JPH11138582A - プリフォームの成形装置及び成形方法 - Google Patents

プリフォームの成形装置及び成形方法

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JPH11138582A
JPH11138582A JP9318974A JP31897497A JPH11138582A JP H11138582 A JPH11138582 A JP H11138582A JP 9318974 A JP9318974 A JP 9318974A JP 31897497 A JP31897497 A JP 31897497A JP H11138582 A JPH11138582 A JP H11138582A
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neck
cavity mold
preform
neck cavity
plate
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光平 古賀
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大 松井
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    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/72Heating or cooling
    • B29C45/7207Heating or cooling of the moulded articles
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29KINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES B29B, B29C OR B29D, RELATING TO MOULDING MATERIALS OR TO MATERIALS FOR MOULDS, REINFORCEMENTS, FILLERS OR PREFORMED PARTS, e.g. INSERTS
    • B29K2105/00Condition, form or state of moulded material or of the material to be shaped
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  • Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 射出成形時のネックキャビティ型を加熱して
プリフォームのネック部を寸法精度を維持して効率よく
結晶化すること。 【解決手段】 複数のネックキャビティ型36を支持す
る一対の搬送板62を着脱可能に取り付けた回転板64
により、射出成形ステーション28でプリフォーム2を
射出成形した後、そのネック部を保持したネックキャビ
ティ型36を取出ステーション30に搬送する射出成形
部14と、取出ステーション30位置の搬送板62をネ
ックキャビティ型36ごと取り出し、空のネックキャビ
ティ型36を有する搬送板62を回転板64に受け渡す
受渡し部16と、搬送板62を受渡し部16から受け取
り、ネックキャビティ型36を加熱して、ネック部を結
晶化温度に加熱する加熱部18と、ネック部を搬送板6
2に支持されたネックキャビティ型36より離型して、
プリフォーム2を装置外部に取り出す取出部22と、空
のネックキャビティ型36を有する搬送板62を受渡し
部16に戻す戻し部24とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、合成樹脂製容器を
ブロー成形する際に用いる有底筒状のプリフォームの成
形装置及び成形方法に関する。さらに詳しくは、射出成
形に用いるネックキャビティ型を利用して、ネック部を
結晶化させるプリフォームの成形装置及び成形方法に関
する。
【0002】
【背景技術及び発明が解決しようとする課題】特に耐熱
性容器を成形するにあたり、その容器あるいは該容器成
形用のプリフォームのネック部あるいは口部などと称さ
れる未配向もしくは著しく低配向の領域を、結晶化させ
て耐熱性を持たせる方法がある。この方法は、特に、高
温内容物を充填するポリエチレンテレフタレート(PE
T)製の容器で実用化されている。
【0003】この実用化されたネック部の結晶化方法
は、例えば、特公昭62−25491に開示されるよう
に成形されたびん体(もしくはプリフォーム)のネック部
の周りにヒータを配置させて結晶化するという方法であ
る。
【0004】この様な方法で結晶化されたネック部は、
加熱時に歪みや熱による収縮などの変形を受けやすく、
そのため、良品を得るためには熟練した成形者によるプ
リフォームの射出成形条件の設定、製品(びん体もしく
はプリフォーム)の保管の管理、収縮を予測したネック
部の設計などの多くの課題があり、中小の容器成形業者
では導入に耐えない。特に、ネック部は内容物の漏れを
防ぐ目的で高い寸法精度が多くの規格で要求されてい
る。
【0005】本発明者等は、これらの課題を解決するた
めに、射出成形後のネックキャビティ型を用いて、プリ
フォームのネック部を結晶化することを課題にして、本
発明に至った。
【0006】従って、本発明の目的は、射出成形時のネ
ックキャビティ型を加熱してプリフォームのネック部を
結晶化することで、そのネック部の寸法精度を維持した
まま効率よく結晶化することのできるプリフォームの成
形装置及び成形方法を提供することにある。
【0007】本発明の他の目的は、射出成形金型から離
型されてからネック部の結晶化を射出成形工程以外の時
間で行うことで、プリフォームの射出成形時間をむやみ
に長くすることなく結晶化することのできるプリフォー
ムの成形装置及び成形方法を提供することにある。
【0008】本発明のさらに他の目的は、射出成形時の
型締め時間を用いてプリフォームのネック部を保持する
ネックキャビティ型を取り出し、空のネックキャビティ
型を供給することで、ネックキャビティ型の取り出し、
供給のための待ち時間を設けることなく、効率よく射出
成形を行うことができるプリフォームの成形装置を提供
することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係るプ
リフォームの成形装置は、複数のネックキャビティ型を
支持する一対の搬送板を着脱可能に取り付けた回転板に
より前記各搬送板のネックキャビティ型を射出成形ステ
ーション及び取出ステーションに交互に搬送し、射出成
形ステーションで前記ネックキャビティ型に加え射出キ
ャビティ型及び射出コア型を用いて熱可塑性樹脂にてプ
リフォームを射出成形する射出成形部と、前記プリフォ
ームのネック部を保持した状態で前記取出ステーション
に搬送された前記ネックキャビティ型を、前記搬送板に
支持させた状態で前記回転板より取り出し、前記プリフ
ォームを保持していない空の前記ネックキャビティ型を
支持する前記搬送板を前記回転板に受け渡す受渡し部
と、前記回転板から取り出された前記搬送板を前記受渡
し部から受け取り、前記プリフォームのネック部を保持
した前記ネックキャビティ型を加熱して、前記ネックキ
ャビティ型内にて前記ネック部を前記熱可塑性樹脂の結
晶化温度に達するように加熱する加熱部と、前記ネック
部を前記搬送板に支持された前記ネックキャビティ型よ
り離型して、前記プリフォームを装置外部に取り出す取
出部と、前記プリフォームの取り出された空の前記ネッ
クキャビティ型を前記搬送板に支持させたまま前記受渡
し部に戻す戻し部と、を有することを特徴とする。
【0010】本発明によれば、射出成形に用いられるネ
ックキャビティ型を用いて結晶化を行うので、ネック部
は射出成形時の寸法精度を維持したまま効率よく結晶化
できる。しかも、射出コア型及び射出キャビティ型から
離型した後にネックキャビティ型を加熱するので、射出
成形時間をむやみに長くする必要がない。又、プリフォ
ームのネック部の結晶化を、プリフォームの射出成形直
後に実施しているので、ネック部を結晶化温度まで加熱
するのに、射出成形時の熱を利用することができ、ネッ
ク部の昇温に有利である。さらに、複数のネックキャビ
ティ型を支持する搬送板を搬送して同時に複数のプリフ
ォームのネック部を加熱し、ネックキャビティ型からプ
リフォームを装置外に取り出し、空のネックキャビティ
型を支持する搬送板を回転板に戻すため、搬送効率がよ
く、成形効率もよい。
【0011】請求項2の発明は、請求項1において、前
記加熱部は、前記ネックキャビティ型を受け入れて前記
ネックキャビティ型外面と接触し、前記ネックキャビテ
ィ型を介して前記ネック部の外面を加熱する加熱ポット
と、前記ネックキャビティ型内より前記ネック部内に挿
入されてネック部内面とは非接触で前記ネック部内面を
加熱する加熱コアと、を有することを特徴とする。
【0012】本発明によれば、請求項1の状態に加え、
加熱ポットによりネックキャビティ型を加熱しネックキ
ャビティ型によりネック部外面を加熱すると共に、ネッ
ク部内に挿入された加熱コアによりネック部内面を非接
触で加熱することにより、加熱ポットや加熱コア等の加
熱部材が直接ネック部に接触することなく加熱すること
ができ、加熱によってネック部が加熱部材にくっついて
変形してしまうのを防止できる。
【0013】請求項3の発明は、請求項2において、前
記加熱コアは、前記ネックキャビティ型内面に接触して
ネックキャビティ型内面を加熱する加熱ピースを有する
ことを特徴とする。
【0014】本発明によれば、請求項2の状態に加え、
加熱ピースがネックキャビティ型内面と接触して加熱す
ることで、ネックキャビティ型を内外面から加熱して加
熱効率を向上させることができる。
【0015】請求項4の発明は、請求項1〜3のいずれ
かにおいて、前記加熱部と前記取出部との間に、前記ネ
ックキャビティ型を冷却して前記ネック部を冷却する冷
却部が配置されていることを特徴とする。
【0016】本発明によれば、請求項1〜3のいずれか
の状態に加え、加熱部でネック部を加熱した後に冷却部
でネック部を冷却することで、ネック部の結晶化したプ
リフォームをネックキャビティ型から短時間でネック部
に変形を生じさせることなく離型することができる。
【0017】さらにネックキャビティ型を冷却すること
で、次の射出成形時のプリフォーム成形にも不具合がな
い。
【0018】請求項5の発明は、請求項4において、前
記冷却部は、前記ネックキャビティ型を受け入れて前記
ネックキャビティ型外面と接触し、前記ネックキャビテ
ィ型を介して前記ネック部の外面を冷却する冷却ポット
と、前記ネックキャビティ型内より前記ネック部内に挿
入されて前記ネック部内面に接触し、かつ、ブローエア
を供給するブローコアと、を有することを特徴とする。
【0019】本発明によれば、請求項4の状態に加え、
ネックキャビティ型に接触する冷却ポット及びネック部
内面に接触するブローコアによりネック部の内外両面か
ら冷却することにより、効率よく冷却を行うことがで
き、ネック部が結晶化したプリフォームをネックキャビ
ティ型から短時間でネック部に変形を生じさせることな
く離型できる。また、ブローコアがネック部内面に接触
し、さらにブローエアによってネック部を内側からネッ
クキャビティ型に押しつけることでネック部の形状規制
を行うことができる。
【0020】請求項6の発明は、請求項5において、前
記ブローコアは、前記ネック部内面と接触する部分の外
径が、その接触する部分のネック部の内径よりも大きく
形成され、前記ネック部内に挿入される際に前記ネック
部を前記ネックキャビティ型内面に押し付け可能にされ
ていることを特徴とする。
【0021】本発明によれば、請求項5の状態に加え、
ブローコアがネック部をネックキャビティ型内面に押し
付けることで、より確実なネック型の形状規制を行うこ
とができる。
【0022】請求項7の発明は、請求項5または6にお
いて、前記ブローコアは、前記ネック部の天面シール部
及びこの天面シール部付近の内面と接触する部分と隣接
して外周に環状溝部を有し、この環状溝部にブローエア
導入口が臨ませられることを特徴とする。
【0023】本発明によれば、請求項5または6の状態
に加え、ネック部の冷却時に環状溝部内にブローエアを
供給することにより、ブローエアの圧力によって環状溝
部に相当する位置のネック部をネックキャビティ型内面
に押し付けて形状規制を行うと共に、ネック部の冷却を
行うことができる。
【0024】請求項8の発明は、複数のネックキャビテ
ィ型を支持する一対の搬送板を着脱可能に取り付けた回
転板により前記各搬送板のネックキャビティ型を射出成
形ステーション及び取出ステーションに交互に搬送し、
射出成形ステーションで前記ネックキャビティ型に加え
射出キャビティ型及び射出コア型を用いて熱可塑性樹脂
にてプリフォームを射出成形する射出成形部と、前記プ
リフォームのネック部を保持した状態で前記取出ステー
ションに搬送された前記ネックキャビティ型を、前記搬
送板に支持させた状態で前記回転板より取り出し、前記
プリフォームを保持していない空の前記ネックキャビテ
ィ型を支持する前記搬送板を前記回転板に受け渡す受渡
し部とを有し、前記受渡し部は、前記回転板からの前記
搬送板の取り出し及び前記回転板に対する前記搬送板の
受渡しを、前記ネックキャビティ型、射出キャビティ型
及び射出コア型の型締め時に行うことを特徴とする。
【0025】本発明によれば、射出成形時の型締め時間
を用いてプリフォームのネック部を保持する複数のネッ
クキャビティ型を支持した搬送板を取り出し、空のネッ
クキャビティ型を支持した搬送板を供給することで、ネ
ックキャビティ型の取り出し、供給のための待ち時間を
設けることなく、効率よく射出成形を行うことができ
る。
【0026】請求項9の発明に係るプリフォームの成形
方法は、ネックキャビティ型と、射出キャビティ型と、
射出コア型とを用いて熱可塑性樹脂にてプリフォームを
射出成形する工程と、射出成形された前記プリフォーム
のネック部を前記ネックキャビティ型で保持したまま、
ネックキャビティ型を支持する搬送板と共に回転板によ
り取出ステーションに搬送する工程と、前記取出ステー
ションに搬送された前記ネックキャビティ型及び前記搬
送板を前記回転板から取り出す工程と、前記回転板から
取り出された前記ネックキャビティ型及び前記搬送板を
加熱部に搬送する工程と、前記加熱部に搬送された前記
ネックキャビティ型を加熱することで、前記ネック部を
熱可塑性樹脂の結晶化温度に加熱する工程と、加熱され
た前記ネックキャビティ型とこのネックキャビティ型を
支持する搬送板を冷却部に搬送する工程と、前記冷却部
に搬送された前記ネックキャビティ型を冷却すること
で、前記ネック部を冷却する工程と、冷却された前記ネ
ックキャビティ型から前記ネック部を離型してプリフォ
ームを装置外部に取り出す工程と、前記プリフォームの
取り出された空の前記ネックキャビティ型を前記搬送板
に支持させたまま前記回転板の前記取出ステーション対
応位置まで戻す工程と、空の前記ネックキャビティ型と
前記搬送板を前記回転板の前記取出ステーションに受け
渡す工程と、を含むことを特徴とする。
【0027】本発明によれば、請求項1のプリフォーム
の成形装置を実施して請求項1と同様の作用効果が得ら
れる。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して詳細に説明する。
【0029】図1〜図9は、本発明の一実施の形態にか
かるプリフォームの成形装置を示す図である。
【0030】図1は、プリフォームの成形装置の全体概
略を示すもので、このプリフォームの成形装置10は、
機台12上に、射出成形部14と、受渡し部16と、加
熱部18と、冷却部20と、取出部22と、戻し部24
とを有する。
【0031】ここで、射出成形されるプリフォーム2に
ついて図7、図8を参照して説明すると、このプリフォ
ーム2は、大別して開口側のネック部4と、その下方に
続く有底胴部6とを有する。ネック部4は、例えばねじ
部4aと、ロッキングリング4bと、サポートリング4
cとを有する。ねじ部4a及びロッキングリング4bの
領域は、このプリフォーム2を用いて成形された容器内
に内容物が充填された後に、プラスチック製または金属
製のキャップが装着されるキャップ装着領域となる。一
方、サポートリング4cの領域は非キャップ装着領域で
あり、内容物の充填工程あるいはキャッピング工程時に
容器本体を支えるために用いられる。
【0032】射出成形部14は、機台12上に配置した
射出装置26と対向する位置に射出成形ステーション2
8が設けられ、この射出成形ステーション28の射出装
置26と反対側の位置に取出ステーション30が設けら
れている。
【0033】射出成形ステーション28には、射出金型
装置32が型開閉可能に設けられている。
【0034】射出金型装置32は、図2に示すように、
射出キャビティ型34と、ネックキャビティ型36と、
射出コア型38とを有する。
【0035】射出キャビティ型34は、射出装置26と
接続されるホットランナ型40上に取り付けられてお
り、ホットランナ型40は、機台12上に設けた下部基
盤41上に取り付けられている。この射出キャビティ型
34は、1列8個のプリフォーム2を2列同時に射出可
能なキャビティ58を有している。
【0036】型締めシリンダ42は、ピストンロッド4
4を機台12内に突出させて機台12内の可動部材46
に設けられた貫通孔52を貫通可能とされている。可動
部材46は、タイバー48を介して機台12上方の可動
盤50と連結されると共に早送りシリンダ56により昇
降可能にされている。そして、型閉時には、図2の状態
の様に貫通孔52をスライド可能に設けたストッパ部材
54により閉塞し、型締シリンダ42に油を注入するこ
とでピストンロッド44と当接させ、型締力を得てい
る。
【0037】ネックキャビティ型36は、ネック型固定
板60及び搬送板62を介して回転板64に取り付けら
れ、回転板64は上部基盤66の下面に回転自在に取り
付けられている。
【0038】このネックキャビティ型36は、図4及び
図7に示すように、割型36a、36bから構成され
る。
【0039】ネック型固定板60は、8個のネックキャ
ビティ型36を射出キャビティ型34のキャビティ58
に対応した間隔で1列に取り付けている。このネック型
固定板60は、図4及び図7に示すように、開閉可能な
2つの分割板60a、60bから構成され、この分割板
60a、60bの開閉駆動により、ネックキャビティ型
36の開閉駆動が可能にされている。このネック型固定
板60が、各搬送板62にそれぞれ2個ずつ取り付けら
れている。
【0040】搬送板62は、図3に示すように、1列8
個の射出コア型貫通孔68を2列有し、その2列の間に
は、軽量化のための大きな孔が有る。
【0041】回転板64には、搬送板62が、その回転
中心をはさんで両側に2枚係合片72を回転外側に向け
た状態で着脱可能に取り付けられる。回転板64と搬送
板62の取り付けは、回転板64の下面に設けられたガ
イドレール(図示せず)上にスライド可能に搬送板62
の両端のスライド辺70を載せ、さらに搬送板62の下
方へ退避可能に回転板64に設けられたロックピン(図
示せず)を搬送板62の両端付近に2ヶ所設けられた位
置決め孔74と係合することで固定されている。前記ロ
ックピンは上部基盤66上の取出ステーション28に設
けられたロックピン解除機構76により下降駆動するこ
とで、位置決め孔74から解除される。
【0042】回転板64は、上部基盤66の下面に回転
可能に取り付けられており、この回転板64の回転中心
に連結された回転軸78を駆動シリンダにより進退駆動
するラック80及びピニオン82からなる回転機構84
にて180゜交互に反転駆動させることで、各搬送板6
2に支持されたネックキャビティ型36を射出成形ステ
ーション28及び取出ステーション30に交互に搬送し
得るようになっている。
【0043】上部基盤66は、タイバー48に沿って昇
降可能にされており、回転軸78を昇降させる昇降シリ
ンダ86により回転板64と一体に昇降駆動されるよう
になっている。また、上部基盤66は、射出コア型38
を貫通させるようになっている。
【0044】射出コア型38は、可動盤50の下面に、
射出キャビティ型34のキャビティ58及びネックキャ
ビティ型36と対応させて1列8個で2列取り付けら
れ、可動盤50によって昇降可能にされている。
【0045】受渡し部16は、取出ステーション30と
対向配置され、プリフォーム2のネック部4を保持した
ネックキャビティ型36を支持する搬送板62を回転板
64から取り出して加熱部18に受け渡すと共に、空の
ネックキャビティ型36を支持する搬送板62を戻し部
24から受け取って搬送板62の取り出された回転板6
4に受け渡すようになっている。
【0046】具体的には、連結部材90によって上端を
固定した4本のガイドロッド94が機台12上に設けら
れ、このガイドロッド94に沿って受渡しフレーム96
が昇降可能に設けられている。そして、この受渡しフレ
ーム96を昇降する第1昇降シリンダ98と、第1昇降
シリンダ98をガイドロッド94に沿って昇降可能に取
り付ける取付板91、92と、取付板92に設けられ、
機台12に対して取付板92を昇降可能とする第2昇降
シリンダ100とが設けられている。
【0047】受渡しフレーム96には、下部に回転板6
4から加熱部18へと搬送板62を受け渡すための第1
のレール102が設けられ、上部に戻し部24から回転
板64へと搬送板62を受け渡すための第2のレール1
04が設けられている。
【0048】そして、第1及び第2昇降シリンダ98、
100の双方を駆動させることにより、受渡しフレーム
96が最上昇位置まで上昇して第2のレール104が戻
し部24から搬送板62を受け取る受取り位置Aに停止
し、戻し部24から搬送板62を第2のレール104上
に受け取る。また、可動盤50、上部基盤66が下降し
て型締めされる際に上部基盤が押下げ板106を押すこ
とで受渡しフレーム96を押し下げ、第1のレール10
2が射出成形ステーション28の型締め時における搬送
部材62の取出し受渡し位置Bに停止させ、回転板64
から搬送板62を第1のレール102上に取り出すこと
を可能にする。
【0049】この状態から、第1昇降シリンダ98によ
り第2のレール104を取出し受渡し位置Bまで下降さ
せると、第2のレール104上の搬送板62を回転板6
2に受け渡すことが可能である。
【0050】さらに、この状態から、第2昇降シリンダ
100により取付板91、92、第1昇降シリンダ98
及び受渡しフレーム96を下降させると、第1のレール
102が加熱部18に対して搬送板62を受け渡す受渡
し位置Cで停止し、受渡しが可能である。
【0051】さらに、連結部材90には、戻し部24に
よって搬送されてきた搬送板62を停止させるためのシ
ョックアブソーバ107を昇降させるショックアブソー
バ昇降シリンダ108が設けられている。
【0052】また、受取り位置A及び受渡し位置Cに
は、それぞれ搬送板62を第2のレール104、加熱部
18へ送り出すための送出しシリンダ110、112が
配設され、取出し受渡し位置Bには、搬送板62を回転
板64から取り出し、あるいは回転板64に受け渡すた
めの受渡しシリンダ114が配設されている。
【0053】送出しシリンダ110には、戻し部24で
搬送された搬送板62の受渡し部16側への通過を許
し、通過後に搬送板62を押し出すことのできる送出し
部材116が取り付けられている。
【0054】受渡しシリンダ114には、搬送板62の
係合片72と上下方向で非係合、水平方向で係合する係
合部材118が取り付けられ、係合片72と係合した状
態で搬送板62の取り出し、受渡しが行えるようになっ
ている。
【0055】また、第2のレール104側には、搬送部
材62の位置決め孔74に係合して位置決めを行う位置
決めピン(図示せず)を昇降させる位置決めシリンダ1
20が設けられている。
【0056】加熱部18は、プリフォーム2のネック部
4を保持したネックキャビティ型36を搬送板62に支
持させた状態で、ネック部4を加熱して結晶化させるこ
とで、耐熱性を向上させるもので、第1加熱ステーショ
ン122から第5加熱ステーション130の5つのステ
ーションを直線状に有している。
【0057】第1から第4加熱ステーション122〜1
28は、2つの搬送板62に支持される32個のプリフ
ォーム2のネック部4を同時に加熱処理するようになっ
ており、第5加熱ステーション130は、1つの搬送板
62に支持される16個のプリフォーム2のネック部4
を加熱処理するようになっている。第1〜第5加熱ステ
ーション122〜130には、第1のレール102の受
渡し位置Cと同じ高さ位置に搬送板62を搬送するため
の第1搬送レール132が連続して掛け渡されており、
搬送板62は送出しシリンダ112により順次第1加熱
ステーション122〜第5加熱ステーション130へと
搬送駆動されるようになっている。
【0058】第1〜第5加熱ステーション122〜13
0は、基本的にはほぼ同様の構成を有するので、図2及
び図4に示された第1加熱ステーション122について
説明し、他の加熱ステーションは相違点のみ説明する。
【0059】第1加熱ステーション122は、搬送レー
ル132を挟んで2つの搬送板62の各プリフォーム2
対応位置下方に加熱ポット136を配置すると共に、各
プリフォーム2対応位置上方に加熱コア138を配置し
ている。
【0060】各加熱ポット136は、図4に示すよう
に、プリフォーム2のネック部4付近に相当する筒状の
もので、内面にネックキャビティ型36の外面形状に対
応したテーパ部142を有し、このテーパ部142付近
外周にヒータ144を鋳込んで形成されている。この加
熱ポット136には、熱電対146が設けられ、加熱温
度を検出して温度調節し得るようになっている。
【0061】また、各加熱ポット136は、プリフォー
ム2対応位置に貫通孔148を有する加熱ポット台14
0上に固定されている。そして、同図左側に示す下降位
置から図示せぬ駆動手段により同図右側に示す上昇位置
まで上昇し、ネックキャビティ型36を受け入れてネッ
クキャビティ型36の外面と接触し、ネックキャビティ
型36を介してプリフォーム2のネック部4を加熱する
ようになっている。
【0062】各加熱コア138は、加熱コア固定板15
4に取り付けられており、内部にロッドヒータ150を
有し、このロッドヒータ150の下端部に加熱ピース1
52が取り付けられた状態となっている。
【0063】そして、同図左側に示す上昇位置から図示
せぬ駆動手段により同図右側に示す下降位置まで下降
し、搬送板62を貫通してネックキャビティ型36内に
挿入されてネック部4の内面とは非接触でネック部4の
内面を加熱するようになっている。この場合、加熱ピー
ス152の上部外面がネックキャビティ型36の内面に
接触してネックキャビティ型36を加熱するようになっ
ている。
【0064】第2及び第4加熱ステーション124、1
28は第1加熱ステーション122と同じ構成であり、
第3加熱ステーション126は、図1に示すように、一
方の搬送板62のプリフォーム2に対応する加熱ポット
136が省略されている点で第1加熱ステーション12
2と相違している。また、第5加熱ステーション130
でも、加熱ポット136が省略されている。
【0065】冷却部20は、加熱部18でネック部4が
加熱されて結晶化したプリフォーム2のネック部4を冷
却するもので、第1冷却ステーション156と、第2冷
却ステーション158とを有する。
【0066】第1冷却ステーション156では、2つの
搬送板62に支持されたプリフォーム2を同時に冷却す
るようにしており、第2冷却ステーション158では、
1つの搬送板62に支持されたプリフォーム2を冷却す
るようにしている。
【0067】また、第1及び第2冷却ステーション15
6、158では、冷却ポット160及びブローコア16
2を用いて冷却するもので、図5及び図6に示すよう
に、各搬送板62に対応した数の冷却ポット160を、
個々に設けられた第2搬送レール164により搬送され
る搬送板62の下方位置に固定し、搬送板62の上方位
置には、ブローコア162にブローエアを供給するエア
供給ブロック166を配設している。なお、第2冷却ス
テーション158側のエア供給ブロック166は、第1
冷却ステーション156のエア供給ブロック166の半
分の大きさにされている。
【0068】ブローコア162は、1つの搬送板62の
プリフォーム2の数に対応させて16個がブローコア固
定板168に取り付けられた状態で、搬送板62上に載
置されて搬送板62と一緒に第2搬送レール164上を
搬送されるようになっている。また、このブローコア固
定板168には、搬送板62の位置決め孔74内に挿入
されて各ブローコア162の位置決めを行う位置決めロ
ッド170が設けられている。
【0069】このブローコア162を取り付けたブロー
コア固定板168は、第5加熱ステーション130と隣
接して設けられたブローコア下降機構172によって、
搬送板62上に載置されるようになっている。
【0070】ブローコア下降機構172は、ブローコア
固定板保持部材174と、ブローコア固定板保持部材1
74を下降可能に案内するガイドロッド176と、ブロ
ーコア固定板保持部材174を下降させるブローコア下
降シリンダ178とを有している。
【0071】ブローコア固定板保持部材174には、ブ
ローコア固定板168の搬送方向に沿ってL字状の保持
溝180が2箇所に形成され、この保持溝180にブロ
ーコア固定板168の上面に突出形成したL字状の保持
片182を係合させて、ブローコア固定板168を保持
させるようにしている。
【0072】また、このブローコア下降機構172の下
方位置まで加熱部18の第1搬送レール132が延長さ
れており、このブローコア下降機構172下方位置の搬
送板62に対しブローコア下降機構172によりブロー
コア固定板168を下降させて位置決めロッド170を
搬送板62の位置決め孔74に差し込んで位置決めした
状態で、搬送板62が第1冷却ステーション156側に
搬送されると、保持溝180に対して保持片182がス
ライドして係合が解除され、搬送板62に対してブロー
コア固定板168が載置されるようになっている。
【0073】第1冷却ステーション156及び第2冷却
ステーション158では、それぞれ第2搬送レール16
4及びエア供給ブロック166が昇降シリンダ184に
より昇降ガイドロッド186を介して昇降可能にしてい
る。
【0074】エア供給ブロック166は、昇降ガイドロ
ッド186の上端に固定され、第2搬送レール164
は、エア供給ブロック166の下方で昇降ガイドロッド
186に対してスライド可能にされると共に、図6左側
に示すように、エア供給ブロック166との間にブロー
コア固定板168を移動可能にする所定スペースを形成
するためのスプリング188が設けられ、かつ、割リン
グ190によって下方位置が規制されるようになってい
る。
【0075】そして、昇降シリンダ184を駆動するこ
とにより、図6右側に示すように、エア供給ブロック1
66及び第2搬送レール164が下降して、図7及び図
8に示すように、冷却ポット160、ネックキャビティ
型36及びブローコア162が組み合わせられてプリフ
ォーム2のネック部4が冷却されるようになっている。
【0076】この冷却ポット160は、プリフォーム2
のネック部4付近に冷却水路192が形成され、その中
を冷却水が循環するようになっており、ネック部4付近
の有底胴部6の外面と直接接触して冷却すると共に、ネ
ックキャビティ型36を受け入れてネックキャビティ型
36の外面と接触し、ネックキャビティ型36を介して
ネック部4の外面を冷却するようになっている。
【0077】また、ブローコア162は、ネックキャビ
ティ型36内よりネック部4内に挿入されてネック部4
の内面と接触し、ネック部4を内面から冷却すると共
に、エア供給ブロック166から供給されたブローエア
を供給してネック部4付近をネックキャビティ型36に
押し付けることで形状規制するようにしている。
【0078】この場合、ブローコア162は、ネック部
4の内面と接触する部分の外径が、その接触する部分の
ネック部の内径よりも大きく形成され、ネック部4内に
挿入される際に、ネック部4をネックキャビティ型36
の内面に押し付けてネック部4の外面形状を規制するよ
うになっている。
【0079】また、ブローコア162は、ネック部4の
天面シール部194及びこの天面シール部付近の内面と
接触する部分と隣接して、ロッキングリング4bとの接
触部との間に外周に環状溝部196を有し、この環状溝
部196にブローエア導入口198が臨ませられ、ブロ
ーエアの圧力によって環状溝部196に相当する位置の
ネック部4をネックキャビティ型36内面に押し付けて
形状規制を行うと共に、ネック部4の冷却を行うように
している。なお、特にブローコア162がロッキングリ
ング4bを接触冷却することにより、厚肉のロッキング
リング4b部分にひけ等が生じるのを防止できる。
【0080】そして、冷却部20の最終位置、すなわ
ち、第2冷却ステーション158と隣接し、かつ、第2
搬送レール164を兼用する位置に、載置用のブローコ
ア下降機構172と同じ機構を有する戻し用のブローコ
ア上昇機構200が設けられており、冷却が終了してブ
ローコア上昇機構200の下方に搬送されたブローコア
固定板168を搬送板62上から受け取って、ブローコ
ア下降機構172、200間に配設されたブローコア搬
送レール202及びロッドレスシリンダからなるブロー
コア搬送シリンダ204にてブローコア固定板168を
ブローコア下降機構172に戻すようにしている。
【0081】取出部22は、ブローコア上昇機構200
によってブローコア固定板168が取り外された状態
で、第2搬送レール164から搬送板64が搬送されて
くると、図9に示すように、第3搬送レール206によ
って受け取るようになっている。
【0082】この第3搬送レール206上の搬送板62
に支持されるネック型固定板60の下方には、分割板6
0a、60bを開いてネックキャビティ型36を型開す
る型開カム208が型開シリンダ210によって昇降可
能に設けられており、この型開カム208を型開シリン
ダ210により上昇させてネックキャビティ型36を型
開し、ネックキャビティ型36にネック部4が支持され
たプリフォーム2を装置外に取り出せるようになってい
る。プリフォーム2を装置外へ取り出すためのコンベア
等は図示していないが、公知の手段を適宜用いる。
【0083】戻し部24は、取出部22でプリフォーム
2が取り出されて空になったネックキャビティ型36を
支持する搬送板62を受渡し部16まで戻すもので、戻
しレール212と、搬送レール昇降シリンダ214と、
送出しシリンダ(図示せず)とを有している。
【0084】戻しレール212は、図6及び図9に示す
ように、取出部22の上方位置から受渡し部16の受取
り位置Aまで掛け渡されている。この戻しレール212
は、チャネル状のもので、下部フランジ部の内側面にカ
ムフォロア216(図2参照)を設け、搬送板62を転
動可能にしている。また、戻しレール212が確実に戻
し部16まで転動できるように、取出部22側を持ち上
げて戻し部16に向かって下降傾斜させる持ち上げシリ
ンダ(図示せず)を設けるようにしている。
【0085】搬送レール昇降シリンダ214は、取出位
置から第3搬送レール206を戻しレール212の高さ
位置まで搬送するようになっている。
【0086】送出しシリンダは、第3搬送レール206
が戻しレール212の高さ位置にあるときに、第3搬送
レール206から戻しレール212へと搬送板62を送
り出すようにしている。
【0087】次に、前述のプリフォームの成形装置10
を用いたプリフォームの成形方法について説明する。
【0088】まず、射出成形部14でネックキャビティ
型36と、射出キャビティ型34と、射出コア型38と
を用いて熱可塑性樹脂にてプリフォーム2を射出成形す
る。
【0089】この場合、射出成形ステーション28にお
いて、昇降シリンダ86及び早送りシリンダ56を駆動
させて、射出キャビティ型34、ネックキャビティ型3
6及び射出コア型38を型閉し、型締めシリンダ42を
駆動して型締め力をタイバー48を介して可動盤に50
に伝達させ、型締めを行う。
【0090】この状態で、射出装置26からホットラン
ナ型40を介し、射出キャビティ型34内に熱可塑性樹
脂を射出して、外面がネックキャビティ型36によって
規定されたネック部4及び外面が射出キャビティ型34
によって規定された有底胴部6を有するプリフォーム2
を射出成形する。
【0091】その後、射出キャビティ型34及び射出コ
ア型38を冷却して所定時間プリフォーム2を冷却し、
型締めシリンダ42による型締めを解除し、早送りシリ
ンダ56及び昇降シリンダ86により、可動盤50及び
上部基盤66を上昇させると、射出キャビティ型34と
プリフォーム2が離型されてプリフォーム2が射出キャ
ビティ型34内から取り出され、また、射出コア型38
とプリフォーム2が離型されて射出コア型38が取り出
され、プリフォーム2のみがネックキャビティ型36に
ネック部4が保持された状態となる。
【0092】次に、射出成形されたプリフォーム2のネ
ック部4をネックキャビティ型36で保持したまま、ネ
ックキャビティ型36を支持する搬送板62と共に、回
転板64により取出ステーション30に搬送する。
【0093】この場合、回転機構84により回転軸78
を回転させて回転板64を180゜回転させると、ネッ
クキャビティ型36にネック部4を保持されたプリフォ
ーム2が射出成形ステーション28から取出ステーショ
ン30へと搬送されることとなる。この回転により、取
出ステーション30に取り付けられている、プリフォー
ム2の保持されていないネックキャビティ型36が搬送
板62に支持された状態で、射出成形ステーション28
へと搬送され次の射出成形に備える。
【0094】次いで、受渡し部16において、取出ステ
ーション30に搬送されたネックキャビティ型36及び
搬送板62を回転板64から取り出す。
【0095】この場合、上記型開に合わせて第1及び第
2昇降シリンダ98、100の双方を駆動させて受渡し
フレーム96を最上昇位置まで上昇させる。この状態
で、第2のレール104は、受取り位置Aとなって戻し
レール212と同じ高さになる。
【0096】この状態から、ショックアブソーバ昇降シ
リンダ108によりショックアブソーバを上昇させて、
送出しシリンダ110により戻し部24の空のネックキ
ャビティ型36を支持する搬送板62を第2のレール1
04上に送り出し、位置決めシリンダ120を駆動して
空のネックキャビティ型36を支持する搬送板62の位
置決めを行う。
【0097】これにあわせて、第1のレール102側で
は、受渡しシリンダ114により係合部材118を取出
しステーション30側に進出させると共に、射出成形ス
テーション28側では次の射出成形を行うために、可動
盤50及び上部基盤66を下降させて型締めを行う。こ
れにより、取出しステーション30の搬送板62の係合
片72が係合部材118内に入り込んで係合状態とな
る。また、射出成形のための型閉じ動作によって上部基
盤66が下降して押し下げ板106を型締位置まで押し
下げる。押し下げ板106の下降によって、第1のレー
ル102は受け渡し位置Bの高さに設定される。この様
にすれば、プリフォーム2の長さが変更されても装置の
調整は不要である。この状態でロックピン解除機構76
により搬送板62の回転板64に対するロックを解除し
て、そのまま係合部材118を後退させれば、取出しス
テーション30の回転板64から搬送板62を第1のレ
ール102上に取出すことができる。
【0098】次に、回転板64から取り出されたネック
キャビティ型36及び搬送板62を加熱部18に搬送す
る。
【0099】この場合、まず、第1昇降シリンダ98に
より、第2のレール104を取出し受渡し位置Bまで下
降させる。この動作によって、第1のレール102上の
搬送板62の係合片72が係合部材118空抜け出して
非係合状態となり、第2のレール104上の搬送板62
の係合片72が係合部材118と係合する。この状態
で、第2のレール104側の位置決めシリンダ120に
より空のネックキャビティ型36を支持する搬送部材6
2の位置決めを解除し、かつ、ロックピン解除機構76
ロックピンを下げた状態にして、受渡しシリンダ114
により第2のレール104上の搬送板62を回転板64
の取出しステーション30に受け渡して、ロックピンで
ロックすれば受渡しが完了する。
【0100】そして、第2昇降シリンダ100により、
第1のレール102を受渡し位置Cまで下降させ、送出
しシリンダ112により、第1のレール102上の搬送
板62を第1搬送レール132に送り出せば、加熱部1
8への搬送が完了する。
【0101】次いで、加熱部18に搬送されたネックキ
ャビティ型36を加熱することで、ネック部4を熱可塑
性樹脂の結晶化温度に加熱する。
【0102】この場合、第1搬送レール132上に位置
する搬送板62に支持されているネックキャビティ型3
6に対し、上下から加熱コア138及び加熱ポット13
6を接触させて、ネックキャビティ型36を介してネッ
ク部4を加熱し、ネック部4の結晶化を行う。ここで、
ネックキャビティ型36は、加熱コア138の加熱ピー
ス152及び加熱ポット136が内外から接触して加熱
されるため、加熱効率よくネック部4の加熱ができる。
また、加熱コア138は、加熱ピース152がネック部
4内に挿入されて、ネック部4の内面とは非接触でネッ
ク部4の内面の加熱を行うことにより、加熱によってネ
ック部4が加熱コア138にくっついてしまうのを防止
している。
【0103】そして、このような加熱を第1〜第4加熱
ステーション122〜128では、2つの搬送板62に
支持されたプリフォーム2を同時に、また、第5加熱ス
テーション130では1つの搬送板62に支持されたプ
リフォーム2に対して行い、各搬送板62のプリフォー
ム2に対して9回の加熱を行うようにしている。
【0104】次に、加熱されたネックキャビティ型36
とこのネックキャビティ型36を支持する搬送板62を
冷却部20に搬送する。
【0105】この場合、送出しシリンダ112によって
順次搬送板62が第1搬送レール132から第2搬送レ
ール164へと搬送される。また、この搬送の際に、ブ
ローコア下降機構172によって、搬送板62上にブロ
ーコア162を取り付けたブローコア固定板168が載
置され、搬送板62と一緒に搬送される。
【0106】次いで、冷却部20に搬送されたネックキ
ャビティ型36を冷却することで、ネック部4を冷却す
る。
【0107】この場合、固定された冷却ポット160に
対して、搬送板62及びブローコア固定板168を支持
する第2搬送レール164と、ブローコア固定板168
のブローコア162にブローエアを供給するエア供給ブ
ロック166とを昇降シリンダ184により下降させる
ことで、冷却ポット160、ネックキャビティ型36及
びブローコア162が組み合わせられて、プリフォーム
2のネック部4を冷却する。
【0108】このプリフォーム2のネック部4の冷却
は、冷却ポット160をネックキャビティ型36の外面
に接触させてネックキャビティ型36を介してネック部
4の外面を冷却すると共に、ブローコア162をネック
部4内に挿入してネック部4の内面と接触させてネック
部4の内面を冷却することで、ネック部4を短時間で効
率よく冷却することができる。
【0109】また、ブローコア162のネック部4の内
面と接触する部分の外径をその接触する部分の内径より
大きくして、ネック部4内への挿入時にネック部4の外
面をネックキャビティ型36の内面に押し付けること
で、ネック部4の外面形状を規制することができる。
【0110】さらに、ブローコア162の環状溝部19
6よりネック部4の天面シール部194付近の内面と隣
接する部分に、ブローエアを供給し、ブローエアの圧力
でその部分をネック部4の内面に押し付けて冷却しつつ
形状規制を行う。このブローエアは、ブローコア162
の下端からも供給されてネック部4以外の有底胴部6も
冷却する。
【0111】この冷却は、各搬送板62に支持されるプ
リフォーム2に対して、第1冷却ステーション156で
2回、第2冷却ステーション158で1回の合計3回行
われる。
【0112】そして、冷却が終了したブローコア固定板
168は、第2冷却ステーション158と隣接したブロ
ーコア上昇機構200によって取り出され、ブローコア
搬送レール202及びブローコア搬送シリンダ204に
より、載置側のブローコア下降機構172まで戻され
る。また、搬送板62は、送出しシリンダ112によっ
て順送りに取出部22へと搬送される。
【0113】次に、取出部22において、冷却されたネ
ックキャビティ型36からネック部4を離型してプリフ
ォーム2を装置外部に取り出す。
【0114】この場合、冷却部20から搬送されて第3
搬送レール206上にある搬送板36に支持されたネッ
ク型固定板60に対し、型開シリンダ210により、下
方から型開カム208を上昇させて、分割板60a、6
0bを開き、ネックキャビティ型36を型開すること
で、ネックキャビティ型36からネック部4を離型して
取り出す。
【0115】次いで、プリフォーム2の取り出された空
のネックキャビティ型36を搬送板62に支持させたま
ま、回転板64の取出ステーション30対応位置まで戻
す。
【0116】この場合、まず、戻し部24において、搬
送板62を第3搬送レール206に支持させたまま、搬
送レール昇降シリンダ214によって、第3搬送レール
206を戻しレール212の高さまで上昇させ、その高
さ位置で図示せぬ送出しシリンダにより、搬送板62を
戻しレール212側に押し出す。
【0117】この際、図示せぬ持ち上げシリンダにより
取出部22側を持ち上げると、搬送板62は戻しレール
212のカムフォロア216上を転動して送り出しシリ
ンダ110の送出し部材116を通過してショックアブ
ソーバ昇降シリンダ108に取り付けられた図示せぬシ
ョックアブソーバに当接して停止する。
【0118】この状態で、受渡し部16の第2のレール
104が上昇して受取り位置Aにくると、前述のよう
に、送出しシリンダ110により戻しレール212から
第2のレール104へと搬送板62が受取られる。
【0119】こののち、第1のレール102では、前述
のように、プリフォーム2を支持する搬送板62を回転
板64から取出し、取出しステーション30の回転板6
4は空になっている。
【0120】この状態で、前述のように、第2のレール
104を取出し受渡し位置Bまで下降させると、空のネ
ックキャビティ型36を支持する搬送板62が型締め時
の回転板64の取出しステーション30位置と対応して
位置することとなる。
【0121】そして、この状態で、前述のように、空の
ネックキャビティ型36と搬送板62を回転板64の取
出ステーション30に受け渡せば、次の射出成形の準備
が完了することとなる。
【0122】なお、本発明は上記の実施の形態に限定さ
れるものではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形
実施が可能である。
【0123】例えば、加熱ステーションを5箇所に設
け、4箇所で2つの搬送板のプリフォーム、1箇所で1
つの搬送板のプリフォームを加熱する例を示したが、こ
の例に限らず、この加熱ステーションの数の増減、各加
熱ステーションでの処理する搬送板数は適宜変更可能で
ある。あるいは、加熱ステーションは残存させたまま、
特定の加熱ステーションにて加熱工程を実施しないよう
にしても良い。また、加熱ポットを省略する場所も、図
示の例に限らず、プリフォームの加熱状態に応じて適宜
変更できる。
【0124】また、ネックキャビティ型にて結晶化され
る領域としては、前記実施の形態の状態に限らず、サポ
ートリングの下方の非延伸領域をも結晶化させてもよ
い。
【0125】さらに、各加熱ステーションでは、加熱コ
ア及び加熱ポットの双方を可動にしているが、いずれか
一方のみ可動にすることもできる。
【0126】また、冷却部において、2つの冷却ステー
ションを設け、一方で2つの搬送板のプリフォーム、他
方で1つの搬送板のプリフォームを冷却しているが、冷
却ステーションの数及び1度に処理する搬送板の数は適
宜変更できる。
【0127】さらに、戻し部では、戻しレールの取出部
側を持ち上げて受渡し部側に向けて下降傾斜させるよう
にしているが、この下降傾斜状態で固定することも可能
である。
【0128】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るプリフォームの射
出成形装置全体の概略側面図である。
【図2】図1の射出成形部、受渡し部及び加熱部の一部
を示す概略断面図である。
【図3】図2における搬送板の平面図である。
【図4】図1及び図2の加熱部における加熱ステーショ
ンの状態を示す部分拡大断面図である。
【図5】図1の冷却部の状態を示す拡大図である。
【図6】図5の正面図である。
【図7】図5及び図6の冷却ポット及びブローコアの状
態を示す断面図である。
【図8】図7のブローコアの部分拡大図である。
【図9】図1の取出部の正面図である。
【符号の説明】
10 プリフォームの成形装置 14 射出成形部 16 受渡し部 18 加熱部 20 冷却部 22 取出部 24 戻し部 28 射出成形ステーション 30 取出しステーション 34 射出キャビティ型 36 ネックキャビティ型 38 射出コア型 60 ネック型固定板 62 搬送板 64 回転板 136 加熱ポット 138 加熱コア 152 加熱ピース 154 加熱コア固定板 160 冷却ポット 162 ブローコア 166 エア供給ブロック 168 ブローコア固定板 194 天面シール部 196 環状溝部 198 ブローエア導入口
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B29C 71/02 B29C 71/02

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のネックキャビティ型を支持する一
    対の搬送板を着脱可能に取り付けた回転板により前記各
    搬送板のネックキャビティ型を射出成形ステーション及
    び取出ステーションに交互に搬送し、射出成形ステーシ
    ョンで前記ネックキャビティ型に加え射出キャビティ型
    及び射出コア型を用いて熱可塑性樹脂にてプリフォーム
    を射出成形する射出成形部と、 前記プリフォームのネック部を保持した状態で前記取出
    ステーションに搬送された前記ネックキャビティ型を、
    前記搬送板に支持させた状態で前記回転板より取り出
    し、前記プリフォームを保持していない空の前記ネック
    キャビティ型を支持する前記搬送板を前記回転板に受け
    渡す受渡し部と、 前記回転板から取り出された前記搬送板を前記受渡し部
    から受け取り、前記プリフォームのネック部を保持した
    前記ネックキャビティ型を加熱して、前記ネックキャビ
    ティ型内にて前記ネック部を前記熱可塑性樹脂の結晶化
    温度に達するように加熱する加熱部と、 前記ネック部を前記搬送板に支持された前記ネックキャ
    ビティ型より離型して、前記プリフォームを装置外部に
    取り出す取出部と、 前記プリフォームの取り出された空の前記ネックキャビ
    ティ型を前記搬送板に支持させたまま前記受渡し部に戻
    す戻し部と、 を有することを特徴とするプリフォームの成形装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記加熱部は、前記ネックキャビティ型を受け入れて前
    記ネックキャビティ型外面と接触し、前記ネックキャビ
    ティ型を介して前記ネック部の外面を加熱する加熱ポッ
    トと、 前記ネックキャビティ型内より前記ネック部内に挿入さ
    れてネック部内面とは非接触で前記ネック部内面を加熱
    する加熱コアと、 を有することを特徴とするプリフォームの成形装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 前記加熱コアは、前記ネックキャビティ型内面に接触し
    てネックキャビティ型内面を加熱する加熱ピースを有す
    ることを特徴とするプリフォームの成形装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかにおいて、 前記加熱部と前記取出部との間に、前記ネックキャビテ
    ィ型を冷却して前記ネック部を冷却する冷却部が配置さ
    れていることを特徴とするプリフォームの成形装置。
  5. 【請求項5】 請求項4において、 前記冷却部は、前記ネックキャビティ型を受け入れて前
    記ネックキャビティ型外面と接触し、前記ネックキャビ
    ティ型を介して前記ネック部の外面を冷却する冷却ポッ
    トと、 前記ネックキャビティ型内より前記ネック部内に挿入さ
    れて前記ネック部内面に接触し、かつ、ブローエアを供
    給するブローコアと、 を有することを特徴とするプリフォームの成形装置。
  6. 【請求項6】 請求項5において、前記ブローコアは、
    前記ネック部内面と接触する部分の外径が、その接触す
    る部分のネック部の内径よりも大きく形成され、前記ネ
    ック部内に挿入される際に前記ネック部を前記ネックキ
    ャビティ型内面に押し付け可能にされていることを特徴
    とするプリフォームの成形装置。
  7. 【請求項7】 請求項5または6において、 前記ブローコアは、前記ネック部の天面シール部及びこ
    の天面シール部付近の内面と接触する部分と隣接して外
    周に環状溝部を有し、この環状溝部にブローエア導入口
    が臨ませられることを特徴とするプリフォームの成形装
    置。
  8. 【請求項8】 複数のネックキャビティ型を支持する一
    対の搬送板を着脱可能に取り付けた回転板により前記各
    搬送板のネックキャビティ型を射出成形ステーション及
    び取出ステーションに交互に搬送し、射出成形ステーシ
    ョンで前記ネックキャビティ型に加え射出キャビティ型
    及び射出コア型を用いて熱可塑性樹脂にてプリフォーム
    を射出成形する射出成形部と、 前記プリフォームのネック部を保持した状態で前記取出
    ステーションに搬送された前記ネックキャビティ型を、
    前記搬送板に支持させた状態で前記回転板より取り出
    し、前記プリフォームを保持していない空の前記ネック
    キャビティ型を支持する前記搬送板を前記回転板に受け
    渡す受渡し部とを有し、 前記受渡し部は、前記回転板からの前記搬送板の取り出
    し及び前記回転板に対する前記搬送板の受渡しを、前記
    ネックキャビティ型、射出キャビティ型及び射出コア型
    の型締め時に行うことを特徴とするプリフォームの成形
    装置。
  9. 【請求項9】 ネックキャビティ型と、射出キャビティ
    型と、射出コア型とを用いて熱可塑性樹脂にてプリフォ
    ームを射出成形する工程と、 射出成形された前記プリフォームのネック部を前記ネッ
    クキャビティ型で保持したまま、ネックキャビティ型を
    支持する搬送板と共に回転板により取出ステーションに
    搬送する工程と、 前記取出ステーションに搬送された前記ネックキャビテ
    ィ型及び前記搬送板を前記回転板から取り出す工程と、 前記回転板から取り出された前記ネックキャビティ型及
    び前記搬送板を加熱部に搬送する工程と、 前記加熱部に搬送された前記ネックキャビティ型を加熱
    することで、前記ネック部を熱可塑性樹脂の結晶化温度
    に加熱する工程と、 加熱された前記ネックキャビティ型とこのネックキャビ
    ティ型を支持する搬送板を冷却部に搬送する工程と、 前記冷却部に搬送された前記ネックキャビティ型を冷却
    することで、前記ネック部を冷却する工程と、 冷却された前記ネックキャビティ型から前記ネック部を
    離型してプリフォームを装置外部に取り出す工程と、 前記プリフォームの取り出された空の前記ネックキャビ
    ティ型を前記搬送板に支持させたまま前記回転板の前記
    取出ステーション対応位置まで戻す工程と、 空の前記ネックキャビティ型と前記搬送板を前記回転板
    の前記取出ステーションに受け渡す工程と、 を含むことを特徴とするプリフォームの成形方法。
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