JPH11135608A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JPH11135608A
JPH11135608A JP29663297A JP29663297A JPH11135608A JP H11135608 A JPH11135608 A JP H11135608A JP 29663297 A JP29663297 A JP 29663297A JP 29663297 A JP29663297 A JP 29663297A JP H11135608 A JPH11135608 A JP H11135608A
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semiconductor substrate
forming
silicon
film
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Abstract

(57)【要約】 【課題】半導体装置の製造方法に関し、シリコン基板へ
のダメージからくるトランジスタ特性不良の発生また、
その不良を回避するためにはトレンチ形成時にシリコン
基板が素子形成領域側に後退するようになってしまう。 【解決手段】シリコン酸化膜104をマスクとして、異
方性エッチングにより開口された素子分離予定領域の半
導体基板上に一旦、浅い溝106を形成した後、露出し
た半導体基板表面に酸化膜107を形成し、ウェットエ
ッチングによりその酸化膜107を除去する。それによ
り、シリコン酸化膜104を庇状にしてトレンチ形成時
の異方性エッチングによるシリコン基板101へのダメ
ージを素子形成領域から遠ざける。また、庇の量を酸化
膜107の膜厚で制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体装置の製造方
法に関し、特に半導体基板にトレンチを形成することに
より素子分離を行う方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の半導体基板にトレンチを形成する
ことにより素子分離を行う方法においては論文「IEI
CE TRANS.ELECTRON.,VOL.E7
7−C,NO.8 AUGUST 1994 P.138
5〜P.1394」に示されるように半導体基板平面に
対して垂直にトレンチを形成していた。そのため、素子
分離領域に接する素子形成領域端部で結晶性の欠陥が発
生してトランジスタ特性に悪影響を及ぼしていた。
【0003】また、論文「IEDM96 P.829〜
P.832」に示されるように素子分離予定領域を熱酸
化により熱酸化膜を形成した後、酸化膜を除去してトレ
ンチを形成するという方法があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の技
術ではトレンチを形成する際の半導体基板に発生する欠
陥が素子形成領域の半導体基板表面に近いところにでき
る可能性がある。そのため、トランジスタ特性に悪影響
を与えるという課題があった。
【0005】また、素子分離予定領域を熱酸化により熱
酸化膜を形成するため、素子形成領域に酸化膜が形成さ
れ、素子形成領域を狭めるという課題があった。
【0006】そこで、本発明はかかる課題を解決するた
め、トランジスタ特性に悪影響を与えず、素子形成領域
を狭めない素子分離方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、半導体基板上
に第1の酸化膜を形成する工程、前記第1のシリコン酸
化膜上にシリコン窒化膜を堆積する工程、前記シリコン
窒化膜上に第2の酸化膜を堆積する工程、フォトリソグ
ラフィー法により素子分離予定領域を開口する工程、異
方性エッチングにより開口された素子分離予定領域の前
記第2の酸化膜と前記シリコン窒化膜と第1の酸化膜さ
らに半導体基板をエッチングし、半導体基板上に浅い溝
を形成する第1次異方性エッチング処理工程、レジスト
を剥離した後、露出した半導体基板表面に熱酸化により
第3の酸化膜を形成する工程、ウェットエッチングによ
り前記第3の酸化膜を除去する工程、前記第2の酸化膜
をマスクとして異方性エッチングにより露出された半導
体基板をエッチングし、前記浅い溝の側面の半導体基板
はエッチングされないよう溝を深くする工程、露出した
半導体基板表面に熱酸化により第4の酸化膜を形成する
工程、前記溝に第5の酸化膜を埋め込む工程を具備する
ことを特徴とする。
【0008】それから、上記の半導体基板上に形成する
第1の酸化膜あるいは第2の酸化膜をシリコンオキシナ
イトライドにより形成することを特徴とする。
【0009】また、半導体基板上に第1の酸化膜を形成
する工程、前記第1の酸化膜上にシリコン窒化膜を堆積
する工程、前記シリコン窒化膜上に第2の酸化膜を堆積
する工程、フォトリソグラフィー法により素子分離予定
領域を開口する工程、異方性エッチングにより開口され
た素子分離予定領域の前記第2の酸化膜と前記シリコン
窒化膜と第1の酸化膜さらに半導体基板をエッチング
し、半導体基板上に浅い溝を形成する第1次異方性エッ
チング処理工程、レジストを剥離した後、露出した半導
体基板表面に熱酸化により第3の酸化膜を形成する工
程、全面に第4の酸化膜を堆積する工程、異方性エッチ
ングにより開口された素子分離予定領域の半導体基板が
露出するまでエッチングする工程、更に異方性エッチン
グにより露出された半導体基板をエッチングし、前記浅
い溝の側面の半導体基板はエッチングされないよう溝を
深くする第2次異方性エッチング処理工程、ウェットエ
ッチングにより前記第4の酸化膜と前記第3の酸化膜お
よび、前記第2の酸化膜を除去し、素子分離予定領域の
半導体基板を露出させる工程、露出した半導体基板表面
に熱酸化により第5の酸化膜を形成する工程、前記溝に
第6の酸化膜を埋め込む工程を具備することを特徴とす
る。
【0010】それから、上記の半導体基板上に形成する
第1の酸化膜あるいは第2の酸化膜をシリコンオキシナ
イトライドにより形成することを特徴とする。
【0011】さらに、半導体基板上に浅い溝を形成する
第1次異方性エッチング処理工程において、前記浅い溝
は最終的に形成される溝の深さの1/10以上であるこ
とを特徴とする。
【0012】
【作用】上記のように本発明によれば、半導体基板上に
浅い溝を形成する第1次異方性エッチング処理を行う。
このエッチングは溝の深さを浅くするため、半導体基板
に発生する結晶性の欠陥は少ない。次工程の熱酸化によ
り、結晶性の欠陥は回復される。
【0013】そして、トレンチを形成する第2次異方性
エッチング処理は前記浅い溝の側面の半導体基板をエッ
チングしないよう溝を深くするため、エッチングによる
半導体基板に発生する結晶性の欠陥は、素子形成領域の
端部から離れた位置にあるため、トランジスタ特性に与
える悪影響はない。
【0014】また、半導体基板上に浅い溝を形成する第
1次異方性エッチング処理後の熱酸化も結晶性の欠陥は
回復を目的とする工程であるため、酸化量は少なくて良
い。
【0015】したがって、熱酸化による素子形成領域へ
の酸化膜の侵入はほとんどない。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を添付図面の
実施例に基づき以下に詳細に説明する。図中の101、
201、301、401はシリコン基板であり、10
2、104、202、204は、シリコン酸化膜または
シリコンオキシナイトライドであり、103、10
3’、203、203’、303、403、403’
は、シリコン窒化膜であり、105、205、304、
405は、レジストであり、106、108、206、
407は、浅い溝であり、107、110、207、2
10、302、306、402、406は、熱酸化膜で
あり、109、209、305、409は、深い溝であ
り、110、110’、208、208’、211、2
11’、307、307’、404、408、410、
410’は、CVD酸化膜である。
【0017】まず、図1(a)に示すようにシリコン基
板101上にドライ酸化またはウェット酸化により膜厚
100Å〜200Åの熱酸化膜102を形成する。また
は、熱酸化膜102の代わりにCVD法によりシリコン
オキシナイトライド膜102を堆積する。
【0018】それから、膜厚1000Å〜2500Åの
シリコン窒化膜103をCVD法により熱酸化膜102
上に堆積する。
【0019】更に、シリコン窒化膜103上にCVD法
により膜厚1000Å〜2000Åのシリコン酸化膜1
04を堆積する。または、シリコン酸化膜104の代わ
りにCVD法によりシリコンオキシナイトライド膜10
4を堆積する。
【0020】そして、フォトリソグラフィー法により素
子分離予定領域のレジスト105を開口し、エッチング
ガス CHF、CF、Arの混合ガスを0.2〜
0.5Torrの圧力下で素子分離予定領域のシリコン
酸化膜104を選択的に除去する。
【0021】次に図1(b)に示すようにレジスト10
5を剥離した後、シリコン酸化膜104をマスクとして
エッチングガス CHF、CF、Arの混合ガスを
0.4〜1Torrの圧力下で素子分離予定領域のシリ
コン窒化膜103と熱酸化膜102および、シリコン基
板101を300Å〜1000Åの深さに達する浅い溝
106を形成するようにエッチングする。
【0022】ついで、図1(c)に示すように900℃
以上でドライ酸化または800℃以上でウェット酸化に
より膜厚100Å〜200Åの熱酸化膜107を露出し
たシリコン基板表面に形成する。
【0023】本発明によれば、素子分離領域に接する素
子形成領域の端部は熱酸化により、フォトリソグラフィ
ー法により開口されたシリコン酸化膜104または、シ
リコンオキシナイトライド膜104および、シリコン窒
化膜103の端部より、素子形成領域側に位置するよう
になる。
【0024】また、シリコン酸化膜104または、シリ
コンオキシナイトライド膜104および、シリコン窒化
膜103は庇状になり、素子分離領域に張り出してく
る。
【0025】しかし、熱酸化によって形成される熱酸化
膜107は、結晶性の欠陥の回復が目的であるため、酸
化膜厚は少なくてよい。
【0026】したがって、素子形成領域を削る量に値す
る酸化膜厚は少なくできる。
【0027】そして、図1(d)に示すようにフッ酸溶
液により熱酸化膜107をエッチングし、再度素子分離
予定領域のシリコン基板表面を露出させる。
【0028】次に、図1(e)に示すようにシリコン酸
化膜104を再度マスクとしてエッチングガスCH
、CF、Arの混合ガスを0.4〜1Torrの
圧力下で素子分離予定領域のシリコン基板101を30
00Å〜5000Åの深さに達する溝109を形成する
ようにエッチングする。
【0029】本発明によれば、このエッチング時、シリ
コン酸化膜104または、シリコンオキシナイトライド
膜104および、シリコン窒化膜103が庇状に素子分
離領域側に位置する出っ張るようになる。
【0030】そのため、エッチング時のダメージによる
結晶性の欠陥は図1(d)に示される浅い溝108の底
部に発生する。
【0031】したがって、トランジスタ特性に影響を与
えるシリコン基板表面近傍かつ、素子形成領域の端部と
結晶性の欠陥は遠くなるため、トランジスタ特性に影響
を及ぼすことがない。
【0032】ついで、図1(f)に示すように900℃
以上でドライ酸化または800℃以上でウェット酸化に
より膜厚100Å〜200Åの熱酸化膜110を露出し
たシリコン基板表面に形成する。
【0033】それから、図1(g)に示すようにCVD
法によりシリコン酸化膜111を溝109を完全に埋め
込むように堆積する。
【0034】そして、図1(h)に示すようにCMP法
により表面を削り取り、シリコン酸化膜111’とシリ
コン窒化膜103’がシリコン基板に対して水平となる
ように平坦化する。
【0035】それから後は、LOCOS法によるトラン
ジスタの製造方法と同様にシリコン窒化膜103’下の
素子形成領域にトランジスタを形成していく。
【0036】もうひとつの実施例として図2に基づき、
説明する。
【0037】まず、図2(a)に示すようにシリコン基
板201上にドライ酸化またはウェット酸化により膜厚
100Å〜200Åの熱酸化膜202を形成する。また
は、熱酸化膜202の代わりにCVD法によりシリコン
オキシナイトライド膜202を堆積する。
【0038】それから、膜厚1000Å〜2500Åの
シリコン窒化膜203をCVD法により熱酸化膜202
上に堆積する。
【0039】更に、シリコン窒化膜203上にCVD法
により膜厚1000Å〜2000Åのシリコン酸化膜2
04を堆積する。または、シリコン酸化膜204の代わ
りにCVD法によりシリコンオキシナイトライド膜20
4を堆積する。
【0040】そして、フォトリソグラフィー法により素
子分離予定領域のレジスト205を開口し、エッチング
ガスCHF、CF、Arの混合ガスを0.2〜0.
5Torrの圧力下で素子分離予定領域のシリコン酸化
膜204を選択的に除去する。
【0041】次に、図2(b)に示すようにレジスト2
05を剥離した後、シリコン酸化膜204をマスクとし
てエッチングガス CHF、CF、Arの混合ガス
を0.4〜1Torrの圧力下で素子分離予定領域のシ
リコン窒化膜203と熱酸化膜202および、シリコン
基板201を300Å〜1000Åの深さの浅い溝20
6を形成するようにエッチングする。
【0042】ついで、図2(c)に示すように900℃
以上でドライ酸化または、800℃以上でウェット酸化
により膜厚100Å〜200Åの熱酸化膜207を露出
したシリコン基板表面に形成する。
【0043】本発明によれば、素子分離領域に接する素
子形成領域の端部は熱酸化により、フォトリソグラフィ
ー法により開口されたシリコン酸化膜204または、シ
リコンオキシナイトライド膜204および、シリコン窒
化膜203の端部より、素子形成領域側に位置するよう
になる。
【0044】また、シリコン酸化膜204または、シリ
コンオキシナイトライド膜204および、シリコン窒化
膜203は庇状になり、素子分離領域に張り出してく
る。
【0045】しかし、熱酸化によって形成される熱酸化
膜207は、結晶性の欠陥の回復が目的であるため、酸
化膜厚は少なくてよい。
【0046】したがって、素子形成領域を削る量に値す
る酸化膜厚は少なくできる。
【0047】そして、図2(d)に示すようにCVD法
によりシリコン酸化膜208を堆積する。
【0048】次に、図2(e)に示すようにエッチング
ガス CHF、CF、Arの混合ガスを0.2〜
0.5Torrの圧力下で素子分離予定領域のシリコン
基板が露出するまでシリコン酸化膜208をエッチング
する。結果的に素子分離予定領域に内側にシリコン酸化
膜の側壁ができる。
【0049】さらに、シリコン酸化膜208’をマスク
としてエッチングガス CHF、CF、Arの混合
ガスを0.4〜1Torrの圧力下で素子分離予定領域
のシリコン基板201を3000Å〜5000Åの深さ
に達する溝209を形成するようにエッチングする。
【0050】本発明によれば、このエッチング時、シリ
コン酸化膜204または、シリコンオキシナイトライド
膜204および、シリコン窒化膜203が庇状に素子分
離領域側に位置する出っ張るようになる。
【0051】そのため、エッチング時のダメージによる
結晶性の欠陥は図2(c)に示されるシリコン基板の浅
い溝の底部に発生する。
【0052】したがって、トランジスタ特性に影響を与
えるシリコン基板表面近傍かつ、素子形成領域の端部と
結晶性の欠陥は遠くなるため、トランジスタ特性に影響
を及ぼすことがない。
【0053】ついで、図2(f)に示すように一旦、フ
ッ酸溶液によりシリコン酸化膜208、208’をエッ
チングし、再度素子分離予定領域のシリコン基板表面を
露出させる。
【0054】それから、900℃以上でドライ酸化また
は800℃以上でウェット酸化により膜厚100Å〜2
00Åの熱酸化膜210を露出したシリコン基板表面に
形成する。
【0055】つづいて、図2(g)に示すようにCVD
法によりシリコン酸化膜211を溝209を完全に埋め
込むように堆積する。
【0056】そして、図2(h)に示すようにCMP法
により表面を削り取り、シリコン酸化膜211’とシリ
コン窒化膜203’がシリコン基板に対して水平となる
ように平坦化する。
【0057】それから後は、LOCOS法によるトラン
ジスタの製造方法と同様にシリコン窒化膜203’下の
素子形成領域にトランジスタを形成していく。
【0058】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、トレン
チを形成する際のマスクとしてのシリコン酸化膜また
は、シリコンオキシナイトライド膜および、シリコン窒
化膜が庇状に素子分離領域側に出っ張り、エッチング時
のダメージを防ぐことができる。
【0059】したがって、トランジスタ特性に影響を与
えるシリコン基板表面近傍かつ、素子形成領域の端部と
結晶性の欠陥は遠くなるため、トランジスタ特性に影響
を及ぼすことがないという効果を有する。
【0060】また、その庇は熱酸化によって形成される
熱酸化膜の膜厚の量で制御でき、素子形成領域が狭くな
ることを軽減できるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の半導体装置の製造方法を工程に従って
示した断面図。
【図2】本発明の半導体装置の製造方法を工程に従って
示した断面図。
【図3】従来の半導体装置の製造方法を工程に従って示
した断面図。
【図4】従来の半導体装置の製造方法を工程に従って示
した断面図。
【符号の説明】
101,201,301,401・・・シリコン基板 102,104,202,204・・・シリコン酸化膜
またはシリコンオキシナイトライド 103,103’,203,203’,303,40
3,403’・・・シリコン窒化膜 105,205,304,405・・・レジスト 106,108,206,407・・・浅い溝 107,110,207,210,302,306,4
02,406・・・熱酸化膜 109,209,305,409・・・深い溝 110,110’,208,208’,211,21
1’,307,307’,404,408,410,4
10’・・・CVD酸化膜

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体基板上に第1の酸化膜を形成する工
    程、前記第1のシリコン酸化膜上にシリコン窒化膜を堆
    積する工程、前記シリコン窒化膜上に第2の酸化膜を堆
    積する工程、フォトリソグラフィー法により素子分離予
    定領域を開口する工程、異方性エッチングにより開口さ
    れた素子分離予定領域の前記第2の酸化膜と前記シリコ
    ン窒化膜と第1の酸化膜さらに半導体基板をエッチング
    し、半導体基板上に浅い溝を形成する第1次異方性エッ
    チング処理工程、レジストを剥離した後、露出した半導
    体基板表面に熱酸化により第3の酸化膜を形成する工
    程、ウェットエッチングにより前記第3の酸化膜を除去
    する工程、前記第2の酸化膜をマスクとして異方性エッ
    チングにより露出された半導体基板をエッチングし、前
    記浅い溝の側面の半導体基板はエッチングされないよう
    溝を深くする工程、露出した半導体基板表面に熱酸化に
    より第4の酸化膜を形成する工程、前記溝に第5の酸化
    膜を埋め込む工程を具備することを特徴とする半導体装
    置の製造方法。
  2. 【請求項2】半導体基板上に形成する第1の酸化膜をシ
    リコンオキシナイトライドにより形成することを特徴と
    する請求項1記載の半導体装置の製造方法。
  3. 【請求項3】半導体基板上に形成する第2の酸化膜をシ
    リコンオキシナイトライドにより形成することを特徴と
    する請求項1記載の半導体装置の製造方法。
  4. 【請求項4】半導体基板上に浅い溝を形成する第1次異
    方性エッチング処理工程において、前記浅い溝は最終的
    に形成される溝の深さの1/10以上であることを特徴
    とする請求項1記載の半導体装置の製造方法。
  5. 【請求項5】半導体基板上に第1の酸化膜を形成する工
    程、前記第1の酸化膜上にシリコン窒化膜を堆積する工
    程、前記シリコン窒化膜上に第2の酸化膜を堆積する工
    程、フォトリソグラフィー法により素子分離予定領域を
    開口する工程、異方性エッチングにより開口された素子
    分離予定領域の前記第2の酸化膜と前記シリコン窒化膜
    と第1の酸化膜さらに半導体基板をエッチングし、半導
    体基板上に浅い溝を形成する第1次異方性エッチング処
    理工程、レジストを剥離した後、露出した半導体基板表
    面に熱酸化により第3の酸化膜を形成する工程、全面に
    第4の酸化膜を堆積する工程、異方性エッチングにより
    開口された素子分離予定領域の半導体基板が露出するま
    でエッチングする工程、更に異方性エッチングにより露
    出された半導体基板をエッチングし、前記浅い溝の側面
    の半導体基板はエッチングされないよう溝を深くする第
    2次異方性エッチング処理工程、ウェットエッチングに
    より前記第4の酸化膜と前記第3の酸化膜および、前記
    第2の酸化膜を除去し、素子分離予定領域の半導体基板
    を露出させる工程、露出した半導体基板表面に熱酸化に
    より第5の酸化膜を形成する工程、前記溝に第6の酸化
    膜を埋め込む工程を具備することを特徴とする半導体装
    置の製造方法。
  6. 【請求項6】半導体基板上に形成する第1の酸化膜をシ
    リコンオキシナイトライドにより形成することを特徴と
    する請求項5記載の半導体装置の製造方法。
  7. 【請求項7】半導体基板上に形成する第2の酸化膜をシ
    リコンオキシナイトライドにより形成することを特徴と
    する請求項5記載の半導体装置の製造方法。
  8. 【請求項8】半導体基板上に浅い溝を形成する第1次異
    方性エッチング処理工程において、前記浅い溝は最終的
    に形成される溝の深さの1/10以上であることを特徴
    とする請求項5記載の半導体装置の製造方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20030043601A (ko) * 2001-11-28 2003-06-02 미쓰비시덴키 가부시키가이샤 반도체 장치의 제조 방법
CN105244278A (zh) * 2014-07-08 2016-01-13 中芯国际集成电路制造(上海)有限公司 Pmos晶体管的形成方法
CN106241731A (zh) * 2016-08-25 2016-12-21 华东光电集成器件研究所 一种平板电容mems器件电容间隙的控制制备方法

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