JPH11139154A - 自動車用空調装置 - Google Patents

自動車用空調装置

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JPH11139154A
JPH11139154A JP30556997A JP30556997A JPH11139154A JP H11139154 A JPH11139154 A JP H11139154A JP 30556997 A JP30556997 A JP 30556997A JP 30556997 A JP30556997 A JP 30556997A JP H11139154 A JPH11139154 A JP H11139154A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】室内熱交換器を蒸発器としてのみ使用すること
ができて装置コストを低減することができ、しかも幅広
い除湿機能を得ることができるヒートポンプ式の自動車
用空調装置を提供すること。 【解決手段】冷媒流路切換弁3を切り換えることによ
り、冷媒流路切換弁3から出て再び戻ってくる管路の途
中に直列に接続された室内熱交換器6と室外熱交換器5
の接続順が入れ代わるようにした自動車用空調装置にお
いて、車室内に配置される副凝縮器2を圧縮機1と冷媒
流路切換弁3との間に接続すると共に、室内熱交換器6
を挟んでその上流と下流とに、冷媒流路切換弁3が切り
換わって室内熱交換器6の上流側になったときに膨張弁
として作用させるための弁7,8を接続した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、車室内の冷房と
暖房の双方を行なうことができるようにしたヒートポン
プ方式の自動車用空調装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ヒートポンプ方式の自動車用空調装置
は、基本的には、室内と室外とに熱交換器を配置して、
冷房時には、室内熱交換器が蒸発器で室外熱交換器が凝
縮器になり、暖房時には、室内側が凝縮器で室外側が蒸
発器になるように冷媒管路を切り換えている。
【0003】また、室内熱交換器と室外熱交換器だけで
は除湿モードを実現することができないので、副凝縮器
を車室内に配置して除湿を行なうことができるようにし
ている(特開平9−79689号及び特開平9−951
23号等)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のような
従来の自動車用空調装置は、室内熱交換器と室外熱交換
器とが共に冷房時と暖房時とで蒸発器になったり凝縮器
になったりすることから、両熱交換器を各々蒸発器に比
べてはるかに高い耐圧性が必要な凝縮器と同じ強度に構
成する必要があるので、非常に装置コストがかかる欠点
がある。
【0005】また、副凝縮器を車室内に配置したもので
は、いずれも単なる除湿を行なうことはできるが、暖房
時に除湿ができなかったり、弱冷房状態では除湿ができ
なかったりして、幅の広い除湿機能を得ることができな
い。
【0006】そこで本発明は、室内熱交換器を蒸発器と
してのみ使用することができて装置コストを低減するこ
とができ、しかも幅広い除湿機能を得ることができるヒ
ートポンプ式の自動車用空調装置を提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の自動車用空調装置は、冷凍サイクルの圧縮
機の下流に冷媒流路切換弁を配置して、その冷媒流路切
換弁を切り換えることにより、上記冷媒流路切換弁から
出て再び戻ってくる管路の途中に直列に接続された室内
熱交換器と室外熱交換器の接続順が入れ代わるようにし
た自動車用空調装置において、車室内に配置される副凝
縮器を上記圧縮機と上記冷媒流路切換弁との間に接続す
ると共に、上記室内熱交換器を挟んでその上流と下流と
に、上記冷媒流路切換弁が切り換わって上記室内熱交換
器の上流側になったときに膨張弁として作用させるため
の弁を接続したことを特徴とする。
【0008】なお、上記副凝縮器において冷媒と熱交換
される車室内の空気の流量を制御するための副凝縮器熱
交換制御手段が設けられていてもよい。また、上記室内
熱交換器と上記室外熱交換器とを接続している管路と上
記冷媒流路切換弁から上記圧縮機入口に向かう管路との
間を直接接続するバイパス管路と、そのバイパス管路を
開閉するための開閉弁とが設けられていてもよい。
【0009】その場合、上記室内熱交換器と上記室外熱
交換器とを接続している管路を閉塞するための開閉自在
な弁が、上記バイパス管路との接続部より上記室外熱交
換器寄りの位置に設けられているとよい。
【0010】そして、上記冷媒流路切換弁から上記圧縮
機入口に向かう管路の途中であって上記バイパス管路と
の接続部より上流側に、上記冷媒流路切換弁から上記圧
縮機入口方向にのみ冷媒が通過可能な逆止弁が介挿され
ているとよい。
【0011】また、上記膨張弁として作用する弁が、開
度を制御可能な制御弁であってもよく、上記膨張弁とし
て作用する弁が、上記室内熱交換器から出ていく方向に
のみ冷媒が通過可能な逆止弁と管路径が細く絞られた絞
りとを並列に接続して構成されていてもよい。その場
合、上記絞り径が、そこを通過する冷媒の前後差圧等に
したがって可変であってもよい。
【0012】また、上記冷凍サイクルの上記圧縮機の上
流側にアキュムレータが接続されていて、上記冷凍サイ
クルが搭載された自動車のエネルギー源から出る熱と冷
媒との間で熱交換をするための熱交換器が上記アキュム
レータに内蔵されていてもよい。
【0013】或いは、上記冷凍サイクルの上記圧縮機の
上流側にアキュムレータが接続されていて、上記冷凍サ
イクルが搭載された自動車のエネルギー源から出る熱と
冷媒との間で熱交換をするための熱交換器が上記アキュ
ムレータの上流側の管路に接続され、且つその熱交換器
をバイパスする開閉自在なバイパス管路が設けられてい
てもよい。
【0014】
【発明の実施の形態】図面を参照して本発明の実施の形
態を説明する。図1ないし図3は、本発明の第1の実施
の形態のヒートポンプ方式の自動車用空調装置を示して
おり、図1は厳寒時暖房/除湿モード、図2は冷房/除
湿モード、図3は暖房/除湿モードの状態を示してい
る。
【0015】1は、冷凍サイクルにおいて冷媒を圧縮す
る圧縮機である。圧縮機1の冷媒出口に接続された下流
側の冷媒管路には、まず最初に副凝縮器2が介挿接続さ
れている。この副凝縮器2は、車室内に通じるエアダク
ト内に配置されている。
【0016】副凝縮器2の下流には、四方向切換弁3が
接続されている。この四方向切換弁3は、四つの管路が
接続された接続口A、B、C、Dを、AとDが接続され
BとCが接続された第1の状態と、AとBが接続されC
とDが接続された第2の状態とに一動作で切り換えるも
のであり、副凝縮器2の冷媒出口から来た冷媒管路はA
の接続口に接続されている。
【0017】Bの接続口とDの接続口とは、途中に各種
の部材が介挿接続された配管によって接続されている。
Cの接続口は、低圧になった冷媒を貯留するためのアキ
ュムレータ4の入口に接続され、アキュムレータ4の出
口は圧縮機1の入口に接続されている。
【0018】Bの接続口とDの接続口とを接続する冷媒
管路の途中には、車室外に置かれた室外熱交換器5と車
室内に通じるエアダクト内に置かれた室内熱交換器6と
が、直列に介挿接続されている。
【0019】室外熱交換器5は四方向切換弁3のDの接
続口側に接続され、室内熱交換器6はBの接続口側に接
続されており、四方向切換弁3を切り換え操作すること
によって、AとDの接続口に対する室外熱交換器5と室
内熱交換器6の接続順が反対に切り換わる。
【0020】四方向切換弁3のBの接続口と室内熱交換
器6との間には、冷媒流路の断面積が可変の第1の電磁
制御弁7が介挿接続されている。この第1の電磁制御弁
7は閉状態になる必要はない。
【0021】11は、室外熱交換器5と室内熱交換器6
とを接続する管路の途中と四方向切換弁3のCの接続口
からアキュムレータ4に向かう管路の途中とを接続する
バイパス管路であり、その途中には電磁開閉弁12が介
挿接続されている。
【0022】また、四方向切換弁3のCの接続口からア
キュムレータ4に向かう冷媒管路にはバイパス管路11
との接続部より上流側(即ち、四方向切換弁3側)に、
四方向切換弁3からアキュムレータ4の方向にのみ冷媒
が通過可能な逆止弁13が介挿接続されている。
【0023】また、室外熱交換器5と室内熱交換器6と
を接続する管路の途中には、バイパス管路11との接続
部より室外熱交換器5寄りの位置に第2の電磁制御弁8
が介挿接続されている。この第2の電磁制御弁8は、閉
状態になる機能を有している。
【0024】車室に通じるエアダクトには、室内熱交換
器6と副凝縮器2において冷媒と熱交換された空気を車
室に送るための送風ファン15が配置されている。ただ
し、図示されていないモータアクチュエータ等によって
開閉駆動されるエアミックスドア16が設けられてい
て、副凝縮器2において冷媒と熱交換される空気の流量
を制御することができる。
【0025】17は、マイクロプセッサを内蔵する制御
部であり、四方向切換弁3の切り換え動作と、第1の電
磁制御弁7、第2の電磁制御弁8及び電磁開閉弁12の
状態等を連動して制御する。さらに、エアミックスドア
16の状態を連動して制御してもよい。
【0026】本発明の第1の実施の形態の自動車用空調
装置はこのように構成されており、図2に示される冷房
/除湿モードにおいては、四方向切換弁3のAとDの接
続口、BとCの接続口が各々接続されて、副凝縮器2を
出た冷媒が室外熱交換器5を先に通ってから室内熱交換
器6を通り、アキュムレータ4に送られて圧縮機1に戻
される。
【0027】このとき、バイパス管路11の電磁開閉弁
12は閉じ、第1の電磁制御弁7は全開になっている。
したがって、バイパス管路11の存在及び第1の電磁制
御弁7の存在は、何ら他に影響を及ぼさない。そして第
2の電磁制御弁8は、室内熱交換器6出口側冷媒の温度
等によって開度が制御されて、膨張弁として機能する。
【0028】その結果、室外熱交換器5は凝縮器として
機能し、室内熱交換器6は蒸発器として機能する。した
がって、車室内は冷房状態になり、副凝縮器2に通気さ
せるエアミックスドア16の開度を大きくすると、冷房
機能が低下して弱冷房下の除湿状態になる。
【0029】図3に示される暖房/除湿モードにおいて
は、四方向切換弁3のAとBの接続口、CとDの接続口
が各々接続されて、副凝縮器2を出た冷媒が室内熱交換
器6を先に通ってから室外熱交換器5を通り、アキュム
レータ4に送られて圧縮機1に戻される。
【0030】このとき、バイパス管路11の電磁開閉弁
12は閉じ、第2の電磁制御弁8は全開になっている。
したがって、バイパス管路11の存在及び第2の電磁制
御弁8の存在は、何ら他に影響を及ぼさない。そして第
1の電磁制御弁7は、室外熱交換器5出口側冷媒等の温
度によって開度が制御されて、膨張弁として機能する。
【0031】その結果、室外熱交換器5と室内熱交換器
6は共に蒸発器として機能し、凝縮器は、車室内の副凝
縮器2だけになる。したがって、車室内は暖房状態にな
り、室内熱交換器6において除湿されるので、窓の曇り
等が防止される。
【0032】図1に示される厳寒時暖房/除湿モードに
おいては、四方向切換弁3のAとBの接続口、CとDの
接続口が各々接続されて、副凝縮器2を出た冷媒が室内
熱交換器6を先に通ってから室外熱交換器5を通り、ア
キュムレータ4に送られて圧縮機1に戻される。第1の
電磁制御弁7は、膨張弁として機能する。これらの点は
図3の暖房/除湿モードと同じである。
【0033】しかし、このモードでは、バイパス管路1
1の電磁開閉弁12が開かれて、第2の電磁制御弁8が
閉じられる。したがって、室内熱交換器6を出た冷媒は
室外熱交換器5を通らずに、バイパス管路11を通って
そのままアキュムレータ4に送られて圧縮機1に戻され
る。室外熱交換器5に溜まっていた冷媒は四方向切換弁
3を経由してアキュムレータ4に回収され、逆止弁13
によって逆流が阻止される。
【0034】その結果、室外熱交換器5は何らの機能を
持たなくなり、エアミックスドア16を全開にしておく
ことにより、車室内には、圧縮機1に投入されたエネル
ギがそのまま放出されて暖房効果が得られ、室内熱交換
器6により除湿も行われる。
【0035】例えば零下20℃というような厳寒状態に
なると、普通のヒートポンプ方式では暖房機能が働かな
くなってしまうが、このようにすることによって相当の
暖房効果を得ることができるので、電気自動車等におい
て非常に利用価値が高い。また、ガソリンエンジン車の
場合等でも、エンジン冷却水の温度が上昇しない環境下
等においては極めて有用である。
【0036】図4は、本発明の第2の実施の形態の自動
車用空調装置を示しており、第1の実施の形態における
第1の電磁制御弁7に代えて、室内熱交換器6から出て
いく方向にのみ冷媒が通過可能な逆止弁21と管路径が
細く絞られた絞り22とが並列に接続されている。
【0037】これによって、冷媒の流れが四方向切換弁
3から室内熱交換器6に向かうときには絞り22が膨張
弁として機能し、冷媒の流れが逆のときは冷媒が逆止弁
21を単に通過する。
【0038】また、第1の実施の形態における第2の電
磁制御弁8に代えて、室内熱交換器6から出ていく方向
にのみ冷媒が通過可能な逆止弁23と管路径が細く絞ら
れた絞り24とが並列に接続され、さらにそれに直列に
電磁開閉弁25が接続されている。
【0039】これによって、冷媒の流れが室外熱交換器
5から室内熱交換器6に向かうときには絞り24が膨張
弁として機能し、冷媒の流れが逆のときは冷媒が逆止弁
23を単に通過する。また、バイパス管路11の電磁開
閉弁12を開いて厳寒時暖房/除湿モードにするとき
は、電磁開閉弁25が閉じられる。
【0040】このように構成された第2の実施の形態の
自動車用空調装置は、室内熱交換器6の膨張弁が冷媒の
流量調整機能を有していないことを除いて第1の実施の
形態と同様に作動する。また、絞り22,24の径を、
そこを通過する冷媒の前後差圧等にしたがって可変にす
れば、流量調整機能も持つことができる。
【0041】図5は本発明の第3の実施の形態の自動車
用空調装置を示しており、第1の実施の形態からバイパ
ス管路11を取り除いたものである。第1の実施の形態
の構成から単にバイパス管路11を取り除いても、冷房
/除湿モードと暖房/除湿モードは第1の実施の形態と
全く同様に作動する。
【0042】そして、室外熱交換器5の熱交換能を抑制
するために例えば遮風板27を室外熱交換器5に沿わせ
る等の構成をとれば、厳寒時暖房/除湿モードも第1の
実施の形態に近いレベルで実現することができる。
【0043】図6は、本発明の第4の実施の形態の自動
車用空調装置を示しており、第1の実施の形態の自動車
用空調装置に比べて、自動車のエンジン、モーター或い
は電池等から放出される熱を冷媒と熱交換するための熱
交換器31をアキュムレータ4に追加したものである。
32は、廃熱を伝達する媒体である水等の流量を制御す
るための流量制御弁である。
【0044】熱交換器31の配管にはエンジン又はモー
ター等の冷却水が循環され、アキュムレータ4内の冷媒
を蒸発させて廃熱を冷媒に回収することができる。その
結果、例えばエンジン冷却水が20〜50℃等という低
温のときでも、その熱を回収して暖房を機能させること
ができる。
【0045】図7は、本発明の第5の実施の形態の自動
車用空調装置を示しており、自動車のエンジン、モータ
ー或いは電池等から放出される熱を冷媒と熱交換するた
めの熱交換器33を、四方向切換弁3とアキュムレータ
4の間に配置したものであり、第4の実施の形態と同様
の作用効果を得ることができる。
【0046】また、この実施の形態においては、その熱
交換器33をバイパスするバイパス管路34を設けて、
その管路を電磁開閉弁35によって開閉できるようにし
てある。
【0047】このように構成することによって、熱交換
器33における冷凍サイクルの圧力損失を避けたい環境
の時などには、バイパス管路34を開いて、冷媒が熱交
換器33をほとんど通らないようにすることができる。
【0048】
【発明の効果】本発明によれば、車室内に配置される副
凝縮器を圧縮機と冷媒流路切換弁との間に接続すると共
に、室内熱交換器を挟んでその上流と下流とに、冷媒流
路切換弁が切り換わって室内熱交換器の上流側になった
ときに膨張弁として作用する弁を接続したことにより、
室内熱交換器が常に蒸発器として作用するので、室内熱
交換器は耐圧性の低い構造をとることができ、装置コス
トを低減することができる。また、冷暖房のどのような
使用状態においても除湿機能を得ることができ、自動車
の窓の曇り発生を確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の自動車用空調装置
の厳寒時暖房/除湿モード時の構成ブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態の自動車用空調装置
の冷房/除湿モード時の構成ブロック図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態の自動車用空調装置
の暖房/除湿モード時の構成ブロック図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態の自動車用空調装置
の構成ブロック図である。
【図5】本発明の第3の実施の形態の自動車用空調装置
の構成ブロック図である。
【図6】本発明の第4の実施の形態の自動車用空調装置
の構成ブロック図である。
【図7】本発明の第5の実施の形態の自動車用空調装置
の構成ブロック図である。
【符号の説明】
1 圧縮機 2 副凝縮器 3 四方向切換弁 4 アキュムレータ 5 室外熱交換器 6 室内熱交換器 7 第1の電磁制御弁 8 第2の電磁制御弁 11 バイパス管路 12 電磁開閉弁 13 逆止弁 16 エアミックスドア 17 制御部

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】冷凍サイクルの圧縮機の下流に冷媒流路切
    換弁を配置して、その冷媒流路切換弁を切り換えること
    により、上記冷媒流路切換弁から出て再び戻ってくる管
    路の途中に直列に接続された室内熱交換器と室外熱交換
    器の接続順が入れ代わるようにした自動車用空調装置に
    おいて、 車室内に配置される副凝縮器を上記圧縮機と上記冷媒流
    路切換弁との間に接続すると共に、上記室内熱交換器を
    挟んでその上流と下流とに、上記冷媒流路切換弁が切り
    換わって上記室内熱交換器の上流側になったときに膨張
    弁として作用させるための弁を接続したことを特徴とす
    る自動車用空調装置。
  2. 【請求項2】上記副凝縮器において冷媒と熱交換される
    車室内の空気の流量を制御するための副凝縮器熱交換制
    御手段が設けられている請求項1記載の自動車用空調装
    置。
  3. 【請求項3】上記室内熱交換器と上記室外熱交換器とを
    接続している管路と上記冷媒流路切換弁から上記圧縮機
    入口に向かう管路との間を直接接続するバイパス管路
    と、そのバイパス管路を開閉するための開閉弁とが設け
    られている請求項1又は2記載の自動車用空調装置。
  4. 【請求項4】上記室内熱交換器と上記室外熱交換器とを
    接続している管路を閉塞するための開閉自在な弁が、上
    記バイパス管路との接続部より上記室外熱交換器寄りの
    位置に設けられている請求項3記載の自動車用空調装
    置。
  5. 【請求項5】上記冷媒流路切換弁から上記圧縮機入口に
    向かう管路の途中であって上記バイパス管路との接続部
    より上流側に、上記冷媒流路切換弁から上記圧縮機入口
    方向にのみ冷媒が通過可能な逆止弁が介挿されている請
    求項3又は4記載の自動車用空調装置。
  6. 【請求項6】上記膨張弁として作用する弁が、開度を制
    御可能な制御弁である請求項1ないし5のいずれかの項
    に記載の自動車用空調装置。
  7. 【請求項7】上記膨張弁として作用する弁が、上記室内
    熱交換器から出ていく方向にのみ冷媒が通過可能な逆止
    弁と管路径が細く絞られた絞りとを並列に接続して構成
    されている請求項1ないし5のいずれかの項に記載の自
    動車用空調装置。
  8. 【請求項8】上記絞り径が、そこを通過する冷媒の前後
    差圧等にしたがって可変である請求項7記載の自動車用
    空調装置。
  9. 【請求項9】上記冷凍サイクルの上記圧縮機の上流側に
    アキュムレータが接続されていて、上記冷凍サイクルが
    搭載された自動車のエネルギー源から出る熱と冷媒との
    間で熱交換をするための熱交換器が上記アキュムレータ
    に内蔵されている請求項1ないし7のいずれかの項に記
    載の自動車用空調装置。
  10. 【請求項10】上記冷凍サイクルの上記圧縮機の上流側
    にアキュムレータが接続されていて、上記冷凍サイクル
    が搭載された自動車のエネルギー源から出る熱と冷媒と
    の間で熱交換をするための熱交換器が上記アキュムレー
    タの上流側の管路に接続され、且つその熱交換器をバイ
    パスする開閉自在なバイパス管路が設けられている請求
    項1ないし7のいずれかの項に記載の自動車用空調装
    置。
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