JPH11134780A - ディスク装置 - Google Patents

ディスク装置

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Publication number
JPH11134780A
JPH11134780A JP30055297A JP30055297A JPH11134780A JP H11134780 A JPH11134780 A JP H11134780A JP 30055297 A JP30055297 A JP 30055297A JP 30055297 A JP30055297 A JP 30055297A JP H11134780 A JPH11134780 A JP H11134780A
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JP
Japan
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disk
reflected light
control means
threshold value
time
Prior art date
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Pending
Application number
JP30055297A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichi Oe
愼一 大江
Kazuhiko Ito
和彦 伊藤
Satoru Adachi
哲 安達
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Sanyo Electric Co Ltd
Tottori Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディスクの種類(CD又はDVD等)を正確
に判別でき、かつ真のディスク情報を読取る迄の立上り
時間の早いディスク装置を提供する。 【解決手段】 光ビームの焦点11をディスク12の表
面に対し上下方向に移動させる駆動手段8と、ディスク
12の反射光19を検出する検出手段15と、制御手段
24を備え、制御手段24は焦点11を所定の速さで移
動させ、ディスク12の表面の反射光19を検出する時
点からディスク12の記録面の反射光19を検出する時
点までの時間間隔を測定し、時間間隔によりディスク1
2の種類を判別する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はディスク装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の装置は例えば特開平9−
106617号公報に示されている。この公報による
と、CD(Compact Disk)とDVD(Di
gital Video Disk)を1台の再生装置
で再生する事が提案されている。そして光ビームの焦点
をディスクの記録面に合わせ、記録面からの反射光によ
るフォーカスエラー信号の絶対値を測定している。絶対
値がしきい値より大きければディスクがDVDと判定
し、絶対値が小さければCDと判定している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしこの装置では、
ディスクの面振れや回転速度のばらつきによりフォーカ
スエラー信号がばらつく。そのためCDをセットしてい
てもDVDと判定されたり、ディスクの種類の判別が不
正確である第1の欠点がある。これを解決するために本
発明者は、最初にCD用レーザにより光ビームを照射し
フォーカスしディスク情報を読取り、データがおかしけ
ればDVD用レーザに切換え、フォーカスしディスク情
報を読取る試行錯誤の構成とした。この様に真のディス
ク情報を読取る迄の立上り時間が長くかかる第2の欠点
がある。
【0004】故に本発明はこの様な従来の欠点を考慮し
て、ディスクの種類(CD又はDVD等)を正確に判別
でき、かつ真のディスク情報を読取る迄の立上り時間の
早いディスク装置を提供する。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決するために、光ビームの焦点をディスク面に対し上下
方向に移動させる駆動手段と、ディスクからの反射光を
検出する検出手段と、制御手段を備え、制御手段は焦点
を所定の速さで移動させ、ディスク表面の反射光を検出
する時点からディスクの記録面の反射光を検出する時点
までの時間間隔を測定し、時間間隔によりディスクの種
類を判別するものである。
【0006】望ましくは、制御手段は、ディスクに形成
された複数の記録面からの反射光を検出する各時点間の
時間間隔を測定し、時間間隔によりディスクの種類を判
別するものである。
【0007】望ましくは、制御手段は、ディスクに形成
された複数の記録面からの反射光が変化する回数を測定
し、回数によりディスクの種類を判別するものである。
【0008】望ましくは、制御手段は、検出手段が検出
する反射光量の一部又は総和又はフォーカスエラー信号
を各々のしきい値と比較し、又は反射光量の総和とその
しきい値を比較しつつフォーカスエラー信号とそのしき
い値を比較し、判定するものである。
【0009】望ましくは、ディスクの表面に於けるしき
い値と、ディスクに形成された記録面に於けるしきい値
を異ならせるものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態に係る
ディスク装置を図1のブロック図に従い説明する。図1
に於て、照射手段1は例えばDVD用レーザ素子2と、
ハーフミラー3と、コリメータレンズ4と、光ビームス
プリッタ5と、反射ミラー6と、CD用レーザ素子7等
から構成されている。DVD用レーザ素子2は例えば6
50nmのレーザ光を放射し、CD用レーザ素子7は例
えば780nmのレーザ光を放射する。
【0011】駆動手段8は対物レンズ9とフォーカス駆
動回路10等から構成され、フォーカス駆動回路10は
電磁コイル等により構成されている。この様にフォーカ
ス駆動回路10に印加する電圧を変化させる事により、
対物レンズ9を上下方向の任意の位置に保持する様に構
成されている。即ち、駆動手段8は光ビームの焦点11
をディスク12の表面に対し上下方向に移動させる事が
出来る。
【0012】モータ13は例えばスピンドルモータから
成り、ディスク12を回転させ、モータ駆動回路14は
モータ13に所定の電圧を供給するものである。検出手
段15は集光レンズ16と受光素子17等から構成され
る。照射手段1が照射する光ビーム18はディスク12
で反射され反射光19となり、反射光19は反射ミラー
6で反射され、光ビームスプリッタ5で分離され、集光
レンズ16で集光され受光素子17に入射する。図3に
示す様に、受光素子17の表面は例えば6個の受光面
A、B、C、D、E、Fに分割されている。
【0013】6個の受光面は各々プリアンプ部18aに
接続されている。プリアンプ部18aは6個の受光面で
各々発生した受光電流を各々の電圧に変換し、次の通
り、各電圧を組合せた電圧に変換し出力する。FE=
(A+C)−(B+D),SUM=A+B+C+D,T
E=E−F, 但しFEはフォーカスエラー信号、SU
Mは和信号、TEはトラッキングエラー信号である。ま
たRF(再生データ)は4個の受光面A、B、C、Dで
発生した受光電流を各々電圧に変換したものの総和をフ
ィルタ(バンドパス)に通したもので、SUMとは周波
数特性が異なる。この様に、検出手段15はディスク1
2からの反射光19を検出する。
【0014】フォーカスサーボ回路20は例えば、減算
回路と、サーボループの位相補償回路と、スイッチ回路
と、駆動回路等から成る。フォーカスサーボ回路20は
FEの入力に応じて、対物レンズ9を上下方向に駆動す
る事により、ディスクの面振れに対し、対物レンズ9と
ディスク12の記録面との適正距離を維持するものであ
る。
【0015】トラッキング回路21は例えば、位相補償
回路と、スイッチ回路と、駆動回路等から成る。トラッ
キング回路21はTEの入力に応じて、トラッキングア
クチュエータ(図示すせず)を駆動し、対物レンズ9を
ディスク12の半径方向に位置制御し、光ビームのトラ
ック追従制御するものである。この様に、フォーカスサ
ーボ回路20とトラッキング回路21から成るサーボ処
理部22には、プリアンプ部18aからFEとTEが入
力する。フォーカスサーボ回路20はフォーカス駆動回
路10へフォーカス制御信号を出力する。
【0016】データ処理部23は例えば、AD変換器
と、復調器と、モータサーボ回路等から成る。プリアン
プ部18aから出力されたRFはデータ処理部23に入
力される。制御手段24から出力されたモータオン信号
とデータ処理設定信号はデータ処理部23へ入力する。
データ処理部23の出力端子はインターフェイス回路を
介してホストコンピュータ(共に図示せず)に接続さ
れ、データ処理部23の他の出力端子はモータ駆動回路
14に接続されている。
【0017】データ処理部23にRFとデータ処理設定
信号が入力すると、データ処理部23はRFをディジタ
ル化し復調し、ホストコンピュータに再生信号を出力す
る。モータサーボ回路は例えばCLV方式を採用してお
り、CDの場合は、ディスク12の線速度が1.25m
/秒になる様に、モータ制御信号を出力する。
【0018】制御手段24は例えばCPU(中央演算処
理部)から成り、記憶手段ROMとRAM(共に図示せ
ず)に接続されている。ROMは本装置のプログラムを
記憶しており、RAMはRFを待機させる時のデータ格
納用である。ホストコンピュータは、装置を始動させる
ためのスタート信号をデータ処理部23を介して制御手
段24へ出力する。制御手段24はサーボ処理部22へ
サーボ設定信号を出力する。プリアンプ部18aはAD
変換器25へFEとSUMを出力し、ディジタル化され
たFEとSUMは制御手段24へ入力される。
【0019】レーザ制御回路26はDVD用レーザ素子
2とCD用レーザ素子7の各出力を制御するものであ
る。制御手段24がレーザ制御回路26へレーザ切換信
号を出力すると、レーザ制御回路26はDVDレーザ素
子2へ所定電圧を出力する。レーザ切換信号がLoの場
合、制御手段24はレーザ制御回路26へオン信号を出
力し、CD用レーザ素子7に所定電圧が印加され、CD
用レーザ素子7はレーザ光の放射を開始する。このレー
ザ光の放射により、光ビーム18はディスク12で反射
され、反射光19は受光素子17で受光され、その受光
電流はプリアンプ部18aで電圧に変換され、モニター
信号として、レーザ制御回路26へ入力される。レーザ
制御回路26はモニター信号が一定となるべく、CD用
レーザ素子7への出力を制御する。上述の部品によりデ
ィスク装置27は構成されている。
【0020】次に、ディスク装置27に於て、ディスク
と光ビームの関係を図2に従い説明する。図2(a)に
於て、ディスクとしてのCD(12a)の表面28aか
ら記録面29aまでの距離は1.2mmである。図2
(b)に於て、1層型DVD(12b)の表面28bか
ら記録面29bまでの距離は0.6mmであり、記録面
29bから他の表面30bまでの距離は0.6mmであ
る。図2(c)に於て、2層型DVD(12c)の表面
28cから第1記録面29cまでの距離は0.6mmで
あり、第1記録面29cから第2記録面29dまでの距
離は50μmであり第2記録面29dから他の表面30
cまでの距離は0.6mmである。
【0021】次に、ディスク装置27に2層型DVD
(12c)を搭載した時の動作を、図1と図4に従い説
明する。図4(a)はフォーカス駆動回路10の電磁コ
イルへの印加電圧を説明する図面であり、横軸は経過時
間、縦軸は印加電圧である。図4(b)はSUM(4個
の受光面に於ける和信号)の波形図、図4(c)はFE
(フォーカスエラー信号)の波形図、図4(d)と図4
(e)は制御手段24が出力するタイマーの波形図であ
る。
【0022】まず図4(a)のA1時点に於て、ホスト
コンピュータがスタート信号を出力する。スタート信号
はデータ処理部23を介して制御手段24へ入力され
る。制御手段24はレーザ制御回路26へ、Loのレー
ザ切換信号およびオン信号を出力し、レーザ制御回路2
6はCD用レーザ素子7を出力させ、CD用レーザ素子
7はレーザ光の放射を開始する。
【0023】そして所定時間が経過し図4(a)のA2
時点に於て、制御手段24はデータ処理部23へモータ
オン信号を出力する。データ処理部23はモータ駆動回
路14へモータ制御信号を出力し、モータ13は回転を
開始する。次にフォーカスサーボ回路20はフォーカス
駆動回路10へ一定速度で減少する信号を出力する。そ
の結果、対物レンズ9が下降し、最下点A3に到る。
【0024】最下点A3に於て、サーチが開始する。即
ち、反射光19が対物リンズ9を通り、反射ミラー6で
反射され、光ビームスプリッタ5で分離され、集光レン
ズ16を通り、受光素子17に入射する。そして受光電
流はプリアンプ部18aで電圧に変換され、SUMとF
Eが出力される。SUMとFEはAD変換器25を介し
て制御手段24へ入力され、判定される。
【0025】最下点A3に於て、制御手段24はフォー
カスサーボ回路20へ制御信号を出力し、その制御信号
に従い、フォーカスサーボ回路20はフォーカス駆動回
路10へ一定速度で増加する信号を出力する。その結
果、光ビームの焦点11は一定の速さで上昇する。
【0026】次にA4時点に於て、光ビームの焦点11
が2層型DVD(12c)の表面28cに達すると(図
2(c)の破線を参照)、SUMとFEの各波形は変化
し、制御手段24はA4時点を測定する(2層型DVD
(12c)の表面28cからの反射光19の変化を測定
する)。
【0027】具体的には、SUMはA4時点の近傍に於
て、小さい凸型波形を示す。FEはA4時点の近傍に於
て、小さく変化する波形を示す。SUMの値がしきい値
V1以上になる期間(A5)であり、かつFEのピーク
値からFE値までの値がしきい値V2に達したA4時点
が表面28cである、と制御手段24は判定する。制御
手段24はA4時点に於て、内蔵するタイマーをスター
トさせる(図4(d)参照)。
【0028】更に、光ビームの焦点11を上昇させる
と、A6時点に於て、焦点11は2層型DVD(12
c)の第1記録面29cに達する。この時、SUMとF
Eの各波形は変化し、制御手段24はA6時点を測定す
る(第1記録面29cからの反射光19の変化を測定す
る)。
【0029】具体的には、SUMの値がしきい値V3以
上となる期間(A7)であり、かつFEがピーク値を過
ぎて、しきい値V4(=0)に達した時点(ゼロクロス
点)A6が第1記録面29cである、と制御手段24が
判定する。制御手段24はA6時点に於て、内蔵するタ
イマーをオフする(図4(e)参照)。
【0030】この様にして制御手段24は、タイマー始
動からタイマー停止までの時間間隔T1を測定する。即
ち制御手段24は、表面28cからの反射光19が変化
する時点(A4)から、第1記録面29cからの反射光
19が変化する時点(A6)までの時間間隔T1を測定
する。制御手段24は、光ビームの焦点11が移動する
速さに時間間隔T1を乗じる事により表面28cから第
1記録面29cまでの距離が0.6mmであると判定す
る。その結果、制御手段24は搭載されたディスクの種
類がDVDであると判別する。
【0031】上述の様に、表面28c近傍ではSUMの
変化は小さいので、しきい値V1を小さくし、第1記録
面29cの近傍ではSUMの変化は大きいので、しきい
値V3を大きくする。この様に、変化量に合せたしきい
値を設定するので、変化する時点をより正確に測定出来
る。また、FEについても、表面28c近傍でのしきい
値V2と、第1記録面29近傍でのしきい値V4を異な
らせる事により、変化量に合せたしきい値を設定し、変
化する時点をより正確に測定出来る。
【0032】また、制御手段24は、反射光19の受光
電流の総和に基づくSUMとそのしきい値を比較しつ
つ、かつFE(フォーカスエラー信号)とそのしきい値
を比較し、表面28c又は第1記録面29cであると判
定する。この様に、SUMとFEの両信号により判定し
ているので、その精度は高い。なお本発明は上記例に限
定されず、反射光19の受光電流の一部、又は総和(S
UM)、又はフォーカスエラー信号(FE)単独で、表
面28c又は第1記録面29cの位置判定を行っても良
い。
【0033】更に焦点11を上昇させると、A8時点に
於て、焦点11は第2記録面29dに達する。SUMの
値がしきい値V3以上となる期間であり、かつFEがピ
ーク値を過ぎて、しきい値V4(=0)に達したA8時
点が第2記録面29dであると制御手段24は判定す
る。即ち、制御手段24は第1記録面29cを測定した
後に、記録面からの反射光19が変化する回数が1回で
ある(即ち第2記録面29dが存在する)事を測定し、
搭載しているディスクが2層型DVD(12c)である
と判別する。
【0034】また上記説明に於て、A8時点で制御手段
24は反射光19が変化する回数が0回(即ち第2記録
面29dが存在しない)である事を測定するならば、制
御手段24はディスクが1層型DVD(12b)である
と判別する。
【0035】更に上述とは別の手段として、第1記録面
29cを測定したA6時点に於て、制御手段24は別の
タイマーを始動し、第2記録面29dを測定したA8時
点に於て、制御手段24はこのタイマーを終了する。制
御手段24はA6時点からA8時点までの時間間隔T2
に、焦点11が移動する速さを乗じる事により、第1記
録面29cから第2記録面29dまでの距離50μmを
求め、2層型DVD(12c)であると判別する。
【0036】A8時点以降に制御手段24はサーボ処理
部22へ、2層型DVD(12c)に対応した各サーボ
係数(フォーカスおよびトラッキングに於けるゲインや
位相の周波数特性)を出力する。それと同時に制御手段
24はデータ処理部23へ、デコーダ処理やCLV制御
に必要な設定信号を出力する。また制御手段24はレー
ザ制御回路26へ、レーザ切換信号を出力する事によ
り、CD用レーザ素子7は出力を停止し、DVD用レー
ザ素子2は出力を開始する。
【0037】A9時点に達すると、対物レンズ9は再び
下降し、A10時点に達すると、制御手段24は焦点1
1が第2記録面29dに一致している事を測定し、フォ
ーカスジャンプ(50μm下降し)、焦点11が第1記
録面29cに一致する(A11時点)。A11時点に達
すると、フォーカスサーボ回路20がフォーカス駆動回
路10を制御する(フォーカスイン)。
【0038】プリアンプ部18aはRF(再生データ)
をデータ処理部23へ出力し、データ処理部23はRF
を再生信号にディジタル化し、その再生信号をホストコ
ンピュータへ出力する。
【0039】次に、ディスク装置27にCD(12a)
を搭載した時の動作を、図1と図5に従い説明する。図
5(a)はフォーカス駆動回路10の電磁コイルへの印
加電圧を説明する図面であり、図5(b)はSUMの波
形図、図5(c)はFEの波形図、図5(d)と図5
(e)は制御手段24が出力するタイマーの波形図であ
る。
【0040】まずB1時点に於て、ホストコンピュータ
がデータ処理部23を介して制御手段24へスタート信
号を出力し、CD用レーザ素子7は放射を開始する。B
2時点に於て、モータ13は回転を開始し、対物レンズ
9は下降し、最下点B3に到り、サーチを開始する。
【0041】最下点B3に於て、対物レンズ9による焦
点11は一定の速さで上昇する。B4時点に於て、SU
Mの値がしきい値V1以上となる期間であり、かつFE
のピーク値からFE値までの値がしきい値V2に達した
B4時点が表面28aである、と制御手段24は判定す
る。制御手段24はB4時点でタイマーをスタートさせ
る。
【0042】更に焦点11を上昇させると、B5の時点
で、SUMがしきい値V3以上となる期間であり、かつ
FEがピークを過ぎて、しきい値V4(=0)に達した
時点B5が記録面29aである、と制御手段24は判定
し、タイマーをオフする。
【0043】この様に制御手段24は、タイマー始動か
らタイマー停止までの時間間隔T3を測定する。制御手
段24は焦点11が移動する速さに、時間間隔T3を乗
じる事により、表面28aから記録面29aまでの距離
が1.2mmであると判定する。その結果、制御手段2
4は搭載されているディスクの種類がCDであると判別
する。
【0044】
【発明の効果】上述の様に本発明では、制御手段は焦点
を所定の速さで移動させ、制御手段はディスク表面で反
射光が変化する時点を測定する。そして制御手段は記録
面で反射光が変化する時点を測定し、両時点間の時間間
隔を測定し、その時間間隔によりディスク表面から記録
面までの距離を算出する。この様に反射光が変化する時
点の間隔を測定するので、従来の様に装置によるばらつ
きが少なく、正確にディスクの種類を判別出来る。
【0045】また本発明は焦点を上下方向に移動してい
る時、表面の位置と記録面の位置を測定しディスクの判
別をするので、従来の様に試行錯誤の測定をしないか
ら、読取るまでの立上り時間が早い。
【0046】本発明は望ましくは、制御手段はディスク
に形成された複数の記録面からの反射光を検出する各時
点間の時間間隔を測定する。時間間隔により記録面同士
の距離を算出するので、正確にディスクの種類を判別出
来る。
【0047】本発明は望ましくは、複数の記録面からの
反射光が変化する回数を測定し、その回数により容易に
ディスクの種類を判別出来る。
【0048】本発明は望ましくは、制御手段は、反射光
量の総和に基づく和信号とそのしきい値を比較しつつ、
フォーカスエラー信号とそのしきい値を比較する。この
様に両信号によりディスクの表面又は記録面に於ける反
射光の変化を測定するので、測定精度が高まり、ディス
ク判別が正確となる。また制御手段は、反射光量の一部
又は総和又はフォーカスエラー信号を各々のしきい値と
比較する。この様に1種類の信号により、ディスクの表
面又は記録面に於ける反射光の変化を測定できるので、
信号の制御が容易となる。
【0049】また、ディスクの表面と記録面では反射光
の変化量が異なるが、望ましくは、ディスクの表面に於
けるしきい値と記録面に於けるしきい値を異ならせる事
により変化する時点をより正確に測定出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るディスク装置のブロ
ック図である。
【図2】上記ディスク装置が発生する光ビームと各ディ
スクの関係を示す図面である。
【図3】上記ディスク装置に用いられる受光素子の平面
図である。
【図4】上記ディスク装置に、2層型DVDが搭載され
た時の動作を説明する図面である。
【図5】上記ディスク装置にCDが搭載された時の動作
を説明する図面である。
【符号の説明】 8 駆動手段 11 焦点 12 ディスク 15 検出手段 24 制御手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 安達 哲 鳥取県鳥取市南吉方3丁目201番地 鳥取 三洋電機株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ビームの焦点をディスク面に対し上下
    方向に移動させる駆動手段と、前記ディスクからの反射
    光を検出する検出手段と、制御手段を備え、該制御手段
    は前記焦点を所定の速さで移動させ、前記ディスク表面
    の反射光を検出する時点から前記ディスクの記録面の反
    射光を検出する時点までの時間間隔を測定し、該時間間
    隔により前記ディスクの種類を判別する事を特徴とする
    ディスク装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記ディスクに形成さ
    れた複数の記録面からの反射光を検出する各時点間の時
    間間隔を測定し、該時間間隔により前記ディスクの種類
    を判別する事を特徴とする請求項1のディスク装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記ディスクに形成さ
    れた複数の記録面からの反射光が変化する回数を測定
    し、該回数により前記ディスクの種類を判別する事を特
    徴とする請求項1のディスク装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、前記検出手段が検出す
    る反射光量の一部又は総和又はフォーカスエラー信号を
    各々のしきい値と比較し、又は反射光量の総和とそのし
    きい値を比較しつつフォーカスエラー信号とそのしきい
    値を比較し、判定する事を特徴とする請求項1のディス
    ク装置。
  5. 【請求項5】 前記ディスクの表面に於けるしきい値
    と、前記ディスクに形成された前記記録面に於けるしき
    い値を異ならせる事を特徴とする請求項4のディスク装
    置。
JP30055297A 1997-10-31 1997-10-31 ディスク装置 Pending JPH11134780A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100574936B1 (ko) * 2002-08-08 2006-04-28 삼성전자주식회사 디스크 판별 방법 및 그 장치
JP2009151843A (ja) * 2007-12-19 2009-07-09 Funai Electric Co Ltd 光ディスクの判別方法及び光ディスク装置

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