて、マスターバッチ(C)を配
合し、実施例1と同様に造粒、製膜を行い、その押出
性、製膜安定性を、また得られたフィルムを用いて2%
弾性率、落錘衝撃強度、シール強度を評価した。表1に
樹脂組成・物性を、表2にフィルム評価結果を実施例1
と併せて示した。
【0041】
【実施例5】直鎖状ポリエチレン(A)として、The
Dow Chemical Co.製の商標名ELI
TE、5110(エチレン/1−オクテン共重合体)を
用いた。それ以外は、実施例1と同様の方法で、製膜、
評価を行った。表1に樹脂組成・物性を、表2にフィル
ム評価結果を示した。
【0042】
【実施例6】高圧法低密度ポリエチレン(B)として、
密度0.917g/cm3、メルトフローレート0.3
g/10min、分子量分布8.2、溶融張力23.0
gである高圧法低密度ポリエチレンを用いた以外は、実
施例1と同様の方法で、製膜、評価を行った。表1に樹
脂組成・物性を、表2にフィルム評価結果を示した。
【0043】
【実施例7】高圧法低密度ポリエチレン(B)として、
密度0.920g/cm3、メルトフローレート0.4
g/10min、分子量分布8.2、溶融張力19.0
gである高圧法低密度ポリエチレンを用いた以外は、実
施例1と同様の方法で、製膜、評価を行った。表1に樹
脂組成・物性を、表2にフィルム評価結果を示した。
【0044】
【実施例8】直鎖状ポリエチレン(A)と高圧法低密度
ポリエチレン(B)との配合割合を、(A)を80重量
%、(B)を20重量%とした以外は、実施例1と同様
の方法で、製膜、評価を行った。表1に樹脂組成・物性
を、表2にフィルム評価結果を示した。
【0045】
【表1】
【0046】
【表2】
【0047】表1、及び表2から明らかなように、本発
明の重包装用ポリエチレン系樹脂組成物は、空冷インフ
レーション製膜における押出性、製膜安定性といった加
工性が優れ、薄膜化にも対応可能な優れた機械特性、シ
ール特性を発現し、また低引取速度だと大きく低下し易
い、シール強度が7m/minという低引取速度でも強
いことから、幅広い製膜条件にも十分対応でき、重包装
用ポリエチレン系樹脂組成物として極めて好適であるこ
とがわかる。
【0048】
【比較例1〜4】比較例1〜4に用いたポリエチレン系
樹脂組成物の樹脂組成・物性を表3に、その加工性、フ
ィルム評価結果を表4にそれぞれまとめて示した。
【0049】
【表3】
【0050】
【表4】
【0051】
【発明の効果】本発明の重包装用ポリエチレン系樹脂組
成物は、空冷インフレーション製膜における押出性、製
膜安定性などの加工性が良好で、薄膜化にも対応可能な
優れた機械特性、シール特性を発現し、またシール特性
の製膜条件依存性も小さく、重包装用ポリエチレン系樹
脂組成物として極めて好適なものである。
【0052】本発明の重包装用ポリエチレン系樹脂組成
物からなる本発明の重包装用ポリエチレン系フィルム
は、適性な2%弾性率、高い落錘衝撃強度、強く安定し
たシール強度を発現することから、肥料、化学薬品、穀
物などの包装材料に好適に供される得るものである。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直鎖状ポリエチレン(A)と高圧法低密
    度ポリエチレン(B)とからなるポリエチレン系樹脂組
    成物であって、直鎖状ポリエチレン(A)がエチレンと
    炭素数3〜20のα−オレフィンとからなる共重合体
    で、密度0.91〜0.97g/cm3、メルトフロー
    レート0.1〜10g/10minであり、高圧法低密
    度ポリエチレン(B)が、密度0.91〜0.93g/
    cm3、メルトフローレート0.05〜5g/10mi
    n、分子量分布4以上、溶融張力5g以上であり、しか
    も、配合割合が直鎖状ポリエチレン(A)40〜99重
    量%、高圧法低密度ポリエチレン(B)1〜60重量%
    であり、該ポリエチレン系樹脂組成物が、密度0.91
    〜0.95g/cm3、メルトフローレート0.1〜3
    g/10min、溶融張力5g以上であることを特徴と
    する重包装用ポリエチレン系樹脂組成物。
  2. 【請求項2】 直鎖状ポリエチレン(A)と高圧法低密
    度ポリエチレン(B)との合計100重量部に対して、
    フェノール系熱安定剤及び、又はリン系熱安定剤からな
    る熱安定剤0.01〜0.5重量部、並びに帯電防止剤
    0.01〜0.5重量部を含有する請求項1記載の重包
    装用ポリエチレン系樹脂組成物。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2記載の重包装用ポ
    リエチレン系樹脂組成物からなり、2%弾性率が200
    0kg/cm2以上、落錘衝撃強度が5.0g/μm以
    上、シール強度が3.5kg/15mm以上であること
    を特徴とする重包装用ポリエチレン系フィルム。
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